JP3976373B2 - 空気入りタイヤの製造方法 - Google Patents

空気入りタイヤの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3976373B2
JP3976373B2 JP18046097A JP18046097A JP3976373B2 JP 3976373 B2 JP3976373 B2 JP 3976373B2 JP 18046097 A JP18046097 A JP 18046097A JP 18046097 A JP18046097 A JP 18046097A JP 3976373 B2 JP3976373 B2 JP 3976373B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
belt
parallel
drum
center
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP18046097A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1111113A (ja
Inventor
英治 峯木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP18046097A priority Critical patent/JP3976373B2/ja
Publication of JPH1111113A publication Critical patent/JPH1111113A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3976373B2 publication Critical patent/JP3976373B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Tyre Moulding (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、波状のコードが埋設されたベルトプライを有する空気入りタイヤの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、空気入りタイヤは、例えば円筒状をした成形ドラムの外周にカーカスプライを少なくとも1枚巻き付けた後、ビードをセットして折返すことで円筒状のグリーンケースを成形するとともに、円筒状をしたバンド成形ドラムの外周に複数枚のベルトプライを巻き付けた後、該ベルトプライの半径方向外側にトレッドを巻き付けてBT(ベルト・トレッド)バンドを成形し、次に、前記グリーンケースを断面略半円状に膨出させながら該グリーンケースの半径方向外側に前記BTバンドを嵌合して貼付けることでグリーンタイヤを成形し、その後、該グリーンタイヤを加硫装置により加硫することで成形している。そして、このような成形は前記ベルトプライに、周方向と実質上平行になるよう配列されるとともに波状に折れ曲がったコードが内部に埋設されている平行ベルトプライを含む場合も同様に行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そして、前述したような平行ベルトプライを含む空気入りタイヤにあっても、円筒状をしたバンド成形ドラムの外周に平行ベルトプライを含むベルトプライを巻き付けることで円筒状をしたベルト層を成形しているが、このようなベルト層はグリーンタイヤの加硫時に幅方向中央部が幅方向両端部より半径方向外側に突出するよう変形、通常は一定の曲率半径で湾曲するよう変形するため、加硫の途中で前記平行ベルトプライの幅方向中央部に埋設されている波状コードは幅方向両端部に埋設されている波状コードより大きく周方向に引き伸ばされる。この結果、加硫後の空気入りタイヤにおいては、平行ベルトプライ内の波状コードの波長が幅方向中央から幅方向両端に向かうに従い徐々に短くなるとともに振幅が徐々に大きくなり、これにより、ベルト端での周方向剛性、即ちたが締め効果が弱くなってベルト端セパレーションを効果的に抑制することができなくなるという問題点がある。
【0004】
この発明は、ベルト端部での周方向剛性、即ちたが締め効果を高めることでベルト耐久性を向上させた空気入りタイヤを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような目的はタイヤ赤道面に対して傾斜したコードが内部に埋設されている傾斜ベルトプライ、および、波状に折れ曲がったコードが内部に埋設されている平行ベルトプライが外周に巻き付けられるとともに、半径が軸方向中央から軸方向両外側に向かうに従い小径となっていることで太鼓状をし、その軸方向中央と該軸方向中央から平行ベルトプライの 1/2幅だけ軸方向両外側に離れた位置とにおける半径差が、該平行ベルトプライを有する加硫済み空気入りタイヤの平行ベルトプライの幅方向中央と幅方向両端とにおける半径差以上であるタイヤ成形用ドラムを準備する工程と、前記太鼓状をしたドラムの外周に傾斜ベルトプライおよび平行ベルトプライを複数枚巻き付けることにより、前記平行ベルトプライ内のコードを周方向と実質上平行になるよう配列させながらベルト層を構成し、その後、該ベルト層の半径方向外側にトレッドを巻き付けて空気入りタイヤのバンドを成形する工程と、グリーンケースを膨出させながらその半径方向外側に前記空気入りタイヤのバンドを嵌合して貼付けグリーンタイヤを成形する工程と、該グリーンタイヤを加硫して空気入りタイヤを製造する工程とを備えることにより達成することができる。
【0006】
前述のようにグリーンタイヤを加硫すると、平行ベルトプライはその幅方向中央部が周方向に大きく引き伸ばされるため、加硫済みの空気入りタイヤとなったときには、該平行ベルトプライの幅方向中央部に埋設されている波状のコードの振幅aを波長λで除した値Bはグリーンタイヤ時における値よりかなり小さくなって周方向剛性、即ちたが締め効果が高くなる。このため、この発明においては、加硫済み空気入りタイヤにおける平行ベルトプライの幅方向両端部におけるa/λの値Aを前述した幅方向中央部におけるa/λの値B以下、即ち値Bと同一あるいは値B未満とし、これにより、該平行ベルトプライの幅方向両端部における周方向剛性、即ちたが締め効果を前記幅方向中央部における周方向剛性以上に高め、ベルト端セパレーションを効果的に抑制するようにしたのである。
【0007】
ここで、前述したグリーンタイヤを成形するためには、ドラムの外周に平行ベルトプライを含む複数枚のベルトプライを巻き付けてベルト層を構成した後、該ベルト層の半径方向外側にトレッドを巻き付けることで、これらベルト層、トレッドからなるバンドを成形する必要があるが、このようなバンドを成形するドラムの半径を軸方向中央から軸方向両外側に向かうに従い小径とすることで該ドラムを太鼓状とするとともに、該ドラムの軸方向中央と該軸方向中央から平行ベルトプライの 1/2幅だけ軸方向両外側に離れた位置とにおける半径差を、該平行ベルトプライを有する加硫済み空気入りタイヤの平行ベルトプライの幅方向中央と幅方向両端とにおける半径差以上とすれば、前記バンドの加硫時における拡径量は平行ベルトプライの幅方向中央部と幅方向両端部とで同一あるいは幅方向中央部より幅方向両端部で大きくなり、この結果、平行ベルトプライの幅方向両端部に埋設されている波状のコードの加硫時における周方向への引き伸ばし量が幅方向中央部に埋設されている波状のコードの引き伸ばし量以上となる。これにより、加硫済み空気入りタイヤとなったとき、平行ベルトプライの幅方向両端部におけるa/λの値Aは幅方向中央部におけるa/λの値B以下となり、前述の空気入りタイヤを簡単、確実に成形することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
第1、2、3図において、11は加硫が既に終了した製品としての空気入りラジアルタイヤであり、このタイヤ11は、ビードコア12がそれぞれ埋設された一対のビード部13と、これらビード部13からほぼ半径方向外側に向かって延びるサイドウォール部14と、これらサイドウォール部14の半径方向外端同士を連ねる略円筒状のトレッド部15とを有する。また、このタイヤ11は一方のビード部13から他方のビード部13に亘って延びるトロイダル状をしたカーカス層21によって補強されており、このカーカス層21の幅方向両端部は前記ビードコア12の回りに軸方向内側から軸方向外側に向かって折り返されている。このカーカス層21は少なくとも1枚、この実施例では1枚のカーカスプライ22から構成され、該カーカスプライ22内にはタイヤ赤道面Eに直交する(ラジアル方向に延びる)多数本のスチール等からなる非伸張性コード23が埋設されている。前記カーカス層21の半径方向外側にはベルト層25が配置され、このベルト層25は複数枚、この実施例では5枚のベルトプライ26、即ち第1、2、3、4、5ベルトプライ26a、26b、26c、26d、26eを順次半径方向内側から半径方向外側に向かって重ね合わせることで構成している。ここで、前記ベルトプライ26のうち少なくとも1枚のベルトプライ、この実施例では第1、第2、第5ベルトプライ26a、26b、26eの3枚のベルトプライは、内部に周方向、即ちタイヤ赤道面Eに対して10度から50度の角度で傾斜している多数本のコード27が埋設された傾斜ベルトプライであり、これらのコード27はスチール、ケブラー(芳香族ポリアミド繊維)等の非伸張性材料から構成されている。そして、これらのコード27は、傾斜ベルトプライが複数枚のとき、少なくとも2枚の傾斜ベルトプライにおいて交差している。一方、前記ベルトプライ26のうち少なくとも1枚のベルトプライ、この実施例では第3、第4ベルトプライ26c、26dの2枚のベルトプライは、内部に周方向と実質上平行になるよう、即ちタイヤ赤道面 5と実質上平行になるよう配列されたコード28が埋設されている平行ベルトプライであり、これらのコード28はスチール等の非伸張性材料から構成されている。ここで、これらのコード28は第3、第4ベルトプライ26c、26dの表裏面に平行な平面内において波状に、例えば方形波状、三角波状、正弦波状に折り曲げられており、その振幅はa、波長はλである。なお、前述したコード23、27、28は複数本のフィラメントを撚り合わせたものでもよく、あるいは単線フィラメントから構成されていてもよい。また、前記ベルト層25の半径方向外側には、外周に主溝、横溝等の溝30が形成されたトレッド31が配置されている。そして、このタイヤ11のトレッド部15の外周は加硫によって中央部が両端部より半径方向外側に突出するよう膨出、通常は一定の曲率半径で湾曲している。この結果、このタイヤ11を構成する第3、第4ベルトプライ(平行ベルトプライ)26c、26dにおいても、タイヤ11の回転中心から幅方向中央Hrまでの半径Qc、Qdが、タイヤ11の回転中心から幅方向両端Hc、Hdまでの半径Nc、Ndより大となっており、これらの間にはそれぞれ半径差Kc、Kdが存在する。ここで、前述したコード28の振幅a、波長λ、半径Qc、Qd、Nc、Ndは、加硫済みのタイヤ11をリム組し内圧充填後にX線等により各値を測定して求める。ここで、リムとは下記規格の標準リムのことで、内圧とは単輪の最大荷重(最大積載荷重)に対する空気圧のことである。また、前述した規格とは、タイヤが生産または使用される地域に有効な産業規格によって決められている。例えば、アメリカ合衆国では「The Tire and Rim Association Inc.のYear Book」で、欧州では「The European Tire and Rim Techenical Organizationの Standards Manual」で、日本では「日本自動車タイヤ協会のJATMA Year Book」にて規定されている。
【0009】
そして、前述のようなタイヤ11は、グリーンタイヤを成形した後、該グリーンタイヤを加硫装置により加硫することで成形されるが、このグリーンタイヤは、円筒状をした図示していない成形ドラムの外周にカーカスプライ22を巻き付けてカーカス層21を成形した後、ビードコア12を該カーカス層21の外側にセットして折返すことで円筒状のグリーンケースを成形するとともに、図4に示すようなバンド成形ドラム35の外周に前述した複数枚(5枚)のベルトプライ26、即ち、第1、2、3、4、5ベルトプライ26a、26b、26c、26d、26eを次々と巻き付けベルト層25を成形した後、該ベルト層25の半径方向外側にトレッド31を巻き付けてBT(ベルト・トレッド)バンド36を成形する。この際、平行ベルトプライである第3、第4ベルトプライ26c、26dは波状に屈曲したコード28を1本または数本並べてゴム被覆したリボン状体を螺旋状に巻き付ることで成形しており、この結果、第3、第4ベルトプライ26c、26d内のコード28は周方向と実質上平行となるよう配列される。ここで、前述のバンド成形ドラム35は、回転中心から外周までの半径が軸方向中央から軸方向両外側に向かうに従い小径となっており、この結果、傾斜ベルトプライおよび平行ベルトプライの巻き付け時において共に、全体として太鼓状を呈している。この結果、このバンド成形ドラム35の軸方向中央Crにおける半径Rrは、該バンド成形ドラム35の軸方向中央Crから第3、第4ベルトプライ(平行ベルトプライ)26c、26dの幅Wc、Wdの 1/2だけ軸方向両外側にそれぞれ離れた位置Pc、Pdにおける半径Rc、Rdより、半径差Sc、Sd分だけ大きい。そして、この実施形態においては、前記半径差Sc、Sdをそれぞれ前述した加硫済み空気入りタイヤ11の第3、第4ベルトプライ26c、26dにおける半径差Kc、Kd以上としており、この結果、前記第3、第4ベルトプライ26c、26dの、軸線を含む縦断面における曲率半径が所定値である場合には、バンド成形ドラム35の、軸線を含む縦断面における外周の曲率半径は前記所定値未満となる。そして、このようなバンド成形ドラム35を用いてBTバンド36が成形されると、前記グリーンケースを断面略半円状に膨出させながらその半径方向外側に該BTバンド36を嵌合して貼付け、グリーンタイヤを成形する。
【0010】
その後、前述したグリーンタイヤを加硫装置に収納して加硫するが、この加硫時にBTバンドを構成する第3、第4ベルトプライ26c、26d(平行ベルトプライ)は全体的に拡径する。ここで、前述のように半径差Sc、Sdをそれぞれ半径差Kc、Kd以上としているため、第3、第4ベルトプライ26c、26dの拡径量は、その幅方向中央部と幅方向両端部とで同一あるいは幅方向中央部より幅方向両端部において大きくなり、この結果、第3、第4ベルトプライ26c、26dの幅方向両端部に埋設されている波状のコード28の加硫時における周方向への引き伸ばし量が、幅方向中央部に埋設されている波状のコード28の引き伸ばし量以上となる。これにより、加硫済み空気入りタイヤ11における第3、第4ベルトプライ26c、26dの幅方向両端部におけるコード28の平均振幅を平均波長で除した値、即ちa/λの値Aは、幅方向中央部におけるコード28の平均振幅を平均波長で除した値、即ちa/λの値B以下となる。このように前述のバンド成形ドラム35を用いれば、値Aが値B以下となるタイヤ11を簡単、確実に成形することができる。
【0011】
そして、前述のように、第3、第4ベルトプライ26c、26d(平行ベルトプライ)の幅方向両端部におけるa/λの値Aを、幅方向中央部におけるa/λの値B以下、即ち値Bと同一あるいは値B未満とすれば、該第3、第4ベルトプライ26c、26dの幅方向両端部における周方向剛性、即ちたが締め効果を、加硫時において大きく引き伸ばされることで高くなった幅方向中央部における周方向剛性以上、即ちこれと同一またはこれを超えるまで高めることができ、この結果、ベルト端セパレーションを効果的に抑制することができるのである。
【0012】
【実施例】
次に、試験結果を説明する。この試験に当たっては、第3、第4ベルトプライにおけるA/Bの値がそれぞれ 1.4、 1.4である従来タイヤと、第3、第4ベルトプライにおけるA/Bの値がそれぞれ 0.9、 0.9である供試タイヤとを準備した。ここで、各タイヤのベルト層の構造は前記実施形態で説明したものと同様であり、また、各タイヤのサイズは265/60R22.5、各タイヤを装着したリムは8.25であった。次に、これら各タイヤに900kPaの内圧を充填した後、 2725kgfの縦荷重を作用させながらドラム上を60km/hの速度から30分毎に 5km/hのステップで増加させつつ走行させ、各タイヤにおいてベルト端セパレーションが発生したときの速度を求めた。その結果を、従来タイヤを指数 100で表示すると、供試タイヤにあっては指数 125までベルト耐久性が向上していた。ここで、指数 100は 115km/hであった。
【0013】
また、前記タイヤに900kPaの内圧を充填した後、2725kgfの縦荷重および 275kgfの横荷重(縦荷重の10%)を作用させながらドラム上を60km/hの速度で走行させ、ベルト端セパレーションが発生したときの走行距離を求めた。その結果を、従来タイヤを指数 100で表示すると、供試タイヤにあっては指数 130までベルト耐久性が向上していた。ここで、指数 100は1800kmであった。
【0014】
次に、前記タイヤを4本準備するとともに、これらタイヤを商業用トラックに装着して900kPaの内圧を充填した後、平均 2600kgfの荷重を作用させながら舗装高速路30%、舗装一般路70%の走行路を10万km走行させ、走行終了時に各タイヤを解剖して傾斜ベルトプライのコードに沿う亀裂長さをコード20本について測定した。その結果は、従来タイヤにおいては平均 5.4mmであったが、供試タイヤにあっては平均 1.8mmまで減少し、耐セパレーション性が向上していた。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、ベルト端部での周方向剛性、即ちたが締め効果を高めることができるため、ベルト耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す空気入りタイヤの子午線断面図である。
【図2】その一部破断平面図である。
【図3】平行ベルトプライ内のコードを示す平面断面図である。
【図4】空気入りタイヤ成形用ドラムの部分正面図である。
【符号の説明】
11…空気入りタイヤ 21…カーカス層
22…カーカスプライ 25…ベルト層
26…ベルトプライ 26c、26d…平行ベルトプライ
28…コード 31…トレッド
35…ドラム 36…バンド
Cr…軸方向中央 Rr…半径
Pc、Pd…位置 Sc、Sd…半径差
Hr…軸方向中央 Hc、Hd…軸方向両端
Kc、Kd…半径差

Claims (1)

  1. タイヤ赤道面に対して傾斜したコードが内部に埋設されている傾斜ベルトプライ、および、波状に折れ曲がったコードが内部に埋設されている平行ベルトプライが外周に巻き付けられるとともに、半径が軸方向中央から軸方向両外側に向かうに従い小径となっていることで太鼓状をし、その軸方向中央と該軸方向中央から平行ベルトプライの 1/2幅だけ軸方向両外側に離れた位置とにおける半径差が、該平行ベルトプライを有する加硫済み空気入りタイヤの平行ベルトプライの幅方向中央と幅方向両端とにおける半径差以上であるタイヤ成形用ドラムを準備する工程と、前記太鼓状をしたドラムの外周に傾斜ベルトプライおよび平行ベルトプライを複数枚巻き付けることにより、前記平行ベルトプライ内のコードを周方向と実質上平行になるよう配列させながらベルト層を構成し、その後、該ベルト層の半径方向外側にトレッドを巻き付けて空気入りタイヤのバンドを成形する工程と、グリーンケースを膨出させながらその半径方向外側に前記空気入りタイヤのバンドを嵌合して貼付けグリーンタイヤを成形する工程と、該グリーンタイヤを加硫して空気入りタイヤを製造する工程とを備えたことを特徴とする空気入りタイヤの製造方法。
JP18046097A 1997-06-20 1997-06-20 空気入りタイヤの製造方法 Expired - Fee Related JP3976373B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18046097A JP3976373B2 (ja) 1997-06-20 1997-06-20 空気入りタイヤの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18046097A JP3976373B2 (ja) 1997-06-20 1997-06-20 空気入りタイヤの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1111113A JPH1111113A (ja) 1999-01-19
JP3976373B2 true JP3976373B2 (ja) 2007-09-19

Family

ID=16083620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18046097A Expired - Fee Related JP3976373B2 (ja) 1997-06-20 1997-06-20 空気入りタイヤの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3976373B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20170282650A1 (en) * 2014-09-17 2017-10-05 Continental Reifen Deutschland Gmbh Vehicle Tires

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2770457B1 (fr) * 1997-11-05 1999-12-03 Michelin & Cie Armature de sommet de pneumatique
EP1022532A3 (en) 1999-01-19 2001-08-01 Calsonic Kansei Corporation Flat tubes for use with heat exchanger and manufacturing method thereof
KR100462196B1 (ko) * 1999-06-03 2004-12-16 한국타이어 주식회사 승차감을 향상시킨 자동차용 타이어
ATE491585T1 (de) * 2001-07-19 2011-01-15 Pirelli Reifen für kraftfahrzeuge mit gewellten monofilamenten in gürtelverstärkungsschicht
FR2842142A1 (fr) * 2002-07-15 2004-01-16 Michelin Soc Tech Pneumatique pour vehicules lourds
JP4592010B2 (ja) * 2005-03-02 2010-12-01 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤ
JP4769511B2 (ja) * 2005-08-04 2011-09-07 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤ
JP4866123B2 (ja) 2006-03-27 2012-02-01 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤの製造方法
JP4881122B2 (ja) * 2006-10-16 2012-02-22 住友ゴム工業株式会社 タイヤの製造方法
JP4743126B2 (ja) * 2007-01-23 2011-08-10 横浜ゴム株式会社 空気入りラジアルタイヤ
JP4915798B2 (ja) * 2007-02-21 2012-04-11 株式会社ブリヂストン 波状コードの検査方法及び検査装置
JP5232670B2 (ja) * 2009-01-22 2013-07-10 株式会社ブリヂストン タイヤの更生方法及び更生タイヤ用プレキュアトレッド

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20170282650A1 (en) * 2014-09-17 2017-10-05 Continental Reifen Deutschland Gmbh Vehicle Tires
US11400760B2 (en) * 2014-09-17 2022-08-02 Continental Reifen Deutschland Gmbh Vehicle tires

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1111113A (ja) 1999-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0890453A2 (en) Pneumatic tyre
EP1559535A1 (en) Pneumatic tire and method of manufacturing the same
EP0887210A2 (en) Pneumatic tyre and method of manufacturing the same
JP3976373B2 (ja) 空気入りタイヤの製造方法
US5437321A (en) Belt reinforcing structure for a pneumatic tire
US20060260730A1 (en) Pneumatic tyre for two wheeled vehicles
US20040159393A1 (en) Method of making pneumatic tire with tread belt
JP4118608B2 (ja) 航空機用空気入りラジアルタイヤ及びその製造方法
CA1162134A (en) Pneumatic tire and method for making same
JPH10109506A (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP3227402B2 (ja) 自動二輪車用タイヤ及びその製造方法及びその製造に用いる加硫金型
JP2002019415A (ja) 空気入りタイヤ
JP3735447B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2012076662A (ja) 空気入りタイヤ
JP3694152B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2022038812A (ja) タイヤ
EP0401444A2 (en) Pneumatic radial tire
JP2000094904A (ja) 重荷重用バイアスタイヤおよびその製造方法
EP1659001A2 (en) Pneumatic tire
JP2001191725A (ja) 空気入りタイヤ
CN113226797B (zh) 航空器用充气轮胎
GB2074954A (en) A Pneumatic Tire
JPH1111111A (ja) 空気入りタイヤ
JPH1128915A (ja) 空気入りタイヤ及びその成形方法
JP3754182B2 (ja) 空気入りタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040531

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060314

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060425

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060523

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060614

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060802

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070619

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070619

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100629

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100629

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110629

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110629

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120629

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120629

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130629

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees