JP3966025B2 - 加速度センサ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は圧電素子を用いた加速度センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、圧電セラミックスを利用した加速度センサとして、特開平6−273439号公報には、2枚の圧電セラミックス層を貼り合わせ、各層を加速度が加わった時に長さ方向に応力が逆転する2つの境界によって長さ方向に3つの領域に分割し、これらを並列に接続した後、2つの層を直列に接続した構造のものが提案されている。図8はこの加速度センサの加速度Gが作用した時の発生電荷およびその回路を示す。
また、特開2000−121661号公報には、2枚の圧電セラミックス層を貼り合わせ、各層を加速度が加わった時に長さ方向に応力が逆転する2つの境界によって長さ方向に3つの領域に分割するとともに、これらを並列に接続した後、2つの層をさらに並列に接続した構造の加速度センサが提案されている。図9はこの加速度センサの加速度Gが作用した時の発生電荷およびその回路を示す。
【0003】
前者の場合には、1つの層内における3つの領域で構成されるセル1)〜3)と4)〜6)とがそれぞれ並列接続され、後者の場合には、2つの層における6つのセル1)〜6)が並列接続される。そのため、各層のセルで発生する電圧が加算されず、各層で発生する電圧感度が低く、高い感度を必要とする用途には十分対応できなかった。特に後者の場合には、6個のセル1)〜6)がすべて並列に接続されるので、前者に比べて電圧感度がさらに半分になる。
電圧感度を高くするには、センサに接続される電圧アンプのゲインを上げればよい。しかし、アンプのゲインを上げると、アンプの入力に加わるノイズ成分も増幅されるので、S/N比が悪化し、微小な加速度を測定する目的には効果がない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、圧電セラミックスを利用した加速度センサでは、それ自体からノイズが発生することはない。ノイズの発生源は、センサと回路の入力端子との間に侵入する外部ノイズと、アンプを構成するオペアンプの入力段に発生する入力換算電圧ノイズに起因する内部ノイズとに大別される。
これらノイズを説明するために、図10にチャージアンプの例を、図11に電圧アンプの例を示す。
ここで、センサSは電圧感度Vs、電荷感度Qs、静電容量Csの特性を持つとする。なお、Qs=Vs×Csの関係があることは知られている。このとき、両アンプ方式での回路込みでのG感度は、表1のようになる。チャージアンプでは電荷感度Qsに比例し、電圧アンプでは電圧感度Vsに比例する。
【0005】
【表1】
【0006】
次に、外部ノイズについて考える。外部ノイズVnはセンサSとアンプOPの入力端子とのラインに容量Ccで静電的に結合され、そのノイズ源の大きさをVnとする。外部ノイズはそれぞれアンプを通した出力として、表1のような外部ノイズ電圧Vonとなって現れる。なお、ノイズでは極性は重要ではないため、表1では全ての項目で絶対値として表してある。
チャージアンプでは、結合容量Ccと帰還容量C1とで反転アンプが形成され、外部ノイズ電圧はVnにこの増幅率(Cc/C1)を掛けた大きさになる。電圧アンプでは、結合容量CcとセンサSの容量Csで分圧された後、ボルテージフォロワーとして出力される。
ここで、S/N比の逆数として、ノイズの大きさをGのレベルで表すG換算ノイズを定義すると、G換算ノイズはノイズ電圧/G感度となる。G換算ノイズが例えば100mGとすると、回路出力に加速度の印加がない場合でも、常に100mGに相当するノイズが発生するため、それ以下の加速度は測れないことになる。G換算外部ノイズは、両回路で表1のようになる。これから、G換算外部ノイズは、回路方式に関係なく、電荷感度Qsが大きいほど小さく、より小さな加速度が測れることになる。
【0007】
一方、内部ノイズ電圧は、表1のようになる。内部ノイズEnはオペアンプOPの正の入力端子に発生するため、チャージアンプではセンサSの容量Csと帰還容量C1とで非反転アンプが形成され、Enにこれら増幅率を掛けて出力される。電圧アンプでは、ゲイン1のボルテージフォロワーになっているため、Enがそのまま出力される。これから、G換算内部ノイズは、これらノイズ電圧VonをG感度Vosで割ることで、表1のようになる。これより、G換算内部ノイズは、回路方式に関係なく電圧感度Vsが大きいほど小さく、より小さな加速度が測れることになる。
【0008】
以上のことから、電荷と電圧の両感度とも大きなセンサが優れることになるが、これらの積であるQs・Vs/2は、加速度によって発生するエネルギーEsに相当し、これを大きくすることは、形状が大きくなるなど問題を生じる。ところで、ここで説明した外部ノイズはプリント回路基板のレイアウト等に依存し、また内部ノイズは使用されるオペアンプ等のアンプ特性に依存する。したがって、センサとしては使用される機器の状態に応じて、両者の積であるエネルギーEsをできるだけ落とさずに、電荷感度Qsまたは電圧感度Vsのどちらかをより重視した特性に合わせ込むことが有効になる。これからすると、先に述べた2つの公報に記載されたセンサでは電荷感度が大きいため、外部ノイズが大きい用途には適するが、電圧感度が小さいため、内部ノイズが大きな用途には向かないことになる。
【0009】
そこで、本発明の目的は、電荷感度と電圧感度との積であるエネルギーをできるだけ落とさずに、電圧感度を高くし、内部ノイズの要因が大きい使用環境に適した加速度センサを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の第1実施形態は、圧電素子と、この圧電素子の長さ方向両端部を支持する支持部材とを備え、上記圧電素子は層間電極を間にして2層の圧電体層を積層したものであり、上記圧電素子の表裏主面には電極が形成されており、上記2層の圧電体層は、加速度が加わった時に長さ方向に応力が逆転する2つの境界によって長さ方向に3つの領域に分割されており、上記2層の圧電体層のそれぞれにおいて、3つの領域が厚み方向に同一方向に分極されており、かつ厚み方向に隣合う圧電体層の分極方向が同一方向であり、上記圧電素子の表裏主面の電極は、上記2つの境界のうち一方の境界で長さ方向に2分割されており、上記圧電素子の層間電極は、上記2つの境界のうち他方の境界で長さ方向に2分割されており、上記2分割された表裏主面の電極のうち一方の境界を間にして他方の境界とは逆側に位置する表裏主面の電極が上記圧電素子の長さ方向一端部に引き出され、上記2分割された層間電極のうち他方の境界を間にして一方の境界とは逆側に位置する層間電極が上記圧電素子の長さ方向他端部に引き出されていることを特徴とする加速度センサを提供する。
本発明の第2の実施形態は、圧電素子と、この圧電素子の長さ方向両端部を支持する支持部材とを備え、上記圧電素子は層間電極を間にして2層の圧電体層を積層したものであり、上記圧電素子の表裏主面には電極が形成されており、上記2層の圧電体層は、加速度が加わった時に長さ方向に応力が逆転する2つの境界によって長さ方向に3つの領域に分割されており、上記2層の圧電体層のそれぞれにおいて、3つの領域が厚み方向に同一方向に分極されており、かつ厚み方向に隣合う圧電体層の分極方向が逆方向であり、上記圧電素子の表側主面の電極は、上記2つの境界のうち一方の境界で長さ方向に2分割されており、上記圧電素子の裏側主面の電極は、上記2つの境界のうち他方の境界で長さ方向に2分割されており、上記圧電素子の層間電極は、上記2つの境界で長さ方向に3分割されており、上記2分割された表側主面の電極のうち一方の境界を間にして他方の境界とは逆側に位置する表側主面の電極が上記圧電素子の長さ方向一端部に引き出され、上記2分割された裏側主面の電極のうち他方の境界を間にして一方の境界とは逆側に位置する裏側主面の電極が上記圧電素子の長さ方向他端部に引き出されていることを特徴とする加速度センサを提供する。
【0011】
本発明に係る加速度センサの場合、外側の2層の圧電体層内において、長さ方向に配列された3つのセルが電気的に直列に接続されるため、従来のように並列接続されたものに比べて電圧感度を相対的に高くすることができる。一方、電荷感度は低下するが、積であるエネルギーは従来のものと大差なくすることができる。つまり、発生エネルギーの劣化を抑えながら、電圧感度を高くすることで、内部ノイズが大きな用途に適した加速度センサを得ることができる。
また、外側の2つの圧電体層の3つのセルまたは2つの圧電体層の6つのセルが直列接続されているので、たとえ特定のセルで電極間の絶縁抵抗が劣化しても他のセルは特性を維持できるので、センサ特性としての劣化を緩和できる。したがって、必要な絶縁性を低くできる分、層厚を薄くし、感度を上げることが可能となる。
【0012】
また、従来の加速度センサでは、長さ方向に3分割された各セルのうち、隣合うセルで分極方向が逆転しているため、分極時には外部電極を3つのセルに分割し、分極方向に応じた電圧を印加した後、これら外部電極を接続するための電極を形成するという作業が必要であった。これに対し、本発明の加速度センサでは、2層の圧電体層のぞれぞれにおいて、1つの圧電体層内における3つのセルが同一方向に分極されているため、長さ方向で分極方向を逆転させる必要がなく、最初から最終形状の電極を形成しておくことができる。したがって、分極作業および電極の形成作業が簡素化され、製造コストを低減できる。
【0013】
第1実施形態では、各層の3つのセル(領域)が直列接続され、かつ2つの層が並列接続される。そのため、電圧感度が図8に示す従来例に比べて1.5倍、図9に示す従来例に比べて3倍となり、電荷感度は図8に示す従来例に比べて0.6倍、図9に示す従来例に比べて0.3倍となるが、エネルギー的には0.9倍となり、ほぼ同じとなる。したがって、エネルギーをできるだけ落とさずに、電圧感度を高くすることができ、内部ノイズが大きい用途に適した加速度センサを実現できる。
また、全てのセルの分極方向が同一方向であるから、製造工程が簡素となり、製造コストを低減できる。
【0014】
第2実施形態では、2つの層の6つのセル(領域)が直列接続される。そのため、電圧感度が図8に示す従来例に比べて3倍、図9に示す従来例に比べて6倍となり、電荷感度は図8に示す従来例に比べて0.3倍、図9に示す従来例に比べて0.15倍となるが、エネルギー的には0.9倍となり、ほぼ同じとなる。したがって、エネルギーをできるだけ落とさずに、電圧感度を高くすることができ、内部ノイズが大きい用途に適した加速度センサを実現できる。
また、各層の長さ方向の3つのセルの分極方向が同一方向であるから、製造工程が簡素となり、製造コストを低減できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1〜図4は本発明にかかる加速度センサの第1実施例を示す。
この加速度センサ1Aは、圧電素子(検出素子)2の長さ方向両端部を断面コ字形の一対の支持枠(支持部材)10,11で両端支持したものである。支持枠10,11は圧電素子2と熱膨張係数がほぼ等しい絶縁性セラミック等で構成されている。支持枠10,11の内面には、加速度Gが作用した時に圧電素子2が撓み得る空間を形成するための凹部10a,11aが形成されている。
【0016】
この実施例の圧電素子2は、短冊形状の薄肉な圧電セラミックよりなる2層の圧電体層2a,2bを積層し、一体に焼成したものである。各層の厚みは、電荷感度を高めるため、例えば100μm以下の層厚に形成するのがよい。圧電素子2の層間には電極3a,3bが設けられ、表裏主面に電極5a,5bおよび6a,6bが設けられている。2つの圧電体層2a,2bは、加速度Gが印加されたときに応力が逆転する2つの境界B1,B2によって長さ方向に3つの領域に分割されており、それぞれの領域が6個のセル1)〜6)を構成している。そして、全てのセルが厚み方向に同一方向に分極されている。図1,図2,図4に分極方向Pを太線矢印で示してある。
【0017】
層間電極3a,3bは、境界B2で長さ方向に2分割されている。層間電極3aは4つのセル1),2)と4),5)との間に連続的に形成されており、その一端は圧電素子2の左端面の手前で終端となり、他端は境界B2の直前で終端となっている。また、層間電極3bはセル3)と6)との間に設けられており、その一端は他方の境界B2の直前で終端となり、他端は圧電素子2の右端面へ引き出されている。
【0018】
表裏主面の電極5a,5bおよび6a,6bは、境界B1で長さ方向に2分割されている。主面電極5a,6aの一端は圧電素子2の左端面へ引き出され、他端は境界B1の直前で終端となっている。また、主面電極5b,6bの一端は境界B1の直前で終端となり、他端は圧電素子の右端面の手前で終端となっている。つまり、主面電極5a,6aはそれぞれセル1)と4)の表面に形成され、主面電極5b,6bはそれぞれセル2),3)の表面およびセル5),6)の表面に形成されている。
【0019】
支持枠10,11の両端面を含む圧電素子2の長さ方向両端面には、外部電極7,8が形成されている。一方の端面に形成された外部電極7は、表主面の電極5aおよび裏主面の電極6aと導通しており、他方の端面に形成された外部電極8は、層間電極3bと導通している。
【0020】
上記のように層間電極3a,3b、表裏電極5a,5b、6a,6b、外部電極7,8を設けることで、図3に示されるような回路が構成される。すなわち、一方の圧電体層2aにおいて、長さ方向に配列された3つのセル1)〜3)が直列に接続され、他方の圧電体層2bにおいても、長さ方向に配列された3つのセル4)〜6)が直列に接続されている。そして、一方の層2aに設けられたセル1)〜3)で構成される回路と、他方の層2bに設けられたセル4)〜6)で構成される回路とが電気的に並列接続されている。
なお、図3に示されるように、セル1)とセル2)との接続部と、セル4)とセル5)との接続部とが層間電極3aを介して接続されることになるが、上下2層の圧電体層2a,2bは対称形状であるから、これら接続部の電位は同電位となる。そのため、上記接続部が接続されているかいないかに拘わらず、回路的には同じ特性となる。
【0021】
上記加速度センサ1Aに加速度Gが作用した場合の発生電荷について、図4を参照して説明する。
図4に矢印で示すように下向きの加速度Gが作用すると、慣性によって圧電素子2の中央部が図4の上方へ凸となるよう変位する。そのため、上側の圧電体層2aの中央部のセル2)には引張応力が作用し、両端部のセル1),3)には圧縮応力が作用する。逆に、下側の圧電体層2bの中央部のセル5)には圧縮応力が作用し、両端部のセル4),6)には引張応力が作用する。上記応力と分極方向Pとの関係に基づいて、表主面の一方の電極5aにはプラスの電荷が発生し、他方の電極5bには境界B2を間にして片側にはマイナス、他側にはプラスの電荷が発生する。他方、裏主面の一方の電極6aにはプラスの電荷が発生し、他方の電極6bには境界B2を間にして片側にはマイナス、他側にはプラスの電荷が発生する。これと対応する層間電極3aには境界B1を間にして片側にはマイナスの電荷が発生し、他側にはプラスの電荷が発生する。上記電極5b,6b,3aの発生電荷は互いにキャンセルし合う。そして、層間電極3bにはマイナスの電荷が発生する。
その結果、プラスの電荷は電極5a,6aと接続された外部電極7から取り出され、マイナスの電荷は電極3bと接続された外部電極8から取り出される。
【0022】
上記圧電素子2は、例えば次のようにして製造することができる。
まず2層の圧電セラミックスのグリーンシートを準備し、一方のグリーンシートに層間電極3a,3bにあたる電極ペーストを印刷し、その上に他方のグリーンシートを積層圧着し、焼成する。その後、表裏の主面電極5a,5b,6a,6bとして電極ペーストを印刷した後、焼成する。次に主面電極間、または主面電極と層間電極との間に所定の電圧を印加して分極処理する。分極に層間電極3a,3bを用いる場合、図2では層間電極3aが外部に引き出されていないが、紙面の厚み方向に引き出せばよい。その後、2層の圧電セラミックス板を所定の大きさにカットすることで、圧電素子2を得ることができる。
なお、別の製造方法として、予め焼成した2枚の圧電セラミックス板に、層間電極と主面電極とを印刷、焼成した後、接着剤によって貼り合わせてもよい。
【0023】
表2は、各セル1)〜6)を独立の構成とした場合に、加速度が加わった時の各セルの電気的特性を示す。
ここでは、各セルに発生する電圧感度Vは等しく、両端のセル1),3),4),6)に比べて、中央部のセル2),5)の面積がほぼ2倍であるため、電荷感度Q,静電容量Cは2倍になる。また、エネルギーE=V×Q/2であるから、セル2),5)のエネルギーは他のセルのエネルギーの2倍になる。
【0024】
【表2】
【0025】
表3は、図8,図9に示された従来の加速度センサと、本発明の第1実施例の加速度センサ1Aおよび後述する第2実施例の加速度センサ1Bとについて、電圧感度、電荷感度、静電容量およびエネルギーを比較したものである。
【0026】
【表3】
【0027】
表3から明らかなように、加速度センサ1Aでは、圧電体層2a内で3つのセル1),2),3)が直列接続され、圧電体層2b内でも3つのセル4),5),6)が直列接続されるので、各セルの電圧が加算され、各層毎の発生電位が高くなる。そのため、電圧感度を従来のような並列接続型(図8,図9参照)に比べて1.5倍〜3倍に高めることができる。一方、エネルギーの点では、従来例が4Eであるのに対し、第1実施例では3.6Eであり、大差がないことがわかる。これにより、第1実施例の加速度センサ1Aでは、発生エネルギーの劣化を抑えながら、センサの感度特性として、相対的に電圧感度を高めることができる。そのため、内部ノイズの要因が大きな使用環境に適したセンサを提供できる。
【0028】
主面電極と層間電極は、圧電体層2a,2bの上下面で対向しており、しかも各層2a,2bの厚みは例えば100μm以下と非常に薄い。厚みを含めた形状による特性は、
電荷感度Q=kd・WL3 /T
電圧感度V=kg・L2
で表される。ここで、L:支持枠で挟まれる長さ、W:検出素子の幅、T:検出素子の厚み、g,d:圧電定数、k:その他の係数である。
上式から明らかなように、層厚が薄いほど電荷感度が高い。一方、電圧感度は厚みに関係しないため、エネルギーは層厚が薄いほど高くなる。そのため、できるだけ層厚を薄くすれば、感度の高いセンサを構成できる。他方で、主面電極と層間電極は圧電体層の側面で厚み分のギャップをもって絶縁性を維持する必要がある。層厚を薄くすると、両電極の絶縁抵抗の確保が困難になる。特に、両電極間の絶縁低下は、側面にわたり均一に起こるのではなく、加工時の不純物などと検出部を囲むパッケージに侵入した水分とが反応して、局部的に起こることが多い。
本実施例では、各層のセルが3つの直列接続となっており、例え特定のセルで電極間の絶縁抵抗が劣化しても、残る2つのセルは特性を維持できるため、センサ特性としての劣化の程度を緩和できる。最悪の場合、1つのセルが完全にショートしても、残りの2つのセルによって2/3の特性を確保できる。したがって、必要な絶縁性程度を低くできる分、層厚を薄くし、感度を上げることが可能になる。
【0029】
従来例(図8,図9)の場合、長手方向の3つの領域で分極方向を逆転させる必要があり、そのため分極時には外部電極を3つの領域に分割して形成し、分極方向に応じた電圧を印加した後、これら外部電極を相互に接続するという作業が必要である。これに対し、本実施例では、長手方向の分極方向が全て同じ方向であるから、最初から表裏の主面電極を形成し、これら主面電極を用いて分極を行うことができる。そのため、作業性が向上し、製造コストを低減できる。
【0030】
図5〜図7は本発明に係る加速度センサの第2実施例を示す。
この実施例の加速度センサ1Bは、圧電素子2を構成する2層の圧電体層2a,2bの分極方向を逆方向とするとともに、層間電極を3分割し、裏面側の主面電極6a,6bを表面側の主面電極5a,5bと点対称形状としたものである。なお、第1実施例と同一部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
【0031】
層間電極3a,3b,3cは、境界B1,B2で長さ方向に3分割されており、いずれの層間電極も圧電素子2の長さ方向の端面まで引き出されていない。したがって、外部電極7,8とは導通していない。
表面に設けられた主面電極5a,5bは境界B1で長さ方向に2分割されており、主面電極5aの一端は圧電素子2の左端面へ引き出され、他端は境界B1の直前で終端となっている。また、主面電極5bの一端は境界B1の直前で終端となり、他端は圧電素子の右端面の手前で終端となっている。
裏面に設けられた主面電極6a,6bは境界B2で長さ方向に2分割されており、主面電極6aの一端は圧電素子2の左端面の手前で終端となり、他端は境界B2の直前で終端となっている。また、主面電極6bの一端は境界B2の直前で終端となり、他端は圧電素子2の右端面まで引き出されている。つまり、圧電素子2で発生した電荷を取り出すため、表面の主面電極5aが外部電極7と接続され、裏面の主面電極6bが外部電極8と接続されている。
この場合、6個のセル1)〜6)は、図6に示すように、すべて直列接続となる。
【0032】
この加速度センサ1Bに加速度Gが作用すると、図7に示すように、上側の圧電体層2aの中央部のセル2)には引張応力が作用し、両端部のセル1),3)には圧縮応力が作用する。逆に、下側の圧電体層2bの中央部のセル5)には圧縮応力が作用し、両端部のセル4),6)には引張応力が作用する。上記応力と分極方向Pとの関係に基づいて、表主面の一方の電極5aにはプラスの電荷が発生し、他方の電極5bには境界B2を間にして片側にはマイナス、他側にはプラスの電荷が発生する。他方、裏主面の一方の電極6aには境界B1を間にして片側にはマイナス、他側にはプラスの電荷が発生し、他方の電極6bにはマイナスの電荷が発生する。また、層間電極3a,3b,3cには、それぞれマイナスとプラスの両方の電荷が発生し、キャンセルし合う。
その結果、プラスの電荷は電極5aと接続された外部電極7から取り出され、マイナスの電荷は電極6bと接続された外部電極8から取り出される。
【0033】
第2実施例の加速度センサ1Bでは、全てのセル1)〜6)が直列に接続されていることから、表3に示すように、電圧感度が6Vとなり、従来例は勿論、第1実施例より電圧感度が高くなる。一方、エネルギーの点では、従来例が4Eであるのに対し、3.6Eであり、大差がない。そのため、本実施例の加速度センサ1Bでは、発生エネルギーの劣化を抑えながら、センサの感度特性としての電圧感度を高めることができる。
また、第1実施例と同様に、いずれかのセルの絶縁抵抗が劣化しても、直列接続された他のセルには影響を与えないので、特性劣化を抑制できる。つまり、絶縁抵抗の低下による影響を緩和できるので、圧電体層2a,2bを一層薄くでき、高感度の加速度センサを実現できる。
また、各層2a,2bに設けられる3つのセルの分極方向がそれぞれ同一方向であるから、分極処理が容易になる。
【0034】
本発明は上記実施例に限定されるものではない。
例えば、図5に示された第2実施例の加速度センサ1Bでは、圧電体層2a,2bの分極方向Pを相反方向としたが、これとは逆に、対向方向としても同様の作用効果を有する。但し、発生電荷の極性が逆になる。
【0035】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明に係る加速度センサによれば、2層の圧電体層内において、長さ方向に配列された3つの領域が電気的に直列に接続されるため、並列接続されたものに比べて電圧感度を相対的に高くすることができる。一方、電荷感度は低下するが、電圧感度と電荷感度との積であるエネルギーは従来のものと大差なくすることができる。つまり発生エネルギーの劣化を抑えながら、電圧感度を高くすることで、内部ノイズが大きな用途に適した加速度センサを得ることができる。
また、2つの圧電体層の3つの領域または2つの圧電体層の6つの領域が直列接続されているので、その内の1つの領域で電極間の絶縁抵抗が劣化しても、他の領域は特性を維持でき、センサ特性としての劣化を緩和できる。したがって、必要な絶縁性を低くできる分だけ層厚を薄くでき、感度を上げることが可能となる。
さらに、本発明の加速度センサでは、1つの圧電体層内における3つの領域が同一方向に分極されているため、長さ方向で分極方向を逆転させる必要がなく、最初から主面電極を形成して分極を行うことができる。したがって、製造工程が簡素化され、製造コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる加速度センサの第1実施例の斜視図である。
【図2】図1に示した加速度センサの正面図である。
【図3】図1に示した加速度センサの回路図である。
【図4】図1に示した加速度センサの加速度Gの印加時における作動説明図である。
【図5】本発明にかかる加速度センサの第2実施例の正面図である。
【図6】図5に示す加速度センサの回路図である。
【図7】図5に示す加速度センサの加速度Gの印加時における作動説明図である。
【図8】従来の加速度センサの一例の加速度印加時の動作説明図および回路図である。
【図9】従来の加速度センサの他の例の加速度印加時の動作説明図および回路図である。
【図10】チャージアンプの一例の回路図である。
【図11】電圧アンプの一例の回路図である。
【符号の説明】
1A,1B 加速度センサ
2 圧電素子
3a,3b,3c 層間電極
5a,5b,6a,6b 主面電極
7,8 外部電極
10,11 支持枠(支持部材)
1)〜6) セル
Claims (2)
- 圧電素子と、この圧電素子の長さ方向両端部を支持する支持部材とを備え、
上記圧電素子は層間電極を間にして2層の圧電体層を積層したものであり、
上記圧電素子の表裏主面には電極が形成されており、
上記2層の圧電体層は、加速度が加わった時に長さ方向に応力が逆転する2つの境界によって長さ方向に3つの領域に分割されており、
上記2層の圧電体層のそれぞれにおいて、3つの領域が厚み方向に同一方向に分極されており、かつ厚み方向に隣合う圧電体層の分極方向が同一方向であり、
上記圧電素子の表裏主面の電極は、上記2つの境界のうち一方の境界で長さ方向に2分割されており、
上記圧電素子の層間電極は、上記2つの境界のうち他方の境界で長さ方向に2分割されており、
上記2分割された表裏主面の電極のうち一方の境界を間にして他方の境界とは逆側に位置する表裏主面の電極が上記圧電素子の長さ方向一端部に引き出され、上記2分割された層間電極のうち他方の境界を間にして一方の境界とは逆側に位置する層間電極が上記圧電素子の長さ方向他端部に引き出されていることを特徴とする加速度センサ。 - 圧電素子と、この圧電素子の長さ方向両端部を支持する支持部材とを備え、
上記圧電素子は層間電極を間にして2層の圧電体層を積層したものであり、
上記圧電素子の表裏主面には電極が形成されており、
上記2層の圧電体層は、加速度が加わった時に長さ方向に応力が逆転する2つの境界によって長さ方向に3つの領域に分割されており、
上記2層の圧電体層のそれぞれにおいて、3つの領域が厚み方向に同一方向に分極されており、かつ厚み方向に隣合う圧電体層の分極方向が逆方向であり、
上記圧電素子の表側主面の電極は、上記2つの境界のうち一方の境界で長さ方向に2分割されており、
上記圧電素子の裏側主面の電極は、上記2つの境界のうち他方の境界で長さ方向に2分割されており、
上記圧電素子の層間電極は、上記2つの境界で長さ方向に3分割されており、
上記2分割された表側主面の電極のうち一方の境界を間にして他方の境界とは逆側に位置する表側主面の電極が上記圧電素子の長さ方向一端部に引き出され、上記2分割された裏側主面の電極のうち他方の境界を間にして一方の境界とは逆側に位置する裏側主面の電極が上記圧電素子の長さ方向他端部に引き出されていることを特徴とする加速度センサ。
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