JP3975935B2 - 車両用情報提供システムおよび車両用情報提供装置 - Google Patents

車両用情報提供システムおよび車両用情報提供装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両からの要求に応じて、必要な情報を車両に提供する車両用情報提供システムおよび車両用情報提供装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
有人オペレータによる車両向け情報提供サービスとして、カーナビゲーション装置の目的地設定や、交通情報、天気予報、ニュース、飲食店情報等の提供、電話の接続等のサービスを行うものが知られている(特許文献1参照)。この車両向け情報提供サービスを利用するユーザは、まず、情報センターに電話をかけてオペレータに、例えば、交通情報の取得を希望する旨を伝える。オペレータは、ユーザが所望する交通情報を各種データベースを用いて検索し、決定する。ユーザは、決定された交通情報を車載機にダウンロードし、車載ディスプレイに表示させる。従って、情報センター側では、音声モードで着呼した呼のユーザと、データモードで着呼した呼のユーザとの一致性を確認する必要がある。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−173589号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の車両向け情報提供サービスでは、ユーザが予め登録した電話番号に基づいて、音声モードで着呼した呼のユーザと、データモードで着呼した呼のユーザとの一致性を確認していたので、ユーザは、本サービスを利用するための電話番号を登録しておく必要があった。すなわち、音声モード時およびデータモード時の発信者番号がともに予め登録されている電話番号と一致している場合に、情報センター側で検索した情報を発信者番号で特定された車載機に送信する。従って、ユーザは、予め登録した電話を用いなければならず、電話を買い換えた際にも、新たに再登録する必要があった。
【0005】
本発明は、ユーザ側で事前の電話番号登録を必要とせずに、車載機に情報を提供することができる車両用情報提供システムおよび車両用情報提供装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明による車両用情報提供システムは、車載機を搭載した車両の乗員が情報センターに電話をかけて、音声モードにより希望する情報の提供を要求し、電話回線を一旦切断した後、再度前記情報センターに電話をかけて、情報センターが用意した情報をデータモードにより車載機にダウンロードするシステムであって、情報センターは、音声モードで着呼した電話番号とデータモードで着呼した電話番号とが一致することを確認すると、乗員の希望に基づいて検索した情報を車載機に送信することを特徴とする。
(2)本発明による車両用情報提供装置は、車載機を搭載した車両の乗員から着信した音声モードによる音声情報に基づいて乗員が希望する情報を検索し、電話回線が一旦切断された後、再び同じ乗員からかかってきたデータモードにおけるデータ情報に基づいて、発信した乗員が希望する情報を車載機に送信する装置であって、音声モードで着呼した電話番号とデータモードで着呼した電話番号とが一致することを確認すると、乗員の希望に基づいて検索した情報を車載機に送信することを特徴とする。
【0007】
【発明の効果】
本発明による車両用情報提供システムおよび車両用情報提供装置によれば、音声モードにおいてかかってきた電話番号とデータモードにおいてかかってきた電話番号との一致性に基づいて、乗員の希望する情報を車載機に送信するので、情報提供サービスを受ける利用者は、本サービスを受けるために使う電話番号を予め登録しておく必要がない。
【0008】
【発明の実施の形態】
−第1の実施の形態−
図1は、本発明による車両用情報提供システムの第1の実施の形態の全体構成を示す図である。この車両用情報提供システムを利用するユーザは、車載機1を用いて、情報センター20に所望の情報の取得を要求し、情報センター20で用意した情報を車載機1にダウンロードする。
【0009】
車載機1は、ナビゲーションユニット2と、モニタ3と、携帯電話4と、通信アダプタ5と、携帯電話4と通信アダプタ5とを接続するための電話ハーネス6と、通信アダプタ5とナビゲーションユニット2とを接続するための接続ハーネス7と、マイク8と、スピーカ9と、GPSアンテナ10と、操作スイッチ11と、オペレータ呼び出しスイッチ12とを備える。
【0010】
ナビゲーションユニット2は、図示しないCPU,ROM,RAM等を備え、目的地までの経路を探索する機能を有する。モニタ3には、車両の現在地や、ナビゲーションユニット2で演算された目的地までの推奨経路等が表示される。また、モニタ3には、情報センター20からダウンロードした交通情報、天気予報などの情報を表示することもできる。携帯電話4は、情報センター20に待機しているオペレータと会話する際や、情報センター20とデータ通信を行う際に用いられる。
【0011】
マイク8は、ハンズフリーシステムを利用して、情報センター20のオペレータと会話する際に用いられる。スピーカ9は、情報センター20からダウンロードした情報を音声にて出力したり、ハンズフリーシステムを利用してオペレータと会話する際には、オペレータからの会話内容が音声出力する。GPSアンテナ10は、車両の現在位置情報を取得するために、図示しないGPS衛星からの電波を受信する。
【0012】
操作スイッチ11は、モニタ3に表示される画面の操作、ハンズフリーシステムを利用するための操作、データ通信を行う際等、各種の操作を行うために用いられる。操作スイッチ11には、情報センター20から情報をダウンロードするためのダウンロードボタン(不図示)が含まれる。オペレータ呼び出しスイッチ12は、情報センター20に待機しているオペレータを呼び出す際に用いられるスイッチである。
【0013】
通信アダプタ5は、情報センター20との間のデータ通信制御を行う。また、通信アダプタ5には、後述する情報センター20のオペレータセンター30の電話番号が登録されており、ユーザが、オペレータ呼び出しスイッチ12を押すと、自動的に、オペレータセンター30に電話がかかる。オペレータセンター30の電話番号は、例えば、通信アダプタ5が工場から出荷される前に登録される。
【0014】
情報センター20は、オペレータセンター30と、情報データベース群40と、車両用情報センター50と、カスタマーセンター60とにより構成されている。オペレータセンター30は、電話回線の制御を行うPBX/CTI31と、電話機33と、情報検索システム34と、ヘッドセット36と、情報検索システムを利用するためのマウス32およびキーボード39と、モニタ38とを備える。
【0015】
PBX(Private Branch Exchanger)は、通常、企業ビル内などに設置されるものであって、外線電話と内線電話、および、内線電話どうしを交換する。また、CTI(Computer Telephony Integration)は、PBXなどの電話系通信システムと、コンピュータやデータベースなどの情報系システムとを統合し、相互に連動できるようにするものである。すなわち、PBX/CTI31は、ユーザからかかってきた電話を空きオペレータに接続したり、空きオペレータがいない場合には、待ち音声案内を流すなどの電話回線の制御を行う。
【0016】
オペレータセンター30に勤務しているオペレータは、電話機33またはヘッドセット36を用いて、ユーザと会話する。また、オペレータは、ユーザが希望する情報を情報検索システム34を用いて検索する。情報検索システム34は、情報データベース群40を構成する複数のデータベース41〜44,56,57とLANなどのネットワーク37を通じて接続されている。
【0017】
情報データベース群40は、位置/電話情報データベース41と、交通情報データベース42と、天気予報データベース43と、各種情報データベース44と、ユーザプロファイルデータベース56と、仮ユーザプロファイルデータベース57とを備える。位置/電話情報データベース41には、飲食店や公共施設などの各種施設の位置情報や電話番号情報が格納されている。交通情報データベース42には、一般道や有料道路などの交通情報が格納されている。天気予報データベース43には、各地の天気予報情報が格納されている。各種情報データベース44には、上述した各種施設に関する情報、交通情報、天気情報以外の情報が格納されている。
【0018】
ユーザプロファイルデータベース56には、予めユーザ登録されているユーザの氏名、住所、携帯電話番号などのユーザ情報が格納されている。仮ユーザプロファイルデータベース57は、情報センター20に電話をかけてきたユーザの電話番号などを一時的に格納するためのデータベースであり、その詳細については後述する。
【0019】
車両用情報センター50は、電話回線の制御を行うPBX/CTI52と、通信装置53と、情報処理端末54とを備える。通信装置53は、車載機1とデータ通信を行う。情報処理端末54は、車載機1とデータ通信を行うためのデータ処理を行う。なお、オペレータセンター30のPBX/CTI31と、車両用情報センター50のPBX/CTI52は、一般電話回線網55に接続されている。
【0020】
カスタマーセンター60は、カスタマー登録システム62と、カスタマー管理サーバ66とを備える。カスタマー登録システム62は、ユーザの登録や、登録されているユーザの個人情報の変更を行う。カスタマー登録システム62と接続されているカスタマー管理サーバ66は、ユーザ情報を管理するためのサーバである。
【0021】
上述したオペレータセンター30と、車両用情報センター50と、カスタマーセンター60と、情報データベース群40とは、LANなどのネットワーク37を通じて接続されている。このネットワーク37には、インターネット63も接続されている。従って、情報センター20は、インターネット63を介して、コンテンツプロバイダ/アプリケーションサービスプロバイダ群64と各種情報の授受を行う。また、ユーザが、カスタマーセンター60のオペレータを介さずに、インターネット63と接続されているパソコンなどの端末65を用いて、ユーザ登録を行うこともできる。
【0022】
第1の実施の形態における車両用情報提供システムを利用するユーザは、予めユーザ登録する必要がある。ユーザ登録するための1つ目の方法としては、所定の申込書にユーザの氏名、住所、生年月日などの一般情報と共に、本システムを利用する際に使用する携帯電話番号を記入し、情報センター20のカスタマーセンター60に郵送する。カスタマーセンター60のオペレータは、申込書の内容を確認した後、カスタマー登録システム62を使用して、カスタマー管理サーバ66にユーザ登録処理を行う。登録されたユーザ情報は、ユーザプロファイルデータベース56に格納される。この時、後述するように、各ユーザ固有のユーザIDがユーザに対して発行されるが、発行するユーザIDをユーザの氏名等のユーザ情報と対応付けてユーザプロファイルデータベース56に格納しておく。
【0023】
ユーザ登録するための二つ目の方法は、上述したように、インターネット63と接続されているパソコンなどの端末65を用いて、カスタマー管理サーバ66に直接登録する方法である。また、車載機1がオンライン登録機能を備えている場合には、車載機1を用いてカスタマー管理サーバ66に直接登録することもできる。
【0024】
カスタマー管理サーバ66へのユーザ登録処理が完了すると、ユーザにはユーザIDが発行される。ユーザが情報センター20の情報提供サービスを利用する場合には、このユーザIDに基づいてユーザ認証が行われる。すなわち、ユーザは、発行されたユーザIDを車載機1に入力しておき、車載機1と情報センター20との間でデータ通信が行われる際にユーザIDが情報センター20に送信される。情報センター20は、ユーザプロファイルデータベース56に格納されているユーザIDと送信されてきたユーザIDとが一致するか否かに基づいて、ユーザ認証を行う。
【0025】
ユーザは、情報センター20の情報提供サービスを受けるための、サービスに関するユーザパラメータ情報を登録しておくこともできる。図2に、ユーザパラメータ情報の一例を示す。ユーザは、図2に示すように、普段よく使う交通区間の交通情報や、特定地方の天気情報、よく使う電話番号(アドレス帳)などをユーザパラメータ情報として、カスタマー管理サーバ66に登録しておくことができる。ユーザパラメータ情報を利用すれば、例えば、オペレータに、アドレス帳に登録されている人に対して電話をつないでもらったり、よく使う区間の交通情報をスピーディに入手することができる。カスタマー管理サーバ66に登録されたユーザパラメータ情報は、上述したユーザ情報とともに、ユーザプロファイルデータベース56に格納される。
【0026】
図3は、ユーザプロファイルデータベース56に格納されているユーザ情報の一例を示す図である。図3に示すユーザ情報には、ユーザ登録を行った登録日、ユーザID、車載機ID、ユーザ名、郵便番号、住所、連絡先電話番号、e-mailアドレス、生年月日、法人/個人の別、口座番号、使用する携帯電話番号とともに、上述したユーザパラメータ情報が含まれている。なお、車載機IDは、個々の車載機1に固有のIDである。
【0027】
図4および図5は、第1の実施の形態における車両用情報提供システムにおいて、車載機1と情報センター20とでそれぞれ行われる処理内容を示すフローチャートである。車載機1は、ステップS10において、オペレータ呼び出しスイッチ12がオンされたか否かを判定する。オペレータ呼び出しスイッチ12がオンされていないと判定するとオンされるまでステップS10で待機し、オンされたと判定するとステップS20に進む。
【0028】
ステップS20では、音声モードにより、情報センター20のオペレータセンター30に電話をかける。なお、音声モードとは、ユーザとオペレータとが会話するためのモードである。上述したように、通信アダプタ5にはオペレータセンター30の電話番号が予め登録されているので、ユーザがオペレータ呼び出しスイッチ12を押すことにより、ナビゲーションユニット2、通信アダプタ5、携帯電話4経由で、自動的にオペレータセンター30に電話がかかる。この時、通信アダプタ5は、オペレータセンター30の電話番号の前に、発信者番号を通知するために「186」の番号を付して発呼する。すなわち、携帯電話4には、発信者番号を非通知とするための機能を備えたものもあるため、情報センター20側で発信者を特定できるようにするために、発信者番号が通知される形で電話をかけるようにする。
【0029】
情報センター20側で行われる処理のうち、ステップS100からステップS130までの処理は、オペレータセンター30のPBX/CTI31で行われる。ステップS100では、ユーザからの電話の着信があるか否かを判定する。着信がないと判定すると着信が有るまでステップS100で待機し、着信があると判定するとステップS110に進む。ステップS110では、発信者番号の取得処理を行って、ステップS120に進む。ステップS120では、ステップS110で行った発信者番号取得処理の結果、発信者番号があるか否かを判定する。発信者番号があると判定するとステップS140に進み、発信者非通知設定の状態で電話がかかってきており、発信者番号がないと判定するとステップS130に進む。ステップS130では、例えば、予め登録されている「発信者番号が通知されていません」のようなメッセージを再生する。
【0030】
ステップS140からステップ180までの処理は、情報検索システム34により行われる。ステップS140では、ステップS110で取得した発信者電話番号に基づいて、電話番号の認証を行う。この認証は、発信者番号がユーザプロファイルデータベース56に格納されているか否かに基づいて行う。電話番号の認証の結果、発信者番号がユーザプロファイルデータベース56に格納されている場合には、電話番号と対応して格納されているユーザの氏名などの一般情報とともに、上述したユーザパラメータ情報をユーザプロファイルデータベース56から取得する。一方、発信者番号がユーザプロファイルデータベース56に格納されていない場合には、取得した発信者番号を検索システム34に一時的に保存しておく。
【0031】
ステップS140に続くステップS150では、PBX/CTI31につながっている電話を電話機33に接続する。これにより、オペレータセンター30に待機しているオペレータは、電話機33またはヘッドセット36を用いて、ユーザと会話を行う。なお、図1では1つの電話機33しか示していないが、実際には、複数の電話機33が存在する。かかってきた電話を電話機33に接続すると、ステップS160に進む。
【0032】
ステップS160では、ユーザが所望する情報を検索する。オペレータは、情報データベース群40の中からユーザが希望するデータを引き出せるように、希望情報の種類(例えば、目的地情報、交通情報、天気予報)や、住所情報、飲食店や薬局などの施設のジャンル情報などをユーザから聞き出す。
【0033】
図6は、情報検索システム34のモニタ38に表示される検索画面の一例を示す図である。図6に示す検索画面には、ユーザの氏名が入力される名称入力欄300、住所を入力する住所入力欄301、ジャンルを入力するジャンル入力欄302、希望情報の種類を選択する希望情報種類303が表示されている。オペレータは、ユーザとの会話に基づいて、キーボード39やマウス32を用いて、希望情報種類303の中からユーザが希望する情報の種類を選択するとともに、ジャンル選択欄302の中からユーザが希望するジャンルを選択する。図6に示す検索画面では、希望情報種類303として目的地情報が選択され、ジャンル選択欄302には、「販売店」が選択されている。その後、オペレータが検索ボタン310を押すと、情報検索システム34は、情報データベース群40の中から、該当する情報を検索する。
【0034】
また、ステップS140の電話番号の認証を行った結果に基づいて、ユーザパラメータ情報を取得した場合には、取得したユーザパラメータ情報が情報検索システム34のモニタ38に表示されている。図7は、モニタ38に表示されるユーザパラメータ情報の一例を示す図である。ユーザパラメータ情報が、ユーザがよく使う電話番号に関する情報であれば、登録先304、電話番号305が表示され、よく使う交通情報であれば、東名高速道路のような路線名306、区間名307が表示される。従って、事前にユーザが登録を行っていた電話番号からの電話があった場合には、ユーザパラメータ情報を用いた情報提供サービスを行うことが可能である。なお、事前に登録されていない電話番号からの電話が合った場合には、ユーザパラメータ情報を用いた情報提供サービスは不可能であり、オペレータが間違えないように、ユーザパラメータ情報を用いた操作ができないようにしておく。
【0035】
ステップS160に続くステップS170では、オペレータの操作に基づいて、ユーザが希望する情報が決定されたか否かを判定する。決定されたと判定すると、ステップS180に進み、決定されていないと判定するとステップS160に戻って、再び情報の検索を行う。ステップS180では、ステップS170で決定した情報をユーザに送信するため、仮ユーザプロファイルデータベース57に確定した情報を保存する。確定した情報は、目的地情報であれば、目的地の住所、名称、電話番号、位置情報などであり、交通情報であれば、路線、区間、渋滞情報などであり、アドレス帳(ユーザパラメータ情報)からの電話接続であれば、接続先の名称、電話番号などである。
【0036】
確定情報は、ステップS140で行った電話番号認証により、ユーザプロファイルデータベース56に発信者番号が格納されているか否かに関わらず、ステップS110で取得した発信者番号とともに仮ユーザプロファイルデータベース57に格納される。図8に仮ユーザプロファイルデータベース57に格納されるデータの一例を示す。図8には、データを保存した年月日および時刻、ステップS110で取得した発信者の携帯電話番号、ステップS160で検索された保存情報(確定情報)が示されている。保存情報には、ユーザに送信するデータの合計数、送信するデータの番号、サービス種別、タイトル、情報の内容を示すテキストデータ、画像データ、アイコンデータなどが含まれる。サービス種別とは、提供する情報の種類を示すものであり、例えば、目的地情報なら1番、交通情報なら10番というように、予め番号が定められている。
【0037】
ステップS180において、ステップS170で確定した情報を仮ユーザプロファイルデータベース57に格納すると、ステップS190に進む。ステップS190では、ユーザに対して、予め録音されたデータ取得(ダウンロード)を促す音声案内を行い、ステップS200に進む。なお、この音声案内は、オペレータ自ら行っても良い。
【0038】
データ取得を促す音声案内を聞いたユーザは、操作スイッチ11に含まれるダウンロードボタン(不図示)を押す。車載機1は、ステップS30において、ダウンロードボタンが押されたか否かを判定する。ダウンロードボタンが押されていないと判定すると、押されるまでステップS30で待機し、押されたと判定するとステップS200に進む。ステップS200では、オペレータセンター30と接続されていた電話を一旦切断する。一旦電話を切断するのは、音声モードにより接続していた電話を、データモードで接続し直して、情報センターで保存されているデータをデータ通信によりダウンロードするためである。なお、ここでのデータモードは、データ通信によりデータを授受するためのモードである。
【0039】
続いて、図5に示すフローチャートのステップS40から説明を続ける。操作スイッチ11に含まれるダウンロードボタンが押されることにより、ステップS40では、データモードにより、自動的に車両用情報センター50に電話がつながる。この場合にも、発信者番号を通知するために、車両用情報センター50の電話番号の前に「186」を付して、発呼する。
【0040】
ダウンロードボタン(操作スイッチ11)、ナビゲーションユニット2、通信アダプタ5、携帯電話4を介して発信された電話は、一般回線網55を経由して、車両用情報センター50のPBX/CTI52に着信する。車両用情報センター50のPBX/CTI52は、ステップS210において、着信があるか否かを判定する。着信がないと判定すると着信があるまでステップS210で待機し、着信があると判定するとステップS220に進む。
【0041】
ステップS220では、発信者番号の取得処理を行って、ステップS230に進む。ステップS230では、かかってきた電話が情報処理端末54に接続されて受話し、データモード確立のためのデータモードネゴシエーションを行う。ステップS230に続くステップS240では、データモードネゴシエーション完了後に、ユーザIDの認証を行う。車載機1からは、データ通信によって、ユーザIDが送信されてくるので、情報処理端末54は、送信されてきたユーザIDに対して、ユーザプロファイルデータベース56を参照して、登録の有無を確認する。ユーザIDの認証処理を行うとステップS250に進む。
【0042】
ステップS250では、ステップS240で行った認証処理の結果、送信されてきたユーザIDがユーザプロファイルデータベース56に格納されており、認証OKであると判定するとステップS260に進む。一方、送信されてきたユーザIDがユーザプロファイルデータベース56に格納されておらず、認証NGであると判定すると、ステップS310に進み、「IDが登録されていないため、サービスを受けることができません」などのメッセージを車載機1に送信して、電話回線を切断する。
【0043】
ステップS260では、ステップS220で取得したデータモード時の発信者番号に基づいて、電話番号の認証処理を行う。すなわち、ステップS220で取得した発信者番号が仮ユーザプロファイルデータベース57に格納されているか否かを判定する。次のステップS270では、ステップS260で行った認証処理の結果、発信者番号が仮ユーザプロファイルデータベース57に格納されているか否かを判定する。発信者番号が仮ユーザプロファイルデータベース57に格納されており、認証OKであると判定すると、ステップS280に進む。一方、発信者番号が仮ユーザプロファイルデータベース57に格納されておらず、認証NGであると判定すると、ステップS310に進む。ステップS310では、「お送りする情報がないため、情報送信できません」などのNGメッセージを車載機1に送信して、回線を切断する。
【0044】
ステップS280では、仮ユーザプロファイルデータベース57に格納されているデータ、すなわち、ステップS180にて、仮ユーザプロファイルデータベース57に保存したデータを取得する。データの取得は、ステップS260で行った電話番号の認証結果に基づいて行う。すなわち、電話番号の認証により一致した電話番号と対応付けて格納されているデータを取得する。データの取得処理を行うと、ステップS290に進む。
【0045】
ステップS290では、ステップS280で行ったデータの取得処理の結果、ユーザに送信するためのデータが仮ユーザプロファイルデータベース57に格納されているか否かを判定する。格納されていると判定するとステップS300に進み、格納されていないと判定するとステップS310に進む。ステップS310では、「お送りする情報がないため、情報送信できません」などのNGメッセージを車載機1に送信して、回線を切断する。一方、ステップS300では、ステップS280で取得したデータを車載機1に送信する。
【0046】
車載機1は、ステップS50において、車両用情報センター50がステップS300において送信したデータを受信したか否かを判定する。データを受信していないと判定すると、受信するまでステップS50で待機し、受信したと判定するとステップS60に進む。ステップS60では、受信データ(ダウンロードデータ)の処理を行う。例えば、受信したデータが目的地設定情報であれば、ナビゲーションユニット2により目的地の設定処理が行われる。受信データの処理が行われると、ステップS320において、車載機1と車両用情報センター50との間で接続されている回線を切断する。
【0047】
なお、車載機1にダウンロードしたデータの保存機能が備わっている場合には、ダウンロードしたデータを車載機1に保存する。ユーザは、必要に応じて、例えば、操作スイッチ11の操作により、ダウンロードした情報(例えば、施設の名称、電話番号、位置など)を確認することができる。
【0048】
第1の実施の形態における車両用情報提供システムは、車載機1を搭載した車両の乗員が情報センター20に電話をかけて、音声モードにより希望する情報の提供を要求し、電話回線を一旦切断した後、再度情報センター20に電話をかけて、情報センター20が用意した情報をデータモードにより車載機1にダウンロードするシステムである。この車両用情報提供システムでは、以下の手順により、ユーザが希望する情報が情報センター20から車載機1に送信される。まず、情報センター20は、音声モードによりユーザからかかってきた電話の電話番号を取得し(ステップS110)、情報検索システム34によりユーザが希望する情報を取得して(ステップS160)、取得した電話番号および情報を対応付けて仮ユーザプロファイルデータベース57に格納する(ステップS180)。続いて、データモードによりユーザからかかってきた電話の電話番号を取得し(ステップS220)、ユーザIDの認証後(ステップS240,S250)、取得した電話番号が仮ユーザプロファイルデータベース57に格納されているか否かを判定する(ステップS260,S270)。データモードでかかってきた電話の電話番号が仮ユーザプロファイルデータベース57に格納されている場合には、電話番号と対応付けて格納されているデータを仮ユーザプロファイルデータベース57から取得して(ステップS280)、車載機1に送信する(ステップS300)。
【0049】
第1の車両用情報提供システムによれば、上述した方法により、ユーザは、ユーザ登録の際に登録した携帯電話と異なる携帯電話を用いて、希望する情報の提供を受けることができる。すなわち、予め登録した携帯電話と別の携帯電話を使用する場合に、携帯電話番号の再登録をする必要がない。また、上述した例では、ユーザパラメータ情報を用いたサービス(付加サービス)を受けるために、ユーザ登録の際に本システムを利用するために用いる携帯電話番号を登録しておくものとして説明したが、事前の携帯電話番号の登録を不必要とすることもできる。すなわち、使用する携帯電話番号を事前に登録しておき、登録された電話番号との認証を行う従来の情報提供サービスに比べて、ユーザの利便性は向上する。
【0050】
また、ユーザは、情報センター20の情報提供サービスを受けるためのサービスに関するユーザパラメータ情報を予め情報センター20に登録しておくことにより、ユーザパラメータ情報を用いた幅広いサービスを迅速に受けることができる。
【0051】
また、音声モードと通信モードとによる通信を同時に行う構成とすることも考えられるが、この場合には、音声モードと通信モードとを同時に行うための専用の通信モジュールが車載機1に必要となるので、車載機1のコストの増大につながり、車両用情報提供システムを利用する会員(ユーザ)の獲得の面からは好ましくない。
【0052】
−第2の実施の形態−
第1の実施の形態における車両用情報提供システムでは、ユーザが予めユーザパラメータ情報を登録しておくことができ、情報提供サービスを利用する際に、ユーザパラメータ情報を用いて、迅速なサービスを受けることができた。第2の実施の形態における車両用情報提供システムでは、事前のユーザパラメータ情報の登録を行わず、ユーザパラメータ情報を用いた情報提供サービスを行わない。また、情報提供サービスを受けるための事前登録を行う際に、携帯電話番号の入力を不必要とする。
【0053】
第2の実施の形態における車両用情報提供システムにおいても、ユーザは、本システムを利用するために、予めユーザ登録(利用申し込み)することが必要である。ユーザ登録の方法は、第1の実施の形態における車両用情報提供システムの場合と同じであるので、詳しい説明は省略する。登録されたユーザ情報は、ユーザプロファイルデータベース56に格納される。
【0054】
図9は、第2の実施の形態における車両用情報提供システムにおいて、ユーザプロファイルデータベース56に格納されているユーザ情報の一例を示す図である。第1の実施の形態における車両用情報提供システムにおけるユーザ情報(図3)と異なるのは、携帯電話番号をの項目が無いことと、ユーザパラメータ情報の項目がないことである。
【0055】
図10および図11は、第2の実施の形態における車両用情報提供システムにおいて、車載機1と情報センター20とでそれぞれ行われる処理内容を示すフローチャートである。図4および図5に示す第1の実施の形態における車両用情報提供システムに用いられる車載機1と情報センター20とで行われる処理と同一の処理については、同一の符号を付して、詳しい説明は省略する。
【0056】
第2の実施の形態における車両用情報提供システムにおいて、車載機1側で行われる処理は、図4および図5に示す車載機1側で行われる処理と同一である。また、情報センター20で行われるステップS100,S110の処理も図4に示すステップS100,S110の処理と同一であるので、説明は省略する。ステップS110に続くステップS120Aでは、ステップS110で行った発信者番号取得処理の結果、発信者番号があるか否かを判定する。発信者番号があると判定するとステップS150に進み、発信者番号がないと判定するとステップS130に進む。
【0057】
すなわち、第2の実施の形態における車両用情報提供システムでは、携帯電話番号の事前登録を行わないため、図4に示すフローチャートのステップS140で行われる処理、すなわち、発信者番号に基づいた電話番号の認証処理は行われない。ステップS150以降で行われる処理は、図4および図5に示す第1の実施の形態における車両用情報提供システムにおいて行われる処理と同一であるので、詳しい説明は省略する。ただし、ステップS160でユーザが希望する情報を検索する際には、ユーザパラメータ情報を用いた情報検索は行われない。
【0058】
第2の実施の形態における車両用情報提供システムによれば、情報提供サービスを利用するために用いる携帯電話番号の事前登録を行わないので、ユーザは、携帯電話の種類に関わらず情報センター20からの情報提供サービスを受けることができる。すなわち、第1の実施の形態における車両用情報提供システムと同様に、使用する携帯電話番号を事前に登録しておき、登録された電話番号との認証を行う従来の情報提供サービスに比べて、ユーザの利便性は向上する。
【0059】
ただし、図11に示すフローチャートのステップS260では、音声モード時の電話番号とデータモード時の電話番号との認証を行っていることからも明らかなように、音声モード時に情報センター20に電話をかける携帯電話4とデータモード時に情報センター20に電話をかける携帯電話4とは同一であることが必要である。
【0060】
本発明は、上述した一実施の形態に限定されることはない。例えば、図5および図11に示すフローチャートのステップS240では、ユーザ登録時に発行したユーザIDに基づいて、ユーザの認証を行っているが、車載機1に固有の車載機IDに基づいてユーザ認証を行うこともできる。車載機IDは、例えば、車載機1の工場出荷時にシリアルIDを書き込んでおき、ユーザ登録時にユーザが申込書に車載機シリアルIDを記載して申し込むようにする。
【0061】
また、第1の実施の形態における車両用情報提供システムにおいて、ユーザパラメータ情報を用いた情報提供サービスを行うために、情報検索システム34により電話番号の認証を行ったが(図5のフローチャートのステップS140)、PBX/CTI31で行ってもよい。すなわち、PBX/CTI31が取得した発信者番号がユーザプロファイルデータベース56に格納されているか否かを判定し、判定結果を情報検索システム34に通知する。この時、発信者番号がユーザプロファイルデータベース56に格納されている場合には、ユーザパラメータ情報を含むユーザ情報も合わせて情報検索システム34に送信する。
【0062】
オペレータセンター30のオペレータは、ユーザからかかってきた電話を電話機33で受話したが、情報検索システム34が受話機能を有する場合には、情報検索システム34で受話することもできる。この場合、PBX/CTI31は、ネットワーク37を経由して情報検索システム34に着信信号を送出する。
【0063】
第1の実施の形態における車両用情報提供システムでは、情報検索を行った後の確定情報は、発信者番号とともに仮ユーザプロファイルデータベース57に保存されたが(図4のフローチャートのステップS180)、発信者番号の認証(ステップS140)結果に基づいて、確定情報を保存する場所を変えることもできる。例えば、ステップS110で取得した発信者番号がユーザ登録されている電話番号と一致する場合には、ユーザ登録されている電話番号に対応するユーザ情報とともにユーザプロファイルデータベース56に格納する。一方、取得した発信者番号がユーザ登録されている電話番号と一致しない場合には、確定情報を取得した電話番号と共に仮ユーザプロファイルデータベース57に格納する。この場合には、図5のフローチャートのステップS280で保存情報を取得する際に、仮ユーザプロファイルデータベース57とユーザプロファイルデータベース56との両方を参照して、保存されている情報を取得する。
【0064】
ユーザが車載機1に情報をダウンロードするためには、操作スイッチ11に含まれるダウンロードボタンを押すことによりダウンロードが開始されたが、車載機1に自動的にダウンロードを開始する機能を備えさせてもよい。この場合には、図4および図10のフローチャートのステップS30の処理は必要なくなり、車載機1は、音声モードにおける電話回線の切断を検知して、自動的にデータモードにより電話接続を行うことができる。また、音声モードとデータモードによる電話接続を二台の電話を用いて行うこともできる。この場合にも、音声モードにより接続されている電話が切断された後に、データモードによる電話接続を行う電話を用いて、保存データをダウンロードすることができる。
【0065】
特許請求の範囲の構成要素と第1,第2の実施の形態の構成要素との対応関係は次の通りである。すなわち、情報検索システム34が情報検索手段を、PBX/CTI31が電話番号取得手段を、仮ユーザプロファイルデータベース57が格納手段を、情報処理端末54が判定手段を、通信装置53および情報処理端末54が情報送信手段をそれぞれ構成する。なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、各構成要素は上記構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両用情報提供システムの第1の実施の形態の全体構成を示す図
【図2】ユーザパラメータ情報の一例を示す図
【図3】第1の実施の形態における車両用情報提供システムにおいて、ユーザプロファイルデータベースに格納されているユーザ情報の一例を示す図
【図4】第1の実施の形態における車両用情報提供システムにおいて、車載機と情報センターとでそれぞれ行われる処理内容を示すフローチャート
【図5】図4に示すフローチャートに続く処理内容を示すフローチャート
【図6】検索システムのモニタに表示される検索画面の一例を示す図
【図7】検索システムのモニタに表示されるユーザパラメータ情報の一例を示す図
【図8】仮ユーザプロファイルデータベースに格納されるデータの一例を示す図
【図9】第2の実施の形態における車両用情報提供システムにおいて、ユーザプロファイルデータベースに格納されているユーザ情報の一例を示す図
【図10】第2の実施の形態における車両用情報提供システムにおいて、車載機と情報センターとでそれぞれ行われる処理内容を示すフローチャート
【図11】図10に示すフローチャートに続く処理内容を示すフローチャート
【符号の説明】
1…車載機、2…ナビゲーションユニット、3…モニタ、4…携帯電話、5…通信アダプタ、6…電話ハーネス、7…接続ハーネス、8…マイク、9…スピーカ、10…GPSアンテナ、11…操作スイッチ、12…オペレータ呼び出しスイッチ、20…情報センター、30…オペレータセンター、31…PBX/CTI、32…マウス、33…電話機、34…情報検索システム、36…ヘッドセット、37…ネットワーク、38…モニタ、39…キーボード、40…情報データベース群、41…位置/電話情報データベース、42…交通情報データベース、43…天気予報データベース、44…各種情報データベース、50…車両用情報センター、52…PBX/CTI、53…通信装置、54…情報処理端末、56…ユーザプロファイルデータベース、57…仮ユーザプロファイルデータベース、60…カスタマーセンター、62…カスタマー登録システム、63…インターネット、64…コンテンツプロバイダ/アプリケーションサービスプロバイダ、65…ユーザPC、300…名称入力欄、301…住所入力欄、302…ジャンル選択欄、303…希望情報種類、304…登録先、305…電話番号、306…路線名、307…区間

Claims (3)

  1. 車載機を搭載した車両の乗員が情報センターに電話をかけて、音声モードにより希望する情報の提供を要求し、電話回線を一旦切断した後、再度前記情報センターに電話をかけて、前記情報センターが用意した情報をデータモードにより前記車載機にダウンロードする車両用情報提供システムにおいて、
    前記情報センターは、前記要求された情報を検索する情報検索手段と、前記車載機を搭載した車両の乗員からの電話の電話番号を取得する電話番号取得手段と、前記音声モードで着呼したときに前記電話番号取得手段が取得した電話番号と前記情報検索手段により検索された情報とを対応付けて格納する格納手段と、前記データモードで着呼したときに前記電話番号取得手段が取得した電話番号が前記格納手段に格納されているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、前記取得した電話番号が前記格納手段に格納されていると判定されると、前記取得した電話番号と対応付けて前記格納手段に格納されている情報を前記車載機に送信する情報送信手段とを備えることを特徴とする車両用情報提供システム。
  2. 車載機を搭載した車両の乗員から着信した音声モードによる音声情報に基づいて乗員が希望する情報を検索し、電話回線が一旦切断された後、再び同じ乗員から着信したデータモードにおけるデータ情報に基づいて、発信した乗員が希望する情報を前記車載機に送信する車両用情報提供装置において、
    車載機を搭載した車両の乗員から要求された情報を検索する情報検索手段と、
    着信した呼の電話番号を取得する電話番号取得手段と、
    前記音声モードで着呼したときに前記電話番号取得手段が取得した電話番号と前記情報検索手段により検索された情報とを対応付けて格納する格納手段と、
    前記データモードで着呼したときに前記電話番号取得手段が取得した電話番号が前記格納手段に格納されているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により、前記取得した電話番号が前記格納手段に格納されていると判定されると、前記取得した電話番号と対応付けて前記格納手段に格納されている情報を前記車載機に送信する情報送信手段とを備えることを特徴とする車両用情報提供装置。
  3. 請求項2に記載の車両用情報提供装置において、
    情報提供サービスを受ける利用者ごとに固有のユーザパラメータ情報と利用者が前記情報提供サービスを受けるために使用する電話番号とを対応付けて予め登録する登録手段をさらに備え、
    前記判定手段は、前記音声モードで着呼した時に前記電話番号取得手段が取得した電話番号が前記登録手段に格納されているか否かを判定し、
    前記情報検索手段は、前記判定手段により、前記音声モードで着呼した時に取得した電話番号が前記登録手段に登録されていると判定されると、前記取得した電話番号と対応付けて前記登録手段に登録されているユーザパラメータ情報を用いて、利用者が希望する情報を検索することを特徴とする車両用情報提供装置。
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