JP3974637B2 - エンジンの複合動力装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複合動力装置に関し、より詳しくは、車両エンジンの複合動力装置に関するものである。
機動車両に使用されるエンジンでは、通常、始動および発電装置が結合されることにより、エンジンが始動され、エンジンの運転中に必要な電気負荷或いはバッテリーの充電が提供される。
一つの例として、従来技術文献には、車両エンジンに使用される始動兼発電装置が開示されており、モータのステータに始動コイルおよび発電コイルが設けられ、始動時に当該始動コイルにバッテリーより電力が供給され、当該モータが始動装置として用いられ、それをクランク軸に直接連結してクランク軸の回転を駆動することにより、エンジンが始動される(例えば、特許文献1参照)。一方、モータの整流子およびブラシ機構は、調節機構により互いに接触し、エンジンが始動したあと、エンジンの回転速度の上昇に伴ってローターが所定の回転速度に達した場合、遠心力の作用によって当該調節機構が作動して前記整流子およびブラシ機構との接触を切断し、これによりモータが発電装置として使用され、発電コイルから生成された起電力を車両の電気負荷に供給してバッテリーの充電を行う。
特開平10−148142号公報
ブラシ式モータにより構成される始動兼発電装置の採用には、調節機構およびブラシ機構の使用を必要とするため、クランク軸上の配置スペースが大幅に取られ、クランク軸の長さの短縮ができなくなっていた。そのため、別の従来技術文献には、車両用始動兼発電装置が開示されており、それによると、無段変速装置および遠心式クラッチを有する車両エンジンに適用され、主としてブラシレス式モータがエンジンのクランク軸に配置され、ブラシレス式モータのステータがそのローターの外周に配置される内回転式構造となっており、さらに、ローターセンサーが、ステータの内側に対向するようにそのローターの外周に配置され、該ローターセンサーと、例えばホールセンサー素子との組み合わせにより、エンジンの始動または発電が制御される。ブラシレス式モータの採用により、調節機構およびブラシ機構の使用を必要としないため、クランク軸上の配置スペースが縮小され、クランク軸の長さが短縮され、これに伴って車両の幅を抑制することが可能となり、車両の軽量化に役立つものとなっている(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−119010号
車両工業の進歩にしたがって、車両の動力は、エンジン(内燃機関)によって提供されるほか、エンジンにおいて複合動力装置が統合されている補助式複合動力システムが発展しつつある。また別の従来技術文献には、例えば車両の登坂または大きなトルクの出力を即時に必要としている場合にトルク補助が提供されるように、エンジンに始動およびトルク補助を行わせるためのエンジン始動兼補助装置が開示されている(例えば、特許文献3参照)。さらに、エネルギー危機および環境保護への意識の高まりに伴って、広汎に応用されている新式補助式複合動力システムにおいて、エンジンが空転の際にシャットダウンされ、車両が動き出した瞬間に点火始動される自動シャットダウン兼始動(Stop−Go)機能が導入されている。例えば、さらにまた別の従来技術文献には、エネルギーの節約および空気汚染の低減のために、車両が停止しエンジンが空転の状態においてエンジンが自動的にシャットダウンされ、発進した場合にエンジンが自動的に点火始動される、車両に用いられるためのエンジン始動および停止装置が開示されている(例えば、特許文献3乃至5参照)。
中華民国特許公告第390939号 中華民国特許公告第487779号 実昭第58−142378号公報
図1に示すように、前記補助式複合動力システム10は、モータ発電機12とエンジン11のクランク軸13とを同軸に連結することにより、必要とするスペースを縮小しクランク軸の長さを短縮する。また、空冷式のエンジンとしては、前記モータ発電機が出力動力(トランスミッション14)より離れたエンジン11の一端に配設され、さらに冷却ファンに連結されているため、クランク軸の長さを増加する必要はなく、スペースがより有効に活用されている。
始動、発電および補助動力に用いられるモータ発電機12は、おおよそ構造によって内回転式と外回転式とに区分されている。そのうち、外回転式は、整流素子としての炭素ブラシの使用を必要としないので、よく見かけるようになっている。外回転式構造は、モータ発電機12のコイルが内部に固定され、磁石が外周を取り囲んでいる。コイルが内部に固定されているので、コイルステータ121と称され、磁石が外周を取り囲んでいるので、磁石ローター123と称されている。コイルステータ121は、エンジン11のケース内部にクランク軸13が貫通するように固着され、磁石ローター123は、該クランク軸13に固着され、コイルステータ121の外周に対応してそれを取り囲んでいる。
このようなモータ発電機12では、エンジン点火のタイミング信号およびモータ駆動時の磁界位相のタイミング信号の2種のタイミング信号を生成するための信号生成装置を設ける必要がある。この2種のタイミング信号は、いずれもホール効果センサーと磁気リングとが相互に誘導作用しあうことによって生じた断続的な電圧信号である。ここで、ホール効果センサーは、固定状態のまま保持され、磁気リングは、エンジン11のクランク軸13に同期して回転している。ただし、従来技術では、信号生成装置がコイルステータ121の近傍に設けられており、碗状となっている磁石ローター123によりシールドされているため、種々の欠点があった。
図2は、従来の外回転式構造である補助式複合動力システム20の局所構造の拡大図を模式的に示している。図に示すように、この外回転式構造は、コイルステータ22をクランク軸21が貫通するようにエンジンのケース内部に設けており、磁石ローター23をクランク軸21に固着し当該コイルステータ22の外周に対応させてそれを取り囲んでいる。この2種のタイミング信号を生成するための信号生成装置24は、コイルステータ22の近傍のエンジンケースに近い側に配設され、すなわち高温のエンジンケースとコイルステータ22との間に隣接して、碗状構造である磁石ローター23にシールドされている。
前記のように、従来の補助式複合動力システム20の信号生成装置24の配設位置は、緊密なスペースの利用ができるが、それが高温のエンジンケースと高温のコイルとの間に隣接され、且つ磁石ローター23にシールドされ、外部からの空気によって冷却されることが困難となっているため、高温の環境において損傷して効力を失いやすくなっており、高温に耐えうる特殊なセンサーが使用されれば、コストが増大することとなっている。また、信号生成装置24は、補助式複合動力システム20全体における極めて内側に配設されているため、部品に損傷があった場合、その保守または交換が非常に面倒であり、保守整備コストが高価となる。同時に、信号生成装置24が内部の密閉された位置に設けられているため、補助式複合動力システム20の外部より調整を行うことがまったく不可能であるため、タイミング信号に対して機械的にタイミング角度の微調整作業を行うことができず、タイミング信号の精度への制御が容易ではないとともに、モータ発電機の始動、発電および補助動力の効果が低下することとなっている。
従って、前記の従来技術の種々の欠点を効果的に解決することは、業界において極めて重要な課題となっている。
そこで、以上のとおりの事情に鑑み、本発明は、タイミング信号を生成する部品が高温環境より離れ、高温による損傷を回避することができるエンジンの複合動力装置を提供することを課題とする。
また、本発明は、タイミング信号を生成する部品において高温に耐えうるようなレベルの部品を使用する必要がなく、部品のコストが低減できるエンジンの複合動力装置を提供することを課題とする。
また、本発明は、タイミング信号を生成する部品を、保守または交換しやすくするためのエンジンの複合動力装置を提供することを課題とする。
また、本発明は、タイミング角度の微調整作業を行いやすくするためのエンジンの複合動力装置を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係るエンジンの複合動力装置は、複合動力装置に連結されるための第1端と動力を出力するための第2端とを有するクランク軸を備えたエンジンに適用されるエンジンの複合動力装置において、前記エンジンに固着され前記クランク軸が貫通するためのコイルステータと、前記クランク軸の第1端に固着され前記コイルステータの外周に対応してそれを取り囲む磁石ローターとを有し、前記磁石ローターが開口を第2端に向けている碗状構造となっているモータ発電機と、前記磁石ローターの、前記第2端より遠い一側に同軸に設けられている誘導マグネットと、前記モータ発電機に設けられ、前記モータ発電機の位相角およびエンジンの点火タイミングのいずれか一つの検知信号を提供するためのセンサーと、を備えている。
前記モータ発電機は、モータ発電機ケースを有しており、前記センサーは、前記モータ発電機ケースの、前記第2端より遠い内側に設けられている。好ましくは、前記モータ発電機ケースの内側には、前記センサーを装着するための固定フレームが設けられ、前記固定フレームは、外部の空気を引き込んで冷却を行うための通風孔を有してよい。また、前記磁石ローターの、前記第2端より遠い一側に、例えば遠心式ファンがさらに同軸に設けられ、外部からの冷却空気をより速く導いて熱交換を行うことが可能である。
前記センサーは、モータ発電機の、前記第2端より遠い且つ前記誘導マグネットに対向する一側に設けられてよい。また、前記センサーは、少なくとも一つの支持盤と当該支持盤に設けられたタイミング検知素子、位相検知素子とを備え、若しくは複数の支持盤と前記支持盤ごとにそれぞれに対応して設けられたタイミング検知素子、位相検知素子とを備えてよい。ここで、前記支持盤は、少なくとも一つの前記支持盤の固定位置を調整するための位置調整部を有し、当該位置調整部は、ボルトがロックされ該ボルトのロック位置が調整されるように、前記支持盤の表面に設けられている幅広のロック孔であってよい。これに対し、前記誘導マグネットは、前記位相検知素子および前記タイミング検知素子のそれぞれに対応する巻線位置磁気誘導リングおよびタイミング位置磁気誘導リングが設けられることにより、モータ発電機の位相角およびエンジンの点火タイミングのいずれか一つの検知信号が提供される。
従来技術に比較して、本発明に係るエンジンの複合動力装置では、タイミング信号を生成するための部品をエンジンより離れるように、例えば前記誘導マグネットを、前記磁石ローターの、前記第2端より遠い一側に同軸に設け、前記センサーを前記第2端より遠い且つ前記誘導マグネットに対向するモータ発電機の一側に設けているため、前記センサーと前記誘導マグネットとがいずれもコイルステータまたは磁石ローターによりシールドされることなく、エンジンケースの熱輻射からの影響を受けにくくなるのみならず、外部の冷却空気を充分に利用して熱交換を行うことができ、当該環境の温度が低くなるため、部品が高温によって損傷することを回避することができ、また、耐高温の部品の使用を必要としないので、部品のコストが大幅に低減できる。さらに、タイミング信号を生成するための部品は、複合動力装置全体における極めて外側に設けられているため、モータ発電機ケースのファンカバーを取り外せばそれらの部品を露出させることが可能であるため、保守または交換が容易となるとともに、タイミング信号に対し機械的にタイミング角度の微調整作業を行うのに有利であるため、従来技術の種々の問題を解決することができるようになる。
以下は、特定の実施例に基づいて本発明の実施方式を説明するものであり、この技術分野に精通した者は本発明のその他の利点や効果を明細書に記載の内容から容易に了解することができる。本発明は、その他の異なる実施例によって実施や応用をしたり、明細書に記載の内容も異なる観点や応用に基づき、本発明の精神を脱しない範囲で様々な修飾や変更が可能であり、そうした修飾や変更は本発明の請求範囲に入るものである。
図3から図8Aは、本発明の好ましい実施形態に基づいて描画された図面である。ここで、それらの図面は簡略化された模式図であり本発明に係る基本構造を模式的に示すにすぎない。即ちそれらの図面では本発明に係る素子のみが表示され、その表示された素子はこれらの実施の形態に限定されるものではなく、その実際に実施される場合の数、形状、及びサイズ比例などは選択性の設計であり、その素子のレイアウト形態がより複雑となるのはいうまでもない。
図3は、本発明に係る複合動力装置が車両エンジンに適用されることを模式的に示している。図に示すように、複合動力装置3は、クランク軸41を有するエンジン4に適用され、外回転式構造の補助式複合動力システムを形成している。この複合動力装置3は、発電機として機能するのみならず、エンジンのトルクにより、例えば車両の電気負荷またはバッテリーの充電が提供されるとともに、モータとして機能して、バッテリーの電力を介してトルクを生成することで、エンジンの点火を始動しまたは補助動力を生成する。本実施形態においてはオートバイに適用されることを例にしており、クランク軸41は、複合動力装置3に連結されるための第1端411と、動力を出力するための第2端413とを備え、補助式複合動力システムの全体において、複合動力装置3を除いて、例えばエンジン4、エンジンケース40、クランク軸41、トランスミッション42、キックスターター43、タイヤ44および排気管45などの構造の運用はいずれも従来技術と同様であり、かつ本発明の目的とする特徴ではないため、ここでは詳しい説明を省略する。
図4に示すように、本発明に係る複合動力装置3は、少なくともモータ発電機31と、誘導マグネット33と、センサー35とを備えている。モータ発電機31は、エンジン4に固着されクランク軸41の第1端411が貫通するコイルステータ311と、クランク軸41の第1端411に固着され且つ前記コイルステータ311の外周に対応してそれを取り囲む磁石ローター313とを有しており、コイルステータ311は、複数の組のステータ巻線およびステータシリコン鋼片からなり、磁石ローター313は、開口をクランク軸41の第2端413に向けている碗状構造となっており、この碗状構造の内側壁にはN極とS極とが交差配列される複数の組の磁石が設けられている。誘導マグネット33は、磁石ローター313の、クランク軸41の第2端413より遠い一側に同軸に設けられている。センサー35は、モータ発電機31の、クランク軸41の第2端413より遠い且つ誘導マグネット33に対向する一側に設けられており、それによってモータ発電機の位相角およびエンジン点火タイミングのいずれか一つの検知信号が提供される。
エンジン4のクランク軸41の第1端は、エンジンケース40より突出している。当然、クランク軸4は、例えば軸受けおよびオイルシールなどの素子と組み合わせて軸接され、エンジンケース40は、モータ発電機31のモータ発電機ケース310と相互に組まれて固定され、すなわちコイルステータ311は、モータ発電機ケース310に結合されることによりエンジン4のエンジンケース40に固着される。
図5および図6に示すように、クランク軸41の第1端411は、エンジンケース40に軸接して突出し、該エンジンケース40と相互に組まれて固定されたモータ発電機ケース310の内部にまで伸びている。モータ発電機31のコイルステータは、モータ発電機ケース310に同軸に固定され、クランク軸41の第1端411がその中を貫通し、モータ発電機31の磁石ローター313は、開口をクランク軸411の第2端(図示せず)に向けている碗状構造となっており、例えばテーパー溝(Taper groove)およびバランスピン構造と組み合わせてクランク軸41の第1端411に固着され、かつ、モータ発電機ケース310に位置し、該コイルステータ311の外周に対応してそれを取り囲んでいる。磁石ローター313の、クランク軸41の第2端(図示せず)より遠い一側には、誘導マグネット33が同軸に設けられることにより、該クランク軸41に同期して回転され、誘導マグネット33に対応するセンサー35は、モータ発電機31の、クランク軸41の第2端(図示せず)より遠い且つ誘導マグネット33に対向する一側に設けられている。
本実施形態において、磁石ローター313の、クランク軸41の第2端(図示せず)より遠い一側に、さらに遠心式ファン315が同軸に設けられ、当該クランク軸41に同期して回転される。モータ発電機31の外側にファンカバー37がさらに結合されており、該ファンカバー37は、モータ発電機ケース310の、クランク軸41の第2端(図示せず)より遠い一側に組まれて固定され、該ファンカバー37の内側(すなわちクランク軸41の第1端411に隣接した側)に、さらに固定フレーム371が結合されており、センサー35は、当該固定フレームの内側(すなわち磁石ローター313の一側)に組み込まれ、固定フレームは通風孔を有し、端面にある吸い込み口3711および側面にある吐き出し口3713からなっている。本実施形態においてファンカバー37と固定フレーム371とが独立に組立てられた構造を例に説明しているが、他の実施形態において、該ファンカバー37と該固定フレーム371とが一体に製造されてよく、図面に示す組立構造に限定されるものではない。
複合動力装置3のモータ発電機31が発電機として機能している場合、磁石ローター313は、クランク軸41に駆動され回転し、そのN極とS極とが交差配列されている複数の組の磁石が回転の磁界を生成する。この回転の磁界は、固定状態のままのコイルステータ311の複数の組のステータ巻線に対して磁力線の分割を形成し、ステータ巻線が起電力の出力を生成する。逆に、複合動力装置3のモータ発電機31が始動モータまたは補助動力のモータとして機能している場合、例えばバッテリーによる電力入力によりコイルステータ311のステータ巻線に変動磁界を生じて、磁石ローター313の磁石に磁力作用を発生させる。すなわち、コイルステータ311のステータ巻線が電動トルクを磁石ローター313に印加し、さらにクランク軸41の回転を連動させ、エンジン4に始動を行わせまたはエンジン4に補助動力を与える。
図7Aおよび図7Bに示すように、本発明においてセンサー35は、例えば環状構造となっている支持盤351を含み、該支持盤351上に間隔をおいてタイミング検知素子353および複数の位相検知素子355が設けられ、それらのタイミング検知素子353および位相検知素子355は、計算の制御のために例えば車両の電機制御器に電気的に接続されている。また、支持盤351は、さらに固定位置を調整するための位置調整部357を2つ有している。この位置調整部357は、該支持盤351の表面、例えば弧形断面構造となる幅広ロック孔に間隔をおいて設けられ、ボルト359との組み合わせにより固定フレーム371にロックされ、該ボルト359のロック位置により該センサー35と該固定フレーム371との相対位置が調整される。
本実施形態において支持盤351に間隔をおいてタイミング検知素子353および複数の位相検知素子355が設けられていることを例にして、該支持盤351上における位置調整部357によりタイミング信号に対してタイミング角度の微調整の作業を行うことができることを説明しているが、個別の微調整作業が行われるように、そのタイミング検知素子353および複数の位相検知素子355が、複数の支持盤351に設けられてもよいことはいうまでもない。
図8Aに示すように、本発明において磁石ローター313の中央には、中空の車輪ボス3131が固着され、車輪ボス3131の外側(クランク軸41の第2端413より遠い)の外周の表面には、少なくとも一つの巻線位置磁気誘導リング331と一つのタイミング位置磁気誘導リング333を含む誘導マグネット33が組み込まれ、巻線位置磁気誘導リング331とタイミング位置磁気誘導リング333は相互に積層して車輪ボス3131外側の外周表面に固着されている。
図8Bに示すように、巻線位置磁気誘導リング331には、交差配列されている位置磁気誘導リングS極3311および位置磁気誘導リングN極3313が一組または複数組備えられ、前記センサー35における一つまたは複数の位相検知素子355が励起され、さらに電機の位相角の信号が生成される。図8Cに示すように、タイミング位置磁気誘導リング331に位置磁気誘導リング励起ポイント3331が一組備えられ、前記センサー35におけるタイミング検知素子353が励起され、さらにエンジン点火のタイミング角度の信号が生成される。
本発明に係る複合動力装置3によれば、誘導マグネット33は、磁石ローター313の、クランク軸41の第2端413より遠い一側に同軸に設けられ、センサー35は、固定フレーム371の、クランク軸41の第2端413より遠い且つ誘導マグネット33に対向する一側に設けられているので、該センサー35と該誘導マグネット33とがいずれもコイルステータ311または磁石ローター313によりシールドされることはなく、且つモータ発電機31およびエンジン4より離れているため、モータ発電機31またはエンジン4が作動している場合に生じる高温の影響を受けることもなくなり、部品(センサー35または誘導マグネット33)が高温によって損傷してしまうことを回避することができ、よって、タイミング信号を生成するための部品(例えばセンサー35または誘導マグネット33)では、耐高温の部品の使用を必要としないので、部品のコストが大幅に低減できるようになる。
また、クランク軸41の回転とともに遠心式ファン315が駆動回転され、ファン315の羽根によって外部の冷却空気が中間側より吸い込まれ外側へ吹き出され、冷却空気が固定フレーム371の吸い込み口3711を介して吸い込まれる過程において、まずセンサー35を経由して、その後、外側の噴出し口3173、ファンカバー37よりエンジン4へ吹き出されるため、センサー35のタイミング検知素子353と位相検知素子355等の当該環境温度を効果的に下げることができる。従って、タイミング信号を生成するための部品では、耐高温レベルの部品の使用を必要としなくなり、且つ、良好な放熱効果が得られるため、部品の使用寿命が大幅に延長されるようになる。
また、センサー35または誘導マグネット33などのタイミング信号を生成するための部品は、複合動力装置全体における極めて外側に設けられているため、モータ発電機ケース310のファンカバー37を取り外せばそれらの部品を露出させることが可能となっているため、保守または交換が容易となるとともに、センサー35は、支持盤351によって固定フレーム371に組まれ、位置調整部357とボルト359とを組み合わせて固定する設計を利用し、さらに簡単に複合動力装置3の外側から該支持盤351を調整して該固定フレーム371に固定することができ、すなわち該センサー35と誘導マグネット33との電機角度を調整することができるので、タイミング角度の微調整作業が容易となっている。
上記のように、本発明に係るエンジンの複合動力装置では、タイミング信号を生成するための部品をエンジンより離れるように、例えば前記誘導マグネットを、前記磁石ローターの、前記第2端より遠い一側に同軸に設け、前記センサーを、モータ発電機の、前記第2端より遠い且つ前記誘導マグネットに対向する一側に設けているので、前記センサーと前記誘導マグネットとがいずれもコイルステータまたは磁石ローターによりシールドされることはなく、エンジンケースの熱輻射からの影響を受けにくくなるのみならず、外部の冷却空気を充分に利用して熱交換を行うことができ、当該環境の温度が低くなるため、部品が高温によって損傷してしまうことを回避することができ、また、耐高温の部品の使用を必要としないため、部品のコストが大幅に低減できるようになる。さらに、タイミング信号を生成するための部品は、複合動力装置全体における極めて外側に設けられているため、モータ発電機ケースのファンカバーを取り外せばそれらの部品を露出させることが可能となっているので、保守または交換が容易となるとともに、タイミング信号に対し機械的にタイミング角度の微調整作業を行うのに便利であるため、従来技術の種々の問題を解決することができるようになる。
以上、これらの実施の形態は本発明を例示する目的で示すものであり、本発明は、これらによって何ら限定されるものではない。本発明に係る実質的な技術内容は、特許請求の範囲に定義される。本発明はこの技術分野に精通したものが特許請求の範囲を脱しない範囲で色々な修飾や変更が可能であり、そうした修飾や変更は本発明の請求範囲に入るものである。
従来の補助式複合動力システムの構造を模式的に示した図である。 従来の外回転式構造の補助式複合動力システム20の一部を模式的に示した拡大図である。 本発明に係る複合動力装置の車両エンジンへの応用を模式的に示した図である。 図3の一部を模式的に示した拡大図である。 図4の細部の構造を模式的に示した分解図である。 図4の一部の構造を模式的に示した分解図である。 本発明に係るセンサーおよび固定フレームの構造を模式的に示した分解図である。 本発明に係るセンサーの構造を模式的に示した図である。 本発明に係る磁石ローターの側断面の構造を模式的に示した図である。 本発明に係る巻線位置磁気誘導リングの構造を模式的に示した図である。 本発明に係るタイミング位置磁気誘導リングの構造を模式的に示した図である。
符号の説明
10 補助式複合動力システム
11 エンジン
12 モータ発電機
121 コイルステータ
123 磁石ローター
13 クランク軸
14 トランスミッション
20 補助式複合動力システム
21 クランク軸
22 コイルステータ
23 磁石ローター
24 信号生成装置
3 複合動力装置
31 モータ発電機
310 モータ発電機ケース
311 コイルステータ
313 磁石ローター
3131 車輪ボス
315 ファン
33 誘導マグネット
331 巻線位置磁気誘導リング
3311 位置磁気誘導リングS極
3313 位置磁気誘導リングN極
333 タイミング位置磁気誘導リング
3331 位置磁気誘導リング励起ポイント
35 センサー
351 支持盤
353 タイミング検知素子
355 位相検知素子
357 位置調整部
359 ボルト
37 ファンカバー
371 固定フレーム
3711 吸い込み口
3713 吐き出し口
4 エンジン
40 エンジンケース
41 クランク軸
411 第1端
412 第2端
42 トランスミッション
43 キックスターター
44 タイヤ
45 排気管




Claims (20)

  1. 複合動力装置に連結されるための第1端と動力を出力するための第2端とを有するクランク軸を備えたエンジンに適用されるエンジンの複合動力装置において、
    前記エンジンに固着され前記クランク軸が貫通するためのコイルステータと、
    前記クランク軸の第1端に固着され前記コイルステータの外周に対応してそれを取り囲む磁石ローターとを有し、前記磁石ローターが開口を前記第2端に向けている碗状構造となっているモータ発電機と、
    前記磁石ローターの、前記第2端より遠い一側に同軸に設けられている誘導マグネットと、
    前記モータ発電機に設けられ、前記モータ発電機の位相角およびエンジンの点火タイミングのいずれか一つの検知信号を提供するためのセンサーと、を備えていることを特徴とするエンジンの複合動力装置。
  2. 前記モータ発電機は、モータ発電機ケースを有しており、
    前記センサーは、前記モータ発電機ケースの、前記第2端より遠い内側に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載のエンジンの複合動力装置。
  3. 前記モータ発電機ケースの内側には、前記センサーを装着するための固定フレームが設けられていることを特徴とする、請求項2に記載のエンジンの複合動力装置。
  4. 前記固定フレームは、通風孔を有していることを特徴とする、請求項3に記載のエンジンの複合動力装置。
  5. 前記磁石ローターの、前記第2端より遠い一側に、さらにファンが同軸に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載のエンジンの複合動力装置。
  6. 前記ファンは、遠心式ファンであることを特徴とする、請求項5に記載のエンジンの複合動力装置。
  7. 前記センサーは、
    少なくとも一つの支持盤と、
    前記支持盤に設けられたタイミング検知素子および位相検知素子と、
    を備えていることを特徴とする、請求項1に記載のエンジンの複合動力装置。
  8. 前記センサーは、複数の支持盤と前記支持盤ごとにそれぞれに対応して設けられたタイミング検知素子および位相検知素子とを備えていることを特徴とする、請求項1に記載のエンジンの複合動力装置。
  9. 前記支持盤は、少なくとも一つの前記支持盤の固定位置を調整するための位置調整部を有していることを特徴とする、請求項7または請求項8に記載のエンジンの複合動力装置。
  10. 前記位置調整部は、ボルトがロックされ前記ボルトのロック位置が調整されるように、前記支持盤の表面に設けられている幅広のロック孔であることを特徴とする、請求項9に記載のエンジンの複合動力装置。
  11. 前記幅広のロック孔は、弧形断面構造であることを特徴とする、請求項10に記載のエンジンの複合動力装置。
  12. 前記誘導マグネットは、巻線位置磁気誘導リングとタイミング位置磁気誘導リングとを備えていることを特徴とする、請求項1に記載のエンジンの複合動力装置。
  13. 前記センサーは、前記モータ発電機ケースの、前記第2端より遠い且つ前記誘導マグネットに対向する一側に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載のエンジンの複合動力装置。
  14. 複合動力装置に連結されるための第1端と動力を出力するための第2端とを有するクランク軸を備えたエンジンに適用されるエンジンの複合動力装置において、
    前記エンジンに固着され前記クランク軸が貫通するためのコイルステータと、
    前記クランク軸の第1端に固着され前記コイルステータの外周に対応してそれを取り囲む磁石ローターとを有し、前記磁石ローターが開口を前記第2端に向けている碗状構造となっているモータ発電機と、
    前記磁石ローターの、前記第2端より遠い一側に同軸に設けられている誘導マグネットと、
    前記モータ発電機に設けられ、少なくとも一つの支持盤と、
    前記支持盤に設けられているタイミング検知素子および位相検知素子を有し、前記モータ発電機の位相角およびエンジンの点火タイミングのいずれか一つの検知信号を提供するためのセンサーと、
    を備えていることを特徴とするエンジンの複合動力装置。
  15. 前記支持盤は、少なくとも一つの前記支持盤の固定位置を調整するための位置調整部を有していることを特徴とする、請求項14に記載のエンジンの複合動力装置。
  16. 前記位置調整部は、ボルトがロックされ前記ボルトのロック位置が調整されるように、前記支持盤の表面に設けられている幅広のロック孔であることを特徴とする、請求項15に記載のエンジンの複合動力装置。
  17. 前記幅広のロック孔は、弧形断面構造であることを特徴とする、請求項16に記載のエンジンの複合動力装置。
  18. 前記モータ発電機は、モータ発電機ケースを有しており、
    前記センサーは、前記モータ発電機ケースの、前記第2端より遠い内側に設けられていることを特徴とする、請求項14に記載のエンジンの複合動力装置。
  19. 前記モータ発電機ケースの内側には、前記センサーを装着するための固定フレームが設けられていることを特徴とする、請求項18に記載のエンジンの複合動力装置。
  20. 前記固定フレームは、通風孔を有していることを特徴とする、請求項19に記載のエンジンの複合動力装置。
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