JP3973774B2 - 目地部止水部材の止水性能確認方法及び目地部止水部材 - Google Patents

目地部止水部材の止水性能確認方法及び目地部止水部材 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、目地部止水部材の止水性能確認方法及び目地部止水部材に関し、特に、目地部止水部材からの漏水状態を明確に視認できる目地部止水部材の止水性能確認方法及び同確認方法に適した目地部止水部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
生活用水や工業用水等を貯留する貯水池及び浄水池、上下水道の水路等を構成するコンクリート構造体は、大型化しているためにコンクリートの亀裂を避けることができない。そのため、コンクリート構造体においてはコンクリートのさらなる亀裂を防止して目地を設けることが一般的に行われている。
コンクリート構造体の目地構造に関しては各種の提案がなされてきているが、本来的に、目地部は躯体の亀裂に接続しているから、目地部が劣化してしまうとその部分から漏水して、いわゆる逸水現象が発生する問題があった。
又、コンクリート構造体は自らの亀裂問題の他に構造体の不等沈下や地震等による変位に対して追従を図る必要があるが、追従することが限界点を越えると目地部が損傷することになり、構造体としては逸水を阻止するために目地部の幅方向にたるみを形成した目地部止水部材を設けているのが一般的である。
さらに、コンクリート構造物が経年変化を受けて劣化してくると躯体本体の亀裂等の損傷と同時に目地部の劣化が問題となり、目地部の劣化損傷に対して逸水対策を施すことも通常的に行われている。
【0003】
従来の逸水対策は、図9に示すように、目地部50に対して中央にある溝状のたるみ部分51で目地部を塞ぎ、両側の係止部52を定着具53で躯体に固定している目地部止水部材54を適用していた。目地部止水部材54はブチルゴム製であり、その両側の係止部は平板もしくは躯体に接合する2列の平行な突起55を配置した平板状であった。
目地部止水部材54は、目地に沿って一定間隔毎に躯体に植設されているアンカーボルトとこれと螺合するナットで構成される定着具53を用いて躯体に固定されており、上記ナットを締め付けることによって各突起を押しつぶした状態で目地部止水部材を躯体表面に圧着して目地部からの逸水を防止しようとしていた。
【0004】
しかし、このような手段では、突起の連続した並行状態が見かけ上は躯体表面に正確に接合した状態にあるものの、定着具53によって目地部止水部材の係止部52が躯体表面に固定されると、突起部55に対するナットの締め付け力が均等でない場合や突起部55が変転することで、躯体表面に対する圧着状態が不安定になる可能性があった。
特に、目地部に対する止水工事を施工中に止水状態を確認するための試験方法が確立しておらず、上記の施行状態のままで止水性能を確認することなく工事を完了させている場合も危惧されることから、施工後の品質管理面で問題点を孕んでいた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、目地部止水工事の施工中に目地部止水部材からの漏水状態を明瞭に確認できる止水性能確認方法とこの確認方法に適した目地部止水部材を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明による目地部止水部材の止水性能確認方法は、基本的に、中央にある溝状のたるみ部分で目地部を塞ぎ両側の係止部を定着具で躯体に固定してある目地部止水部材の定着具に漏洩確認試料供給部と接続して定着具に被せてこれを閉塞する外管と外管の内部に間隙をおいて装備された定着具と結合する中管とから構成される試験装置を装着させて置き、試験装置から押圧された漏洩確認試料を定着具に沿わして目地部止水部材の係止部に供給することで、漏洩の有無を確認するものであり、試験装置を定着具のアンカーボルトに直にあるいはナットを除去して装着することを特徴にしている。又、定着具を構成する押圧板を介して上記と同様の手段で注入することも特徴にしている。
【0007】
本発明による目地部止水部材は、上記目地部止水部材において、目地部止水部材の両側にある係止部に複数の区画に分割してある並列状の突起を形成することを特徴としている。そして、上記の目地部止水部材に対する本発明の各止水性能確認方法は、上述した各発明の構成要件を講じている。
【0008】
又、上記各止水性能確認方法に用いる試験装置は、漏洩確認試料供給部と接続して漏洩確認試料の供給を受け、目地部止水部材の定着具に被せて定着具を閉塞する外管と、外管の内部に間隙を形成するように結合部材によって装備された定着具のアンカーボルトと螺合するねじ孔を備えた中管とから構成されている。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明による目地部止水部材の止水性能確認方法を説明するための概要図である。
本実施の形態での目地部止水部材1は、図示のように、目地の上端に形成された溝に対応させて中央部分をたるませて下方に突出させており、目地部止水部材の両側にある係止部5は、躯体に目地部止水部材を固定するためにアンカーボルト等を挿通するためのボルト孔を有しており、ボルト孔の両側には躯体との接合性をよくするために平行な突起列8を形成してある。
従って、本発明による止水性能確認方法は、先ず、性能確認を行う区域の定着具2を選択してこれを閉塞するように試験装置3を装着することから開始する。次いで、試験装置3は図示していない漏洩確認試料貯蔵部に接続したパイプから圧力を加えられた漏洩確認試料の供給を受けて、これを閉塞した定着具2に沿わして目地部止水部材1の係止部5に注入する。
漏洩確認試料は、定着具2から上記アンカーボルトを挿通するボルト孔を通じて、ボルト孔の両側にある平行な突起列8の間に充満してから、止水施工が完全でない部分があればそこから外部に噴出することになる。
本発明による止水性能確認方法は、以上のように目地部止水部材1から外部に漏洩してくるのを視認するだけの単純な作業で実施できるので、個人差や確認漏れを生じることなく目地部止水部材の止水性能を確認できるものである。
【0010】
止水性能の確認は、一定区分毎に漏洩の有無を確認して行く必要があることから、本実施の形態では目地部止水部材1を所定の長さの区間に区分するためにブチルゴム等の粘着物4を両突起列8間に予め装着しておく必要がある。
漏洩確認試料としては、各種のものが採用可能であるが、目地部からの逸水対策であることを考慮すると水もしくは着色した気体等が取り扱い面からも望ましいといえる。しかし、厳密な意味でこれに限定されるものではない。
目地部止水部材に対する止水性能の確認は、上記の操作を所定区画毎に繰り返し実施することで、目地部止水部材全体の止水状態を確認できるものであるが、本発明による止水性能確認方法を用いると、細部に渡る止水処置とその確認を実施できるものであるから、施工後の品質保証を確実なものにすることができる。
【0011】
図2は、目地部止水部材の定着具に試験装置を装着した状態を示す断面図である。
目地部止水部材1の両側にある係止部5には、目地部止水部材1を躯体6に押圧固定するための定着具2を挿通するボルト孔7を中央部に空けてあり、ボルト孔7の両側には躯体6との接合性をよくする平行な突起列8を形成してある。躯体6には定着具2のアンカーボルト9が植設されている。
定着具2は、さらに、係止部5の表面に押圧板10を配置している。押圧板10は、図で明らかなように、その幅が突起列8の若干外側に位置する状態に構成してあり、これによってボルト孔11に挿入されたアンカーボルト9とナット12による押圧力が突起列8を外に押し出すことなく互いを近づける方向に働くように仕向かせている。
【0012】
押圧板10は、その上に積層されるブチルゴム製等のパッキン13、金属ワッシャー14及びナット12と躯体6に植設されたアンカーボルト9とで、目地部止水部材1の突起列8を躯体表面に均等の力で密着させている。
試験装置3は、外管15の内部に配置されている中管16をアンカーボルト9と螺合させて定着具2に装着している。外管15は、図示していない試料貯蔵部に接続するパイプ17から漏洩確認試料である水等の供給を受けるように構成してある。
なお、外管15の下端のフランジ18に装備されたOリング等のパッキン19は、外管が水等の供給を受けた際に外管から漏洩させることなく定着具2に沿って両突起列8間の空間20に連続的に供給するためである。
【0013】
以上の構成から明らかなように、両突起列8間の空間20は目地部止水部材1のボルト孔7,押圧板10のボルト孔11を介して試験装置3と連通している。従って、突起列8が構成している空間20に近い突起、即ち目地部止水部材1が止水性能的に問題があると、試験装置3から水等に圧力を加えながら注入することで、定着具2を介して供給された水が目地部止水部材1の縁から漏れてくることになり、止水性能の欠陥部所が簡単に確認できる。
【0014】
図3は、試験装置3の外管15及び中管16を示す断面図である。
試験装置3を構成する外管15は、円筒形であって上端は閉塞しており、その上に内側に孔21を形成し外側にネジ22を備えた結合部23を形成している。下端にはパッキング用の溝24を備えたフランジ18を形成してある。
結合部23は、漏洩確認試料供給部からの接続パイプ17が装備している結合ナットと螺着して水等の供給を受けるためのものである。
中管16は、外管と類似の形状であり、外管の内部に配置されて4方からの結合部材25で支持されている。中管16には、試験装置3を定着具に装着するアンカーボルト9と螺合するタップ26を切ってある。
試験装置を構成している外管、中管について、上記に1つの実施の形態例を紹介したが、本発明における試験装置は決してこれに限定されるものでなく、主旨は外管で定着具を閉塞して水等の漏洩確認試料を定着具に沿わせて目地部止水部材の係止部に供給することであり、中管で上記閉塞のために定着具に結合することであるから、これを達成できる構成であれば実施の形態として採用可能である。
【0015】
図4は、目地部止水部材の定着具に試験装置を装着する他の実施の形態を示す断面図である。
本実施の形態では、図示のようにアンカーボルト9からパッキン13、金属ワッシャー14およびナット12を一時的に取り外しておいて、充分なネジ部を持ったアンカーボルト9に中管16を螺合させて、試験装置3の定着具2への装着を行っている。
これによると、上述した例では、水がパッキン13、金属ワッシャー14およびナット12の相互間あるいはパッキン13と押圧板10との接合面を経由して押圧板のボルト孔11、係止部のボルト孔7に移送されるのに比較して、試験装置3の外管15から圧入される水が、押圧板のボルト孔11、係止部のボルト孔7に直接移送されるので、係止部5に形成してある両突起列8間の空間20への水の通りを極めて円滑にしている。
従って、本実施の形態例によれば、目地部止水部材における止水欠如部分の漏水を積極的に現出して、目地部止水部材の止水性能確認試験を簡潔かつ確実に行うことができる。
【0016】
図5〜7は、定着具に改善を加えた他の実施の形態を示している。
図5の平面図に示すように、目地部止水部材1を躯体に固定する定着具30は、上述してきた定着具2と押圧板31が異なるだけで、他の構成は同様である。押圧板31には、ボルト孔11に連通する孔32がボルト孔に近接して設けてある。
孔32は、孔32の機能が試験装置の外管に供給された水等を定着具として構成されているパッキン、金属ワッシャー及びナットを経由させずにボルト孔11に移送するものであるから、その位置は定着具2のパッキン13と外管15に装備されているパッキン19との間が適当である。
孔32の構造は、図6に示すように押圧板の表面では円形状になっているが、係止部5に接する側の形状は加工上の容易さから、ボルト孔11に接続した溝33として形成される。
ただし、孔32の形状はこれに特定するものでなく、押圧板の表面からボルト孔11に連通できる形状であれば任意に選択できるものである。
【0017】
図7は、試験装置を上記の定着具に装着している状態を断面図で示している。試験装置3を装着した定着具30の押圧板31は、図で明らかなように、係止部5との間にボルト孔11に接続した孔32を有している。
押圧板31は、その上に積層されるブチルゴム製のパッキン13、金属ワッシャー14及びナット12と躯体6に植設されたアンカーボルト9とで、目地部止水部材1の突起列8を躯体表面に密着させている点は、上述の図2で説明した実施の形態例と同様である。
試験装置3は、定着具30のナット12の上に突出しているアンカーボルト9と中管16とを螺合させて定着具2に装着している。試験装置3の外管15は、目地部止水部材1のボルト孔7,押圧板10のボルト孔11及び孔32を介して両突起列8間の空間20と連通している。
従って、試験装置3から圧力水等を注入すると定着具30を介して供給された水が目地部止水部材1の縁から漏れてくることで、止水性能を簡単に確認できることは上記例と同様であるが、本実施の形態では、定着具のナット等を事前にアンカーボルトから取り除いて、試験が完了した後に再び定着具を締め直す等の作業を省略することができる。
このことは、試験を実施した部分の目地部止水部材が、定着具を再び締結する際に止水性能を欠落しているかもしれない不安感を払拭できる点で有効である。
【0018】
図8に、本発明による止水性能確認方法に適した目地部止水部材を示している。
目地部止水部材40は、図示のように、目地の上端に形成された溝に対応させて中央部分41をたるませて下方に突出させており、目地部止水部材40の両側にある係止部42は、躯体に目地部止水部材40を固定するアンカーボルトを挿通するボルト孔43を有しており、ボルト孔43の両側には躯体との接合性をよくするために平行な突起列44を構成してある。
平行な突起列44の間には、所定の間隔で配置された仕切り45によって空間46が形成されており、空間46のほぼ中間に前記ボルト孔43が設けられている。
【0019】
目地部止水部材40は、以上のように構成することによって、躯体目地部に適用すると次のような優位性を発揮できる。
施工面においては、目地部止水部材を躯体に固定する場合に定着具で緊締しても、平行な突起列を互いに結合していることで、突起列が外に押し出されるのを防止することになり、押圧板の均一押圧を仕切も含めて増長することができるし、止水に関しても、突起列を区画化していることで、各定着具を中心にした止水域の確立を図ることが可能になる。
又、止水性能の確認面においては、性能確認を実施する部分が定着具を基準に明確になっていることと目地部止水部材に何の補助作業を施すことなく試験が実施できる。
【0020】
本発明による各止水性能確認方法に用いる試験装置については、上述してきたので、図面による改めての説明は省略する。
試験装置3は、目地部止水部材の定着具に外管15を被せ定着具のアンカーボルトと螺合させて定着具2を閉塞して置き、これに接続してある漏洩確認試料供給部から押圧された漏洩確認試料の供給を受けて目地部止水部材に注入するように構成してあれ。止水性能の確認状態は目地部止水部材からの漏洩状態を視認するだけであるから、装置の製造は安価にでき、その取り扱いや操作も極めて簡略にして確実である。
【0021】
【発明の効果】
本発明による目地部止水部材の止水性能確認方法は、基本的に、目地部止水部材の定着具に試験装置を装着させて置き、試験装置から押圧された漏洩確認試料を目地部止水部材の係止部に供給することで、漏洩の有無を確認することを特徴とするものなので、試験装置の取り扱いが簡単で、止水性能の確認も目地部止水部材からの漏洩を目で確認するだけであるから個人差のない確実な確認を実施できる効果を有している。
【0022】
又、本発明による目地部止水部材は、目地部止水部材の両側に在る係止部に複数の区画に分割してある並列状の突起を形成することを特徴としているので、突起列が外に押し出されるのを防止し、止水に関しても、突起列を区画化して止水域の確立を図ることが可能になり、止水性能の確認面でも性能確認部分が明確になって何の補助作業を施すことなく試験が実施できる効果を発揮している。
【0023】
さらに、本発明による試験装置は、漏洩確認試料の供給を受け定着具に被せて閉塞する外管と、外管の内部に装備されてアンカーボルトと螺合する中管とから構成されているので、製造が安価にでき、取り扱いや操作も極めて簡略、かつ確実にできる効果を奏している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による目地部止水部材の止水性能確認方法の概要を示す斜視図
【図2】定着具への試験装置の装着図
【図3】試験装置を構成する外管及び中管を示す断面と平面図
【図4】定着具のナット等を除去した試験装置の装着図
【図5】本発明による押圧板を採用した定着具の平面図
【図6】定着具を構成する押圧板の平面と断面図
【図7】本発明による定着具への試験装置の装着図
【図8】本発明による目地部止水部材の平面と断面図
【図9】従来の目地部止水部材の概要を示す斜視図
【符号の説明】
1 目地部止水部材 30 定着具
2 定着具 31 押圧板
3 試験装置 32 ボルト孔に連通する孔
4 粘着物 33 溝
5 係止部 40 目地部止水部材
6 躯体 41 中央部分
7 ボルト孔 42 係止部
8 突起列 43 ボルト孔
9 アンカーボルト 44 突起列
10 押圧板 45 仕切
11 ボルト孔 46 空間
12 ナット 50 目地部
13 パッキン 51 溝状のたるみ部分
14 金属ワッシャー 52 係止部
15 外管 53 定着具
16 中管 54 目地部止水部材
17 パイプ 55 突起
18 フランジ
19 パッキン
20 突起列間の空間
21 孔
22 ネジ
23 結合部
24 溝
25 結合材
26 タップ

Claims (14)

  1. 中央にある溝状のたるみ部分で目地部を塞ぎ両側の係止部を定着具で躯体に固定してある目地部止水部材の止水性能確認方法であって、目地部止水部材の定着具に、漏洩確認試料供給部と接続し該定着具に被せてこれを閉塞する外管と該外管の内部に間隙をおいて装備された定着具と結合する中管とから構成される試験装置を装着させて置き、該試験装置から押圧された漏洩確認試料を該定着具に沿わして目地部止水部材の係止部に供給することで、目地部止水部材からの漏洩を確認する目地部止水部材の止水性能確認方法。
  2. 定着具を躯体に植設したアンカーボルトとナットで構成し、所定位置の該アンカーボルトに試験装置を装着して漏洩確認試料を注入することを特徴とする請求項1に記載の目地部止水部材の止水性能確認方法。
  3. 所定位置の定着具のナットを除去して、試験装置をアンカーボルトに装着して漏洩確認試料を注入することを特徴とする請求項2に記載の目地部止水部材の止水性能確認方法。
  4. 定着具を躯体に植設したアンカーボルトとナット及び目地部止水部材の押圧板で構成し、所定位置の該アンカーボルトに試験装置を装着し押圧板を介して漏洩確認試料を注入することを特徴とする請求項1に記載の目地部止水部材の止水性能確認方法。
  5. 所定位置の定着具のナットを除去して、試験装置をアンカーボルトに装着して漏洩確認試料を注入することを特徴とする請求項4に記載の目地部止水部材の止水性能確認方法。
  6. 押圧板に、アンカーボルトに連通する孔を設けることを特徴とする請求項4、5に記載の止水性能確認方法。
  7. 中央にある溝状のたるみ部分で目地部を塞ぎ両側の係止部を定着具で躯体に固定してある目地部止水部材において、該係止部に複数の区画に分割した躯体に接合する並列状の突起を形成することを特徴とする目地部止水部材。
  8. 目地部止水部材の定着具に、漏洩確認試料供給部と接続し該定着具に被せてこれを閉塞する外管と該外管の内部に間隙をおいて装備された定着具と結合する中管とから構成される試験装置を装着させて置き、該試験装置から押圧された漏洩確認試料を該定着具に沿わして、目地部止水部材の係止部に形成した分割された区画を有する並列状の突起に供給することで、目地部止水部材からの漏洩を確認する請求項7に記載の目地部止水部材に適用する目地部止水部材の止水性能確認方法。
  9. 定着具を躯体に植設したアンカーボルトとナットで構成し、該アンカーボルトに試験装置を装着して漏洩確認試料を注入することを特徴とする請求項8に記載の目地部止水部材の止水性能確認方法。
  10. 定着具のナットを除去して、試験装置をアンカーボルトに装着して漏洩確認試料を注入することを特徴とする請求項9に記載の目地部止水部材の止水性能確認方法。
  11. 定着具を躯体に植設したアンカーボルトとナット及び目地部止水部材の押圧板で構成し、該アンカーボルトに試験装置を装着し押圧板を介して漏洩確認試料を注入することを特徴とする請求項8に記載の目地部止水部材の止水性能確認方法。
  12. 定着具のナットを除去して、試験装置をアンカーボルトに装着して漏洩確認試料を注入することを特徴とする請求項11に記載の目地部止水部材の止水性能確認方法。
  13. 押圧板に、アンカーボルトに連通する孔を設けることを特徴とする請求項11、12に記載の止水性能確認方法。
  14. 漏洩確認試料供給部と接続して漏洩確認試料の供給を受け、目地部止水部材の定着具に被せて該定着具を閉塞する外管と、該外管の内部に間隙を形成するように結合部材によって装備された該定着具のアンカーボルトと螺合するねじ孔を備えた中管とから構成される請求項2〜6、9〜13に記載の止水性能確認方法に用いる試験装置。
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