JP3953983B2

JP3953983B2 - Manufacturing method of square bottom bag with flap for sealing

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Publication number: JP3953983B2
Application number: JP2003168606A
Authority: JP
Inventors: 輝生瀧之上
Original assignee: Pack Corp
Current assignee: Pack Corp
Priority date: 2003-06-13
Filing date: 2003-06-13
Publication date: 2007-08-08
Anticipated expiration: 2023-06-13
Also published as: JP2005001730A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、封緘用フラップ付き角底袋の製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
角底袋は、広幅の前後面部及び狭幅の左右側面部と角底とで横断面矩形に形成され、使用前の状態では幅狭の左右両側面部が二つ折りに内側へ折り込まれると共に、角底が表裏一面側へ折り付けられて全体として偏平な折畳み形態になっており、その表側開口縁に封緘用フラップを連設したものがある。そして、このような封緘用フラップ付き角底袋を製造する手段として、従来より、特許文献１と特許文献２及び特許文献３に開示される方法が知られている。
【０００３】
特許文献１の方法は、開口端縁が袋幅方向に一直線に切断された角底袋（生袋）を自動製袋し、その開口側を前にして偏平な折畳み状態で移送しつつ、封緘用フラップ形成部の左右両側部分を耳落としカッターで斜めに切除し、次いで封緘用フラップ形成の不要部となる後面部側の台形部と左右両側面部の前端台形部とを左右方向に沿う直線状のハーフカット刃を有する切捨て用カッターロールで切除し、前面部側の台形部を封緘用フラップとして残すようにしている。そして、前記の原材とする角底袋として、封緘用フラップ形成部の内面に予めライナー（剥離紙）付き感圧接着剤層を設けておく構成も示されている。
【０００４】
特許文献２及び特許文献３の方法は、予め製袋した開口端縁が袋幅方向に一直線に切断された角底袋を、その長さ方向と直角の方向に移送しつつ、封緘用フラップ形成部の封緘用フラップ形成部の左右両側部分を回転ナイフで切除し、次いで前記切除にて分離した袋前壁と袋後壁の一方のみを外側へ曲げ、曲げなかった他方と左右両側面の前端台形部とを回転ナイフで開口端縁と平行に切除し、前記の外側への曲げで切除されなかった部分を封緘用フラップとし、この封緘用フラップの内面に剥離紙で被覆された粘着帯を設けるようにしている。
【０００５】
【特許文献１】
特公平５−７７５０７号公報（特許第１８８８２５１号）
【０００６】
【特許文献２】
特許第３０７１６３６号公報
【０００７】
【特許文献３】
特許第３１３０００４号公報
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献１の方法は、封緘用フラップ形成の不要部となる後面部側の台形部と左右両側面部の前端台形部とを切捨て用カッターロールで切除する際、前面部側の台形部を残す必要があることに加え、袋の層が左右両側では前後面部の２層と二つ折りに折り込んだ側面部からなる２層との計４層であるのに対し、中央側では前後面部の２層のみであり、もって左右両側と中央側との厚さが異なるため、前記切捨て用カッターロールのハーフカット刃のクリアランス調整が極めて困難であり、左右両側面部の前端台形部の切り残しを生じたり、逆に中央側で封緘用フラップとして残すべき前面部側の台形部まで切り込まれたりして、高品質のものを安定して製造できず、前記クリアランス調整にも熟練と時間を要するという問題があった。また、封緘用フラップ形成のために、この切捨て用カッターロールによる後段の切除と、前段の耳落としカッターによる左右両側部分の斜め切除との２段階のカッティングを行うことから、工数が多くなって製造能率が悪い上に設備コストも高く付くという難点もあった。
【０００９】
一方、前記特許文献２及び３の方法は、原材とする角底袋を常法に準じて自動製袋でのチュービングと角底形成によって製作するにしても、この自動製袋で得られる角底袋はその長さ方向が巻回ロールから繰り出されるシート状原紙の送り方向になるのに対し、封緘用フラップ形成時に送る角底袋の向きが９０度異なるため、角底袋の連続製作ラインと封緘用フラップの連続形成ラインとが別ラインになり、もって封緘用フラップ付き角底袋全体としての製造に時間を要して生産能率が悪く、製造コストも高く付き、また袋の送り方向を転換する装置を介して角底袋の製作ラインと封緘用フラップの形成ラインとを繋ぐ場合には、その介在させる方向転換装置の導入によって設備コストが高く付くという問題があった。更に、前記特特許文献１の方法と同様に、封緘用フラップ形成のために２段階のカッティングを要することによる難点もあった。
【００１０】
この発明は、上述の事情に鑑みて、封緘用フラップ付き角底袋をシート状原紙の送給から連続する１ラインによって一貫して短時間で製造でき、しかも封緘用フラップ形成に不要となる部分を１回のカッティングで切除でき、もって高い製造能率が得られると共に、高品位の袋が歩留りよく安定的に得られ、また操作容易で製造コストも安くなる製造方法を提供することを目的としている。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項１の発明に係る封緘用フラップ付き角底袋の製造方法は、巻回ロールより連続的に繰り出されるシート状原紙に対し、封緘用フラップ形成のための不要部分の切除を行う不要部分カッティング工程と、この不要部分を切除したシート状原紙に袋単位の筒状部を形成するチュービング工程と、筒状部を形成した袋単位に角底を形成して封緘用フラップの先端縁で切り離す角底形成工程と、角底を形成した袋単位の封緘用フラップの先部側内面に封緘用接着剤を塗布する接着剤塗布工程と、この接着剤塗布工程に至るまでの任意の段階又は該接着剤塗布工程の後で封緘用フラップの基部側内面になる位置に剥離剤を塗布する剥離剤塗布工程と、接着剤塗布及び剥離剤塗布を行った封緘用フラップを半折りして接着剤塗布面を剥離剤塗布面に重ね合わせる封緘用フラップ半折り工程とを連続して行うことを特徴としている。
【００１２】
請求項２の発明に係る封緘用フラップ付き角底袋の製造方法は、予め所定間隔ごとに剥離剤が塗布されて巻回ロールより連続的に繰り出されるシート状原紙に対し、不要部分カッティング工程と、この不要部分を切除したシート状原紙に袋単位の筒状部を形成するチュービング工程と、筒状部を形成した袋単位に角底を形成して封緘用フラップの先端縁で切り離す角底形成工程と、角底を形成した袋単位の封緘用フラップの先部側内面に封緘用接着剤を塗布する接着剤塗布工程と、この接着剤塗布が塗布された封緘用フラップを半折りして接着剤塗布面を剥離剤塗布面に重ね合わせる封緘用フラップ半折り工程とを連続して行うことを特徴としている。
【００１３】
また、請求項３の発明に係る封緘用フラップ付き角底袋の製造方法は、巻回ロールより連続的に繰り出されるシート状原紙に対し、封緘用フラップ形成のための不要部分の切除を行う不要部分カッティング工程と、この不要部分を切除したシート状原紙に袋単位の筒状部を形成するチュービング工程と、筒状部を形成した袋単位に角底を形成して封緘用フラップの先端縁で切り離す角底形成工程と、この角底形成工程に至るまでの任意の段階又は該角底形成工程の後で封緘用フラップになる位置の内面に封緘用接着剤の塗布ならびに剥離紙の貼着を行う接着剤塗布−剥離紙貼着工程とを連続して行うことを特徴としている。
【００１４】
これら請求項１及び２の発明の構成では、封緘用フラップ形成のための不要部分の切除をシート状原紙の段階で行うことから、そのカッティングは１回で済む上に原紙全体の厚みをカットする全厚カットでよく、しかも封緘用フラップ付き角底袋を原材料のシート状原紙の送給から連続する１ラインによって一貫して短時間で製造できる。
【００１５】
なお、請求項１及び請求項２の製造方法は、封緘用フラップの接着剤塗布面に剥離紙を貼着しない所謂剥離紙レスの封緘用フラップ付き角底袋の製造に適用するものである。また請求項３の製造方法は、封緘用フラップの接着剤塗布面に剥離紙を貼着する封緘用フラップ付き角底袋の製造に適用するものである。しかして、請求項４の発明は、請求項３の製造方法において、接着剤塗布−剥離紙貼着工程を不要部分カッティング工程の前にする構成としていることから、各工程を含む生産ラインを容易に且つ機能的に構築できる。
【００１６】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。図１（イ）（ロ）は請求項１の発明及び請求項２の発明に係る製造方法の一実施形態で製造対象とする剥離紙レスタイプの封緘用フラップ付き角底袋（１０Ａ）、図２は請求項３の発明に係る製造方法の一実施形態で製造対象とする剥離紙付きタイプの封緘用フラップ付き角底袋（１０Ｂ）、図３は請求項１の発明に係る製造方法の一実施形態の連続製造ライン、図４は請求項２の発明に係る製造方法の一実施形態の連続製造ライン、図５は請求項３の発明に係る製造方法の一実施形態の連続製造ラインをそれぞれ示す。
【００１７】
剥離紙レスタイプの封緘用フラップ付き角底袋（１０Ａ）は、図１（イ）の使用時の形態で示すように、広幅の前後面部（１）（２）及び狭幅の左右側面部（３）（４）と、これら面（１）〜（４）の延長部の貼り合わせによる角底部（５）〔図１（ロ）参照〕と、開口部（１１）において前面（１）側から延出する封緘用フラップ（６）とで構成され、図示の如く封緘用フラップ（６）の折りを開いた状態での先部側（６ａ）の内面に感圧接着剤層（７）が設けられると共に、同基部側（６ｂ）の内面に剥離剤層（８）が設けられている。そして、使用前の形態では、図１（ロ）に示すように、左右側面部（３）（４）が幅方向を二つ折りにして内側へ折り込まれると共に、角底部（５）が後面（２）側に折り付けられて偏平な折畳み状態となり、また封緘用フラップ（６）が長さ方向を半折りにして先部側（６ａ）を内側へ折り付けることにより、先部側（６ａ）内面の図１（イ）に示す感圧接着剤層（７）を基部側（６ｂ）内面の剥離剤層（８）に被着させている。
【００１８】
このような封緘用フラップ付き角底袋（１０Ａ）を製造する請求項１の製造方法の一実施形態では、図３の製造ラインで示すように、巻回ロール（１２）よりシート状原紙（１３）を連続的に繰り出しつつ、まず不要部分カッティング工程（Ａ）において、封緘用フラップ（６）形成のための左右両側の不要部分（１４ａ）（１４ｂ）の切除を行うことにより、台形状の封緘用フラップ形成部（６０）を残す。なお、カッティングは、常法に準じ、不要部分（１４ａ）（１４ｂ）に対応するカット刃を有するロールカッター（図示省略）と、対向する受けロール（図示省略）との間で行えばよい。
【００１９】
続いて、チュービング工程（Ｂ）において、前工程で残した封緘用フラップ形成部（６０）にて繋がっているシート状原紙（１３）の左右両側部（１３ａ）（１３ｂ）を折曲及び貼着して袋単位（１０ａ）の偏平化した筒状部（１５）を形成する。次いで、角底形成工程（Ｃ）において、先に角底形成を終えた袋単位（１０ａ）をその封緘用フラップ形成部（６０）の先端縁で切り離し、次の袋単位（１０ａ）における筒状部（１５）の送り方向前部側の角底形成加工により角底部（５）を形成すると共に、該角底部（５）を後面部（２）側へ折り付けた状態とする。なお、チュービング工程（Ｂ）及び角底形成工程（Ｃ）には、従来より行われている角底袋の自動製袋における動作機構（図示省略）をそのまま採用すればよい。
【００２０】
前記の角底形成工程（Ｃ）を経て分離され、もって封緘用フラップ（６）及び角底部（５）を備える袋単位（１０ａ）は、そのまま前方へ送られ、接着剤塗布工程（Ｄ）において封緘用フラップ（６）の先部側（６ａ）の内面に感圧接着剤層（７）が塗布形成されると共に、剥離剤塗布工程（Ｅ）において該封緘用フラップ（６）の基部側（６ｂ）の内面に剥離剤層（７）が塗布形成され、次いで封緘用フラップ半折り工程（Ｆ）において封緘用フラップ（６）の先部側（６ａ）を内側へ折り付けることにより、先部側（６ａ）内面の感圧接着剤層（７）を基部側（６ｂ）内面の剥離剤層（８）に被着させ、製品の封緘用フラップ付き角底袋（１０Ａ）とする。
【００２１】
この実施形態の製造方法では、封緘用フラップ（６）形成のための不要部分（１４ａ）（１４ｂ）の切除をシート状原紙（１３）の段階で行うことから、そのカッティングは、１回で済む上に、原紙（１３）全体の厚みをカットする全厚カットでよく、ハーフカットの如く厚みの一定割合を切り込むためのクリアランス調整を必要としない。従って、カッティングが非常に操作容易であり、切り残しや切り込み過ぎを生じる懸念がなく、高品位の袋が歩留りよく安定的に得られ、また従来のように２段階のカッティングを行うのに比較して、設備コストを大幅に削減できると共に、工程が減って製造能率も格段に向上する。しかも、この第一実施形態の製造方法によれば、通常の角底製袋ラインに対し、この不要部分カッティング工程と、接着剤塗布工程及び剥離剤塗布工程と、封緘用フラップ半折り工程とを組み込む形で、製品である封緘用フラップ付き角底袋（１０Ａ）を、シート状原紙の送給から連続する１ラインによって一貫して短時間で製造でき、もって省力化及び設備低減と量産による製造コストの大幅な低減ならびに納期短縮を図り得る。
【００２２】
なお、上述の実施形態では剥離剤塗布工程（Ｅ）を接着剤塗布工程（Ｄ）と同時に行うように設定しているが、剥離剤層（８）は変質や他との相互作用を生じにくいため、剥離剤塗布工程（Ｅ）については、巻回ロール（１２）によるシート状原紙（１３）の繰り出しから接着剤塗布工程（Ｄ）に至るまでの任意の段階に設定してもよいし、該接着剤塗布工程（Ｄ）の後で行うようにしても差し支えない。
【００２３】
図４に示す請求項２の発明に係る製造方法は、巻回ロールにより連続的に繰り出されるシート状原紙（１３）に予め所定間隔毎に剥離剤（８）（８）が塗布されていること、これにより剥離剤塗布工程が省略されていることの２点を請求項１の発明に係る製造方法との相違点とするものである。そして、この製造方法により請求項１の発明に係る製造方法の製造対象と同一の角底袋（１０Ａ）が得られる。従って、請求項１の発明に係る製造方法との共通部分については、同一符号を付して省略する。
【００２４】
また、この製造方法によれば、請求項１に係る製造方法と同様に、カッティングが非常に操作容易であり、高品位の袋が歩留りよく安定的に得られること、製造能率が格段に向上すること、製品である封緘用フラップ付き角度袋（１０Ａ）を、シート状原紙の送給から連続する１ラインによって一貫して短時間で製造でき、もって省力化及び設備低減と量産による製造コストの大幅な低減ならびに納期短縮を図り得ること等の効果を挙げることができる。
【００２５】
剥離紙付きタイプの封緘用フラップ付き角底袋（１０Ｂ）は、図２で使用前の折畳み形態として示すように、封緘用フラップ（６）の内面側に感圧接着剤層（７）とこれを覆う剥離紙（９）が設けられているが、この封緘用フラップ（６）以外の構成は前記の剥離紙レスタイプの封緘用フラップ付き角底袋（１０Ａ）と同様である。従って、この角底袋（１０Ｂ）における角底袋（１０Ａ）との共通部分については、同一符号を附してその説明を省略する。
【００２６】
このような封緘用フラップ付き角底袋（１０Ｂ）を製造する第二実施形態では、図５の製造ラインで示すように、巻回ロール（１２）よりシート状原紙（１３）を連続的に繰り出しつつ、まず接着剤塗布−剥離紙貼着工程（Ｇ）において、最終的に封緘用フラップ（６）になる位置の内面に感圧接着剤を塗布して感圧接着剤層（７）を形成し、この感圧接着剤層（７）上に剥離紙（９）を貼着する。次いで、前記第一実施形態と同様の不要部分カッティング工程（Ａ）において、左右両側の不要部分（１４ａ）（１４ｂ）を切除して台形状の封緘用フラップ形成部（６０）を残す。
【００２７】
続いて、前記請求項１に係る発明の一実施形態と同様のチュービング工程（Ｂ）において、前工程で残した封緘用フラップ形成部（６０）にて繋がっているシート状原紙（１３）から袋単位（１０ａ）の偏平化した筒状部（１５）を形成する。次いで、前記同実施形態と同様の角底形成工程（Ｃ）において、先に角底形成を終えた袋単位（１０ａ）をその封緘用フラップ形成部（６０）の先端縁で切り離し、次の袋単位（１０ａ）における筒状部（１５）の送り方向前部側の角底形成加工により角底部（５）を形成すると共に、該角底部（５）を後面部（２）側へ折り付けた状態とする。しかして、角底形成を終えて切り離された袋単位（１０ａ）は、製品の封緘用フラップ付き角底袋（１０Ｂ）となっている。
【００２８】
この請求項３の発明に係る実施形態の製造方法では、前記の実施形態と同様に、封緘用フラップ（６）形成のための不要部分（１４ａ）（１４ｂ）の切除をシート状原紙（１３）の段階で行うことから、そのカッティングは、１回で済む上に、原紙（１３）全体の厚みをカットする全厚カットでよいから、カッティングが非常に操作容易であり、切り残しや切り込み過ぎを生じる懸念がなく、高品位の袋が歩留りよく安定的に得られ、また従来の２段階カッティングに比較して、設備コストを大幅に削減できると共に、工程が減って製造能率も格段に向上する。また、この請求項３の発明に係る実施形態の製造方法によれば、通常の角底製袋ラインに対し、この不要部分カッティング工程と接着剤塗布−剥離紙貼着工程とを組み込む形で、製品である封緘用フラップ付き角底袋（１０Ｂ）を、シート状原紙の送給から連続する１ラインによって一貫して短時間で製造でき、もって省力化及び設備低減と量産による製造コストの大幅な低減ならびに納期短縮を図り得る。
【００２９】
なお、上述の実施形態では接着剤塗布−剥離紙貼着工程（Ｇ）を連続生産ラインの最初に設定しているが、角底形成工程（Ｃ）に至るまでの任意の段階又は該角底形成工程（Ｃ）の後に設定することも可能である。ただし、この第二実施形態のように接着剤塗布−剥離紙貼着工程（Ｇ）を不要部分カッティング工程（Ａ）の前に設定すれば、各工程を含む生産ラインを容易に且つ機能的に構築できるという利点がある。また、接着剤塗布−剥離紙貼着工程（Ｇ）では、前記第二実施形態のように接着剤塗布と剥離紙（９）の貼着を順次に行う方法の他、予め剥離紙（９）の片面に感圧接着剤を塗布しておき、この接着剤付き剥離紙の貼着によって剥離紙（９）にて覆われた感圧接着剤層（７）を一挙に形成する方法も採用可能である。
【００３０】
【発明の効果】
請求項１、請求項２及び請求項３の発明によれば、請求項１及び請求項２では剥離紙レスタイプの封緘用フラップ付き角底袋を製造対象として、また請求項３では剥離紙付きタイプの封緘用フラップ付き角底袋を製造対象として、いずれの場合も、封緘用フラップ形成に不要となる部分を１回のカッティングで切除でき、従来の２段階カッティングに比較して、設備コストを大幅に削減できると共に、工程が減って製造能率も格段に向上することに加え、該カッティングが全厚カットであるため、操作容易で切り残しや切り込み過ぎを生じる懸念がなく、高品位の袋が歩留りよく安定的に得られ、しかも製品の封緘用フラップ付き角底袋をシート状原紙の送給から連続する１ラインによって一貫して短時間で製造でき、もって省力化及び設備低減と量産による製造コストの大幅な低減ならびに納期短縮を図り得る製造方法が提供される。
【００３１】
請求項４の発明によれば、剥離紙付きタイプの封緘用フラップ付き角底袋を製造対象とする場合に、各工程を含む連続製造ラインを容易に且つ機能的に構築できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の請求項１及び請求項２の一実施形態で製造対象とする剥離紙レスタイプの封緘用フラップ付き角底袋を示し、（イ）図は使用時の袋を拡げた形態の斜視図、（ロ）図は使用前の折畳み形態の斜視図である。
【図２】請求項３の発明に係る一実施形態で製造対象とする剥離紙付きタイプの封緘用フラップ付き角底袋の折畳み形態を示す斜視図である。
【図３】請求項１の発明に係る封緘用フラップ付き角底袋の製造方法における第一実施形態の連続製造ラインを示す平面図である。
【図４】請求項２の発明に係る一実施形態の連続製造ラインを示す平面図である。
【図５】請求項３の発明に一実施形態の連続生産ラインを示す平面図である。
【符号の説明】
Ａ・・・不要部分カッティング工程
Ｂ・・・チュービング工程
Ｃ・・・角底形成工程
Ｄ・・・接着剤塗布工程
Ｅ・・・剥離剤塗布工程
Ｆ・・・封緘用フラップ半折り工程
Ｇ・・・接着剤塗布−剥離紙貼着工程
１・・・前面部
２・・・後面部
３・・・左側面部
４・・・右側面部
５・・・角底部
６・・・封緘用フラップ
６ａ・・・先部側
６ｂ・・・基部側
７・・・感圧接着剤層（接着剤塗布面）
８・・・剥離剤層（剥離剤塗布面）
９・・・剥離紙
１０Ａ・・・剥離紙レスタイプの封緘用フラップ付き角底袋
１０Ｂ・・・剥離紙付きタイプの封緘用フラップ付き角底袋
１０ａ・・・袋単位
１１・・・開口部
１２・・・巻回ロール
１３・・・シート状原紙
１４ａ・・・不要部分
１４ｂ・・・不要部分
１５・・・筒状部
６０・・・封緘用フラップ形成部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method of manufacturing a square bottom bag with a flap for sealing.
[0002]
[Prior art]
The square bottom bag is formed into a rectangular cross section with a wide front and rear surface portion, a narrow left and right side surface portion and a square bottom, and before use, the narrow left and right side surface portions are folded inward in two, The bottom is folded to one side of the front and back to form a flat folded shape as a whole, and there is a type in which a sealing flap is continuously provided on the front opening edge. And the method disclosed by patent document 1, patent document 2, and patent document 3 is conventionally known as a means of manufacturing such a square bottom bag with a flap for sealing.
[0003]
In the method of Patent Document 1, a square bottom bag (raw bag) whose opening edge is cut in a straight line in the bag width direction is automatically made, and the bag is sealed while being transferred in a flat folded state with the opening side facing forward. The left and right sides of the flap forming part are cut diagonally with an ear drop cutter, and then the trapezoidal part on the rear side and the front end trapezoidal part on the left and right side parts, which are unnecessary parts for forming the sealing flap, are straight along the left-right direction. This is cut with a cutting cutter roll having a half-cut blade, and the trapezoidal portion on the front side is left as a sealing flap. And the structure which provides the pressure sensitive adhesive layer with a liner (release paper) previously in the inner surface of the flap formation part for sealing as a square bottom bag used as the said raw material is also shown.
[0004]
The method of Patent Document 2 and Patent Document 3 is to form a sealing flap while transferring a square bottom bag whose opening edge, which has been made in advance, is cut in a straight line in the bag width direction, in a direction perpendicular to the length direction. Cut the left and right sides of the sealing flap forming part with a rotary knife, then bend only one of the bag front wall and bag rear wall separated by the cutting to the outside, the other not bent and the front ends of the left and right sides The trapezoidal part is cut with a rotary knife in parallel with the opening edge, and the part that has not been cut off by bending outward is used as a sealing flap, and an adhesive band covered with release paper is applied to the inner surface of the sealing flap. I am trying to provide it.
[0005]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Publication No. 5-77507 (Patent No. 1888251)
[0006]
[Patent Document 2]
Japanese Patent No. 3071636 [0007]
[Patent Document 3]
Japanese Patent No. 3130004 [0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the method of Patent Document 1, when the trapezoidal portion on the rear surface side, which is an unnecessary portion for forming the sealing flap, and the front end trapezoidal portion on the left and right side surfaces are cut off with a cutter cutter for cutting, the trapezoidal portion on the front surface side is removed. In addition to the need to leave, the bag has a total of four layers, two on the left and right sides, two on the front and rear surfaces and two on the sides folded in two, whereas two on the center are two on the front and rear surfaces. Since the thickness is different between the left and right sides and the center side, it is extremely difficult to adjust the clearance of the half-cut blade of the cutting cutter roll, and the front trapezoidal part of the left and right side surfaces is left uncut. On the other hand, the trapezoidal part on the front side which should be left as a sealing flap at the center side is cut, and high quality products cannot be stably manufactured, and skill and time are also required for the clearance adjustment. But Was Tsu. In addition, since the sealing flaps are formed, cutting is performed in two stages: rear cutting with this cutting cutter roll and diagonal cutting of the left and right sides with the front ear-dropping cutter. In addition to poor efficiency, there were also the disadvantages of high equipment costs.
[0009]
On the other hand, in the methods of Patent Documents 2 and 3, even if a square-bottom bag as a raw material is manufactured by tubing and square-bottom formation in an automatic bag according to a conventional method, the corner obtained by this automatic bag-making is used. The bottom direction of the bottom bag is the feeding direction of the sheet-like base paper fed out from the winding roll, whereas the direction of the square bottom bag to be sent when forming the sealing flap is different by 90 degrees. And the continuous forming line of sealing flaps are separate lines, so it takes time to manufacture the entire square bottom bag with sealing flaps, resulting in poor production efficiency, high manufacturing costs, and the direction of bag transport. When connecting the production line of the square bottom bag and the forming line of the sealing flap through the device for conversion, there is a problem that the equipment cost is increased due to the introduction of the direction changing device interposed there between. Further, as with the method of the above-mentioned Japanese Patent Application Laid-Open No. H10-260260, there is a problem that two-stage cutting is required for forming a sealing flap.
[0010]
In view of the above-described circumstances, the present invention enables a square bottom bag with a sealing flap to be manufactured consistently in a short time by one line continuous from the feeding of a sheet-like base paper, and is also unnecessary for forming a sealing flap. The object of the present invention is to provide a manufacturing method that can cut a single piece with a single cutting, thereby obtaining high production efficiency, stably obtaining high-quality bags with a high yield, easy operation, and low production costs. .
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-mentioned object, the manufacturing method of the square bottom bag with the sealing flap according to the invention of claim 1 is unnecessary for forming the sealing flap on the sheet-like base paper continuously drawn out from the winding roll. Unnecessary part cutting process for excising the part, a tubing process for forming the cylindrical part of the bag unit on the sheet-like base paper from which the unnecessary part is excised, and forming the square bottom in the bag unit forming the cylindrical part and sealing A square bottom forming step for cutting off at the leading edge of the flap, an adhesive applying step for applying a sealing adhesive to the inner surface of the front side of the sealing flap for each bag forming the square bottom, and this adhesive applying step A release agent coating step for applying a release agent to a position on the base side inner surface of the sealing flap after any step or the adhesive application step, and a sealing flap subjected to adhesive application and release agent application Fold in half It is characterized by performing successively the steps folding agent closure flap half the coated surface superimposed on the release agent-coated surface.
[0012]
The manufacturing method of the square bottom bag with the flap for sealing which concerns on invention of Claim 2 is an unnecessary partial cutting process with respect to the sheet-like base paper which apply | coated the release agent beforehand for every predetermined space | interval, and is continuously drawn out from a winding roll. Tubing process for forming a cylindrical portion of the bag unit on the sheet-like base paper from which this unnecessary portion has been cut off, and forming a square bottom in the bag unit forming the cylindrical portion and separating it at the leading edge of the sealing flap Process, adhesive application step of applying sealing adhesive to the inner surface of the front side of the bag-type sealing flap formed with a square bottom, and adhesively bonding the sealing flap coated with this adhesive coating in half It is characterized by continuously performing a sealing flap half-folding process in which the agent-coated surface is superposed on the release agent-coated surface.
[0013]
In addition, the manufacturing method of the square bottom bag with the sealing flap according to the invention of claim 3 does not need to cut out unnecessary portions for forming the sealing flap on the sheet-like base paper continuously drawn out from the winding roll. A cutting process for forming a tubular portion of a bag unit on a sheet-like base paper from which this unnecessary portion has been removed, and forming a square bottom in the bag unit in which the tubular portion has been formed, at the leading edge of the sealing flap Applying the sealing adhesive and attaching the release paper to the inner surface of the square bottom forming process to be separated and the optional stage up to this square bottom forming process or the position where it becomes the sealing flap after the square bottom forming process It is characterized in that the adhesive application-peeling paper sticking step is performed continuously.
[0014]
In the configurations of the first and second aspects of the invention, unnecessary portions for forming the sealing flap are cut off at the stage of the sheet-like base paper, so that the cutting can be done only once and the thickness of the whole base paper is cut. A full-thickness cut is sufficient, and a square bottom bag with a sealing flap can be manufactured consistently in a short time by one continuous line from the feeding of the raw sheet-like raw paper.
[0015]
In addition, the manufacturing method of Claim 1 and Claim 2 is applied to manufacture of the square bottom bag with the sealing flap of what is called a release paper which does not stick a release paper on the adhesive-coated surface of the sealing flap. The manufacturing method of claim 3 is applied to the manufacture of a square bottom bag with a sealing flap in which a release paper is adhered to the adhesive-coated surface of the sealing flap. Thus, the invention of claim 4 is configured such that in the manufacturing method of claim 3, the adhesive application-release paper sticking step is performed before the unnecessary partial cutting step, so that the production line including each step is easy. And functionally.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be specifically described with reference to the drawings. FIGS. 1 (a) and 1 (b) are release paper-less type square bottom bags with sealing flaps (10A) to be manufactured in one embodiment of the manufacturing method according to the invention of claim 1 and claim 2, respectively. 2 is a square bottom bag (10B) with a flap for sealing, which is the type to be manufactured in one embodiment of the manufacturing method according to the invention of claim 3, and FIG. 3 is one of the manufacturing methods according to the invention of claim 1. 4 shows a continuous production line according to an embodiment of the invention of claim 2, FIG. 5 shows a continuous production line of an embodiment of the production method according to the invention of claim 3, and FIG. Show.
[0017]
As shown in the form of use in FIG. 1 (a), the square bottom bag (10A) with a release paper-less sealing flap has a wide front and rear surface portions (1) and (2) and narrow left and right side surface portions ( 3) From the front (1) side at the square bottom (5) [see FIG. 1 (b)] by bonding the extended portions of these surfaces (1) to (4), and the opening (11). A pressure sensitive adhesive layer (7) is provided on the inner surface of the front side (6a) when the sealing flap (6) is folded as shown in the figure. In addition, a release agent layer (8) is provided on the inner surface of the base portion (6b). In the form before use, as shown in FIG. 1 (b), the left and right side surfaces (3) and (4) are folded inward with the width direction folded in two, and the corner bottom (5) is rear (2). ) Side is folded flat, and the sealing flap (6) is folded in half in the length direction and the front side (6a) is folded inward, so that the front side (6a) inner surface The pressure sensitive adhesive layer (7) shown in FIG. 1 (a) is adhered to the release agent layer (8) on the inner surface of the base (6b).
[0018]
In one embodiment of the manufacturing method of claim 1 for manufacturing such a square-bottom bag with a flap for sealing (10A), as shown in the manufacturing line of FIG. 3, a sheet-like base paper (13) from a winding roll (12). ) In the unnecessary portion cutting step (A), the unnecessary portions (14a) and (14b) on both the left and right sides for forming the sealing flap (6) are first cut off to form trapezoidal sealing. The flap forming part (60) is left. In addition, what is necessary is just to perform cutting between the roll cutter (illustration omitted) which has a cutting blade corresponding to an unnecessary part (14a) (14b), and the receiving roll (illustration omitted) according to a conventional method.
[0019]
Subsequently, in the tubing step (B), the left and right side portions (13a) and (13b) of the sheet-like base paper (13) connected by the sealing flap forming portion (60) left in the previous step are bent and attached. Thus, the flattened cylindrical portion (15) of the bag unit (10a) is formed. Next, in the square bottom forming step (C), the bag unit (10a) that has finished forming the square bottom first is cut off at the leading edge of the sealing flap forming portion (60), and the cylindrical shape in the next bag unit (10a) The corner bottom portion (5) is formed by the corner bottom forming process on the front side in the feeding direction of the portion (15), and the corner bottom portion (5) is folded to the rear surface portion (2) side. In addition, what is necessary is just to employ | adopt the operation mechanism (illustration omitted) in the automatic bag making of the square bottom bag conventionally performed in the tubing process (B) and the square base formation process (C).
[0020]
The bag unit (10a) separated through the square bottom forming step (C) and having the sealing flap (6) and the square bottom portion (5) is forwarded as it is, and in the adhesive application step (D) A pressure-sensitive adhesive layer (7) is applied and formed on the inner surface of the front side (6a) of the sealing flap (6), and the base side of the sealing flap (6) in the release agent application step (E) ( The release agent layer (7) is applied and formed on the inner surface of 6b), and then the front side (6a) of the sealing flap (6) is folded inward in the sealing flap half-folding step (F), The pressure sensitive adhesive layer (7) on the inner side of the side (6a) is attached to the release agent layer (8) on the inner side of the base side (6b) to form a square bottom bag (10A) with a flap for product sealing.
[0021]
In the manufacturing method of this embodiment, the unnecessary portions (14a) and (14b) for forming the sealing flap (6) are cut at the stage of the sheet-like base paper (13), so that the cutting can be performed only once. In addition, a full-thickness cut that cuts the entire thickness of the base paper (13) may be used, and clearance adjustment for cutting a certain proportion of the thickness is not required unlike a half-cut. Therefore, cutting is very easy to operate, there is no fear of leaving uncut or overcutting, high quality bags can be obtained stably with good yield, and compared with conventional two-stage cutting. As a result, the equipment cost can be greatly reduced, and the number of processes is reduced and the production efficiency is remarkably improved. Moreover, according to the manufacturing method of the first embodiment, with respect to a normal square bottom bag making line, the unnecessary part cutting step, the adhesive application step and the release agent application step, and the sealing flap half-folding step are performed. As a built-in product, a square-bottom bag with a sealing flap (10A) can be manufactured consistently in a short time by one continuous line from the feeding of the sheet-like base paper, thus saving labor, reducing equipment and manufacturing by mass production. Costs can be significantly reduced and delivery times can be shortened.
[0022]
In the above-described embodiment, the release agent application step (E) is set to be performed simultaneously with the adhesive application step (D). However, the release agent layer (8) is unlikely to cause alteration or interaction with others. Therefore, the release agent application step (E) may be set at any stage from the feeding of the sheet-like base paper (13) by the winding roll (12) to the adhesive application step (D), It may be performed after the adhesive application step (D).
[0023]
In the manufacturing method according to the second aspect of the present invention shown in FIG. 4 , the release agent (8) (8) is previously applied at predetermined intervals to the sheet-like base paper (13) that is continuously drawn out by the winding roll. Thus, two points that the release agent coating step is omitted are different from the manufacturing method according to the first aspect of the present invention. And the same square bottom bag (10A) as the manufacturing object of the manufacturing method which concerns on invention of Claim 1 is obtained by this manufacturing method. Accordingly, common parts with the manufacturing method according to the first aspect of the present invention are designated by the same reference numerals and omitted.
[0024]
Further, according to this manufacturing method, as in the manufacturing method according to claim 1, cutting is very easy to operate, high-quality bags can be stably obtained with high yield, and manufacturing efficiency is greatly improved. In addition, the angle bag (10A) with a flap for sealing, which is a product, can be manufactured consistently in a short time by one line that continues from the feeding of the sheet-like base paper, thus saving labor, reducing equipment, and significantly increasing production costs due to mass production The effect of being able to plan the reduction and the delivery time can be achieved.
[0025]
As shown in FIG. 2 as a folded form before use, the square bottom bag (10B) with a flap for sealing of the type with release paper has a pressure-sensitive adhesive layer (7) and this on the inner surface side of the sealing flap (6). The release paper (9) is provided, but the configuration other than the sealing flap (6) is the same as that of the square bottom bag (10A) with the sealing flap of the release paper-less type. Therefore, about the common part with this square bottom bag (10A) in this square bottom bag (10B), the same code | symbol is attached | subjected and the description is abbreviate | omitted.
[0026]
In the second embodiment for manufacturing such a square bottom bag (10B) with a flap for sealing, as shown in the production line of FIG. 5 , the sheet-like base paper (13) is continuously fed out from the winding roll (12). First, in the adhesive application-release paper sticking step (G), a pressure-sensitive adhesive is applied to the inner surface at the position that will eventually become the sealing flap (6) to form a pressure-sensitive adhesive layer (7). Then, release paper (9) is stuck on this pressure-sensitive adhesive layer (7). Next, in the unnecessary part cutting step (A) similar to the first embodiment, the left and right unnecessary parts (14a) and (14b) are cut away to leave the trapezoidal sealing flap forming part (60).
[0027]
Subsequently, in the same tubing step (B) as in the embodiment of the invention according to claim 1, the bag is formed from the sheet-like base paper (13) connected by the sealing flap forming portion (60) left in the previous step. A flattened cylindrical part (15) of the unit (10a) is formed. Next, in the same base forming step (C) as in the above embodiment, the bag unit (10a) that has finished forming the base first is cut off at the leading edge of the sealing flap forming portion (60), and the next bag The square base (5) is formed by forming the square bottom on the front side in the feeding direction of the cylindrical part (15) in the unit (10a), and the square bottom (5) is folded toward the rear surface (2) side. State. Thus, the bag unit (10a) that has been cut off after the formation of the square bottom is a square bottom bag (10B) with a flap for sealing the product.
[0028]
In the manufacturing method of the embodiment according to the third aspect of the present invention, the unnecessary portions (14a) and (14b) for forming the sealing flap (6) are cut off in the same manner as in the above-described embodiment. Therefore, the cutting can be performed only once, and the entire thickness of the base paper (13) can be cut. Therefore, the cutting is very easy to operate, and uncut and overcut. There is no concern about this, and high-quality bags can be obtained stably with a high yield, and the equipment cost can be greatly reduced as compared with the conventional two-stage cutting, and the number of processes is reduced and the production efficiency is remarkably improved. Moreover, according to the manufacturing method of the embodiment according to the invention of claim 3, in the form of incorporating this unnecessary part cutting step and the adhesive application-release paper sticking step into a normal square bottom bag making line, The square-bottom bag (10B) with a flap for sealing, which is a product, can be manufactured consistently in a short time by one continuous line from the feeding of the sheet-like base paper, thus saving labor, reducing equipment, and significantly increasing production costs due to mass production Reduction and delivery time can be reduced.
[0029]
In the above-described embodiment, the adhesive application-release paper sticking step (G) is set at the beginning of the continuous production line, but any step up to the corner bottom forming step (C) or the corner bottom It is also possible to set after the forming step (C). However, if the adhesive application-release paper sticking step (G) is set before the unnecessary partial cutting step (A) as in the second embodiment, the production line including each step can be easily and functionally implemented. There is an advantage that it can be constructed. In the adhesive application-release paper sticking step (G), in addition to the method of sequentially applying the adhesive and sticking the release paper (9) as in the second embodiment, the release paper (9) in advance. It is also possible to apply a method in which a pressure sensitive adhesive is applied to one side of the film and the pressure sensitive adhesive layer (7) covered with the release paper (9) is formed all at once by sticking the release paper with adhesive. It is.
[0030]
【The invention's effect】
According to the first, second and third aspects of the invention, in the first and second aspects, the square bottom bag with a release paper-less type sealing flap is the object of manufacture, and in the third aspect, the release paper is attached. For both types of square-bottom bags with sealing flaps, the parts that are unnecessary for forming the sealing flaps can be cut with a single cutting, which reduces equipment costs compared to the conventional two-stage cutting. In addition to greatly reducing the number of processes and manufacturing efficiency, the cutting is a full-thickness cut, so there is no risk of uncut or overcutting, making it possible to create a high-quality bag. A square bottom bag with a flap for sealing products can be manufactured consistently and in a short time with a continuous line from the feed of sheet-like base paper, resulting in labor saving and equipment. Manufacturing method for obtaining achieving a significant reduction as well as delivery time of manufacturing cost reduction and mass production is provided.
[0031]
According to the invention of claim 4, there is an advantage that a continuous production line including each process can be easily and functionally constructed when a square bottom bag with a flap for sealing of the type with release paper is a production object.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 shows a release sheet-less type square bottom bag with a sealing flap to be manufactured in one embodiment of the present invention according to claim 1 and claim 2; The perspective view of a form, (b) The figure is a perspective view of the folding form before use.
FIG. 2 is a perspective view showing a folded form of a square bottom bag with a sealing flap of a release paper type to be manufactured in one embodiment according to the invention of claim 3;
FIG. 3 is a plan view showing a continuous production line of the first embodiment in the method for producing a square bottom bag with a sealing flap according to the invention of claim 1;
4 is a plan view showing a continuous production line according to an embodiment of the invention of claim 2. FIG.
5 is a plan view showing a continuous production line according to one embodiment of the invention of claim 3. FIG.
[Explanation of symbols]
A ... Unnecessary part cutting process B ... Tubing process C ... Square bottom forming process D ... Adhesive application process E ... Release agent application process F ... Flap half-folding process G for sealing -Adhesive application-release paper sticking step 1-front part 2-rear part 3-left side part 4 ... right side part 5 ... square bottom part 6 ... sealing flap 6a .... Front side 6b ... Base side 7 ... Pressure sensitive adhesive layer (adhesive surface)
8 ... release agent layer (release agent application surface)
9: Release paper 10A: Square paper 10B with flap for sealing of release paper-less type ... Square bottom bag 10a with flap of sealing of type with release paper: Bag unit 11: Opening DESCRIPTION OF SYMBOLS 12 ... Winding roll 13 ... Sheet-like base paper 14a ... Unnecessary part 14b ... Unnecessary part 15 ... Cylindrical part 60 ... Sealing flap formation part

Claims

巻回ロールより連続的に繰り出されるシート状原紙に対し、封緘用フラップ形成のための不要部分の切除を行う不要部分カッティング工程と、この不要部分を切除したシート状原紙に袋単位の筒状部を形成するチュービング工程と、筒状部を形成した袋単位に角底を形成して封緘用フラップの先端縁で切り離す角底形成工程と、角底を形成した袋単位の封緘用フラップの先部側内面に封緘用接着剤を塗布する接着剤塗布工程と、この接着剤塗布工程に至るまでの任意の段階又は該接着剤塗布工程の後で封緘用フラップの基部側内面になる位置に剥離剤を塗布する剥離剤塗布工程と、接着剤塗布及び剥離剤塗布を行った封緘用フラップを半折りして接着剤塗布面を剥離剤塗布面に重ね合わせる封緘用フラップ半折り工程とを、前記シート状原紙の送給から連続する１ラインによって連続して行うことを特徴とする封緘用フラップ付き角底袋の製造方法。Unnecessary part cutting process for cutting unnecessary parts for forming sealing flaps on sheet-like base paper continuously fed from a winding roll, and a cylindrical part in a bag unit on the sheet-like base paper from which these unnecessary parts have been removed A tube forming step, forming a square bottom in the bag unit in which the cylindrical part is formed, and cutting off at the leading edge of the sealing flap, and a tip part of the sealing flap in the bag unit forming the square base An adhesive application process for applying a sealing adhesive to the inner side surface, and a release agent at any stage up to this adhesive application process or at a position that becomes the base side inner surface of the sealing flap after the adhesive application process The sheet is divided into a release agent coating step for applying the adhesive, and a sealing flap half-folding step for half-folding the adhesive-applied and release-sealing sealing flap and overlaying the adhesive-coated surface on the release agent-coated surface. Paper Method for producing a sealing flap with angle bottom bag, characterized in that conducted continuously by one line continuing from feed.

予め所定間隔ごとに剥離剤が塗布されて巻回ロールより連続的に繰り出されるシート状原紙に対し不要部分カッティング工程と、この不要部分を切除したシート状原紙に袋単位の筒状部を形成するチュービング工程と、筒状部を形成した袋単位に角底を形成して封緘用フラップの先端縁で切り離す角底形成工程と、角底を形成した袋単位の封緘用フラップの先部側内面に封緘用接着剤を塗布する接着剤塗布工程と、この接着剤塗布が塗布された封緘用フラップを半折りして接着剤塗布面を剥離剤塗布面に重ね合わせる封緘用フラップ半折り工程とを、前記シート状原紙の送給から連続する１ラインによって連続して行うことを特徴とする封緘用フラップ付き角底袋の製造方法。An unnecessary part cutting step is performed on a sheet-like base paper that is previously applied with a release agent at predetermined intervals and is continuously fed out from a winding roll, and a cylindrical unit in a bag unit is formed on the sheet-like base paper from which this unnecessary part has been removed. A tube forming step, forming a square bottom in a bag unit in which a cylindrical part is formed, and cutting off at the leading edge of the sealing flap; An adhesive application step of applying the sealing adhesive, and a sealing flap half-folding step of folding the sealing flap coated with this adhesive application in half and overlaying the adhesive application surface on the release agent application surface , A method for producing a square bottom bag with a flap for sealing, which is continuously performed by one continuous line from the feeding of the sheet-like base paper .

巻回ロールより連続的に繰り出されるシート状原紙に対し、封緘用フラップ形成のための不要部分の切除を行う不要部分カッティング工程と、この不要部分を切除したシート状原紙に袋単位の筒状部を形成するチュービング工程と、筒状部を形成した袋単位に角底を形成して封緘用フラップの先端縁で切り離す角底形成工程と、この角底形成工程に至るまでの任意の段階又は該角底形成工程の後で封緘用フラップになる位置の内面に封緘用接着剤の塗布ならびに剥離紙の貼着を行う接着剤塗布−剥離紙貼着工程とを、前記シート状原紙の送給から連続する１ラインによって連続して行うことを特徴とする封緘用フラップ付き角底袋の製造方法。Unnecessary part cutting process for cutting unnecessary parts for forming sealing flaps on sheet-like base paper continuously fed from a winding roll, and a cylindrical part in a bag unit on the sheet-like base paper from which these unnecessary parts have been removed A tube forming step, forming a square bottom in the bag unit in which the cylindrical portion is formed, and cutting off at the leading edge of the sealing flap, and any step up to the square bottom forming step or the step From the feeding of the sheet-like base paper, the adhesive application-peeling paper sticking process for applying the sealing adhesive and the release paper sticking to the inner surface of the position where it becomes the sealing flap after the square bottom forming process A method for producing a square bottom bag with a flap for sealing, which is performed continuously by one continuous line .

接着剤塗布−剥離紙貼着工程を不要部分カッティング工程の前にする請求項３記載の封緘用フラップ付き角底袋の製造方法。 The manufacturing method of the square bottom bag with the flap for sealing of Claim 3 which makes an adhesive agent application-release paper sticking process before an unnecessary partial cutting process.