JP3972803B2

JP3972803B2 - Induction heating device

Info

Publication number: JP3972803B2
Application number: JP2002336451A
Authority: JP
Inventors: 英明小林; 章片岡; 勝行相原
Original assignee: Panasonic Corp; Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Corp; Panasonic Holdings Corp
Priority date: 2002-11-20
Filing date: 2002-11-20
Publication date: 2007-09-05
Anticipated expiration: 2022-11-20
Also published as: JP2004171930A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、家庭や業務用厨房で使用される誘導加熱装置の操作部に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の静電容量方式を用いた入力装置を有する操作部は、シールド部を有していない（例えば、特許文献１参照）。
【０００３】
【特許文献１】
特開昭６２−６６５２４号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
この誘導加熱装置の操作部においては、調理等をしながら簡単に操作でき、調理等の様子を確認しながら操作できる操作部をそなえていることが要求されている。本発明は、誘導加熱中に加熱コイル近傍に配置した操作部のスイッチが誤動作せずに正確に応答することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明は、金属筐体と、前記金属筐体の上部を覆う天板と、前記天板を固定するフレームと、前記金属筐体に内蔵された加熱コイルと、制御回路とを備え、前記天板下面に備えたシールド部と、前記金属筐体と前記シールド部とを電気的に接続する接続部材とを備え、前記接続部材は前記フレームを前記金属筐体に固定する構成としたものである。
【０００６】
これにより、調理等をしながら加熱の様子を確認しながら操作部を操作することができるように加熱コイル近傍に操作部を配置しても、雑音等で誤動作せず正確に応答する操作部が得られる。
【０００７】
また、シールド部の接地を本体の組立の一部と兼ねることで組立時と修理等の分解時に接地作業をする必要がなく、従って接地作業を忘れることがないという作用を有する。
【０００８】
【発明の実施の形態】
請求項１に記載の発明は、金属筐体と、前記金属筐体の上部を覆う天板と、前記天板を固定するフレームと、前記金属筐体に内蔵された加熱コイルと、制御回路とを備え、前記天板下面に備えたシールド部と、前記金属筐体と前記シールド部とを電気的に接続する接続部材とを備え、前記接続部材は前記フレームを前記金属筐体に固定する構成としたものであり、シールド部の接地を本体の組立の一部と兼ねることで組立時と修理等の分解時に接地作業をする必要がなく、従って接地作業を忘れることがないという作用を有する。
【０００９】
【実施例】
（実施例１）
以下本発明の実施例１について、図１〜５の図面を参照しながら説明する。図１において、１１は厚さ０．５ｍｍの鋼板をプレス加工して形成した上部が開口した略直方体の金属筐体である。１２は前記金属筐体１１の上部開口部を覆う厚さ４ｍｍの耐熱ガラスで形成された長方形の天板である。天板１２はその外周を接着材で水密的にシールして金属性のフレーム１３に接着される。フレーム１３は略長方形で後部には吸排気グリル１４を載置する横に長手の凹部１５が設けてある。１６は凹部１５に設けた３カ所の取付穴であり、金属筐体１１の後部フランジ１７に開けた固定穴１８に小ねじ１９でねじ止めされる。
【００１０】
フレーム１３は外周を下方内側に絞って形成した外壁２０と、天板１２を接着する内側の穴部２１側を絞って加工した内壁２２を有している。２３はフレーム１３前部の２カ所に天板１２取付位置の外周に溶接でフレーム１３に固定した取付板である。取付板２３はフレーム１３に溶接されるとその取付面２４は前記天板１２の下面よりもわずかに約１ｍｍ下に位置する。取付板２３にはそれぞれ２カ所ずつねじ穴２５が設けてある。２６は取付板２３のねじ穴２５に取付ねじ２７で固定される略Ｌ字状にプレス加工されたフック板である。フック板２６は一方を取付板２３を介してフレーム１３に固定され、他方には引っかけ爪２８が形成されていて、前記金属筐体１１の係止部２９に引っかける構成になっている。引っかけ爪２８の中央にはスリット３０が設けてあり、前記係止部２９に引っかけたときに係止部２９に備えられた固定ねじ３１がスリット３０にセットされる。引っかけ爪２８が係止部２９に引っかかった状態で固定ねじ３１を締め付けて金属筐体１１に固定される。
【００１１】
前記フレーム１３は前部をフック板２６を介して金属筐体１１に固定ねじ３１で固定されることとなる。一方フレーム１３の後部はフレーム１３の取付穴１６を金属筐体１１の固定穴１８に合わせて小ねじ１９で締結される。以上のようにして天板１２を接着したフレーム１３は金属筐体１１に固定されることとなる。
【００１２】
３２は第１の加熱コイルであり、金属筐体１１の右側に３個の支持ばね３３に支持されながら収納される。３４は第２の加熱コイルであり、金属筐体１１の左側に３個の支持ばね３３で支持されながら収納される。３５は操作部であり、使用時には操作部３５下部を軸支されて開く。３６は魚等をシーズヒータで焼くロースタである。３７はラジエントヒータである。３８は制御回路であり、使用時には冷却ファン３９で空冷される。冷却ファン３９は前記吸排気グリル１４から空気を吸入して制御回路３８と第１の加熱コイル３２と第２の加熱コイル３４とを冷却した後に吸排気グリル１４から排気される。
【００１３】
第１の加熱コイル３２は加熱する対象物が磁性体の場合は第１の加熱コイル３２と同様に約２０ｋＨｚの周波数の電流で駆動するが、対象物が非磁性体の場合は約６０ｋＨｚの周波数の電流で駆動する。理由は非磁性体は磁性体よりも高い周波数の磁界中に置くか多くの磁束を通さないと充分な加熱ができないからである。第２の加熱コイル３４は制御回路３８により約２０ｋＨｚの周波数の電流で駆動される。
【００１４】
４０は金属筐体の前部に収納された操作検知回路である。４１は天板１２の前部中央上面に焼き付け印刷で形成された接触ボタンであり、これを指で触って第１の加熱コイル３２や第２の加熱コイル３４の駆動を制御する。接触ボタン４１は第１の加熱コイル３２操作用の第１操作部４２と第２の加熱コイル３４操作用の第２操作部４３からなり、それぞれ別々にオンオフスイッチ４４を中央にして右にアップボタン４５左にダウンボタン４６配置している。第１操作部４２は第１の加熱コイル３２近傍に位置し、第２操作部４３は第２の加熱コイル３４近傍に位置する。４７は天板１２下面の前記接触ボタン４１の下に位置して焼き付け印刷で形成された電極である。電極４７は前記接触ボタン４１に一対となって各接触ボタン４１の下に位置して天板１２を挟んでコンデンサを形成している。第１操作部４２と第２操作部４３の天板１２下面に位置する電極４７は概略トラック状の外周をしている。つまり、オンオフスイッチ４４の対の電極は長方形をなし、アップボタン４５とダウンボタン４６とは片方が直線で他方は半円形状をしている。４８は前記電極４７と一対になって、フレーム１３を金属筐体１１に固定したときに電極４７に接触するリン青銅等で形成されてばね性を有する給電部である。給電部４８は一端を電極４７に接続され、他端を制御回路３８に接続されることとなる。
【００１５】
電極４７は前記制御回路３８に接続されている。指等で接触ボタン４１に触れると接触ボタン４１が人の体を介して接地されることとなり、電極４７と接触ボタン４１との間の電気容量が変化する。この電気容量の変化を制御回路３８が検知して接触ボタン４１を押したと判断する。
【００１６】
４９は天板１２の下面に焼き付け印刷で導電性塗料を印刷して形成した第１のシールド部であり、第１の加熱コイル３２と第１操作部４２との間に位置する。第１のシールド部４９は第１操作部４２の電極４７と第１の加熱コイル３２との間に位置し、第１のシールド部４９に近い位置に配置されている。第１のシールド部４９と第１操作部４２との間には電気的に抵抗の高い絶縁スペース５０が存在する。
【００１７】
また、第１のシールド部４９は第１操作部４２近傍の保護部５１とほぼ直線状の導電部５２とからなり、導電部５２の先端には接触部５３が設けてある。接触部５３以外の第１のシールド部４９は絶縁塗料５４を塗布して直接導電しないようにしてある。接触部５３のみが導電可能である。保護部５１から接触部５３までの電気抵抗は約２キロオームである。この電気抵抗は導電性塗料の材質と第１のシールド部４９の形状による。
【００１８】
導電部５２は前記取付板２３近傍に位置している。５５は金属メッシュ等で形成されて接着すると電気的に導電性を有することになる導電テープであり、一端を前記接触部５３に接着し、他端を取付板２３に接着する。これで接触部５３は取付板２３と電気的に導通することとなる。取付板２３にはフック板２６が小ねじ１９で固定される。フック板２６は固定ねじ３１で金属筐体１１に固定される。従って第１のシールド部４９は金属筐体１１に電気的に接続されることとなる。
【００１９】
前記取付板２３とフック板２６と導電テープ５５とで接続部材を形成し、第１のシールド部４９および第２のシールド部５６と金属筐体１１とを電気的に接続することとなる。
【００２０】
前記導電テープ５５を取付板２３に接着するときはフック板２６をねじ穴２５に取付ねじ２７で固定したときに、フック板２６の端から導電テープ５５が見えるように接着する。これは導電テープ５５の貼り忘れを防止するためである。
【００２１】
修理等でフレーム１３を金属筐体１１から分離するには、前部の係止部２９の固定ねじ３１を緩める。次に後部の小ねじ１９を外す。これで引っかけ爪２８が係止部２９から外れてフレーム１３は金属筐体１１から分離する。このとき第１のシールド部４９の接地もフック板２６と金属筐体１１とが離れることで分離する。
【００２２】
５６は第２のシールド部であり、第２の加熱コイル３４と電極４７との間に位置する。形状や位置関係は第１のシールド部４９と同じである。５７は第１の加熱コイル３２等の駆動状況を表示する発光ダイオードである。５８は前記給電部４８を保持する給電保持部であり合成樹脂で形成されている。
【００２３】
以上のように構成された誘導加熱装置について、図１を用いてその動作を説明する。第２の加熱コイル３４での加熱は第１の加熱コイル３２での加熱とほぼ同じであり、第１の加熱コイル３２の動作についてのみ説明する。天板１２に載置する鍋が磁性体で出来ている場合は制御回路３８が約２０ｋＨｚの周波数の電流で第１の加熱コイル３２を駆動する。鍋が非磁性体で出来ている場合は、制御回路３８は第１の加熱コイル３２を約６０ｋＨｚの周波数の電流で駆動する。第１の加熱コイル３２からは雑音が発生するが、第１操作部４２と第１の加熱コイル３２との間には第１のシールド部４９が位置し、接触部５３を介して金属筐体１１に接地しているので、第１の加熱コイル３２からの雑音電界はシールド部４９で遮られる。
【００２４】
修理等で分解する場合は、第１のシールド部４９の接地についてはフック板２６を金属筐体１１から分離すると接地が分離し、フレーム１３を組み立てると第１のシールド部４９の接地が完了する。組立と分解の手間が不要であり、また接地忘れがないので確実に接地が可能であり、雑音の影響が少なく第１操作部４２と第２操作部４３の確実な動作が可能になる。第２のシールド部５６も第１のシールド部４９と同等の形状と機能であり、説明は省略する。
【００２５】
以上にように本実施例によれば、天板１２の下面に第１のシールド部４９と第２のシールド部５６を設けて、フック板２６を介して金属筐体１１に接地することにより、第１操作部４２と第２操作部４３の雑音に対する誤動作を防止することができる。また修理等で分解しても、第１のシールド部４９と第２のシールド部５６の接地配線は分解と組立時にフック板２６の締め付けで完了するので組立や分解の手間が不要であり、さらに接地作業を忘れることがない。
【００２６】
（参考例１）
以下本発明の参考例１について、図面を参照しながら説明する。図６において天板１２、取付板２３、取付面２４、ねじ穴２５、フック板２６、第１のシールド部４９、保護部５１、導電部５２、接触部５３、導電テープ５５は実施例１と同一形状であり同一名称と同一符号を使用する。
【００２７】
実施例１と異なるのは電極６１であり、保護部５１から均一な距離を維持した形状である。従って電極６１の端部と保護部５１の端部との間にある絶縁スペース６２は平行な形状となる。
【００２８】
以上のように構成された誘導加熱装置について、図６を用いてその動作を説明する。電極６１から保護部５１までの距離が均等であるので発生する電界が一定となり部分的に強い電界が発生することなく、均一な電界を形成することができる。
【００２９】
以上のように電極６１と保護部５１との間が均一な距離に維持されているので安定した電界を形成することができて雑音に対して強い構成とすることができる。
【００３０】
なお、第１の実施例において第１のシールド部４９を第１操作部４２近傍に設け、第２のシールド部５６を第２操作部４３近傍に設けたが、第１の加熱コイル３２や第２の加熱コイル３４近傍に設けてもよい。また、第１のシールド部４９と第２のシールド部５６とを導電性塗料を印刷して形成したが、別部品を天板１２下面近傍に配置してもよい。
【００３１】
また、取付板２３とフック板２６と導電テープ５５とで接続部材を形成したが、第１のシールド部４９と金属筐体１１とが電気的に着脱自在に接続されていればよい。また、接触部５３と取付板２３との電気的接続を導電テープ５５でおこなったが、はんだ付けや溶接等でもよく、要は接触部５３とフック板２６とが電気的に接続されていればよいことは言うまでもない。
【００３２】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、前記天板下面または天面下部に備えたシールド部と、前記金属筐体と前記シールド部とを電気的に接続する接続部材とを設けることにより、誤動作の起こらない性能の安定した誘導加熱装置を実現できるものである。
【００３３】
また、シールド部の接地を本体の組立の一部と兼ねることで組立時と修理等の分解時に接地作業をする必要がなく、従って接地作業を忘れることがないという作用を有する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例１における誘導加熱装置のフック板近傍の部分斜視図
【図２】本発明の実施例１における誘導加熱装置の分解斜視図
【図３】本発明の実施例１における誘導加熱装置のフック板近傍の部分断面図
【図４】本発明の実施例１における誘導加熱装置の天板の下方からの平面図
【図５】本発明の実施例１における誘導加熱装置の第１のシールド部近傍の平面図
【図６】本発明の参考例１における誘導加熱装置の第１のシールド部近傍の平面図
【符号の説明】
１１金属筐体
１２天板
２３取付板（接続部材）
２６フック板（接続部材）
３２第１の加熱コイル
３４第２の加熱コイル
３８制御回路
４１接触ボタン
４７電極
４９第１のシールド部
５５導電テープ
５６第２のシールド部
６１電極[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an operation unit of an induction heating device used in a home or commercial kitchen.
[0002]
[Prior art]
An operation unit having an input device using a conventional capacitance method does not have a shield part (see, for example, Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 62-66524
[Problems to be solved by the invention]
The operation unit of the induction heating apparatus is required to have an operation unit that can be easily operated while cooking and can be operated while checking the state of cooking. It is an object of the present invention to provide an accurate response without malfunction of a switch of an operation unit disposed in the vicinity of a heating coil during induction heating.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve this problem, the present invention provides a metal housing, a top plate that covers the top of the metal housing, a frame that fixes the top plate, a heating coil built in the metal housing, and a control A shield part provided on the lower surface of the top plate, and a connection member for electrically connecting the metal casing and the shield part, wherein the connection member fixes the frame to the metal casing. It is set as the structure which carries out.
[0006]
As a result, even if the operation unit is arranged in the vicinity of the heating coil so that the operation unit can be operated while checking the state of heating while cooking, etc., the operation unit that responds accurately without malfunction due to noise etc. can get.
[0007]
Also, since the grounding of the shield portion is also used as a part of the assembly of the main body, it is not necessary to perform the grounding work at the time of assembling and repairing, so that the grounding work is not forgotten.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The invention of claim 1 includes a metal housing, a top plate covering an upper portion of said metal housing, a frame for fixing the top plate, a heating coil embedded in said metal housing, a control circuit A shield part provided on the lower surface of the top plate, and a connection member for electrically connecting the metal casing and the shield part, wherein the connection member fixes the frame to the metal casing. is obtained by a, has the effect of grounding of the shield portion is not necessary to ground work during disassembly repair such as when assembled also serve as part of the assembly of the body, thus never be forgotten ground work .
[0009]
【Example】
Example 1
Embodiment 1 of the present invention will be described below with reference to the drawings of FIGS. In FIG. 1, reference numeral 11 denotes a substantially rectangular parallelepiped metal casing formed by pressing a steel plate having a thickness of 0.5 mm and having an open top. Reference numeral 12 denotes a rectangular top plate made of heat-resistant glass having a thickness of 4 mm that covers the upper opening of the metal casing 11. The top plate 12 is adhered to the metallic frame 13 by sealing the outer periphery thereof with an adhesive material in a watertight manner. The frame 13 has a substantially rectangular shape, and a longitudinal recess 15 is provided on the rear side where the intake / exhaust grill 14 is placed. Reference numeral 16 denotes three mounting holes provided in the recess 15, which are screwed to the fixing holes 18 formed in the rear flange 17 of the metal housing 11 with machine screws 19.
[0010]
The frame 13 has an outer wall 20 formed by constricting the outer periphery downward and an inner wall 22 formed by constricting the inner hole 21 side to which the top plate 12 is bonded. Reference numeral 23 denotes a mounting plate fixed to the frame 13 by welding on the outer periphery of the top plate 12 mounting position at two locations on the front portion of the frame 13. When the mounting plate 23 is welded to the frame 13, the mounting surface 24 is positioned slightly about 1 mm below the lower surface of the top plate 12. The mounting plate 23 is provided with two screw holes 25 each. Reference numeral 26 denotes a hook plate which is pressed into a substantially L shape and is fixed to the screw hole 25 of the mounting plate 23 with a mounting screw 27. One of the hook plates 26 is fixed to the frame 13 via the mounting plate 23, and a hooking claw 28 is formed on the other side so that the hook plate 26 is hooked on the locking portion 29 of the metal housing 11. A slit 30 is provided in the center of the hooking claw 28, and a fixing screw 31 provided in the locking portion 29 is set in the slit 30 when hooked on the locking portion 29. The fixing screw 31 is tightened in a state where the hooking claw 28 is hooked on the locking portion 29 and is fixed to the metal casing 11.
[0011]
The front portion of the frame 13 is fixed to the metal casing 11 with a fixing screw 31 via the hook plate 26. On the other hand, the rear portion of the frame 13 is fastened with a machine screw 19 with the mounting hole 16 of the frame 13 aligned with the fixing hole 18 of the metal housing 11. The frame 13 to which the top plate 12 is bonded as described above is fixed to the metal casing 11.
[0012]
Reference numeral 32 denotes a first heating coil, which is housed while being supported by three support springs 33 on the right side of the metal casing 11. Reference numeral 34 denotes a second heating coil that is housed while being supported by three support springs 33 on the left side of the metal casing 11. Reference numeral 35 denotes an operation unit, and the lower part of the operation unit 35 is pivotally opened when used. Reference numeral 36 denotes a roaster for grilling fish or the like with a sheathed heater. Reference numeral 37 denotes a radiant heater. A control circuit 38 is air-cooled by a cooling fan 39 when used. The cooling fan 39 sucks air from the intake / exhaust grill 14 to cool the control circuit 38, the first heating coil 32, and the second heating coil 34, and then is exhausted from the intake / exhaust grill 14.
[0013]
The first heating coil 32 is driven by a current having a frequency of about 20 kHz as in the case of the first heating coil 32 when the object to be heated is a magnetic material, but the frequency is about 60 kHz when the object is a non-magnetic material. Drive with the current of. The reason is that a non-magnetic material cannot be heated sufficiently unless it is placed in a magnetic field having a frequency higher than that of the magnetic material or a large amount of magnetic flux is not passed. The second heating coil 34 is driven by the control circuit 38 with a current having a frequency of about 20 kHz.
[0014]
Reference numeral 40 denotes an operation detection circuit housed in the front part of the metal casing. Reference numeral 41 denotes a contact button formed by printing on the front center upper surface of the top plate 12, and controls the driving of the first heating coil 32 and the second heating coil 34 by touching the button with a finger. The contact button 41 includes a first operation unit 42 for operating the first heating coil 32 and a second operation unit 43 for operating the second heating coil 34. 45. A down button 46 is arranged on the left. The first operation unit 42 is located in the vicinity of the first heating coil 32, and the second operation unit 43 is located in the vicinity of the second heating coil 34. Reference numeral 47 denotes an electrode formed by printing on the bottom surface of the top plate 12 below the contact button 41. The electrode 47 is paired with the contact button 41 and is positioned below each contact button 41 to form a capacitor with the top plate 12 interposed therebetween. The electrode 47 located on the lower surface of the top plate 12 of the first operation unit 42 and the second operation unit 43 has a substantially track-shaped outer periphery. That is, the pair of electrodes of the on / off switch 44 has a rectangular shape, and one of the up button 45 and the down button 46 has a straight line and the other has a semicircular shape. Reference numeral 48 denotes a power feeding portion which is paired with the electrode 47 and is formed of phosphor bronze or the like which comes into contact with the electrode 47 when the frame 13 is fixed to the metal housing 11 and has a spring property. One end of the power supply unit 48 is connected to the electrode 47 and the other end is connected to the control circuit 38.
[0015]
The electrode 47 is connected to the control circuit 38. When the contact button 41 is touched with a finger or the like, the contact button 41 is grounded via a human body, and the electric capacity between the electrode 47 and the contact button 41 changes. The control circuit 38 detects this change in electric capacity and determines that the contact button 41 has been pressed.
[0016]
Reference numeral 49 denotes a first shield part formed by printing a conductive paint on the lower surface of the top plate 12 by printing, and is located between the first heating coil 32 and the first operation part 42. The first shield part 49 is located between the electrode 47 of the first operation part 42 and the first heating coil 32, and is disposed at a position close to the first shield part 49. An insulating space 50 having a high electrical resistance exists between the first shield part 49 and the first operation part 42.
[0017]
The first shield part 49 includes a protective part 51 in the vicinity of the first operation part 42 and a substantially linear conductive part 52, and a contact part 53 is provided at the tip of the conductive part 52. The first shield part 49 other than the contact part 53 is coated with an insulating paint 54 so as not to conduct directly. Only the contact portion 53 can conduct electricity. The electrical resistance from the protection part 51 to the contact part 53 is about 2 kilohms. This electric resistance depends on the material of the conductive paint and the shape of the first shield part 49.
[0018]
The conductive portion 52 is located in the vicinity of the mounting plate 23. 55 is a conductive tape which is formed of a metal mesh or the like and becomes electrically conductive when bonded, and one end is bonded to the contact portion 53 and the other end is bonded to the mounting plate 23. As a result, the contact portion 53 is electrically connected to the mounting plate 23. A hook plate 26 is fixed to the attachment plate 23 with a machine screw 19. The hook plate 26 is fixed to the metal casing 11 with a fixing screw 31. Therefore, the first shield part 49 is electrically connected to the metal casing 11.
[0019]
The attachment plate 23, the hook plate 26, and the conductive tape 55 form a connection member, and the first shield part 49 and the second shield part 56 and the metal casing 11 are electrically connected.
[0020]
When the conductive tape 55 is bonded to the mounting plate 23, the conductive tape 55 is bonded so that the conductive tape 55 can be seen from the end of the hook plate 26 when the hook plate 26 is fixed to the screw hole 25 with the mounting screw 27. This is to prevent forgetting to attach the conductive tape 55.
[0021]
In order to separate the frame 13 from the metal housing 11 for repair or the like, the fixing screw 31 of the front locking portion 29 is loosened. Next, the rear machine screw 19 is removed. As a result, the hooking claw 28 is detached from the locking portion 29 and the frame 13 is separated from the metal casing 11. At this time, the grounding of the first shield part 49 is also separated when the hook plate 26 and the metal casing 11 are separated.
[0022]
Reference numeral 56 denotes a second shield part, which is located between the second heating coil 34 and the electrode 47. The shape and positional relationship are the same as those of the first shield part 49. Reference numeral 57 denotes a light emitting diode that displays the driving status of the first heating coil 32 and the like. A power supply holding unit 58 holds the power supply unit 48 and is made of synthetic resin.
[0023]
About the induction heating apparatus comprised as mentioned above, the operation | movement is demonstrated using FIG. The heating by the second heating coil 34 is substantially the same as the heating by the first heating coil 32, and only the operation of the first heating coil 32 will be described. When the pan placed on the top plate 12 is made of a magnetic material, the control circuit 38 drives the first heating coil 32 with a current having a frequency of about 20 kHz. When the pan is made of a nonmagnetic material, the control circuit 38 drives the first heating coil 32 with a current having a frequency of about 60 kHz. Although noise is generated from the first heating coil 32, the first shield part 49 is located between the first operation part 42 and the first heating coil 32, and the metal casing is provided via the contact part 53. 11, the noise electric field from the first heating coil 32 is blocked by the shield portion 49.
[0024]
When disassembling for repair or the like, regarding the grounding of the first shield part 49, the grounding is separated when the hook plate 26 is separated from the metal casing 11, and the grounding of the first shield part 49 is completed when the frame 13 is assembled. . Since there is no need for assembly and disassembly, and since there is no forgetting to ground, the grounding can be performed reliably, and the first operation unit 42 and the second operation unit 43 can be reliably operated with little influence of noise. The second shield part 56 has the same shape and function as the first shield part 49, and a description thereof will be omitted.
[0025]
As described above, according to the present embodiment, the first shield portion 49 and the second shield portion 56 are provided on the lower surface of the top plate 12 and grounded to the metal casing 11 via the hook plate 26. It is possible to prevent malfunction of the first operation unit 42 and the second operation unit 43 against noise. Even when disassembled for repair or the like, the grounding wiring of the first shield part 49 and the second shield part 56 is completed by tightening the hook plate 26 at the time of disassembly and assembly. Never forget the grounding work.
[0026]
( Reference Example 1 )
Reference Example 1 of the present invention will be described below with reference to the drawings. In FIG. 6, the top plate 12, the mounting plate 23, the mounting surface 24, the screw hole 25, the hook plate 26, the first shield portion 49, the protective portion 51, the conductive portion 52, the contact portion 53, and the conductive tape 55 are the same as in the first embodiment. The same shape and the same name and the same symbol are used.
[0027]
The difference from the first embodiment is an electrode 61, which has a shape that maintains a uniform distance from the protective portion 51. Accordingly, the insulating space 62 between the end portion of the electrode 61 and the end portion of the protection portion 51 has a parallel shape.
[0028]
The configured induction heating apparatus as described above, the operation will be described with reference to FIG. Since the distance from the electrode 61 to the protection part 51 is uniform, the generated electric field is constant, and a uniform electric field can be formed without generating a strong electric field partially.
[0029]
As described above, since the distance between the electrode 61 and the protective portion 51 is maintained at a uniform distance, a stable electric field can be formed and a configuration that is strong against noise can be obtained.
[0030]
In the first embodiment, the first shield part 49 is provided in the vicinity of the first operation part 42 and the second shield part 56 is provided in the vicinity of the second operation part 43. However, the first heating coil 32 and the second Two heating coils 34 may be provided in the vicinity. Moreover, although the 1st shield part 49 and the 2nd shield part 56 were formed by printing conductive paint, you may arrange | position another component in the lower surface vicinity of the top plate 12. FIG.
[0031]
In addition, although the connection member is formed by the mounting plate 23, the hook plate 26, and the conductive tape 55, it is only necessary that the first shield portion 49 and the metal housing 11 are electrically detachably connected. In addition, the electrical connection between the contact portion 53 and the mounting plate 23 is performed with the conductive tape 55, but soldering, welding, or the like may be used. In short, as long as the contact portion 53 and the hook plate 26 are electrically connected. It goes without saying that it is good.
[0032]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, by providing the shield part provided on the lower surface or the lower part of the top surface and the connecting member that electrically connects the metal housing and the shield part, An induction heating apparatus with stable performance that does not occur can be realized.
[0033]
Also, since the grounding of the shield portion is also used as a part of the assembly of the main body, it is not necessary to perform the grounding work at the time of assembling and repairing, so that the grounding work is not forgotten.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partial perspective view of the vicinity of a hook plate of an induction heating apparatus according to Embodiment 1 of the present invention. FIG. 2 is an exploded perspective view of the induction heating apparatus according to Embodiment 1 of the present invention. FIG. 4 is a partial cross-sectional view of the vicinity of the hook plate of the induction heating device in FIG. 4. FIG. 5 is a plan view from below the top plate of the induction heating device in Embodiment 1 of the present invention. FIG. 6 is a plan view in the vicinity of the first shield part. FIG. 6 is a plan view in the vicinity of the first shield part of the induction heating device in Reference Example 1 of the present invention.
11 Metal housing 12 Top plate 23 Mounting plate (connection member)
26 Hook plate (connection member)
32 First Heating Coil 34 Second Heating Coil 38 Control Circuit 41 Contact Button 47 Electrode 49 First Shield Part 55 Conductive Tape 56 Second Shield Part 61 Electrode

Claims

金属筐体と、前記金属筐体の上部を覆う天板と、前記天板を固定するフレームと、前記金属筐体に内蔵された加熱コイルと、制御回路とを備え、前記天板下面に備えたシールド部と、前記金属筐体と前記シールド部とを電気的に接続する接続部材とを備え、前記接続部材は前記フレームを前記金属筐体に固定する構成とした誘導加熱装置。A metal housing, a top plate covering an upper portion of said metal housing, a frame for fixing the top plate, a heating coil embedded in the metal housing, and a control circuit, provided on the top plate lower surface An induction heating apparatus comprising: a shield portion; and a connection member that electrically connects the metal housing and the shield portion, wherein the connection member fixes the frame to the metal housing.