JP3973630B2 - データ伝送装置およびデータ伝送方法 - Google Patents

データ伝送装置およびデータ伝送方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3973630B2
JP3973630B2 JP2004011451A JP2004011451A JP3973630B2 JP 3973630 B2 JP3973630 B2 JP 3973630B2 JP 2004011451 A JP2004011451 A JP 2004011451A JP 2004011451 A JP2004011451 A JP 2004011451A JP 3973630 B2 JP3973630 B2 JP 3973630B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission signal
transmission
signal
unit period
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004011451A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005210159A (ja
Inventor
則夫 大村
俊也 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2004011451A priority Critical patent/JP3973630B2/ja
Priority to TW094101014A priority patent/TWI265706B/zh
Priority to US11/035,076 priority patent/US7515613B2/en
Priority to KR1020050005263A priority patent/KR100690473B1/ko
Priority to CNA2005100059256A priority patent/CN1645788A/zh
Publication of JP2005210159A publication Critical patent/JP2005210159A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3973630B2 publication Critical patent/JP3973630B2/ja
Priority to US12/379,345 priority patent/US7889763B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/38Synchronous or start-stop systems, e.g. for Baudot code
    • H04L25/40Transmitting circuits; Receiving circuits
    • H04L25/49Transmitting circuits; Receiving circuits using code conversion at the transmitter; using predistortion; using insertion of idle bits for obtaining a desired frequency spectrum; using three or more amplitude levels ; Baseband coding techniques specific to data transmission systems
    • H04L25/4904Transmitting circuits; Receiving circuits using code conversion at the transmitter; using predistortion; using insertion of idle bits for obtaining a desired frequency spectrum; using three or more amplitude levels ; Baseband coding techniques specific to data transmission systems using self-synchronising codes, e.g. split-phase codes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J27/00Cooking-vessels
    • A47J27/002Construction of cooking-vessels; Methods or processes of manufacturing specially adapted for cooking-vessels
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J27/00Cooking-vessels
    • A47J27/02Cooking-vessels with enlarged heating surfaces
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J36/00Parts, details or accessories of cooking-vessels
    • A47J36/02Selection of specific materials, e.g. heavy bottoms with copper inlay or with insulating inlay
    • A47J36/04Selection of specific materials, e.g. heavy bottoms with copper inlay or with insulating inlay the materials being non-metallic
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J36/00Parts, details or accessories of cooking-vessels
    • A47J36/06Lids or covers for cooking-vessels
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S220/00Receptacles
    • Y10S220/912Cookware, i.e. pots and pans

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Description

本発明は、データ伝送装置およびデータ伝送方法に関し、特に、外部装置とバス接続やシリアル接続が可能なコンピュータのシリアルデータ伝送に関する。
従来より、データ端末装置(DTE:Data Terminal Equipment)とデータ回線終端装置(DCE:Data Circuit Terminal Equipment)との間の通信としてシリアルデータ伝送が知られている。シリアルデータ伝送とは、送信側から受信側に情報を伝えるときに、1本のデータ信号線で1ビットずつデータを順次伝送することである。シリアルデータ伝送による方法でデータが伝送される装置間インタフェースのひとつとして、CCITT(国際電信電話諮問委員会)X.21によるインタフェースが知られている。このインタフェースでは、DTEとDCEとは5本の信号線で接続されている。その5本の信号線とは具体的には、送信データ線(T線)、受信データ線(R線)、コントロール線(C線)、インディケーション線(I線)、および信号エレメント・タイミング線(S線)である。
特開昭60−12837号公報には、DTEとDCEとを接続する5本の信号線のうちT線とC線とを統合してT’線とし、さらに、R線とI線とS線とを統合してR’線とし、その2本の信号線によりデータを伝送する方法が開示されている。このデータ伝送方法によると、DTEとDCEのそれぞれにマルチプレクス手段とデマルチプレクス手段とが設けられ、それらによってマルチプレクスおよびデマルチプレクスされた信号から同期信号を抽出する手段がさらにDTEとDCEのそれぞれに設けられている。これにより、従来に比して少ない信号線でデータが伝送される。
特開昭60−12837号公報
ところが、上述のデータ伝送方法によると、データ送受信の同期を取るためのクロック信号をデータ信号とともに伝送するためにDCE内にクロックの周波数を10倍に高めるための装置が必要となる。また、DTEとDCEとの間での双方向通信が前提となっている。このため、DTEからDCEへの単方向のデータ伝送としては、データの伝送効率は良いとは言えない。
そこで、本発明では、少ない信号線で高速な単方向のデータ伝送が可能なデータ伝送装置およびデータ伝送方法を提供することを目的とする。
第1の発明は、外部から入力された入力信号を符号化することにより伝送用信号を生成する符号化手段を備え、前記伝送用信号の値を予め設定された期間である単位期間毎に切り替えつつ複数の伝送用信号線に出力する送信回路であって、
前記符号化手段は、任意の連続する2単位期間において先行する単位期間から後続の単位期間に移る時に、前記複数の伝送用信号線のうち少なくとも1本の伝送用信号線に出力される信号の論理レベルが変化するように、前記入力信号を符号化することを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、
前記符号化手段は、
前記入力信号を、前記伝送用信号の取り得る値から予め決められた特定の値を除いた値のいずれかに符号化し、
任意の連続する2単位期間において先行する単位期間に前記伝送用信号線に出力されるべき前記伝送用信号の値と後続の単位期間に前記伝送用信号線に出力されるべき前記伝送用信号の値とが同じになる場合に、当該後続の単位期間には前記特定の値の伝送用信号が前記伝送用信号線に出力されるように前記入力信号を前記特定の値に符号化することを特徴とする。
第3の発明は、第1の発明および第2の発明において、
前記符号化手段は、前記入力信号の値が連続する2単位期間の伝送用信号の値に対応するように前記入力信号を符号化することを特徴とする。
第4の発明は、第1から第3の発明において、
前記伝送用信号を2本の伝送用信号線に出力することを特徴とする。
第5の発明は、複数の伝送用信号線によって伝送された伝送用信号を受信する受信回路であって、
前記伝送用信号の値の変化に基づいてクロックを生成するクロック生成手段を備えることを特徴とする。
第6の発明は、第5の発明において、
前記クロックに基づいて前記伝送用信号を復号化する復号化手段を更に備えることを特徴とする。
第7の発明は、第6の発明において、
前記復号化手段は、前記クロックが生成される間隔に相当する期間を単位期間とし、任意の単位期間の伝送用信号の値が予め決められた特定の値である場合に、当該任意の単位期間には当該任意の単位期間の直前の単位期間の伝送用信号を復号化することを特徴とする。
第8の発明は、第6の発明および第7の発明において、
前記復号化手段は、2単位期間毎に前記伝送用信号を復号化することを特徴とする。
第9の発明は、第5から第8の発明において、
2本の伝送用信号線によって伝送された前記伝送用信号を受信することを特徴とする。
第10の発明は、外部から入力された入力信号を符号化することにより伝送用信号を生成する符号化手段を備え前記伝送用信号の値を予め設定された期間である単位期間毎に切り替えつつ複数の伝送用信号線に出力する送信回路と、前記複数の伝送用信号線によって伝送された前記伝送用信号を受信する受信回路とを備えるデータ伝送装置であって、
前記符号化手段は、任意の連続する2単位期間において先行する単位期間から後続の単位期間に移る時に、前記複数の伝送用信号線のうち少なくとも1本の伝送用信号線に出力される信号の論理レベルが変化するように、前記入力信号を符号化し、
前記受信回路は、前記伝送用信号の値の変化に基づいてクロックを生成するクロック生成手段を含むことを特徴とする。
第11の発明は、第10の発明において、
前記受信回路は、前記クロックに基づいて前記伝送用信号を復号化する復号化手段を更に備えることを特徴とする。
第12の発明は、第11の発明において、
前記符号化手段は、
前記入力信号を、前記伝送用信号の取り得る値から予め決められた特定の値を除いた値のいずれかに符号化し、
任意の連続する2単位期間において先行する単位期間に前記伝送用信号線に出力されるべき前記伝送用信号の値と後続の単位期間に前記伝送用信号線に出力されるべき前記伝送用信号の値とが同じになる場合に、当該後続の単位期間には前記特定の値の伝送用信号が前記伝送用信号線に出力されるように前記入力信号を前記特定の値に符号化し、
前記復号化手段は、
任意の単位期間の伝送用信号の値が前記特定の値である場合に、当該任意の単位期間には当該任意の単位期間の直前の単位期間の伝送用信号を復号化することを特徴とする。
第13の発明は、外部から入力された入力信号を符号化することにより伝送用信号を生成する符号化手段を備え前記伝送用信号の値を予め設定された期間である単位期間毎に切り替えつつ複数の伝送用信号線に出力する送信回路と、前記複数の伝送用信号線によって伝送された前記伝送用信号を受信する受信回路との間におけるデータ伝送方法であって、
任意の連続する2単位期間において先行する単位期間から後続の単位期間に移る時に、前記複数の伝送用信号線のうち少なくとも1本の伝送用信号線に出力される信号の論理レベルが変化するように、前記入力信号を符号化する符号化ステップと、
前記伝送用信号の値の変化に基づいてクロックを生成するクロック生成ステップと
を備えることを特徴とする。
第14の発明は、第13の発明において、
前記クロックに基づいて前記伝送用信号を復号化する復号化ステップを更に備えることを特徴とする。
第15の発明は、第14の発明において、
前記符号化ステップでは、
前記入力信号が、前記伝送用信号の取り得る値から予め決められた特定の値を除いた値のいずれかに符号化され、
任意の連続する2単位期間において先行する単位期間に前記伝送用信号線に出力されるべき前記伝送用信号の値と後続の単位期間に前記伝送用信号線に出力されるべき前記伝送用信号の値とが同じになる場合に、当該後続の単位期間には前記特定の値の伝送用信号が前記伝送用信号線に出力されるように前記入力信号が前記特定の値に符号化され、
前記復号化ステップでは、
任意の単位期間の伝送用信号の値が前記特定の値である場合に、当該任意の単位期間には当該任意の単位期間の直前の単位期間の伝送用信号が復号化されることを特徴とする。
上記第1の発明によれば、送信回路に入力信号が入力されると、その入力信号を符号化することにより生成される伝送用信号が複数の伝送用信号線に出力される。その際、予め設定された単位期間毎に、複数の伝送用信号線のうち少なくとも1本の伝送用信号線に出力される信号の論理レベルが変化する。このため、その論理レベルの変化に基づいてクロック信号が生成されるように送信先を構成することにより、送信回路からクロック信号を出力する必要がなくなる。したがって、クロック信号を伝送するための信号線が不要となり、従来よりも少ない信号線で高速なデータ伝送が可能となる。
上記第2の発明によれば、任意の連続する2単位期間において伝送用信号線に出力されるべき伝送用信号の値が同じになる場合に、後続の単位期間には入力信号が予め決められた特定の値に符号化される。これにより、任意の連続する2単位期間において、先行する単位期間と後続の単位期間とで伝送用信号線に出力される伝送用信号の値が同じになることはない。このため、伝送用信号の論理レベルの変化に基づいてクロック信号が生成されるように送信先を構成することにより送信回路からクロック信号を出力する必要がなくなり、第1の発明と同様、従来よりも少ない信号線で高速なデータ伝送が可能となる。
上記第3の発明によれば、上記第1の発明と同様の効果が得られる。
上記第4の発明によれば、上記第1の発明と同様の効果が得られる。
上記第5の発明によれば、受信回路では伝送用信号線から受信した伝送用信号の値の変化に基づいてクロック信号が生成される。このため、予め設定された単位期間毎に伝送用信号の値が変化するように送信元を構成することにより、受信回路にクロック信号を入力する必要がなくなる。これにより、クロック信号を伝送するための信号線が不要となり、従来よりも少ない信号線で高速なデータ伝送が可能となる。
上記第6の発明によれば、上記第5の発明と同様の効果が得られる。
上記第7の発明によれば、予め決められた特定の値の伝送用信号が受信回路に入力されると、その伝送用信号が入力された単位期間の直前の単位期間に受信回路に入力された伝送用信号が復号化される。このため、任意の連続する2単位期間において、後続の単位期間に特定の値の伝送用信号を伝送することで、当該2単位期間における先行する単位期間と後続の単位期間とで同じ値の伝送用信号が伝送されたことを表すことができる。これにより、任意の連続する2単位期間において先行する単位期間と後続の単位期間とで伝送用信号の値が同じになるべき場合であっても、先行する単位期間から後続の単位期間に移るタイミングが検出される。したがって、受信回路にクロック信号を入力しなくてもクロック信号を生成することができ、上記第5の発明と同様、従来よりも少ない信号線で高速なデータ伝送が可能となる。
上記第8の発明によれば、上記第5の発明と同様の効果が得られる。
上記第9の発明によれば、上記第5の発明と同様の効果が得られる。
上記第10の発明によれば、送信回路に入力信号が入力されると、その入力信号を符号化することにより生成される伝送用信号が複数の伝送用信号線に出力される。その際、予め設定された単位期間毎に、複数の伝送用信号線のうち少なくとも1本の伝送用信号線に出力される信号の論理レベルが変化する。また、受信回路では伝送用信号線から受信した伝送用信号の値の変化に基づいてクロック信号が生成される。このため、送信回路からクロック信号を伝送しなくても、受信回路ではクロック信号を生成することができる。これにより、クロック信号を伝送するための信号線が不要となり、従来よりも少ない信号線で高速なデータ伝送が可能となる。
上記第11の発明によれば、上記第10の発明と同様の効果が得られる。
上記第12の発明によれば、上記第10の発明と同様の効果が得られる。
上記第13の発明によれば、上記第10の発明と同様の効果が得られる。
上記第14の発明によれば、上記第10の発明と同様の効果が得られる。
上記第15の発明によれば、上記第10の発明と同様の効果が得られる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の一実施形態について説明する。
<1.データ伝送装置の構成>
図1は、本発明の一実施形態に係るデータ伝送装置の全体構成を示すブロック図である。このデータ伝送装置は、送信装置100と、受信装置200と、送信装置100と受信装置200とを接続する伝送用信号線とで構成される。送信装置100は、CPU3と記憶部4と入力インタフェース部5と送信側インタフェース部(送信回路)6とディスク用I/Oインタフェース部7と表示制御部8とからなる本体部10と、ディスク用I/Oインタフェース部7に接続された補助記憶装置14と、表示制御部8に接続された表示装置12と、入力インタフェース部5に接続されたキーボード16やマウス18などの入力装置とを備えている。受信装置200は、制御部20と、記憶部22と、受信側インタフェース部(受信回路)24とを備えている。そして、送信装置100内の送信側インタフェース部6と、受信装置200内の受信側インタフェース部24と、送信装置100と受信装置200とを接続する伝送用信号線とによってデータ伝送部300が構成されている。
図2は、このデータ伝送装置のデータ伝送部300の詳細な構成を示すブロック図である。送信側インタフェース部6はエンコーダ(符号化器)40を備え、受信側インタフェース部24はデコーダ(復号化器)41とクロック復号器42とを備えている。送信側インタフェース部6と受信側インタフェース部24とは2本の伝送用信号線によって接続されている。(以下、説明の便宜上、上記2本の伝送用信号線のうち一方をA線48といい、他方をB線49という。)送信側インタフェース部6から受信側インタフェース部24へと延びるA線48は、受信側インタフェース部24内で分岐し、その一方はデコーダ41と接続され、他方はクロック復号器42と接続されている。同様に、B線も受信側インタフェース部24内で分岐し、その一方はデコーダ41と接続され、他方はクロック復号器42と接続されている。なお、エンコーダ40、デコーダ41は後述のようにそれぞれ符号化、復号化を行うための回路であり、回路内の具体的な構成については特に限定されない。
図3は、本実施形態におけるクロック復号器42の詳細な構成を示す回路図である。このクロック復号器42は、2個の排他的論理和回路(以下「EX−OR回路」という)91および92と、論理和回路(以下「OR回路」という)93と、2個のキャパシタC1およびC2と、2個の抵抗器R1およびR2とを備えている。クロック復合器42の外部から内部へと延びるA線48は、クロック復合器42内において分岐点SP1で分岐し、その一方はEX−OR回路91の入力端子IN1に接続され、他方はEX−OR回路91の入力端子IN2に接続されている。A線48は、分岐点SP1と入力端子IN2の間で、さらに分岐点SP2で分岐している。また、分岐点SP1には抵抗器R1の一端が接続され、抵抗器R1の他端は、EX−OR回路91の入力端子IN2に接続されるとともに、キャパシタC1を介して接地されている。
クロック復合器42の外部から内部へと延びるB線49は、クロック復合器42内において分岐点SP3で分岐し、その一方はEX−OR回路92の入力端子IN3に接続され、他方はEX−OR回路92の入力端子IN4に接続されている。B線49は、分岐点SP3と入力端子IN4の間で、さらに分岐点SP4で分岐している。また、分岐点SP3には抵抗器R2の一端が接続され、抵抗器R2の他端は、EX−OR回路92の入力端子IN4に接続されるとともに、キャパシタC2を介して接地されている。
EX−OR回路91の出力端子OUT1はOR回路93の入力端子IN5に接続され、EX−OR回路92の出力端子OUT2はOR回路93の入力端子IN6に接続されている。そして、OR回路93の出力端子OUT3から延びる信号線はクロック復合器42の外部へと伸びている。
<2. 送信側インタフェースの動作>
次にこのデータ伝送装置における送信側インタフェース部6の動作について説明する。図2に示すように、エンコーダ40には入力信号INDATAが入力される。入力信号INDATAは、DIN1、DIN2、およびDIN3の3つの信号によって構成されている。各信号DIN1、DIN2、およびDIN3により1ビットの情報が伝達される。すなわち、入力信号INDATAによって、3ビットの情報が伝達される。この入力信号INDATAには、例えば、赤色、緑色、および青色のそれぞれにつき6ビットからなる18ビットのRGB信号が3ビットずつに時分割されたものがある。この3ビットのデータのように、エンコーダ40に入力信号INDATAが入力されることにより当該エンコーダ40に一度に取り込まれるデータのことを「1ユニット分のデータ」という。
図4は、入力信号DIN1、DIN2、およびDIN3の示す論理値の組み合わせを示す図である。図4に示すように、入力信号DIN1、DIN2、およびDIN3の示す論理値の組み合わせは8通りある。なお、本説明においては、信号の論理レベルのうち、ハイレベルは論理値「1」に対応し、ローレベルは論理値「0」に対応するものとする。
図5は、A線48に供給される信号(以下「A線信号」という。)の論理レベルとB線49に供給される信号(以下「B線信号」という。)の論理レベルの組み合わせを示す図である。図5に示すように、A線信号の論理レベルとB線信号の論理レベルの組み合わせは4通りある。なお、説明の便宜上、A線信号の論理レベルとB線信号の論理レベルの組み合わせで表される状態のことを「AB伝送状態」という。図5に示すようにAB伝送状態は4通りあり、便宜上、各AB伝送状態に対して記号「X」、「Y」、「Z」、および「S」を割り当てる。例えば、A線信号がハイレベル(以下「Hレベル」という。)かつB線信号がローレベル(以下「Lレベル」という。)であるときの「AB伝送状態」は「Z」である。なお、予め設定された期間である単位期間毎にAB伝送状態が切り替えられるように、A線信号およびB線信号がエンコーダ40から出力される。
上述の通り、入力信号INDATAを構成するDIN1、DIN2、およびDIN3の組み合わせは8通りある。一方、AB伝送状態は4通りある。このため、入力信号INDATA(1ユニット分のデータ)の示す情報を1単位期間にエンコーダ40からデコーダ41に伝達することはできない。そこで、本実施形態では、入力信号INDATAの値は連続する2単位期間のAB伝送状態に対応づけられる。これにより、入力信号INDATA(1ユニット分のデータ)の示す情報は2単位期間でエンコーダ40からデコーダ41に伝達される。なお、このような連続する2単位期間のうち時間的に先行している単位期間を「第1の単位期間」といい、「第1の単位期間」の次の単位期間を「第2の単位期間」という。図6は、A線信号およびB線信号の波形図である。図6に示すように、第1の単位期間と第2の単位期間とを合わせた2単位期間毎に、1ユニット分のデータが順次エンコーダ40からデコーダ41に伝送される。
ところで、或る単位期間に生じ得るAB伝送状態は、図5に示すように、X、Y、Z、およびSのいずれかである。ここで、或る単位期間には、S(特定の値)を除いたX、Y、およびZのいずれかのAB伝送状態になるとする。この場合、連続する2単位期間に生じ得る、第1の単位期間と第2の単位期間とにおけるAB伝送状態の組み合わせは図7に示すように9通りとなる。また、図4に示したとおり、8通りの入力信号INDATAがエンコーダ40に入力される。このため、図8に示すように、入力信号INDATAの値と2単位期間におけるAB伝送状態とを対応づけることができる。例えば、入力信号INDATAの値「011」は、第1の単位期間にはYとなり第2の単位期間にはXとなるAB伝送状態と対応づけられている。
本実施形態では、送信側インタフェース部6と受信側インタフェース部24との間でクロック信号は伝送されず、後述のようにA線信号とB線信号とに基づいて受信側インタフェース部24でクロック信号が生成される。ところで、入力信号INDATAの値とAB伝送状態とが図8に示すように対応づけられると、第1の単位期間におけるAB伝送状態と第2の単位期間におけるAB伝送状態とが同じになる場合がある(例えば、入力信号INDATAの値が「000」の場合)。この場合、受信側インタフェース部24では、第1の単位期間から第2の単位期間に移るタイミングを検出することができず、クロック信号を生成することができない。そこで本実施形態では、第1の単位期間におけるAB伝送状態と第2の単位期間におけるAB伝送状態とが同じになるような入力信号INDATAがエンコーダ40に入力された場合に第2の単位期間にはAB伝送状態がSとなるように、図9に示すように入力信号INDATAの値とAB伝送状態とが対応づけられている。すなわち、エンコーダ40では図10(a)に示す真理値表に基づいてデータが符号化される。その結果、第1の単位期間におけるAB伝送状態と第2の単位期間におけるAB伝送状態とは必ず異なることとなり、受信側インタフェース部24では第1の単位期間から第2の単位期間に移るタイミングが検出される。これにより、受信側インタフェース部24ではクロック信号が生成される。このため、送信側インタフェース部6から受信側インタフェース部24にクロック信号を伝達する必要がなくなる。
ここで、第1の単位期間におけるAB伝送状態と第2の単位期間におけるAB伝送状態の組み合わせが9通りである一方、入力信号INDATAの値は8通りであるため、入力信号INDATAの値と対応づけられないAB伝送状態の組み合わせ(「第1の単位期間」が「Z」かつ「第2の単位期間」が「S」になる組み合わせ)がある。このAB伝送状態の組み合わせは、例えば、データ伝送部300内において何らかの制御をするための制御信号として用いられ、図9で「INDATA」が「Flag」となっている行、および、図10(a)および(b)で「入力」が「Flag」となっている行に相当する。
次に、図6および図9を参照しつつ、或る1ユニット分のデータの伝送期間からその次の1ユニット分のデータの伝送期間に移るときのAB伝送状態の変化について説明する。入力信号INDATAの値とAB伝送状態とが図9に示すように対応づけられていると、図6で参照符号T1で示す期間における第2の単位期間と参照符号T2で示す期間における第1の単位期間とでAB伝送状態が同じになる場合があり得る。例えば、T1で示す期間に値が「011」である入力信号INDATAが入力され、T2で示す期間に値が「000」である入力信号INDATAが入力されたと仮定する。このとき、T1における第2の単位期間のAB伝送状態はX、T2における第1の単位期間のAB伝送状態もXとなる。この場合、受信側インタフェース部24では、T1で示す期間からT2で示す期間に移るタイミングを検出することができず、クロック信号を生成することができない。そこで、或る1ユニット分のデータのデータ伝送期間における第1の単位期間のAB伝送状態が、その前の1ユニット分のデータのデータ伝送期間における第2の単位期間のAB伝送状態と同じになる場合には、当該或る1ユニット分のデータのデータ伝送期間における第1の単位期間のAB伝送状態を「S」にする。その結果、上記例では、T1における第2の単位期間のAB伝送状態はX、T2における第1の単位期間のAB伝送状態はSとなり、受信側インタフェース部24ではT1で示す期間からT2で示す期間に移るタイミングが検出される。これにより、受信側インタフェース部24ではクロック信号が生成される。
図11は、連続する2単位期間におけるAB伝送状態の組み合わせと、各AB伝送状態の組み合わせについてのA線信号とB線信号の論理レベルの変化を説明するための図である。上述の構成により、任意の連続する2単位期間におけるAB伝送状態の組み合わせは図11に示すとおりとなる。なお、「先行する単位期間」とは連続する2単位期間のうち時間的に先行している期間のことをいい、「後続の単位期間」とは連続する2単位期間のうち時間的に後の期間のことをいう。図11に示すように、連続する2単位期間におけるAB伝送状態の組み合わせは12通りある。例えば、「先行する単位期間」のAB伝送状態が「X」で、かつ、「後続の単位期間」のAB伝送状態が「Y」の場合、「先行する単位期間」から「後続の単位期間」に移る時に「B線信号」の論理レベルが変化することを示している。このように、12通りあるAB伝送状態の組み合わせのいずれについても、「先行する単位期間」から「後続の単位期間」に移る時に少なくとも「A線信号」もしくは「B線信号」のいずれか一方の論理レベルが変化する。
<3. 受信側インタフェースの動作>
次に、このデータ伝送装置における受信側インタフェース部24の動作について説明する。図2に示すように、デコーダ41はエンコーダ40から出力されたA線信号、B線信号と、クロック復号器42から出力されたクロック信号とを受け取る。クロック復号器42はA線信号およびB線信号を受け取る。デコーダ41では、クロック信号に同期してA線信号の値とB線信号の値とが読み込まれ、図10(b)に示す真理値表に基づいてデータが復号化される。その際、A線信号の値とB線信号の値とで表されるAB伝送状態がSである場合には、その単位期間には直前の単位期間のA線信号およびB線信号を受け取ったものとして復号化される。その復号化の結果、デコーダ41から出力信号DOUT1、DOUT2、およびDOUT3が出力される。なお、受け取った信号の値が真理値表の最下位行(「出力」が「Flag」となっている行)の示す状態の場合には、受信側インタフェース部24では例えば何らかの制御信号を受け取ったものとして処理される。
次に、図3を参照しつつクロック復号器42の動作について説明する。クロック復号器42内で、A線信号はEX−OR回路91の入力端子IN1と入力端子IN2とに伝達される。ここで、説明の便宜上、入力端子IN1に入力されるA線信号をA1線信号といい、入力端子IN2に入力されるA線信号をA2線信号という。分岐点SP1と入力端子IN2との間に設けられた抵抗器R1とキャパシタC1とによって、A1線信号に対してA2線信号は遅延する。これは、B線信号についても同様である。
図12は、このクロック復号器42内における信号波形図である。図12は、或る1ユニット分のデータの伝送期間に値が「010」である入力信号INDATAが入力され、その次の1ユニット分のデータの伝送期間に値が「111」である入力信号INDATAが入力されたときの信号波形を示している。なお、図12に示す信号波形は上から順に、図3で参照符号SP1、IN1、IN2、IN5、SP3、IN3、IN4、IN6、およびOUT3で示す部分(ノード)における信号波形を示している。また、t1からt5は、エンコーダ40から出力されたA線信号およびB線信号をデコーダ41が受け取るタイミングを示している。
前述のとおりA2線信号はA1線信号と比して遅延するので、入力端子IN2における信号レベルの変化は入力端子IN1における信号レベルの変化に比して図12に示すように遅延する。その結果、A線信号の論理レベルに変化が生じたときに、入力端子IN1におけるA1線信号の論理レベルと入力端子IN2におけるA2線信号の論理レベルとが異なる期間が生じ、当該期間にはEX−OR回路91から出力される信号はHレベルになる。同様に、B線信号の論理レベルに変化が生じたときに、EX−OR回路92から出力される信号はHレベルになる。さらに、EX−OR回路91の出力端子OUT1とEX−OR回路92の出力端子OUT2とはそれぞれOR回路93の入力端子IN5、IN6に接続されているので、EX−OR回路91から出力される信号がHレベルであるかEX−OR回路92から出力される信号がHレベルであるときに、OR回路93(出力端子OUT3)から出力される信号がHレベルになる。
例えば、図12に示すように値が「010」である入力信号INDATAが入力されると、先行する単位期間のAB伝送状態はXとなる。すなわちt1からt2までの期間には、分岐点SP1におけるA線信号の論理レベルと分岐点SP3におけるB線信号の論理レベルはローになる。t2になるとAB伝送状態はZとなる。すなわち、分岐点SP1におけるA線信号の論理レベルはハイになり、分岐点SP3におけるB線信号の論理レベルはローのままとなる。このとき、入力端子IN1に入力される信号も入力端子IN2に入力される信号もLレベルからHレベルに変化するが、入力端子IN1に入力される信号の波形は矩形となるのに対し入力端子IN2に入力される信号の波形は鈍った形となる。このため、入力端子IN1に入力される信号の論理レベルと入力端子IN2に入力される信号の論理レベルとが異なる期間が生じ、当該期間には入力端子IN5に入力される信号はHレベルになる。そして、入力端子IN5に入力される信号がHレベルになっている期間中、出力端子OUT3から出力される信号もHレベルになる。
t3になり値が「111」である入力信号INDATAが入力されると、AB伝送状態はSとなる。すなわち、分岐点SP1におけるA線信号の論理レベルはハイのままで、分岐点SP3におけるB線信号の論理レベルはハイになる。このとき、入力端子IN1に入力される信号の論理レベルおよび入力端子IN2に入力される信号の論理レベルは変化しないので、入力端子IN5に入力される信号はLレベルのままである。一方、入力端子IN3に入力される信号も入力端子IN4に入力される信号もLレベルからHレベルに変化するが、図12に示すように入力端子IN3に入力される信号の論理レベルと入力端子IN4に入力される信号の論理レベルとが異なる単位期間が生じるので、当該単位期間には入力端子IN6に入力される信号はHレベルになる。そして、入力端子IN6に入力される信号がHレベルになっている期間中、出力端子OUT3から出力される信号もHレベルになる。さらにt4以降についても、上記と同様の動作が行われる。このようにして、出力端子OUT3から出力される信号が単位期間毎にHレベルになり、その単位期間に相当する期間がデコーダ41に入力されるクロック信号のパルスの発生間隔となる。
上記では、或る1ユニット分のデータの伝送期間には値が「010」である入力信号INDATAが入力され、その次の1ユニット分のデータの伝送期間には値が「111」である入力信号INDATAが入力された場合について説明したが、それら以外の入力信号INDATAが入力された場合にも同様の動作が行われることについて以下に説明する。
図11に示したように、連続する2単位期間におけるAB伝送状態の組み合わせは12通りあり、そのいずれについても、「先行する単位期間」から「後続の単位期間」に移る時に少なくとも「A線信号」もしくは「B線信号」のいずれか一方の論理レベルが変化する。このように、単位期間毎に「A線信号」もしくは「B線信号」のうち少なくともいずれか一方の論理レベルが変化するので、単位期間に相当する時間間隔でEX−OR回路91から出力される信号もしくはEX−OR回路92から出力される信号のうち少なくともいずれか一方がHレベルとなる期間が生じる。その結果、一定の時間間隔で、OR回路93から出力される信号がHレベルとなる期間が生じる。このようにして、クロック信号が生成される。
<4. 効果>
以上のように、上記実施形態によれば、送信側インタフェース部6と受信側インタフェース部24との間には2本の伝送用信号線48、49が設けられ、各伝送用信号線により1ビットの情報が伝達される。そして、送信側インタフェース部6から受信側インタフェース部24には、単位期間毎に少なくとも1本の伝送用信号線に供給される伝送用信号の論理レベルが変化するように、データが伝送される。これにより、受信側インタフェース部24では、一定の時間間隔で少なくとも1本の伝送用信号線から供給される伝送用信号の論理レベルが変化することとなり、その伝送用信号の論理レベルの変化に基づいてクロック信号が生成される。このため、送信側インタフェース部6と受信側インタフェース部24との間でクロック信号を伝送する必要がなくなる。
送信側インタフェース部6から受信側インタフェース部24にクロック信号が伝送される従来のデータ伝送装置においては、クロック信号が立ち上がるタイミングもしくはクロック信号が立ち下がるタイミングのいずれかのタイミングでデータ信号線に供給される伝送用信号(データ信号)の論理レベルが変化する。すなわち、データ信号線に供給される伝送用信号の論理レベルが1回変化する間に、クロック信号の論理レベルが2回変化している。このため、従来は、データ信号の伝送速度はクロック信号の伝送速度の2分の1であった。本実施形態では、前述のとおりクロック信号の伝送が不要となるので、従来のデータ伝送装置におけるクロック信号の伝送速度でデータ信号が伝送される。すなわち、データ信号の伝送速度が従来の2倍となる。
以上より、データ伝送装置内のクロック周波数を高めることなく、従来と比して少ない信号線で送信装置100と受信装置200との間での高速なデータ伝送が実現される。このように信号線が削減されることにより、伝送網で発生する電磁波の影響を小さくすることができ、また、基板の小型化や材料費の削減が実現される。
<5. その他>
上記実施形態では、1ユニット分のデータ伝送期間は2単位期間からなる構成となっているが、本発明はこれに限定されず、1ユニット分のデータ伝送期間が3以上の単位期間からなる構成でもよい。また、上記実施形態では、送信装置と受信装置とは2本の伝送用信号線によって接続されているが、本発明はこれに限定されず、3本以上の伝送用信号線で接続される構成であってもよい。さらに、上記実施形態では、クロック復号器内においてキャパシタおよび抵抗を備える構成にすることにより信号を遅延させているが、本発明はこれに限定されず、信号を遅延させるものであれば他の構成であってもよい。
本発明の一実施形態に係るデータ伝送装置の全体構成を示すブロック図である。 上記実施形態におけるデータ伝送部の詳細な構成を示すブロック図である。 上記実施形態におけるクロック復号器の詳細な構成を示す回路図である。 上記実施形態における入力信号の論理値の組み合わせを示す図である。 上記実施形態におけるA線信号の論理レベルとB線信号の論理レベルの組み合わせを示す図である。 上記実施形態におけるA線信号およびB線信号の波形図である。 連続する2単位期間におけるAB伝送状態の一例を示す図である。 入力信号の値とAB伝送状態との対応づけの一例を示す図である。 上記実施形態における入力信号の値とAB伝送状態との対応づけを示す図である。 上記実施形態における符号化および復号化のための真理値表である。 上記実施形態において、連続する2単位期間におけるAB伝送状態と、各AB伝送状態の組み合わせについてのA線信号およびB線信号の論理レベルの変化とを説明するための図である。 上記実施形態におけるクロック復号器内の信号波形図である。
符号の説明
6…送信側インタフェース(送信回路)
24…受信側インタフェース(受信回路)
40…エンコーダ(符号化回路)
41…デコーダ(復号化回路)
42…クロック復号器
91、92…排他的論理和回路
93…論理和回路
100…送信装置
200…受信装置
300…データ伝送部
C1、C2…キャパシタ
R1、R2…抵抗

Claims (15)

  1. 外部から入力された入力信号を符号化することにより伝送用信号を生成する符号化手段を備え、前記伝送用信号の値を予め設定された期間である単位期間毎に切り替えつつ複数の伝送用信号線に出力する送信回路であって、
    前記符号化手段は、任意の連続する2単位期間において先行する単位期間から後続の単位期間に移る時に、前記複数の伝送用信号線のうち少なくとも1本の伝送用信号線に出力される信号の論理レベルが変化するように、前記入力信号を符号化することを特徴とする送信回路。
  2. 前記符号化手段は、
    前記入力信号を、前記伝送用信号の取り得る値から予め決められた特定の値を除いた値のいずれかに符号化し、
    任意の連続する2単位期間において先行する単位期間に前記伝送用信号線に出力されるべき前記伝送用信号の値と後続の単位期間に前記伝送用信号線に出力されるべき前記伝送用信号の値とが同じになる場合に、当該後続の単位期間には前記特定の値の伝送用信号が前記伝送用信号線に出力されるように前記入力信号を前記特定の値に符号化することを特徴とする、請求項1に記載の送信回路。
  3. 前記符号化手段は、前記入力信号の値が連続する2単位期間の伝送用信号の値に対応するように前記入力信号を符号化することを特徴とする、請求項1または2に記載の送信回路。
  4. 前記伝送用信号を2本の伝送用信号線に出力することを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載の送信回路。
  5. 複数の伝送用信号線によって伝送された伝送用信号を受信する受信回路であって、
    前記伝送用信号の値の変化に基づいてクロックを生成するクロック生成手段を備えることを特徴とする受信回路。
  6. 前記クロックに基づいて前記伝送用信号を復号化する復号化手段を更に備えることを特徴とする、請求項5に記載の受信回路。
  7. 前記復号化手段は、前記クロックが生成される間隔に相当する期間を単位期間とし、任意の単位期間の伝送用信号の値が予め決められた特定の値である場合に、当該任意の単位期間には当該任意の単位期間の直前の単位期間の伝送用信号を復号化することを特徴とする、請求項6に記載の受信回路。
  8. 前記復号化手段は、2単位期間毎に前記伝送用信号を復号化することを特徴とする、請求項6または7に記載の受信回路。
  9. 2本の伝送用信号線によって伝送された前記伝送用信号を受信することを特徴とする、請求項5から8のいずれか1項に記載の受信回路。
  10. 外部から入力された入力信号を符号化することにより伝送用信号を生成する符号化手段を備え前記伝送用信号の値を予め設定された期間である単位期間毎に切り替えつつ複数の伝送用信号線に出力する送信回路と、前記複数の伝送用信号線によって伝送された前記伝送用信号を受信する受信回路とを備えるデータ伝送装置であって、
    前記符号化手段は、任意の連続する2単位期間において先行する単位期間から後続の単位期間に移る時に、前記複数の伝送用信号線のうち少なくとも1本の伝送用信号線に出力される信号の論理レベルが変化するように、前記入力信号を符号化し、
    前記受信回路は、前記伝送用信号の値の変化に基づいてクロックを生成するクロック生成手段を含むことを特徴とするデータ伝送装置。
  11. 前記受信回路は、前記クロックに基づいて前記伝送用信号を復号化する復号化手段を更に備えることを特徴とする、請求項10に記載のデータ伝送装置。
  12. 前記符号化手段は、
    前記入力信号を、前記伝送用信号の取り得る値から予め決められた特定の値を除いた値のいずれかに符号化し、
    任意の連続する2単位期間において先行する単位期間に前記伝送用信号線に出力されるべき前記伝送用信号の値と後続の単位期間に前記伝送用信号線に出力されるべき前記伝送用信号の値とが同じになる場合に、当該後続の単位期間には前記特定の値の伝送用信号が前記伝送用信号線に出力されるように前記入力信号を前記特定の値に符号化し、
    前記復号化手段は、
    任意の単位期間の伝送用信号の値が前記特定の値である場合に、当該任意の単位期間には当該任意の単位期間の直前の単位期間の伝送用信号を復号化することを特徴とする、請求項11に記載のデータ伝送装置。
  13. 外部から入力された入力信号を符号化することにより伝送用信号を生成する符号化手段を備え前記伝送用信号の値を予め設定された期間である単位期間毎に切り替えつつ複数の伝送用信号線に出力する送信回路と、前記複数の伝送用信号線によって伝送された前記伝送用信号を受信する受信回路との間におけるデータ伝送方法であって、
    任意の連続する2単位期間において先行する単位期間から後続の単位期間に移る時に、前記複数の伝送用信号線のうち少なくとも1本の伝送用信号線に出力される信号の論理レベルが変化するように、前記入力信号を符号化する符号化ステップと、
    前記伝送用信号の値の変化に基づいてクロックを生成するクロック生成ステップと
    を備えることを特徴とするデータ伝送方法。
  14. 前記クロックに基づいて前記伝送用信号を復号化する復号化ステップを更に備えることを特徴とする、請求項13に記載のデータ伝送方法。
  15. 前記符号化ステップでは、
    前記入力信号が、前記伝送用信号の取り得る値から予め決められた特定の値を除いた値のいずれかに符号化され、
    任意の連続する2単位期間において先行する単位期間に前記伝送用信号線に出力されるべき前記伝送用信号の値と後続の単位期間に前記伝送用信号線に出力されるべき前記伝送用信号の値とが同じになる場合に、当該後続の単位期間には前記特定の値の伝送用信号が前記伝送用信号線に出力されるように前記入力信号が前記特定の値に符号化され、
    前記復号化ステップでは、
    任意の単位期間の伝送用信号の値が前記特定の値である場合に、当該任意の単位期間には当該任意の単位期間の直前の単位期間の伝送用信号が復号化されることを特徴とする、請求項14に記載のデータ伝送方法。
JP2004011451A 2004-01-20 2004-01-20 データ伝送装置およびデータ伝送方法 Expired - Fee Related JP3973630B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004011451A JP3973630B2 (ja) 2004-01-20 2004-01-20 データ伝送装置およびデータ伝送方法
TW094101014A TWI265706B (en) 2004-01-20 2005-01-13 Data transmission apparatus and data transmission method
US11/035,076 US7515613B2 (en) 2004-01-20 2005-01-14 Data transmission apparatus and data transmission method
KR1020050005263A KR100690473B1 (ko) 2004-01-20 2005-01-20 데이터 전송 장치 및 데이터 전송 방법
CNA2005100059256A CN1645788A (zh) 2004-01-20 2005-01-20 数据传送装置及数据传送方法
US12/379,345 US7889763B2 (en) 2004-01-20 2009-02-19 Data transmission apparatus and data transmission method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004011451A JP3973630B2 (ja) 2004-01-20 2004-01-20 データ伝送装置およびデータ伝送方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005210159A JP2005210159A (ja) 2005-08-04
JP3973630B2 true JP3973630B2 (ja) 2007-09-12

Family

ID=34747291

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004011451A Expired - Fee Related JP3973630B2 (ja) 2004-01-20 2004-01-20 データ伝送装置およびデータ伝送方法

Country Status (5)

Country Link
US (2) US7515613B2 (ja)
JP (1) JP3973630B2 (ja)
KR (1) KR100690473B1 (ja)
CN (1) CN1645788A (ja)
TW (1) TWI265706B (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100791229B1 (ko) 2006-11-29 2008-01-03 한국전자통신연구원 낮은 정전기 전력을 소모하는 지연 무관 데이터 전송 장치
JP4666030B2 (ja) * 2008-09-03 2011-04-06 ソニー株式会社 情報処理装置、及び信号判定方法
CN103391182B (zh) * 2013-06-27 2016-12-28 华为技术有限公司 帧检测方法及装置
US10353837B2 (en) 2013-09-09 2019-07-16 Qualcomm Incorporated Method and apparatus to enable multiple masters to operate in a single master bus architecture
US9678828B2 (en) * 2013-10-09 2017-06-13 QUAULCOMM Incorporated Error detection capability over CCIe protocol
CN103699508A (zh) * 2013-12-31 2014-04-02 广州视声电子科技有限公司 一种数据传输方法及装置
US20150248373A1 (en) * 2014-02-28 2015-09-03 Qualcomm Incorporated Bit allocation over a shared bus to facilitate an error detection optimization
CN113094319B (zh) * 2021-03-25 2022-11-25 成都普沛科技有限公司 两主机间单向数据传输同步控制***及方法

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2189950B1 (ja) * 1972-06-23 1977-04-01 Anvar
FR2359563A1 (fr) * 1976-07-22 1978-02-17 Lannionnais Electronique Central de telecommunication temporel
FR2524231A1 (fr) * 1982-03-29 1983-09-30 Telecommunications Sa Procede pour transmettre un signal en code hdbn avec un signal binaire auxiliaire, codeur et decodeur selon le procede et systeme de telesurveillance de repeteurs d'une liaison numerique au moyen de tels signaux auxiliaires
JPS6012837A (ja) 1983-07-04 1985-01-23 Hitachi Ltd デ−タ伝送方式
GB2183971B (en) * 1985-12-05 1989-10-04 Stc Plc Data transmission system
FR2645373A1 (fr) * 1989-03-28 1990-10-05 Js Telecommunications Procede et dispositif de reduction du bruit sur un signal codable a plusieurs niveaux predetermines
FR2646575A1 (fr) * 1989-04-26 1990-11-02 Labo Electronique Physique Procede et structure pour la compression de donnees
FR2692995B1 (fr) * 1992-06-30 1994-08-26 Thomson Csf Procédé et dispositif de reconnaissance d'impulsions et utilisation pour le filtrage des réponses mode S d'un radar secondaire.
JP3406440B2 (ja) * 1995-10-30 2003-05-12 Smk株式会社 パルス変調方法とパルス変調装置及びパルス復調装置
KR100202943B1 (ko) * 1996-07-24 1999-06-15 전주범 다치논리데이터송신시스템
US6735710B1 (en) * 1999-09-09 2004-05-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Clock extraction device
US6763477B1 (en) * 2000-07-31 2004-07-13 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method and apparatus for transmitting and receiving data using a self clocking link protocol
KR100810800B1 (ko) * 2000-12-20 2008-03-06 엔엑스피 비 브이 정보 처리 시스템, 송신기 회로, 수신기 회로, 정보 전송 방법
US7315579B2 (en) * 2001-02-28 2008-01-01 Broadcom Corporation Trellis coded modulation tails
KR100574767B1 (ko) * 2004-07-08 2006-04-27 광주과학기술원 차분값 데이터 인코딩 기반의 데이터 전송 회로 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
TW200537883A (en) 2005-11-16
CN1645788A (zh) 2005-07-27
KR20050076685A (ko) 2005-07-26
TWI265706B (en) 2006-11-01
JP2005210159A (ja) 2005-08-04
US7889763B2 (en) 2011-02-15
US20090268757A1 (en) 2009-10-29
US7515613B2 (en) 2009-04-07
US20050157657A1 (en) 2005-07-21
KR100690473B1 (ko) 2007-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100690473B1 (ko) 데이터 전송 장치 및 데이터 전송 방법
JP3542809B2 (ja) 遷移制御された平衡エンコード体系
US9337997B2 (en) Transcoding method for multi-wire signaling that embeds clock information in transition of signal state
US6496540B1 (en) Transformation of parallel interface into coded format with preservation of baud-rate
KR100337467B1 (ko) 변환 제어 디지탈 인코딩 장치 및 신호 전송 시스템
US20070164883A1 (en) Method and device for transmitting data over a plurality of transmission lines
US8259838B2 (en) Signal transmission system for transmitting transmission signals via a transmission line including transmission conductors
JPH11506289A (ja) デジタルビデオ伝送のためのブロックコーディング
US7199732B1 (en) Data converter with reduced component count for padded-protocol interface
GB1581836A (en) Cpu-i/o bus interface for a data processing system
US5014271A (en) Pulse insertion circuit
JP2000047768A (ja) 多値論理デバイス、バスシステム及びネットワークシステム
US20050220232A1 (en) Circuit arrangement and a method to transfer data on a 3-level pulse amplitude modulation (PAM-3) channel
US6806817B2 (en) Means and method of data encoding and communication at rates above the channel bandwidth
JPH0712159B2 (ja) 高次デイジタル伝送システム
GB1581837A (en) Peripheral device controller for a data processing system
KR100986042B1 (ko) 멀티 페어 데이터 인터페이스가 가능한 소스 드라이버 집적회로 및 상기 소스 드라이버 집적회로를 구비하는 디스플레이 패널 구동시스템
JP2005244464A (ja) Lvdsシステム、その送信側回路、および、その受信側回路
JP2005175827A (ja) 通信装置
US9832010B1 (en) Signal processing device and signal processing method
JPH065831B2 (ja) 信号フレ−ムの伝送方式
KR20000040531A (ko) 아이 트리플 이 1394 직렬 버스 인터페이스를 위한 고속 피지컬칩 시스템 및 그의 데이타 송/수신 방법
JPS6048939B2 (ja) デ−タ伝送方式
JPH01209819A (ja) 可変長符号化復号化方式
JP2005244383A (ja) データ伝送回路

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070612

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070612

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3973630

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100622

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100622

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110622

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120622

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120622

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130622

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees