JP3957898B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スロットマシン、パチスロ遊技機等の遊技機に関し、特にストップスイッチの操作時におけるリールの回転位置を報知できるようにした遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、スロットマシンに代表されるこの種の遊技機は、外周表面に複数種類の図柄を表示した複数のリールと、各リールを個別に回転させるための回転駆動装置と、リールの回転を一斉に開始させるためのスタートスイッチと、リールを個別に停止させるためのストップスイッチとを備えていた。
【0003】
このような構成からなる従来の遊技機では、遊技メダルを投入することにより遊技を開始することができる。遊技の開始条件が整った後に、遊技者がスタートスイッチを操作すると、複数のリールが一斉に回転してリール表面に描かれた複数の図柄が高速で移動する。そして、遊技者が各リールに対応したストップスイッチを操作すると、各リールの回転が停止し、リール表面に描かれた図柄が停止表示される。
【0004】
ここで、停止表示された図柄の組み合わせが所定の組み合わせとなった場合には、遊技メダル払出装置により賞としての遊技メダルが払い出されたり、通常遊技と比較して遊技者に有利な、いわゆるビッグボーナス・ゲームと称される特別遊技を行うことができる。
【0005】
ところで、各リールは、遊技者によるストップスイッチの操作に基づいて停止するが、ストップスイッチの操作と同時に各リールが停止するのではなく、ストップスイッチが操作されてから所定の時間内に各リールの回転が停止するように構成されている。
【0006】
したがって、遊技者は、各リールの回転に伴い高速で移動表示される図柄を確認しながら、所定のタイミングでストップスイッチを操作することにより入賞態様を構成させることができる。すなわち、入賞態様が構成される図柄から所定コマ数だけ手前の図柄が表示されたタイミングでストップスイッチを操作することにより、入賞態様を構成させて賞としての遊技メダルを獲得したり、ビッグボーナス・ゲームを行うことができる。
【0007】
なお、上述した従来の遊技機においては、ストップスイッチの操作タイミングのみに基づいて各リールの停止位置が決定されるわけではない。すなわち、スロットマシン等の遊技機では、遊技者の利益と遊技店の利益の均衡を図ること等を目的として、予め設定された発生確率で入賞態様が発生するように遊技機を制御しており、制御装置において入賞態様の発生を許可した場合にのみ、図柄の停止表示態様が入賞態様となるよう、リールの回転および停止が制御されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、遊技機において入賞態様を構成させるためには、各リールの回転中に表示される図柄を確認しながら、ストップスイッチを操作しなければならない。このようなストップスイッチの操作は、高速で移動表示される図柄を目視するという、いわゆる「目押し」と称さる技能が必要であり、遊技に未熟な遊技者にとっては、どのようなリールの回転位置においてストップスイッチを操作したかを認識することが困難であった。
【0009】
また、予め設定された入賞態様の発生確率に基づいてリールの回転および停止を制御している遊技機では、制御装置において入賞態様の発生を許可していない場合に、入賞態様を構成することが可能な所定位置でストップスイッチを操作したにもかかわらず、入賞態様の組み合わせとなる図柄停止位置から当該図柄がずれて停止することがある。一方、制御装置において入賞態様の発生を許可している場合には、入賞態様を構成することが可能な所定位置以外でストップスイッチを操作したとしても、入賞態様の組み合わせを出現させることができる場合がある。このような、いわゆる「すべり」や「引き込み」が出現した場合には、制御装置において入賞態様の発生を許可しているか否かを認識することができる。
【0010】
しかし、「すべり」や「引き込み」が出現しているか否かは、遊技者がどのようなリールの回転位置でストップスイッチを操作したかを認識することができた場合に初めて認識可能となるものである。
【0011】
したがって、遊技に未熟な遊技者にとっては、どのようなリールの回転位置でストップスイッチを操作したかを認識することが困難であるため、遊技の楽しさを十分に享受することができないという問題があった。
【0012】
さらに、遊技に対する熟練度が遊技結果に大きく影響を与えるため、遊技に対する熟練度が相違する遊技者間において公平な遊技を行わせることができないという問題があった。
【0013】
本発明の遊技機は上述した事情に鑑み提案されたもので、ストップスイッチの操作時におけるリールの回転位置を報知することにより、遊技に未熟な遊技者であっても遊技の楽しさを十分に享受することが可能であるとともに、遊技者間の遊技技能の差を解消して公平な遊技を行わせることが可能な遊技機を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の遊技機は、上述した目的を達成するためになされたものであり、外周表面に複数種類の図柄を表示した複数のリールと、前記各リールの内面側から前記図柄を透過照明するためのリールランプと、前記各リールを個別に回転させるための回転駆動装置と、前記各リールの回転を一斉に開始させるためのスタートスイッチと、前記各リールを個別に停止させるためのストップスイッチと、前記各リールの停止時に表示される図柄の組み合わせが、所定の入賞態様を構成した場合に、所定数の遊技メダルを払い出すための遊技メダル払出装置とを備えた遊技機において、遊技者が前記ストップスイッチを操作した時点における前記リールの回転位置を検出するための停止操作受付位置検出手段と、前記停止操作受付位置検出手段において検出したリールの回転位置を遊技者に対して報知するための報知手段とを備え、前記報知手段は、前記複数種類の図柄それぞれと1対1に対応するように該図柄と同じ数だけ配設された複数の報知LEDを有してなり、該複数の報知LEDの中から前記リールの停止操作受付位置に対応する報知LEDを点灯させることにより、前記停止操作受付位置検出手段において検出した前記リールの回転位置を視覚的に報知するとともに、前記複数種類の図柄それぞれと1対1に対応するように該図柄と同じ数だけ設定された互いに異なる複数の報知音を発生するスピーカを有してなり、該複数の報知音の中から前記リールの停止操作受付位置に対応する報知音を前記スピーカより発生させることにより、前記停止操作受付位置検出手段において検出した前記リールの回転位置を、前記報知LEDによる視覚的な報知と併せて聴覚的にも報知することを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の遊技機の実施形態について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0017】
なお、以下に説明する実施形態においては、代表的な遊技機としてスロットマシンを例にとって説明を行う。
【0018】
<スロットマシン>
図1、2は、本発明に係る遊技機の実施形態の一例を示すもので、図1は、スロットマシンの斜視図、図2は、制御装置とこれに接続された周辺装置の概略構成を示すブロック図である。
【0019】
本発明に係るスロットマシン1は、図1に示すように、前面に開閉可能な前面扉2を有する筐体3を備えている。前面扉2には、その前面のほぼ中央より上部に、左右に並んだ3箇所の表示窓4a〜cを設け、各表示窓4a〜cには、筐体3の内部に配置した3個のリール5a〜cの外周表面がそれぞれ臨んでいる。また、表示窓4a〜cの周辺には、各表示窓4a〜cを横断して、有効となる入賞ラインを表示するための入賞ライン表示6a〜eが施されている。なお、図1に示す実施形態では、横3本と、この横線と交差する斜め2本の合計5本の入賞ライン表示6a〜eが施されている。さらに、各入賞ライン表示6a〜eの左端側には、有効となる入賞ラインを表示するための有効ライン表示ランプ7a〜eが設けられている。
【0020】
また、表示窓4a〜cの上方には、ストップスイッチ17a〜cを操作した時点における各リール5a〜cの回転位置を報知するための報知LED8が設けられている。この報知LED8は、例えば21個のLEDを横並びに設けたもので、各リール5a〜cの外周表面に表示された各図柄位置と各LEDとが1対1で対応するようになっている。なお、報知LED8の個数は、上記した個数に限られず、各リール5a〜cの外周表面に表示された図柄の個数に応じて適宜変更することができる。また、各LEDが複数の色を発光できるように構成し、各LEDで発光色数に対応した回転位置を報知するようにすれば、LEDの数を減らすことができる。
【0021】
上記した表示窓4a〜cの下方の前面扉2には、図1に示すように、クレジットされた遊技メダル数を表示するためのクレジット数表示器9、入賞時に払い出される遊技メダル数を表示するための払出枚数表示器10等の表示部が設けられている。
【0022】
上記したクレジット数表示器9等の下方の前面扉2の前面には、遊技に供する遊技メダルを投入するためのメダル投入口11と、クレジットされた範囲内で遊技に供する遊技メダルを1個ずつ投入するためのベットスイッチ12と、クレジットされた範囲内で遊技に供する遊技メダルを最大許容賭け数まで投入するためのマックスベットスイッチ13が設けられている。また、上記したメダル投入口11に連通したメダル通路(図示せず)には、遊技メダルを検出するためのメダルセンサ14(図2に示す)が配置されている。
【0023】
また、メダル投入口11等の下方の前面扉2の前面には、遊技者が獲得した遊技メダルをクレジットするか払い出すかを切り替えるためのC/Pスイッチ15と、遊技メダルの投入を条件として各リール5a〜cの回転を一斉に開始させるためのスタートスイッチ16と、各リール5a〜cに個別に対応して各リール5a〜cの回転を停止させるための3個のストップスイッチ17a〜cが設けられている。
【0024】
さらに、前面扉2の下部には、賞として払い出された遊技メダルを受け入れるためのメダル受皿18を設けるとともに、メダル受皿18に臨むようにして、メダル払出口19が設けられている。また、メダル払出口19の右側には、透音孔20が設けられており、筐体3の内部には透音孔20に臨むようにしてスピーカ21が設けられている。
【0025】
上記した筐体3の内部には、各表示窓4に外周表面を臨ませる位置に、それぞれリール5a〜cを回転可能に配置し、メダル払出口19に連通する位置に、賞としての遊技メダルを払い出すためのホッパー22(図2に示す)が配置されている。また、筐体3の内部には、スロットマシン1を電気的に制御するための制御装置23(図2に示す)が設けられている。なお、ホッパー22が遊技メダル払出装置として機能する。
【0026】
上記した各リール5a〜cの外周表面には、複数種類の図柄が所定間隔で表示された、透光性を有するリールテープが貼り付けられている。図柄の種類は、例えば、「7」、「BAR」、「スイカ」、「ベル」、「プラム」、「チェリー」等であり、各リール5a〜c毎にそれぞれ21個の図柄が表示されている。なお、図柄の種類および各リール5a〜cに表示する図柄の個数は、適宜変更して実施することができる。
【0027】
また、各リール5a〜cの内部には、表示窓4a〜cを通して視認される図柄をリール5a〜cの内面側から透過照明するためのリールランプ44(図2に示す)が、それぞれ縦並びに3個ずつ設けられている。このリールランプ44を点灯することにより、各リール5a〜cを内面から照明して、有効となる入賞ライン上に停止表示される図柄を強調表示することができる。
【0028】
<スロットマシンにおける遊技>
上記したスロットマシン1で遊技を行うには、まず実際にメダル投入口11に遊技メダルを投入するか、ベットスイッチ12あるいはマックスベットスイッチ13を操作することによりクレジットの範囲内で遊技に供するための遊技メダルを投入する。ここで、遊技メダルの投入枚数に応じて有効となる入賞ラインが決定され、対応する有効ライン表示ランプ7a〜eが点灯する。例えば、1枚の遊技メダルを投入した場合には、中央の横ライン1本が有効となり、2枚の遊技メダルを投入した場合には、上中下の横ライン3本が有効となり、最大許容賭け数である3枚の遊技メダルを投入した場合には、上中下の横ライン3本と斜めライン2本の合計5本のラインが有効となる。
【0029】
つぎに、遊技者がスタートスイッチ16を操作すると各リール5a〜cが一斉に回転を開始し、リール5a〜cの外周表面に表示された複数種類の図柄が表示窓4a〜c内を上下に移動表示される。そして、リール5a〜cの回転が所定の速度に達すると各ストップスイッチ17a〜cが有効化され、遊技者が各ストップスイッチ17a〜cを操作すると、対応するリール5a〜cの回転がそれぞれ停止する。
【0030】
ここで、有効となった入賞ライン上に停止表示された図柄の組み合わせが予め定めた入賞態様となっている場合には、各入賞態様に応じた枚数の遊技メダルが賞として払い出され、あるいはクレジットとして加算される。
【0031】
予め定めた入賞態様には、通常遊技の入賞態様と、この通常遊技と比較して遊技者に有利な特別遊技の入賞態様と、再遊技の入賞態様とがある。さらに、特別遊技の入賞態様には、いわゆるビッグボーナス・ゲームの入賞態様とレギュラーボーナス・ゲームの入賞態様とがある。
【0032】
上述した一連の遊技動作は、筐体3内に設けられた制御装置23により制御される。
【0033】
<制御装置>
この制御装置23を図2に基づいて説明する。
【0034】
図2に示すように、制御装置23は、CPU24、ROM25、RAM26、CPU24の動作クロック信号を生成するためのクロック回路27、入賞発生確率を設定するための確率設定部28を備えている。
【0035】
上記ROM25には、スロットマシン1の遊技における処理の手順がシーケンスプログラムとして記憶されているとともに、抽選確率等を決定するための入賞確率テーブル等のデータが記憶されており、シーケンスプルグラムに基づいてCPU24等が動作することによりスロットマシン1における遊技が制御される。
【0036】
上記クロック回路27は、所定周波数の基準クロックを発生するためのクロックパルス発生器29と、基準クロック信号を分周することによりCPU24の動作クロック信号を生成するための分周器30を備えている。
【0037】
上記確率設定部28は、CPU24の制御に従って一定範囲の乱数を発生させるための乱数発生器31と、乱数発生器31で発生した乱数の中から任意の乱数を抽出してCPU24へ送信するための乱数サンプリング回路32を備えている。
【0038】
上記CPU24に備えられた複数のI/Oポートには、ベットスイッチ12、マックスベットスイッチ13、C/Pスイッチ15、スタートスイッチ16、メダルセンサ14、モータ駆動回路33、リール位置検出回路34、リール停止信号回路35、ホッパー駆動回路36、払出完了信号回路37、表示駆動回路38、スピーカ駆動回路39、ランプ駆動回路40が接続されている。
【0039】
以下、上記各回路について詳しく説明する。
【0040】
上記モータ駆動回路33には、リール5a〜cを回転駆動するためのステッピングモータ41a〜cが接続されており、CPU24の制御に基づいて各ステッピングモータ41a〜cへ駆動パルスを供給あるいは供給停止することにより、各リール5a〜cの回転を開始させたり停止させたりする。なお、ステッピングモータ41a〜cが、回転駆動装置として機能する。
【0041】
上記リール位置検出回路34には、リール5a〜cの回転位置を検出するための光センサ等からなる位置検出センサが設けられており、この位置検出センサで検出されたリール5a〜cの位置検出信号がCPU24へ送信される。なお、このリール位置検出回路34が、遊技者がストップスイッチ17a〜cを操作した時点におけるリール5a〜cの回転位置を検出するための停止操作受付位置検出手段として機能する。
【0042】
上記リール停止信号回路35には、ストップスイッチ17a〜cが接続されており、遊技者によりストップスイッチ17a〜cが操作されると、これを検知してストップスイッチ検出信号がCPU24へ送信される。
【0043】
上記ホッパー駆動回路36には、遊技メダルを貯留するためのホッパー22が接続されている。
【0044】
上記払出完了信号回路37には、メダル貯留部42およびメダル検出部43が接続されている。メダル貯留部42は、メダル投入口11から投入された遊技メダルや賞として払い出される遊技メダルを貯留記憶するための部分で、所定の最大許容貯留数に達するまで遊技メダルを貯留記憶することができる。この最大許容貯留数は、例えば50枚となっており、50枚までの遊技メダルを貯留記憶するとともに、この50枚を超えた遊技メダルは、実際にホッパー22からメダル受皿18に払い出される。また、実際に払い出される遊技メダルは、メダル検出部43により、ホッパー22からメダル受皿18に払い出される際に計数される。そして、メダル貯留部42に加算記憶される加算値、あるいはメダル検出部43における計数値が所定の払出枚数に達すると、払出完了信号回路37からCPU24に対して払出完了信号が送信される。
【0045】
上記表示駆動回路38には、有効ライン表示ランプ7a〜e、報知LED8、クレジット数表示器9、払出枚数表示器10が接続されており、CPU24の制御に基づいてこれらの有効ライン表示ランプ7a〜e,報知LED8を点灯させたり、各表示器9,10における表示を行う。
【0046】
スピーカ駆動回路39には、効果音等を発生するためのスピーカ21が接続されており、ランプ駆動回路40には、表示窓4a〜cを通して視認される図柄をリール5a〜cの内面側から透過照明するためのリールランプ44が接続されている。
【0047】
<制御処理>
つぎに、上記制御装置23によるスロットマシン1における制御処理のうち、特にストップスイッチ17a〜cが操作された際におけるリール5a〜cの回転位置の報知処理に重点をおいて説明する。
【0048】
図3は、スロットマシン1における制御処理のうち、ストップスイッチ17a〜cが操作された際におけるリール5a〜cの回転位置の報知処理の手順を示すフローチャート、図4は、リール5a〜cの停止操作受付位置と報知LED8および報知音の対応を説明する説明図である。
【0049】
スロットマシン1では、メダル投入口11に遊技メダルが投入されるか、ベットスイッチ12あるいはマックスベットスイッチ13が操作されてクレジットの範囲内で遊技メダルが受け付けられると、遊技を開始することができる。ここで、スタートスイッチ16が操作されると全てのリール5a〜cの回転が開始し、表示窓4a〜c内に複数の図柄が高速で移動表示される。
【0050】
そして、図3に示すように、各リール5a〜cが所定の回転速度に達した後、ストップスイッチ17a〜cが操作されると(S1)、当該ストップスイッチ17a〜cが操作された時点における各リール5a〜cの停止操作受付位置(回転位置)が抽出される(S2)。
【0051】
この各リール5a〜cの停止操作受付位置の抽出は、制御装置23を構成するリール位置検出回路34の検出出力に基づいて行われる。
【0052】
つぎに、抽出した各リール5a〜cの停止操作受付位置に対応する報知LED8を所定時間点灯させるとともに、対応する報知音をスピーカから発生させて(S3)、処理を復帰する。
【0053】
各リール5a〜cの停止操作受付位置と報知LED8および報知音の対応は、図4に示すようになっており、各リール5a〜cの外周表面に表示された21個の図柄にそれぞれ対応して、LED1〜LED21を点灯させるとともに、スピーカから受付音1〜受付音21を発生させる。
【0054】
なお、スピーカ21から発生させる各受付音は、それぞれ他の受付音と区別できればどのような音声であってもよい。例えばメロディが異なる複数の楽曲から構成したり、同一のメロディであってもテンポや音程を変更したり、あるいは各リール5a〜cの回転位置を言葉によって表現することもできる。
【0055】
また、一般的には、各リール5a〜cの停止操作は、左側のリール5a、中央のリール5b、右側のリール5cの順に行われるので、各リール5a〜cの停止操作受付位置の報知は、この順で行われる。
【0056】
また、上述した各リール5a〜cの停止操作受付位置の報知は、全てのリール5a〜cに対して行ってもよいし、いずれかのリール5a、5b、5cのみに対して行ってもよいし、任意の組み合わせで行ってもよい。特に、最終的に入賞態様が構成されるか否かが決定されれる右側のリール5cに対して、停止操作受付位置の報知を行うことにより、遊技の楽しさを増加させることができ効果的である。
【0057】
<他の実施形態>
なお、上述した実施形態では、ストップスイッチ17a〜cを操作した時点のリール5a〜cの回転位置を視覚的に報知するための報知手段を報知LED8により構成しているが、当該報知手段は、例えば、複数のランプ、「1」〜「21」までの数字を表示可能な7セグメントLEDあるいはドットマトリクス表示器等であってもよい。
【0058】
また、ストップスイッチ17a〜cを操作した時点のリール5a〜cの回転位置を聴覚的に報知するための報知手段をスピーカ21により構成しているが、当該報知手段は、例えば、打撃音を発生するハンマ等であってもよい。この場合には、打撃音の発生回数等により、各リール5a〜cの回転位置を報知すればよい。
【0059】
また、報知手段として、報知LED8およびスピーカ21の双方を設けているが、報知LED8あるいはスピーカ21のいずれか一方のみによって報知手段を構成してもよい。
【0060】
また、上述した実施形態では、代表的な遊技機としてスロットマシン1を例にとって説明したが、本発明は、この他にパチスロ遊技機等にも適用することができる。
【0061】
【発明の効果】
本発明の遊技機は、上記した構成を有するので、以下に示すような効果を奏することができる。
【0062】
すなわち、本発明の遊技機によれば、停止操作受付位置検出手段により、遊技者がストップスイッチを操作した時点におけるリールの回転位置を検出し、報知手段により、当該リールの回転位置を遊技者に対して報知している。
【0063】
したがって、遊技に未熟な遊技者を含めて全ての遊技者が、ストップスイッチを操作した時点におけるリールの回転位置を認識することができる。このため、遊技者が所望の位置でストップスイッチが操作できたかどうかを認識することができ、遊技に未熟な遊技者であっても遊技の楽しさを十分に享受することが可能となる。また、遊技者間の遊技技能の差を解消して公平な遊技を行わせることが可能となる。
【0064】
さらに、いわゆる「すべり」や「引き込み」が出現した場合には、制御装置において入賞態様の発生を許可しているか否かを認識することができ、遊技の楽しさを増加させることができる。
【0065】
また、報知手段では、ストップスイッチを操作した時点におけるリールの回転位置を、視覚的、聴覚的、あるいはこれらを複合して遊技者に報知している。
【0066】
したがって、ストップスイッチを操作した時点におけるリールの回転位置を確実に認識することができるので、さらに一層遊技の楽しさを増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るスロットマシンの斜視図
【図2】本発明の一実施形態に係るスロットマシンの制御装置とこれに接続された周辺装置の概略構成を示すブロック図
【図3】ストップスイッチが操作された際におけるリールの回転位置の報知処理の手順を示すフローチャート
【図4】リールの停止操作受付位置と報知LEDおよび報知音の対応を説明する説明図
【符号の説明】
1 スロットマシン
2 前面扉
3 筐体
4a〜c 表示窓
5a〜c リール
6a〜e 入賞ライン表示
7a〜e 有効ライン表示ランプ
8 報知LED
9 クレジット数表示器
10 払出枚数表示器
11 メダル投入口
12 ベットスイッチ
13 マックスベットスイッチ
14 メダルセンサ
15 C/Pスイッチ
16 スタートスイッチ
17a〜c ストップスイッチ
18 メダル受皿
19 メダル払出口
20 透音孔
21 スピーカ
22 ホッパー
23 制御装置
24 CPU
25 ROM
26 RAM
27 クロック回路
28 確率設定部
29 クロックパルス発生器
30 分周器
31 乱数発生器
32 乱数サンプリング回路
33 モータ駆動回路
34 リール位置検出回路
35 リール停止信号回路
36 ホッパー駆動回路
37 払出完了信号回路
38 表示駆動回路
39 スピーカ駆動回路
40 ランプ駆動回路
41a〜c ステッピングモータ
42 メダル貯留部
43 メダル検出部
44 リールランプ

Claims (1)

  1. 外周表面に複数種類の図柄を表示した複数のリールと、
    前記各リールの内面側から前記図柄を透過照明するためのリールランプと、
    前記各リールを個別に回転させるための回転駆動装置と、
    前記各リールの回転を一斉に開始させるためのスタートスイッチと、
    前記各リールを個別に停止させるためのストップスイッチと、
    前記各リールの停止時に表示される図柄の組み合わせが、所定の入賞態様を構成した場合に、所定数の遊技メダルを払い出すための遊技メダル払出装置とを備えた遊技機において、
    遊技者が前記ストップスイッチを操作した時点における前記リールの回転位置を検出するための停止操作受付位置検出手段と、
    前記停止操作受付位置検出手段において検出したリールの回転位置を遊技者に対して報知するための報知手段とを備え
    前記報知手段は、前記複数種類の図柄それぞれと1対1に対応するように該図柄と同じ数だけ配設された複数の報知LEDを有してなり、該複数の報知LEDの中から前記リールの停止操作受付位置に対応する報知LEDを点灯させることにより、前記停止操作受付位置検出手段において検出した前記リールの回転位置を視覚的に報知するとともに、
    前記複数種類の図柄それぞれと1対1に対応するように該図柄と同じ数だけ設定された互いに異なる複数の報知音を発生するスピーカを有してなり、該複数の報知音の中から前記リールの停止操作受付位置に対応する報知音を前記スピーカより発生させることにより、前記停止操作受付位置検出手段において検出した前記リールの回転位置を、前記報知LEDによる視覚的な報知と併せて聴覚的にも報知することを特徴とする遊技機。
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