JP3970590B2

JP3970590B2 - Outdoor workpiece with double-sided solar panel

Info

Publication number: JP3970590B2
Application number: JP2001366077A
Authority: JP
Inventors: 就一佐川
Original assignee: Sekisui Jushi Corp
Current assignee: Sekisui Jushi Corp
Priority date: 2001-11-30
Filing date: 2001-11-30
Publication date: 2007-09-05
Anticipated expiration: 2021-11-30
Also published as: JP2003166220A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、太陽光の入射によって電力を発生する太陽光発電装置が備えられた屋外工作物に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、例えば建築物の屋根上に沿って設置された太陽電池パネルによって発電された電力を有効活用することは広く知られたところであり、また屋外工作物に付帯して建てられた支柱に支えられた太陽光発電装置が設けられて最小限の配線で発生電力を有効活用することも近年ではクリーンエネルギー、電力自給の観点から盛んである。しかし、それら従来の太陽光発電装置は、受光が片面発電型の太陽光発電パネルを南面に向けて所定角度を持たせて設置して太陽光を効率的に受光させようとするものであるが、それらの片面発電型の太陽光発電装置では、朝夕の太陽の仰角が小さい時間帯においては極端に受光効率が低下するなどの、それら屋外工作物の立地条件によって発電効率の大きな変動があるという問題を有していた。
【０００３】
また、従来の片面発電型太陽光発電装置を簡易建築物の屋根上に設置する場合には専用の架台を組み立てなければならなく構造がたいそうで、上記屋外工作物に付帯した支柱についても支柱等余分な設備が必要になるなどの問題があった。そこで、屋外工作物の一部に太陽電池パネルを組み込むとの考え方が提案され、例えば特許第２７６４３７６号公報において土木建築用付属構造物の一部または全部をなす板材に太陽電池を装着した例として防護柵が示され、発電電力を外部配線を使うことなく直接的に所要形象の描出に用いる実施例が示されている。
【０００４】
しかしながら、この土木建築用付属構造物の板材に太陽電池を装着した例では太陽電池は従来型の片面発電型のもので、上述した発電効率の大きな変動の問題があるとともに、いたずらによる破損に対し無防備であるとか、太陽電池パネルの発電電力を高めようとすると上記の土木建築用付属構造物にできるだけ多くの太陽電池セルが内蔵されてなくてはならず、その結果としてその板材が太陽電池パネルで覆われた見通しのよくないものとなったり、シェルターなど屋根上面に沿って設置されると昼間はその屋根の下が太陽電池パネルの陰になって暗くなるなどの諸問題をも有している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、太陽電池パネルが装着された屋外工作物の設置方向や太陽の位置等による発電効率の極端な低下が無く、専用架台や付帯した支柱等の余分な設備が不要で、さらにいたずらによる破損に対しても人が容易に接触出来ないように考慮されたり、屋外工作物の構成面材を覆う太陽電池パネルによって美観を損ねたり視界が遮ぎられたりして日光が遮蔽されてその屋外工作物の下部が暗くなるというような環境を害するようなこともなく、むしろ用途によっては太陽電池パネルによる遮蔽効果を有効に活用するなどなされた、高い発電効率を維持できる太陽光発電装置の備わった屋外工作物を提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明両面型太陽電池パネルを備えた屋外工作物は、橋梁や高欄上の道路に沿って設けられた防護柵からなる屋外工作物であって、防護柵の柱の側面より防護柵の道路の反対側に両面型太陽電池パネルが突設されているものである。
【０００７】
本発明によれば、太陽電池パネルが両面型のものからなり季節や時間帯などや立地条件にかかわらず安定して十分な電力が得られるとともに、太陽電池パネルが防護柵の道路の反対側に突設されていることから通行人が容易に接触できないためいたずらによる破損が避けられ、また防護柵の柵体を通した視界が遮られることなく美観上優れており、さらには突設されている部分を着脱することで修理などのメインテナンスが容易である。
【０００８】
そして、本発明両面型太陽電池パネルを備えた屋外工作物は、走行車線と対向車線とを分離する道路の中央分離帯に沿って設置された防護柵からなる屋外工作物であって、その防護柵の柵体が両面型太陽電池パネルとなされて、両面型太陽電池パネルの受光面が走行車線側と対向車線側とに向けられると共に、該両面型太陽電池パネルが互いに対向して走行する車両の前照灯に対して防眩板として機能するようになされたことに特徴づけられる。
【０００９】
本発明によれば、太陽電池パネルが両面型のものからなり季節や時間帯などや立地条件にかかわらず安定して十分な電力が得られるとともに、その防護柵の柵体自体両面型太陽電池パネルからなることによって、個々の太陽電池セルの配置（すなわち、セルとセルとの間隔の隙間を調整できるなど）によって互いに対向して走行する車両の前照灯に対して防眩板として機能することで、この防護柵の防眩柵という優れた機能が付与されるわけである。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について図面を参照しながら説明する。
まず、本発明では両面受光型の太陽電池パネルを用いることで、直接の太陽光だけでなく周囲からの散乱光をも受光して発電が行われることで、同条件で設置した片面受光型の太陽電池パネルを用いたものより大きな起電力が得られる。
【００１３】
また、垂直またはそれに近い角度で設置した場合においても、高い発電効率を得ることができる。図１には、従来のものと、本発明に係わる太陽光発電設備の１日間の発電量の推移を比較するグラフを示しており、Ａは本発明に係る両面受光型の太陽光発電装置を東西に向けて垂直に設置したもので、Ｂは従来の片面受光型の太陽光発電設備を南面に３０度の角度を設けて設置したもの、Ｃは従来の片面受光型の太陽光発電設備を南面に向けて垂直に設置したものの発電量の推移を示すものである。ここにおいて、ＢおよびＣは、日の出から徐々に発電量が増加し、正午にピークを迎え、夕方に向けて漸減しているのに対してＡは、１０時と１４時付近の２ヶ所にピークが見られ、朝夕の時間帯においては、Ｂ及びＣを大きく上回る発電量を発生している。１日間の発電量の合計は、ＡはＣをはるかに上回るものであり、ＡとＢがほぼ同等である。従って、本発明に係わる太陽光発電装置は、垂直あるいはそれに近い角度で設置される場合においても、南面に向けてほぼ理想的角度に設置した片面型の太陽光発電装置と同等の発電量が得られ、高い発電効率を有するものであることがわかる。
【００１４】
さらに本発明に係る太陽光発電装置は、設置される方向によってその発電効率が殆ど変化しないものである。図２は、太陽光発電装置の設置方向による年間での発電量を比較するグラフであり、Ａは本発明に係る両面受光型の太陽光発電装置を垂直に設置したものの、Ｃは片面受光型の太陽光発電装置を垂直に設置したもののそれぞれの発電量を示すものである。Ｃは南面に対して方位角が９０度に近づくにつれて発電量が漸減してゆくが、Ａは方位角の変化による発電量の変化がほとんど見られない。従って、本発明に係る太陽光発電装置はどの様な方向に向けて設置しても、高い発電効率を有するものであることがわかる。
【００１５】
太陽光の入射は、直接の入射光に加えて散乱光となって入射するものもあり、片面を南面に向けて一方の面のみに太陽光の直接の入射がなされ他方の面は散乱光のみの入射となったり、また南北方向に垂直に立設した場合には、正午前後を境として、太陽光が直接に入射する面が反対側になるものである。
【００１６】
図３は、橋梁や高欄上の道路に沿って屋外工作物として防護柵２が設けられたもので、この防護柵２の道路の反対側へと両面型太陽電池パネル１が突設され、日中に両面型太陽電池パネル１により発電された電力が近接して設置された蓄電装置（図示せず）に蓄えられて、夜間フットライト２２（足元照明灯）によってこの橋梁や高欄上の歩行路を照らして安全の確保がなされる様子を表している。ここでは、両面型太陽電池パネル１を例えば、０．７ｍ×０．７ｍとした場合、立地や天候にもよるが延べ平均値として４０〜６０Watt／hr. ×５時間と仮定した場合２００〜３００Watt／日となり、図３のように防護柵２の柱ごとに両面型太陽電池パネル１とフットライト２２を設けた場合、灯具にＬＥＤなど消費電力の小さいものが用いられれば必要電力を安定して確保できるわけである。
【００１７】
図３の実施形態の例において、太陽電池パネル１が防護柵２の道路の反対側に突設されていることで通行人はそれらを容易に接触できないことからいたずらによる破損が避けられ、また防護柵２の柵体２１が図のような透視性のよいものの場合には柵体２１を通した視界が遮られることなく美観上優れており、あるいはその柵体２１の道路側から太陽光が射すような立地になっていたとしても発電がなされる。さらにまた、両面型太陽電池パネル１をそれが突設されている防護柵２の部分から着脱することで、修理などのメインテナンスも容易である。
【００１８】
図４は、道路の中央分離帯に設置された屋外工作物として防護柵２が設けられたもので、この防護柵２の柵体２１が両面型太陽電池パネル１からなるもので、柵体２１が両面型であることによって外観の裏表がなくて優れた意匠性を有しており、機能的には個々の太陽電池セルの配置（すなわち、セルとセルとの間隔の隙間を調整できるなど）によって互いに対向して走行する車両の前照灯に対して防眩板として機能することで、この防護柵２の防眩柵という優れた機能が付与されているわけである。
【００１９】
そして、クリーンエネルギーの活用として両面型太陽電池パネル１により発電された電力は近接して設置された蓄電装置（図示せず）に蓄えられて、夜間には例えば、中央分離帯の端に注意標識として設置されたＬＥＤ発光式の警戒灯３１や、縁石ブロックに埋め込まれた自発光道路鋲３２による視線誘導がなされたりする自発光式安全設備３によって交通安全に貢献する。
【００２０】
図５は、屋外工作物としてバス停留所を例にシェルター４の屋根の上部に両面型太陽電池パネル１が立設されたものを表しており、両面型太陽電池パネル１により発電された電力はこのシェルターの一部に設けられたボックス４１内の蓄電装置に蓄えられ、例えば電力はバスの接近をＬＥＤによつて知らせる告知パネル４２の表示に用いられ、あるいは夜間には照明灯４３の電源として用いられる。そして、本実施形態の例においては両面型太陽電池パネル１は高さが０．３ｍ、幅８ｍで、立地や天候にもよるが延べ平均値として２００〜３００Watt／hr. ×５時間と仮定した場合１０００〜１５００Watt／日となり、図５の照明灯４３に４０Watt／hr. ×８時間×２灯＝６００Watt／日と約半分を消費し、残り半分は告知パネル４２や案内表示板４４用の標示に用いられ電力が自給されている。
【００２１】
そして、本実施形態の例においては、シェルターの屋根上部に立設されていることによって屋外工作物の屋根全体を覆うような大がかりな架台などを設置することなく、特に図５のように屋根が円弧状などフラットなものでない変形屋根の場合には屋根面に沿って太陽電池パネルを配置しようとすればより大層な下地が必要で、また、太陽電池パネルは屋根全体を覆っていないためこのシェルターの屋根により日光が遮蔽されてその下部の待合ブースが昼間暗くなることもない。さらに、屋外工作物が電話ボックスや簡易トイレのような簡易型ブースの形態ではその屋外工作物の向きなどの立地形態とは関係なく、太陽電池パネルの向きを自在に設定して取付けられ効率よい発電がなされればよいわけである。そして、これら両面型太陽電池パネルが屋外工作物の屋根上部に立設された屋外工作物の場合には、太陽電池パネルが屋外工作物から立設されているだけなので清掃や修理による着脱などに手間どらないという利点もある。
【００２２】
【発明の効果】
以上に詳述したように、本発明両面型太陽電池パネルを備えた屋外工作物は、橋梁や高欄上の道路に沿って設けられた防護柵からなる屋外工作物であって、防護柵の道路の反対側に両面型太陽電池パネルが突設されているもので、太陽電池パネルが両面型のものからなるので、季節や時間帯などや立地条件にかかわらず安定して十分な電力が得られるとともに、太陽電池パネルが防護柵の道路の反対側に突設されていることから通行人が容易には接触できないことからいたずらによる破損が避けられ、また防護柵の柵体を通した視界が遮られることなく美観上優れ、さらには突設されている部分を着脱することで修理などのメインテナンスが容易である。
【００２３】
そして、本発明両面型太陽電池パネルを備えた屋外工作物は、道路の中央分離帯に設置された防護柵からなる屋外工作物であって、その防護柵の柵体が両面型太陽電池パネルからなるもので、太陽電池パネルが両面型のものなので、季節や時間帯などや立地条件にはかかわらず安定して十分な電力が得られるとともに、その防護柵の柵体自体両面型太陽電池パネルからなることによって、個々の太陽電池セルの配置（すなわち、セルとセルとの間隔の隙間を調整できる等）によって互いに対向して走行する車両の前照灯に対し防眩板として機能することで、この防護柵の防眩柵という優れた機能が付与されて高機能柵となされる。
【００２４】
また、本発明両面型太陽電池パネルを備えた屋外工作物は、両面型太陽電池パネルが屋外工作物の屋根の上部に立設され、屋外工作物はシェルター、電話ボックス、または簡易トイレの群から選ばれる、少なくとも一つとするものであり、太陽電池パネルが両面型のものからなるので、季節や時間帯や立地条件などにはかかわらず安定して十分な電力が得られるとともに、屋外工作物の屋根の上部に立設されていることによって屋外工作物の屋根全体を覆うような大がかりな架台などを設置することもなく、この屋外工作物の向きなどの立地形態とは関係なく太陽電池パネルの向きを自在に設定して取付けられて効率のよい発電がなされ、しかも太陽電池パネルが屋根全体を覆っていないことからこの屋外工作物の屋根によって日光が遮蔽されてその下部が暗くなるということがない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る両面受光型の太陽光発電装置と、従来の片面受光型太陽光発電装置との１日間における発電量の推移を比較したグラフである。
【図２】本発明に係る両面受光型の太陽光発電装置と、従来の片面受光型太陽光発電装置との設置の方位角による発電電力を比較したグラフである。
【図３】本発明実施形態の一例を示す斜視図である。
【図４】本発明実施形態の他の一例を示す斜視図である。
【図５】本発明実施形態のさらに別の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
１両面型太陽電池パネル
２防護柵
２１柵体
２２フットライト
３発光式安全設備
３１警戒灯
３２自発光道路鋲
４シェルター
４１ボックス
４２告知パネル
４３照明灯
４４案内表示板[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an outdoor workpiece provided with a solar power generation device that generates electric power by the incidence of sunlight.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, it has been widely known that, for example, the power generated by a solar panel installed along the roof of a building is effectively used, and supported by a pillar attached to an outdoor structure. In recent years, solar power generation devices have been provided to effectively use generated power with minimal wiring from the standpoint of clean energy and power self-sufficiency. However, these conventional solar power generation devices are intended to receive sunlight efficiently by installing a single-sided power generation type solar power generation panel with a predetermined angle facing the south surface. In those single-sided solar power generation devices, there is a large fluctuation in power generation efficiency depending on the location conditions of those outdoor workpieces such as extremely low light reception efficiency in the time zone when the elevation angle of the sun in the morning and evening is small Had a problem.
[0003]
In addition, when installing a conventional single-sided solar power generation device on the roof of a simple building, it seems that the structure has to be assembled, and the support attached to the outdoor work is also supported by the support etc. There were problems such as requiring extra equipment. Then, the idea of incorporating a solar cell panel into a part of an outdoor work has been proposed. For example, in Japanese Patent No. 2764376, as an example in which a solar cell is mounted on a plate material that forms part or all of an appendix for civil engineering and construction. A protective fence is shown, and an embodiment is shown in which the generated power is directly used to depict the required shape without using external wiring.
[0004]
However, in the example in which the solar cell is mounted on the plate of the civil engineering accessory structure, the solar cell is a conventional single-sided power generation type, which has the problem of large fluctuations in the power generation efficiency described above, and against damage due to mischief. In order to increase the power generated by the solar panel, it is necessary to incorporate as many solar cells as possible in the above-mentioned civil engineering building attachments. As a result, the plate material is the solar panel. If it is installed along the top surface of a roof such as a shelter, it will have various problems such as the darkness under the roof behind the solar panel. Yes.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
Therefore, the present invention has been made in view of the above problems, and there is no extreme decrease in power generation efficiency due to the installation direction of the outdoor workpiece with the solar battery panel attached, the position of the sun, etc. The extra equipment is unnecessary, and it is considered that people can not easily touch even if it is damaged by tampering, or the solar panel covering the component surface material of the outdoor work is impaired and the view is obstructed It is not harmful to the environment where the sun is blocked and the lower part of the outdoor work is darkened, but rather the solar cell panel's shielding effect is effectively used depending on the application. It is an object of the present invention to provide an outdoor workpiece equipped with a solar power generation device capable of maintaining power generation efficiency.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, an outdoor workpiece provided with a double-sided solar panel according to the present invention is an outdoor workpiece comprising a protective fence provided along a road on a bridge or railing, and is provided on a side surface of a pillar of the protective fence. Further , a double-sided solar panel projects from the opposite side of the protective fence road.
[0007]
According to the present invention, the solar panel is of a double-sided type, and sufficient power can be obtained stably regardless of the season, time zone, or location conditions, and the solar panel is on the opposite side of the road of the protective fence. Because it is protruding, it is difficult for passers-by to contact, so damage due to mischief is avoided, and the view through the fence of the protective fence is not obstructed, and it is aesthetically superior, and it is further protruding Maintenance such as repair is easy by attaching and detaching the part.
[0008]
The outdoor workpiece provided with the double-sided solar panel according to the present invention is an outdoor workpiece comprising a protective fence installed along the central separation zone of the road separating the traveling lane and the opposite lane, and the protection A vehicle in which the fence body of the fence is a double- sided solar cell panel, the light-receiving surface of the double-sided solar cell panel is directed to the traveling lane side and the opposite lane side, and the double-sided solar cell panel runs opposite to each other It is characterized by functioning as an antiglare plate for the headlamps .
[0009]
According to the present invention, the solar cell panel is of a double-sided type, and sufficient power can be obtained stably regardless of the season, time zone, etc. and location conditions, and the protective fence itself is a double-sided solar cell panel. By functioning as an anti-glare plate for vehicle headlamps that run against each other by the arrangement of individual solar cells (ie, the gap between the cells can be adjusted, etc.) Thus, an excellent function of the anti-glare fence is provided.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention will be described below with reference to the drawings.
First, in the present invention, by using a double-sided light receiving solar cell panel, power generation is performed by receiving not only direct sunlight but also scattered light from the surroundings, so that the single-sided light receiving type installed under the same conditions is used. An electromotive force greater than that using a solar cell panel can be obtained.
[0013]
Further, even when installed vertically or at an angle close thereto, high power generation efficiency can be obtained. FIG. 1 shows a graph for comparing the amount of power generation per day of a conventional solar power generation facility according to the present invention and A shows a double-sided light receiving solar power generation device according to the present invention. Installed vertically toward the east and west, B is a conventional single-sided solar power generation facility installed at an angle of 30 degrees on the south surface, and C is a conventional single-sided solar power generation facility. It shows the change in the amount of power generated by the installation vertically to the south. Here, B and C gradually increase in power generation from sunrise, reach a peak at noon, and gradually decrease toward the evening, whereas A peaks at two places around 10:00 and 14:00. In the morning and evening hours, the amount of power generation greatly exceeds B and C. As for the total amount of power generation per day, A is much higher than C, and A and B are almost equal. Therefore, even when the photovoltaic power generation apparatus according to the present invention is installed vertically or at an angle close thereto, the amount of power generation equivalent to that of a single-sided photovoltaic power generation apparatus installed at an almost ideal angle toward the south surface can be obtained. It can be seen that it has high power generation efficiency.
[0014]
Furthermore, the photovoltaic power generation apparatus according to the present invention is such that its power generation efficiency hardly changes depending on the installation direction. FIG. 2 is a graph for comparing the amount of power generation in the year depending on the installation direction of the solar power generation apparatus. A is a double-side light reception type solar power generation apparatus according to the present invention, and C is a single-side light reception type. It shows the power generation amount of each of the solar power generation devices installed vertically. In C, the power generation amount gradually decreases as the azimuth angle approaches 90 degrees with respect to the south surface, but in A, there is almost no change in the power generation amount due to the change in azimuth angle. Therefore, it can be seen that the solar power generation apparatus according to the present invention has high power generation efficiency regardless of the direction of installation.
[0015]
In addition to the direct incident light, the incident sunlight is also scattered light, with one side facing the south and direct sunlight incident only on one side and the other side only scattered light. In the case where the light is incident vertically or vertically erected in the north-south direction, the surface on which sunlight directly enters is the opposite side after noon.
[0016]
In FIG. 3, a protective fence 2 is provided as an outdoor work along a bridge or a road on a railing. A double-sided solar panel 1 projects from the opposite side of the road of the protective fence 2 The electric power generated by the double-sided solar cell panel 1 is stored in a power storage device (not shown) that is installed in the vicinity, and this bridge and the walking path on the railing by the footlight 22 (footlight) at night This shows how safety is ensured in light of Here, when the double-sided solar cell panel 1 is, for example, 0.7 m × 0.7 m, depending on the location and the weather, it is assumed that the average value is 40-60 Watt / hr. × 5 hours, 200-300 Watt. / Day, when the double-sided solar panel 1 and the footlight 22 are provided for each pillar of the protective fence 2 as shown in FIG. 3, the required power can be stabilized if an LED with low power consumption is used. It can be secured.
[0017]
In the example of the embodiment of FIG. 3, the solar panel 1 is provided on the opposite side of the road of the protective fence 2 so that a passerby cannot easily touch them, so that damage due to mischief can be avoided and protection can be achieved. When the fence body 21 of the fence 2 has good transparency as shown in the figure, the view through the fence body 21 is not obstructed and is aesthetically pleasing, or sunlight shines from the road side of the fence body 21 Even if it is in such a location, electricity is generated. Furthermore, maintenance such as repair can be facilitated by attaching and detaching the double-sided solar cell panel 1 from the part of the protective fence 2 on which it is projected.
[0018]
FIG. 4 shows a case where a protective fence 2 is provided as an outdoor workpiece installed in a median strip of a road. A fence body 21 of the protective fence 2 is composed of a double-sided solar panel 1. Because it is a double-sided type, it has an excellent design with no appearance on both sides, and functionally the arrangement of individual solar cells (ie, the gap between cells can be adjusted, etc.) By functioning as an anti-glare plate for the headlamps of a vehicle traveling opposite to each other, an excellent function of the protective fence 2 as an anti-glare fence is provided.
[0019]
Then, the power generated by the double-sided solar cell panel 1 as clean energy is stored in a power storage device (not shown) installed in the vicinity, and at night, for example, a warning sign at the end of the median strip It contributes to traffic safety by the self-luminous safety equipment 3 in which the line-of-sight guidance is made by the LED light-emitting warning light 31 and the self-luminous road fence 32 embedded in the curb block.
[0020]
FIG. 5 shows a case where a double-sided solar cell panel 1 is erected on the top of the roof of the shelter 4 as an example of a bus stop as an outdoor work, and the electric power generated by the double-sided solar cell panel 1 is The electricity is stored in a power storage device in a box 41 provided in a part of the shelter. For example, electric power is used to display the notification panel 42 that notifies the approach of the bus by an LED, or used as a power source for the illumination lamp 43 at night. It is done. In the example of the present embodiment, the double-sided solar cell panel 1 is 0.3 m in height and 8 m in width, and it is assumed that the average value is 200 to 300 Watt / hr. × 5 hours depending on the location and the weather. In this case, it is 1000 to 1500 Watts / day, and the lighting lamp 43 in FIG. 5 consumes about half of 40 Watts / hr. × 8 hours × 2 lights = 600 Watts / day, and the other half is a sign for the notification panel 42 and the information display board 44. It is used for self-sufficiency.
[0021]
And in the example of this embodiment, without installing the large mount etc. which cover the whole roof of an outdoor workpiece by standingly setting on the roof top of a shelter, especially a roof like FIG. In the case of a deformed roof that is not flat, such as an arc shape, if a solar cell panel is arranged along the roof surface, a larger base is required, and the solar cell panel does not cover the entire roof, so this shelter Sunlight is blocked by the roof and the waiting booth underneath is not darkened in the daytime. Furthermore, in the form of a simple booth such as a telephone booth or a simple toilet, the outdoor work can be installed by setting the orientation of the solar panel freely regardless of the location form such as the orientation of the outdoor work. It is only necessary to generate electricity. And when these double-sided solar panels are erected on the roof top of an outdoor workpiece, the solar panels are only erected from the outdoor workpiece. There is also an advantage that it is not troublesome.
[0022]
【The invention's effect】
As described in detail above, the outdoor workpiece provided with the double-sided solar panel of the present invention is an outdoor workpiece comprising a protective fence provided along a road on a bridge or railing, and the road of the protective fence. A double-sided solar panel protrudes on the opposite side of the solar panel, and the solar panel consists of a double-sided solar panel, so stable and sufficient power can be obtained regardless of the season, time zone, and location conditions. At the same time, because the solar panel protrudes on the opposite side of the road of the protective fence, it is difficult for passers-by to contact, and damage due to mischief is avoided, and the view through the fence body of the protective fence is blocked. It is aesthetically pleasing, and maintenance such as repair is easy by attaching and detaching the protruding part.
[0023]
And the outdoor workpiece provided with the double-sided solar panel of the present invention is an outdoor workpiece consisting of a protective fence installed in the median strip of the road, and the fence body of the protective fence is from the double-sided solar panel. As the solar panel is a double-sided solar panel, sufficient power can be obtained stably regardless of the season, time of day, and location, and the protective fence itself can be used from the double-sided solar panel. By functioning as an anti-glare plate for vehicle headlamps that run opposite each other by the arrangement of individual solar cells (ie, the gap between the cells can be adjusted, etc.) An excellent function called an anti-glare fence of this protective fence is given to make a high-function fence.
[0024]
In addition, the outdoor workpiece provided with the double-sided solar panel of the present invention has the double-sided solar panel standing on the roof of the outdoor workpiece, and the outdoor workpiece is from a group of shelters, telephone boxes, or simple toilets. At least one is chosen, and the solar cell panel is a double-sided solar panel, so that stable and sufficient power can be obtained regardless of the season, time zone, location conditions, etc. By installing on the top of the roof, there is no need to install a large frame that covers the entire roof of the outdoor work. It can be installed in any orientation for efficient power generation, and the solar panels do not cover the entire roof, so the outdoor work roof covers the sun. It is not that the bottom is dark Te.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a graph comparing changes in the amount of power generated in one day between a double-sided light-receiving solar power generation device according to the present invention and a conventional single-sided light-receiving solar power generation device.
FIG. 2 is a graph comparing the generated power according to the azimuth angle of installation of a double-sided light-receiving solar power generation device according to the present invention and a conventional single-sided light-receiving solar power generation device.
FIG. 3 is a perspective view showing an example of an embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a perspective view showing another example of the embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a perspective view showing still another example of the embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Double-sided solar cell panel 2 Guard fence 21 Fence body 22 Footlight 3 Luminous safety equipment 31 Warning light 32 Self-luminous road fence 4 Shelter 41 Box 42 Notification panel 43 Illumination light 44 Information display board

Claims

橋梁や高欄上の道路に沿って設けられた防護柵からなる屋外工作物であつて、防護柵の柱の側面より防護柵の道路の反対側に両面型太陽電池パネルが突設されていることを特徴とする両面型太陽電池パネルを備えた屋外工作物。The outdoor work consists of protective fences along the roads on bridges and railings, and a double-sided solar panel protrudes from the side of the pillar of the protective fence to the opposite side of the road of the protective fence. An outdoor workpiece with a double-sided solar panel characterized by

走行車線と対向車線とを分離する道路の中央分離帯に沿って設置された防護柵からなる屋外工作物であって、その防護柵の柵体が両面型太陽電池パネルとなされて、両面型太陽電池パネルの受光面が走行車線側と対向車線側とに向けられると共に、該両面型太陽電池パネルが互いに対向して走行する車両の前照灯に対して防眩板として機能するようになされたことを特徴とする両面型太陽電池パネルを備えた屋外工作物。It is an outdoor work consisting of a protective fence installed along the median strip of the road that separates the driving lane from the opposite lane, and the fence body of the protective fence is a double-sided solar panel, The light receiving surface of the battery panel is directed to the traveling lane side and the opposite lane side, and the double-sided solar cell panel functions as an anti-glare plate for the headlamps of the vehicle traveling opposite each other. An outdoor workpiece having a double-sided solar panel characterized by that.