JP3961859B2 - 敷鉄板の連結具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、建設工事現場の床面に敷設される敷鉄板の連結具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、建設工事現場等の軟弱地盤上等では、車両を通行し易くするために、敷鉄板を敷設して仮設道路等を形成している。しかしながら、敷鉄板を敷設してなる仮設道路等では、ダンプカー等の大型車両やクレーン車、ショベルカー等のキャタピラ重機等が敷鉄板の上を走行したり、敷鉄板の上で作業を行うため、車両や重機が方向転換した際の荷重によって、敷鉄板の位置がずれたり、沈下したりすることがある。
【0003】
そこで、敷鉄板の位置のずれや沈下を防止するために、軟弱地盤上等に敷設した複数枚の敷鉄板の端面を突き合わせた状態で、敷鉄板どうしを連結する様々な技術が採用されている。このような技術としては、例えば図8に示すように、隣接する敷鉄板105、105の縁部間に鉄筋棒200を挟み込み、この鉄筋棒200を敷鉄板105、105の上面に溶接することによって、鉄筋棒200を介して隣接する敷鉄板105、105どうしを連結し、敷鉄板105の位置のずれや沈下を防止することが知られている。
【0004】
しかしながら、上述した技術では、雨天時の溶接作業にともなう漏電対策や、工事完了後に溶接された鉄筋棒200のガス切断作業等を要するので、施工に手間がかかり、コストの増加につながっていた。また、溶接およびガス切断することによって、敷鉄板105が損傷するので、敷鉄板105のリース料の他に、敷鉄板105の損料も発生していた。
【0005】
これに対して、特開平10-325105号公報には、図9および図10に示すように、隣接する敷鉄板105、105どうしを、連結具150によって連結する技術が記載されている。この連結具150は、上部固定具101、下部固定具104、ボルト112等を備えている。上部固定具101の中央には凹部102が形成され、この凹部102には下部固定具104の貫通孔113と連通した貫通孔103が形成されている。そして、上部固定具101の貫通孔103から敷鉄板105、105の端面間を通してボルト112を下部固定具104の貫通孔113に螺合させることによって、隣接する敷鉄板105、105の端部を上部固定具101と下部固定具104とによって挟みつけるようにしたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した公報の技術では、敷鉄板の端面間には、ボルトを通すための隙間が形成されている。よって、敷鉄板を軟弱地盤上に敷設する場合には、敷鉄板の端面間の隙間から、土砂等が敷鉄板上に流れ込むので、車両等が通行するたびに土砂等が飛び散って、敷鉄板を敷設した後でも、他の作業に支障をきたしていた。
【0007】
上記事情に鑑み、本発明の課題は、溶接することなく敷鉄板どうしを連結でき、連結される敷鉄板の端面間に隙間が形成されない敷鉄板の連結具を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、請求項1記載の発明は、例えば図1〜図7に示すように、隣接する敷鉄板1、1を、その互いに対向する端面1a、1aどうしを当接させた状態で連結する敷鉄板1の連結具10であって、前記敷鉄板1、1の端面1a、1aと直交する側端面1b、1b側から、隣接する敷鉄板1、1の上下面を挟むようにして両敷鉄板1、1に係合する断面コ字状の連結具本体2と、この連結具本体2と前記両敷鉄板1、1の上面との間にそれぞれ打ち込まれる楔材3とを備えており、
前記連結金具本体2の対向する内壁間隔が、前記敷鉄板1の厚さより大きくなっており、
前記連結具本体2と両敷鉄板1の上面との間にそれぞれ前記楔材3が打ち込まれた状態で、該楔材3を連結具本体2に固定する固定手段(ボルト)4を備えたことを特徴とする。
【0009】
請求項1記載の発明によれば、隣接する敷鉄板の互いに対向する端面どうしを当接させたうえで、連結具本体を敷鉄板の端面と直交する側端面側から、隣接する敷鉄板の上下面を挟むようにして両敷鉄板に係合し、この状態で連結具本体と前記両敷鉄板の上面との間に楔材をそれぞれハンマ等によって打ち込むと、該楔材が両敷鉄板の上面と連結具本体との双方に圧接し、これによって、両敷鉄板を楔材を介して連結具本体によって連結することができる。つまり、敷鉄板どうしを溶接することなく、かつ、敷鉄板の端面間に隙間を形成することなく連結できる。
【0010】
また、楔材は、その側面をハンマ等によって叩くことによって、連結具本体と敷鉄板の上面との間から容易に引き抜くことができるので、敷鉄板どうしの連結を容易に解除できる。
【0012】
また、楔材を連結具本体に固定する固定手段を備えているので、車両等が敷鉄板上を通過した際の振動によって、楔材が連結具本体から抜けるのを防止することができる。したがって、隣接する敷鉄板どうしを確実に連結することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図7を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
敷鉄板1の連結具10は、図1〜図4に示すように、隣接する敷鉄板1、1を、その互いに対向する端面1a、1aどうしを当接させた状態で連結するものであって、連結具本体2と、楔材3と、固定手段4とを備えている。ここで、敷鉄板1は、平面視矩形状の厚さXの鋼板で形成されている。
【0014】
連結具本体2は、図1および図2に示すように、平面視矩形状の厚さZの鋼板を工場等で予め溶接することによって、断面視コ字状に形成されたものである。そして、この連結具本体2は、隣接する敷鉄板1、1の端面1a、1aと直交する側端面1b、1b側から、隣接する敷鉄板1、1の上下面を挟むようにして両敷鉄板1、1に係合するようになっている。この連結具本体2は、図2(a)に示すように、幅A、奥行き2A、高さYで形成されており、対向配置された2枚の鋼板2a、2dの内壁間隔は、敷鉄板1の厚さXより大きくなっている。つまり、連結具本体2の高さYから対向配置された2枚の鋼板2a、2dの厚さ2Z分を引いた値(Y−2Z)が、敷鉄板1の厚さX分より大きくなっている。
【0015】
また、連結具本体2の上面となる鋼板2aには、連結具本体2の内壁と外壁とに連通する貫通孔2c、2cが2ヶ所設けられている。これら貫通孔2c、2cは、幅方向の中心線に沿って、連結具2の両端面2b、2bから奥行きの約四分の1の位置にそれぞれ配置されており、その壁面はボルト4が螺合するためのねじ穴になっている。なお、連結具本体2の表面の全周には、ペンキ等が塗布されており、錆等が発生しにくくなっている。
【0016】
楔材3は、図1および図3に示すように、連結具本体2と両敷鉄板1、1の上面との間に対向するようにしてそれぞれ打ち込まれる平面視矩形状の硬質ゴムであって、その幅はA、奥行きは1/2A、高さはTで形成されている。そして、この楔材2の上面は、底面3cに対して水平な第1上面3a(図3(b)中右側)と、この第1上面3aの左端から図3(b)中左側に向かって漸次高さが低くなる第2上面3bとで形成されている。ここで、楔材3の高さTは、連結具本体2の内壁間隔(Y−2Z)から敷鉄板1の厚さXを引いた値より大きくなっている。
【0017】
固定手段4は、連結具本体2と両敷鉄板1、1の上面との間にそれぞれ2つの楔材3、3が打ち込まれた状態で、これら楔材3、3を連結具本体2にそれぞれ固定するものであって、2本のボルト4、4で構成されている。これらボルト4、4は、2つの貫通孔2c、2cにそれぞれ螺合して、それぞれの先端部で、それぞれの楔材3の第2上面3bを押圧することによって、2つの楔材3、3が連結具本体2から抜けるのを防止している。
【0018】
次に、上述した連結具10を用いて、敷鉄板1、1を軟弱地盤上に敷設する敷鉄板1の敷設方法を説明する。
まず、クレーン等の重機で敷鉄板1をそれぞれ吊り上げ、敷鉄板1をその互いに対向する端面どうしが当接するようにして軟弱地盤上に敷設する。そして、隣接する敷鉄板1、1の端面1a,1aと直交する側端面1b、1b側から、隣接する敷鉄板1、1の上下面を挟むようにして連結具本体2を両敷鉄板1、1に係合させる。
【0019】
次に、図1中の2点鎖線に沿うようにして、連結具本体2と両敷鉄板1、1の上面との間に2つの楔材3、3の第2上面3b、3b側をそれぞれ挿入し、ハンマで楔材3、3の側面3d、3dをそれぞれ叩き、連結具本体2と敷鉄板1の上面との間に2つの楔材3、3をそれぞれ打ち込む。そして、連結具本体2の貫通孔2c、2cにそれぞれボルト4、4を螺合させ、その先端部で楔材3、3の第2上面3b、3bをそれぞれ押圧する。以下同様にして、上述した敷鉄板1の敷設方法を所定回数繰り返して行って、複数の敷鉄板1を順次連結していていく。
【0020】
以上、第1の実施の形態によれば、隣接する敷鉄板1、1の互いに対向する端面1a、1aどうしを当接させたうえで、連結具本体2を両敷鉄板1、1の端面1a、1aと直交する側端面1b、1b側から、隣接する敷鉄板1、1の上下面を挟むようにして両敷鉄板1、1に係合する。そして、この状態で連結具本体2と前記両敷鉄板1、1の上面との間に2つの楔材3、3をそれぞれハンマ等によって打ち込むと、これら楔材3、3が両敷鉄板1、1の上面と連結具本体2との双方に圧接し、これによって、両敷鉄板1、1を2つの楔材3、3を介して連結具本体2によって連結することができる。つまり、敷鉄板1、1どうしを溶接することなく、かつ、敷鉄板1、1の端面1a、1a間に隙間を形成することなく連結できる。
【0021】
また、2つの楔材3、3は、それぞれの側面3d、3dをハンマ等によって叩くことによって、連結具本体2と敷鉄板1の上面との間から容易に引き抜くことができるので、敷鉄板1、1どうしの連結を容易に解除できる。
【0022】
また、2つの楔材3、3を連結具本体2にそれぞれ固定するボルト4、4を備えており、これらボルト4、4が貫通孔2c、2cにそれぞれ螺合して、それぞれの先端部で第2上面3bをそれぞれ押圧しているので、車両等が敷鉄板1上を通過した際の振動によって、楔材3が連結具本体2から抜けるのを防止することができる。したがって、隣接する敷鉄板1、1どうしを確実に連結することができる。
【0023】
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態の敷鉄板1の連結具20が第1の実施の形態と異なる点は、図5に示すように、楔材30の材質と固定手段40の形状であって、その他の構成要素については、第1の実施の形態と同様である。したがって、第2の実施の形態において、第1の実施の形態と同一構成要素には同一符号を付して、その説明を省略する。
【0024】
楔材30は、木材で形成されており、その他の構成は第1の実施の形態と同様であるので、その説明は省略する。
【0025】
固定手段40は、第1の実施の形態と同様にして、2つの楔材30、30を連結具本体2にそれぞれ固定するものであって、2本の木ねじ40、40で構成されている。これら木ねじ40、40は、2つの貫通孔2cにそれぞれ挿入されて、それぞれの先端部が第2上面30bから楔材3内にそれぞれねじ込まれることによって、楔材30が連結具本体2から抜けるのを防止している。
【0026】
次に、上述した連結具20を用いて、敷鉄板1、1を軟弱地盤上に敷設する敷鉄板1の敷設方法を説明する。
まず、第1の実施の形態と同様にして、連結具本体2を両敷鉄板1、1に係合させ、連結具本体2と敷鉄板1の上面との間に2つの楔材30、30をそれぞれ打ち込む。次に、連結具本体2の貫通孔2c、2cにそれぞれ木ねじ40を挿入させ、その先端部を楔材30の第2上面3bにそれぞれねじ込ませる。そして、以下同様にして、上述した敷鉄板1の敷設方法を所定回数繰り返して行って、複数の敷鉄板1を順次連結していていく。
【0027】
第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果の他に、楔材30が木材で形成されているので、木ねじ40の先端部を楔材30の第2上面30bに容易にねじ込ませることができ、楔材30が連結具本体2から抜けるのを容易に防止することができる。したがって、隣接する敷鉄板1、1どうしを確実に連結することができる。
【0028】
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態の敷鉄板1の連結具50が第1の実施の形態と異なる点は、図6および図7に示すように、固定手段45の形状であって、その他の構成要素については、第1の実施の形態と同様である。したがって、第3の実施の形態において、第1の実施の形態と同一構成要素には同一符号を付して、その説明を省略する。なお、第3の実施の形態の連結具本体2の上面には、第1の実施の形態で設けられていた貫通孔2cが設けられていなくてもよい。
【0029】
固定手段45は、第1の実施の形態と同様にして、2つの楔材3を連結具本体2にそれぞれ固定するものであって、3本の鋼材を溶接することによって平面視コ字状に形成されている。この固定手段45の対向配置された2つの鋼材45a、45bの内壁間隔は、連結具本体2に固定された2つの楔材3、3の側面3d、3d間隔より若干狭くなっている。そして、図6中の2点鎖線に沿うようにして、この固定手段45の2つの鋼材45a、45bを、2つの楔材3、3の側面3d、3d間に係合させることによって、連結具本体2と敷鉄板1の上面との間に2つの楔材3、3が打ち込まれた状態で、固定手段45は2つの楔材3、3の側面3d、3dをそれぞれ連結具本体2に向けて常に押圧するようになっている。ここで、固定手段45の高さは、楔材3の高さTとほぼ同じになっている。また、固定手段45が楔材3の側面3d、3d間に係合された状態で、固定手段45の端部は敷鉄板1の縁部から突出しないようになっている。
【0030】
次に、上述した連結具50を用いて、敷鉄板1、1を軟弱地盤上に敷設する敷鉄板1の敷設方法を説明する。
まず、第1の実施の形態と同様にして、連結具本体2を両敷鉄板1、1に係合させ、連結具本体2と敷鉄板1の上面との間に2つの楔材3、3をそれぞれ打ち込む。次に、固定手段45の対向配置された2つの鋼材45a、45bで、2つの楔材3、3の側面3d、3d間を挟み込むようにして、固定手段45を2つの楔材3、3の側面3d、3d間に係合させる。そして、以下同様にして、上述した敷鉄板1の敷設方法を所定回数繰り返して行って、複数の敷鉄板1を順次連結していていく。
【0031】
第3の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果の他に、固定手段45の2つの鋼材45a、45bで、2つの楔材3、3の側面3d、3d間を挟み込むようにして、2つの楔材3、3に係合させることによって、固定手段45が2つの楔材3、3の側面3d、3dを連結具本体2に向けて常に押圧するようになっているので、楔材3が連結具本体2から抜けるのを確実に防止することができる。また、ボルト4や木ねじ40を用いることなく、楔材3を連結具本体2に固定することができるので、第1および第2の実施の形態の固定手段4、40と比して、固定手段45の取付けが容易である。
【0032】
なお、本実施の形態の固定手段は、ボルト、木ねじまたは平面視コ字状部材を用いて、楔材を連結具本体に固定するようにしたが、楔材が連結具本体から抜けないようにできるのであれば、番線で連結具本体と楔材とを結びつけるようにしてもよい。
【0033】
また、第1および第3の実施の形態において、楔材を硬質ゴムで形成したが、木材で形成するようにしてもよい。
さらに、第1〜第3実施の形態では、楔材を連結具本体に固定する固定手段を用いたが、この固定手段は無くてもよい。この場合、敷鉄板上を走行する車両の振動等に起因して、楔材が連結具本体から緩んだり、外れたりする場合があるが、この場合、ハンマー等で楔材を打ち込み直すことによって、楔材の緩みや外れを容易に修復できる。
【0034】
【発明の効果】
以上のように、請求項1記載の発明によれば、隣接する敷鉄板の対向する端面どうしを当接させたうえで、連結具本体を敷鉄板の端面と直交する側端面側から両敷鉄板に係合し、この状態で連結具本体と前記両敷鉄板の上面との間に楔材をそれぞれハンマ等によって打ち込むと、敷鉄板どうしを溶接することなく、かつ、敷鉄板の端面間に隙間を形成することなく連結できる。また、楔材は、その側面をハンマ等によって叩くことによって、敷鉄板どうしの連結を容易に解除できる。
【0035】
また、楔材を連結具本体に固定する固定手段を備えているので、楔材が連結具本体から抜けるのを防止することができる。したがって、隣接する敷鉄板どうしを確実に連結することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の一例を示すもので、敷鉄板の連結具を示す斜視図である。
【図2】同、(a)は連結具本体の平面図であり、(b)は図2(a)におけるA−A線断面図である。
【図3】同、(a)は楔材の平面図であり、(b)は楔の側面図である。
【図4】同、複数の敷鉄板を連結させた状態を示す敷鉄板の連結具の斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の一例を示すもので、敷鉄板の連結具を示す斜視図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の一例を示すもので、敷鉄板の連結具を示す斜視図である。
【図7】同、複数の敷鉄板を連結させた状態を示す敷鉄板の連結具の斜視図である。
【図8】従来の敷鉄板の連結具を示す斜視図である。
【図9】従来の敷鉄板の連結具であり、図10におけるA―A線断面図である。
【図10】従来の敷鉄板どうしを連結した状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 敷鉄板
1a 互いに対向する端面
1b 直交する側端面
2 連結具本体
3 楔材
4 固定手段
10 連結具
Claims (1)
- 隣接する敷鉄板を、その互いに対向する端面どうしを当接させた状態で連結する敷鉄板の連結具であって、前記敷鉄板の端面と直交する側端面側から、隣接する敷鉄板の上下面を挟むようにして両敷鉄板に係合する断面コ字状の連結具本体と、この連結具本体と前記両敷鉄板の上面との間にそれぞれ打ち込まれる楔材とを備えており、
前記連結金具本体の対向する内壁間隔が、前記敷鉄板の厚さより大きくなっており、
前記連結具本体と両敷鉄板の上面との間にそれぞれ前記楔材が打ち込まれた状態で、該楔材を連結具本体に固定する固定手段を備えたことを特徴とする敷鉄板の連結具。
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