JP3963700B2 - Ieee802.11標準wlanにおける802.11標準パラメータの変更方法 - Google Patents
Ieee802.11標準wlanにおける802.11標準パラメータの変更方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3963700B2 JP3963700B2 JP2001330170A JP2001330170A JP3963700B2 JP 3963700 B2 JP3963700 B2 JP 3963700B2 JP 2001330170 A JP2001330170 A JP 2001330170A JP 2001330170 A JP2001330170 A JP 2001330170A JP 3963700 B2 JP3963700 B2 JP 3963700B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bss
- standard
- wlan
- reassembly
- sta
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W28/00—Network traffic management; Network resource management
- H04W28/16—Central resource management; Negotiation of resources or communication parameters, e.g. negotiating bandwidth or QoS [Quality of Service]
- H04W28/18—Negotiating wireless communication parameters
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L41/00—Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
- H04L41/08—Configuration management of networks or network elements
- H04L41/0803—Configuration setting
- H04L41/0813—Configuration setting characterised by the conditions triggering a change of settings
- H04L41/082—Configuration setting characterised by the conditions triggering a change of settings the condition being updates or upgrades of network functionality
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L41/00—Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
- H04L41/50—Network service management, e.g. ensuring proper service fulfilment according to agreements
- H04L41/5003—Managing SLA; Interaction between SLA and QoS
- H04L41/5009—Determining service level performance parameters or violations of service level contracts, e.g. violations of agreed response time or mean time between failures [MTBF]
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W24/00—Supervisory, monitoring or testing arrangements
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W76/00—Connection management
- H04W76/10—Connection setup
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W76/00—Connection management
- H04W76/30—Connection release
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W84/00—Network topologies
- H04W84/02—Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
- H04W84/10—Small scale networks; Flat hierarchical networks
- H04W84/12—WLAN [Wireless Local Area Networks]
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、IEEE802.11標準の無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)のパラメータとその最適化に関連し、同802.11標準における動的チャネル切り換え方法に関連する。
【0002】
【従来の技術】
無線LANのためのIEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers)標準、すなわちIEEE802.11は、ネットワークを構成するのに2つの異なる方式、アドホック(特別)方式及びインフラストラクチャ方式を定めている。アドホックネットワークは、各コンピュータすなわち信号を送受信できるようなネットワークに隣接する802.11デバイスと“オンザフライ”でネットワークを形成する。アドホックネットワークでは定められた構造はなく、固定されたポイントもなく、ネットワーク内のどのノードもネットワーク内の他のどのノードとも通信できるようになっている。このタイプのネットワークでは順序を維持することは困難であるように見えるが、スポークスマン選択アルゴリズム(SEA)のような十分なアルゴリズムが提供されており、これらアルゴリズムは1つのマシンをネットワークの基地局またはマスタ局として選び、他のマシンをスレーブとするようになっている。アドホックネットワークアーキテクチャにおける他のアルゴリズムは、ネットワークにおけるすべてのノードのアイデンティティを確立するためにすべてのノードに対するブロードキャスト(同報通信)およびフラッド(flood)方法を使用している。
【0003】
インフラストラクチャアーキテクチャは移動ノードと通信をするのに固定されたネットワークアクセスポイントを提供する。これらネットワークアクセスポイント(AP)は他の有線ノードに無線ノードをブリッジ接続することにより、LANの機能を拡大するように時々地上回線に接続される。サービスエリアが重なった場合、無線LANの間でハンドオフが行われることがある。この構造はセルラーネットワークで使用されている構造に極めて類似している。しかしながら、セルラープロトコルは、802.11標準の一部でない。
【0004】
IEEE802.11標準はネットワークの物理(PHY)層と媒体アクセス制御(MAC)層の双方のパラメータに関する仕様を定めている。実際にノード間のデータ伝送を取り扱うPHY層は、直接スペクトル拡散方式、周波数ホッピングスペクトル拡散方式または赤外線(IR)パルス位置変調方式のいずれかを使用できる。IEEE802.11は1Mbps又は2Mbpsのいずれかのデータレートのための規定を定め、スペクトル拡散伝送の場合には工業、科学および医療(ISM)アプリケーション用の無免許用バンドである2.4〜2.4835GHz周波数バンドでの運用を求めており、IR伝送用には300〜428,000GHz周波数バンドでの運用を求めている。一般に赤外線は盗聴に対し、より安全であると考えられている。その理由は、IR伝送を行うには絶対的な視線リンクが必要であるからである。すなわち壁を透過したり、未知の第三者が介入し得る無線周波数伝送と異なり、単純に接続された空間外では、或いはコーナーを曲がるようには、赤外線伝送を行うことはできないからである。しかしながら、赤外線伝送は日光によって悪影響を受けることがあり、802.11のスペクトル拡散プロトコルは代表的なデータ転送のための基本的な安全性を定めている。
【0005】
MAC層は共用する媒体の使用における順序を維持する役割を果たす一組のプロトコルを含む。802.11標準は衝突回避を行うキャリアセンスマルチプルアクセス(CSMA/CA)プロトコル(搬送波感知多重アクセス/衝突回避プロトコル)を指定している。このプロトコルではノードが伝送すべきパケットを受信すると、ノードはまず他のノードが伝送中でないことを保証するように聴取する。チャネルがクリアであれば、ノードはパケットを伝送する。クリアでなければ、ノードはパケットの伝送が許可されるまでノードが待たなければならない時間長さを決定するランダム“バックオフファクタ”を選択する。チャネルがクリアとなっている期間中、伝送ノードはバックオフカウンタをデクリメントする。チャネルが使用中であれば、ノードはそのバックオフカウンタをデクリメントしない。バックオフカウンタがゼロに達すると、ノードはパケットを伝送する。2つのノードがおなじバックオフファクタを選択する確率が小さいので、パケット間の衝突は最小とされる。
【0006】
イーサネット(登録商標)で使用されているような衝突検出はIEEE802.11の無線周波数伝送では使用できない。その理由は、1つのノードが伝送中の時、伝送している可能性のあるシステム内の他のノードを感知することができないからである。これは、自分の信号が、そのノードに到着する他の信号をブロックすることによる。パケットを伝送しなければならない時は、伝送ノードはまずパケットの長さに関する情報を含む短いレディートゥーセンド(RTS)パケットを送り出す。受信側ノードがこのRTSを聴くと、受信側ノードは短いクリアトゥーセンド(CTS)パケットで応答する。この交換が行われた後に、伝送側ノードはそのパケットを送る。周期的冗長チェック(CRC)により決定されるように、パケットの受信に成功すると、受信側ノードは受信確認(ACK)パケットを伝送する。“隠されたノード”の問題、すなわちノードAがノードBと通信でき、ノードBがノードCと通信できるという問題を回避するには、このような前後の交換が必要である。しかしながら、ノードAはノードCと通信できない。こうして、例えばノードAがそのチャネルをクリアに検出できるが、ノードCは実際にはノードBに伝送することができる。上記プロトコルはノードBが話し中であることをノードAに警告し、パケットを伝送するまでノードAが待機することを要求している。
【0007】
802.11は無線データ転送の信頼性のある手段を提供しているが、これに関するある改善も提案している。無線通信が提供し得る高い生産性および高い移動性をビジネス界が発見し、単価が低下するにつれ、無線LANの使用は将来劇的に増加すると予想されている。
【0008】
802.11標準無線LANは、固定パラメータ及び可変パラメータの両方を含んでいる。固定パラメータは、LANの実施の生存中、変更することはできない。これは、例えば、トラヒック負荷、外部RF(無線周波数)の干渉等の条件が変化すると、固定パラメータの当初選択値が最適値より悪くなることを意味する。802.11標準も公知の先行技術も基本サービスセット(BSS)の生存期間、固定802.11標準パラメータの変更は規定していない。
【0009】
802.11標準チャネルのRFノイズは、オーバラップBSS及び他のマイクロ波オーブン、照明器具等のRF放射器を含む多数のノイズ源から生じ得る。使用する物理(PHY)層により異なるが、1つのチャネルにノイズがあり、他のチャネルにはノイズがない場合があり得る。公刊の802.11標準に基づく802.11標準WLANにより使用されている1つのチャネルにノイズがある場合、多数のパケットにエラーが生じる。
【0010】
1999年8月3日に付与されたJaszewski他の無線LANのスペクトラムの割り当て方法と装置(Method and apparatus for assigning spectrum of a wireless local area network)に関する米国特許第5,933,420号明細書には、RF信号強度及び他のインジケータに依存するBSSをオーバーラップさせることにより相互に不干渉な周波数及び/又はチャネルを使用することが記載されている。この参照文献は、周波数及び/又はチャネルを変更するのではなく干渉が最小なチャネルの使用を記述している。
【0011】
2000年4月11日に付与されたGanz他の最適メディア制御(Adaptive media control)に関する米国特許第6,049,549号明細書には、802.11e標準の変形が記載されており、そこでは資源の割当の少ない使用履歴を有するストリームはポーリングの頻度を少なくしている。
【0012】
2000年7月18日に付与されたGladwin他のホストコンピュータへ無線インターフェイス装置を自動的に再接続するシステムと方法(System and method for automatically reconnecting a wireless interface to a host computer)に関する米国特許第6,092,117号明細書には、出力アップ後に予め選択した無線ホストに自動的に再接続する技法が記載されている。
【0013】
先行技術における802.11標準のパケットエラーに関し、2つの解決策が存在する。第1の方法は、現行BSSを終了させ、他の有望なより良いチャネルを使用できるように再構築し、新たに選択されたチャネルを使用して、新しいBSSを生成する。この手順は、システム管理者による手動の干渉を要する。第2の方法は、全てのチャネルを監視し、1つのチャネルのパフォーマンスが劣化し、他に使用可能な十分に良好なチャネルがあれば、整合のとれた方法でBSSに用いられたチャネルを切り換える自動化方法である。
【0014】
Gerard Cervello, Sunghyun Choi, Stefan Mangold 及びAmjad Soomroの論文“802.11標準用動的なチャネル選択(Dynamic Channel Selection(DCS)Schene for 802.11)”(2000年7月12日、IEEE802.11−00/195r2)には、BSSの全体を通してチャネル/周波数を切り換える7段階プロセスの第6段階においてチャネルスイッチアナウンスメントを用いることが記載されている。この方法は第1の先行技術解決策と異なり、現存BSSを終了させず、又、新しいBSSも生成せず、整合された方法で、単一BSSにより使用されているチャネルを単純に切り換える。固定パラメータは変更しない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述のごとき実状に鑑みてなされたものであり、IEEE802.11標準のパケットエラーを解決するための、無線LAN(WLAN)における802.11標準パラメータの変更方法を提供することをその目的とする。
【0016】
本発明は、802.11標準無線LANのパフォーマンスを最適化することが可能なWLANにおける802.11標準パラメータの変更方法を提供することを他の目的とする。
【0017】
本発明は、WLANにおいて使用する終了及び再集合のメカニズムを提供することによりWLANにおける802.11標準パラメータの変更方法を提供することを他の目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
第1の技術手段は、現チャネルで動作する基本サービスセット(BSS)にて接続された複数のステーション(STA)を有するIEEE802.11標準の無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)における802.11標準パラメータの変更方法において、前記802.11標準WLANに対するパフォーマンスメトリックを決定するステップと、モニタ管理エンティティにより前記802.11標準WLANのパフォーマンスを監視する監視ステップと、前記WLANの前記パフォーマンスがパフォーマンスメトリックの閾値より低下した時に、終了及び再集合(reconvene)メッセージを生成する生成ステップと、再集合BSS−IDを有し802.11標準パラメータが変更された再集合BSSを選択し、該再集合BSSが動作可能になる時間を設定するステップと、前記BSS内の全てのSTAに前記終了及び再集合メッセージを伝送するステップと、前記再集合BSSを前記設定された時間に実施するステップとを含み、前記監視ステップは、1つのSTAを再始動STAとして指定することを含み、前記生成ステップは、前記再始動STAにより終了及び再集合メッセージを生成することを含むことを特徴としたものである。
【0019】
第2の技術手段は、現チャネルで動作する基本サービスセット(BSS)にて接続された複数のステーション(STA)を有するIEEE802 . 11標準の無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)における802 . 11標準パラメータの変更方法において、前記802 . 11標準WLANに対するパフォーマンスメトリックを決定するステップと、モニタ管理エンティティにより前記802 . 11標準WLANのパフォーマンスを監視する監視ステップと、前記WLANの前記パフォーマンスがパフォーマンスメトリックの閾値より低下した時に、終了及び再集合( reconvene )メッセージを生成する生成ステップと、再集合BSS−IDを有し802 . 11標準パラメータが変更された再集合BSSを選択し、該再集合BSSが動作可能になる時間を設定するステップと、前記BSS内の全てのSTAに前記終了及び再集合メッセージを伝送するステップと、前記再集合BSSを前記設定された時間に実施するステップとを含み、前記生成ステップは、複数の終了及び再集合フレームを伝送することを含むことを特徴としたものである。
【0026】
第3の技術手段は、現チャネルで動作する基本サービスセット(BSS)にて接続された複数のステーション(STA)を有し、ディリバリトラヒック指示メッセージを含むビーコンフレームを選択してターゲットビーコン送信時間にブロードキャストする、IEEE802.11標準無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)における802.11標準パラメータの変更方法において、前記802.11標準WLANに対するパフォーマンスメトリックを決定するステップと、モニタ管理エンティティにより前記802.11標準WLANのパフォーマンスを監視する監視ステップと、前記WLANの前記パフォーマンスがパフォーマンスメトリックの閾値より低下した時に、終了及び再集合(reconvene)メッセージを生成する生成ステップと、再集合BSS−IDを有し802.11標準パラメータが変更された再集合BSSを選択し、該再集合BSSが動作可能になる時間を設定するステップと、前記BSS内の全てのSTAに前記終了及び再集合メッセージを伝送するステップと、前記再集合BSSを前記設定された時間に実施するステップとを含み、前記監視ステップは、1つのSTAを再始動STAとして指定することを含み、前記生成ステップは、前記BSS内の全てのSTAが終了及び再集合メッセージを受信するまで、前記再始動STAにより終了及び再集合メッセージを生成することを含むことを特徴としたものである。
【0027】
第4の技術手段は、現チャネルで動作する基本サービスセット(BSS)にて接続された複数のステーション(STA)を有し、ディリバリトラヒック指示メッセージを含むビーコンフレームを選択してターゲットビーコン送信時間にブロードキャストする、IEEE802 . 11標準無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)における802 . 11標準パラメータの変更方法において、前記802 . 11標準WLANに対するパフォーマンスメトリックを決定するステップと、モニタ管理エンティティにより前記802 . 11標準WLANのパフォーマンスを監視する監視ステップと、前記WLANの前記パフォーマンスがパフォーマンスメトリックの閾値より低下した時に、終了及び再集合( reconvene )メッセージを生成する生成ステップと、再集合BSS−IDを有し802 . 11標準パラメータが変更された再集合BSSを選択し、該再集合BSSが動作可能になる時間を設定するステップと、前記BSS内の全てのSTAに前記終了及び再集合メッセージを伝送するステップと、前記再集合BSSを前記設定された時間に実施するステップとを含み、前記生成ステップは、複数の終了及び再集合フレームを伝送することを含むことを特徴としたものである。
【0034】
【発明の実施の形態】
本発明は、2000年11月2日提出の米国仮出願第60/245,546号“無線データネットワークの変更可能及び変更不可能なパラメータの両方を動的に最適化する方法(Method to dynamically adapt both modifiable and non-modifiable parameters of wireless data network)”及び2000年11月2日提出の米国仮出願第60/245,646号“無線データネットワークにおいてチャネルを動的に変更するための自動的な方法(Automated method to dynamically change channels in a wireless data network)”に関連し、又、2001年2月28日提出の米国出願第09/795,539号“無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を用いるサービスの品質(Quality of Service using Wireless LAN)”に関連する。
【0035】
本発明においては、無線データネットワークの全ての管理情報ベース(MIB)パラメータの動的変更方法を提供する。すなわち、802.11無線LAN規格において可変パラメータを提供する。
本発明に係る、802.11標準の無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)におけるパラメータの変更方法は、WLAN用のパフォーマンスメトリックス決定と、モニタ管理エンティティによるWLANパフォーマンスの監視と、WLANのパフォーマンスがパフォーマンスメトリックスより低下した時に終了及び再集合メッセージを生成し、新802.11標準パラメータの再集合BSSの標識(ID)を有する再集合BSSを選択し、再集合BSSが動作可能になる時間を設定し、終了及び再集合メッセージをBSS内の全てのステーション(STA)に送信し、再集合BSSを実施することを含んでいる。
【0036】
本発明の上記要約と目的の記述から、本発明の本質は全体的に理解されるであろう。本発明の好適な実施態様に関する以下の詳細な説明を図面を参照して読むことにより、本発明を一層十二分に理解できよう。
【0037】
本発明は、IEEE802.11標準における固定された管理情報ベース(MIB)のパラメータを変更可能にし、条件の変化に応じて最適化及び/又は適合させるものである。802.11標準による無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)の固定パラメータの変更方法を説明する。無線LANは、基本サービスセット(BSS)を介して実体化する。このBSSは、有線ローカルエリアネットワークと類似の無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)である。通常単にBSSと表記されるインフラストラクチャベーシックサービスセットは、BSS用中央コーディネータとして機能するアクセスポイント(AP)を有している。独立基本サービスセット(IBSS)はアクセスポイント(AP)(中央コーディネータ)を持たず、APのタスクは、IBSSを含むステーション(STA)間で分担する。BSSはBSSの識別値(BSS−ID)によって識別される。
【0038】
本明細書を通し、BSSは、特に規定されていなければ、インフラストラクチュアBSS又はIBSSのいずれかを意味する。さらに、条項、付属物及び802.11標準への参照は、全て、ISO/IEC8802−11(ANSI/IEEE規格802.11)の1999年版文書“情報技術−地域及び大都市ネットワークシステム間の通信及び情報交換−特別要求事項−第11部:無線LANのメディアアクセスコントロール(MAC)及び物理(PHY)仕様(Information technology-Telecommunications and information exchange between system-Local metropolitan area networks-Specific requirements-Part II:Wireless LAN Medium Access Control(Mac)and Physical(PHY)specification)”への参照である。使用した頭字語も802.11標準仕様からの引用又はそこに規定されているものである。
【0039】
タイミングは、特定の時間間隔でビーコンフレームをブロードキャスト(同報通信)することによりBSSを通して整合させる。このビーコンを送るべき時間をターゲットビーコン送信時間(TBTT)と呼ぶ。選択されたビーコンは、特定ステーションベースにおける保留トラヒックを示すために用いられるデリバリ・トラヒック・インディケーション・メッセージ(DTIM)を含んでいる。インフラストラクチャアBSSにおいて、省力モードのステーションは、DTIMビーコンを受信するために起き上がるよう要求させる。RFノイズ又は類似の問題を除去するために、各STAはDTIMビーコンを受信しなければならない。
【0040】
IBSSにおいては、広報TIMとして知られているアドホックトラヒック/指示メッセージ(ATIM)を、各省力ステーションに対する保留トラヒックを示すためにDTIMの代わりに送信する。このATIMは、ビーコン送信に直ちに後続して発生し、ATIMウィンドウの期間に送信される。
【0041】
<802.11標準の固定パラメータ>
802.11標準は、基本サービスセット(BSS)の始動時にのみ設定できる3つのパラメータを規定している。これらのパラメータは、BSSの生存中変更されずに維持されねばならない。パラメータは、
(1)ATIM window、
(2)dot11CFPPeriod(コンテンションフリー期間)、
(3)dot11CFPMaxDuration(コンテンションフリー期間の最大期間)
である。これらパラメータをBSSの生存期間中固定することにより、或る時点では妥当である設定値が、他の時点では不適当になると云う問題が生じる。例えば、ATIMウィンドウのサイズは、他のパラメータの内でも、独立基本サービスセット(IBSS)が如何によく実行するかを決定する際に重要である。しかしながら、ある値のATIMウィンドウでの最適なIBSSのパフォーマンスは、IBSS内のSTAのトラフィク負荷及び/又は数が変化すると劣化する。他の2つの固定パラメータについても状況は同じである。さらに、BSSの使用方法も変化することがある。例えば、BSSは、主として、殆どの時間ブロックデータの移送に使用されるが、時々、リアルタイムビデオ又はオーディオデータの移送に用いられる。
【0042】
<固定パラメータの変更−TAR(終了/再集合)テクニック>
本発明は、現存のBSSを終了させて、新しいパラメータを持つ、すなわち新しいトラヒック/負荷/使用条件に最適な異なるパフォーマンスを持つ新しい基本サービスセット(BSS)を生成する自動化メカニズムを含んでいる。実際に、本発明の方法は、当初のBSSを終了させ、新たに生成したBSSに再集合(reconvene)させる(再集合BSS)。この終了及び再集合のメカニズムを、ここでは、終了/再集合(TAR)と記述する。
【0043】
この終了/再集合メカニズムの動作は次の通りである。モニタ管理エンティティ(MME)と呼ばれるエンティティは、単純なネットワーク管理プロトコル(SNMP)マネージャとして機能し、実施特定メトリックスを用いて802.11標準の無線LANのパフォーマンスを監視する。正確なメトリックス又はパフォーマンス基準は、当業者には明白であろう。
【0044】
<ATIMのウィンドウサイズの調節>
図1は、本発明による当初BSS及び再集合BSSの比較時間線を示している。ATIMウィンドウは、複数の省力(パワーセーブ)STAへの直接及びマルチキャストの両MPDU(MPデータユニット)の送信を同期化するためにIBSSにおいて排他的に使用される。それは、IBSSにおけるビーコンに直接続く各ビーコン間隔の開始点で発生する。例えば、省力STA用直接MPUDを持つステーションは、保留MPDUを省力STAに通報するためにATIMウィンドウの期間中にATIMを送信する。省力STAは、各ATIMウィンドウの間、起き上がり、トラヒックを示すATIMを聞く。省力STA用保留直接MPUDを指示するATIMを受信した場合、省力STAはそのATIMを確認し、引き続き起きた状態で保留MPDUを最後まで受信する。
【0045】
全ステーションは、DCFバックオフ手順を使用してATIMウィンドウの間に第1のATIMを送信する。追加のATIMは、DCFチャネルアクセス規則に従い、ATIMウィンドウの間に送信する。ATIMウィンドウに続き、MPUDをDCFチャネルアクセス規則を用い、ATIMウィンドウの間に前記ATIMを確認した省力STAに送信することができる。
【0046】
ATIMウィンドウは、省力STAに全ての保留トラヒックを通報するのに十分な大きさに限り、ビーコン間隔の残りをできるだけ大きくして、多くのMPDUを現在起き上がっている省力STAにできるだけ送信できるようにするのが望ましい。過大なATIMウィンドウはチャネル時間の浪費又は未使用に終わる結果となる。ATIMウィンドウの必要サイズの決定は、IBSS内の省力STAの数に依存し、省力STAに対するトラヒックを有するSTA数とそれらの省力STAがどれだけのトラヒック量をもっているかに依存する。例えば、トラヒックを受信する省力STAが1つだけのIBSSは、40基のSTAを有して各STAが定期的にトラヒックを受信するIBSSよりも、小さいATIMウィンドウを要する。IBSSは、定義によりアドホックWLANであるので、IBSS内の省力STA数は、時間とともに動的に変化する。
【0047】
IBSSの生存期間中ATIMウィンドウサイズを固定にするために、本発明のTAR(終了/再集合)を用いない場合の、唯一の具体的な解決策は、ATIMウィンドウサイズを、IBSSの生存期間中に予想される最大サイズに設定することであった。これは、多分、ATIMウィンドウの殆どが、IBSSの殆どの生存期間中、チャネル時間を浪費することを意味する。TAR(終了/再集合)を用いれば、ATIMウィンドウサイズをATIMウィンドウの使用の増減に応じ時々変更することができ、使用可能なWLANのチャネルをより有効に活用することができる。
【0048】
WLANのパフォーマンスが指定レベル以下に落ちた時に、MME(モニタマネジメントエンティティ)は、TARメッセージのシーケンスを生じさせる。このシーケンスはビーコンの代わりに、次のDTIM(デリバリトラヒック指示メッセージ)のTBTT(ターゲットビーコン送信タイム)のタイミングで始動するBSSに、ブロードキャスト(同報通信)されるものである。最初のTAR(終了/再集合)をブロードキャストする前に、MME、通常は再始動STAが、再集合BSS用の新しいBSS−IDを選択し、802.11標準パラメータを変更する新しい値を選択する。
【0049】
関連特許出願“無線LANを使用するサービスの品質(Quality of Service using Wireless LAN)”において、競合のない期間(CFP)の長さと頻度の変更を要求する技法が開示されている。しかしながら、CFPの長さと頻度の変更は、802.11標準のMIBパラメータdot11CFPPeriod及びdot11CFPMaxDurationの変更に部分的に依存する。但し、802.11標準は、MIBパラメータdot11CFPPeriod及びdot11CFPMaxDurationは、BSSの生存期間を通して固定されなければならないと規定している。TARは、dot11CFPPeriod及びdot11CFPMaxDurationを変更する自動化方法を提供する。
【0050】
TAR(終了/再集合)は、さもなくばビーコンをブロードキャストしたであろうSTA、即ち、インフラストラクチュアBSS内のアクセスポイントによってブロードキャストされる。このステーションを“再始動STA”と呼ぶ。TARは、できるだけ多くのステーションが受信できるように、DTIMのTBTTに再始動STAによってブロードキャストされる。省力(PS)の“居眠り”状態にあるSTAは、DTIMで起きるので、TARを受信できる。
【0051】
TARのブロードキャスト数は、実装により異なる。第1のTARは、ビーコンのブロードキャストに用いる同じ規則に従いブロードキャストされる。詳細には、最初のTARは、ビーコンが遅れるの場合と同様に、チャネル使用中の状態のために遅れることがある。最初のTARがブロードキャストされれば、順次後続するTARは、先行TARの終了からのショートフレーム内スペース(SIFS)期間後に再始動STAにより、チャネルを完全に占拠して少なくとも1ビーコンサイクルの間ブロードキャストすることができる。これに続き、TARは各TBTT(ターゲットビーコン送信タイム)において、一定時間、ブロードキャストされる。
【0052】
全てのTARは同一であり、全てのSTAに一度にブロードキャストされる。かように、全STAは、最初のTARのブロードキャストを受信することは可能である。しかしながら、多数回TARを送るべきである。先ず、RFチャネルのノイズのために全STAが最初のTARを受信できる訳ではなく、次に、極端に低出力のSTAは、ビーコン又はDTIMでも、又はビ−コン/ATIMウィンドウでも目をさまさないことがあるからである。TARは、古いBSSへ数回のDTIMサイクルを通しTBTTにおいてブロードキャストされ続けるべきである。
【0053】
各TARフレームは、再集合BSSを識別する情報を含んでおり、MAC下位層管理エンティティである(MLME)−SCANに含める必要があるパラメータ、リクエスト原始関数及び再集合BSS用のBSS−IDを含んでいる。TARは、又、再集合BSSへの切り換え時刻を規定する。最後に、TARは、チャネル争いを最少にするために再集合BSSの、能動探査とは正反対の受動走査を指定することができる。TARフレームは管理フレーム、又は制御フレームのいずれかであり、未使用/予備サブタイプ値のうちの1つを使用する。
【0054】
TARを受信次第、各STAは、無言、即ち、離脱フレームを送らずにBSSとの関係を断つ。別案では、各STAは、離脱フレームを送ることにより、802.11標準の通常の方法で離脱することができる。後者の場合、再始動STAは、TARの伝送でチャネルを完全に占領することなく、例えば、TAR伝送間の延長フレーム間スペース(EIPS)の間待機して、受信離脱フレームを確認すべきである。
【0055】
次に、再始動STAは、変更された固定パラメータを用い、さらに他の変更パラメータと、先に選択した新しいBSS−IDを用い、再集合BSSを記述したビーコンフレームを送ることにより、802.11標準の通常の方法で再集合BSSを生成する。
【0056】
再集合BSSを再集合BSSビーコンの受信によって検知すると、集合BSSを始動させて既に再集合BSSの構成員となっている、始動STA以外の各STAがランダムバックオフを実行する。バックオフ終了後、各STAは、認証され、再集合BSSに再結合する。
【0057】
旧BSSに最後のTARをブロードキャストした後、始動ステーションは、ブロードキャストアドレスを含む離脱メッセージを送ることができる。これは、TARを見過ごしたが離脱メッセージは受信したステーション又はTARメカニズムを支持しないステーションを離脱させて、存在しないBSSで不必要な時間の浪費をなくす包括的な処置である。
【0058】
最適化策として、旧BSSのTBTT時に送信した追加のTARが再始動BSSの動作に干渉するのを最小限にするために、再集合BSSのTBTTは、旧BSSのTBTTからできるだけ時間的に離れて発生するように計画すべきである。
【0059】
他の最適化策は、再集合BSSにおけるステーションの認証/連結を、終了/再集合プロセスの期間中に片付けることである。インフラストラクチャBSSの場合、再始動STA、即ちアクセスポイント(AP)は、補助入力装置(AID)と能力情報を含む当初BSSの全構成員STAの記録を単に保持し、再集合BSSの構成員の記録として持ち越す。再集合BSSは、既に連結し認証した各STAと共に活動を開始する。同様に、非APの各STAは、現存する当初BSSのAIDを保持し、同様に、他の関連情報を保持し、BSSIDだけを変更して再集合BSSのAIDとし、再集合BSSとは認証も連結もしない。実際には、各STAは、すでに、再集合BSSの構成員である。
【0060】
この方法は、固定パラメータを変更するだけでなく、802.11標準のパラメータを変更するために使用できる。かように、このTAR(終了/再集合)法は、ネットワーク管理機能を実行するために好都合な方法を提供する。これは、特に、dot11BeaconPeriod,dot11DTIMPeriod又はPHYパラメータのような変更が難しいパラメータに対しても有効である。これらのパラメータは、このTAR技法を用いれば、すべて容易に変更できる。
【0061】
<チャネルの変更>
本発明のチャネル変更方法は、現基本サービスセット(BSS)を終了させ新しい基本サービスセット(BSS)を生成する終了/再集合(TAR)メカニズムを使用する。このチャネル変更技法は、先行技術と、次の2点において異なる。第1の最も重要な点は、本発明の方法は、当初BSSを維持しないことである。その代わりに、本発明の方法は、このTAR技法を用いて、当初BSSを終了させて、この場合は異なるチャネルで動作する全く新しいBSSに交代させ、チャネルの変更も自動的に行わせる。従来は、IEEE802.11標準を使用し、当初BSSを手動で終了させ、新しいチャネルを使用する新しいBSSを手動で生成することによりチャネルを変更する。TAR法を用いることにより、従来の手動プロセスを自動化する。これは、例えば、無線LANに100のSTAがあるとし、各STA毎にチャネルとBSSを手動で変更するには大変な労力を要することを考えれば、非常に重要である。
【0062】
第2に、本発明の方法は、別のチャネルを監視せず、チャネルの比較又は相対的なチャネルパフォーマンスの判定を、除外するのではないが、実施しない。本発明の方法は、ネットワーク管理者が、BSS内の全ステーションを通しチャネルが自動的に切り替わるのを手動で開始させることを可能にする。これは、現在のチャネルを含む全チャネルを周期的に監視し、“良好さ”を評価し、チャネルを切り換るか否かの判断を繰り返して行う、Cervello他の先行技術とは対照的である。かように、この新しい方法は、実装がより簡単で安価である。例えば、1つのRFユニットのみを必要とし、そのRFユニットは現チャネル上で単独で使用する。
【0063】
<チャネルの自動変更>
802.11標準によるチャネルのRFノイズと受信の問題に関しては、オーバラップBSS、高周波オーブン、照明器具のような他のRF放射器及びRF無効界等を含む多くの発生源がある。使用PHY(物理層)に依るが、1つのチャネルにノイズがあっても、他のチャネルにはノイズが生じないことがある。802.11標準WLANが使用しているチャネルにノイズが多い場合には、多くのパケットエラーが発生する。
【0064】
現存例では、現BSSを終了させ、他の有望でより良いチャネルを使用するように再構築し、その後、新しく選択したチャネルを使用する新しいBSSを生成するが、これは、全て手動でなされている。これは、静的条件下での静的構成の運転の場合には十分であるが、しかしながら、動的な条件下では、チャネル変更の自動化手段が必要である。
【0065】
<動的なチャネルの変更>
動的なチャネルの変更は、TAR技法を用いて達成できるが、但し、固定BSSパラメータの変更の代わりに、物理的(PHY)パラメータを変更する。このTAR技法は、現存BSSを終了させ、選択パラメータ/割当値を変更し、次に、ここで再集合BSSと記述する、新しいパラメータ/割当値を持つ新しいBSSを生成する。
【0066】
TAR技法は、自動的なチャネル切り換えを実現するために、スペクトラム直接拡散シーケンス(DSSS)のチャネル番号のような物理的(PHY)パラメータを変更するのに適合している。STAがTARによる変更チャネルメッセージを受信する機会の多い全く新しいBSSが誕生する。同様に、TAR技法は、周波数ホッピングの、ドエルタイム、ホップセット、ホップパターン及びホップインデックスのような物理的(PHY)パラメータを変更するのに用いることができる。自動的な方法でチャネルを変更する能力は、外部のRFノイズ及び/又は付近で動作している他のBSSからの干渉を受けている劣化チャネルからRFノイズの少ない有望なチャネルに移る能力は有益である。
【0067】
前述したように、MME(モニタ管理エンティティ)は、実施定格メトリックスを用いて802.11標準無線LANのパフォーマンスを監視する。無線LANのパフォーマンスが、指定レベルより低下した時は、MMEはTARメカニズムを駆動し、現BSSを解散させ、新しいチャネルを使用する再集合BSSを生成する。
【0068】
どのチャネルに切り換えるかの詳細は、実施条件に依り異なり、本発明の範囲外であるが、簡単な方法を次のように実装できる。全ての使用可能なチャネルをリストに配列記入する。ネットワークの管理者がチャネルの切り換えを要請した時に、単純に循環リスト中で次のチャネルに移行する。チャネル列にわたり切り換えて行けば、全てのチャネルを順番に試用できる。別案では、ネットワークの管理者がチャネルの変更を要求すると、選択するチャネルのリストがポップアップメニュとして現れる。
【0069】
<TARの変形>
TAR技法の変形を使用でき、チャネルを切り換える時に、特に有効である。当初BSSが終了するまで再集合BSSの始動を待機させるのに代えて、再集合BSSが運転可能になる時間を即時に設定することにより再集合BSSを当初BSSが終了する以前に生成する。この改善により、TARフレームを受信したSTAは、直ちに離脱し、次に、直ちに再集合BSSと認証/連結する。TARの反復シーケンスとそれに続く離脱のブロードキャストにより、当初BSSには延長期間中ブロードキャストされてもよい。この改善の効果により、再集合BSSと当初BSSが異なるチャネルを使用し、従って、互いの動作が干渉する可能性が最少になる。これは、2つのBSSがオーバラップして存在するために、最初のTAR列を捕らえそこなった当初BSS内のSTAは、TARフレームを最終的には受信し再集合BSSに移るので、STA数の減少も最小になる。
【0070】
この変形は、現チャネルが切り換え中でなくても使用できる。この場合、再始動STAは、同一のチャネルを共有する2つの異なるBSS、即ち、当初BSSと再集合BSS間で切り替わる。2つのBSSが同じチャネルを共有するために、各々が、他のBSSのトラヒックをオーバラップBSSからのトラヒック、従って、干渉と見なし、チャネル捕捉のルールが両方のBSSに用いられる。しかしながら、無線LANは、或る特定量の干渉が存在することを前提として設計されているので、問題にならない。
【0071】
全ての場合において、再集合BSSのTBTT(ターゲットビーコン送信タイム)は、当初BSSのTBTTからできる限り離れていなければならない。これは、アクセスポイント(AP)又はIBSSにおいて、現ビーコンSTAは、当初BSSのTBTTでTARフレームを当初BSSにブロードキャストしなければならず、再集合BSSのTBTTでビーコンフレームを再集合BSSにブロードキャストしなければならない。
【0072】
最終的に、これらのSTAが再集合BSSに加わった時に、APは、実際に、当初BSSから再集合BSSに移行したSTAの点呼をとる。この点呼情報は、次の2つの方法で用いることができる。第1に、APがTARの送信を停止した時に、何れかのSTAが切り換えに失敗した場合に、このAPは、回復動作をとれるように、ネットワークマネージャにその事実を通知することができる。第2に、当初BSSからの全STAが切り替われば、APは、当初BSSに残っているSTAがないことを知ることができる。従って、最早TARを聞くSTAが存在しないので、APはTARの送信を止めることができる。
【0073】
ここに開示した方法は、公知の先行技術と次の3つの主要な態様において異なる。
第1に、使用可能なチャネルのサービスの品質(QoS)を監視しない。かように、本発明の方法は、かなり簡素である。第2に、当初BSSは維持されない。代わりに、本発明の方法は、TAR技法を用い、当初BSSを終了させ、全く新しいBSSを生成する。第3に、TAR技術は、先行技術と異なり、固定パラメータを変更する。
【0074】
これまで、BSS(基本サービスセット)を終了させ再集合させる方法を開示してきたが、特許請求の範囲内でさらなる変更及び変形が可能であることは理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 802.11標準の基本サービスセット(BSS)のタイムラインと本発明の再集合BSSタイムラインを説明する図である。
Claims (4)
- 現チャネルで動作する基本サービスセット(BSS)にて接続された複数のステーション(STA)を有するIEEE802 . 11標準の無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)における802 . 11標準パラメータの変更方法において、
前記802 . 11標準WLANに対するパフォーマンスメトリックを決定するステップと、
モニタ管理エンティティにより前記802 . 11標準WLANのパフォーマンスを監視する監視ステップと、
前記WLANの前記パフォーマンスがパフォーマンスメトリックの閾値より低下した時に、終了及び再集合( reconvene )メッセージを生成する生成ステップと、
再集合BSS−IDを有し802 . 11標準パラメータが変更された再集合BSSを選択し、該再集合BSSが動作可能になる時間を設定するステップと、
前記BSS内の全てのSTAに前記終了及び再集合メッセージを伝送するステップと、
前記再集合BSSを前記設定された時間に実施するステップとを含み、
前記監視ステップは、1つのSTAを再始動STAとして指定することを含み、前記生成ステップは、前記再始動STAにより終了及び再集合メッセージを生成することを含むことを特徴とするIEEE802.11標準WLANにおける802.11標準パラメータの変更方法。 - 現チャネルで動作する基本サービスセット(BSS)にて接続された複数のステーション(STA)を有するIEEE802 . 11標準の無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)における802 . 11標準パラメータの変更方法において、
前記802 . 11標準WLANに対するパフォーマンスメトリックを決定するステップと、
モニタ管理エンティティにより前記802 . 11標準WLANのパフォーマンスを監視する監視ステップと、
前記WLANの前記パフォーマンスがパフォーマンスメトリックの閾値より低下した時に、終了及び再集合( reconvene )メッセージを生成する生成ステップと、
再集合BSS−IDを有し802 . 11標準パラメータが変更された再集合BSSを選択し、該再集合BSSが動作可能になる時間を設定するステップと、
前記BSS内の全てのSTAに前記終了及び再集合メッセージを伝送するステップと、
前記再集合BSSを前記設定された時間に実施するステップとを含み、
前記生成ステップは、複数の終了及び再集合フレームを伝送することを含むことを特徴とするIEEE802.11標準WLANにおける802.11標準パラメータの変更方法。 - 現チャネルで動作する基本サービスセット(BSS)にて接続された複数のステーション(STA)を有し、ディリバリトラヒック指示メッセージを含むビーコンフレームを選択してターゲットビーコン送信時間にブロードキャストする、IEEE802 . 11標準無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)における802 . 11標準パラメータの変更方法において、
前記802 . 11標準WLANに対するパフォーマンスメトリックを決定するステップと、
モニタ管理エンティティにより前記802 . 11標準WLANのパフォーマンスを監視する監視ステップと、
前記WLANの前記パフォーマンスがパフォーマンスメトリックの閾値より低下した時に、終了及び再集合( reconvene )メッセージを生成する生成ステップと、
再集合BSS−IDを有し802 . 11標準パラメータが変更された再集合BSSを選択し、該再集合BSSが動作可能になる時間を設定するステップと、
前記BSS内の全てのSTAに前記終了及び再集合メッセージを伝送するステップと、
前記再集合BSSを前記設定された時間に実施するステップとを含み、
前記監視ステップは、1つのSTAを再始動STAとして指定することを含み、前記生成ステップは、前記BSS内の全てのSTAが終了及び再集合メッセージを受信するまで、前記再始動STAにより終了及び再集合メッセージを生成することを含むことを特徴とするIEEE802.11標準WLANにおける802.11標準パラメータの変更方法。 - 現チャネルで動作する基本サービスセット(BSS)にて接続された複数のステーション(STA)を有し、ディリバリトラヒック指示メッセージを含むビーコンフレームを選択してターゲットビーコン送信時間にブロードキャストする、IEEE802 . 11標準無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)における802 . 11標準パラメータの変更方法において、
前記802 . 11標準WLANに対するパフォーマンスメトリックを決定するステップと、
モニタ管理エンティティにより前記802 . 11標準WLANのパフォーマンスを監視する監視ステップと、
前記WLANの前記パフォーマンスがパフォーマンスメトリックの閾値より低下した時に、終了及び再集合( reconvene )メッセージを生成する生成ステップと、
再集合BSS−IDを有し802 . 11標準パラメータが変更された再集合BSSを選択し、該再集合BSSが動作可能になる時間を設定するステップと、
前記BSS内の全てのSTAに前記終了及び再集合メッセージを伝送するステップと、
前記再集合BSSを前記設定された時間に実施するステップとを含み、
前記生成ステップは、複数の終了及び再集合フレームを伝送することを含むことを特徴とするIEEE802.11標準WLANにおける802.11標準パラメータの変更方法。
Applications Claiming Priority (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US24554600P | 2000-11-02 | 2000-11-02 | |
US24564600P | 2000-11-02 | 2000-11-02 | |
US60/245,646 | 2001-03-05 | ||
US09/800,334 | 2001-03-05 | ||
US09/800,334 US6839331B2 (en) | 2000-11-02 | 2001-03-05 | Method to dynamically change all MIB parameters of a wireless data network |
US60/245,546 | 2001-03-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002185474A JP2002185474A (ja) | 2002-06-28 |
JP3963700B2 true JP3963700B2 (ja) | 2007-08-22 |
Family
ID=27399862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001330170A Expired - Fee Related JP3963700B2 (ja) | 2000-11-02 | 2001-10-29 | Ieee802.11標準wlanにおける802.11標準パラメータの変更方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6839331B2 (ja) |
EP (1) | EP1206070A3 (ja) |
JP (1) | JP3963700B2 (ja) |
Families Citing this family (60)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7251232B1 (en) * | 2000-11-22 | 2007-07-31 | Cisco Technology, Inc. | Point-controlled contention arbitration in multiple access wireless LANs |
US7120129B2 (en) * | 2001-03-13 | 2006-10-10 | Microsoft Corporation | System and method for achieving zero-configuration wireless computing and computing device incorporating same |
US7564895B2 (en) * | 2001-03-29 | 2009-07-21 | Nortel Networks Limited | Method and apparatus for monitoring channel frequency response |
US7346357B1 (en) * | 2001-11-08 | 2008-03-18 | At&T Corp. | Frequency assignment for multi-cell IEEE 802.11 wireless networks |
US20030087645A1 (en) * | 2001-11-08 | 2003-05-08 | Kim Byoung-Jo J. | Frequency assignment for multi-cell IEEE 802.11 wireless networks |
US7406319B2 (en) | 2001-11-19 | 2008-07-29 | At&T Corp. | WLAN having load balancing by access point admission/termination |
US7400901B2 (en) | 2001-11-19 | 2008-07-15 | At&T Corp. | WLAN having load balancing based on access point loading |
US7840221B1 (en) | 2001-11-19 | 2010-11-23 | At&T Intellectual Property Ii, L.P. | WLAN having load balancing by beacon power adjustments |
JP4759223B2 (ja) * | 2002-04-08 | 2011-08-31 | エアマグネット, インコーポレイテッド | ローカルエリアにおけるステーションの状態決定 |
FR2841716B1 (fr) * | 2002-06-28 | 2005-02-04 | Thomson Licensing Sa | Procede de creation d'un nouveau reseau de communication par un terminal sans fil et terminal mettant en oeuvre le procede |
US7155230B2 (en) * | 2002-08-19 | 2006-12-26 | Intel Corporation | Dynamic frequency selection and radar detection with a wireless LAN |
US8937928B2 (en) * | 2002-08-23 | 2015-01-20 | Koninklijke Philips N.V. | Frequency hopping in 5GHz WLAN via dynamic frequency selection |
EP1532822A4 (en) | 2002-08-28 | 2010-09-01 | Symbol Technologies Inc | PERSONAL NETWORKS |
US7164663B2 (en) * | 2002-09-17 | 2007-01-16 | Broadcom Corporation | Method and system for providing an intelligent switch in a hybrid wired/wireless local area network |
US7231215B2 (en) | 2002-11-07 | 2007-06-12 | Infineon Technologies Wireless Solutions Sweden Ab | Method and a central control unit for channel switching in a packet-based wireless communication network |
KR100457537B1 (ko) * | 2002-12-02 | 2004-11-17 | 삼성전자주식회사 | 애드-혹 네트워크에서의 전력 소모 감소 장치 및 방법 |
US7787437B2 (en) * | 2003-02-03 | 2010-08-31 | Sony Corporation | Wireless communication system, apparatus, method and computer program product including timed beacon transmission control |
JP2006519541A (ja) * | 2003-02-27 | 2006-08-24 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | Ieee802.11ibsswlanにおける適応型atimウィンドウを使用する電力管理 |
DE602004019634D1 (de) * | 2003-02-27 | 2009-04-09 | Koninkl Philips Electronics Nv | Ndung eines end-of-atim-rahmens und einer dynamisch bestimmten atim-periode |
US20060193296A1 (en) * | 2003-02-27 | 2006-08-31 | Zhun Zhong | Apparatus and method to optimize power management in an independent basis service set of a wireless local area network |
US7333460B2 (en) * | 2003-03-25 | 2008-02-19 | Nokia Corporation | Adaptive beacon interval in WLAN |
US7385948B2 (en) * | 2003-04-03 | 2008-06-10 | Airmagnet, Inc. | Determining the state of a station in a local area network |
TWI241815B (en) * | 2003-04-04 | 2005-10-11 | Admtek Inc | Frame transmission method of WLAN and data structure thereof |
US7990883B2 (en) * | 2003-05-16 | 2011-08-02 | Sony Corporation | Communication system, communication method, communication apparatus, communication control method, and computer program |
KR100526182B1 (ko) * | 2003-05-30 | 2005-11-03 | 삼성전자주식회사 | 멀티 채널을 이용한 무선 랜 통신방법 |
US7817961B2 (en) * | 2003-07-11 | 2010-10-19 | Nokia Corporation | Beacon transmission in short-range wireless communication systems |
WO2005011312A2 (en) | 2003-07-16 | 2005-02-03 | Interdigital Technology Corporation | Method and system for transferring information between network management entities of a wireless communication system |
JP4223901B2 (ja) * | 2003-09-03 | 2009-02-12 | 富士通株式会社 | 通信中継方法及び装置 |
US7016684B2 (en) | 2003-12-01 | 2006-03-21 | Interdigital Technology Corporation | Wireless communication method and apparatus for implementing access point startup and initial channel selection processes |
US7454214B2 (en) | 2003-12-01 | 2008-11-18 | Interdigital Technology Corporation | Wireless communication method and apparatus for optimizing access point channel selection |
US7359339B2 (en) * | 2003-12-23 | 2008-04-15 | Lenovo Singapore Pte Ltd | Smart access point |
CN100461730C (zh) * | 2004-02-06 | 2009-02-11 | 皇家飞利浦电子股份有限公司 | 用于动态信标周期的***、网络、装置和方法 |
BRPI0507424A (pt) * | 2004-02-06 | 2007-06-26 | Koninkl Philips Electronics Nv | método para um protocolo de balizamento, e, aparelho de balizamento com aberturas |
WO2005076533A1 (en) * | 2004-02-06 | 2005-08-18 | Koninklijke Philips Electronics, N.V. | A system and method for a dynamic beacon period in a mac distributed reservation protocol |
JP2005333360A (ja) * | 2004-05-19 | 2005-12-02 | Sony Corp | 無線通信システム、無線通信方法及び装置 |
WO2006018898A1 (ja) * | 2004-08-20 | 2006-02-23 | Fujitsu Limited | 無線ネットワークシステム |
US7706326B2 (en) * | 2004-09-10 | 2010-04-27 | Interdigital Technology Corporation | Wireless communication methods and components that implement handoff in wireless local area networks |
KR100570825B1 (ko) * | 2004-09-30 | 2006-04-12 | 삼성전자주식회사 | 무선 랜 시스템에서 인접 bss간의 간섭 감지 장치 및방법 |
JP4480563B2 (ja) * | 2004-12-08 | 2010-06-16 | Okiセミコンダクタ株式会社 | 無線LAN基地局装置のQoS制御方法 |
EP1670179B1 (en) | 2004-12-09 | 2007-11-28 | Research In Motion Limited | Apparatus and methods for two or more delivery traffic indication message (DTIM) periods in wireless networks |
KR101094258B1 (ko) * | 2004-12-30 | 2011-12-19 | 재단법인서울대학교산학협력재단 | 무선랜 시스템의 액세스 포인트 및 그의 동작 상태 진단방법 |
US7593417B2 (en) | 2005-01-21 | 2009-09-22 | Research In Motion Limited | Handling broadcast and multicast traffic as unicast traffic in a wireless network |
ATE445989T1 (de) * | 2005-01-21 | 2009-10-15 | Research In Motion Ltd | Mehrere ieee-802.11- zustellungsbenachrichtigungsperioden (dtim) |
US7881238B2 (en) * | 2005-06-30 | 2011-02-01 | Microsoft Corporation | Efficient formation of ad hoc networks |
JP4563882B2 (ja) * | 2005-07-06 | 2010-10-13 | Okiセミコンダクタ株式会社 | 無線lanシステムおよびその通信方法 |
US7558604B2 (en) * | 2005-11-25 | 2009-07-07 | Lenovo (Singapore) Pte. Ltd. | Method and apparatus for remote discovery of client and access point settings in a wireless LAN |
US7925765B2 (en) * | 2006-04-07 | 2011-04-12 | Microsoft Corporation | Cooperative diagnosis in a wireless LAN |
KR100801876B1 (ko) * | 2006-07-28 | 2008-02-11 | 지씨티 세미컨덕터 인코포레이티드 | 무선랜 및 블루투스를 이용한 음성 데이터 전송 방법 및시스템 |
WO2008027907A2 (en) * | 2006-08-29 | 2008-03-06 | Qualcomm Incorporated | Concurrent operation in multiple wireless local area networks |
US9332496B2 (en) * | 2006-11-28 | 2016-05-03 | Marvell World Trade Ltd. | Enhanced IEEE power save in ad hoc wireless mode |
US8169998B2 (en) * | 2006-12-21 | 2012-05-01 | Broadcom Corporation | Method and system for an AD HOC wireless network with master control of network parameters |
JP5152187B2 (ja) * | 2007-07-24 | 2013-02-27 | 日本電気株式会社 | 無線通信システム及びその節電方法 |
US8254905B2 (en) * | 2008-07-07 | 2012-08-28 | Cisco Technology, Inc. | Service monitoring and disconnection notification in a wireless gateway device |
CN101754271B (zh) * | 2008-12-09 | 2014-04-30 | 华为终端有限公司 | 主控节点的协商方法及装置 |
US8369257B2 (en) * | 2008-12-31 | 2013-02-05 | Stmicroelectronics, Inc. | Reliable and deterministic communication protocol |
US8885553B2 (en) | 2010-04-02 | 2014-11-11 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Packet routing method, proxy server and apparatus |
JP5289187B2 (ja) * | 2009-05-21 | 2013-09-11 | キヤノン株式会社 | 通信装置、その制御方法及びプログラム |
US9008045B2 (en) * | 2012-04-12 | 2015-04-14 | Time Warner Cable Enterprises Llc | Handoffs between access points in a Wi-Fi environment |
US9608859B2 (en) * | 2013-10-25 | 2017-03-28 | Aruba Networks, Inc. | System, apparatus and method for reducing failover time through redundancy using virtual access points |
WO2018056679A1 (ko) * | 2016-09-21 | 2018-03-29 | 엘지전자 주식회사 | 무선랜 시스템에서 프레임을 수신하는 방법 및 이를 이용한 무선 단말 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5353331A (en) * | 1992-03-05 | 1994-10-04 | Bell Atlantic Network Services, Inc. | Personal communications service using wireline/wireless integration |
US6092117A (en) | 1994-09-02 | 2000-07-18 | Packard Bell Nec | System and method for automatically reconnecting a wireless interface device to a host computer |
US5933420A (en) | 1996-04-30 | 1999-08-03 | 3Com Corporation | Method and apparatus for assigning spectrum of a wireless local area network |
US5787080A (en) * | 1996-06-03 | 1998-07-28 | Philips Electronics North America Corporation | Method and apparatus for reservation-based wireless-ATM local area network |
US5958018A (en) * | 1996-10-30 | 1999-09-28 | Lucent Technologies Inc. | Wireless services data network translating mac address to asynchronous transfer mode (ATM) address |
US5991287A (en) * | 1996-12-30 | 1999-11-23 | Lucent Technologies, Inc. | System and method for providing seamless handover in a wireless computer network |
FI103084B (fi) * | 1997-01-20 | 1999-04-15 | Nokia Telecommunications Oy | Pakettiradioverkko ja menetelmä reititysalueen päivittämiseksi |
US6049549A (en) | 1997-08-14 | 2000-04-11 | University Of Massachusetts | Adaptive media control |
US6393482B1 (en) * | 1997-10-14 | 2002-05-21 | Lucent Technologies Inc. | Inter-working function selection system in a network |
US6345043B1 (en) * | 1998-07-06 | 2002-02-05 | National Datacomm Corporation | Access scheme for a wireless LAN station to connect an access point |
US6160804A (en) * | 1998-11-13 | 2000-12-12 | Lucent Technologies Inc. | Mobility management for a multimedia mobile network |
US6473413B1 (en) * | 1999-06-22 | 2002-10-29 | Institute For Information Industry | Method for inter-IP-domain roaming across wireless networks |
US6332077B1 (en) * | 1999-07-29 | 2001-12-18 | National Datacom Corporation | Intelligent roaming in AGV application |
TW453070B (en) * | 2000-01-17 | 2001-09-01 | Accton Technology Corp | Wireless network communication system and method with double packet filtering function |
-
2001
- 2001-03-05 US US09/800,334 patent/US6839331B2/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-10-29 JP JP2001330170A patent/JP3963700B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2001-10-31 EP EP01126030A patent/EP1206070A3/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6839331B2 (en) | 2005-01-04 |
EP1206070A3 (en) | 2003-08-20 |
EP1206070A2 (en) | 2002-05-15 |
JP2002185474A (ja) | 2002-06-28 |
US20020131371A1 (en) | 2002-09-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3963700B2 (ja) | Ieee802.11標準wlanにおける802.11標準パラメータの変更方法 | |
JP6828116B2 (ja) | 無線lanシステムにおけるスキャニング方法 | |
US10499333B2 (en) | Triggered target wake time operation | |
EP1562333B1 (en) | Wireless communication system, wireless communication apparatus and wireless communication methods for implementing radar wave detection | |
US7330472B2 (en) | System and method for hybrid coordination in a wireless LAN | |
JP2008544704A (ja) | アドホックモードでのワイヤレスネットワークのビーコン生成における節電のための方法及び装置 | |
JP2008547326A (ja) | アドホックモードでのワイヤレスネットワークのビーコン生成における節電のための方法及び装置 | |
KR100621074B1 (ko) | 무선 네트워크에서 충돌 없이 링크 조정을 수행하는 방법 | |
JP2005236819A (ja) | 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法、並びにコンピュータ・プログラム | |
KR20240073883A (ko) | Wi-fi 인식 절전 | |
OA18323A (en) | Triggered target wake time operation |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040611 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060901 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060911 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060912 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061016 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070522 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070522 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |