JP3953856B2 - ヒータの発熱検査方法及びヒータ自動検査機 - Google Patents

ヒータの発熱検査方法及びヒータ自動検査機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヒータの発熱検査方法及びヒータ自動検査機に関し、特に、検査精度を向上させることができるヒータの発熱検査方法及びヒータ自動検査機に関する。
【0002】
【従来の技術】
セラミックヒータなどのヒータの形成時、発熱パターン(印刷パターン)の一部に欠け・切れ等の欠損や異常に細くなっている部分が存在すると、部分的に抵抗が高くなり、通電すると局所的な発熱を起こす。このような局所的な発熱が発生するとヒータの寿命が著しく悪化する。このため、ヒータの完成後に発熱検査を行なっており、ヒータを白熱させ、作業者による目視にて確認していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
作業者の目視による感応検査では、ヒータを精密に検査するのに限界がある。また、作業者の検査では、ヒータの発熱時間にばらつきが生じやすく、画一化した基準で検査するのにも限界がある。さらに、白熱したヒータから発せられる光の中には有害なものが含まれている場合があり、作業者の目の健康上好ましくない。また、発熱検査の自動化の要請もある。
【0004】
本発明の第1の目的は、検査精度の向上を図ることができるヒータの発熱検査方法及びヒータ自動検査機を提供することである。
【0005】
本発明の第2の目的は、画一化した基準で検査できるヒータの発熱検査方法及びヒータ自動検査機を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
ヒータの表面温度分布に係るデータを温度−度数に関するヒストグラムにした場合、異常発熱するヒータには高温領域において低い度数でブロードに(なだらかに)なることがわかった。このような特性を利用して、以下のようなヒータの発熱検査方法及びヒータ自動検査機を発明するに至った。
【0008】
本発明の第1の視点においては、ヒータの発熱検査方法であって、所定電圧で通電されたヒータの発熱部を含む領域の表面温度分布に係る画像を取得する工程と、取得された表面温度分布に係る画像を等面積のピクセルに区切るとともに各ピクセルごとに温度データを含ませたピクセル画像に変換する工程と、変換されたピクセル画像に基づいて温度ごとに対応するピクセル数を抽出する工程と、抽出された温度ごとに対応するピクセル数に基づいて、各温度と対応するピクセル数に関するヒストグラムを生成する工程と、生成されたヒストグラムに基づいて、検出された最高温度から低温側の一定温度区間におけるピクセル数の合計を算出する工程と、算出されたピクセル数の合計が予め設定されているしきい値以上か否かを判定する工程と、を含むことを特徴とする。
【0009】
本発明の第2の視点においては、ヒータの発熱検査方法であって、所定電圧で通電されたヒータの発熱部を含む領域の表面温度分布に係る画像を取得する工程と、取得された表面温度分布に係る画像を等面積のピクセルに区切るとともに各ピクセルごとに温度データを含ませたピクセル画像に変換する工程と、変換されたピクセル画像に基づいて温度ごとに対応するピクセル数を抽出する工程と、抽出された温度ごとに対応するピクセル数に基づいて、各温度と対応するピクセル数に関するヒストグラムを生成する工程と、生成されたヒストグラムに基づいて、検出された最高温度から低温側の一定温度区間における傾きを算出する工程と、算出された傾きが予め設定されているしきい値以下か否かを判定する工程と、を含むことを特徴とする。
【0010】
本発明の第3の視点においては、ヒータの所定の検査項目を自動的に検査するヒータ自動検査機において、所定電圧で通電されたヒータの発熱部を含む領域の表面温度分布に係る画像を取得するカメラ部と、取得された表面温度分布に係る画像を等面積のピクセルに区切るとともに各ピクセルごとに温度データを含ませたピクセル画像に変換する画像変換手段と、変換されたピクセル画像に基づいて温度ごとに対応するピクセル数を抽出する抽出手段と、抽出された温度ごとに対応するピクセル数に基づいて、各温度と対応するピクセル数に関するヒストグラムを生成する生成手段と、生成されたヒストグラムに基づいて、検出された最高温度から低温側の一定温度区間におけるピクセル数の合計を算出する算出手段と、算出されたピクセル数の合計が予め設定されているしきい値以上か否かを判定する判定手段と、を備えることを特徴とする。
【0011】
本発明の第4の視点においては、ヒータの所定の検査項目を自動的に検査するヒータ自動検査機において、所定電圧で通電されたヒータの発熱部を含む領域の表面温度分布に係る画像を取得するカメラ部と、取得された表面温度分布に係る画像を等面積のピクセルに区切るとともに各ピクセルごとに温度データを含ませたピクセル画像に変換する画像変換手段と、変換されたピクセル画像に基づいて温度ごとに対応するピクセル数を抽出する工程と、抽出された温度ごとに対応するピクセル数に基づいて、各温度と対応するピクセル数に関するヒストグラムを生成する生成手段と、生成されたヒストグラムに基づいて、検出された最高温度から低温側の一定温度区間における傾きを算出する算出手段と、算出された傾きが予め設定されているしきい値以上か否かを判定する判定手段と、を備えることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
ヒータの発熱検査方法であって、所定電圧で通電されたヒータの発熱部を含む領域の表面温度分布に係る画像を取得する工程(図2のステップA3)と、取得された表面温度分布に係る画像を等面積のピクセルに区切るとともに各ピクセルごとに温度データを含ませたピクセル画像に変換する工程(図2のステップA4)と、変換されたピクセル画像に基づいて温度ごとに対応するピクセル数を抽出する工程(図2のステップA5)と、抽出された温度ごとに対応するピクセル数に基づいて、各温度と対応するピクセル数に関するヒストグラムを生成する工程(図2のステップA6)と、生成されたヒストグラムに基づいて、検出された最高温度から低温側の一定温度区間におけるピクセル数を算出する工程(図2のステップA7)と、算出されたピクセル数が予め設定されているしきい値以上か否かを判定する工程(図2のステップA8)と、を含むことにより、ヒータの異常発熱部分を確実に捉えることができ、検査精度を向上させることができる。
【0013】
【実施例】
本発明の実施例1について図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施例1に係るヒータの発熱検査方法に用いられる発熱検査装置の構成を模式的に示したブロック図である。
【0014】
図1を参照すると、発熱検査装置1は、ヒータの発熱検査を行なうための装置であり、ヒータ60の表面温度分布を2次元映像として可視化し、ヒータ60の熱画像を処理して被測定物であるヒータ60が良品か否かを判定する。発熱検査装置1は、カメラ部10と、コンピュータ部20と、表示部30と、電源装置40と、治具50と、を有する(図1参照)。
【0015】
カメラ部10は、被測定物であるヒータ60から放射された赤外線を集光し、集光した赤外線を電気信号に変換し、これを増幅してコンピュータ部20に送出する。カメラ部10は、制御手段26の制御により、本通電の際に被測定物であるヒータ60を撮影する。
【0016】
コンピュータ部20は、カメラ部10から送出された信号を画像処理し、被測定対象であるヒータ60が良品か否かを判定する。コンピュータ部20は、画像処理手段21と、抽出手段22と、生成手段23と、算出手段24と、判定手段25と、制御手段26と、を有する。
【0017】
画像処理手段21は、入力された赤外線に係る電気信号を画像情報(入力画像情報)に変換するとともに、入力画像を等面積のピクセル(画素)に区切った画像に係る情報(ピクセル画像情報)に変換する。実施例におけるピクセル画像は、65536画素に区切られている。各ピクセルは、1つのピクセル(1画素、1マス)ごとに温度データを有し、温度データとして実施例では1画素の範囲における平均温度、その他最も多い表示色に対応する温度などである。
【0018】
抽出手段22は、ピクセル画像情報における各温度ごとに対応するピクセル数(画素数、度数)を抽出する。
【0019】
生成手段23は、抽出手段22で抽出されたピクセル画像情報における各温度ごとに対応するピクセル数(画素数、度数)に係る情報に基づいて、温度−ピクセル数に関するヒストグラムを生成する。
【0020】
算出手段24は、生成手段23で生成された温度−ピクセル数に関するヒストグラムに基づいて、一定温度区間におけるピクセル数(画素数)の合計(面積に相当)を算出する。実施例における一定温度区間は、検出された最高温度(数式1のTp)から低温側の50℃(数式1のT)の区間である。例えば、最高温度が790℃であれば温度区間は740〜790℃であり、最高温度が750℃であれば700〜750℃である。
【0021】
判定手段25は、算出された一定温度区間のピクセル数(画素数)の合計(Σ)が予め設定されているしきい値(実施例では2000個)以上か否かにより、被測定物であるヒータ60が良品か否かにより判定する。一定温度区間のピクセル数の合計がしきい値以上であればOK品と判断され、それより小さければNG品と判断される(数式1参照)。しきい値の設定は、試験的統計データに基づいて行なわれる。なお、しきい値は、温度区間の大きさ(実施例では検出された最高温度から低温側の50℃)、1つのピクセルの面積の大きさ(実施例では0.07×0.07mm)、カメラ部10と被測定物との距離(実施例では55.5mm)、カメラ部10のレンズの倍率、ヒータ60の発熱パターンの大きさ等によって異なってくる。別途最低温度保証のしきい値もある。
【0022】
【数1】
Figure 0003953856
【0023】
制御手段26は、発熱検査を一定の基準で行なうために、カメラ部10、他の機能手段21〜25、電源装置40を制御する。
【0024】
表示部30は、入力された画像情報に係る画像(例えば、入力画像、ピクセル画像、ヒストグラムなど)を表示する。表面温度分布における表示色は、温度ごとに色分けされており、実施例では、高温部(900℃付近)を赤色系とし、低温部(300℃付近)を青色系としている。
【0025】
電源装置40は、治具の端子51a、51bを介してヒータ60に所定電圧(例えば12V)で通電する。電源装置40は、制御手段26により通電時間、電圧について制御される。
【0026】
治具50は、ヒータ60を発熱検査するための基準当具であり、ヒータのリード線63a、63bと電気的機械的に接続するための端子51a、51bを有する。端子51a、51bは、それぞれ電源装置40と電気的に接続する。
【0027】
ヒータ60は、発熱検査の被測定物であり、車載用の全領域空燃比センサに用いられるセラミックヒータであり、セラミック61内に発熱部である発熱パターン62が内装されており、発熱パターン62と電気的に接続するリード線63a、63bがセラミックの端面から延在する(図2参照)。リード線63a、63bは、発熱検査時には治具50の端子51a、51bに接続される。
【0028】
次に、実施例1に係るヒータの発熱検査方法について図面を用いて説明する。図2は、本発明の実施例1に係るヒータの発熱検査方法を模式的に示したフローチャートである。装置の構成については図1を参照されたい。
【0029】
まず、治具50にヒータ60をセットする(図3参照;ステップA1)。ヒータ60をセットした後、コンピュータ部20における制御プログラムを実行させ以下の工程が行なわれる。
【0030】
次に、電源装置40から治具50を介してヒータ60に一定時間、所定電圧(12V)で通電し、ヒータ60の白熱部分を含む領域から放射された赤外線をカメラ部10で集光(測定)する(図3参照;ステップA2)。なお、予備通電として上記より高い電圧を最初に所定時間負荷してもよい。その場合は、安定した温度に至るまでの時間を短縮することができ、検査時間を短縮する効果がある。
【0031】
次に、カメラ部10は、集光した赤外線を電気信号に変換し、これをコンピュータ部20に送出する(ステップA3)。
【0032】
次に、コンピュータ部20は、入力された赤外線に係る電気信号を入力画像情報に変換するとともに、この入力画像情報に係る入力画像(図4(A)参照)を等面積のピクセル(画素)に区切ったピクセル画像情報(図4(B)参照)に変換(画像認識)する(ステップA4)。ここで、各ピクセルは、1つのピクセル(1画素、1マス)ごとに温度データを有する。
【0033】
次に、コンピュータ部20は、ピクセル画像情報における各温度ごとに対応するピクセル数(画素数、度数)を抽出し(ステップA5)、これらに基づいて温度−ピクセル数に関するヒストグラム(図5及び図6のグラフにおける折線部分)を生成する(ステップA6)。
【0034】
次に、コンピュータ部20は、生成された温度−ピクセル数に関するヒストグラムに基づいて、一定温度区間(検出された最高温度から低温側の50℃の区間)におけるピクセル数(画素数)の合計(面積に相当)を算出する(ステップA7)。例えば、図5では、温度区間が705〜755℃、ピクセル数の合計(点で塗りつぶした領域のもの;Σ)が3000であることを示している。図6では、温度区間が735〜785℃、ピクセル数の合計Σが1000であることを示している。
【0035】
最後に、コンピュータ部20は、算出された一定温度区間のピクセル数の合計が予め設定されているしきい値(実施例では2000個)以上か否かにより、被測定対象であるヒータ60が良品か否かにより判定する(ステップA8)。一定温度区間のピクセル数の合計がしきい値以上であればOK品と判断し、それより小さければNG品と判断する。例えば、図5では、画素数が3000(>2000)であるので良品(OK品)となり、図6では画素数が1000(<2000)であるので不良品(NG品)となる。
【0036】
なお、図5の良品に係るヒストグラムに対応する図7の入力画像では、ヒータの白熱部分において発熱パターンが均一に現れており、良品と判定されたことが正しいことがわかる。一方、図6の不良品に係るヒストグラムに対応する図8の入力画像では、ヒータの白熱部分における発熱パターンの右側の点線で囲んだ領域において発熱パターンの左側よりも高い温度の表示色が多く現れており、不良品と判定されたことが正しいことがわかる。
【0037】
次に、その他の実施例について説明する。
【0038】
実施例1のように一定温度区間の画素数(面積)のほか、実施例2として、ヒストグラムにおける最高温度から一定温度区間(例えば10℃)における傾き(若しくは勾配)がしきい値(傾きにかかるもの)より大きいか否かでも判定できる。例えば、最高温度から一定温度区間の傾きを最小2乗法などにより図1の算出手段24で算出し、算出された傾きが判定手段25において傾きに係るしきい値以下と判断されれば良品、それより大きいと判断されれば不良品となる(傾きは右下がり)。
【0039】
また、実施例3として、従来からあるヒータ自動検査機に図1の発熱検査装置を組み込み、完全自動化にて発熱検査を行なうこともできる。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、発熱検査を装置にて行なっているため、検査精度を向上させることができる。
【0041】
また、画一化された基準のもとで発熱検査が可能となる。
【0042】
さらに、発熱検査装置をヒータ自動検査機に組み込むことで、検査工数の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係るヒータの発熱検査方法に用いられる発熱検査装置の構成を模式的に示したブロック図である。
【図2】本発明の実施例1に係るヒータの発熱検査方法を模式的に示したフローチャートである。
【図3】本発明の実施例1に係るヒータの発熱検査方法に用いられる治具を模式的に示した斜視図である。
【図4】本発明の実施例1に係るヒータの発熱検査方法において画像認識されたときの(A)表示画像及び(B)ピクセル画像のイメージ図である。
【図5】本発明の実施例1に係るヒータの発熱検査方法において生成された良品に係る温度−度数に関するヒストグラムの一例である。
【図6】本発明の実施例1に係るヒータの発熱検査方法において生成された不良品に係る温度−度数に関するヒストグラムの一例である。
【図7】本発明の実施例1に係るヒータの発熱検査方法における良品に係る入力画像の一例である(図5に対応)。
【図8】本発明の実施例1に係るヒータの発熱検査方法における不良品に係る入力画像の一例である(図6に対応)。
【符号の説明】
1 発熱検査装置
10 カメラ部
20 コンピュータ部
21 画像処理手段
22 抽出手段
23 生成手段
24 算出手段
25 判定手段
26 制御手段
30 表示部
40 電源装置
50 治具
51a、51b 端子
60 ヒータ
61 セラミック
62 発熱パターン
63a、63b リード線
64 白熱部分

Claims (4)

  1. 所定電圧で通電されたヒータの発熱部を含む領域の表面温度分布に係る画像を取得する工程と、
    取得された表面温度分布に係る画像を等面積のピクセルに区切るとともに各ピクセルごとに温度データを含ませたピクセル画像に変換する工程と、
    変換されたピクセル画像に基づいて温度ごとに対応するピクセル数を抽出する工程と、
    抽出された温度ごとに対応するピクセル数に基づいて、各温度と対応するピクセル数に関するヒストグラムを生成する工程と、
    生成されたヒストグラムに基づいて、検出された最高温度から低温側の一定温度区間におけるピクセル数の合計を算出する工程と、
    算出されたピクセル数の合計が予め設定されているしきい値以上か否かを判定する工程と、
    を含むことを特徴とするヒータの発熱検査方法。
  2. 所定電圧で通電されたヒータの発熱部を含む領域の表面温度分布に係る画像を取得する工程と、
    取得された表面温度分布に係る画像を等面積のピクセルに区切るとともに各ピクセルごとに温度データを含ませたピクセル画像に変換する工程と、
    変換されたピクセル画像に基づいて温度ごとに対応するピクセル数を抽出する工程と、
    抽出された温度ごとに対応するピクセル数に基づいて、各温度と対応するピクセル数に関するヒストグラムを生成する工程と、
    生成されたヒストグラムに基づいて、検出された最高温度から低温側の一定温度区間における傾きを算出する工程と、
    算出された傾きが予め設定されているしきい値以下か否かを判定する工程と、
    を含むことを特徴とするヒータの発熱検査方法。
  3. ヒータの所定の検査項目を自動的に検査するヒータ自動検査機において、
    所定電圧で通電されたヒータの発熱部を含む領域の表面温度分布に係る画像を取得するカメラ部と、
    取得された表面温度分布に係る画像を等面積のピクセルに区切るとともに各ピクセルごとに温度データを含ませたピクセル画像に変換する画像変換手段と、
    変換されたピクセル画像に基づいて温度ごとに対応するピクセル数を抽出する抽出手段と、
    抽出された温度ごとに対応するピクセル数に基づいて、各温度と対応するピクセル数に関するヒストグラムを生成する生成手段と、
    生成されたヒストグラムに基づいて、検出された最高温度から低温側の一定温度区間におけるピクセル数の合計を算出する算出手段と、
    算出されたピクセル数の合計が予め設定されているしきい値以上か否かを判定する判定手段と、
    を備えることを特徴とするヒータ自動検査機。
  4. ヒータの所定の検査項目を自動的に検査するヒータ自動検査機において、
    所定電圧で通電されたヒータの発熱部を含む領域の表面温度分布に係る画像を取得するカメラ部と、
    取得された表面温度分布に係る画像を等面積のピクセルに区切るとともに各ピクセルごとに温度データを含ませたピクセル画像に変換する画像変換手段と、
    変換されたピクセル画像に基づいて温度ごとに対応するピクセル数を抽出する抽出手段と、
    抽出された温度ごとに対応するピクセル数に基づいて、各温度と対応するピクセル数に関するヒストグラムを生成する生成手段と、
    生成されたヒストグラムに基づいて、検出された最高温度から低温側の一定温度区間における傾きを算出する算出手段と、
    算出された傾きが予め設定されているしきい値以上か否かを判定する判定手段と、
    を備えることを特徴とするヒータ自動検査機。
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