JP3952933B2 - 引出しのロック装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、筐体に出し入れ可能に保持された引出しを左右両側からロックする一対のロック機構を備えた引出しのロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、幅方向に比較的長い引出しに適用されるロック装置は、引出しのロック状態を確実なものとするために、引出しの左右両側を収納位置においてそれぞれ係止し、この引出しを引き出せないようにロックできるように構成している。具体的には、引出しの左右にそれぞれロック機構を配設するとともに、筐体側に伝達杆等により構成される連動機構を設け、この連動機構によりこれら左右のロック機構を連動させているものが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、筐体側に連動機構を設けると、この連動機構を配置するための専用のスペースが筐体に必要になり、大型化や収納スペースの減少を招くおそれが生じる。
【0004】
そこで、鏡板の裏側等に存在するデッドスペースに伝達杆を配置し、スペースの有効利用を図ったものも考えられているが、この種のものは伝達杆を支持するために、専用の軸受部材等を引出しに取り付けるようにしているため、部品点数の増加や組立の複雑化を招くうえに、この軸受部材によりスペースが無用に占有されるという不具合が生じ得る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであって、スペースの有効利用を図るべく連動機構を引出し側に設けるとともに、連動機構の部品点数の削減や構造、組立等の簡単化を図るべく、連動部材を構成する伝達杆を、その両端に取り付けられロック機構と係合連動する作動部材を介して、引出しの一部である側壁を利用して形成した枢支部に枢支させるようにしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
すなわち、本発明に係る引出しのロック装置は、収納位置にある引出しをその左右両側においてそれぞれ係止し引き出せないようにロックし得る一対のロック機構と、これらロック機構を連動させるための連動機構と、ロック機構をロック状態と非ロック状態とに操作可能な操作部とを具備してなり、連動機構が、引出しに回動自在に設けられた伝達軸と、この伝達軸の各端部に取り付けられ各ロック機構とそれぞれ連動して回動動作する一対の作動部材とを具備するものであって、伝達軸が、その両側端部において引出しの左右の両側壁に形成した枢支部に前記作動部材を直接的に枢支させることにより、引出しに回動自在に設けられたものであり、前記操作部が、与えられた操作力により一方の作動部材及びこれに対応する一方のロック機構を直接的に駆動するとともに、他方のロック機構を、連動機構を介して間接的に駆動するものであることを特徴とする。
【0007】
このようなものであれば、鏡板の裏側等に存在するデッドスペースを有効利用して連動機構を配設できるので、コンパクトかつ収納スペースの大きい引出し付きのワゴン等を提供できる。また、枢支部を引出しの側壁を利用して形成しているので、専用の軸受等を不要にでき、その配置スペースや部品点数の削減、あるいは組立の簡単化を図ることができる。さらにこのような構成では、引出しの側壁を利用して枢支部を形成している関係上、伝達軸を枢支部に支持させるためにはスリーブ等が必要となるが、本発明では、作動部材を枢支部に直接的に枢支させ、この作動部材にスリーブ的な役割をも担わせることができるので、スリーブ等が不要となり、部品点数の可及的な削減が可能になる。また、伝達軸は間接的に枢支されるため、その断面形状を円形状にする必要がなくなり設計の自由度を向上させることも可能になる。加えて、ロック機構との間で力の授受を行う作動部材を枢支していることから、枢支部位と力の作用する部位とを近接させることができ、作動部材の安定した回動を促進し、ロック装置の作動の確実性を向上させることが可能になる。
【0008】
引出しが物品を収納するための引出し本体とこの引出し本体の前面に設けられた鏡板とを具備するものにおいては、引出し本体と鏡板との間にデッドスペースが生じ易い。このデッドスペースを有効利用して連動機構を配置するためには、枢支部が、前記引出し本体の側壁前端部に左右に貫通させて設けられた軸受孔であることが好ましく、この場合に、作動部材が、前記軸受孔に回動自在に嵌合する軸部を一体に具備する樹脂製のものであれば、軸受孔と軸部との間で生じる摺動音等を有効に抑制することができるようになる。
【0009】
作動部材の軸受孔への取付作業を容易化するためには、軸受孔に連続させて引出し本体の前端に開口する挿入溝を設け、この開口から作動部材の軸部を前記軸受孔に挿入し得るように構成するとともに、鏡板を取り付けて前記開口を閉止することにより、この作動部材を前記開口から抜脱できないように構成しておくことが好ましい。
【0010】
さらに、作動部材の左右方向の動きを有効に抑制するためには軸部からラジアル方向に突出する鍔部を設け、これら鍔部を引出し本体の側壁内面に当接させて作動部材の外方への抜脱を禁止しているものが好適である。
【0011】
極めて簡単な構成で、作動部材と伝達軸を確実に共回りさせるには、伝達軸を角柱状のものとしておくことが望ましい。
【0012】
非ロック状態において各作動部材に適正な初期姿勢をとらせるとともに、連動機構のがたつき等をも防止するには、非ロック状態において、各作動部材が引出しを構成する鏡板の裏面にその側縁を当接するように構成しているものが好ましい。
【0013】
具体的な実施態様としては、操作部が、与えられた操作力により一方の作動部材及びこれに対応する一方のロック機構を直接的に駆動するとともに、他方のロック機構を、連動機構を介して間接的に駆動する構成のものを挙げることができる。
【0014】
このような構成の場合、伝達軸が長くなるとねじれが生じ易くなり、このねじれに起因して他方のロック機構の作動が不十分になるおそれが生じる。かかる点を簡単な構成で確実に解決するには、一方の作動部材と他方の作動部材とが同一角度だけ回転した場合に、一方の作動部材における操作部からの操作を受圧する部位の変位量よりも、他方の作動部材における他方のロック機構を作動させるための部位の変位量が大きくなるように設定しておくことが好ましい。
【0015】
操作部の構造を簡単化するには、操作部が、与えられた操作力により前後に延びる仮想軸心周りに公転回動可能な突出子を具備するものであり、この突出子の公転回動による上下動を、一方のロック機構の作動と他方のロック機構を駆動するための連動機構の作動とに共用しているものが好適である。
【0016】
このような操作部に好適に対応できる作動部材及びロック機構の具体的な構造としては、一方の作動部材が、その回動軸心から偏位した部位に配設され突出子を上下に挟み込むように設定された一対のカム要素を具備するものであり、突出子の公転回動による上下動力を各カム要素に受圧させて一方の作動部材の回動に変換しているものが挙げられ、ロック機構が、ロック位置と非ロック位置との間で上下動可能な可動子を具備するものであり、この可動子が突出子を上下に挟み込むように配設された一対の係合要素を具備するものであり、突出子の公転回動による上下動力を一方のロック機構における各係合要素に受圧させて可動子の上下動に変換しているものが挙げられる。
【0017】
ある程度の組立誤差や製造誤差が生じても確実に作動できるようにするには、他方の作動部材を、その回動軸心から偏位した部位に配設され他方のロック機構を構成する係合要素に係合可能な第2カム要素を具備するものとし、非ロック状態において、第2カム要素が係合要素から所定距離離間するように構成しておくことが望ましい。
【0019】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を、図面を参照して説明する。
【0020】
本実施例に係る引出し付ワゴンWは図1、図2に示すように、前面に開口部を有する直方体形状の筐体W1と、この開口部に装着された上下寸法のそれぞれ異なる上下3段の引出し1A、1B、1Cを具備する。
【0021】
各引出し1A、1B、1Cは、基本的に、上面を開口する直方体形状の引出し本体12と、この引出し本体12の前面に取付けられた鏡板11とを具備し、各引出し本体12の外側面と筐体W1の内側面との間に設けられた図示しないレールを介して、開口部から収納位置と突出位置との間で前後に出し入れ可能に筐体に支持されている。各部を詳述すると、鏡板11は、例えば木製板状のもので、その上端には幅方向に亘って取手11bが設けられている。引出し本体12は、図3に例えば最上段のものを示すように薄肉金属板を素材とする底壁12a、側壁12b、図示しない背壁、及び前壁を形成する裏当部材12dから構成されている。裏当部材12dは、前方に開口する奥行き方向に偏平な直方体形状をなすもので、その起立する面板部12d1には、ねじ挿通孔Nが設けられ鏡板11をねじ止めする際に用いられる。また、その立側壁12d2及び下壁12d3は、引出し本体12の側壁12b及び底壁12aの前端にその前端を略一致させるように配設されている。また側壁12bには、さらに外側方に向かってオーバーハングするオーバーハング部ohが取り付けてあり、このオーバーハング部ohを図示しないレール上に載置係合させている。
【0022】
しかして、本実施例では、これら引出し1A、1B、1Cを引出せないようにロックするロック装置を設けている。このロック装置は、収納位置にある引出し1A、1B、1Cをその左右両側をおいてそれぞれ係止し引き出せないようにロックするための一対のロック機構2,2と、これらロック機構2,2を連動させるための連動機構3と、ロック機構2,2をロック状態と非ロック状態に操作可能な操作部4とを具備するものである。
【0023】
まずロック機構2について説明すると、このものは、全部の引出し1A、1B、1Cを一斉にロックする機能と、中段又は下段のいずれか一方の引出し1Bまたは1Cを引き出した状態では他方の引出し1Cまたは1Bを引出し得ないようにする機能とを備えている。具体的には、筐体W1の内側面前端部に配設した筐体側ロック部と、各引出し1A、1B、1Cの外側面に配設した引出側ロック部とからなり、これら筐体側ロック部と引出側ロック部とを係合させることにより、引出し1A、1B、1Cを引き出し不能にロックさせる。
【0024】
筐体側ロック部は、図3及び図6〜図9に示すように、筐体W1の内側面に止着した矩形状の基板Kと、この基板Kの上端部に配設された可動子21と、この可動子21の下方において基板Kに上下に配設された2つの回動板22を具備する。具体的には、可動子21は最上段の引出し1Aに対応する部位に配設されたもので、基板Kに取付けた枠体Hに上方に位置させたロック位置Rと下方に位置させた非ロック位置U(最下方位置)との間で上下動可能に支持されており、内方に向かって突出させた上下一対の柱状係合要素21a、21bを具備してなる。なお、ロック位置R及び非ロック位置Uは、上下に一定範囲の幅を有する構造となっている。一方、各回動板22は中段及び最下段の引出し1B、1Cに対応する部位において、基板Kの面板部に沿って回動できるように配設されたもので、その表面には回動端側を開口させるように回動中心からラジアル方向に延びる案内溝22aが設けてある。回動板22の回動範囲は、案内溝22aの開口が回動中心から見て上方後ろ斜め45°から上方前斜め45°の間で回動するように設定されている。さらに各回動板22の裏面には外方へ突出させた突起22bが設けてあり、これらの突起22bに添接するように紐部材23(例えばワイヤ)が上下に張設されている。この紐部材23の下端は基板Kに固着されており、その上端は、ばねSによって上方に弾性付勢されるようにして、枠体Hに上下動可能に支持された上下動駒H1に止着されている。そして、図7に示すように、一の回動板22を前方へ回動させることにより、突起22bがそれに伴って前方に回動し、紐部材23がその部分だけ前方に湾曲突出して、紐部材23の上端、すなわち上下動駒H1がそれ以上下方に移動し得ない位置にまで引き下げられるようにしてある。したがって、この状態では、他の回動板22は、紐部材23に抑止されて前方に回動できない状態となる。一方、可動子21を、図8に示すようにロック位置Rへ位置させることにより、枠体Hに移動可能に支持されたロック素子H2が突出して上下動駒H1に係合し、この上下動駒H1が下動できないように構成してある。すなわち、この状態では、紐部材23はたるむことを禁止され、回動板22は、紐部材23に抑止されて前方に回動できない状態となる。
【0025】
引出側ロック部は、図3〜図9に示すように、最上段の引出し1Aにおいてはオーバーハング部ohに設けた前向き面Pがこれに相当し、中段及び最下段の引出し1B、1Cにおいては、図4、図6等に示すように、そのオーバーハング部ohから外側方に突出させた突子24がこれに相当する。この突子24は、オーバーハング部ohの側面に着脱可能に埋設係合してある樹脂製の突子支持部材24Aに一体に設けられたもので、突出方向に弾性付勢されるようにして没入可能に設定してある。
【0026】
このように構成したロック機構2の動作について説明する。図6に示すように、引出し1A、1B、1Cがすべて収納位置にある状態から、後述する操作部4を操作して可動子21をロック位置Rに移動させ、図8に示すロック状態となるようにすると、上下動駒H1は下動不能状態となり、紐部材23はたるむことを禁止される。その結果、回動板22は前方へ回動することが禁止され、中下段の引出し1B、1Cを引き出そうとしても、突子24が案内溝22aに係止されて引き出すことができなくなる。また最上段の引出し1Aは、可動子21を構成する係合要素21a、21bが上動し、前記前向き面Pがこの係合要素21a、21bに当接するので、引き出すことができなくなる。一方、操作部4を操作して非ロック状態となるようしたうえで、例えば中段の引出し1Bを引き出すと、その過程で突子24が案内溝22aに係合しこれを付勢して、対応する回動板22を前方へ回動させる。すると紐部材23がその部分だけ前方に湾曲突出して、紐部材23の上端がそれ以上下方に移動し得ない位置にまで引き下げられる。この結果、他の回動板22は、紐部材23に抑止されて前方に回動できない状態となり、下段の引出し1Cは引き出せなくなる。なお、最上段の引出し1Aは独立して出し入れ可能である。
【0027】
次に操作部4について説明する。操作部4は、図3等に示すように、鏡板11の一端部において前後に貫通させた貫通孔に回動可能に挿入支持された円柱状の基体42と、この基体42の後端面からさらに後方へ一体に突出した円柱状の突出子41とを具備する。基体42は、操作部4の前端面に設けられた鍵穴42aに図示しない鍵を差し込んで回すことにより回動させ得る。突出子41は、仮想軸心たる基体42の軸心から偏位した部位に取付けられており、基体42を回動させることにより基体42の軸心周りに公転回動するようにしてある。しかしてその回動範囲は、突出子41が最も上方に達する位置から最も下方に達する位置までの略180°に設定されている。
【0028】
この突出子41は、図5、図6等に示すように、一方のロック機構2を構成する可動子21の対をなす係合要素21a、21b間に直交するように嵌入させてあり、一方のロック機構2を直接的に駆動できるようにしてある。すなわち、鍵を回して突出子41を公転回動させ上動させた場合には、突出子41は上側の係合要素21aに摺動しつつ係合して可動子21を図8に示すロック位置Rにまで上動付勢する。一方下動させた場合には、突出子41は下側の係合要素21bに摺動しつつ係合して可動子21を図7に示す非ロック位置Uにまで下動付勢する。
【0029】
このように操作部4は、一方のロック機構2に直接的に作用してこれを作動させる。
【0030】
最後に連動機構3について説明する。この連動機構3は上述した左右のロック機構2を連動させるもので、図3、図5、図9、図10等に示すように、上段の引出し1Aを構成する鏡板11の裏側に配置されており、左右に延びる伝達軸33と、この伝達軸33の一端に止着された一方の作動部材31と、伝達軸33の他端に止着された他方の作動部材32とを具備する。
【0031】
しかして、本実施例では、これら作動部材31、32を、引出し本体12の前端部に形成した枢支部たる軸受孔JKに枢支させ、伝達軸33は、これら作動部材31、32を介して、引出し本体12に枢支されるようにしていることを特徴とする。
【0032】
軸受孔JKは、図3等に示すように、引出し本体12を構成する側壁12bの前端部及びその内面に添着された裏当部材12dの立側壁12d2の下半部に左右に貫通させて設けられたものであり、本実施例では、この軸受孔JKに連続させて引出し本体12の前端に開口する挿入溝SMを設けている。
【0033】
伝達軸33は、裏当部材12d内を左右に貫通するように配設されたもので、例えば押し出し成形された断面正方形状の角柱長尺部材である。
【0034】
一方の作動部材31は、図10〜図13に示すように、樹脂製一体成形品であり、伝達軸33と直交するように配設される板状の作動部材本体311と、この作動部材本体311の内側面から内方に向かって突出した円柱状の軸部312と、作動部材本体311の外側面から外方に向かって突出した円柱状の一対のカム要素31a、31bとを具備する。
【0035】
作動部材本体311は、非ロック状態においてその側縁aを鏡板11の裏面11aに当接させるように設定されている。そして、この側縁aの上端部に配設された軸部312を中心に回動端を上方へ回動させてロック状態に至るように設定されている。
【0036】
軸部312は、上述したように作動部材本体311の側縁aの上端部にあたる隅部に配設されており、軸受孔JK(図3等に示す)に、がたなく嵌合する径を有する。しかして、その内方端部及び外方端部には、軸受孔JKに嵌め込んだ作動部材31の左右のがたつきを抑制するための鍔部313、314がそれぞれ設けられており、これら鍔部313、314の左右の離間距離を、側壁12b及び裏当部材12dの立側壁12d2の厚みを合わせた寸法と同一または若干大きく設定してある。さらに、その内方端面には伝達軸33の一端部を着脱可能に嵌入させるための嵌入穴312aが設けられている。この嵌入穴312aは、その断面形状が伝達軸33の断面形状に対応した正方形状をなすものであり、開口に近づくほどその断面積が大きくなるように内側面312bが傾斜させてある。また、各内側面には溝mが穿設してある。これらの構造は、嵌入穴312aに伝達軸33を容易、かつ、がたなく嵌め込むためのものである。
【0037】
一対のカム要素31a、31bは、軸部312からそれぞれ略等距離変位させた部位に配設されており、組立状態においては、図5、図6等に示すように、突出子41を上下から挟み込むように設定されている。しかして本実施例では可動子21を構成する係合要素21a、21bよりも前方に配設されている。
【0038】
他方の作動部材32は、図10、図14に示すように、樹脂製一体成形品であり、伝達軸33と直交するように配設される板状の作動部材本体321と、この作動部材本体321の内側面から内方に向かって一体に突出した円柱状の軸部322と、作動部材本体321の外側面から外方に向かって一体に突出した波板状の第2カム要素32aとを具備する樹脂製のものである。作動部材本体321及び軸部322は一方の作動部材31のものと略同一の形状をなし、機能も同等であるため、説明は省略する。第2カム要素32aは、他方のロック機構2を構成する一対の係合要素21a、21bに係合して可動子21を上下動させるためのものであり、作動部材本体321の回動端部に配設され、組立状態では、図15等に示すように、係合要素21a、21b間に嵌入させてある。そしてその凹んだ部分で上側の係合要素21aに抱くように係合する。しかして、非ロック状態において、この第2カム要素32aは、係合要素21a、21bと若干離間するように設定されており、組立誤差や製作誤差をこの離間距離で吸収できるようにしている。また、第2カム要素32aの配設位置と軸部322との距離、正確には第2カム要素32aが係合要素21a、21bに係合する部位と軸部322の中心との距離は、一方の作動部材31におけるカム要素31a、31bと軸部312の中心との距離よりも大きくなるように設定されており、図8と図16とを比較して明らかなように、一方の作動部材31と他方の作動部材32とが同一角度回転した際に、第2カム要素32aにおける係合要素21a、21bに係合する部位の上下変位量が、カム要素31a、31bにおける突出子41に係合する部位の上下変位量よりも大きくなるようにしてある。このようにして、他方のロック機構2における可動子21の動く距離が、一方のロック機構2における可動子21の動く距離よりも大きくなるようにし、伝達軸33のねじれに起因して他方のロック機構2の可動子21の移動量が小さくなるのを未然に防止してロック機構2の動作の確実性を担保している。
【0039】
かかる連動機構3は、伝達軸33の各端部に作動部材31、32を取付けた後、挿入溝SMの開口から作動部材31、32の軸部312、322を嵌め入れ、鏡板11を引出し本体12に取付け、前記開口を閉止することにより、組み付けられる。この状態では、作動部材31、32は鏡板11によって開口からの脱落を禁止され、鍔部313、314あるいは323、324によって左右への抜けを禁止される。そして、次のように作動する。すなわち、引出し1A、1B、1Cを引き出し得る非ロック状態においては、図6、図15に示すように、各作動部材31、32は、それぞれ作動部材本体311、321の側縁a、bを鏡板11の裏面11aに当接させて、がたなく固定されている。このような非ロック状態から、鍵を回して突出子41を公転回動させ上動させると、図8に示すように、この突出子41は可動子21をロック位置Rにまで上動させ、一方のロック機構2を直接的に駆動してロック状態にするとともに、一方の作動部材31を構成する上側のカム要素31a、31bに摺動しつつ係合し、これを上に押し上げる。この結果、一方の作動部材31がその回動端を上方に移動させるように回動し、この回動が伝達軸33を介して伝達されて他方の作動部材32を回動させる。しかして他方の作動部材32が回動すると、図16に示すように、第2カム要素32aが上方へ回動し、他方のロック機構2の可動子21をロック位置Rまで上動させる。
【0040】
このように、非ロック状態からロック状態にすべく鍵を回して操作部4を操作した場合には、一方のロック機構2は操作部4により直接的に、また、他方のロック機構2は連動機構3を介して間接的に駆動され、引出し1A、1B、1Cの左右両側を収納位置においてそれぞれ係止し、この引出し1A、1B、1Cを引き出せないようにロックする。なお、ロック状態から非ロック状態にすべく鍵を逆に回した場合は、上述と逆の動作となるため説明は省略する。
【0041】
したがって本実施例によれば、鏡板11の裏側に存在するデッドスペース、具体的には、鏡板11を取り付けるための裏当部材12d内の空間を有効利用して連動機構3を配設できるので、コンパクトかつ収納スペースの大きい引出し付きワゴンWを提供できる。また、軸受孔JKが引出し本体12の側壁12bを貫通させて形成したものであるため、専用の軸受等を不要にでき、部品点数の削減や組立の簡単化を図ることができる。さらに、作動部材31、32が樹脂製のものであり、その軸部312、322がスリーブ的な役割をも果たすので、回動に係る摺動音等を有効に抑制することもできる。また、伝達軸33の断面形状を円形状にする必要がなくなるので、本実施例のように伝達軸33を角柱型のものとすることが可能になり、作動部材31、32と伝達軸33とを共回りするように連結することも容易にできるようになる。加えて、ロック機構2との間で力の授受を行う作動部材31、32を枢支しているため、枢支部位と力の作用する部位とが近接し、枢支部位に無理な力がかかりにくく、部材のたわみや製作、組立誤差等の影響も受けにくい構造にできる。この結果、作動部材31、32の回動円滑性を向上させることができるようになり、ひいてはロック装置の作動の確実性や寿命の向上を図ることができるようになる。
【0042】
本実施例はこの他にも種々の効果を奏する。例えば、挿入溝SMを設けその開口から作動部材31、32の軸部312、322を軸受孔JKに挿入して組み付けるようにしているので、連動機構3の組み付け作業が容易になる。また、鍔部313、314、あるいは323、324によって作動部材31、32の左右方向の動きが制限されるので、その回動動作が良好で、がたの少ないものとなる。
【0043】
また、非ロック状態において、各作動部材31、32が引出し1Aを構成する鏡板11の裏面にその側縁aを当接するように構成しているので、非ロック状態において各作動部材31、32に適正な初期姿勢をとらせることができるとともに、連動機構のがたつき等をも防止することができる。
【0044】
さらに、一方のロック機構2は、操作部4により直接的に駆動されているため、例えば、幅寸法が小さく、ロック機構2を左右のいずれか片方にのみ取付ければよい引出しに対して、連動機構3及び他方のロック機構2を取り外すだけで容易に対応することが可能となる。
【0045】
また、操作部4を構成する突出子41が、直接的に一方のロック機構2と連動機構3とを駆動するので、構造を簡単にでき部品点数の削減も図れる。
【0046】
なお、本発明は上記実施例に限られたものではない。例えば、伝達軸の形状は四角柱のみならず六角柱や八角柱等でも構わないし、丸棒にしてその両端部のみを異形状に加工してもよい。更にいえば、ロック機構の構造や、引出しの形状等は他の構成でも構わないし、上記実施例に係るロック装置をワゴン以外のキャビネットやデスクに用いられる引出しに適用しても、同様の作用効果を奏し得る。
【0047】
その他本発明は図示例に限られずその趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
【0048】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によると、鏡板の裏側等に存在するデッドスペースを有効利用して連動機構を配設できるので、コンパクトかつ収納スペースの大きい引出し付きのワゴン等を提供できる。また、枢支部を引出しの側壁を利用して形成しているので、専用の軸受等を不要にでき、その配置スペースや部品点数の削減、あるいは組立の簡単化を図ることができる。さらにこのような構成では、引出しの一部である側壁を利用して枢支部を形成している関係上、伝達軸を枢支部に支持させるためにはスリーブ等が必要となるが、本発明によれば、この伝達軸が、その両端部において作動部材を引出しの側壁に形成される枢支部に直接的に枢支させ、この作動部材にスリーブ的な役割をも担わせているものであるので、スリーブ等を不要にできるとともに、専用の軸受等を不要にでき、部品点数の可及的な削減や組立の簡単化が可能になる。また、伝達軸の断面形状を円形状にする必要がなくなり設計の自由度を向上させることも可能になる。加えて、枢支部がロック機構との間で力の授受を行う作動部材を直接的に枢支しているので、枢支部位と力の作用する部位とを近接させることが容易となり、枢支部位に無理な力がかかりにくく、部材のたわみや製作、組立誤差等の影響も受けにくい構造にできる。この結果、作動部材の回動円滑性を向上させることができるようになり、ひいてはロック装置の作動の確実性や寿命の向上を図ることができるようになる。
【0049】
引出しが、物品を収納するための引出し本体とこの引出し本体の前面に取付けられた鏡板とを具備するものであり、枢支部が、前記引出し本体の側壁前端部に左右に貫通させて設けられた軸受孔であり、作動部材が、前記軸受孔に回動自在に嵌合する軸部を一体に具備する樹脂製のものであれば、デッドスペースの生じ易い引出し本体と鏡板との間を有効利用して連動機構を配置することができ、その際に、作動部材の回動に起因して生じる軸受孔と軸部と摺動音等を有効に抑制することができるようになる。
【0050】
引出しが物品を収納するための引出し本体とこの引出し本体の前面に設けられた鏡板とを具備するものにおいては、引出し本体と鏡板との間にはデッドスペースが生じ易い。このデッドスペースを有効利用して連動機構を配置するためには、枢支部が、前記引出し本体の側壁前端部に左右に貫通させて設けられた軸受孔であることが好ましく、この場合に、作動部材が、前記軸受孔に回動自在に嵌合する軸部を一体に具備する樹脂製のものであれば、軸受孔と軸部との間で生じる摺動音等を有効に抑制することができるようになる。
【0051】
軸受孔に連続させて引出し本体の前端に開口する挿入溝を設け、この開口から作動部材の軸部を前記軸受孔に挿入し得るように構成するとともに、鏡板を取り付けて前記開口を閉止することにより、この作動部材を前記開口から抜脱できないように構成しておけば、作動部材の軸受孔への取付作業を容易化することができる。
【0052】
この場合に、軸部からラジアル方向に突出する鍔部を設け、これら鍔部を引出し本体の側壁内面に当接させて作動部材の外方への抜脱を禁止しておけば、作動部材の左右方向の動きを有効に抑制でき、その枢支状態を良好なものとすることができる。
【0053】
伝達軸を角柱状のものにしておけば、作動部材と伝達軸を確実に共回りさせることができ、しかも伝達軸には、例えば引き抜き成形品をそのまま用いることができるので極めて簡単な構成での実現が可能になる。
【0054】
非ロック状態において、各作動部材が引出しを構成する鏡板の裏面にその側縁を当接するように構成しているものであれば、非ロック状態において作動部材に適正な初期姿勢をとらせることが可能になり、また連動機構のがたつき等をも防止することができる。
【0055】
操作部が、与えられた操作力により一方の作動部材及びこれに対応する一方のロック機構を直接的に駆動するとともに、他方のロック機構を連動機構を介して間接的に駆動する構成のものであれば、例えば、幅寸法が小さく、ロック機構を左右のいずれか片方にのみ取付ければよい引出しに対して、連動機構及び他方のロック機構を取り外すだけで容易に対応することが可能となる。
【0056】
このような構成の場合、伝達軸が長くなるとねじれが生じ易くなり、このねじれに起因して他方のロック機構の作動が不十分になるおそれが生じる。しかして、一方の作動部材と他方の作動部材とが同一角度だけ回転した場合に、一方の作動部材における操作部からの操作力を受圧する部位の変位量よりも、他方の作動部材における他方のロック機構を作動させるための部位の変位量が大きくなるように設定しているものであれば、上述した点を簡単な構成で確実に解決することができ、他方のロック機構の適正な動作を担保できる。
【0057】
操作部が、与えられた操作力により前後に延びる仮想軸心周りに公転回動可能な突出子を具備するものであり、この突出子の公転回動による上下動を、一方のロック機構の作動と他方のロック機構を駆動するための連動機構の作動とに共用しているものであれば、操作部の構造を簡単化することができ、さらに部品点数を削減することが可能になる。
【0058】
具体的には、一方の作動部材が、その回動軸心から偏位した部位に配設され突出子を上下に挟み込むように設定された一対のカム要素を具備するものであり、突出子の公転回動による上下動力を各カム要素に受圧させて一方の作動部材の回動に変換しているものが挙げられ、ロック機構が、ロック位置と非ロック位置との間で上下動可能な可動子を具備するものであり、この可動子が突出子を上下に挟み込むように配設された一対の係合要素を具備するものであり、突出子の公転回動による上下動力を一方のロック機構における各係合要素に受圧させて可動子の上下動に変換しているものが挙げられる。このようなものであれば、操作部と連動する上記構成を、簡単な組立てや構造で実現することが可能になる。
【0059】
他方の作動部材が、その回動軸心から偏位した部位に配設され他方のロック機構を構成する係合要素に係合可能な第2カム要素を具備するものであり、非ロック状態において、第2カム要素が係合要素から所定距離離間するように構成しておけば、他方の作動部材に係る組立誤差や製造誤差をある程度許容でき、その製造コスト等を削減することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるワゴンを示す全体斜視図。
【図2】同実施例を示す部分斜視図。
【図3】同実施例のロック装置を示す分解斜視図。
【図4】同実施例の中段の引出し本体を示す部分斜視図。
【図5】同実施例のロック装置を組み込んだ上段の引出し本体の内部構造を示す部分斜視図。
【図6】同実施例の作動を説明するための内部構造を示す部分側面図。
【図7】同実施例の作動を説明するための内部構造を示す部分側面図。
【図8】同実施例の作動を説明するための内部構造を示す部分側面図。
【図9】同実施例のロック装置を組み込んだ上段の引出しの内部構造を示す正面図。
【図10】同実施例の連動機構を示す分解斜視図。
【図11】同実施例の一方の作動部材を示す右側面図。
【図12】図11における左側面図。
【図13】図11におけるA−A線断面図。
【図14】同実施例の他方の作動部材を示す斜視図。
【図15】同実施例の作動を説明するための内部構造を示す部分側面図。
【図16】同実施例の作動を説明するための内部構造を示す部分側面図。
【符号の説明】
1…引出し
11…鏡板
11a…鏡板の裏面
12b…側壁
2…ロック機構
21…可動子
21a、21b…係合要素
3…連動機構
31…一方の作動部材
31a、31b…カム要素
312、322…軸部
313、323…鍔部
32…他方の作動部材
32a…第2カム要素
33…伝達軸
4…操作部
41…突出子
JK…枢支部(軸受孔)
R…ロック位置
U…非ロック位置
a、b…側縁

Claims (11)

  1. 収納位置にある引出しをその左右両側においてそれぞれ係止し引き出せないようにロックし得る一対のロック機構と、これらロック機構を連動させるための連動機構と、ロック機構をロック状態と非ロック状態とに操作可能な操作部とを具備してなり、前記連動機構が、引出しに回動自在に設けられた伝達軸と、この伝達軸の各端部に取り付けられ各ロック機構とそれぞれ連動して回動動作する一対の作動部材とを具備するものであって、
    前記伝達軸が、その両側端部において引出しの左右の両側壁に形成した枢支部に前記作動部材を直接的に枢支させることにより、引出しに回動自在に設けられたものであり、
    前記操作部が、与えられた操作力により一方の作動部材及びこれに対応する一方のロック機構を直接的に駆動するとともに、他方のロック機構を、連動機構を介して間接的に駆動するものであることを特徴とする引出しのロック装置。
  2. 引出しが、物品を収納するための引出し本体とこの引出し本体の前面に設けられた鏡板とを具備するものであり、枢支部が、前記引出し本体を構成する側壁の前端部に左右に貫通させて設けられた軸受孔であり、作動部材が、この軸受孔に回動自在に嵌合する軸部を一体に具備する樹脂製のものである請求項1記載の引出しのロック装置。
  3. 軸受孔に連続させて引出し本体の前端に開口する挿入溝を設け、この開口から作動部材の軸部を前記軸受孔に挿入し得るように構成するとともに、鏡板を取り付けて前記開口を閉止することにより、この作動部材を前記開口から抜脱できないように構成している請求項2記載の引出しのロック装置。
  4. 軸部からラジアル方向に突出する鍔部を設け、これら鍔部を引出し本体の側壁内面に当接させて作動部材の外方への抜脱を禁止している請求項3記載の引出しのロック装置。
  5. 伝達軸が角柱状のものである請求項1、2、3または4記載の引出しのロック装置。
  6. 非ロック状態において、各作動部材が引出しを構成する鏡板の裏面にその側縁を当接するように構成している請求項1、2、3、4または5記載の引出しのロック装置。
  7. 一方の作動部材と他方の作動部材とが同一角度だけ回転した場合に、一方の作動部材における操作部からの操作力を受圧する部位の変位量よりも、他方の作動部材における他方のロック機構を作動させるための部位の変位量が大きくなるように設定している請求項記載の引出のロック装置。
  8. 操作部が、与えられた操作力により前後に延びる仮想軸心周りに公転回動可能な突出子を具備するものであり、この突出子の公転回動による上下動を、一方のロック機構の作動と他方のロック機構を駆動するための連動機構の作動とに共用している請求項または記載の引出しのロック装置。
  9. 一方の作動部材が、その回動軸心から偏位した部位に配設され突出子を上下に挟み込むように設定された一対のカム要素を具備するものであり、突出子の公転回動による上下動力を各カム要素に受圧させて一方の作動部材の回動に変換している請求項記載の引出しのロック装置。
  10. ロック機構が、ロック位置と非ロック位置との間で上下動可能な可動子を具備するものであり、この可動子が突出子を上下に挟み込むように配設された一対の係合要素を具備するものであり、突出子の公転回動による上下動力を一方のロック機構における各係合要素に受圧させて可動子の上下動に変換している請求項または記載の引出しのロック装置。
  11. 他方の作動部材が、その回動軸心から偏位した部位に配設され他方のロック機構を構成する係合要素に係合可能な第2カム要素を具備するものであり、非ロック状態において、第2カム要素が係合要素から所定距離離間するように構成していることを特徴とする請求項10記載の引出しのロック装置。
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