JP3953583B2

JP3953583B2 - Exterior of microwave oven cooking container

Info

Publication number: JP3953583B2
Application number: JP16204497A
Authority: JP
Inventors: 和子大曽根; 裕一平井; 恭博櫛田; 恭介鈴木
Original assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Current assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date: 1997-06-05
Filing date: 1997-06-05
Publication date: 2007-08-08
Anticipated expiration: 2017-06-05
Also published as: JPH10338277A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は，食品がカップ状包装体に入ったままの状態で電子レンジによる加熱調理を行い、熱いうちにそのままの状態で電子レンジから取り出し、食卓へ運び、食事をし易くし、さらに印刷媒体、装飾基材としての優れた効果を持たせた外装体に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
調理済み冷凍食品、チルド食品、あるいは常温流通の無菌包装食品等を包装体から取り出し食器に移し代えてから電子レンジで加熱調理する代わりに、包装体ごと加熱調理しそのまま食卓に供する場合が多くなってきている。
この用途に使用される各種の包装体の中から、カップ状包装体について例をあげると、紙カップに直詰めされてオーバーキャップされた「茶碗むし」、プラスチックシート成形容器に直詰めされ、フィルム蓋材でシールされ、外箱あるいはスリーブに挿入された「スパゲッティ」、「おでん」、「煮魚」等、さらに中間に間隙を設けた二重のプラスチックシート成形容器に詰められ、オーバーキャップを嵌合した「味付けご飯」等が挙げられる。
また、電子レンジによる加熱調理は単に温めるだけでなく、破裂防止用の通気孔の開口面積を制御することにより内圧を高め、より高い温度で加熱調理したり、あるいは蒸気で暫く蒸すことにより、さらに美味しく食べられるようにするケースも見られる。
いずれの場合も、電子レンジで加熱された包装体を熱いうちに電子レンジから取り出すことが必要である。
また、特開平５−１６９７７号公報、実開平５−３１３８号公報等に、お湯を注入して調理するインスタントラーメン用の発泡プラスチックカップに代わる断熱性カップとして、プラスチックと板紙からなる二重壁の断熱カップが提案されている。これらも、電子レンジ加熱調理容器として使用の可能性がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、前述の「味付けご飯」等の二重のプラスチックシート成形容器においては、高温になるとプラスチック容器の側壁の剛度が落ちて、二重壁による空間を保つことが難しくなり、断熱効果が失われ、熱くて持てないという問題がある。また、外側の容器に曲面印刷を行う場合に紙の場合のように濃度のあるフルカラーでしかも精細なプレプリントが出来ないという問題がある。しかも、プラスチックの使用量は通常のプラスチック容器に較べて多くなり、減容化も難しく、環境負荷が大きくなるという問題がある。
特開平５−１６９７７号公報、実開平５−３１３８号公報に提案されているプラスチックと板紙からなる二重容器は無機質フィラー入りのプラスチックカップの外側に板紙による筒状体を嵌挿あるいは密嵌して両者を側壁の上下で接合し、胴部中間に間隙を設けたものであって、両者の上部側壁に同一のテーパーを持たせなければならないという形状的な制約があり、またこの種の接合方法では耐熱性の接着剤を使用しない限り使用途中で抜け落ちる可能性がある。
本発明は、前述の問題点に鑑みてなされたもので、電子レンジにより加熱調理されるカップ包装体にしっかり取り付けられて断熱性を与え、カップ包装体の形状の自由度を大きくすることができ、しかも優れた印刷媒体として機能する電子レンジ加熱調理容器の外装体の提供を目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、電子レンジで食品が内装されたまま加熱調理を行うカップ状包装体の側壁周辺を所定の間隙を保って外装する有底の円錐逆台形状の外カップであって、該外カップの側壁上部と前記カップ状包装体の側壁上部との間に次の係合手段を形成する。
（１）前記外カップの上端部を内側に突出するようにカールさせたカール部と前記カップ状包装体の少なくとも側壁上部に設けられた複数本の縦リブ上端の落ち込み部とを嵌合させる。また、前記外カップ基材を内面にのみ熱可塑性樹脂層が設けられている板紙とし、内容物に関する情報の印刷媒体、また食器としての装飾基材とする。徴とする請求項１記載の電子レンジ加熱調理容器の外装体。
【０００５】
【発明の実施の形態】
本発明を図面を用いて、更に詳しく説明する。
図１は本発明による電子レンジ加熱調理容器の外装体の外観図である。
以下本発明による電子レンジ加熱調理容器の外装体を「外カップ」、カップ状包装体を「内カップ」と称する。
図１（ａ）は、ストレートタイプの外カップ１０でありトップエッジＴはブランク端縁がそのままの状態で残されている。
図１（ｂ）は、トップエッジを内側にカールしてカール部２を内側に突出させた内カールタイプの外カップ１０である。
側壁のテーパーはいずれも食品を内装する内カップＣよりもゆるくなっている。
図１、（ｃ）、（ｄ）は、外カップの底部の外観図であって、底部の構造は、図１（ｃ）で示すように、底板３の周辺を側壁下端部で巻締めし、いわゆる糸尻４が形成されているもの、及び図１（ｄ）に示すように、底板３の周辺に外カップ１０の側壁下端部の折り返し片５が内側に折り返されて平底となっているものがある。外カップ１０にはこのいずれを採用してもよい。
【０００６】
図２は、内カップＣの外観図である。また図３は内カップと外カップの係合状態を示す断面図である。
図２（ａ）に示すカップ状包装体（以下内カップと称する）は、ストレートタイプの外カップ１０と係合されて一体化されるもので、係合された状態を図３（ａ）に示す。
この場合の係合手段は、請求項２に相当するもので、所定のテーパーと外周寸法あるいは直径（円形カップの場合）を有する内カップＣの側壁１１の上部に対して、よりゆるいテーパーと前記外周寸法より僅かに小さい内周寸法あるいは直径を有する外カップ１０の側壁上部を強制的に嵌挿することによるものである。この手段によれば、外カップ１０の加工度が少なくて済み、開口形状が楕円、角丸状等の内カップＣに対しても利用可能である。
【０００７】
図２（ｂ）に示す内カップＣは、内カールタイプの外カップ１０と係合されて一体化されるもので、係合された状態を図３（ｂ）に示す。
その係合手段は、請求項３に相当するもので、外カップ１０の内側に突出するカール部２と内カップＣのフランジＦの直下に設けられた側壁外側周辺を取り巻く環状の凹溝１２との嵌合によるものである。この場合も、外カップ１０が内カップＣに対して強制的に押し込まれて、カール部２が一旦拡張し凹溝１２の位置でもとの寸法に復元することによって嵌合される。従って、内カップＣの側壁上部の円周に対するカール部２の内周は僅かに小さく設定されている。
【０００８】
図２（ｃ）に示す内カップＣは、内カールタイプの外カップ１０と係合して一体化されるもので、係合された状態を図３（ｃ）に示す。図３（ｃ）は、縦リブＲに部分の縦断面で描かれている。
この場合の係合手段は請求項４に相当するもので、外カップ１０の内側に突出するカール部２と内カップＣの少なくとも側壁上部に設けられた複数本の縦リブＲ上端の落ち込み部１３との嵌合によるものである。この場合も、外カップ１０が内カップＣに対して強制的に押し込まれて、縦リブＲ上を通過する間、カール部２は一旦拡張し縦リブＲを通り越した点の落ち込み部１３で嵌合されて一体化する。
内カップＣが圧空・真空成形法によって成型された比較的薄肉の場合は、以上の強制的な押し込みの間、内カップＣの方の側壁も縦リブ部Ｒが内側に押し込まれるように変形し、嵌合時点で復元する。従って挿入時の抵抗はより少なく、容易に嵌合させることができる。
また図３（ｂ）の場合に較べて内外カップ間の空間、特に側壁上部の空間を増やすことができ、耐熱請求項を効果的に与えることができる。それは、図３（ｃ’）に示す、縦リブＲのない部分の断面図から明らかである。
【０００９】
図４は内カップＣと外カップ１０が嵌合されて一体化された二重容器２０の断面図である。図４（ａ）は、糸尻４のある外カップ１０、図４（ｂ）は、平底タイプの外カップ１０をそれぞれ使用した場合で、前記の請求項３に相当する係合手段を例にしている。
なお、図示されていないが、内カップＣに内容物充填後、開口部全体を覆うようにオーバーキャップを施すか、あるいはフィルム蓋材をフランジＦ上あるいはフランジＦの内側のアンダーカット面に設けてから、オーバーキャップを施すようにしてもよい。
このように、充填、キャッピングを終わった内カップＣに対して、外カップ１０が係合される。この係合は空の内カップＣに対して外カップ１０を嵌合させ、その後に充填、キャッピングを行ってもよい。
その係合は、外カップ１０に対して、内カップＣを単に落とし込んで、カール部２が凹溝１２に嵌合するまで押し込めばよく、また逆に内カップＣの方に外カップを下から被せるように押し込んでもよい。
このようにして組み合わされた二重容器２０において、外カップ１０は上記の嵌合によって内カップＣと一体化し、両者の側壁１と側板１１間、底板３と底板１３間に空間が形成され、この空間によって、内カップＣに断熱性が賦与される。
【００１０】
図３（ｂ）、（ｃ）に示す係合手段を使用する場合の嵌合の度合いは、カール部２に対する凹溝１２あるいは落ち込み部１４の断面形状、カール部２と凹溝１２あるいは落ち込み部１４の周径差、内外カップ素材の剛性、復元性等の要因によって決まるが、両者を分離不能に強固に嵌合させる必要はなく、使用後は、指先でフランジＦと外カップ１０の底部を持って引き離せば分離可能な程度に嵌合しておれば十分である。むしろその方が、使用後の分別廃棄に有効である。
【００１１】
内カップＣは、図４に示すように、外カップ１０によって宙吊りになった状態である。従って、内カップＣの形状は外カップ１０の空間内であれば自由であり、例えば半球状であってもよい。この形状は電子レンジで短時間に均一な加熱調理を行う上で重要な要素となっている。
【００１２】
本発明による外カップ１０に使用される板紙は、内面のみに熱可塑性樹脂層たとえばポリエチレン樹脂層を設けたものが好適に使用される。それは、もし両面に樹脂層が設けられていると、電子レンジ加熱調理の際に板紙も急速加熱され、板紙内部の水分が表面の樹脂層を突き破って蒸発する際に、側壁面が発泡したような状態になって、美しい印刷面を損なうことがあるためである。
また、外カップ１０は、電子レンジ加熱条件によって糸尻部４に焦げ目がつき、美観を損なうことがあるので、この点を避けるならば底部を平底型にすることが好ましい。
【００１３】
外カップ１０に対する印刷は、周知の印刷方式によって板紙のシート段階でプレプリントが可能である。この印刷効果を従来の二重のプラスチック容器の曲面印刷と比較すると、インキ濃度、精細度、グラデーション、印刷可能面積、印刷効率等あらゆる点で優れており、外カップ１０は、消費者に内容物に関する情報を伝達する優れた情報媒体となるばかりか、食卓の雰囲気にあったデザインを施す装飾基材となる。
【００１４】
本発明による外カップ１０に使用される板紙には腰（剛性）があり、カール等の加工適性に優れたカップ原紙が好適に使用される。
また、図１に示す外カップ１０は、通常の紙カップ成形機を用いて容易に成形することが可能である。
【００１５】
また、本発明による外カップ１０は、電子レンジ加熱調理容器の支持具としての要素が強く、事実上、各調理現場において支持具として使用することができる。すなわち、外カップ１０は、単体で販売される内カップＣとは別売りされ、電子レンジ加熱調理の直前において、手作業で内カップＣに嵌合させて使用するようにしてもよい。
この場合の外カップ１０には、食器に近いデザインが施され、使用後内カップＣから取り外して再使用することもできる。
【００１６】
【実施例】
内カップＣには、図４（ａ）に示す断面形状を有し、ポリプロピレンシート（厚み１．０ｍｍ）から圧空・真空成形法で成形された内容量２００ｃｃのプラスチックカップを使用した。またその側壁上部には巾４ｍｍ，深さ４ｍｍからなる凹溝１４を設けた。
外カップ１０については、同じく図２（ａ）に示すような断面と次の仕様からなる実施例サンプルを作成し、空の状態の内カップＣに押し込んで、カール部２を凹溝１４に嵌合させ、二重容器２０とした。
外カップの高さ：８０ｍｍ
カール部の外径：９２ｍｍ
カール部の内径：８４ｍｍ
また、外カップ１０の実施例サンプルには、外側から順に次の積層構成からなる積層体を使用した。
側壁部：ＯＰニス層／インキ層／カップ原紙２８０ｇ／ｍ²／ポリエチ
レン２０μｍ
底部：ＰＥ２０μｍ／カップ原紙２２０ｇ／ｍ²
以上の実施例の外カップ１０と内カップＣによる二重容器２０に調理済み冷凍食品として市販されているプラスチック二重カップ容器入りの「ピラフ」（内容量２００ｇ）を移し替えて実施例サンプルとし、一方で市販されている「ピラフ」入りプラスチック二重カップ容器を比較例サンプルとして，電子レンジ加熱調理を６００Ｗ，４分の条件で行い、直ちに素手で取り出した。
その結果、実施例サンプルの場合はどの部分を持っても熱くなく電子レンジから容易に取り出すことができ、食卓でも容器を持つことができたが、比較例サンプルの場合はフランジ部分を指で挟んで取り扱う以外は熱くて危険をともなった。
加熱調理後の実施例サンプルの外カップ１０の表面には異常は見られず、多色オフセット印刷による図柄が損傷を受けることはなく、比較例サンプルの印刷に比較して総ての点で優れた印刷効果を発揮させることができた。
さらに使用後外カップ１０を内カップＣから手で取り外すことができた。
【００１７】
【発明の効果】
本発明による外カップ１０を内カップＣに組み合わせることによって、優れた断熱性を賦与することができ、電子レンジ加熱調理後、熱いうちに電子レンジから取り出し、そのままの状態で食卓に供することができ、また食べ易くなる。さらに、内カップＣの形状の自由度が拡がり、内容食品の加熱に最適な形状の内カップＣを採用することができる。またプラスチック容器の印刷に較べて、極めて優れた印刷効果を発揮させることができるので、内容食品に関する情報の優れた印刷媒体となり、さらに食卓の雰囲気に合った装飾効果をもたらすことができる。
さらにまた、従来のプラスチック２重カップに較べてプラスチックの使用量を削減することができ、使用後分別廃棄可能な、電子レンジ加熱調理容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による外カップの外観図
【図２】内カップの外観図
【図３】内カップと外カップの係合状態を示す断面図
【図４】二重容器の断面図
【符号の説明】
１側壁
２カール部
３底板
４糸尻
５折り返し片
１０外カップ
２０二重容器
１１側壁
１２凹溝
１３底板
１４落ち込み部
Ｃ内カップ
Ｆフランジ
Ｒ縦リブ
Ｔトップエッジ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention performs cooking with a microwave oven while the food is still in a cup-shaped package, takes it out of the microwave oven while it is hot, makes it easy to eat, and transports it to the table. The present invention relates to an exterior body having an excellent effect as a decorative base material.
[0002]
[Prior art]
In many cases, cooked frozen foods, chilled foods, or aseptic packaged foods distributed at room temperature are taken out of the package, transferred to tableware, and then cooked in the microwave oven instead of being cooked in the microwave. It is coming.
Of the various types of packaging used for this purpose, examples of cup-shaped packagings include “tea bowls” directly packed in paper cups and overcapped, directly packed in plastic sheet molded containers, and film lids. Packed in double plastic sheet molding containers with gaps in the middle, such as “spaghetti”, “oden”, “boiled fish” etc. sealed in wood and inserted in the outer box or sleeve “Seasoned rice” and the like.
In addition, cooking with a microwave oven is not only warming, but also by controlling the opening area of the vent hole for preventing bursting, increasing the internal pressure, cooking at a higher temperature, or steaming with steam for a while, There are cases where you can eat deliciously.
In any case, it is necessary to take out the package heated in the microwave oven from the microwave oven while it is hot.
In addition, in JP-A-5-16977, JP-A-5-3138, etc., a double wall made of plastic and paperboard is used as a heat-insulating cup instead of a foamed plastic cup for instant noodles in which hot water is poured and cooked. Insulated cups have been proposed. These may also be used as microwave oven cooking containers.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the double plastic sheet molded containers such as the above-mentioned “seasoned rice”, the rigidity of the side wall of the plastic container decreases when the temperature becomes high, and it becomes difficult to maintain the space by the double wall, and the heat insulation effect is lost. There is a problem that it is too hot to hold. In addition, when performing curved surface printing on the outer container, there is a problem that a full color with a high density as in the case of paper and fine preprinting cannot be performed. In addition, the amount of plastic used is larger than that of ordinary plastic containers, and it is difficult to reduce the volume of the plastic.
The double container made of plastic and paperboard proposed in JP-A-5-16977 and Japanese Utility Model Laid-open No.5-3138 has a cylindrical body made of paperboard inserted or tightly fitted on the outside of a plastic cup containing an inorganic filler. These are joined at the top and bottom of the side wall, and a gap is provided in the middle of the body, and there is a geometrical restriction that the upper side wall of both must have the same taper. In the method, there is a possibility of falling off during use unless a heat-resistant adhesive is used.
The present invention has been made in view of the above-described problems, and can be firmly attached to a cup package that is cooked by a microwave oven to provide heat insulation, thereby increasing the degree of freedom of the shape of the cup package. And it aims at provision of the exterior body of the microwave oven cooking container which functions as an excellent printing medium.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, a bottomed conical inverted trapezoidal outer cup that covers the periphery of a side wall of a cup-shaped package body that is cooked while food is contained in a microwave oven while maintaining a predetermined gap is provided. The following engaging means is formed between the upper side wall of the outer cup and the upper side wall of the cup-shaped package.
(1) The curled part curled so that the upper end part of the outer cup protrudes inwardly and the depressed parts of the upper ends of the plurality of vertical ribs provided at least on the side wall upper part of the cup-shaped package are fitted. In addition, the outer cup base material is a paperboard provided with a thermoplastic resin layer only on the inner surface, and is used as a printing medium for information on contents and a decorative base material as tableware. The exterior body of the microwave-heating cooking container of Claim 1 made into a sign.
[0005]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention will be described in more detail with reference to the drawings.
FIG. 1 is an external view of an exterior body of a microwave cooking container according to the present invention.
Hereinafter, the exterior body of the microwave oven cooking container according to the present invention is referred to as an “outer cup”, and the cup-shaped package body is referred to as an “inner cup”.
FIG. 1A shows a straight-type outer cup 10, and the top edge T is left with the blank edge intact.
FIG. 1B shows an inner curl type outer cup 10 in which a top edge is curled inward and a curled portion 2 is protruded inward.
The taper of the side wall is looser than the inner cup C that contains food.
1, (c) and (d) are external views of the bottom of the outer cup, and the structure of the bottom is formed by winding the periphery of the bottom plate 3 with the lower end of the side wall as shown in FIG. 1 (c). As shown in FIG. 1 (d), a folded piece 5 at the lower end of the side wall of the outer cup 10 is folded inward to form a flat bottom. There is something. Any of these may be employed for the outer cup 10.
[0006]
FIG. 2 is an external view of the inner cup C. FIG. FIG. 3 is a cross-sectional view showing an engaged state of the inner cup and the outer cup.
The cup-shaped package (hereinafter referred to as an inner cup) shown in FIG. 2 (a) is integrated by being engaged with the straight type outer cup 10, and the engaged state is shown in FIG. 3 (a). .
The engaging means in this case is equivalent to claim 2, and has a taper that is looser than the upper portion of the side wall 11 of the inner cup C having a predetermined taper and an outer peripheral dimension or diameter (in the case of a circular cup). This is because the upper part of the side wall of the outer cup 10 having an inner peripheral dimension or diameter slightly smaller than the outer peripheral dimension is forcibly inserted. According to this means, the degree of processing of the outer cup 10 can be reduced, and the outer cup 10 can be used for the inner cup C having an oval or rounded shape.
[0007]
The inner cup C shown in FIG. 2B is integrated with the inner curl type outer cup 10, and the engaged state is shown in FIG. 3B.
The engaging means corresponds to the third aspect, and includes a curled portion 2 protruding inward of the outer cup 10 and an annular groove 12 surrounding the outer periphery of the side wall provided immediately below the flange F of the inner cup C. This is due to the fitting. Also in this case, the outer cup 10 is forcibly pushed into the inner cup C, and the curled portion 2 is expanded once and restored to the original dimension at the position of the concave groove 12 to be fitted. Accordingly, the inner circumference of the curled portion 2 with respect to the circumference of the upper portion of the side wall of the inner cup C is set to be slightly smaller.
[0008]
The inner cup C shown in FIG. 2 (c) is integrated with the inner curl type outer cup 10, and the engaged state is shown in FIG. 3 (c). FIG. 3C is a longitudinal section of a portion of the longitudinal rib R.
The engaging means in this case corresponds to claim 4, and the curled portion 2 projecting inward of the outer cup 10 and the depressed portions 13 at the upper ends of a plurality of vertical ribs R provided at least on the side walls of the inner cup C. This is due to the fitting. Also in this case, while the outer cup 10 is forcibly pushed into the inner cup C and passes over the vertical rib R, the curled portion 2 is once expanded and fitted at the drop portion 13 at a point past the vertical rib R. Combine and integrate.
If the inner cup C is relatively thin and formed by compressed air / vacuum forming, the side wall of the inner cup C is deformed so that the vertical rib portion R is pushed inward during the forced pushing. Restore at the time of mating. Therefore, the resistance at the time of insertion is less and can be easily fitted.
Further, the space between the inner and outer cups, particularly the space at the upper part of the side wall, can be increased compared to the case of FIG. This is apparent from the cross-sectional view of the portion without the vertical rib R shown in FIG.
[0009]
FIG. 4 is a cross-sectional view of the double container 20 in which the inner cup C and the outer cup 10 are fitted and integrated. 4 (a) shows an outer cup 10 with a thread tail 4, and FIG. 4 (b) shows a case where a flat bottom type outer cup 10 is used. The engaging means corresponding to claim 3 is taken as an example. ing.
Although not shown, after filling the contents in the inner cup C, an overcap is applied so as to cover the entire opening, or a film lid is provided on the flange F or on the undercut surface inside the flange F. Therefore, an overcap may be applied.
In this way, the outer cup 10 is engaged with the inner cup C that has been filled and capped. In this engagement, the outer cup 10 may be fitted to the empty inner cup C, and then filling and capping may be performed.
For the engagement, the inner cup C is simply dropped into the outer cup 10 and pushed until the curled portion 2 is fitted in the concave groove 12, and conversely, the outer cup is moved toward the inner cup C from below. You may push in to cover.
In the double container 20 thus combined, the outer cup 10 is integrated with the inner cup C by the above-mentioned fitting, and a space is formed between the side wall 1 and the side plate 11 and between the bottom plate 3 and the bottom plate 13. This space provides heat insulation to the inner cup C.
[0010]
The degree of fitting when the engaging means shown in FIGS. 3B and 3C is used depends on the cross-sectional shape of the recessed groove 12 or the recessed portion 14 with respect to the curled portion 2, the curled portion 2 and the recessed groove 12 or the recessed portion. 14 is determined by factors such as the difference in the circumferential diameter of 14, the rigidity of the inner and outer cup materials, and the resilience, but it is not necessary to firmly fit the two together so that they cannot be separated from each other. If it is held and pulled apart, it is sufficient if it is fitted so that it can be separated. Rather, it is more effective for separation and disposal after use.
[0011]
As shown in FIG. 4, the inner cup C is in a state of being suspended by the outer cup 10. Therefore, the shape of the inner cup C is free as long as it is within the space of the outer cup 10, and may be hemispherical, for example. This shape is an important factor in performing uniform cooking in a short time with a microwave oven.
[0012]
As the paperboard used in the outer cup 10 according to the present invention, a paperboard provided with a thermoplastic resin layer, for example, a polyethylene resin layer only on the inner surface is preferably used. That is, if the resin layer is provided on both sides, the paperboard is also rapidly heated during cooking in the microwave oven, and the side wall surface appears to foam when the water inside the paperboard evaporates through the resin layer on the surface. This is because the beautiful printed surface may be damaged.
In addition, the outer cup 10 may be burnt on the yarn bottom 4 depending on the heating conditions of the microwave oven, which may impair the aesthetic appearance. Therefore, if this point is avoided, the bottom is preferably a flat bottom.
[0013]
Printing on the outer cup 10 can be pre-printed at the paperboard sheet stage by a known printing method. Compared with the conventional double-sided plastic container curved surface printing, this printing effect is superior in all points such as ink density, definition, gradation, printable area, printing efficiency, etc. As well as being an excellent information medium for transmitting information on the table, it will be a decorative base material that is designed to suit the atmosphere of the table.
[0014]
The paperboard used for the outer cup 10 according to the present invention has a waist (rigidity), and a cup base paper excellent in processability such as curling is preferably used.
Moreover, the outer cup 10 shown in FIG. 1 can be easily molded using a normal paper cup molding machine.
[0015]
Further, the outer cup 10 according to the present invention has a strong element as a support for a microwave oven cooking container, and can be used as a support at each cooking site. That is, the outer cup 10 may be sold separately from the inner cup C sold as a single unit, and may be used by being manually fitted to the inner cup C immediately before cooking with microwave oven.
The outer cup 10 in this case has a design close to that of tableware, and can be removed from the inner cup C after use and reused.
[0016]
【Example】
As the inner cup C, a 200 cc plastic cup having a cross-sectional shape shown in FIG. 4A and molded from a polypropylene sheet (thickness: 1.0 mm) by a compressed air / vacuum molding method was used. A concave groove 14 having a width of 4 mm and a depth of 4 mm is provided in the upper portion of the side wall.
For the outer cup 10, an example sample having the cross section as shown in FIG. 2 (a) and the following specifications is prepared and pushed into the empty inner cup C, and the curled portion 2 is fitted into the concave groove 14. A double container 20 was obtained.
Outer cup height: 80 mm
Curled outer diameter: 92 mm
Inner diameter of curled part: 84 mm
Moreover, the laminated body which consists of the following laminated structure was used for the Example sample of the outer cup 10 in order from the outer side.
Side wall part: OP varnish layer / ink layer / cup base paper 280 g / m ² / polyethylene 20 μm
Bottom: PE 20 μm / cup base paper 220 g / m ²
“Pilaf” (content 200 g) in a plastic double cup container, which is commercially available as a frozen food, is transferred to the double container 20 of the outer cup 10 and the inner cup C of the above example to obtain an example sample. On the other hand, a commercially available plastic double cup container containing “Piraf” was used as a comparative example sample, and microwave cooking was performed under conditions of 600 W for 4 minutes and immediately taken out with bare hands.
As a result, in the case of the example sample, it was not hot even if it had any part, and it could be easily taken out from the microwave oven, and it was possible to hold the container on the table. In the case of the comparative example sample, the flange part was pinched with fingers Except for handling at, it was hot and dangerous.
No abnormalities are observed on the surface of the outer cup 10 of the example sample after cooking, and the pattern by the multi-color offset printing is not damaged, which is excellent in all respects compared with the printing of the comparative example sample. The printing effect could be demonstrated.
Furthermore, the outer cup 10 was able to be removed from the inner cup C by hand after use.
[0017]
【The invention's effect】
By combining the outer cup 10 according to the present invention with the inner cup C, excellent heat insulation can be imparted, and after cooking in the microwave oven, it can be taken out of the microwave oven and used as it is on the table. It ’s easier to eat. Furthermore, the degree of freedom of the shape of the inner cup C is expanded, and the inner cup C having a shape optimal for heating the content food can be employed. In addition, since the printing effect can be exhibited as compared with the printing of the plastic container, the printing medium is excellent in information on the food content, and the decoration effect suitable for the table atmosphere can be brought about.
Furthermore, compared with the conventional plastic double cup, the amount of plastic used can be reduced, and the microwave cooking container which can be separated and discarded after use can be provided.
[Brief description of the drawings]
1 is an external view of an outer cup according to the present invention. FIG. 2 is an external view of an inner cup. FIG. 3 is a cross-sectional view showing an engagement state of the inner cup and the outer cup. Explanation of]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Side wall 2 Curl part 3 Bottom plate 4 Yarn bottom 5 Folding piece 10 Outer cup 20 Double container 11 Side wall 12 Recessed groove 13 Bottom plate 14 Falling part C Inner cup F Flange R Vertical rib T Top edge

Claims

電子レンジで食品が内装されたまま加熱調理を行うカップ状包装体の側壁周辺を所定の間隙を保って外装する有底の円錐逆台形状の外カップであって、該外カップの側壁上部と前記カップ状包装体の側壁上部との間に、前記外カップの上端部を内側に突出するようにカールさせたカール部と前記カップ状包装体の少なくとも側壁上部に設けられた複数本の縦リブ上端の落ち込み部との嵌合による係合手段が形成されていることを特徴とする電子レンジ加熱調理容器の外装体。A bottomed conical trapezoidal outer cup that covers the periphery of the side wall of a cup-shaped package that heats and cooks while food is contained in a microwave oven, and has a conical inverted trapezoidal shape with a bottom, A curled portion curled so that the upper end portion of the outer cup protrudes inwardly between the upper portion of the side wall of the cup-shaped package and a plurality of vertical ribs provided at least on the upper portion of the side wall of the cup-shaped package. An exterior body for a microwave heating cooking container, characterized in that engagement means is formed by fitting with a depression at the upper end .

前記外カップが板紙を基材とし、該基材の内面にのみ熱可塑性樹脂層が設けられていることを特徴とする請求項１記載の電子レンジ加熱調理容器の外装体。 The exterior body of the microwave heating cooking container of Claim 1 with which the said outer cup uses a paperboard as a base material, and the thermoplastic resin layer is provided only in the inner surface of this base material.

前記外カップの外面が前記カップ状包装体に充填される内容物に関する情報の印刷媒体となり、また食器としての装飾基材になることを特徴とする請求項１記載の電子レンジ加熱調理容器の外装体。 The exterior of the microwave heating cooking container according to claim 1, wherein an outer surface of the outer cup serves as a printing medium for information on contents to be filled in the cup-shaped package, and serves as a decorative base material as tableware. body.