JP3955728B2 - 適応形無線リンク - Google Patents
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Description
本発明は一般に、送信対象データ量に対する無線接続の適応、並びに、広く行われている無線トラフィック環境に対する無線接続の適応に関する。特に、本発明は、無線接続の開始時及び無線接続中の双方に行われるような適応に関する。
【0002】
D−AMPS(デジタル高度移動電話サービス) 、GSM(移動通信のための広域システム) 、PDC(パーソナル・デジタルセルラー) のような第2世代セルラー無線システムは、主としてすべて同じデータ送信速度を有するような電話接続を行うためのものとして計画されている。将来、電話接続に加えて、リアルタイム及び非リアルタイムのデータ送信接続及びテレビ電話のような無線インタフェースを介する多くの様々な接続が行われることになろう。異なる接続間で必要なデータ送信速度の変更を行うことが可能となり、通信中でも変更を行うことができるようになる。さらに、無線接続において変動的に発生する干渉のために異なるレベルで符号化を行い、接続時に搬送される情報を実行可能な形態で受信装置へ送信するようにすることが要求される場合もある。
【0003】
TDMA(時分割多元接続) に基づくシステムでは、所定のタイム・スロットは各々の単一接続を利用するために割り当てられる。このタイム・スロットは所定の搬送波周波数で周期的に繰り返されるフレーム構造の一部である。CDMA(符号分割多元接続) に基づくシステムでは、接続を利用するために割り当てられる対応する基本ユニットは所定の搬送波周波数の範囲内の所定の分割コードである。第2世代セルラー無線システムは、その元来の形態では、一度に1つの接続を行うために2つ以上の基本ユニットの割り当てを許さないようになっている。しかしデータ送信容量の配分をさらに柔軟なものにするために、より多くの分割コード、フレームタイム・スロットあるいは搬送波周波数を割り当てて大容量接続を行うことを可能にする方法に関して様々な異なる提案が行われている。回線交換(circuit-switched)電話接続に加えて、パケット交換データ通信を行う方法及びシステムが提案されている。単位時間当たりの送信対象パケット数は、各時点における送信対象データ量及び利用可能なデータ送信容量に依存するので、パケット交換接続は送信可能データ量の変更に対して容易に適応することができる。
【0004】
無線通信において、干渉の本質はフェージングやノイズである。前記干渉を補償するために、セルラー無線システムでは一般に送信電力の調整が用いられ、何らかの方法によって、送信信号が受信装置から見て十分に強い信号として受信されるような送信装置の最低可能電力が決められる。また干渉を補償するために、周波数ホップィングすなわち送受信周波数の高速変動を用いる場合もある。送信装置は送信に先行して信号をインターリーブし符号化して、干渉にもかかわらず受信装置が正確に信号を解釈できるようにすることができる。
【0005】
無線接続の品質と資源の効率的利用の最大化と同時に送受信によって生じる電力消費量の最少化を目的とするすべてのこのような処置をまとめて無線リンク(radio link)の適応と呼ぶことができる。第3世代セルラー無線システムでは、無線インタフェースのフレーム構造は現在のシステムより相当複雑なものになる。この事実は無線リンクの適応に対して著しい増加要件が課せられることを示すものである。第3世代フレーム構造の一例として、フィンランド特許出願No.964,308及びこれに対応する米国特許出願No.802,645(1997年2月19日出願)に導入されたフレーム構造について検討してみよう。各フレームは所定数のタイム・スロットに分割される。各タイム・スロットを更にそれより小さなタイム・スロットすなわち1つの分割コードサイズのセクションか、あるいは1つの狭い周波数帯域かのいずれかに分割することができる。タイム・スロット及び他の何らかの方法で分割されたタイム・スロットのいくつかの部分をまとめてスロットと呼ぶことができる。様々な方法でタイム・スロットをスロットに分割して、サイズが変動したスロットが1つフレームの中に含まれるようにすることができる。フレーム中に含まれる最少のデータ送信容量を持つ部分は、全体として1つのデータ送信接続を行う用途に割り当てることができるものであるが、この部分をリソース・ユニット(resource unit)と呼ぶ。個々のセルにおいて、様々な異なる方法によってこのフレーム構造を様々なサイズのスロットに分割することができる。
【0006】
無線リンクの適応に課せられるこれらの要件は、干渉レベルの増減か、送信されるソース・データ量の変更かのいずれかに依存する。他の同時に存在する無線送信に起因して全体の干渉レベルが増加する場合、送信装置と受信装置間のパスを通る無線波の伝搬条件が変化すると、無線接続品質が劣化する。無線リンクの適応は、無線接続品質を所定の最低限度以上に維持しようとするものである。接続品質は、例えばビット誤り率(BER)、フレーム誤り率(FER)、データ送信遅延及び/又はすべての受信バースト数に対するエラー受信バースト数などによって説明される。ソース・データ量が時間で変化する場合、無線リンクの適応は所定の最大遅延の範囲内で受信装置へすべてのソース・データを送信する状況を目的とするものでなければならない。一方、送信データ量が減少するとき、単一接続用として無駄に無線インタフェースのデータ送信容量を予約してはならない。
【0007】
本発明の目的は、干渉環境の変化とソース・データ量の変更に対して第3世代セルラー無線システムの無線リンクの適応を行うことを可能とする1つの方法とシステムを導入することにある。
【0008】
本発明の目的は、送信電力の調整と、所定の接続を行うために予約されているデータ送信容量の動的変更とを組み合わせることにより達成される。後者の特徴は接続品質の測定に基づくものである。
【0009】
本発明に従った方法は、セルラー無線システムにおける前記接続上で変化する環境に対する無線接続の適応を行うために設計される。セルラー無線システムでは、基地局と移動局間の無線トラフィックは、所定のフレーム構造に従った複数機能原理に基づいて設けられる。前記方法では、送信装置と受信装置間で所定の接続を行うために、前記フレーム構造の所定のデータ送信容量の予約が行われる。本発明による方法は、接続中受信装置が接続品質を測定し、この測定された接続品質に基づいて、前記フレーム構造において前記接続を行うために予約されたデータ送信容量を変更することを特徴とする。
【0010】
最も好ましくは、本発明は第3世代セルラー無線システムにおいて利用される。第3世代セルラー無線システムでは、基地局と移動局間の接続を表すために‘ベアラ(bearer)’というコンセプトが用いられる。本明細書では、ベアラとは、基地局と所定の移動局間のデータ送信に影響を与えるようなすべての要因によって形成されるエンティティ(entity)を意味する。このベアラというコンセプトには、所定の最小値と最大値の範囲内での、データ送信速度、遅延、ビット誤り率のような要因、及び、これらの要因の変更などが含まれる。このベアラとは、上記のすべての要因の影響を組み合わせたものに起因して作られたデータ送信パスと理解することができる。前記パスは基地局と所定の移動局を接続し、このパスを介して、有用なデータ、すなわちペイロード(payload)情報を送信することが可能である。1つのベアラは常にたった1つの移動局を基地局と接続するだけである。複数機能を持つ移動局は1つの基地局またはいくつかの基地局と移動局を結合するいくつかのベアラを同時に保持することができる。
【0011】
ベアラ設定と関連して、ある一定の基本パラメータ用として選択された値が存在する。また、前記値の決定に影響を与える要因の中に、送受信装置のタイプ、データ送信速度、並びに、様々なタイプ及び様々な符号化構成から成る変調方法のような様々なオペレーション・モードを利用する能力があることを指摘しておく。基本パラメータに入るものとして、例えば符号化率、符号化のタイプ、変調オーダ(modulation order)、インターリーブ深度、インターリーブのタイプ、バーストのタイプ及び、特に、当該ベアラ用として採用されたフレーム構造中の予約スロットのサイズ(あるいはスロット数とそのサイズ) を挙げておこう。‘バースト’というコンセプトは、フレーム構造の1つのスロットで送信されるデータ量を意味する。各基本パラメータは、送信装置と受信装置の双方の能力に対して、及び、当該の瞬間におけるデータ送信要求に対して、設定された各ベアラができる限り良好に応答するようにいくつかの可能値を持つことができる。一方、複数の基本パラメータ値のために混乱と過度の信号送信が生じる可能性がある。これを防止するために、基本パラメータ値のいくつかの組み合わせのみを許容するという取り決めを行うことができる。ベアラ設定は、呼又は他の通信の開始とは独立に行われ、また基地局の変更すなわちハンドオーバと関連して行われる。また、移動局がいわゆるアイドルモード(idle mode)にある、すなわち呼又は他のアクティブな接続が行われていないとき、基地局と移動局間でいくつかの基本パラメータ値を送信することができる。
【0012】
本発明に従い、ベアラ設定後に行われる無線リンクの適応は、リアルタイム(RT)のデータ送信の場合か、非リアルタイム(NRT)のデータ送信の場合かによって多少異なる手順で実行される。リアルタイム・データ送信は遅延クリティカル(delay-critical)データ送信と呼ばれることが多い。またRTベアラについては、通常、フレーム構造の中に所定のスロットあるいは等しいサイズのフレーム毎に繰り返されるスロットが予約される。NRTベアラについては、RTベアラのために行われる予約後に利用可能なスロット数に応じて、通常様々なフレームからタイム・スロットが割り当てられるが、NRTベアラについて所定の一定の最少予約を行うことができる。このRT/NRT差に加えて、本発明に従った無線リンクの適応は、接続品質又はソース・データ量に基づいて実行される変調と送信電力調整に分離することができる。
【0013】
ソース・データ量は一定であると仮定する。フレーム構造の中に所定のスロットあるいは所定のベアラ用スロットを予約する。接続品質に基づく無線リンクの適応を以下のように行う。すなわち、接続品質が劣化した場合、フレーム構造中の当該ベアラについてより多くの容量、すなわちより大きなスロットまたはより多数のスロットを予約する。この得られたより大きなデータ送信容量を利用するために、送信装置は符号化率を上げ、符号化タイプを変更し、あるいは、変調オーダを下げて、送信対象データ中により多くの冗長性を生成したりよりクリアな変調(clearer modulation)を行うようにする。これに基づいて受信装置は干渉にかかわりなく容易にデータの正確な再構成を行うことができる。一方、接続品質が特に良好である場合、フレーム構造中の当該ベアラについて予約容量の量は低減し、送信装置は符号化率を下げ、符号化タイプを変更したり、変調オーダを上げて予約容量の中に収まるようにすべてのデータを送信するようにさせる。ここで送信データの冗長性と変調の明瞭性(clarity)が低下しても、接続品質が良好であれば、受信装置は正確にデータを再構成することができる。
【0014】
各セルにおいて、基地局はダウンリンク(downlink)フレームとアップリンク(uplink)フレーム双方の予約状況を示す予約テーブルを保持する。予約状況の変更を行うことができるように、各セルは所定のメカニズムを持っていると仮定しなければならない。このメカニズムによって移動局は、所定のベアラ用の予約スロット数及び/又は該スロットのサイズの増減を要求することができる。またこのメカニズムによって基地局は、移動局に対して予約状況のそれぞれの変更について通知を行うことができる。本発明はこのようなメカニズムの実現に限定されるものではない。適切なメカニズムについては上記フィンランド特許出願No.964,308に記載されている。
【0015】
接続品質に基づいて行われる無線リンクの適応によって、曖昧性のない関数を用いて該接続品質の説明を行うことが要求される。受信装置における接続品質の測定は、C/I比(すなわち搬送波対干渉比) をベースに行うことができる。この場合、接続品質とC/I比に対するその依存性を表す曖昧性のない関数Qは式Q=f(C/I)によって表現することができる。所定のインターリーブ期間中、数個のバーストで送信される所定のデータシーケンス中に含まれるビットの拡散が行われるインターリーブが信号送信によって使用される場合、関数の変数として上式に提示されるC/Iはベクトル、すなわちいくつかの数値であってもよい。この数値の各々は所定のインターリーブ期間に属する単一バーストの検出された搬送波対干渉比を表すものである。
【0016】
例を挙げて提示される好ましい実施形態及び添付の図面を参照しがら以下更に詳細に本発明について説明する。
【0017】
無線リンクの適応は所定のRTベアラと関連し最も好ましくは2つの部分からなる接続品質に基づいて行われる。第1の部分は測定された接続品質(すなわち関数Qの値) を所定の閾値と比較する参照アルゴリズムであり、必要なときに、この比較に基づいて当該ベアラ用予約スロットのサイズ及び/又はそのスロット数の増減の要求が行われる。第2の部分は前記閾値を保持し、必要なときに、それらの値を変更する調整用ループであり、参照アルゴリズムによって行った要求が受信データを正確に再構成する受信装置の能力に正しく比例するようになされる。図1は参照アルゴリズム100の好ましい利用を示すフローチャートである。モード101で、所定のバーストの受信後、1回のインターリーブ期間に属するすべてのバーストが受信されたかどうかのチェックが受信装置によって行われる。受信されていなかった場合、受信装置はモード102で1つのバーストをさらに受信しモード101へ戻る。1回のインターリーブ期間に属するすべてのバーストが受信されたとき、アルゴリズム100を行う受信装置はモード103へ切り替わり、そこで接続品質を表す関数Qの値が最低品質を表す閾値Q_thより大きいかどうかを判定する。閾値Q_thより高くなければ、当該ベアラについて予約スロットのサイズ及び/又はそのスロット数を増加する要求がモード104で行われる。モード105で所定のカウンタCがその正の最大値C_maxに設定され、その後次のバーストを受信するためにモード101が再開される。
【0018】
最小値を表す閾値Q_thは目標値でもある。接続品質を表す関数Qの値はQ_th値へできるだけ近づくようにすべきであるが、Q>Q_thとなるようにしなければならない。この理由は、Q_thより著しく高い関数Qの値は、フレーム構造中の容量の不必要に大きな部分が当該ベアラ用として予約されることを意味するからである。モード103で関数Qの値がQ_thより高いことが観察された場合、ベアラ用の予約容量が1リソース・ユニットだけ減少すると、関数Qの値が何になるかを受信装置が推定するモード106が選ばれる。この推定によって得られた値は、記号Q_lessによって示すことができる。推定値Q_lessを形成する好ましい方法について以下説明する。モード107では、最小の目標レベルを表すQ_th値よりQ_lessのほうがが大きいかどうかが検討される。Q_th値より高くない場合、モード105が選ばれ、さらにモード105を介して最初のモード101が選ばれる。モード107で実行された比較の結果がイエスの場合、カウンタCの値はモード108で1だけ減少し、モード109でカウンタCの値がゼロに達したかどうかが検出される。カウンタCの値は、ベアラのために予約された容量を減らすことが有益になるまでに、いくつの関数Qの“非常に良い”値が測定されるかを表すものである。カウンタCの値がモード109でゼロに達したことが検出された場合、ベアラ用の予約スロットのサイズ及び/又はそのスロット数を減らすためにモード110に従って当該ベアラの要求が行われ、モード105を介してモード101が再開される。しかし、モード109でカウンタCの値がゼロより大きいと判定された場合、最初のモード101が直接再開される。
【0019】
図1に表されたアルゴリズムは、カウンタCの最高値C_maxに対応するある一定数の関数Qの“非常に良い”値が連続して測定された場合にのみ予約容量を減少させる。代替の実施形態では、N回の実行測定サイクル中のM回のサイクルで、目標レベルを表すQ_th値より推定値Q_lessのほうが大きいことが検出された場合、提案されたカウンタCの代わりに、予約容量を減少することに従った条件を設定することができる。但し、NとMとは正の整数であり、N>Mである。したがって、特に、連続する測定サイクルによって、目標レベルQ_thより大きい推定値Q_lessを示すような値を入手することは要求されない。
【0020】
多くの異なる方法で推定値Q_lessを形成することが可能である。好ましい実施形態において、測定されたC/I値と関数Qの値の間の対応を記述するテーブルが前もって受信装置に保存されている。したがって受信装置は、モード106で、関数Q=f(C/I)の変数としてモード103で最後に使用されたベクトルC/Iのほかに、1回のバーストを表す搬送波対干渉比の値を残して、テーブルによって値Q_lessを決めることができる。別の代替例では、受信装置による1回の受信バーストの完全な復調が行われず、復号されないままの状態になって、インターリーブ期間に属する他のバーストにのみ基づいて関数Qの値が計算される。アルゴリズム100のモード103で、単純な大きさの比較に加えて、測定値Qが閾値Q_thよりどれだけ大きいかを検出することが可能な場合、この検出方法に対応する方法で、予約容量が1リソース・ユニットだけ減少した場合(Qが、Q_lessよりほんのすこしだけ大きいことが観察されたとき) の推定値Q_less、あるいは、予約容量が数ユニットだけ減少した場合(Qが、Q_lessより著しく大きいことが観察されたとき) の推定値Q_lessをモード106で計算することが可能である。同様に、モード103からモード108へ接続を行って、前記QがQ_lessよりずっと大きい場合、モード108でカウンタCの値を2つ以上減らすようにすることもできる。
【0021】
本発明の新しい思想の範囲から逸脱することなく、図1に例示したアルゴリズムを他の方法で修正することができる。モード104の代わりに、例えばモード108、109、110などのような別のカウンタループを設けることができる。このカウンタループによって、関数Qの値がK回連続して閾値Q_thより低い場合にのみ容量の増加を求める要求が行われる。但し、Kは正の整数である。また、このようなカウンタの代替実施形態では、Q_thより低いこのような連続する関数Qの値の代わりに、N回の測定の中で、少なくともM回の非常に劣悪な関数Qの値が生じるかどうかを観察することが可能である。単純な大きさの比較だけでなく、値QとQ_thの差の大きさもモード103において検出することが可能であるという事実と関連して、図1のモード104及び上記ループの双方に対して上述したようなすべての修正を当然提供することができる。この検出された接続品質が目標レベルに比べて著しく劣悪な場合には、速やかに追加容量を入手し不良品質に起因する送信の中断を回避しなければならないという事実がある。モード104で行われる容量の増加要求には、必要とされる追加容量として選ばれた量がどれだけ多くのリソース・ユニットを含むかに関する情報を含むことができる。
【0022】
図1に例示されたアルゴリズム100は、好ましくはパラメータ化され、Q_th値とC_max、並びに、おそらく、他の対応する閾値と限定値を固定せずに、例えば、基地局が実行するトラフィック状況の測定に基づいて、基地局や移動局が実行するビット誤り率やフレーム誤り率の測定に基づいて、あるいは、オペレータが行う手動設定に基づいて修正を行うことができるようになされる。例えば、基地局が実行するトラフィック状況の測定によって、基地局は過負荷の状態で、すべての接続確立要求に対しては応答することができないことが示された場合、基地局は、そのセルが前回のものより低いQ_th及び/又はC_max値を使用するように命令することができる。この命令によって、アクティブベアラ(active bearers)に関して、より劣悪な接続品質を受け入れて、設定対象の新規ベアラを使用するために容量を解放するようにする。別の代替例では、各ベアラに関して、1回のインターリーブ期間より長いインタバル中、受信時にどれだけの数のビット誤りが生じたかが検出される。このため、高率のすなわち増加する比率のビット誤りによって、Q_th値及び/又は値C_maxが増加し、また、それぞれ、低率のすなわち減少する比率のビット誤りによって、Q_th値及び/又はC_max値は下降することになる。接続の劣化を来すエラー、遅延あるいはその他の要因の測定及びその結果生じるQ_th及び/又はC_max値の最適化は、ある決められた移動局のグループに集中することができる。このグループの中には、所定の基地局あるいはその基地局のほんの一部の下で機能するすべての移動局を含むことができる。Q_th及び/又はCmax値がシステムレベルで最適化された場合、いくつかの基地局の範囲内で測定を実行することができる。大きなグループで実行される測定では、まれに起こるエラーでも良好に発見することができる。Q_th値とC_max、及び可能なその他のパラメータ化された閾値と限定値を最適に保とうとするアルゴリズムは調整ループと呼ばれる。
【0023】
図1のモード101では、各インターリーブ期間の終了後無線リンクの適応を目的とする関数Qの値の計算が開始される。しかし、十分に高く(通常10〜100)C_max値を設定することにより、無線リンクの適応によって、移動局と基地局間の過度のシグナリング(signalling)が引き起こされないことを確認することが可能となる。必要なときに、モード101に限定を課すことが当然可能となる。この限定に従って、より長いインタバルで、例えば第5番目毎のインターリーブ期間後にのみ関数Qの値が計算される。しかし、これによって接続品質の突然の低下に対する反応が遅くなる。例えば当該ベアラが不連続送信(DTX)に起因するポーズを生じる場合、アルゴリズム100を適用して、そのポーズ中受信装置が全セルに共通なチャネルの1つ、あるいは、他の送信の観察を行い、その観察に基づいてモード103で値Qの推定を行うようにすることができる。このようにして、少なくとも全体的干渉レベルの増加を考慮に入れることが可能となり、当該ベアラにポーズが生じても無線リンクの適応が中断されることはなくなる。各システムには対応する計算を行うために利用可能な容量の様々な量が存在する場合があるので、関数Qの連続計算の間に長短のインタバルが生じる可能性によって、様々なセルラー無線システムに本発明を適用することが可能となる。本発明を適用する適切な領域の1つとして、UMTSシステム(ユニバーサル移動通信システム) 用として選択されるWB−TDMA(広帯域時分割多元接続) のような方式がある。この方式が、将来、周知のGSMシステムにとって替わることになる。
【0024】
リアルタイム・データ送信に関連し、ソース・データ量に基づく無線リンクの適応について次に述べることにしよう。これはリアルタイム順方向リンク適応(real time forward link adaptation)(RT FLA)と呼ばれるものである。ソース・データ量に関して最も単純な場合、フレーム構造の中に予約されたスロットのサイズ及び/又はそのスロット数以外には、ベアラの他の基本パラメータの変更は行われない。しかし、この変更は、ソース・データ量で生じる変更が正確なサイズの変更であることを必要とし、まさに、許された数のスロットの増減により補償を行うことができるようにするものである。ほとんどランダムなステップでソース・データ量が変化する可能性の方が大きく、そのためベアラの基本パラメータに加えて、符号化率、符号化タイプ及び/又は変調オーダを変更する必要がある。フレーム構造のスロットの各予約要求時に、符号化と変調が変わらないままであると仮定して、どれだけの数のリソース・ユニットの分量のスロットが当該ベアラ用の最小予約となるかが通知される。スロット予約要求にはまた、リソース・ユニット数の代わりに、送信対象データ量に関するいくつかの更なる一般的指示を含むこともできる。この場合、フレーム構造を維持するアルゴリズムによって必要容量が解釈され、フレーム構造中に残された自由に使えるスペースに応じて当該接続を行うためのスロット(例えば数個の大きめのスロットまたはいくつかの小さめのスロットなど) が予約される。予約要求の結果、当該ベアラ用として予約されたセルに割り増しのスペースが含まれる場合、繰り返しデータや冗長性を増すための他の何らかの方法によってこのスペースを満たすことができる。一方、スペースがほとんどない場合には、そのデータ用として予約されたスペースの中にデータが収まるように送信対象データはパンクチャされ(punctured)なければならない。繰り返しとパンクチャ・オペレーションを実行して、オペレーションの影響が、当該ベアラ用として予約されたすべてのスロットに対して平等に配分されるようになることが最も有益である。
【0025】
例えば図2に記載されている方法で、送信装置において機能しソース・データ量に基づく無線リンクの適応アルゴリズムを実行することができる。モード201では、現在のプロトコル・レベルから、あるいは、無線リンクの適応アルゴリズムを含む所定の高位のプロトコル・レベルからデータが送信装置によって受信される。モード202では、高位のプロトコルオーダによって送信されたソース・データ量が調査される。最も好ましくは、次のPDU(プロトコル・データ・ユニット) が送信されるまでに残された時間が、新規スロットの予約を求める送信要求から、所定の遅延マージンによって追加され、予約された新規スロットの肯定応答を受信するまでに要する時間にほぼ等しいとき、上記ソース・データ量の調査が常に実行されることが望ましい。新規のデータ量が非常に大きいために、どうしてもフレーム構造の中のそれまでに予約されたスロット中に収まらない場合、モード203に従って“割り増し(extra)”データ量用の新規容量の予約を求める要求がアルゴリズムによって送信される。新規のデータ量がそれまで予約されたフレーム構造スロットの中に収まる量より著しく少ないことが観察された場合、モード205に従って、容量の解放を求める要求がアルゴリズムによって送信される。後者の場合、図1のアルゴリズム100のカウンタCの場合と同様の方法で、あるいは、上述の“N回の中からM回”のタイプの選択条件を用いることにより、所定のカウンタによって実現される遅延を利用することができる。
【0026】
送信装置では、無線リンクの適応アルゴリズムを実現するプロトコル・レベルは、高位のプロトコル・レベルからソース・データを規則的に受信することができる。しかし、この受信は非常に遅れるので、既にデータを更に送信しなければならない時の前に、追加容量の予約を求める要求を送信するだけの時間的余裕がない。図2に例示されたRT FLAアルゴリズム200を用いることも不可能である。しかし、ソース・データ量が変更されていても、フレーム構造の中に所定の割り当て分の割り増し容量が永久に予約されているという本発明の実施形態を提案することができる。ソース・データ量が変更されない限り、繰り返しを利用することにより、あるいは、送信対象データの中に冗長性を大きくするような他の手順により、送信装置は割り増し容量を満たすようになっている。送信対象データ量が大きくなった場合、繰り返しあるいは冗長性を大きくするための上記の他の方法はそれぞれ低減する。一方、ソース・データ量が減少した場合、繰り返しや冗長性を大きくするための上記の他の方法はそれぞれ増加する。
【0027】
このタイプの実施形態は、好ましくは、図1に従った接続品質に基づく無線リンクの適応アルゴリズム100と組み合わされ、受信装置で実行される。したがって、変化する可能性のあるソース・データ量を持つベアラに対して、一定のままのソース・データ量を持ち、ビット誤り率と最大遅延に関して同じ目標値を持つベアラに対するよりは多少高めの閾値Q_thが設定される。ソース・データ量が増加すると、割り増しの繰り返しやその他の符号化が減少する。この減少は受信装置で計算されたQ値が減少することで理解される。これは、今度は、アルゴリズム100に従う追加容量の予約手順においてトリガすることができる。一方、ソース・データ量が減少すると、受信装置が計算した値Qは割り増しの繰り返しや他の符号化を行うためにさらに大きく増加し、この増加は、今度は、アルゴリズム100に従った手順において、割り増しの予約容量を減少させるためにトリガする。しがって送信装置は、予約容量を変更するという趣旨の要求を送信する必要がなくなるが、無線リンクの適応は、受信装置が実行する接続品質の測定に基づいて行われる。
【0028】
次に図3を参照して非リアルタイム・データ送信と接続した無線リンクの適応について説明を行うことにする。非リアルタイムのデータ送信については、ソース・データの変更はリアルタイムのデータ送信についてほど同程度に重要なものではない。送信を行うために、モード301に従って、ソース・データはチャネル符号化とインターリーブにかけられ、比較的短期間(通常2〜8バースト;図3では4バースト) の間、所定のデータシーケンスがインターリーブされ、さらに、前記インターリーブ期間に属するすべてのバーストが受信される前に、前記データシーケンスの完全な復号化を行うことができるようになる。バーストの送信はモード302、303、304、305によって表される。受信装置は、各受信バースト後、モード306、307、308、309で、前記データシーケンスの復号化を試み、受取通知と一緒に、復号化の成功(肯定) あるいは失敗(否定) を示すメッセージを送信装置へ送信する。送信装置は、その時までに受信装置によってデータシーケンスの復号化が正しく行われなかった場合にのみ、前記データシーケンスと接続した次のバーストを送信する。すべてのバーストが送信されたにもかかわらず復号化がまだ成功していない場合、ARQ(自動反復要求) タイプの再送信が続く。受信装置は、送信したバーストの中のどれが最も劣悪な品質であるかについてモード309で検討し、モード310に従って前記バーストを再送信するように送信装置に対して要求する。復調を改善するために、周知のダイバーシティータイプの方法を用いることにより、元のバーストとその再送信コピーとがモード311で合成される。この場合、乗算と加算とによって、再送信の目標であったバーストに対応する結果が得られ、前記結果は元のバーストとその再送信コピーとの間の最高の相関を表すものとなる。復号化が成功するまで、あるいは、再送信の所定のタイマーによって再送信の更なる試みが阻止されるまで、最悪バーストについての通知とその再送信は継続する(図示されず) 。
【0029】
非リアルタイムのデータ送信では、無線リンクの適応は以上説明した符号化とインターリーブ並びに再送信を介して行われる。送信対象のデータシーケンスすなわちパケットが、レート1/2で畳み込み符号化して一度に4つのバーストに分割される場合、このパケット・データシーケンスは、最善の場合2つのバーストの受信後、受信装置で復号化が可能である。2つの残りバーストを送信する必要がない場合、送信対象のデータシーケンスは実際上符号化されずに(すなわち実現符号化率(realised coding rate)1/1で) 送信され、フレーム構造中にこの2つの残りバースト用の容量を予約する必要はない。送信装置が第3のバーストを送信しなければならない場合、実現符号化率は3/4となり、第4のバーストの場合は1/2の実現符号化率となる。復号化が依然として成功しない場合、送信装置は最悪バーストを再送信する。復号化が早めのバーストと結合したダイバーシティーであり、かつ、バーストに含まれるインターリーブが分離される(unravelled)場合、実現符号化率は概略2/5となる。この処理はこのようにして継続され、ある段階で復号化が成功するか、所定の再送信の時間制限によって更なる再送信が阻止されるまでずっと実現符号化率は低下する。実現符号化率と実現符号化率に基づく利用可能容量は無線周波数干渉の発生に依存するので、上記手順によって無線リンクの適応特性が満され、さらに、すべてのデータについて、フレーム構造には必要なサイズの容量しか予約されない。
【0030】
上述の方法に加えて、非リアルタイムのデータ送信と関連して、変調の変更に基づく方法を利用することが可能である。変調の変更と同時に、送信バッファに含まれるインターリーブ深度を変更し、既に符号化されたデータシーケンスの再符号化を避けるようにするのが都合が良い。例えば低次変調とインターリーブ深度4とが第1に用いられる場合、高次変調の方へ切り替わると、インターリーブ深度は2まで低下する可能性がある。一方、高次変調から低次変調へ移動するとき、インターリーブ深度は上昇する可能性がある。変調オーダの決定は、測定されたC/I比あるいはC/I比に依存する関数Qの値であって、接続品質を表す関数Qの値を所定の閾値と比較して、C/I比あるいは関数Qの値の方が前記閾値に関して高い場合には高次の変調が選ばれ、一方、C/I比あるいは関数Qの値が前記閾値に関して低い場合には低次の変調が選ばれるという事実に基づくのが最も都合が良い。低次及び高次の変調方法の例として、BPSK(2位相シフト・キーイング) とQPSK(4位相シフト・キーイング) を指摘しておく。高次の変調方法を利用することにより、同一期間内により多くのビットを送信することはできるが、変調モードが互いに近づくと、送信が時間分散に対してさらに敏感になるため、高次の変調方法のほうが主として、距離が短い狭いセルにおいては適切な方法となりがちである。
【0031】
非リアルタイムのデータ送信においては、規則的に繰り返される容量がフレーム構造の中に送信用として予約されていないという理由で、送信時に比較的長いポーズが生じる場合がある。無線リンクの適応という観点からみると、適応は、絶えず測定の実行が可能なとき最も効率的なものとなり、検出された変化に対して速やかに応答することができるので、ポーズは有害なものである。非リアルタイムのデータ送信と関連して、無線リンクの適応をタイマーと組み合わせることができる。このタイマーによって、最後のC/I比測定からどれ位のインタバルが経過したかが検討され、好ましくは、その経過時間並びに移動局と基地局間の既知の相対速度に基づいて、以前に計算した値がまだ有効かどうかについて決定が行われることが望ましい。このタイマーに従って、最後のC/I比測定からの経過時間が所定の限界値を上まわった場合、次の送信時に、確認のために、符号化、変調及びインターリーブに関してある一定の“最悪の場合”のデフォルト値を利用することができ、さらに、ベアラ設定あるいはハンドオーバに関連して基地局と移動局間で取り決められた同様の方法を適用することができる。他の代替例として、1つのセル全体に共通のチャネルに基づく同様の推定、並びに、リアルタイムのデータ送信時及び伝送の切断の結果生じるポーズに関して上記に説明したその他の送信に基づく同様の推定を、ポーズ中に利用する例がある。共通セルチャネルに基づくこの種のC/I比推定は、アクティブ接続の適切な設定に先行して利用することができる。
【0032】
以上の説明において、無線リンクの適応を目的とする機能を実現する対象がいずれの装置(すなわち基地局と移動局のいずれ) であるかという問題についてはまだコメントしていない。フレーム構造の予約状況の制御を基地局に集中して、要求の発信源が基地局からであるか、移動局からであるかにかかわりなく、基地局が、容量の予約と解除に関連するすべての要求を処理するようにするのが都合が好い。これらの要求に基づいて、基地局のそれぞれのユニットは、フレーム予約状況について記述する予約テーブルの必要な変更を行い、ユニットと移動局に対して与えられたスロットおよび取り消されたスロットの通知を行う。所定のベアラと関連するC/I比の測定は、各々の特定時点で受信を行う装置の中で行われているにすぎないが、容量の予約及び解除要求を行うアルゴリズムの実行が、基地局と移動局の双方において実現されるものであるか、あるいはこれらの一方のみで実現されるものであるかどうかに関して本発明はこのアルゴリズムの実行に制限を設けていない。上に説明したタイプのアルゴリズムを利用する手段を自ら備えていない受信装置は、測定したC/I比の値について別の装置に対して信号で知らせことができる。その場合、前記別の装置は可能な容量予約及び解除要求を行うためにこれらの値を利用する。同様に、検出されたビット誤り率やフレーム誤り率(すべてのフレームに対するエラーフレーム数) に基づいて動作し、無線リンクの適応において用いられるパラメータ値の最適化を行う調整ループは、移動局か、基地局かのいずれかで、あるいはその双方で機能することができる。
【0033】
好ましい実施形態に従えば、C/I比に基づいて容量の予約及び解除要求を行うアルゴリズムと、前記アルゴリズムの中で用いられるパラメータの最適化を行う調整ループの双方は、移動局と基地局の双方において実現される。C/I比、ビット誤り率及び/又はフレーム誤り率の測定値は、個々の装置間の信号送信として連続的に送信されなければならないわけではない。これによってシステム内のシグナリングの総量が減少することになる。好ましい実施形態において、基地局と移動局の双方によって、すべての受信スロットのC/I比並びに、各インターリーブ期間中のビット誤り率とフレーム誤り率が測定される。必要なときに、いくつかの連続する測定値の平均値を双方の測定処理で利用することができる。ベアラ設定と関連して、ベアラと関連して第1に使用すべき基本パラメータが送信装置によって示される。必要な場合、基本パラメータの選択時に、合意されたプロトコル(agreement protocal)を適用することが可能である。その場合、受信装置によって、送信装置が示す基本パラメータを受け入れるか、拒絶するかのいずれかが行われ、拒絶された場合には、受け入れる旨の受信があるまで、送信装置は新しい基本パラメータの組み合わせを提案する。ベアラの使用中、例えば20〜500msのインタバルのダウンリンクで、かつ、必要な場合にのみパケットのアップリンクでというように、全体として移動局と基地局間の信号送信をどのように設けるかに応じて、無線リンクの適応を目的とするような基本パラメータの変更を送信することができる。
【0034】
次に、本発明に従った方法における送信電力の調整を観察する。一般に、送信電力の調整は、各ベアラと接続した送信電力を可能な限り低く維持することを目的とするものであり、前記ベアラと接続し、受信装置によって検出されたS/N比(信号対騒音比) が、少なくとも決められた目標値に一致するようにするためのものである。本発明では、送信電力の調整は接続品質またはソース・データ量に基づいて実行される上述の無線リンクの適応と関連する。送信電力の調整によってノイズが補償され、その他の無線リンクの適応によって干渉が補償される。
【0035】
アップリンクおよびダウンリンク送信電力の調整は多少異なる方法に従って行われる。基地局401は、図4に例示される多重様式で、電力調整メッセージ用の1つのスロット403あるいは該スロットの一部をフレーム構造402に予約することにより、また、すべての移動局用として意図された短い電力調整メッセージ404、405、406を前記スロットまたはスロットの一部に連続してパックすることにより、送信電力の調整と関連するメッセージをすべての移動局へ送信することができる。明瞭にするために、図面には3つの移動局407、408、409用として送信される電力調整メッセージしか示されていない。これらの調整メッセージの中から各移動局は関連のある部分を解釈する。1つの移動局がアップリンク方向に送信する電力調整メッセージのほうが、1つの移動局がダウンリンク方向に送信する電力調整メッセージより大きな空間を占める。これは、同じセル内で機能する移動局間には、完全に正確な同期が存在せず、従って各アップリンク電力調整メッセージに対して、それぞれのダウンリンク電力調整メッセージに対するものより大きな割り当て分のフレーム構造を予約しなければならないという理由によるものである。
【0036】
アップリンク送信の電力調整においては、無線パスの損失(いわゆるパスレス・ベース(pathless based)電力調整) の推定に基づく高速デルタ変調が最も好適に行われる。本明細書では、高速性とは、基地局が移動局に対して、かなり頻繁に、最も好ましくはすべてのダウンリンクフレームで電力調整メッセージを送信することを意味する。1つの電力調整方法として、デルタ変調は、電力調整コマンドが“ステップアップ(step up)”または“ステップダウン(step down)”タイプのものであり、決定された絶対電力を用いるコマンドが含まれ ないことを意味する。リアルタイムのデータ送信の電力調整では、非リアルタイムのデータ送信より大きな電力調整ステップを適用するのが都合がよい。1つの電力調整方法として、デルタ変調の代わりに直接コマンドを用いることができる。その場合、電力調整コマンドには送信電力の所定の絶対値に対する参照が含まれる。送信装置はこの絶対値を使用し始めなければならない。
【0037】
ベアラ設定と関連して、基地局によって規則的に送信される一般の制御チャネルを検出するために使用する電力を基に、図5に示される方法に従って移動局は所定の初期電力の要求を行う。この要求はブロック501によって表される。ブロック502では、移動局が所定の初期電力で送信503を開始する許可が基地局によって与えられる。この初期電力の大きさは、移動局が要求する電力レベルと、最大許容電力レベルと、最低許容電力レベルとによって決められる。その後電力調整は、基地局が規則的に送信する電力調整メッセージ504または505に基づいて実行される。電力調整メッセージの中で、受信電力が、目標レベルより高い雑音等価電力より高いことがブロック506において検出された場合、基地局は送信電力を下げるように移動局に命令する。また、受信電力と雑音等価電力との差が目標レベルより小さい場合には、電力レベルを上げるように移動局に命令する。ブロック503、504、505、506によって形成されたループ中の循環は、接続が終了したとき終了する(図示されず) 。
【0038】
またダウンリンク送信の電力調整では無線パス損失の推定も利用される。どの電力によって所定の制御メッセージが送信され、受信されるかに関する知識に基づいて適切な初期電力が基地局によって推定される。その後、必要なときはいつでも基地局用電力調整メッセージが移動局によって送信され、この受信電力調整メッセージに基づいて基地局はその送信電力を変更する。移動局が送信する電力調整メッセージには、移動局が基地局からの送信を受信した電力レベルを表すそのままの測定結果か、送信電力を増減する旨の移動局が送信したコマンドかのいずれかが含まれる。
【0039】
電力調整アルゴリズムをパラメータ化し、その実行を可能な限り柔軟にすることが好都合である。次のリストの中にアップリンク送信電力の調整で用いることができる好ましい数のパラメータが含まれる。当然のことであるが、パラメータ名は単に例としてつけられたものにすぎない。アップリンク・パラメータとして特に指定されたパラメータに対して、パラメータ名のULをDLに変更することにより、また、記述中の“アップリンク(uplink)”を“ダウンリンク(downlink)”に変更することにより、対応するダウンリンクの対の片方を容易に決めることができる。
Contr_per_RT_UL
電力調整時に1回で処理される期間の長さ、すなわちその時間中に受信電力測定値の平均値が算出される。RTはリアルタイムを、ULはアップリンク方向を意味する。高速電力調整時は例えば5ms、また低速電力調整時は500ms。
Contr_per_NRT_UL
非リアルタイムのデータ送信に関するものであるという点を除いて上記に同じ。
Step_size_RT_UL
電力調整ステップのサイズ。例えば1dB。
Step_size_NRT_UL
非リアルタイムのデータ送信に関するものであるという点を除いて上記に同じ。Dynamics_RT_UL
電力調整の動的範囲のサイズ。例えば20dB。
Dynamics_NRT_UL
非リアルタイムのデータ送信に関するものであるという点を除いて上記に同じ。
P_noise
dBm単位で受信装置によって推定された雑音等価電力。
S_N_th_RT_UL
ベアラの信号対騒音比の目標レベル。例えば20dB。
S_N_th_NRT_UL
非リアルタイムのデータ送信に関するものであるという点を除いて上記に同じ。例えば10dB。
Ptx_BCCH
一般的制御チャネル(放送制御チャネル) におけるdBm単位の送信電力。
Prx_BCCH
一般的制御チャネルにおけるdBm単位の受信電力。
Ptx
一般的トラフィック・チャネルにおけるdBm単位のPtx送信電力。
Pry
一般的トラフィック・チャネルにおけるdBm単位の受信電力。
Max_Pow_RT_UL
dBm単位の最大許容電力。
Max_Pow_NRT_UL
非リアルタイムのデータ送信に関するものであるという点を除いて上記に同じ。
【0040】
この2つの最後に述べたパラメータの選択によって、リアルタイムのデータ送信に基づくサービス(Max_Pow_RT_ULは比較的高い) を提供するオペレータとしてか、非リアルタイムのデータ送信に基づくサービス(Max_Pow_NRT_ULは比較的高い) を提供するオペレータとしてかのいずれかとして、セルラー無線システムを管理しているオペレータをプロファイルすることができる。これらのパラメータ値を選択することにより、オペレータは他の方法でもネットワークのオペレーションを制御することができる。例えば、最大電力と動的範囲の値を選択することにより、セル間の干渉ができるだけ低くなるようする。また基地局には、広く行われているトラフィック状況に対してパラメータ値の適応を行うアルゴリズムが含まれてもよい。例えば、パラメータS_N_th_RT_ULとS_N_th_NRT_UL(また同様にダウンリンク用のS_N_th_RT_DL及びS_N_th_NRT_DL) を用いて一般的セルワイド(cell-wide)の、パラメータC_max及び/又はQ_thの値の変更を補償することができる。これらの値は、パラメータQ_lessの関数として選択することもできる。
【0041】
次に、本発明の実現がセルラー無線システムの基地局と移動局に対して課す要件を見ることにする。接続品質に基づく無線リンクの適応には、受信装置による、最も好ましくは1回に1つのバーストの受信データのC/I比の測定が可能であることが要求される。このバーストは信号処理操作として周知のものである。さらに、パラメータの最適化を目的とする調整ループの実現には、受信装置による、復号化されたデータ中のビット誤り率の測定が可能であることが要求される。容量の予約及び解除要求を行うためのアルゴリズムを基地局と移動局の双方で実現することを仮定した場合、両者とも、アルゴリズムを実行し、アルゴリズムの中で用いるパラメータを保存するために必要なメモリと処理手段を備えていなければならない。プログラムされた処理としてのアルゴリズムの実現は、当業者に公知の技術を表すものである。
【0042】
図6は、本発明によるセルラー無線システムの移動局として使用できる移動電話600を示す図である。例示の移動電話600はアンテナ601及び接続されたデュプレクス・フィルタ602を有する。この場合、アンテナ601によって受信される受信周波数信号は受信装置ブロック603へ直接向けられ、送信装置ブロック604からの信号はアンテナ601へ直接向けられる。受信装置ブロック603は、通常の受信、ダウンミキシング(downmixing)、復調及び復号化機能を有し、これらの機能によって、受信された高周波信号は、次にスピーカー605向けられるアナログ音声信号へ変換され、また、制御ブロック606へ向けられるデータ信号へ変換される。送信装置ブロック604は通常の符号化、インターリーブ、変調及びアップミキシング(upmixing)機能を有し、これらの機能によってマイク607によって生成されたアナログ音声信号と、制御ブロック606で入力されたデータ信号とは送信可能な無線周波数信号へ変換される。上記に加えて、移動電話600はメモリ手段608、キーボード609、ディスプレイ610及び電源611を有する。
【0043】
C/I比とビット誤り率の測定手段は受信装置ブロック603に含まれる。一般的にはマイクロプロセッサである制御ブロック606によって、必要なアルゴリズムが実行され、また他の点で、メモリ608に保存されたプログラムの指示、更にユーザが与えるキーボードからのコマンドと基地局を介して送信されるシステム・コマンドによって移動電話のオペレーションの制御が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従ったアルゴリズムを示す図である。
【図2】 本発明に従った他のアルゴリズムを示す図である。
【図3】 本発明に従った方法の一部としての再送信を示す図である。
【図4】 フレーム構造中の電力調整用メッセージを示す図である。
【図5】 本発明に従った方法の一部としての送信電力の調整を示す図である。
【図6】 本発明に従った方法を適用することができる移動電話を示す図である。
Claims (13)
- 所定のフレーム構造(402)に従い、多元接続原理に基づいて基地局(401)と移動局(407,408,409)間に無線トラフィックを設けるセルラー無線システムにおいて、無線接続にわたって変化する環境に対して前記無線接続の適応を行う方法であって、送信装置と受信装置との間で所定の無線接続を行うために前記所定のフレーム構造の中に所定のデータ送信容量を予約し、前記所定の無線接続の間、受信装置が接続品質を測定し、この測定した接続品質に基づいて、前記所定のフレーム構造の中に前記所定の無線接続のために予約されたデータ送信容量のサイズを変更する方法において、
送信装置は、前記所定の無線接続の間に送信されるデータ量を測定し、この測定されたデータ量に基づいて、前記所定の無線接続のために予約されたデータ送信容量のサイズを変更することを特徴とする方法。 - 受信装置が受信信号の搬送波対干渉比を測定する請求項1に記載の方法。
- 受信装置は、前記所定の無線接続の接続品質を表す値を形成及び前記値を所定の閾値と比較し、そこで、
段階a1)接続品質を表す前記値が前記所定の閾値より低い場合、該当する前記所定の無線接続のために前記所定のフレーム構造の中に予約されたデータ送信容量のサイズを増加させ、
段階a2)接続品質を表す前記値が前記所定の閾値より高い場合、接続品質を表す前記値がどれ位になるかを示す推定値を形成し、前記推定値より少ないデータ送信容量が前記所定の無線接続のために前記所定のフレーム構造の中に予約された場合には、更に、前記推定値を前記所定の閾値と比較して、そこで、
段階b1)前記推定値が前記所定の閾値より低い場合には、前記の接続品質の測定を再開し、
段階b2)前記推定値が前記所定の閾値より高い場合には、前記所定のフレーム構造の中に前記所定の無線接続のために予約されたデータ送信容量のサイズを減少させる請求項1または2に記載の方法。 - 前記所定の閾値がパラメータであって、システムの作動中前記パラメータの値が変更可能である請求項3に記載の方法。
- 所定の基地局の負荷を測定し、高い負荷を示す測定結果に応じて、前記パラメータの値を低下させる段階をさらに有する請求項3または4に記載の方法。
- 基地局と少なくとも1つの移動局との間のデータ送信の接続品質を表す値を測定し、良好な品質を示す測定結果に応じて前記パラメータの値を低下させ、且つ劣悪な品質を示す測定結果に応じて前記パラメータの値を増加させる段階をさらに有する請求項3または4に記載の方法。
- 前記b2の段階において、Cを正の整数として、C回の連続する接続品質測定時に、前記接続品質に基づいて形成された前記推定値が前記所定の閾値より高いことが検出されたときにだけ、前記所定のフレーム構造における前記所定の無線接続のために予約されたデータ送信容量のサイズを増加させる請求項3〜6のいずれか一項に記載の方法。
- 前記正の整数Cが、システムの作動中変更可能な値を持つパラメータである請求項7に記載の方法。
- 前記b2の段階において、NとMとが正の整数且つN>Mであり、N回の連続する接続品質の測定中のM回の測定で、前記接続品質に基づいて形成された前記推定値のほうが前記所定の閾値より高いことが検出された後でのみ(108,109)、前記所定のフレーム構造の中で前記所定の無線接続のために予約されたデータ送信容量のサイズを増加させる請求項3〜6のいずれか一項に記載の方法。
- 前記正の整数NとMの中の少なくとも1つがシステムの作動中変更可能な値を持つパラメータである請求項9に記載の方法。
- 第1の接続時に生じる一時的なポーズ中、受信装置が他のデータ送信接続の品質を測定し、前記他の接続の測定品質に基づいて、前記所定のフレーム構造中の前記第1の接続のために予約されたデータ送信容量のサイズを変更する請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
- 送信装置の送信電力の調整も行う請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
- 所定のフレーム構造(402)に従い、多元接続原理に基づいて基地局(401)と移動局(407,408,409)間に無線トラフィックを設けるセルラー無線システムにおいて、無線接続にわたって変化する環境に対して前記無線接続の適応を行うシステムであって、
送信装置と受信装置との間で所定の無線接続を行うために前記所定のフレーム構造の中に所定のデータ送信容量を予約し、
受信装置は前記所定の無線接続の間に接続品質を測定する手段を備え、且つ送信装置又は受信装置は前記の測定した接続品質に基づいて、前記所定のフレーム構造の中に前記所定の無線接続のために予約されたデータ送信容量のサイズを変更するようになっている手段を備える、システムにおいて、送信装置は前記所定の無線接続の間に送信されるデータ量を測定する手段を備え、且つ送信装置又は受信装置は前記の測定されたデータ量に基づいて、前記所定の無線接続のために予約されたデータ送信容量のサイズを変更する手段を備えることを特徴とするシステム。
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