JP3952046B2 - 電磁装置 - Google Patents

電磁装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3952046B2
JP3952046B2 JP2004190748A JP2004190748A JP3952046B2 JP 3952046 B2 JP3952046 B2 JP 3952046B2 JP 2004190748 A JP2004190748 A JP 2004190748A JP 2004190748 A JP2004190748 A JP 2004190748A JP 3952046 B2 JP3952046 B2 JP 3952046B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
fixed core
annular chamber
bearing
fitting hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004190748A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004356640A (ja
Inventor
芳徳 川島
昇 日野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keihin Corp
Original Assignee
Keihin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Keihin Corp filed Critical Keihin Corp
Priority to JP2004190748A priority Critical patent/JP3952046B2/ja
Publication of JP2004356640A publication Critical patent/JP2004356640A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3952046B2 publication Critical patent/JP3952046B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Magnetically Actuated Valves (AREA)
  • Electromagnets (AREA)

Description

本発明は、ハウジング内に、コイル、固定コア、作動杆が一体的に取着された可動コアとを備えた電磁装置に関するもので、この電磁装置は、例えば自動車の自動変速機における油圧制御用のバルブを制御するアクチュエータとして用いられる。
従来の電磁装置について図4により説明する。尚、本図には電磁装置によってその動作が制御されるバルブ部Vが含まれて示される。
電磁装置Sは以下により構成される。
1は左端が開口部1Gをもって開口し、右端に底部1Aを有する有底筒状のハウジングであり、底部1Aから開口部1G側に向かって可動コア案内孔1Bが穿設されたガイド突部1Cが突出して形成される。
ハウジング1の開口部1Gはフランジ状のヨーク2Aによって閉塞され、ヨーク2Aには、ハウジング1内に向かって突出する(図4において右方)第1の固定コア2Bと、外側方A(図6において左方)に向かって突出する第2の固定コア2Cが一体的に形成される。以下、フランジ状のヨーク2A、第1の固定コア2B、第2の固定コア2Cとによって形成される部材を単に固定コア2という。
又、ハウジング1内にあって、第1の固定コア2B及びガイド突部1Cの外周には、周囲にコイル3が巻回されたコイルボビン4が収納配置され、更に、可動コア案内孔1B内には作動杆5が一体的に取着された可動コア6が移動自在に配置される。
作動杆5の一端5Aは、ガイド筒部1Cの底部近傍にあって、可動コア案内孔1Bと同芯に穿設された軸受嵌合孔1D内に嵌合配置される平軸受Jにて移動自在に支持される。
又、作動杆5の他端5Bは、固定コア2の長手方向X−Xの中心に貫通して穿設された軸受嵌合孔2D内に嵌合配置される平軸受Jにて移動自在に支持される。
すなわち、作動杆5は、その両端5A、5Bが、平軸受Jにて移動自在に支持されるもので、これによって可動コア6は可動コア案内孔1B内にあって固定コア2に向けて進退自在に配置される。
この平軸受Jは環状をなすもので、その外周が軸受嵌合孔2D、1Dに嵌合され、その内孔J1に作動杆5が挿通して支持されるものであり、この平軸受Jは作動杆5の摺動抵抗を低減させること、及び均一な摺動抵抗を保持する為に用いられるもので、例えば銅の上に青銅粉末を燃結した後に四フッ化エチレン樹脂と鉛の混合物を含浸させて形成する。平軸受Jの縦断面形状が図5に示される。
前記電磁装置Sによって制御されるバルブ部Vは以下よりなる。弁本体7は、内部に長手方向X−Xに沿って弁体案内孔8が穿設され、その右方端には、ソレノイド部Sを案内する為の案内孔7Aが穿設され、左方端にはメネジ孔7Bが形成される。案内孔7A及びメネジ孔7Bは弁体案内孔8と同芯に形成される。
前記弁体案内孔8には、図において右方より第1から第6の流路P1〜P6が開口して穿設され、前記各流路P1〜P6は弁本体7の下面に開口する。
そして、弁体案内孔8内には前記流路の開口を制御する弁体9が移動自在に配置される。前記第1の流路P1は弁体9の一端を収容するよう形成され、変速機のミッションケースの如き油溜10に開放される。
第2の流路P2、第5の流路P5は油溜10に開放される。
第3の流路P3は、油圧作動部11に連なる制御油路12に接続され、第4の流路P4は、油圧源13に連なる高圧油路14に接続される。又、第6の流路P6は、弁体9の他端が臨む反力室15に連通するとともにオリフィス16を介して制御油路12に接続される。一方、弁本体9の左方端に形成したメネジ孔7Bにはスプリング調整ネジ17が螺着されて該メネジ孔7Bが閉塞されるもので、スプリング調整ネジ17と弁体9の他端との間には弁体を押圧するスプリング18が縮設されるもので、弁体9はスプリング18の弾性力によって図において右方へ押圧付勢される。(スプリング18は反力室15内に縮設されることになる)そして、電磁装置Sの第2の固定コア2Cの外周部を弁本体7の案内孔7A内に挿入配置することによってリニアソレノイドバルブが形成される。
そして、電磁装置Sの通電時には、可動コア6から作動杆5に働く電磁推力により弁体9がスプリング18の反発力に抗して左方へ変位する。これによると、第2及び第3の流路P2、P3間を遮断すると共に、第3及び第4の流路P3、P4間を導通させ、高圧油路14から制御油路12に油圧が供給される。
そして、その油圧は油圧作動部11に直ちに供給される外、オリフィス16を介して反力室15にも伝達し、その油圧による押圧力とスプリング18のバネ力とが反力として弁体9に作用し、これを作動杆5側へ押圧する。その結果、弁体9は、作動杆5の電磁推力と上記反力との釣合いを図るように左右動し、油圧作動部11には、電磁装置Sに流れる電流値に比例した油圧を供給することができる。
かかる従来の電磁装置によると、特に固定コア2に配置された平軸受Jの外側端面J2は、固定コア2に穿設された軸受嵌合孔2Dを介して外側方Aに向かって直接的に開口する。
すなわち平軸受Jの外側端面J2は油溜10に連なる弁本体7の第1の流路P1に臨んで開口する。
一方油溜10内にあっては自動車の運転時において、オイルミストが発生するもので、このオイルミストは、第1の流路P1に開口する固定コア2の軸受嵌合孔2Dから平軸受Jの外側端面J2に達し、作動杆5の外周と平軸受Jの内孔J1との間に形成される微小なる環状の摺動間隙内に侵入する。
ここで油溜10内に生ずるオイルミスト中には、例えば、バルブ部Vの作動部分(弁体案内孔8、弁体9)において発生する摩耗粉あるいは機関の駆動部において発生する摩耗粉、等によるコンタミ(異物)が含まれるもので、前記摺動間隙内にオイルミストが侵入するとコンタミもまた同時に侵入することになる。
以上によると、コンタミによって作動杆5と平軸受Jの内孔J1との摺動面に摩耗が生じ、その摺動抵抗が増加すること、及び磁路上エアギャップのズレによる正常荷重発生変動が生ずることから、(1)電流値に比例した作動杆5の正確な位置制御が得られない。(2)電流値に対する作動杆5の良好な応答速度が得られない。という不具合を生ずる。更には、摺動面の摩耗を低減する為に、作動杆5、平軸受Jの材料の選定及び表面処理の選定に多大なる開発工数を必要とするものであった。
本発明は上記課題に鑑み成されたもので、作動杆の正確な位置制御と良好な作動杆の応答速度を得ることのできる電磁装置を提供することを主目的とする。
本発明になる電磁装置は前記目的達成の為に、有底筒状のハウジングにコイル、固定コア、作動杆が一体的に取着された可動コアを収納配置するとともに、前記作動杆が固定コア及びハウジングに配置された平軸受によって移動自在に支持された電磁装置において、
ハウジングの開口部を閉塞する固定コアの長手方向X−Xの中心には軸受嵌合孔が貫通して穿設されるとともに軸受嵌合孔の外側端には、縮小径部を介して軸受嵌合孔より小径で、作動杆より大径をなす小径孔が形成されて固定コアの外側端面に開口し、
平軸受を軸受嵌合孔に嵌合配置するとともに平軸受より外側方の軸受嵌合孔にフィルター部材を配置し、平軸受の外側端面とフィルター部材の一側面との間の軸受嵌合孔に第1環状室を形成するとともに、フィルター部材の他側面と縮小径部との間の軸受嵌合孔に第2環状室を形成し、
第1環状室を、第1排出孔を介して第2の固定コアの外周部に向けて開口するとともに弁本体の案内孔に穿設される通孔へ連通させるとともに第2環状室を第2排出孔を介して第2の固定コアの外周部に向けて開口するとともに前記通孔に連通したことを第1の特徴とする。
又、本発明は、前記第1環状室及び第2環状室を各々通孔に開口するに代えて、前記第2の固定コアの外周部と、外周部が挿入される弁本体の案内孔との間に、微少間隙を有する溝を穿設し、前期第1排出孔及び第2排出孔を溝に向けて開口したことをも特徴とする。
本発明の第1の特徴によると、オイルミスト中に含まれるコンタミは、第2環状室、フィルター部材、第1環状室において段階的に除去されるので摺動間隙内に侵入するコンタミは一層減少され、そして第1環状室及び第2環状室内に貯溜されたコンタミは第1排出孔及び第2排出孔を介して各環状室から外部へ向けて排出できるので、長期間に渡る使用時において環状室内にコンタミが継続して貯溜されることがない。
従ってコンタミが平軸受の摺動間隙に侵入することがなく、摺動間隙を常に清浄なる状態に保持できるので、その摺動抵抗を常に一定に保持することができるとともに平軸受の内孔と作動杆の外周との摺動摩耗を大きく低減できた。
更に、本発明の第2の特徴によると、第1排出孔、第2排出孔の外部への開口端を微小間隙を有する溝内に開口させたので、第1排出孔、第2排出孔を介して第1環状室、第2環状室内へ直接的に流入するオイルミストの流速を低下できる。従って、特に第1排出孔から第1環状室内に流入するオイルミスト中に含まれるコンタミが平軸受の摺動間隙に侵入することが抑止される。
以上の如く、本発明の第1の特徴によると、軸受嵌合孔内に侵入するコンタミは第2環状室、フィルター部材、第1環状室によって複数段に渡って分離、除去され、第1、第2環状室内に貯溜されるコンタミは第1、第2排出孔を介して固定コア外へ遂次排出されるので、長期間に渡ってコンタミを効果的に除去できる。
従って、作動杆の正確な位置制御と、良好な作動杆の応答速度を得ることができるとともに平軸受、作動杆の材質選定、表面処理の選定を極めて簡単に行なうことができ、更には、従来の電磁装置への適応を容易に図ることができる。
又、第2の特徴によると、特に第1環状室内へ直接的に多量のオイルミストが侵入することが抑止される。
以下、本発明になる電磁装置の一実施例を図により説明する。尚、従来と同一構造部分については同一符号を使用して説明を省略する。
図1には本発明の電磁装置Sの1実施例が示される。
又、図2には本発明の電磁装置に用いられるフィルター部材Fが示される。
フィルター部材Fは、環状のフィルター20と、フィルター20の外周部分を収納して保持するケース21とによって形成される。
フィルター20は発泡樹脂材料、フェルト、スポンジ、繊維質、等の通気性を有する材料によって厚肉環状に形成されるもので、中心部には作動杆5の外周に摺接する挿通孔20Aが穿設される。
ケース21は、フィルター20の外周面20Bと、外周面20Bに近い側の一側面20Cと他側面20Dの外周部分の一部を囲繞するリング形状をなすものであり、フィルター20はこのケース21内に収納配置される。
フィルター20がケース21に収納された状態において、フィルター20の挿通孔20A及び一側面20C、他側面20Dのおおくの部分はケース21によって閉塞されることはなく、直接的に開口するものでなければならない。
図1により電磁装置について説明すると、固定コア2に穿設される軸受嵌合孔2Dには、固定コア2の外側端面2Eに向けて小径孔2Fが連設される。この小径孔2Fは、軸受嵌合孔2Dより小径であって、作動杆5より大径をなすもので、軸受嵌合孔2Dは縮小径部2Gによってその径が縮小されて小径孔2Fに連なり、この小径孔2Fが固定コア2の外側端面2Eに開口する。
そして、固定コア2の平軸受Jと縮小径部2Gとの間の軸受嵌合孔2D内にフィルター部材Fが嵌合配置されるもので、このときフィルター部材Fの一側面20Cと平軸受Jの外側端面J2との間に第1間隙Gが形成され、フィルター部材Fの他側面20Dと縮小径部2Gとの間に第2間隙Hが形成される。
而して、第1間隙Gと軸受嵌合孔2Dとによって第1環状室22が形成され、第2間隙Hと軸受嵌合孔2Dとによって第2環状室23が形成される。
いいかえると、第1環状室22は、フィルター部材Fの一側面20Cと、平軸受Jの外側端面J2との間の軸受嵌合孔2Dに形成され、第2環状室23は、フィルター部材Fの他側面20Dと、縮小径部2Gとの間の軸受嵌合孔2Dに形成される。
そして、第1環状室22には第2の固定コア2Cの外周部2Kへ連なる第1排出孔24が開口し、第2環状室23には、第2の固定コア2Cの外周部2Kへ連なる第2排出孔25が開口する。
本実施例で、第1排出孔24、第2排出孔25は第2の固定コア2Cの外周部2Kに開口され、更に弁本体7の案内孔7Aには第1排出孔24、第2排出孔25を油溜10内へ開口させる為の通孔26が穿設された。
以上によると、オイルミストは、固定コア2の外側端面2Eに開口する小径孔2Fから軸受嵌合孔2D内へ侵入する。このとき、オイルミストは、小径孔2Fによってその流れ速度が低下されること、及び第2環状室23において、その室容積が拡大されることによって流れ速度が更に低下されることからオイルミスト中に含まれるコンタミは、それ自体が有する質量によって第2環状室23内の重力方向に落下して第2環状室23内に貯溜される。
そして、未だコンタミを含んだオイルミストは、フィルター部材Fに侵入するものであり、このコンタミはフィルター部材Fによって除去される。このフィルター部材Fを更に通過したオイルミストは、次に第1環状室22内へ侵入するものであるが、このオイルミストの流れ速度は、フィルター部材を通過する際、フィルター部材Fの抵抗を受けること、及び第1環状室22内の室容積が拡大されること、によって更に低下する。
以上によると、フィルター部材Fを通過したオイルミスト中に仮にコンタミが含まれていたとしても、コンタミ自体が有する質量によって第1環状室22の重力方向に落下して貯溜される。
そして、第1、第2環状室22、23内に貯溜されるコンタミは、それぞれの室に開口する第1、第2排出孔24、25から、オイルミストあるいは凝縮されて液状となったオイルとともに固定コア2外へ逐次排出されるので、長期に渡る使用時において、それらの室22、23にコンタミが充満するという不具合が解消されるもので、長期に渡ってコンタミを効果的に除去できるものである。
以上によると、オイルミスト中に含まれるコンタミは、第2環状室23、フィルター部材F、第1環状室22において複数段に渡って分離、除去され、第1、第2排出孔24、25から固定コア2外へ排出されるので、作動杆5の摺動抵抗を、長期間に渡ってほぼ一定の低摺動抵抗状態に安定保持することができ、(1)電流値に比例した作動杆5の正確な位置制御を長期間に渡って安定して制御できる。而して、かかる電磁装置を、油圧制御弁の駆動用アクチュエータとして使用した際、電流値に比例した正確な油圧制御を行なうことができる。(2)電流値に比例した作動杆5の良好な応答速度を得ることができるもので、上記と同様に油圧制御弁に用いた場合、応答性の優れた油圧制御を行なうことができる。
(3)平軸受Jの内孔J1と作動杆5との間に形成される摺動間隙は、常に清浄なる状態に保持されるので、平軸受J、作動杆5の材質、表面処理の選択を極めて簡単に行なうことができるので、開発コストの低減を達成できる。
(4)フィルター部材Fは、従来の平軸受Jが嵌合される軸受嵌合孔2D内に嵌合配置すればよいので、従来の電磁装置の構造を変更することなく実施できるもので、その実施が容易に行なうことができるとともに従来のものとの互換性を有する。
図3により本発明の電磁装置の第2の実施例について説明する。尚、図1と同一構造部分については、同一符号を使用して説明を省略する。
30は、第2の固定コア2Cの外周部2Kに穿設された溝であり、この溝30は、外周部2Kに極めて微小なる溝深さにて長手方向X−Xに沿って形成される。
一方、第1排出孔24及び第2排出孔25の外部への開口端は、この溝30内に開口される。
そして、この第2の固定コア2Cは、本実施例において、弁本体7の案内孔7A内へ挿入配置されるものであり、これによると溝30の外部への開口部は案内孔7Aによって閉塞され、微小間隙を有する袋溝30として形成され、この溝30の外側方Aが油溜10に開口することになる。
かかる第2の実施例によると、油溜10内と第1環状室22とは、溝30、第1排出孔24と直接的に連結されるもので、油溜10内のオイルミストが直接的に第1環状室22内へ侵入せんとするものであるが、第1排出孔24を微小間隙を有する溝30を介して油溜10と連絡したので、油溜10内のオイルミストが第1環状室22内へ侵入する際、この溝30によって大きな抵抗を受けて第1環状室22内への侵入を阻止することができ、平軸受Jの摺動間隙へのコンタミの侵入が抑止される
本発明になる電磁装置の第1の実施例を示すバルブ部を含む縦断面図。 図1に用いられるフィルター部材の縦断面図。 本発明になる電磁装置の第2の実施例を示すバルブ部を含む縦断面図。 従来の電磁装置のバルブ部を含む縦断面図。 平軸受の断面図。
符号の説明
2 固定コア
2D 軸受嵌合孔
2E 外側端面
2F 小径孔
2G 縮小径部
20 フィルター
20A 挿通孔
20C 一側面
20D 他側面
22 第1環状室
23 第2環状室
24 第1排出孔
25 第2排出孔
30 溝
J 平軸受
J2 外側端面

Claims (2)

  1. 有底筒状のハウジングにコイル、固定コア、作動杆が一体的に取着された可動コアを収納配置するとともに、前記作動杆が固定コア及びハウジングに配置された平軸受によって移動自在に支持された電磁装置において、
    ハウジング1の開口部1Gを閉塞する固定コア2の長手方向X−Xの中心には軸受嵌合孔2Dが貫通して穿設されるとともに軸受嵌合孔2Dの外側端には、縮小径部2Gを介して軸受嵌合孔2Dより小径で、作動杆5より大径をなす小径孔2Fが形成されて固定コア2の外側端面2Eに開口し、
    平軸受Jを軸受嵌合孔2Dに嵌合配置するとともに平軸受Jより外側方の軸受嵌合孔2Dにフィルター部材Fを配置し、平軸受Jの外側端面J2とフィルター部材Fの一側面20Cとの間の軸受嵌合孔2Dに第1環状室22を形成するとともに、フィルター部材Fの他側面20Dと縮小径部2Gとの間の軸受嵌合孔2Dに第2環状室23を形成し、
    第1環状室22を、第1排出孔24を介して第2の固定コア2Cの外周部2Kに向けて開口するとともに弁本体7の案内孔7Aに穿設される通孔26へ連通させるとともに第2環状室23を第2排出孔25を介して第2の固定コア2Cの外周部2Kに向けて開口するとともに前記通孔26に連通したことを特徴とする電磁装置。
  2. 有底筒状のハウジングにコイル、固定コア、作動杆が一体的に取着された可動コアを収納配置するとともに、前記作動杆が固定コア及びハウジングに配置された平軸受によって移動自在に支持された電磁装置において、
    ハウジング1の開口部1Gを閉塞する固定コア2の長手方向X−Xの中心には軸受嵌合孔2Dが貫通して穿設されるとともに軸受嵌合孔2Dの外側端には、縮小径部2Gを介して軸受嵌合孔2Dより小径で、作動杆5より大径をなす小径孔2Fが形成されて固定コア2の外側端面2Eに開口し、
    平軸受Jを軸受嵌合孔2Dに嵌合配置するとともに平軸受Jより外側方の軸受嵌合孔2Dにフィルター部材Fを配置し、平軸受Jの外側端面J2とフィルター部材Fの一側面20Cとの間の軸受嵌合孔2Dに第1環状室22を形成するとともに、フィルター部材Fの他側面20Dと縮小径部2Gとの間の軸受嵌合孔2Dに第2環状室23を形成し、
    第1環状室22を、第1排出孔24を介して第2の固定コア2Cの外周部2Kに向けて開口するとともに第2環状室23を第2排出孔25を介して第2の固定コア2Cの外周部2Kに向けて開口し、前記第2の固定コア2Cの外周部2Kと、外周部2Kが挿入される弁本体7の案内孔7Aとの間に、微少間隙を有する溝30が穿設され、前記第1排出孔24及び第2排出孔25を溝30に向けて開口したことを特徴とする電磁装置。
JP2004190748A 2004-06-29 2004-06-29 電磁装置 Expired - Fee Related JP3952046B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004190748A JP3952046B2 (ja) 2004-06-29 2004-06-29 電磁装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004190748A JP3952046B2 (ja) 2004-06-29 2004-06-29 電磁装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11774795A Division JP3637402B2 (ja) 1995-04-19 1995-04-19 電磁装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006329576A Division JP3995021B2 (ja) 2006-12-06 2006-12-06 電磁装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004356640A JP2004356640A (ja) 2004-12-16
JP3952046B2 true JP3952046B2 (ja) 2007-08-01

Family

ID=34056348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004190748A Expired - Fee Related JP3952046B2 (ja) 2004-06-29 2004-06-29 電磁装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3952046B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5301256B2 (ja) * 2008-12-03 2013-09-25 カヤバ工業株式会社 ソレノイド

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004356640A (ja) 2004-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4809749A (en) Solenoid valve
US20140014864A1 (en) Direct acting solenoid actuator
EP1089301B1 (en) Apparatus and method for changing the dynamic response of an electromagnetically operated actuator
JP3637404B2 (ja) リニアソレノイドバルブ
JP4667609B2 (ja) ソレノイド
JP2006112514A (ja) 電磁弁
JP2008286381A (ja) 電磁弁
EP1236940B1 (en) Solenoid and fluid control valve
KR20150072356A (ko) 보상 챔버를 포함한 압력 조절 밸브
EP1420321A2 (en) Dual proportional pressure reducing valve
JP3952046B2 (ja) 電磁装置
CN110617346A (zh) 电磁阀
JP2007211857A (ja) 電磁スプール弁
JP3995021B2 (ja) 電磁装置
JP3637403B2 (ja) 電磁装置
JP3637402B2 (ja) 電磁装置
US4763872A (en) Operating oil introduction type electromagnetic valve
JP2007278363A (ja) 電磁弁
JP3925514B2 (ja) 電磁装置
JPH04272587A (ja) 油圧制御電磁弁
JP3570004B2 (ja) 電磁装置
JP2005076870A (ja) 弁装置
KR100840775B1 (ko) 솔레노이드밸브
JP2004332937A (ja) リニアソレノイドバルブ
JP2002130513A (ja) 油圧制御弁

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061002

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061010

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070123

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070220

R155 Notification before disposition of declining of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R155

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070416

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees