JP3959451B2 - 画像読取システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、帳票上に記録された文字及びバーコード、イメージ等を読み取る画像読取システムに関するものであり、特にレイアウトの異なる複数種類の帳票が読み取る場合に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像読取システムでは、レイアウトの異なる複数種類の帳票を読み取る場合、あらかじめ帳票種類ごとにレイアウト情報をデータベースに保存しておき、帳票に付された帳票種類をあらわす記号(以下、シートID)や罫線の特徴、から前記データベースを検索して、レイアウト情報を求め、レイアウト情報が示す領域にある文字、バーコード、イメージ等を認識したり、その領域のイメージを切出していた。
【0003】
バーコードが印字されている帳票を読取る場合は、バーコードに帳票発行企業情報を記録し、該帳票発行企業コード情報とレイアウト情報を対応させてデータベースに保存しておき、帳票発行企業情報で前記データベースを検索し、レイアウト情報を読み出して、レイアウト情報が示す領域にある文字、バーコード、イメージ等を認識したり、その領域のイメージを切出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、料金支払い帳票等では、シートIDが付されていない場合があり、この場合、新たにシートIDを追加することはできないため、帳票のレイアウト識別が不可能である。
さらに、罫線の特徴による帳票識別方法では、領収印が押印されたりバーコードが印字された帳票を読み取ると、帳票に押印された領収印やバーコードも認識するため、領収印の有無、バーコードの印字サイズ等により、レイアウトの識別が困難になる問題があった。
【0005】
さらに、バーコードが印字されている帳票を読取る場合、同一企業が複数の帳票レイアウトをデータベースに格納していると帳票レイアウトを特定することが困難である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
レイアウトが異なる複数種類の帳票のイメージを入力する画像入力手段と、入力された帳票イメージのバーコードを探索、認識して帳票の種類を特定するためのキー情報を求めるバーコード探索認識手段と、帳票の種類を特定するキー情報と帳票レイアウト情報が登録されている帳票レイアウトデータベースと、前記バーコード探索認識手段によって求められた前記キー情報で前記帳票レイアウトデータベースを検索する帳票レイアウト検索手段と、帳票レイアウト情報に登録された位置のイメージを切出すイメージ切出手段とを有する画像読取システムにおいて、帳票レイアウトデータベースに登録されている各キー情報と帳票レイアウト情報に対応した帳票サイズ情報をあらかじめ格納しておき、前記バーコード探索認識手段において、帳票イメージから帳票サイズを求め、入力した帳票イメージのキー情報と帳票サイズを前記帳票レイアウトデータベースのキー情報と帳票サイズと比較して、帳票レイアウトを前記帳票レイアウトデータベースから出力する。
【0007】
他の実施の形態として、サイズ情報の代わりにバーコード位置情報や、指定領域を除いた罫線特徴情報や指定領域を除いた罫線特徴の位置情報をあらかじめ帳票レイアウトデータベースに格納しておき、入力した帳票イメージと比較し、帳票レイアウトを前記帳票レイアウトデータベースから出力することもできる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態例)
第1の実施の形態の構成について図1を用いて以下に説明する。
図1は第1の実施の形態を示すブロック図であり、図2は読取対象の帳票を示す図である。
【0009】
本実施例では、例えば料金支払い帳票用JANコード(Japanese Article Number) のバーコード13が複数段印刷された帳票12を読取対象とし、図1に示す構成を有する画像読取システムを用いて画像読取を行うことにより、入力された帳票イメージの領収書14、領収印15のイメージを取得する。
図1において、1は画像入力部であり、例えばイメージスキャナ、デジタルカメラ等の画像入力デバイスを用いて画像を入力したり、画像ファイルに格納されている画像データを読み出し、帳票イメージを入力するリーダ等で構成されている。
【0010】
また、入力された帳票イメージが傾いていた場合、その傾きを補正するスキュー補正機能を有している。
2は画像データメモリであり、画像入力部1と接続されていて、画像入力部1により入力された帳票イメージを格納する。
3はバーコード探索/認識部であり、画像データメモリ2と後述するバーコード探索/認識部3と接続されていて、画像データメモリ2に格納された帳票イメージを読み出し、帳票イメージ上のバーコードを探索し、検出されたバーコードを認識し、帳票の種類を特定するためのキー情報である、例えば、本発明では帳票発行企業コード (以下、企業コードとする。)を求める。
【0011】
さらに、画像入力部1で入力された帳票イメージの帳票部と帳票の背景部において認識された色の違いにより帳票端を認識し、帳票の縦、横の長さから帳票サイズ情報を取得する。
4はバーコード認識結果メモリであり、前記バーコード探索/認識部3で認識した企業コード情報と帳票サイズ情報を格納する。
【0012】
5は企業コードデータベース (以下、企業コードDBとする。)であり、図4に示すようにバーコード探索/認識部2で認識された帳票サイズと企業コードに対応した帳票レイアウト名を格納しているデータベースである。
6は帳票レイアウトデータベース(以下、帳票レイアウトDBとする。)であり、図5に示すように各帳票レイアウト名とそれに対応する帳票レイアウト情報を格納している。
【0013】
7は帳票レイアウト名検索部であり、バーコード認識結果メモリ4と企業コードDB5と接続されていて、バーコード認識結果メモリ4に格納されている企業コードと帳票サイズ情報を読み出し、企業コードと帳票サイズで企業コードDB5を検索し、企業コードが一致し、帳票サイズが最も近い帳票レイアウト名を取得する。
【0014】
8は、帳票レイアウト検索結果メモリであり、帳票レイアウト名検索部7と接続されていて、帳票レイアウト名検索部7で検出された帳票レイアウト名を格納する。
イメージ切出部9は帳票レイアウト検索結果メモリ8と帳票レイアウトDB6と接続されており、帳票レイアウト検索結果メモリ8から帳票レイアウト名情報を読み出し、該帳票レイアウト名で帳票レイアウトDBを検索し、検出された帳票レイアウト名の領収書位置、領収印位置の帳票レイアウト情報を取得する。
【0015】
この帳票レイアウト情報に従って画像データメモリ2に格納されている帳票イメージから領収書、領収印のイメージを切出す。
10は読取結果メモリであり、イメージ切出部9と接続されていて、イメージ切出部で切出した領収書、領収印イメージを格納する。
制御部11は、すべてのモジュールと接続されていて、システム全体を制御している。
【0016】
第1の実施の形態の作用について図6を用いて以下に説明する。
図6は本実施の形態の作用を示す説明図である。また、図3は図2に示す4段に印刷された帳票12を認識した結果である。
まず、画像入力部1により帳票イメージを入力する。このとき、帳票イメージは、背景を含んで入力され、例えば、帳票は白色、帳票の背景は、黒色で入力されるとする。
【0017】
入力された帳票イメージは画像データメモリ2に送信、格納される(S101)。
画像データメモリ2に格納された帳票イメージをバーコード探索/認識部3により読み出して帳票イメージ上のバーコードを探索し、検出されたバーコードを従来からある認識により認識する(S102)。
【0018】
例えば、図2に示すバーコード13(メインコード)の認識結果は、図3より7 MMMM A C であり、MMMMM の部分から帳票12のレイアウトを特定するための企業コードを取得する。
さらに、画像入力部1で入力された画像の帳票部と帳票の背景部において認識された色の違いにより帳票端を認識し、帳票の縦、横の長さから帳票サイズ情報を取得する。
【0019】
以上により取得された企業コード情報と帳票サイズ情報は、バーコード認識結果メモリ4に送信、格納される(S103)。
帳票レイアウト名検索部7は、バーコード認識結果メモリ4に格納された企業コード情報を読み出し、該企業コードで企業コードDB5を検索し、その企業コードに対応する帳票レイアウト名を検出する。
【0020】
帳票レイアウト名が複数検出されると、バーコード認識結果メモリ4に格納した帳票イメージの帳票サイズ情報を読み出す(S104)と共に企業コードによる検索で検出された複数の帳票レイアウト名の帳票サイズを企業コードDB5から読み出し(S105)、帳票サイズを比較して最も近い帳票サイズを持つ帳票レイアウト名を検出する。
【0021】
検出された帳票レイアウト名は帳票レイアウト検索結果メモリ8に格納される(S106)。
イメージ切出し部9は、帳票レイアウト検索結果メモリ8に格納された帳票レイアウト名を読み出し(S107)、該帳票レイアウト名で帳票レイアウトDB6を検索し(S108)、検出された帳票レイアウト名の領収書位置、領収印位置の帳票レイアウト情報を取得する。
【0022】
この帳票レイアウト情報に従って画像データメモリ2に格納されている帳票イメージから領収書、領収印のイメージを切出し、読取結果メモリ10に格納する(S109)。
以上のように、同一企業が複数の帳票レイアウトを所有する場合でも、企業コードに加えて、帳票サイズ情報を取得することにより帳票のレイアウトを識別することができる。
【0023】
(第2の実施の形態例)
本実施の形態は、同一企業が複数の帳票レイアウトを所有する場合に、企業コード情報に加えて、バーコード位置情報を取得することにより帳票のレイアウトを識別するものである。
本実施の形態の構成は、第1の実施の形態と基本的に同じであるが、バーコード探索/認識部3はバーコードの位置を認識できる機能を有する。
【0024】
さらに、企業コードDB5は、企業コード情報とバーコード位置情報が対応させて格納してある。
第2の実施の形態の作用について図6を用いて以下に説明する。
まず、画像入力部1により帳票イメージを入力する。
入力された帳票イメージは画像データメモリ2に送信、格納される(S101)。
【0025】
画像データメモリ2に格納された帳票イメージをバーコード探索/認識部3により読み出して帳票イメージ上のバーコードを探索して検出されたバーコードを認識し(S102)、企業コード情報、バーコード位置情報を取得する。
以上により取得された企業コード情報とバーコード位置情報は、バーコード認識結果メモリ4に送信、格納される(S103)。
【0026】
帳票レイアウト名検索部7は、バーコード認識結果メモリ4に格納された企業コード情報を読み出し、該企業コードで企業コードDB5を検索し、その企業コードに対応する帳票レイアウト名を検出する。
帳票レイアウト名が複数検出されると、バーコード認識結果メモリ4に格納した帳票イメージのバーコード位置情報を読み出す(S104)と共に企業コードによる検索で検出された複数の帳票レイアウト名のバーコード位置情報を企業コードDB5から読み出し(S105)、バーコード位置を比較して最も近いバーコード位置を持つ帳票レイアウト名を検出する。
【0027】
検出された帳票レイアウト名は帳票レイアウト検索結果メモリ8に格納される(S106)。
イメージ切出し部9は、帳票レイアウト検索結果メモリ8に格納された帳票レイアウト名を読み出し(S107)、該帳票レイアウト名で帳票レイアウトDB6を検索し(S108)、検出された帳票レイアウト名の領収書位置、領収印位置の帳票レイアウト情報を取得する。
【0028】
この帳票レイアウト情報に従って画像データメモリ2に格納されている帳票イメージから領収書、領収印のイメージを切出し、読取結果メモリ10に格納する(S109)。
以上のように、同一企業が複数の帳票レイアウトを所有する場合に、企業コード情報に加えて、バーコード位置情報を取得することにより帳票のレイアウトを識別することができる。
(第3の実施の形態)
本実施の形態は、同一企業が複数の帳票レイアウトを所有する場合に、企業コード情報に加えて、バーコード印字部分と領収印が押印された部分を除外した領域における罫線特徴情報を取得して帳票のレイアウトを識別するものである。
【0029】
本実施の形態の構成は基本的に第1の実施の形態と同じであるが、バーコード探索/認識部3はバーコード印字部分と領収印が押印された部分等を除外した領域における罫線特徴を取得する機能を有する。
さらに、企業コードDB5には、企業コード情報、バーコード印字部分と領収印が押印された部分等を除外した領域における罫線特徴情報、帳票レイアウト名を対応させて格納してある。
【0030】
第3の実施の形態例の作用について図6を用いて以下に説明する。
まず、画像入力部1により帳票イメージを入力する。
入力された帳票イメージは画像データメモリ2に送信、格納される(S101)。
画像データメモリ2に格納された帳票イメージをバーコード探索/認識部3により読み出して帳票イメージ上のバーコードを探索して検出されたバーコードを認識し(S102)、企業コード情報、バーコード印字位置、領収印の押印位置情報を取得する。
【0031】
さらに、前記バーコード位置情報をもとにして、帳票イメージからバーコード印字部分と領収印が押印された部分等を除外した領域における罫線特徴情報を取得する。
以上により取得された企業コード情報とバーコード印字部分と領収印が押印された部分等を除外した領域における罫線特徴情報は、バーコード認識結果メモリ4に送信、格納される(S103)。
【0032】
帳票レイアウト名検索部7は、バーコード認識結果メモリ4に格納された企業コード情報を読み出し(S104)、該企業コードで企業コードDB5を検索し(S105)、その企業コードに対応する帳票レイアウト名を検出する。
帳票レイアウト名が複数検出された場合、バーコード認識結果メモリ4に格納した帳票イメージのバーコード印字部分と領収印が押印された部分等を除外した領域における罫線特徴情報を読み出す(S104)と共に企業コードによる検索で検出された複数の帳票レイアウト名のバーコード印字部分と領収印が押印された部分等を除外した領域における罫線特徴情報を企業コードDB5から読み出し(S105)、帳票イメージのバーコード印字部分と領収印が押印された部分等を除外した領域における罫線特徴情報と最も近い罫線特徴を持つ帳票レイアウト名を検出する。
【0033】
検出された帳票レイアウト名は帳票レイアウト検索結果メモリ8に格納される(S106)。
イメージ切出し部9は、帳票レイアウト検索結果メモリ8に格納された帳票レイアウト名を読み出し(S107)、該帳票レイアウト名で帳票レイアウトDB6を検索し(S108)、検出された帳票レイアウト名の領収書位置、領収印位置の帳票レイアウト情報を取得する。
【0034】
この帳票レイアウト情報に従って画像データメモリ2に格納されている帳票イメージから領収書、領収印のイメージを切出し、読取結果メモリ10に格納する(S109)。
以上のように、バーコード印字部分と領収印が押印された部分等を除外した領域における罫線特徴情報を取得することにより、領収印の有無やバーコードの印字サイズ等に関わらず帳票のレイアウト識別が可能となる。
(第4の実施の形態)
本実施の形態は、同一企業が複数の帳票レイアウトを所有する場合に、企業コード情報に加えて、バーコード印字部分と領収印部分が押印された部分を除外した領域における罫線特徴の位置情報を取得することにより帳票のレイアウトを識別するものである。
【0035】
本実施の形態の構成は基本的に第1の実施の形態と同じであるが、バーコード探索/認識部3はバーコード印字部分と領収印が押印された部分を除いた領域における罫線特徴を取得し、該罫線特徴位置を認識する機能を有する。
さらに、企業コードDB5には、企業コード情報、バーコード印字部分と領収印が押印されている部分を除いた領域における罫線特徴の位置情報、帳票レイアウト名を対応させて格納してある。
【0036】
第4の実施の形態例の作用について図6を用いて以下に説明する。
まず、画像入力部1により帳票イメージを入力する。
入力された帳票イメージは画像データメモリ2に送信、格納される(S101)。
画像データメモリ2に格納された帳票イメージをバーコード探索/認識部3により読み出して帳票イメージ上のバーコードを探索して検出されたバーコードを認識し(S102)、企業コード情報、バーコード印字部分の位置情報と領収印が押印された部分の位置情報を取得する。
【0037】
さらに、前記バーコード印字部分の位置情報と前記領収印が押印された部分の位置情報に基づいて、帳票イメージからバーコード印字部分と領収印が押印された部分を除いた領域における罫線特徴情報とその位置情報を取得する。
以上により取得された企業コード情報とバーコード印字部分と領収印が押印された部分を除いた領域における罫線特徴の位置情報は、バーコード認識結果メモリ4に送信、格納される(S103)。
【0038】
帳票レイアウト名検索部7は、バーコード認識結果メモリ4に格納された企業コード情報を読み出し(S104)、該企業コードで企業コードDB5を検索し(S105)、その企業コードに対応する帳票レイアウト名を検出する。
検索の結果、帳票レイアウト名が複数検出された場合は、バーコード認識結果メモリ4に格納した帳票イメージのバーコード印字部分と領収印が押印された部分を除いた領域における罫線特徴の位置情報を読み出す(S104)と共に企業コードによる検索で検出された複数の帳票レイアウト名のバーコード印字部分と領収印が押印された部分を除いた領域における罫線特徴の位置情報を企業コードDB5から読み出し(S105)、帳票イメージのバーコード印字部分と領収印が押印された部分を除いた領域における罫線特徴の位置情報と最も位置が近い罫線特徴を持つ帳票レイアウト名を検出する。
【0039】
検出された帳票レイアウト名は帳票レイアウト検索結果メモリ8に格納される(S106)。
イメージ切出し部9は、帳票レイアウト検索結果メモリ8に格納された帳票レイアウト名を読み出し(S107)、該帳票レイアウト名で帳票レイアウトDB6を検索し(S108)、検出された帳票レイアウト名の領収書位置、領収印位置の帳票レイアウト情報を取得する。
【0040】
この帳票レイアウト情報に従って画像データメモリ2に格納されている帳票イメージから領収書、領収印のイメージを切出し、読取結果メモリ10に格納する(S109)。
以上のように、バーコード印字部分と領収印が押印された部分を除いた領域における罫線特徴の位置情報を取得することにより、領収印の有無やバーコードの印字サイズ等に関わらず帳票のレイアウト識別が可能となる。
【0041】
なお、上記実施の形態では、料金支払い帳票用JANコードが付された帳票を読取対象としたが、他の種類のバーコードが付された帳票でも読取が可能である。
さらに、上記実施の形態では、企業コードDB5と帳票レイアウトDB6を設けたが、前記企業コードDB5と前記帳票レイアウトDB6を帳票レイアウト名で連結して、企業コードから直接帳票レイアウト情報を取得することも可能である。
【0042】
このような構成にすることで、処理時間を短縮でき、かつ帳票レイアウト検索結果メモリ8を省略できる。
さらに、第1の実施の形態および第2の実施の形態において、企業コードによる識別に加えて、帳票サイズ情報とバーコード位置情報による識別を追加することでより確実に帳票のレイアウトを識別することが可能となる。
【0043】
さらに、文字、イメージ等を認識する機能を有するモジュールを追加することで指定した領域の文字、イメージ等を読み取ることが可能である。
さらに、第2の実施の形態において、バーコード位置に限定されず、指定した領域の位置情報を取得して帳票のレイアウトを識別することができる。
さらに、第3の実施の形態および第4の実施の形態において、バーコード印字部分と領収印が押印された部分を除いた領域における罫線特徴や、該罫線特徴の位置情報により帳票レイアウト情報を取得したが、バーコード印字部分と領収印が押印された部分に限定されず、罫線特徴取得を困難にする部分を除いた領域から罫線特徴情報や該罫線特徴の位置情報を取得することができる。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、バーコードが印字されている帳票を読み取る場合、同一企業が複数の帳票レイアウトを所有していても、企業コードに加えて、帳票サイズ情報、指定領域の位置情報、指定領域を除いた罫線特徴情報、指定領域を除いた罫線特徴の位置情報を取得することにより帳票のレイアウトを識別することができる。
【0045】
さらに、バーコード印字部分と領収印が押印された部分を除いた領域における罫線特徴情報やその位置情報を取得することにより、領収印の有無やバーコードの印字サイズ等に関わらず帳票のレイアウト識別が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示すブロック図
【図2】帳票構成例
【図3】バーコード読取結果
【図4】第1の実施の形態における企業コードデータベース
【図5】帳票レイアウトデータベース
【図6】本実施の形態の作用を示す説明図
【図7】第2の実施の形態における企業コードデータベース
【図8】第3の実施の形態における企業コードデータベース
【図9】第4の実施の形態における企業コードデータベース
【符号の説明】
1 画像入力部
2 画像データメモリ
3 バーコード探索/認識部
4 バーコード認識結果メモリ
5 企業コードデータベース
6 帳票レイアウトデータベース
7 帳票レイアウト名検索部
8 帳票レイアウト検索結果メモリ
9 イメージ切出部
10 読取結果メモリ
11 制御部
12 帳票
13 バーコード
14 領収書
15 領収印

Claims (4)

  1. レイアウトが異なる複数種類の帳票のイメージを入力する画像入力手段と、入力された帳票イメージのバーコードを探索、認識して帳票の種類を特定するためのキー情報を求めるバーコード探索認識手段と、帳票の種類を特定するキー情報と帳票レイアウト情報が登録されている帳票レイアウトデータベースと、前記バーコード探索認識手段によって求められた前記キー情報で前記帳票レイアウトデータベースを検索する帳票レイアウト検索手段と、帳票レイアウト情報に登録された位置のイメージを切出すイメージ切出手段とを有する画像読取システムにおいて、
    帳票レイアウトデータベースに登録されているキー情報と帳票レイアウト情報に対応した帳票サイズ情報をあらかじめ格納しておき、前記バーコード探索認識手段によって、帳票サイズを求め、入力した帳票イメージのキー情報と帳票サイズを前記帳票レイアウトデータベースのキー情報と帳票サイズと比較して、帳票レイアウトを前記帳票レイアウトデータベースから出力することを特徴とする画像読取システム。
  2. レイアウトが異なる複数種類の帳票のイメージを入力する画像入力手段と、入力された帳票イメージのバーコードを探索、認識して帳票の種類を特定するためのキー情報を求めるバーコード探索認識手段と、帳票の種類を特定するキー情報と帳票レイアウト情報が登録されている帳票レイアウトデータベースと、前記バーコード探索認識手段によって求められた前記キー情報で前記帳票レイアウトデータベースを検索する帳票レイアウト検索手段と、帳票レイアウト情報に登録された位置のイメージを切出すイメージ切出手段とを有する画像読取システムにおいて、
    帳票レイアウトデータベースに登録されているキー情報と帳票レイアウト情報に対応した指定領域の位置情報をあらかじめ格納しておき、前記バーコード探索認識手段によって、指定領域の位置情報を求め、入力した帳票イメージのキー情報と指定領域の位置を前記帳票レイアウトデータベースのキー情報と指定領域の位置情報と比較して、帳票レイアウトを前記帳票レイアウトデータベースから出力することを特徴とする画像読取システム。
  3. レイアウトが異なる複数種類の帳票のイメージを入力する画像入力手段と、入力された帳票イメージのバーコードを探索、認識して帳票の種類を特定するためのキー情報を求めるバーコード探索認識手段と、帳票の種類を特定するキー情報と帳票レイアウト情報が登録されている帳票レイアウトデータベースと、前記バーコード探索認識手段によって求められた前記キー情報で前記帳票レイアウトデータベースを検索する帳票レイアウト検索手段と、帳票レイアウト情報に登録された位置のイメージを切出すイメージ切出手段とを有する画像読取システムにおいて、
    帳票レイアウトデータベースに登録されているキー情報と帳票レイアウト情報に対応した指定領域を除いた罫線特徴情報をあらかじめ格納しておき、前記バーコード探索認識手段によって、帳票イメージから指定領域を除いた罫線特徴情報を求め、入力した帳票イメージのキー情報と指定領域を除いた罫線特徴を前記帳票レイアウトデータベースのキー情報と指定領域を除いた罫線特徴と比較して、帳票レイアウトを前記帳票レイアウトデータベースから出力することを特徴とする画像読取システム。
  4. レイアウトが異なる複数種類の帳票のイメージを入力する画像入力手段と、入力された帳票イメージのバーコードを探索、認識して帳票の種類を特定するためのキー情報を求めるバーコード探索認識手段と、帳票の種類を特定するキー情報と帳票レイアウト情報が登録されている帳票レイアウトデータベースと、前記バーコード探索認識手段によって求められた前記キー情報で前記帳票レイアウトデータベースを検索する帳票レイアウト検索手段と、帳票レイアウト情報に登録された位置のイメージを切出すイメージ切出手段とを有する画像読取システムにおいて、
    帳票レイアウトデータベースに登録されているキー情報と帳票レイアウト情報に対応した指定領域を除いた罫線特徴の位置情報をあらかじめ格納しておき、前記バーコード探索認識手段によって、帳票イメージから指定領域を除いた罫線特徴の位置情報を求め、入力した帳票イメージのキー情報と指定領域を除いた罫線特徴の位置を前記帳票レイアウトデータベースのキー情報と指定領域を除いた罫線特徴の位置と比較して、帳票レイアウトを前記帳票レイアウトデータベースから出力することを特徴とする画像読取システム。
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