JP3959031B2

JP3959031B2 - Karaoke equipment

Info

Publication number: JP3959031B2
Application number: JP2003000494A
Authority: JP
Inventors: 卓朗曽根
Original assignee: Yamaha Corp
Current assignee: Yamaha Corp
Priority date: 2003-01-06
Filing date: 2003-01-06
Publication date: 2007-08-15
Anticipated expiration: 2022-08-15
Also published as: JP2003177765A

Description

【０００１】
【発明が属する技術分野】
本発明は、モニタにルビ付きの歌詞表示を行う機能を有したカラオケ装置に関し、特にユーザの要請に応じてルビ表示を禁止可能なカラオケ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
スピーカから演奏曲を流し、同時にモニタに歌詞を表示するカラオケ装置では、モニタにフレーズ単位の歌詞（文字列）を順番に表示する。このとき、日本語の歌詞であれば、漢字の部分にふり仮名となるルビを振り、読みの判らない歌い手にとって歌い易い環境を作るシステムがある。場合によっては、外国語の歌詞に仮名ルビを振ることもある。
【０００３】
ところが、数多くの歌い手の中には、ルビの無い歌詞表示でも十分に読解できる人もあり、その様な歌い手にとって、ルビ表示は邪魔なものに感じられる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
従来のカラオケ装置は、ルビ表示を外部入力によって選択できるようには構成されていないため、歌い手にとっては、歌詞本体だけあれば十分な場合でも、ルビ表示も同時に目に入るため、自分の語学力を試されているような不快さを感ずる場合もある。
【０００５】
本発明は、モニタにルビ付きの歌詞表示を行う機能を有したカラオケ装置において、ユーザの要請に応じてルビ表示を禁止可能なカラオケ装置を提供することを１つの目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
この発明のカラオケ装置は、モニタと、演奏曲の楽音を発生させるための演奏データトラックと、歌詞およびルビを示す表示文字のコード、前記ルビを識別するルビ表示識別子、並びに前記歌詞およびルビの表示位置を示す表示開始位置および文字間距離を示すコードを含む文字表示データを記述した歌詞データトラックとを含む曲データを記憶した第１の記憶手段と、前記演奏データトラックに基づいて演奏曲の楽音を発生させる音源と、前記歌詞データトラックの文字表示データに従い前記モニタに表示する歌詞およびルビの画像を発生する歌詞表示部と、前記ルビの表示を禁止する指定情報を、外部入力に対応して記憶または消去する第２の記憶手段と、この第２の記憶手段にルビの表示を禁止する指定情報が書き込まれていないときには、前記文字表示データを全て前記歌詞表示部に転送して前記歌詞表示部によりルビ付きの歌詞表示を行わせ、前記第２の記憶手段にルビの表示を禁止する指定情報が書き込まれているときは、前記歌詞データトラックに含まれるルビ表示識別子によって指定されたルビの表示文字のコードを前記歌詞表示部に転送しないことで、前記歌詞表示部による前記ルビの画像発生を禁止するルビ表示制御手段とを備え、前記モニタに表示する歌詞およびルビは、１バイトで示される文字が２０〜７Ｆのコードで指定され、２バイトで示される文字が１バイト目がＡ１〜Ｆ４及び２バイト目がＡ１〜ＦＦのコードで指定され、前記文字間距離が００〜１Ｆ及び８０〜９Ｆのコードで指定されることを特徴とする。
【０００７】
モニタに歌詞を表示するための歌詞データトラックには、歌詞の表示文字データだけでなくルビの表示文字データも含ませておくが、外部入力によってこのルビ表示を行うか否かを随時選択できるようにしておくことにより、ルビ表示を希望する歌い手にも、希望しない歌い手にも同じシステムで対応することができる。
また、歌詞データトラックに記録された文字間距離のデータを、歌詞およびルビの表示に使用されていない、文字間距離毎に異なるコードによって記述することにより、文字間距離であることを示す識別子を１文字毎に付する必要がなくなるため、曲データの少量化を図ることができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施例を説明する。
図１は、本発明の一実施例を示すカラオケ装置全体のブロック図である。この図において、１はシステム全体の動作を制御及び管理するＣＰＵ（中央処理装置）、２はＣＰＵ１によりシステム全体の動作を制御及び管理するときに使用されるＲＡＭ（ランダムアクセスメモリ）、３はシステム全体を結合するためのデータ及びアドレスバスである。
【０００９】
４は複数の曲データを格納した記憶装置、例えばＨＤＤ（ハードディスク）、５はパネルＩ／Ｆ（インターフェース）、６はパネルＩ／Ｆ５を介して本システムに指示を与える複数のリモコン等のコントローラ、７は背景映像を記憶して再生する背景映像記憶／再生部、８は背景の静止画像や歌詞を表示するための画像／歌詞表示部、９は背景映像記憶／再生部７からの背景映像（動画）と画像／歌詞表示部８からの画像を選択、合成するビデオセレクタ、１０はビデオセレクタで選択、合成された画像を表示するモニタである。
【００１０】
１１は歌い手の歌唱音声を入力するマイク、１２は歌唱音声と演奏曲の楽音とを混合するミキサ及び各種の音響効果を与えるエフェクタである。１３は合成された歌唱音声と演奏曲をアンプで増幅して出力するスピーカである。１４は演奏曲の楽音を発音する音源、１５はこの音源１４並びに、ミキサ及びエフェクタ１２を制御するシーケンサである。このシーケンサ１５はＣＰＵ１が使用するプログラムを格納したプログラムＲＯＭを有する。１６は符号化されたデジタル音声データをデコードするデジタル音声デコーダである。
【００１１】
以下、動作を説明する。コントローラ６の操作によって演奏曲が指定されると、ＣＰＵ１は記憶装置４に記憶されている曲目リストを参照して該当する演奏曲の曲データおよびバックコーラス用の符号化された音声データをＲＡＭ２に転送し、シーケンサ１５に制御を移す。シーケンサ１５は、曲データに含まれる複数のイベントデータを基に、曲演奏を含む複数のイベントを同時に並行して実行する。
【００１２】
即ち、シーケンサ１５は、楽器の音色に関するデータは音源１４に、また符号化された音声データはデジタル音声デコーダ１６に、更に背景映像番号は背景映像記録／再生部７に、また歌詞番号は画像／歌詞表示部８にそれぞれ供給する。この結果、モニタ１０の全面に背景映像が表示され、その一部に歌詞がスーパーインポーズされた表示状態となる一方、スピーカ１３からは演奏曲及びバックコーラスが出力される演奏状態になる。
【００１３】
曲データは図２に示すように、ヘッダ部、データシーケンス部、音声データ部からなる。ヘッダ部にはその曲固有の情報として、曲番号、曲名、作曲者名、歌手名、背景画像選択情報、歌詞のフォント選択情報が書き込まれている。データシーケンス部には、並行して同時に実行される複数種類のイベントを記述した複数のトラックが設定されている。音声データ部にはデータシーケンス部の音声データ指示データで選択される複数の音声番号が書き込まれている。
【００１４】
データシーケンス部に含まれるトラックの内、演奏データトラックには、音源１４から演奏曲の楽音を発声させるデータを時系列に記述してある。疑似音声データトラックには、音源１４から疑似コーラス音声（例えば「わー」「うー」）を発音させるデータを時系列に記述してある。音声データ指示トラックには、デコーダ１６でデコードさせるコーラス音声（例えば「はこだてー」「ながさきー」）の種類を指示する音声データ番号、音程、音高の各データが記述してある。歌詞データトラックには、演奏に併せてモニタ１０に表示する歌詞の種類を指示するデータを時系列に記述してある。効果制御データトラックには、ミキサ及びエフェクタ１２を制御するコントロールデータを時系列に記述してある。
【００１５】
図３は、演奏データトラックの詳細を示す説明図である。この演奏データトラックには、ノートイベント、音色変更イベント、ピッチベントイベントの各情報が記述されている。ノートイベントには、音源１４の発音させようとする１つのＣＨ（チャンネル）を指示するＣＨナンバ、ノート番号（音高）、ベロシティ（音量）、符長が書き込まれている。音色変更イベントには、ＣＨナンバ、音色データが書き込まれている。ピッチベンドイベントには、ＣＨナンバ、ピッチベンド情報が書き込まれている。
【００１６】
図４は、音声データ指示トラックの詳細を示す説明図である。この音声データ指示トラックには、音声指示イベントの各情報が記述されている。即ち、音声データ番号、音程、音量の各情報である。音声データ番号は、デコーダ１６でデコードさせる符号化された音声データの番号であり、図２の音声データの音声番号のことである。
全てのトラックは、図５に示すように、イベントの種類と、次のイベント発生までの待ち時間ΔＴを時系列に配列した構造である。
【００１７】
図６は、歌詞データトラックの詳細を示す説明図である。この歌詞データトラックには、歌詞イベントの各情報が記述されている。即ち、文字表示データ、表示時間、およびワイプシーケンスである。文字表示データは、モニタ１０に表示する文字列、一般には１フレーズ分の表示文字のコード番号と、各文字を表示するモニタ上の位置情報が含まれる。表示時間は、表示開始した表示文字データの表示時間を示す時間情報である。ワイプシーケンスは、表示中の文字列の表示色を演奏曲の進行に同期して曲の進行方向に順次変更する手順を記述したものである。
【００１８】
図７は、モニタ１０に表示されるルビ付き歌詞の一例を示す説明図である。この図において、Ｃ１，Ｃ２，Ｃ３，Ｃ４…は歌詞（「あ」「い」「漢」「字」…）の各文字であり、Ｒ１，Ｒ２，Ｒ３は文字Ｃ３，Ｃ４（「漢」「字」）に付されたルビ（「か」「ん」「じ」）である。
【００１９】
図８は、図７のルビ付き歌詞を表示するための文字表示データの構造を示している。この文字表示データは、最初の文字「あ」を表示するモニタ１０上の開始座標（Ｘ，Ｙ）で始まり、次に「あ」のドットパターンが格納された領域のアドレスＡ１が続く。その次のΔＸは「あ」と次の文字「い」との文字間距離を示す。２番目の文字「い」のドットパターンの格納領域のアドレスはＡ２である。以下同様に、各文字のドットパターンの格納領域はアドレスＡ３，Ａ４，Ａ５…で示される。また、各文字間の距離はそれぞれ固有のΔＸで表される。
【００２０】
３番目の文字「漢」の前には、ルビ付き文字の先頭を示す開始マーク「Ｒ」が挿入されている。４番目の文字「字」の後にはルビ付き文字の終了を示す終了マーク「ＥＮＤ」が挿入されている。この終了マーク「ＥＮＤ」の後に、ルビ表示をするモニタ１０上の開始座標（ＲＸ，ＲＹ）が挿入され、この後にルビの表示文字データ「か」「ん」「じ」が文字間距離「ΔＸ」を挟んで配列されている。ルビの最後の文字「じ」の後にはルビの終了マーク「ＥＲ」が挿入され、その後にルビの無い文字「う」「え」が文字間距離「ΔＸ」を挟んで配列され、最後にエンドオブテキスト「ＥＯＴ」が付されて終了している。
【００２１】
シーケンサ１５による通常の制御では、図８の文字表示データを全て歌詞表示部８に転送してモニタ１０でルビ付きの歌詞表示を行わせる。これに対し、ルビ表示を望まない歌い手がコントローラ６からルビ表示禁止データを入力したら、ＣＰＵ１はＲＡＭ２の中に予め設定してあるルビ表示制御フラグを表示禁止側に変更する。その後シーケンサ１５が曲データに従い曲演奏を開始するとき、前記ルビ表示制御フラグも同時に取り込み、そのフラグがルビ表示禁止状態にあるときは、文字表示データ中のルビの部分を歌詞表示部８に転送しないようにする。このことで、モニタ１０に表示される歌詞にルビは付されないことになる。このルビ表示制御フラグは、曲演奏終了時に自動的にルビ表示側に戻しておく。
【００２２】
歌詞表示に使用される文字は、平仮名、カタカナ、アルファベット等の半角文字は１バイトデータで指定するのに対し、漢字はその倍の２バイトデータで指定する。勿論、２バイトで指定する平仮名というものもある。この場合、文字指定には予め定められたルールがあり、１バイト文字は図９に示す２０〜７Ｆ内のコードを使用するように決められている。これに対し、２バイト文字は１バイト目がＡ１〜Ｆ４内のコード、２バイト目がＡ１〜ＦＦ内のコードを使用するように決められている。この様なルールに従うと、００〜１Ｆおよび８０〜９Ｆの範囲のコードは文字指定に使用されていないことになる。
【００２３】
そこで、この発明の実施例では上述した空きコードをΔＸの指定に使用する。例えば、００〜１Ｆの範囲では、０１をΔＸ＝＋１ドット、０２をΔＸ＝＋２ドット、…、１ＦをΔＸ＝＋３１ドットのようにである。８０〜９Ｆの範囲については、８１をΔＸ＝−１ドット、８２をΔＸ＝−２ドット、…、９ＦをΔＸ＝−３１ドットのようにである。この様にすれば、文字データ、位置データを識別する特定の識別子を設ける必要がなく、ひいては曲データの少量化を実現することができる。
【００２４】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、モニタにルビ付きの歌詞表示を行う機能を有したカラオケ装置において、ユーザの要請に応じてルビ表示を禁止できるカラオケ装置を提供することができる。
また、歌詞データトラックに記録された文字間距離のデータを、歌詞およびルビの表示に使用されていない、文字間距離毎に異なるコードによって記述することにより、文字間距離であることを示す識別子を１文字毎に付する必要がなくなるため、曲データの少量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例を示すカラオケ装置全体のブロック図である。
【図２】曲データの構造図である。
【図３】演奏データトラックの詳細を示す説明図である。
【図４】音声データ指示トラックの詳細を示す説明図である。
【図５】各トラックの時系列な構造図である。
【図６】歌詞データトラックの詳細を示す説明図である。
【図７】ルビ付き歌詞の一例を示す説明図である。
【図８】図７の歌詞の文字表示データの構造図である。
【図９】漢字コードと文字間距離設定方法の説明図である。
【符号の説明】
１…ＣＰＵ、２…ＲＡＭ、３…バス、４…曲データ記憶装置、５…パネルＩ／Ｆ、６…コントローラ、７…背景映像記憶／再生部、８…画像／歌詞表示部、９…ビデオセレクタ、１０…モニタ、１１…マイク、１２…ミキサ及びエフェクタ、１３…アンプ及びスピーカ、１４…音源、１５…プログラムＲＯＭ及びシーケンサ、１６…デジタル音声デコーダ、１７…音程及び音量制御部。[0001]
[Technical field to which the invention belongs]
The present invention relates to a karaoke apparatus having a function of displaying lyrics with ruby on a monitor, and more particularly to a karaoke apparatus capable of prohibiting ruby display in response to a user request.
[0002]
[Prior art]
In a karaoke apparatus that plays music from a speaker and simultaneously displays lyrics on a monitor, the lyrics (character strings) in phrase units are displayed in order on the monitor. At this time, if the lyrics are in Japanese, there is a system that creates an environment that makes it easy for a singer who does not understand to read the kanji by pretending to be a kana ruby. In some cases, kana ruby is used for foreign language lyrics.
[0003]
However, among many singers, there are people who can fully read even the lyrics display without ruby, and for such singers, the ruby display feels annoying.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Conventional karaoke devices are not configured to allow the user to select the ruby display by external input, so for singers, even if only the lyrics itself is sufficient, the ruby display is also visible at the same time, so their language skills You may feel uncomfortable as if you were trying.
[0005]
An object of the present invention is to provide a karaoke apparatus having a function of displaying lyrics with ruby on a monitor and capable of prohibiting ruby display in response to a user request.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The karaoke apparatus according to the present invention includes a monitor, a performance data track for generating a musical tone of a musical composition, a code of display characters indicating lyrics and ruby , a ruby display identifier for identifying the ruby, and display of the lyrics and ruby First storage means for storing song data including a display start position indicating a position and a lyric data track describing character display data including a code indicating a distance between characters; and a musical tone of a performance song based on the performance data track A sound source that generates sound, a lyrics display unit that generates lyrics and ruby images to be displayed on the monitor in accordance with the character display data of the lyrics data track, and designation information that prohibits the display of ruby in response to external input. second storage means for storing or erasing, when the specified information for prohibiting the display of the ruby to the second storage means is not written , The entire character display data is transferred to the lyric display unit to perform the lyrics display with ruby by the lyric display unit, designation information for prohibiting the display of ruby in the second storage means is written The ruby display control for prohibiting the generation of the ruby image by the lyrics display unit by not transferring the code of the display character of the ruby designated by the ruby display identifier included in the lyrics data track to the lyrics display unit. The lyrics and ruby displayed on the monitor are designated by a code of 20 to 7F with a character indicated by 1 byte, and the character indicated by 2 bytes is A1 to F4 and the second byte is A1 to F4. specified in A1~FF code, the character Ma距 release is characterized in that it is specified in the code of 00~1F and 80～9F.
[0007]
The lyrics data track for displaying the lyrics on the monitor includes not only the display character data of the lyrics but also the display character data of the ruby, so that it can be selected at any time whether or not to display this ruby display by external input. By doing so, the same system can be used for both singers who wish to display ruby and singers who do not wish to display them.
In addition, an identifier indicating the inter-character distance can be obtained by describing the inter-character distance data recorded in the lyrics data track with a different code for each inter-character distance that is not used for displaying lyrics and ruby. Since there is no need to attach each character, the music data can be reduced.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 1 is a block diagram of an entire karaoke apparatus showing an embodiment of the present invention. In this figure, 1 is a CPU (central processing unit) that controls and manages the operation of the entire system, 2 is a RAM (random access memory) that is used when the operation of the entire system is controlled and managed by the CPU 1, and 3 is a system A data and address bus for coupling the whole.
[0009]
4 is a storage device storing a plurality of song data, for example, an HDD (hard disk), 5 is a panel I / F (interface), 6 is a controller such as a plurality of remote controllers that gives instructions to the system via the panel I / F 5, 7 is a background video storage / playback unit for storing and playing back a background video, 8 is an image / lyric display unit for displaying a still image and lyrics of the background, and 9 is a background video from the background video storage / playback unit 7 ( A video selector 10 for selecting and synthesizing images from the image / lyric display unit 8 and a monitor 10 for displaying the images selected and synthesized by the video selector.
[0010]
Reference numeral 11 denotes a microphone for inputting the singer's singing voice, and reference numeral 12 denotes a mixer for mixing the singing voice and the musical tone of the performance music and an effector for providing various acoustic effects. Reference numeral 13 denotes a speaker that amplifies the synthesized singing voice and performance music with an amplifier and outputs the amplified music. Reference numeral 14 denotes a sound source that emits musical tones of a musical composition, and reference numeral 15 denotes a sequencer that controls the sound source 14 and the mixer and effector 12. The sequencer 15 has a program ROM that stores programs used by the CPU 1. A digital audio decoder 16 decodes the encoded digital audio data.
[0011]
The operation will be described below. When the performance music is designated by the operation of the controller 6, the CPU 1 refers to the music list stored in the storage device 4 and stores the music data of the corresponding performance music and the encoded voice data for the back chorus in the RAM 2. Then, the control is transferred to the sequencer 15. The sequencer 15 concurrently executes a plurality of events including a song performance based on a plurality of event data included in the song data.
[0012]
That is, the sequencer 15 stores the data relating to the timbre of the musical instrument in the sound source 14, the encoded audio data in the digital audio decoder 16, the background video number in the background video recording / playback unit 7, and the lyrics number in the image / video. The lyrics are supplied to the lyrics display unit 8 respectively. As a result, a background image is displayed on the entire surface of the monitor 10, and a display state in which lyrics are superimposed on a part of the background image is displayed, while a performance state and a back chorus are output from the speaker 13.
[0013]
As shown in FIG. 2, the song data includes a header portion, a data sequence portion, and an audio data portion. In the header portion, the song number, song name, composer name, singer name, background image selection information, and lyrics font selection information are written as information unique to the song. In the data sequence portion, a plurality of tracks describing a plurality of types of events that are simultaneously executed in parallel are set. In the audio data part, a plurality of audio numbers selected by the audio data instruction data in the data sequence part are written.
[0014]
Among the tracks included in the data sequence section, the performance data track describes data for uttering the musical tone of the performance music from the sound source 14 in time series. In the pseudo audio data track, data for generating pseudo chorus audio (for example, “Wow” “Wow”) from the sound source 14 is described in time series. In the audio data instruction track, audio data number, pitch, and pitch data indicating the type of chorus sound (for example, “Hakodate-”, “Nagasaki-”) to be decoded by the decoder 16 are described. In the lyrics data track, data indicating the type of lyrics displayed on the monitor 10 along with the performance is described in time series. In the effect control data track, control data for controlling the mixer and the effector 12 is described in time series.
[0015]
FIG. 3 is an explanatory diagram showing details of the performance data track. In this performance data track, information on note events, tone color change events, and pitch vent events is described. In the note event, a CH number indicating one CH (channel) to be sounded by the sound source 14, a note number (pitch), velocity (volume), and note length are written. In the tone color change event, the CH number and tone color data are written. In the pitch bend event, CH number and pitch bend information are written.
[0016]
FIG. 4 is an explanatory diagram showing details of the audio data instruction track. Each information of the voice instruction event is described in the voice data instruction track. That is, the information includes the audio data number, the pitch, and the volume. The audio data number is the number of the encoded audio data to be decoded by the decoder 16, and is the audio number of the audio data in FIG.
As shown in FIG. 5, all the tracks have a structure in which the type of event and the waiting time ΔT until the next event occurs are arranged in time series.
[0017]
FIG. 6 is an explanatory diagram showing details of the lyrics data track. Each information of the lyric event is described in this lyric data track. That is, character display data, display time, and wipe sequence. The character display data includes a character string to be displayed on the monitor 10, generally a code number of display characters for one phrase, and position information on the monitor for displaying each character. The display time is time information indicating the display time of display character data that has been displayed. The wipe sequence describes a procedure for sequentially changing the display color of the displayed character string in the progress direction of the music in synchronization with the progress of the performance music.
[0018]
FIG. 7 is an explanatory diagram showing an example of lyrics with ruby displayed on the monitor 10. In this figure, C1, C2, C3, C4... Are the characters of the lyrics ("A", "I", "Kan", "Character" ...), and R1, R2, R3 are the characters C3, C4 ("Kan" Ruby ”(“ ka ”“ n ”“ ji ”) attached to the“ character ”).
[0019]
FIG. 8 shows the structure of the character display data for displaying the lyrics with ruby in FIG. This character display data starts with the start coordinates (X, Y) on the monitor 10 that displays the first character “A”, and then the address A1 of the area where the dot pattern “A” is stored. The next ΔX indicates the inter-character distance between “A” and the next character “I”. The address of the dot pattern storage area for the second character “I” is A2. Similarly, the dot pattern storage area of each character is indicated by addresses A3, A4, A5. Also, the distance between each character is represented by a unique ΔX.
[0020]
In front of the third character “Kan”, a start mark “R” indicating the head of the character with ruby is inserted. An end mark “END” indicating the end of the ruby character is inserted after the fourth character “letter”. After the end mark “END”, the start coordinates (RX, RY) on the monitor 10 for displaying the ruby are inserted, and thereafter, the display character data “ka”, “n”, “ji” of the ruby is the inter-character distance “ΔX”. ”Between the two. The ruby end mark “ER” is inserted after the last character “ji” of the ruby, and then the characters “U” and “e” without the ruby are arranged across the inter-character distance “ΔX”, and finally the end of It ends with the text “EOT”.
[0021]
In normal control by the sequencer 15, all the character display data in FIG. 8 is transferred to the lyrics display unit 8, and the lyrics with ruby are displayed on the monitor 10. On the other hand, when a singer who does not desire ruby display inputs ruby display prohibition data from the controller 6, the CPU 1 changes the ruby display control flag preset in the RAM 2 to the display prohibiting side. Thereafter, when the sequencer 15 starts playing the song according to the song data, the ruby display control flag is also fetched at the same time. If the flag is in the ruby display prohibited state, the ruby portion in the character display data is transferred to the lyrics display unit 8. Do not. As a result, the ruby is not attached to the lyrics displayed on the monitor 10. The ruby display control flag is automatically returned to the ruby display side at the end of the music performance.
[0022]
As for characters used for displaying lyrics, half-width characters such as hiragana, katakana, and alphabet are designated by 1-byte data, while kanji is designated by double-byte data. Of course, there is also a hiragana specified by 2 bytes. In this case, there is a predetermined rule for character designation, and 1-byte characters are decided to use codes in 20 to 7F shown in FIG. On the other hand, the 2-byte character is determined so that the first byte uses a code in A1 to F4, and the second byte uses a code in A1 to FF. According to such a rule, codes in the range of 00 to 1F and 80 to 9F are not used for character designation.
[0023]
Therefore, in the embodiment of the present invention, the above-described empty code is used for designating ΔX. For example, in the range of 0 to 1F, 01 is ΔX = + 1 dot, 02 is ΔX = + 2 dots,... 1F is ΔX = + 31 dots, and so on. In the range of 80 to 9F, 81 is ΔX = −1 dot, 82 is ΔX = −2 dots,..., 9F is ΔX = −31 dots, and so on. In this way, it is not necessary to provide a specific identifier for identifying the character data and the position data, so that the music data can be reduced in volume.
[0024]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, a karaoke apparatus having a function of displaying lyrics with ruby on a monitor can provide a karaoke apparatus capable of prohibiting ruby display in response to a user request.
In addition, an identifier indicating the inter-character distance can be obtained by describing the inter-character distance data recorded in the lyrics data track with a different code for each inter-character distance that is not used for displaying lyrics and ruby. Since there is no need to attach each character, the music data can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of an entire karaoke apparatus showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a structure diagram of song data.
FIG. 3 is an explanatory diagram showing details of a performance data track.
FIG. 4 is an explanatory diagram showing details of an audio data instruction track.
FIG. 5 is a time-series structure diagram of each track.
FIG. 6 is an explanatory diagram showing details of a lyrics data track.
FIG. 7 is an explanatory diagram illustrating an example of lyrics with ruby.
8 is a structural diagram of character display data of lyrics in FIG. 7;
FIG. 9 is an explanatory diagram of a kanji code and inter-character distance setting method.
[Explanation of symbols]
1 ... CPU, 2 ... RAM, 3 ... bus, 4 ... music data storage device, 5 ... panel I / F, 6 ... controller, 7 ... background video storage / playback unit, 8 ... image / lyric display unit, 9 ... video Selector, 10 ... monitor, 11 ... microphone, 12 ... mixer and effector, 13 ... amplifier and speaker, 14 ... sound source, 15 ... program ROM and sequencer, 16 ... digital audio decoder, 17 ... pitch and volume control unit.

Claims

モニタと、
演奏曲の楽音を発生させるための演奏データトラックと、歌詞およびルビを示す表示文字のコード、前記ルビを識別するルビ表示識別子、並びに前記歌詞およびルビの表示位置を示す表示開始位置および文字間距離を示すコードを含む文字表示データを記述した歌詞データトラックとを含む曲データを記憶した第１の記憶手段と、
前記演奏データトラックに基づいて演奏曲の楽音を発生させる音源と、
前記歌詞データトラックの文字表示データに従い前記モニタに表示する歌詞およびルビの画像を発生する歌詞表示部と、
前記ルビの表示を禁止する指定情報を、外部入力に対応して記憶または消去する第２の記憶手段と、
この第２の記憶手段にルビの表示を禁止する指定情報が書き込まれていないときには、前記文字表示データを全て前記歌詞表示部に転送して前記歌詞表示部によりルビ付きの歌詞表示を行わせ、前記第２の記憶手段にルビの表示を禁止する指定情報が書き込まれているときは、前記歌詞データトラックに含まれるルビ表示識別子によって指定されたルビの表示文字のコードを前記歌詞表示部に転送しないことで、前記歌詞表示部による前記ルビの画像発生を禁止するルビ表示制御手段と
を備え、
前記モニタに表示する歌詞およびルビは、１バイトで示される文字が２０〜７Ｆのコードで指定され、２バイトで示される文字が１バイト目がＡ１〜Ｆ４及び２バイト目がＡ１〜ＦＦのコードで指定され、前記文字間距離が００〜１Ｆ及び８０〜９Ｆのコードで指定される
ことを特徴とするカラオケ装置。A monitor,
A performance data track for generating the musical tones of the music piece, the display character code indicating the lyrics and ruby, ruby indicia identifier identifying the ruby, and the display start position and distance between characters indicating the display position of the lyric and ruby First storage means storing song data including a lyric data track describing character display data including a code indicating
A sound source for generating musical tones based on the performance data track;
A lyrics display unit for generating lyrics and ruby images to be displayed on the monitor according to the character display data of the lyrics data track;
Second storage means for storing or erasing designation information for prohibiting display of the ruby in response to an external input;
When the designation information for prohibiting the display of ruby is not written in the second storage means, all the character display data is transferred to the lyrics display section, and the lyrics display section displays the lyrics with ruby, When the designation information for prohibiting the display of ruby is written in the second storage means, the code of the ruby display character designated by the ruby display identifier included in the lyrics data track is transferred to the lyrics display section. A ruby display control means for prohibiting image generation of the ruby by the lyrics display unit,
For the lyrics and ruby displayed on the monitor, the character indicated by 1 byte is designated by a code of 20 to 7F, the character indicated by 2 bytes is a code of A1 to F4 for the first byte, and the code of A1 to FF for the second byte. in designated, the karaoke apparatus the character Ma距 release is characterized in that it is specified in the code of 00~1F and 80～9F.