JP3951827B2

JP3951827B2 - Core holding structure

Info

Publication number: JP3951827B2
Application number: JP2002183606A
Authority: JP
Inventors: 寿郎辺見
Original assignee: Pentel Co Ltd
Current assignee: Pentel Co Ltd
Priority date: 2002-06-24
Filing date: 2002-06-24
Publication date: 2007-08-01
Anticipated expiration: 2022-06-24
Also published as: JP2004025559A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、筆記具の内部に設けられているインクが充填されたボールペンのインクタンク（中芯）や、複合筆記具に内蔵されるシャープペンシル本体（中芯）を保持する中芯保持具に関し、前記中芯の内壁に対する中芯保持部の当接割合を最適化したものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、ボールペンの中芯を保持する手段として、実開昭５９−８３５８１号公報が知られている。芯保持ホルダ分体の内部後端には、芯材を保持する保持用突起が形成されており、その保持用突起の頂部は、鋭角な山形状をなしている。そして、その鋭角な保持用突起が、前記芯材の内壁に食い付くようにして、その芯材を保持している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した実開昭５９−８３５８１号公報に開示されているものの様に、芯材の内壁と保持用突起の当接部分が鋭角であると、組み立ての際に保持用突起の鋭角な部分が芯材との当接部分を削ってしまい、十分な保持機能が得られなくなってしまう危険性があった。また、使用者が芯材を複数回抜き差ししてしまう場合も有り、前記の問題が顕著に発生してしまう場合もあった。即ち、保持機能が無くなってしまうと、些細な衝撃よっても芯材が保持用突起から外れてしまい、その結果、芯材が芯保持粉体ホルダ内で自由に前後動してしまうのである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明は、先端が開口し筆記体が突出する外筒と、前記筆記体を先端に設けた中芯を保持する中芯保持部を内部に設けた筆記具において、前記中芯の内壁の円周に対する中芯保持部の当接割合を、５％以上７０％未満とすると共に、その中芯保持部の前方に矢型形状の膨出部を形成し、その膨出部の頂部を前記中芯の内壁との当接部としたことを要旨とする。
【０００５】
【作用】
中芯保持部は、中芯の内壁を押し広げるように進行し、中芯に挿着される。
【０００６】
【実施例】
以下、本発明の詳細を添付図を参照して説明する。外筒に対して出没可能なボールペンを例示する。ノック部１の内側には、中芯受け２が設けられている。その中芯受け２には、中芯４の内壁に当接する中芯保持部３が形成されており、中芯４を保持している。
前記中芯４を保持している中芯４の外側には、ノック部１に圧入・固定された中パイプ５が設けられている。その中パイプ５は、中軸６に設けられている段部７に接続・固定されている。即ち、前記ノック部１と中パイプ５、並びに、中軸６は、実質的に一体になっているのである。符号Ｓは、コイルスプリングなどの弾撥部材であって、前記中軸６を後方に向けて付勢しているが、その中軸６に一体的に固定されている中芯４なども後方に付勢されている。
ここで、前記中芯４の前端には、ペン先１０が固定されており、そのペン先１０にはチップ９が設けられている。
符号１１は、前記外軸の先端に螺合などの手段によって着脱自在も固定された先端カバー１１であり、前記チップ９が突出する開口部１１Ａが形成されている。
【０００７】
使用者が、ノック部１を矢印８の方向へ押下げると、中芯保持部３に保持されている中芯４が押し下げられると共に、前記中パイプ５も中軸６と共に押し下げられる。さらに、ノック部１を押し下げると、前記中芯４の先端に設けられているチップ９が、先端カバー１１の開口部１１Ａから突出する。
【０００８】
前記ペン先１０が先端カバー１１から突出する過程で、クリップ１２の裏面１３に設けられている湾曲部１４が、中軸６に設けられたスライド面１５の端部１６までスライドし、やがて、その湾曲部１４が中パイプ５を抱持する様に、前記中軸６の切り欠き部６Ａに落ち込む。これと同時に、クリップ１２の端部１９が中軸６の端部１６に当接する。ここで、前記ペン先１０が外筒１７（先端カバー１１）から完全に突出すると共に、前記中軸６は勿論、中芯４などの後退が阻止され、筆記可能となる。
【０００９】
次に、前記中芯受け２を図３に示し説明する。この中芯受け２にはゴムや樹脂から形成されたノック部１が被せられている。本実施例においては、つば部２Ａと中芯保持部３を一体に成形しているが、それぞれを別部材で成形し組み立てても良い。前記中芯保持部３は、前方が矢型形状（矢形部３Ａ）をしている。具体的に説明すると、最大径である頂部２２の前方には、前方に向かって縮径するテーパー部２３が成形されている。また、頂部２２は湾曲形成されている。具体的には、外方向に向かって膨出する円弧部を形成している。そして、実質的には、その頂部２２が中芯４の内壁に当接することにより、中芯４を保持している。また、本実施例においては中芯受け２（中芯保持部３）を金属の材質で切削・成形しているが、量産性に優れた樹脂材質で成形しても良い。
【００１０】
符号２０は中芯保持部３の切り欠き部である。ここで、中芯４を保持する為に、中芯保持部３が中芯４の内壁に当接する割合の算出方法について説明する。中芯保持部３が、中芯４に圧入された時の中芯４の内壁の円周をＸとする。また、中芯保持部３が、中芯４に圧入され中芯保持部３と中芯４内壁の当接している部分の長さをＹとする。本発明は、前記Ｙ／Ｘ×１００の式で算出される値が５％以上７０％未満になるように、中芯保持部３並びに、中芯４を設計している。
尚、前記つば部２Ａの底面であって切り欠き部２０の位置には、溝部２１が形成されている。この溝部２１は、筆記した際におけるインキの減量に伴う空気の中軸内への流通路となっている。即ち、本実施例のようにボールペンとして適用した場合には、前記切り欠き部２０は空気流通路になっているが、本発明をシャープペンシルなどに適用させた場合には、前記溝部２１は必要の無い構成である。
【００１１】
中芯保持部３の中芯４の内壁に当接する割合を変えて種々の試験を行った。その結果を下記の表１に示す。
【００１２】
【表１】

【００１３】
試験結果について上記表１、図３、図４を参照して、試験結果が良好であった５％から４０％（実施例１）、並びに、６１％から７０％（実施例３）の範囲について説明する。尚、図４は中芯保持部４が中芯４の内壁に当接する面積を１０％に設定したものを図示したものである。この範囲では中芯保持部３を中芯４に圧入させる際に、中芯保持部３の湾曲した頂部２２が中芯４内壁に突き刺さることや、中芯保持部３の頂部２２が、前記中芯４内壁を削ってしまうことがほとんどなかった。
次に、４１％から６０％（実施例２）の範囲について説明する。前記中芯保持部３を中芯４の内壁に抜き差しする際に、中芯保持部３の頂部２２が中芯４内壁に突き刺さることや、中芯保持部３の頂部２２が、前記中芯４内壁を削ってしまうことが全くなかった。このことから、中芯４内壁に中芯保持部３が、４１％から６０％の範囲で当接することが特に優れていると言える。
ちなみに、本例においては、５３．５％に設定されている。
【００１４】
次に比較例として、結果が良くなかったものについて説明する。
まず、中芯保持部３が中芯４の内壁に当接する長さが５％未満で設計したものについて説明する（比較例１）。中芯保持部３の肉厚が非常に薄いため、中芯保持具３を中芯４内壁に抜き差しする場合、前記中芯保持部３の頂部２２が中芯４内壁に突き刺さってしまう。この状態で中芯保持部３を中芯４内壁に圧入しようとすると、その圧入力が中芯保持部３にかかり、その結果、中芯保持部３が折れ曲がり、中芯４を保持することが出来なくなってしまった。
【００１５】
次に中芯保持部３が、中芯４内壁に当接する距離を７１％以上の範囲で設計した場合について説明する（比較例２）。
中芯保持部３は、中芯４の内壁に当接する割合が大きくなっており、中芯保持部３の頂部２２の殆どが中芯４の内壁に接触している。この為、中芯保持部３に設けられている頂部２２が、中芯４の内壁を削ってしまった。そして、その切削作用によって、中芯４を保持することが出来なくなってしまった。
【００１６】
【発明の効果】
本発明は、先端が開口し筆記体が突出する外筒と、前記筆記体を先端に設けた中芯を保持する中芯保持部を内部に設けた筆記具において、前記中芯の内壁の円周に対する中芯保持部の当接割合を、５％以上７０％未満とすると共に、その中芯保持部の前方に矢型形状の膨出部を形成し、その膨出部の頂部を前記中芯の内壁との当接部としたので、中芯内壁を削ることなく中芯を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】ノック式ボールペンの半断面図。
【図２】ペン先を突出した状態のノック式ボールペンの半断面図。
【図３】中芯受けの拡大図。
【図４】中芯保持部の変形例。
【符号の説明】
１ノック部
２中芯受け
２Ａつば部
３中芯保持具
４中芯
５中パイプ
６中軸
７段部
８矢印
９チップ
１０ペン先
１１先端カバー
１１Ａ開口部
１２クリップ
１３クリップ裏面
１４湾曲部
１５スライド面
１６スライド面１５の端部
１７外筒
１８外筒の端部
１９クリップの端部
２０中芯保持具の切り欠き部
２１溝部
２２中芯保持部の頂部
２３中芯保持部の先端部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a ballpoint pen ink tank (core) filled with ink provided inside a writing instrument, and a core holder for holding a mechanical pencil body (core) built in a composite writing instrument, The contact ratio of the core holding part to the inner wall of the core is optimized.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, Japanese Utility Model Publication No. 59-83581 is known as means for holding the center of a ballpoint pen. A holding projection for holding the core material is formed at the inner rear end of the core holding holder split, and the top of the holding projection has an acute mountain shape. The sharp holding protrusion holds the core material so as to bite the inner wall of the core material.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, as disclosed in Japanese Utility Model Laid-Open No. 59-83581, if the contact portion between the inner wall of the core and the holding projection is an acute angle, the acute angle portion of the holding projection during assembly However, there is a risk that the contact portion with the core material is shaved and a sufficient holding function cannot be obtained. In addition, the user may insert and remove the core material a plurality of times, and the above-described problem may occur remarkably. In other words, if the holding function is lost, the core material is detached from the holding projection even by a slight impact, and as a result, the core material freely moves back and forth within the core holding powder holder.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The present invention relates to a writing instrument having an outer cylinder in which a tip is opened and a writing body projects, and a core holding portion that holds a core provided with the writing body at the tip, and a circumference of an inner wall of the core. The contact ratio of the core holding part to the core is set to 5% or more and less than 70%, an arrow-shaped bulge is formed in front of the core holding part, and the top of the bulging part is the core. The gist is that it is a contact portion with the inner wall.
[0005]
[Action]
The middle core holding part advances so as to push the inner wall of the middle core and is inserted into the middle core.
[0006]
【Example】
Hereinafter, details of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. The ball-point pen which can be projected and retracted with respect to an outer cylinder is illustrated. An inner core receiver 2 is provided inside the knock portion 1. The center core receiver 2 is formed with a center core holding portion 3 that abuts against the inner wall of the center core 4 and holds the center core 4.
An intermediate pipe 5 press-fitted and fixed to the knock portion 1 is provided outside the intermediate core 4 that holds the intermediate core 4. The middle pipe 5 is connected and fixed to a step 7 provided on the middle shaft 6. That is, the knock portion 1, the middle pipe 5, and the middle shaft 6 are substantially integrated. Reference numeral S denotes an elastic member such as a coil spring that urges the central shaft 6 toward the rear, and the central core 4 and the like that are integrally fixed to the central shaft 6 are also urged rearward. Has been.
Here, a pen tip 10 is fixed to the front end of the core 4, and a tip 9 is provided on the pen tip 10.
Reference numeral 11 denotes a tip cover 11 that is also detachably fixed to the tip of the outer shaft by means such as screwing, and has an opening 11A from which the tip 9 projects.
[0007]
When the user pushes down the knock part 1 in the direction of the arrow 8, the core 4 held by the core holding part 3 is pushed down, and the middle pipe 5 is also pushed down together with the center shaft 6. Further, when the knock portion 1 is pushed down, the tip 9 provided at the tip of the core 4 protrudes from the opening portion 11 </ b> A of the tip cover 11.
[0008]
In the process in which the nib 10 protrudes from the tip cover 11, the bending portion 14 provided on the back surface 13 of the clip 12 slides to the end portion 16 of the sliding surface 15 provided on the center shaft 6, and eventually the bending thereof. The part 14 falls into the notch 6 </ b> A of the middle shaft 6 so as to hold the middle pipe 5. At the same time, the end 19 of the clip 12 comes into contact with the end 16 of the middle shaft 6. Here, the pen tip 10 protrudes completely from the outer cylinder 17 (tip cover 11), and the center shaft 6 as well as the center core 4 and the like are prevented from retreating so that writing is possible.
[0009]
Next, the core receiver 2 will be described with reference to FIG. The core receiver 2 is covered with a knock portion 1 made of rubber or resin. In the present embodiment, the collar portion 2A and the core holding portion 3 are integrally molded, but each may be molded and assembled with separate members. As for the said center core holding | maintenance part 3, the front is carrying out the arrow shape (arrow shape part 3A). More specifically, a taper portion 23 having a diameter reduced toward the front is formed in front of the top portion 22 having the maximum diameter. The top portion 22 is curved. Specifically, an arc portion that bulges outward is formed. And substantially, the center part 4 is hold | maintained when the top part 22 contact | abuts to the inner wall of the center core 4. FIG. Further, in the present embodiment, the core receiver 2 (core holding portion 3) is cut and molded from a metal material, but may be molded from a resin material excellent in mass productivity.
[0010]
Reference numeral 20 denotes a notch portion of the core holding portion 3. Here, a method of calculating the ratio of the core holding part 3 contacting the inner wall of the core 4 in order to hold the core 4 will be described. Let X be the circumference of the inner wall of the core 4 when the core holding part 3 is press-fitted into the core 4. The length of the portion where the core holding part 3 is press-fitted into the core 4 and the center core holding part 3 is in contact with the inner wall of the core 4 is defined as Y. In the present invention, the core holding part 3 and the core 4 are designed so that the value calculated by the equation of Y / X × 100 is 5% or more and less than 70%.
A groove portion 21 is formed at the bottom surface of the collar portion 2A and at the position of the cutout portion 20. The groove portion 21 serves as a flow path into the central shaft of the air when the ink is reduced when writing. That is, when the present invention is applied as a ballpoint pen, the notch 20 is an air flow passage. However, when the present invention is applied to a mechanical pencil or the like, the groove 21 is necessary. It is a structure without.
[0011]
Various tests were performed by changing the ratio of contact with the inner wall of the core 4 of the core holder 3. The results are shown in Table 1 below.
[0012]
[Table 1]

[0013]
Referring to Table 1, FIG. 3 and FIG. 4 for the test results, the test results were good from 5% to 40% (Example 1) and from 61% to 70% (Example 3). explain. FIG. 4 shows an example in which the area where the core holding portion 4 abuts against the inner wall of the core 4 is set to 10%. In this range, when the core holding part 3 is press-fitted into the core 4, the curved top part 22 of the core holding part 3 pierces the inner wall of the core 4, or the top part 22 of the core holding part 3 The inner wall of the core 4 was hardly scraped off .
Next, the range from 41% to 60% (Example 2) will be described. When the core holding part 3 is inserted into and removed from the inner wall of the core 4, the top part 22 of the core holding part 3 pierces the inner wall of the core 4, or the top part 22 of the core holding part 3 is inserted into the core 4. The inner wall was never shaved. From this, it can be said that it is particularly excellent that the core holding part 3 contacts the inner wall of the core 4 in a range of 41% to 60%.
Incidentally, in this example, it is set to 53.5%.
[0014]
Next, as a comparative example, a case where the result was not good will be described.
First, a description will be given of a design in which the length with which the core holding portion 3 abuts against the inner wall of the core 4 is less than 5% (Comparative Example 1). Since the thickness of the core holding part 3 is very thin, when the core holding tool 3 is inserted into and removed from the inner wall of the core 4, the top portion 22 of the core holding part 3 pierces the inner wall of the core 4. In this state, when the core holding part 3 is pressed into the inner wall of the core 4, the pressure input is applied to the core holding part 3, and as a result, the core holding part 3 is bent and the core 4 can be held. I can't.
[0015]
Next, a case where the distance at which the core holding part 3 contacts the inner wall of the core 4 is designed within a range of 71% or more will be described (Comparative Example 2).
The ratio of the core holding part 3 that abuts against the inner wall of the core 4 is large, and most of the top portion 22 of the core holding part 3 is in contact with the inner wall of the core 4. For this reason, the top part 22 provided in the core holding part 3 has shaved the inner wall of the core 4. Then, the core 4 cannot be held by the cutting action.
[0016]
【The invention's effect】
The present invention relates to a writing instrument having an outer cylinder in which a tip is opened and a writing body projects, and a core holding portion that holds a core provided with the writing body at the tip, and a circumference of an inner wall of the core. The contact ratio of the core holding part to the core is set to 5% or more and less than 70%, an arrow-shaped bulge is formed in front of the core holding part, and the top of the bulging part is the core. Since the contact portion is in contact with the inner wall, the inner core can be held without cutting the inner core wall.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a half sectional view of a knock-type ballpoint pen.
FIG. 2 is a half sectional view of a knock type ballpoint pen with a pen tip protruding.
FIG. 3 is an enlarged view of a center core receiver.
FIG. 4 shows a modified example of the core holding part.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Knock part 2 Center core receptacle 2A collar part 3 Center core holder 4 Center core 5 Middle pipe 6 Center shaft 7 Step part 8 Arrow 9 Tip 10 Pen tip 11 Tip cover 11A Opening part 12 Clip 13 Clip back surface 14 Curved part 15 Slide surface 16 End 17 of sliding surface 15 Outer cylinder 18 End of outer cylinder 19 End of clip 20 Notch 21 of core holder 21 Groove 22 Top of core holder 23 Tip of core holder

Claims

先端が開口し筆記体が突出する外筒と、前記筆記体を先端に設けた中芯を保持する中芯保持部を内部に設けた筆記具において、前記中芯の内壁の円周に対する中芯保持部の当接割合を、５％以上７０％未満とすると共に、その中芯保持部の前方に矢型形状の膨出部を形成し、その膨出部の頂部を前記中芯の内壁との当接部としたことを特徴する中芯保持構造。 In a writing instrument having an outer cylinder whose tip is open and a cursive body projects and a core holding portion that holds the core provided with the cursive body at the tip, the core is held against the circumference of the inner wall of the core The contact ratio of the portion is 5% or more and less than 70%, and an arrow-shaped bulging portion is formed in front of the core holding portion, and the top of the bulging portion is connected to the inner wall of the core. A core holding structure characterized by being a contact portion.