JP3967655B2 - 射出成形機の表示装置及び射出成形機 - Google Patents

射出成形機の表示装置及び射出成形機 Download PDF

Info

Publication number
JP3967655B2
JP3967655B2 JP2002282319A JP2002282319A JP3967655B2 JP 3967655 B2 JP3967655 B2 JP 3967655B2 JP 2002282319 A JP2002282319 A JP 2002282319A JP 2002282319 A JP2002282319 A JP 2002282319A JP 3967655 B2 JP3967655 B2 JP 3967655B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
injection molding
molding machine
waveform
screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002282319A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003200456A (ja
Inventor
俊朗 小西
晋 森脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP2002282319A priority Critical patent/JP3967655B2/ja
Priority to KR1020020065122A priority patent/KR100552951B1/ko
Publication of JP2003200456A publication Critical patent/JP2003200456A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3967655B2 publication Critical patent/JP3967655B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/76Measuring, controlling or regulating
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/76Measuring, controlling or regulating
    • B29C2045/7606Controlling or regulating the display unit

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は表示装置に係り、詳しくは、射出成形機の成形データを波形表示するための表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、射出成形機では、各部に圧力センサーを始め種々のセンサーを設け、それらセンサーからの検出信号を成形データとして取得し、取得した成形データを成形条件の決定や成形動作の確認に利用することが行われている。そして、この成形データの利用をより簡便にするために、その成形データを表示器の画面上に波形(グラフ)として表示する。
【0003】
従来の射出成形機の表示装置は、例えば、特許文献1に記載されているように、センサー群、入力部、マイコン及び表示部からなり、計量工程、射出工程及び型開閉工程のうちいずれか一つを選択して、選択された工程における成形データを表示するように構成されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平5−42575号公報。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
成形データの波形表示は、射出成形の状態の良否判断を瞬時に行うことを可能にするので、射出成形機を連続運転する場合などにおいて非常に便利である。
【0006】
ところで、射出成形における複数の工程は、それぞれ独立したものではなくて互いに関連している。このため、複数の工程(例えば、連続する2つの工程)についての成形データを表示器の画面上に同時に表示することができれば、その因果関係を把握できるなどするため、より便利である。
【0007】
しかしながら、従来の射出成形機の表示装置では、その表示器の画面上に、予め定められた描画開始タイミングの成形データしか表示することができない。従って、従来の射出成形機の表示装置では、互いに関連する2以上の工程の成形データを同時に表示することができないという問題点がある。
【0008】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、表示器の画面上に複数の表示領域を有し、領域毎に独立して成形データの波形表示を行うことができる射出成形機の表示装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、射出成形機の各部に設けられた複数のセンサーが検出した成形データ及び/又は制御器内部の成形データを表示器の画面上に波形表示するための射出成形機の表示装置において、前記成形データを記憶するための第1の記憶部と、オペレータからの指示を入力するための入力部と、前記表示器の画面上に互いに独立した複数の表示領域を規定するためのプログラム、前記入力部からの指示に基づき前記複数の表示領域の各々に選択された成形データを表示するように関連付けるためのプログラム、前記入力部からの指示に基づき前記複数の表示領域毎に各々に関連付けられた前記成形データを表示させる表示開始タイミングを前記画面上で選択した表示開始タイミングに変更するためのプログラム、及び前記入力部からの指示に基づき前記複数の表示領域毎に各々に関連付けされた前記成形データを表示させるプログラム、を記憶する第2の記憶部と、前記第2の記憶部に記憶されたプログラムを実行する表示制御部とを有し、前記複数の表示領域に前記成形データを互いに独立して同時に表示でき、且つ1つの成形データに対して異なる工程に対応して複数の表示開始タイミングが設定できるようにしたことを特徴とする射出成形機の表示装置が提供される。
【0010】
また、本発明によれば上述の表示装置が設けられた射出成形機が提供される。
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0011】
図1に本発明の一実施の形態に係る表示装置のブロック図を示す。この表示装置は、射出成形機の駆動制御を行う制御器10に含まれている成形データメモリ11と、表示制御部12及びプログラムメモリ13と、射出成形機の制御盤に設けられている入力部14と、表示部15とを有している。
【0012】
成形データメモリ11は、射出成形機の各部に設けられている複数のセンサー(センサー群)16から出力される成形データや制御器10内部の成形データを逐次記憶する。なお、制御器10内部の成形データとしては、例えば、センサー16からの成形データを加工して得た加工された成形データや設定された成形データ(入力部14から入力設定された設定成形データ)等がある。また、成形データメモリ11は、入力部14からの指示により、成形データの一部を別のファイルとして記憶する。
【0013】
表示制御部12は、プログラムメモリ13に記憶されているプログラムを実行し、それによって表示器15に成形データメモリ11に記憶されている成形データを波形(グラフ)表示させる。
【0014】
プログラムメモリ13は、表示器15に成形データを波形表示させるのに必要なプログラムを格納する。プログラムメモリ13に格納されるプログラムとしては、表示器15の画面上に互いに独立した複数の表示領域を規定するためのプログラム、入力部14からの指示に従って各表示領域に成形データメモリ11に記憶された成形データを任意に関連付けるためのプログラム、入力部14からの指示に従って各表示領域に関連付けされた成形データを表示させる表示開始タイミングを設定するためのプログラム、入力部14からの指示に従って各表示領域に測定時間スケールを設定するためのプログラム、入力部14からの指示に従って各表示領域のX軸及びY軸の項目(データ名)を設定するためのプログラム、入力部14からの指示に従って各表示領域の表示方法を重ね書き表示又は更新表示に切換えるためのプログラム、及び入力部からの指示に応じて各表示領域に関連付けされた成形データを表示させるプログラム等がある。
【0015】
入力部14は、キースイッチやタッチパネルインターフェース、若しくはキーボードやマウス等であり、表示器15に表示された内容に応じて表示制御部12に指示を与えることができる。
【0016】
表示器15は、CRTやLCD等であり、表示制御部12の制御下で画面上に制御データを表示する。
【0017】
センサー群16は、圧力センサーや位置センサーなど複数種のセンサーを含む。これらのセンサーについては、従来からよく知られているのでその説明を省略する。
【0018】
次に、図1の表示装置の動作について説明する。
【0019】
制御器10の制御により射出成形機が射出動作を実行すると、センサー群16の各センサーは、それぞれの検知対象を検知して成形データを出力する。センサー群16から送られてくる成形データは、各センサー毎に成形データメモリ11に逐次格納される。成形データメモリ11は、各センサーからの成形データを所定時間分(センサー毎(工程毎)に異ならせてもよい)だけ記憶する。また、制御器10内部の成形データも、成形データメモリ11に格納される。
【0020】
入力部14から波形表示要求が入力されると、表示制御部12は、プログラムメモリ13から複数の表示領域を規定するためのプログラムを読み出して実行し、互いに独立した上下2つの波形表示領域を含む波形表示画像を表示器15の画面に表示させる。
【0021】
表示器15の画面に表示された波形表示画像の一例を図2に示す。図2は、予め設定しておいた初期設定に基づくもので、初期設定の状態によって表示画像は異なる。
【0022】
図2に示すように、画面の左側には、縦2列に並べられたカーソル枠列21があり、その右側に波形表示領域22がある。波形表示領域22は、上下二段に分割されている。また、画面の下側には、いくつかのボタン23が表示されている。
【0023】
カーソル枠列21の左列には、上下両方の波形表示領域に共通のカーソル枠が並べられている。各カーソル枠に設けられている小窓24は、そのカーソル枠に割り当てられた機能が有効か否かを示す。即ちハッチング無しは有効を示し、ハッチング有りは無効を示す。「入/切」カーソル枠は、この画面に対する入力部14からの操作を受け付けるか否かを決定するためのものである。「重書1」及び「重書2」カーソル枠は、上側及び下側波形表示領域のそれぞれについて成形データの表示を連続して行うか(重ね書きするか)、1度だけ行うか(重ね書きしないか)を決定するためのものである。「グリッド」カーソル枠は、波形表示領域に破線格子を表示するか否かを決めるためのものである。「カーソル」カーソル枠は、入力部14のマウス等から操作できるカーソルを表示するか否かを決めるためのものである。「単位表示」カーソル枠は、波形表示領域のX軸(横軸)及びY軸(縦軸)に対応する単位を表示するか否かを決めるためのものである。「Time→Pos.」カーソル枠は、時間軸を位置軸に変換するか否かを決定するためのものである。「保存」カーソル枠は、波形表示領域22に表示されている波形データを保存するか否かを決定するためのものである。
【0024】
また、カーソル枠列21の右列には、波形表示領域22に表示すべき項目(チャネル)を設定するためのカーソル枠が並べられている。本実施形態の場合、波形表示領域22に表示可能な項目は8チャネルあり、第1乃至第4チャネルが上側の波形表示領域に対応し、第5乃至第8のチャネルが 下側の波形表示領域に対応する。
【0025】
表示器15の画面に波形表示画像が表示された後、入力部14からの入力操作によって、画面の下側にある「波形表示」ボタンが押されると、表示制御部12は、プログラムメモリ13に記憶されている成形データを表示させるプログラムを呼び出して実行する。つまり、表示制御部12は、画面表示された「波形表示」ボタンが押されたことを検出すると、そのときの設定内容に応じて、成形データメモリ11に逐次格納される成形データを読み出して、波形表示領域22にその波形を表示させる。
【0026】
次に、設定項目を変更する場合の動作について説明する。なお、初期設定を行う場合も同様である。
【0027】
まず、波形表示画像が表示器15に表示された段階で、入力部14からの操作により設定したい項目のカーソル枠を指定する。例えば、第1チャネルのカーソル枠33を指定すると、表示制御部12は、各波形表示領域に複数の成形データを関連付けるプログラムを含むY軸(縦軸)設定用のプログラムをプログラムメモリから読み出して実行する。すると、表示器15の画面は、図3のようになる。即ち、第1チャネルに対応するウインドウ31が開く。
【0028】
次に、開いたウインドウ31の波形表示選択ボタン32(「1.速度設定」)を押すと、図4に示すようにさらに選択ウインドウ41が開く。選択ウインドウ41内のいずれかのボタンを押すことにより、第1チャネルに対応する項目が決定する。
【0029】
再び図3に戻ると、第1チャネルに対応するウインドウ31には、Y軸スケールを決定する「100」ボタン及び「−100」ボタンがある。これは、波形表示領域における表示スケールを表すもので、これらのボタンを押すと、数値入力ウインドウが開き、任意の数字を入力することができる。また、これらのボタンの左側にある「△」ボタン又は「▽」ボタンを押すことによっても変更することができる。なお、これらのボタンを「100」及び「−100」に設定した場合は、各波形表示領域のY軸中央が“0”レベルとなる。また、「200」及び「0」とした場合は、「100」及び「−100」に設定した場合と同スケールで、Y軸下端が“0”レベルとなる。
【0030】
また、第1チャネルに対応するウインドウ31には、モニタ波形表示ボタンと呼出波形表示ボタンとがあり、いずれか一方が「入」で、他方が「切」になっている。モニタ波形表示ボタンが「入」の場合は、成形データがリアルタイムで(一旦成形データメモリに記録され、直ちに読み出されて)波形表示領域に波形が表示される。呼出波形表示ボタンが「入」の場合は、ファイル選択ウインドウを開いて指定したファイルの成形データ又は設定データが波形表示領域に波形表示される。
【0031】
図3の状態から、再び、第1チャネルのカーソル枠を指定すると、図2の状態に戻る。但し、波形表示領域には、成形データは表示されていない。
【0032】
次に、画面下側の「X軸設定」ボタン(図2参照)が押されると、表示制御部12は、表示開始タイミングを設定するためのプログラムを含むX軸(横軸)設定用のプログラムをプログラムメモリ13より読み出して実行する。すると、表示器15の画面において、図5に示すように、波形描画トリガ設定ウインドウ51が開く。波形描画トリガ設定ウインドウ51は、上側及び下側の波形表示領域にそれぞれ対応するものが1つずつある。
【0033】
図5の状態で、X軸を決定するトータルタイムボタン1(又はトータルタイムボタン2)を押すと、図6に示すように時間選択ウインドウ61が開く。時間選択ウインドウ61内の選択ボタンを押すことにより、トータルタイムボタン1(又はトータルタイムボタン2)に対応する時間を変更することができる。なお、トータルタイムボタン1及び2は、それぞれ上側及び下側波形表示領域のY軸の“TRIG”点以降の長さに対応している。
【0034】
また、図5の状態で、Trig.1ボタン(又はTrig.2ボタン)を押すと、図7に示すようにトリガ選択ウインドウ71が開く。トリガ選択ウインドウ71内の選択ボタンを押すことにより、表示開始タイミングを変更することができる。なお、表示開始タイミングは、トリガ選択ウインドウ71内の各選択ボタンに関連付けられているセンサーの出力変化(波形トリガ)を利用して決定する。 さらにまた、図5の状態で、X軸1ボタン(又はX軸2ボタン)を押すと、図8に示すようにX軸選択ウインドウ81が開く。そして、X軸選択ウインドウ81内の選択ボタンを押すことにより、X軸を時間軸としたり、ある基準位置からの位置(距離)軸としたりすることができる。
【0035】
以上のように、本実施の形態の表示装置では、上側及び下側の波形表示領域のそれぞれについて、独立にX軸及びY軸の項目やスケール、表示開始タイミングなどの変更を自由に行うことができる。その結果、2つの波形表示領域に違い異なる成形データを同じ画面上に表示することができる。例えば、図2の場合は、上側に充填動作時の成形データを表示し、下側に型閉動作時の成形データを表示している。
【0036】
なお、上記実施の形態では、波形表示領域を2つにした場合について説明したが、3以上にすることも可能である。また、上記実施の形態では、各波形表示領域には最大4つの波形を表示できる場合について説明したが、さらに多くの波形を表示することも可能である。
【0037】
以上のように、本実施の形態の表示装置では、異なる工程における成形データを同一画面上に表示できるので、成形中に何処でばらついているかの確認や、成形機の状態把握が容易になる。
【0038】
また、2つの波形表示領域の各軸の項目やスケールを独立して変更できるので、充填工程のように比較的短い時間で終わる工程の成形データと、計量工程や1サイクル全行程のように比較的長い時間を要する工程の成形データとを同一画面上に表示した場合であっても、一方の画面に比較的長い時間を要する工程の成形データを表示し、もう一方の画面に射出工程のような比較短い時間の成形データを表示させることで、比較的短い時間の工程における成形機の状態を詳細に把握することが可能である。
【0039】
更に、本実施の形態の表示装置では、2つの波形表示領域に、一方は重ね書きをする設定で他方は重ね書きをしない設定で、同一の波形データを表示させることができるので、連続成形時の状態の変化、すなわち成形の安定性を見ながら、最新の1回の波形データのみをも見ることができる。
【0040】
また、成形条件の決定や変更時に、他の工程の及ぼす影響を把握することができる。
【0041】
また、本実施の形態の表示装置では、複数の波形表示領域を一度に表示できるので、画面を切り換える必要性が少なくなり、効率よく射出成形機の状態把握を行うことができる。
【0042】
また、本実施の形態の表示装置では、X軸及びY軸の項目を任意に変更できることから、成形データの採集は行われていたものの波形表示は行われていなかった重要度の低い、または使用頻度の低い成形データについても容易に波形表示を行うことができ、各工程における成形条件の他の工程への影響の把握が容易に行える。
【0043】
以上のことから、本実施の形態の表示装置では、短時間で射出成形機の状態把握を行うことが可能となり、成形条件の決定に要する時間を短縮することができる。
【0044】
次に、本発明の実施の形態による表示装置が設けられた射出成形機について、図9を参照しながら概略説明する。図9は本発明の実施の形態による表示装置が設けられた射出成形機の全体構成を示す断面図である。
【0045】
図9に示す射出成形機90は、スクリュ方式の射出成形機のうち、いわゆるインライン式射出成形機を示しているが、本発明はプリプラ式射出成形機といったその他の方式を採用した射出成形機にも適用できる。
【0046】
射出成形機90は、固定プラテン91と可動プラテン92とを有し、固定プラテン91と可動プラテン92との夫々に金型が取り付けられる。可動プラテン92は型締装置93により固定プラテンに対して移動可能であり、可動プラテン92を移動することにより金型の開閉を行う。固定プラテン91に対して可動プラテン92の反対側には、金型に樹脂を充填するための射出装置94が配置される。射出装置94は、シリンダ95内で回転しながら移動するスクリュ96により加熱溶融した樹脂を計量し、計量した樹脂を金型内に充填(射出)する。
【0047】
射出成形機90は、全体がカバー(図示せず)により覆われており、カバーに制御盤97が取り付けられる。制御盤97は操作者が入力操作を行う部分であり、図1に示す入力部14と表示器15が設けられ、制御器10に接続されている。
【0048】
制御器10には、射出成形機の各部に設けられているセンサー(センサー群)16から出力される成形データや制御器10内部の成形データを逐次記憶する成形データメモリ11が設けられる。センサー群16は、例えば、スクリュ96の後端部に設けられた圧力検出用のロードセルや、スクリュ26の回転数や位置を検出するセンサー等が含まれる。
【0049】
ここで、本実施の形態による表示装置により表示する波形表示画面の組み合わせについて説明する。
【0050】
本実施の形態による表示装置によれば、上述のように2つ以上のトリガを設定することができる。すなわち、成形の1サイクルに対して複数の工程における波形を同時に並列して表示することができる。成形条件を決定するための段取時に波形表示を行うことにより、成形条件の調整を容易に迅速に行うことができるが、波形表示は段取時だけでなく、連続成形中の成形安定性の確認を行う時などにも効果がある。
【0051】
すなわち、樹脂成形品の連続生産中に、樹脂の種類や樹脂ロットが変更されると、成形安定性が損なわれることがしばしば生じる。そのような場合、成形条件を変更調整すると同時に表示装置に波形を表示することにより、成形安定性を容易に確認することができる。
【0052】
例えば、スクリュに作用する樹脂背圧の設定値を大きくすると、シリンダ内に蓄積される樹脂の密度が高くなり、樹脂射出工程における射出圧の設定値が同じであっても射出圧力の検出値が大きくなってしまう。このように、成形条件の背圧設定などを変更すると、成形条件の変更が成形動作へ与える影響は、計量工程だけでなく射出工程の動作にも影響を与えてしまう。したがって、一般的に成形品質の確認に重要な、射出開始時、計量開始時といった複数の工程開始トリガにおける各種波形を同時に参照し、さらに重書表示等を行うことにより、成形安定性の確認を効率的に且つ迅速に行うことができる。
【0053】
波形表示により成形安定性を確認する上で重要な項目は、射出工程開始をトリガとした場合、射出速度検出波形、保圧検出波形などである。また、計量工程開始をトリガとした場合、スクリュ回転検出波形、樹脂背圧検出波形、スクリュ位置検出波形などが、成形安定性の評価において重要である。
【0054】
ここで、射出工程開始とトリガとするということは、表示領域において、射出工程開始(充填工程開始)時点からの波形を表示することを意味する。同様に、計量工程開始をトリガとするということは、計量工程開始時点からの波形を表示することを意味する。
【0055】
また、上述の射出速度検出波形とは、射出速度の検出値を示す波形であり、図9に示すような射出成形機ではスクリュの前進速度の検出値を示す波形に相当する。上述の保圧検出波形とは、金型に樹脂を充填した後に樹脂に圧力を加えて一定時間保持する際の圧力波形であり、図9に示すような射出成形機では充填した樹脂をスクリュにより加圧することにより得られる保圧工程における圧力検出波形となる。
【0056】
上述のスクリュ回転検出波形とは、図9に示すような射出成形機において、溶融した樹脂をスクリュによりシリンダ内に充填するためのスクリュの回転速度を示す波形である。上述の樹脂背圧検出波形とは、図9に示すような射出成形機において、スクリュを回転させて溶融した樹脂をスクリュの前方に送り蓄積する際に、スクリュに加わる樹脂の反力であり、この圧力によりスクリュが後退する。上述のスクリュ位置検出波形とは、図9に示すような射出成形機において、スクリュの軸方向における先端の位置を示す波形である。
【0057】
図10は2つの表示領域に異なるトリガにより波形を表示させた例を示す図である。図10に示す例では、上側の表示領域Aには射出工程開始をトリガとした場合の各種波形が表示されており、下側の表示領域Bには計量工程開始をトリガとした場合の各種波形が表示されている。例えば、下側の表示領域Bにおいて樹脂背圧検出波形を参照しながら、樹脂背圧の変化が上側の表示領域Aに示される射出圧波形にどのように影響するかについて、容易に把握することができる。
【0058】
なお、図10に示すように表示領域A及びBを画面上で上下に並列に配列することにより、2つの表示領域を容易に視認することができ、操作者にとっての利便性が向上する。
【0059】
図11は図10において表示される波形を重書した例を示す図である。例えば、連続成形中に上側の表示領域Aに示される射出圧波形にバラツキがある場合、背圧のバラツキの影響によるものか否かについて、下側の表示領域Bにおいて樹脂背圧検出波形を即時に確認することができる。
【0060】
以上の例では、上側の表示領域を射出工程開始トリガとして設定し、下側の表示領域を計量工程開始トリガとして設定したが、トリガとして設定できるタイミングとしてその他に、型閉開始、エジェクタ突出開始、保圧開始、型開開始、エジェクタ戻し開始、フリーモード(トリガなしの連続描画)など様々なタイミングをトリガとして設定することができる。
【0061】
また、複数の表示領域を同じ画面に並列に表示する例として、例えば上側の表示領域Aに射出工程開始をトリガとして各種波形を表示し、下側の表示領域Bにやはり射出工程開始をトリガとして各種波形を重ね書きにより表示する例が挙げられる。これにより、上側の表示領域Aに示される波形により設定値を変更した直後の現在(最新)の波形を確認しながら、下側の表示領域Bにおいて設定値を変更した後の波形の変化を見ることができる。したがって、設定値を変更した後の成形安定性を容易に確認することができる。
【0062】
さらに、上側の表示領域Aを射出工程開始をトリガとして設定して射出工程を中心とした波形表示を行い、下側の表示領域Bを同様に射出工程開始をトリガとして設定して成形の1サイクル全工程を示す波形表示としてもよい。これにより、成形時に頻繁に用いる画面を同一画面に同時に表示しておくことができ、表示画面を切り替る操作を省略することができる。
【0063】
また、2材成形機もしくは2色成形機等において、F側(操作側)に関する波形を射出工程開始をトリガとして設定して表示領域Aに表示し、R側(反操作側)に関する波形を射出工程開始をトリガとして設定して下側の表示領域Bに表示することもできる。これにより、2材成形時に頻繁に用いる画面を同一画面に同時に表示しておくことができ、表示画面を切り替る操作を省略することができる。
【発明の効果】
本発明によれば、射出成形機の表示装置において、表示器の画面上に複数の表示領域を設け、領域毎に独立して成形データの波形表示を行うことができるようにしたことで、射出成形機の状態把握が容易になり、成形条件の決定に要する時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る射出成形機の表示装置のブロック図である。
【図2】図1の表示装置に表示される画面の一例を示す図である。
【図3】図2の画面においてチャネル1を選択した後に表示される画面の一例を示す図である。
【図4】図3の画面において表示項目ボタンを押した後に表示される画面の一例を示す図である。
【図5】図2の画面においてX軸設定ボタンを押した後に表示される画面の一例を示す図である。
【図6】図5の画面においてトータルタイムボタンを押した後に表示される画面の一例を示す図である。
【図7】図5の画面においてトリガ選択ボタンを押した後に表示される画面の一例を示す図である。
【図8】図5の画面においてX軸選択ボタンを押した後に表示される画面の一例を示す図である。
【図9】本発明の一実施の形態による表示装置が設けられた射出成形機の全体構成を示す断面図である。
【図10】2つの表示領域に異なるトリガにより波形を表示させた例を示す図である。
【図11】図10において表示される波形を重書した例を示す図である。
【符号の説明】
10 制御器
11 成形データメモリ
12 表示制御部
13 プログラムメモリ
14 入力部
15 表示器
16 センサー群
21 カーソル枠列
22 波形表示領域
23 ボタン
24 小窓
31 第1チャネルに対応するウインドウ
32 「1.速度設定」ボタン
33 第1チャンネルのカーソル枠
41 選択ウインドウ
51 波形描画トリガ設定ウインドウ
61 時間選択ウインドウ
71 トリガ選択ウインドウ
81 X軸選択ウインドウ
90 射出成形機
91 固定プラテン
92 可動プラテン
93 型締装置
94 射出装置
95 シリンダ
96 スクリュ
97 制御盤

Claims (7)

  1. 射出成形機の各部に設けられた複数のセンサーが検出した成形データ及び/又は制御器内部の成形データを表示器の画面上に波形表示するための射出成形機の表示装置において、
    前記成形データを記憶するための第1の記憶部と、
    オペレータからの指示を入力するための入力部と、
    前記表示器の画面上に互いに独立した複数の表示領域を規定するためのプログラム、前記入力部からの指示に基づき前記複数の表示領域の各々に選択された成形データを表示するように関連付けるためのプログラム、前記入力部からの指示に基づき前記複数の表示領域毎に各々に関連付けられた前記成形データを表示させる表示開始タイミングを前記画面上で選択した表示開始タイミングに変更するためのプログラム、及び前記入力部からの指示に基づき前記複数の表示領域毎に各々に関連付けされた前記成形データを表示させるプログラム、を記憶する第2の記憶部と、
    前記第2の記憶部に記憶されたプログラムを実行する表示制御部とを有し、
    前記複数の表示領域に前記成形データを互いに独立して同時に表示でき、且つ1つの成形データに対して異なる工程に対応して複数の表示開始タイミングが設定できるようにしたことを特徴とする射出成形機の表示装置。
  2. 前記第2の記憶部が、さらに、前記入力部からの指示に基づき前記複数の表示領域毎に測定時間スケール若しくは測定距離スケールを設定するためのプログラムを記憶していることを特徴とする請求項1記載の射出成形機の表示装置。
  3. 前記第2の記憶部が、さらに、前記入力部からの指示に基づき前記複数の表示領域毎にX軸及びY軸の項目を設定するためのプログラムを記憶していることを特徴とする請求項2記載の射出成形機の表示装置。
  4. 前記第2の記憶部が、さらに、前記入力部からの指示に基づき前記複数の表示領域毎に重ね書き表示と更新表示の切換を行うためのプログラムを記憶していることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項記載の射出成形機の表示装置。
  5. 前記複数の表示領域は、射出工程開始時点からの射出速度検出波形あるいは圧力検出波形を表示する第1の表示領域と、計量工程開始時点からのスクリュ回転検出波形と樹脂背圧検出波形とスクリュ位置検出波形とのうちいずれかを表示する第2の表示画面とを含み、前記第1及び第2の表示領域は前記表示器の同一画面上に設定されることを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一項記載の射出成形機の表示装置。
  6. 前記第1及び第2の表示領域は、前記表示器の同一画面上において、上下に並列に配置されることを特徴とする請求項5記載の射出成形機の表示装置。
  7. 請求項1乃至6のうちいずれか一項記載の表示装置を有することを特徴とする射出成形機。
JP2002282319A 2001-10-26 2002-09-27 射出成形機の表示装置及び射出成形機 Expired - Fee Related JP3967655B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002282319A JP3967655B2 (ja) 2001-10-26 2002-09-27 射出成形機の表示装置及び射出成形機
KR1020020065122A KR100552951B1 (ko) 2001-10-26 2002-10-24 사출성형기의 표시장치 및 사출성형기

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001328665 2001-10-26
JP2001-328665 2001-10-26
JP2002282319A JP3967655B2 (ja) 2001-10-26 2002-09-27 射出成形機の表示装置及び射出成形機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003200456A JP2003200456A (ja) 2003-07-15
JP3967655B2 true JP3967655B2 (ja) 2007-08-29

Family

ID=27666522

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002282319A Expired - Fee Related JP3967655B2 (ja) 2001-10-26 2002-09-27 射出成形機の表示装置及び射出成形機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3967655B2 (ja)
KR (1) KR100552951B1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007045126A (ja) 2005-08-12 2007-02-22 Sumitomo Heavy Ind Ltd 射出成形機
JP5013778B2 (ja) * 2006-08-30 2012-08-29 東洋機械金属株式会社 運転データの表示装置を備えた射出成形機
JP4974355B2 (ja) * 2006-12-18 2012-07-11 東洋機械金属株式会社 射出成形機
US8883054B2 (en) 2009-06-18 2014-11-11 Progressive Components International Corporation Mold monitoring
CN105313270B (zh) 2009-06-18 2017-09-15 博革新元件国际公司 保存模具周期计数的监视器及检索模具周期数据的方法
KR20190017067A (ko) 2011-10-10 2019-02-19 프로그래시브 컴포넌츠 인터내셔널 코포레이션 툴링 활동들을 모니터링하기 위한 시스템 및 방법
KR101326910B1 (ko) 2011-12-12 2013-11-11 엘에스엠트론 주식회사 사출성형기 및 그의 시퀀스 제어 방법
JP6023000B2 (ja) * 2013-05-20 2016-11-09 ファナック株式会社 ノズルタッチ機構を有する射出成形機および射出成形機のノズルセンター合致判定方法
JP2015189055A (ja) * 2014-03-27 2015-11-02 住友重機械工業株式会社 射出成形機、および射出成形機の操作画面
JP7368175B2 (ja) * 2019-10-17 2023-10-24 ファナック株式会社 射出成形機の表示装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1086202A (ja) * 1997-07-31 1998-04-07 Toyo Mach & Metal Co Ltd 射出成形機における運転データの表示方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR20030035939A (ko) 2003-05-09
JP2003200456A (ja) 2003-07-15
KR100552951B1 (ko) 2006-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1306188B1 (en) Display apparatus of an injection molding machine and an injection molding machine
JP3830453B2 (ja) 射出成形機のモニタ装置
JP3967655B2 (ja) 射出成形機の表示装置及び射出成形機
US20090012656A1 (en) Step time display device for injection molding machine
US6915182B2 (en) Method for setting determination conditions used for determining whether molded product is non-defective or defective
JP4474369B2 (ja) 成形機のデータ表示方法及び装置
JP4297280B2 (ja) 射出成形用波形表示方法及び装置
US6562262B2 (en) Method for determining molding characteristic and injection molding machine
JPS642498B2 (ja)
JP4474368B2 (ja) 成形機のデータ処理方法及び装置
KR960016032B1 (ko) 사출성형기에 있어서의 성형 조건 설정 방법
JP4571044B2 (ja) モニタリング表示装置および表示方法
JP4081242B2 (ja) モニタリング表示装置および表示方法
JP3733102B2 (ja) 射出成形機のゲージ表示方法
JP3556236B2 (ja) 射出成形機のモニタ装置
JP4022116B2 (ja) 射出成形機用製品判別装置及び方法
JPH0226724A (ja) 射出成形機の射出特性表示方法
JP3806392B2 (ja) 射出成形機の表示装置
JP3747025B2 (ja) 成形機の成形情報表示方法および成形情報管理システム
JP4067979B2 (ja) 成形機の制御方法
JP2002018922A (ja) 射出成形機の制御装置
JPH0220319A (ja) 射出成形機の射出実測トレンド表示装置
JP2665971B2 (ja) 射出成形機の成形条件表示装置及び成形条件設定装置
JPH04249128A (ja) 射出成形機のモニタデータ及び成形条件印字方式
JP3872415B2 (ja) 成形機の成形情報表示方法および成形情報管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041013

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050629

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060704

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060904

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070123

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070326

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20070405

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070529

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070531

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3967655

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100608

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100608

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110608

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110608

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120608

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120608

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130608

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees