JP3947162B2 - Dmtラインコーディング方式基盤のvdslシステム、及びこのシステムにおけるサイクリックプレフィックスサンプル長さの決定方法 - Google Patents

Dmtラインコーディング方式基盤のvdslシステム、及びこのシステムにおけるサイクリックプレフィックスサンプル長さの決定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3947162B2
JP3947162B2 JP2003565099A JP2003565099A JP3947162B2 JP 3947162 B2 JP3947162 B2 JP 3947162B2 JP 2003565099 A JP2003565099 A JP 2003565099A JP 2003565099 A JP2003565099 A JP 2003565099A JP 3947162 B2 JP3947162 B2 JP 3947162B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cyclic prefix
sample
data
samples
length
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003565099A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005516532A (ja
Inventor
ギ−ホン・イム
チャン・ムン
フイ−チュル・ウォン
テ−ヒョン・キム
ソン−ホ・チュウ
Original Assignee
ヒューコネックス・カンパニー・リミテッド
インスティチュート・インフォメーション・テクノロジー・アセスメント
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヒューコネックス・カンパニー・リミテッド, インスティチュート・インフォメーション・テクノロジー・アセスメント filed Critical ヒューコネックス・カンパニー・リミテッド
Publication of JP2005516532A publication Critical patent/JP2005516532A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3947162B2 publication Critical patent/JP3947162B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/04Speed or phase control by synchronisation signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2602Signal structure
    • H04L27/2605Symbol extensions, e.g. Zero Tail, Unique Word [UW]
    • H04L27/2607Cyclic extensions
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0006Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the transmission format
    • H04L1/0007Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the transmission format by modifying the frame length

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、多重搬送波(Discrete MultiTone;以下DMTという)ラインコーディング方式基盤のVDSL(Very high bit-rate Digital Subscriber Line)システムに関するもので、特に、サイクリックプレフィックス(Cyclic Prefix)サンプル長さを最適に推定して使用する、DMTラインコーディング方式基盤のVDSLシステム、及びこのシステムにおけるサイクリックプレフィックスサンプル長さの決定方法に関するものである。
VDSLは、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)の場合より近距離(300〜1500m)の電話線に約10Mbps〜50Mbps以上の高速データを伝送する技術である。VDSLに関連した標準化は、米国のT1E1.4であり、ここでは、ラインコーディング方式として、CAP(Carrierless Amplitude and Phase Modulation)とDMT方式とに分けられ、本発明は、DMT方式を基盤とするVDSLシステムに関するものである。
DMTラインコーディング方式は、全体伝送帯域を多くの帯域(tone)に分割して、各帯域のチャンネル環境に適するように伝送信号の形態を決定する。このようなDMTラインコーディング方式の場合、チャンネルを介して発生するシンボル間干渉信号(Inter-Symbol Interference)により、システム全体の性能が深刻に低下する。このようなシンボル間干渉信号の影響を抑制するために、サイクリックプレフィックスサンプルを使用する。
サイクリックプレフィックスサンプルとは、伝送信号の一部を先に繰り返して送るもので、伝送信号がサイクリック特性を有するようになり、サイクリックプレフィックスサンプル長さが十分に長いと、シンボル間干渉信号による性能低下を防止することができる。
図1は、一般的なDMTラインコーディングを適用したDMT VDSLシステムのブロック図である。
図1に示されているように、一般的なDMTラインコーディングを適用したDMT VDSLシステムは、送信器100及び受信器200を備える。
送信器100に入力される信号は、スクランブラー110によりスクランブリングされ、RSエンコーダー120によりリード−ソロモン(Reed-Solomon)コードに符号化された後、インタリーバ120を通過するスロー(slow)チャンネル、又はインタリーバ120を通過しないファースト(fast)チャンネルで構成され、各トーンに割り当てられたビット数によってマッパー140でQAM(Quadrature Amplitude Modulation)方式でマッピングされる。
各トーンにマッピングされた周波数帯域シンボルは、IFFT150により時間帯域のサンプルに変換され、このサンプルは、チャンネルにより発生するシンボル間干渉信号の影響を除去するために、サイクリックプレフィックス挿入部160によりサイクリックプレフィックスサンプルが挿入され、伝送信号として出力される。
このように、送信器100にサイクリックプレフィックスが挿入されて出力される伝送信号は、チャンネル300を介して受信器200に入力される。
受信器200では、サイクリックプレフィックス除去部210が、チャンネル300を介して受信する伝送信号に挿入されたサイクリックプレフィックスを除去して、クリーン伝送信号を出力し、この伝送信号は、FFT220により周波数帯域の信号に還元される。FEQ(Frequency-domain EQualizer)220は、各トーンに設けられたFEQを介して線路減衰を補償し、デマッパー240は、FEQ220から出力される信号をデマッピングして出力し、この信号は、RSデコーダー及びデインタリーバ250とデスクランブラー260を経て元の信号に復元されて出力される。
図2は、一般的なDMTラインコーディング方式に適用されるサイクリックプレフィックスサンプルを示す図である。
図2の(a)は、サイクリックプレフィックスサンプルを適用しない伝送信号の形態を示す図であり、このような伝送信号が直接チャンネル300を介して伝送される場合、チャンネル300によるシンボル間干渉信号により、深刻な性能低下が発生し得る。
図2の(b)は、サイクリックプレフィックスサンプルを生成する過程を示す図である。サイクリックプレフィックスサンプル(CP)は、伝送信号(シンボル)の一部サンプル、特に最後の部分を複写して先行伝送するもので、伝送信号が周期性を有するようにする。
図2の(c)は、図2の(b)の過程によりサイクリックプレフィックスサンプルを適用した後の伝送信号の形態を示す図である。ここで、伝送信号のサンプル数は、あるシンボルのサンプル数であるN個のサンプル数に対して、サイクリックプレフィックス(CP)のサンプル数Ncpが加算されたN+Ncpで増加する。
図2の(d)は、受信器で受信したサンプル信号からサイクリックプレフィックスサンプルを除去し、元伝送信号を抽出する過程を示す図である。このような過程により、チャンネル300によるシンボル間干渉信号がほとんど除去されたクリーン元伝送信号が抽出される。
このようなサイクリックプレフィックスサンプルの使用は、DMTラインコーディング方式に広く使用されて来た方式であり、例えば、米国特許第5,285,474号は、固定された長さのサイクリックプレフィックスサンプルを使用し、複雑なTEQ(Time-Domain Equalizer)技術を活用して、チャンネルによるシンボル間干渉信号の影響を抑制する過程を記述している。
一方、チャンネル長さが非常に長いため、複雑な構造のTEQ技術を使用しなければならないDMT ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)システムとは異なり、VDSLシステムは、複雑なTEQ技術を使用しなくとも、適切な長さのサイクリックプレフィックスサンプルのみを使用して充分な性能を得ることができるため、サイクリックプレフィックスサンプル長さを效果的に測定して適用する方法が非常に重要である。
つまり、図2から分かるように、サイクリックプレフィックスサンプル長さを最大に固定し、元伝送信号を繰り返して送る場合、伝送効率が非常に減少するという問題点がある。
従って、本発明は、前記の従来の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、伝送信号とサイクリックプレフィックスサンプルとの相関程度に基づき、最適なサイクリックプレフィックスサンプル長さを推定するDMTラインコーディング方式基盤のVDSLシステム、及びこのシステムにおけるサイクリックプレフィックスサンプル長さの決定方法を提供することにある。
前記の目的を達成するために、本発明の一態様によるDMTラインコーディング方式基盤のVDSLシステムは、サイクリックプレフィックスサンプルが含まれるデータをチャンネルを介して伝送する送信部と、チャンネルを介して送信されるサイクリックプレフィックスサンプルが含まれるデータを受信する受信部とを備える、DMTラインコーディング方式を基盤とするVDSL(Very high bit-rate Digital Subscriber Line)システムであり、前記の送信部及び受信部を制御して、ハンドシェイク動作、訓練動作、チャンネル分析及び交換動作などの初期化動作と、前記の初期化動作後のデータ伝送動作を制御する制御部と、前記のチャンネルを介して受信するデータに含まれるサイクリックプレフィックスサンプルと残りのデータとの相関程度に基づき、前記のサイクリックプレフィックスサンプルの最適長さを推定するサイクリックプレフィックスサンプル長さ推定部とを備える。
また、本発明の他の態様によるDMTラインコーディング方式基盤のVDSLシステムにおけるサイクリックプレフィックスサンプル長さの決定方法は、サイクリックプレフィックスサンプルが含まれるデータをチャンネルを介して伝送する送信部と、チャンネルを介して送信されるサイクリックプレフィックスサンプルが含まれるデータを受信する受信部と、前記の送信部及び受信部を制御して、初期化過程及びデータ伝送過程を制御する制御部と、前記のチャンネルを介して受信するデータの相関程度に基づき、前記のサイクリックプレフィックスサンプルの最適長さを推定するサイクリックプレフィックスサンプル長さ推定部とを備えたDMTラインコーディング方式基盤のVDSLシステムにおいて、
a)前記の制御部が、前記の送信部を介して前記のサイクリックプレフィックスサンプルの最大長さを伝送する段階と、
b)前記のサイクリックプレフィックスサンプル長さ推定部が、前記の受信部を介して前記の伝送された最大長さのサイクリックプレフィックスが含まれるデータを受信する段階と、
c)前記のサイクリックプレフィックスサンプル長さ推定部が、前記の受信したデータに含まれるサイクリックプレフィックスサンプルと残りのデータとの相関程度に基づき、前記のサイクリックプレフィックスサンプルの最適長さを推定し、前記の制御部に伝達する段階と、
d)前記の制御部が、前記の送信部を介して前記の推定されたサイクリックプレフィックスサンプルの最適長さを伝送する段階とを備える。
また、前記のDMTラインコーディング方式基盤のVDSLシステムにおけるサイクリックプレフィックスサンプル長さの決定方法において、
前記の段階c)は、
i)前記の受信したデータに含まれるサイクリックプレフィックスサンプルのうち、特定の個数の第1のサンプルを選択し格納する段階と、
ii)前記の段階i)で格納された第1のサンプルと、前記のサイクリックプレフィックスサンプルを除いた残りのデータから、前記の特定の個数の第1のサンプルに対応する第2のサンプルの相関程度を算出する段階と、
iii)前記の第1のサンプルを特定の移動量だけずつ移動させて格納した後、前記の段階ii)を繰り返して実行することによって、前記の特定の移動量だけずつ移動した前記の第2のサンプルに対する相関程度を算出する段階と、
iv)前記の段階ii)及びiii)で各々算出された相関程度が、特定の臨界値と同じか否かを判断する段階と、
v)前記の段階iv)で特定の相関程度が、前記の特定の臨界値と同じものと判断される場合、前記の特定の相関程度に該当する移動量と特定の個数との和を、前記のサイクリックプレフィックスサンプルの最適長さとして推定する段階とを備える。
また、前記のDMTラインコーディング方式基盤のVDSLシステムにおけるサイクリックプレフィックスサンプル長さの決定方法において、
前記の段階c)は、
i)前記の受信したデータに含まれるサイクリックプレフィックスサンプルを全部格納する段階と、
ii)前記の格納されたサイクリックプレフィックスサンプルのうち特定の個数の第1のサンプルと、前記のサイクリックプレフィックスサンプルを除いた残りのデータから、前記の第1のサンプルに対応する第2のサンプルの相関程度を算出する動作を、前記の第1のサンプル及び第2のサンプルを特定の移動量だけずつ移動させながら各々繰り返し、各繰り返し段階で前記の第1のサンプルと第2のサンプルに対して、前記の移動量だけ移動した第1のサンプルと第2のサンプルが重なる部分に対してパイプライン式動作により同時に相関程度を算出する段階と、
iii)前記の段階ii)で各々算出された相関程度が特定の臨界値と同じか否かを判断する段階と、
iv)前記の段階iii)で特定の相関程度が前記の特定の臨界値と同じものと判断される場合、前記の特定の相関程度に該当する移動量と特定の個数との和を、前記のサイクリックプレフィックスサンプルの最適長さとして推定する段階とを備える。
添付の図面を参照しながら、本発明の実施例について、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳細に説明する。しかしながら、本発明は種々の形態で実施することができ、下記の実施例に限定されるものではない。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施例を詳細に説明する。
図3は、本発明の一実施例によるDMT VDSLシステムが適用された例を示す図である。
図3Aに示されているように、通信会社400とユーザ500がチャンネル600を介して連結され、通信会社400及びユーザ500は、各々送信器410、510及び受信器420、520を備えている。
また、通信会社400には、送信器410及び受信器420を制御して、ハンドシェイク動作、訓練(training)動作、チャンネル分析及び交換動作などの初期化動作と、初期化動作後のデータ伝送動作を制御するDMT VDSLコントローラ430と、ユーザの送信器510から伝送される信号を使用して、初期化過程で最適なサイクリックプレフィックスサンプル長さを推定して決定する、サイクリックプレフィックスサンプル長さ推定部440とが組み込まれている。ここで、サイクリックプレフィックスサンプル長さ推定部440を別のブロックとして図示して説明しているが、通信会社の受信器420内に組み込ませて1つのブロックとして処理してもよい。
通信会社400の送信器410から伝送された下向き信号は、チャンネル600を経てユーザ500の受信器520で受信され、ユーザの送信器510から伝送された上向き信号は、チャンネル600を経て通信会社400の受信器420で受信される。
図3Bは、通信会社400が行う初期化過程を示す流れ図である。
初期化は、通信会社400とユーザ500が通信を行うために、基本条件を一致させる過程であり、後述する訓練過程以外は、T1E1.4 VDSL標準part3に明示された初期化手続に従うもので、DMT VDSLコントローラ430により制御される。
このような初期化過程では、まず通信を開始するために、ハンドシェイク過程S1が行われる。
このハンドシェイク過程S1は、最も簡単なDPSK(Differentially encoded binary Phase Shift Keying)方式を使用して、供給者識別、FFTサイズ、サイクリックプレフィックスサンプルの初期長さ(この時の長さが最大長さである)などを通信会社400とユーザ500が交換するものである。
このようなハンドシェイク過程が終わると、元よりのDMTラインコーディング方式で訓練過程S2が開始する。
この訓練過程S2では、通信会社の受信器420がユーザの送信器510から、サイクリックプレフィックスサンプルの初期長さで伝送されるシンボルデータを受信し、チャンネル600環境に合う最適なサイクリックプレフィックス長さを決定するようになる。
また、この他にも通信会社400とユーザ500は、各々定められた順序に応じて同期を取り、等化器を収斂させ、伝送信号を正しく解読するための基礎を形成する動作を行うことができる。
次に、チャンネル分析及び交換過程S3では、伝送データ速度、リード−ソロモンコードのパラメーターなど、通信のために必要な諸事項を互いに伝達することによって、正常な通信が開始されるようにする。
図3Cは、図3Bに示された初期化過程の詳細な流れ図である。
図3Cに示されているように、ハンドシェイク過程S1では、最大値に設定された初期サイクリックプレフィックスサンプル長さ(maxCP)を、通信会社の送信器410からユーザの受信器520に伝送して知らせる。
次に、訓練過程S2では、最大長さでサイクリックプレフィックスサンプルを生成し、通信会社400とユーザ500が各々信号を伝送する。
すなわち、通信会社の送信器410は、最大長さのサイクリックプレフィックスサンプルを適用して、ユーザの受信器520に伝送し(S21)、ユーザの送信器510は、最大長さのサイクリックプレフィックスサンプルを適用して、通信会社の受信器420に伝送する(S22)。
このように、最大長さのサイクリックプレフィックスサンプルが適用されたシンボル信号がユーザの送信器510から受信されると、サイクリックプレフィックスサンプル長さ推定部440は、サイクリックプレフィックスの一部サンプルとシンボルデータの対応するサンプルとの符号相関程度を測定し、チャンネル600の環境に適したサイクリックプレフィックスサンプル長さを決定し、決定されたサイクリックプレフィックスサンプル長さ、すなわち新しいサイクリックプレフィックスサンプル長さを、通信会社の送信器410を介してユーザの受信器520に伝達する(S23)。
その後、チャンネル分析及び交換過程S3やデータ伝送過程では、いずれも前記の決定された新しいサイクリックプレフィックスサンプル長さで信号伝送が行われる。
図4は、図3Aに示されたサイクリックプレフィックスサンプル長さ推定部440の詳細ブロック図であり、図5は、その動作の概念を説明する図であり、図5の(a)は、ハンドシェイク過程S1で設定された最大長さ(maxCP)のサイクリックプレフィックスが添付されたシンボル(シンボルのサイズはNである)を示し、図5の(b)は、特定の個数のサンプルを移動させながら符号相関程度を測定する過程を示す図である。
図4に示されているように、サイクリックプレフィックスサンプル長さ推定部440は、カウンタ4410、選択信号発生部4415、マルチプレクサ4420、4450、バッファ4430、1ビット比較器4440、合算器4460、4480、相関値格納部4470及び臨界値格納部4490を備える。
カウンタ4410は、受信サンプルが到着すると、0からカウントを開始し、1ずつ増加して、ハンドシェイク過程S1で伝達されたサイクリックプレフィックスの最大長さ(maxCP)と伝送されるシンボルの長さNまでカウントする。すなわち0〜maxCP+N−1までが、カウンタ4410のカウント値になり得る。
選択信号発生部4415は、カウンタ4410のカウント値によってマルチプレクサ4420で使われる選択信号を生成する。
マルチプレクサ4420は、選択信号発生部4415から出力される選択信号によって選択される出力ポートを介して、受信サンプルのMSB1ビットデータを出力する。
図5の(b)を参照すれば、受信サンプルのうちサイクリックプレフィックスに属するサンプルのMSBは、マルチプレクサ4420の出力ポートBを介して出力され、シンボルに属するサンプルのMSBは、マルチプレクサ4420の出力ポートDを介して出力される。
バッファ4430は、マルチプレクサ4420の出力ポートBから出力されるMSBデータを格納する。この際、格納される位置は、カウンタ4410のカウント値によって決定される。
1ビット比較器4440は、バッファ4430から出力されるMSBと、マルチプレクサ4420の出力ポートDから出力されるMSBデータを比較した後、比較結果をマルチプレクサ4450の選択信号として出力する。
マルチプレクサ4450は、1ビット比較器4440の出力信号によって選択される値を出力する。仮りに1ビット比較器4440に入力された2つのMSBデータが同じ場合、1ビット比較器4440が1を出力する。このように1を出力することによって、マルチプレクサ4450により+1のデータが選択されて出力される。しかし、1ビット比較器4440に入力された2つのMSBデータが異なる場合、1ビット比較器4440は、0を出力する。このように0を出力することによって、マルチプレクサ4450により−1のデータが選択されて出力される。ここで、2つのMSBデータが異なる場合、マルチプレクサ4450から出力されるデータが−1であることは、符号相関程度をより明確に把握できるようにするためである。−1の代わりに、0又はその他に同じ効果が生じる他の数字を使用しても良い。
合算器4470は、マルチプレクサ4460から出力されるデータ、すなわち+1又は−1と相関値格納部4480に格納された相関値とを合算した後、さらに相関値格納部4480に格納する。
合算器4480は、図5の(b)に示されたM個のサンプルに対してこのような相関値合算が完了すれば、この相関値と臨界値格納部4490に予め格納されている臨界値とを比較し、その結果信号を出力する。
つまり、最終相関値と臨界値とが同一になる場合のサンプルの移動値Dと、サンプルの個数Mとの和D+Mが、推定されたサイクリックプレフィックス長さとして決定することができる。
以下、図6を参照して本発明の実施例によるサイクリックプレフィックスサンプル長さを推定する方法について詳細に説明する。
まず、DMT VDSL制御部430によりハンドシェイク過程S1が行われ、初期のサイクリックプレフィックスサンプル長さ、すなわち最大長さ(maxCP)がユーザ500に知られた状態で、ユーザの送信器510が図5の(a)に示された最大長さのサイクリックプレフィックスが添付されたシンボルサンプルを送信し、このようなサンプルがサイクリックプレフィックスサンプル長さ推定部440で受信される場合、カウンタ4410が0からカウントを開始する(S10)。
この時の動作状態は、図5の(b)の段階1に示されているように、Mサンプルの移動量Dがない状態となる。
カウンタ4410が動作してカウントを開始するため、選択信号発生部4415は、そのカウント値によって該当選択信号を決定し、マルチプレクサ4420に出力する。
この際、Mサンプルの移動量Dがない状態で、カウント値による選択信号は、次のように決定される。
1)カウント値が0〜M−1である場合(すなわちカウント値がサイクリックプレフィックスのMサンプル内に位置する場合)、マルチプレクサ4420の出力ポートB選択信号
2)カウント値がM〜N−1である場合(すなわちカウント値がサイクリックプレフィックスのMサンプルを通り、シンボルのMサンプル前に位置する場合)、マルチプレクサ4420の出力ポートC選択信号
3)カウント値がN〜M+N−1である場合(すなわちカウント値がシンボルのMサンプル内に位置する場合)、マルチプレクサ4420の出力ポートD選択信号
一方、図5の(b)の段階2ないしは段階nに示されているように、Mサンプルの移動量Dがある状態でカウント値による選択信号は、次の通り決定される。
1)カウント値が0〜D−1である場合(すなわちカウント値がサイクリックプレフィックスのMサンプル前に位置する場合)、マルチプレクサ4420の出力ポートA選択信号
2)カウント値がD〜D+M−1である場合(すなわちカウント値がサイクリックプレフィックスのMサンプル内に位置する場合)、マルチプレクサ4420の出力ポートB選択信号
3)カウント値がD+M〜D+N−1である場合(すなわちカウント値がサイクリックプレフィックスのMサンプルを通り、シンボルのMサンプル前に位置する場合)、マルチプレクサ4420の出力ポートC選択信号
4)カウント値がD+N〜D+M+N−1である場合(すなわちカウント値がシンボルのMサンプル内に位置する場合)、マルチプレクサ4420の出力ポートD選択信号
したがって、サイクリックプレフィックスサンプル長さ推定部440は、まず、カウンタ4410のカウント値がMサンプルの移動量Dより小さいか否かを判断する(S20)。すなわちカウント値が、サイクリックプレフィックスサンプル内に位置するMサンプル前に位置するか否かを判断する。これは、カウント値がサイクリックプレフィックスサンプル内に位置するMサンプル前に位置する場合、そのカウント値に該当するサンプルは無視しなければならないからである。
したがって、前記の判断段階S20で、カウント値がMサンプルの移動量Dより小さい場合には、マルチプレクサ4420から何らのデータも出力されない。この場合、選択信号発生部4415では、マルチプレクサ4420の出力ポートAを選択する選択信号が出力され、この選択信号によりマルチプレクサ4420では出力ポートAへ受信サンプルのMSBデータが出力されるが、この出力ポートAの出力データは使われないので、何らの動作も生じない。
しかし、移動量Dが0である場合には、カウント値が必ず移動量Dと同じかそれより大きいため、この段階は満足して通過する。
一方、前記の段階S20で、カウント値が移動量Dより小さい場合には、カウント値を1増加させる段階S30を行い、カウント値が移動量Dと同じか大きくなるまで、このような判断段階S20及びカウント値増加段階S30を繰り返して実行する。
次に、カウント値が移動量Dと同じか大きい場合、そのカウント値が移動量DとMサンプルの長さとを加算した値、すなわちD+Mより小さいか否かを判断する(S40)。すなわち、カウント値がサイクリックプレフィックスサンプル内に位置するMサンプル内に位置するか否かを判断する。これは、カウント値がサイクリックプレフィックスサンプル内のMサンプル内に位置する場合、そのカウント値に該当するサンプルのMSBが、バッファ4430の該当位置に格納されなければならないからである。
したがって、カウント値がD+Mより小さい場合、受信したサンプルのMSBデータがバッファ4430に格納される。この動作に対する詳細な説明は、次の通りである。
カウント値がD〜D+M−1間に位置するため、選択信号発生部4415は、マルチプレクサ4420の出力ポートBを選択する選択信号を出力し、マルチプレクサ4420は、この出力信号によって該当カウント値に該当する受信サンプルのMSBデータを出力ポートBを介してバッファ4430に出力する。
一方、バッファ4430は、カウント値から移動量Dが減算された位置、すなわちカウント値−Dの位置にマルチプレクサ4420から出力されるMSBデータを格納する。
その後、カウント値が1増加した後(S30)、さらに前記の段階S10、S20、S40、S50、S30が繰り返され、このような動作は、カウント値がD+Mと同じか大きくなるまで繰り返される。
つまり、サイクリックプレフィックスサンプル内に位置するMサンプル各々のMSBデータが、バッファ4430に格納されるまで繰り返される。
次に、カウント値が移動量DとシンボルのサイズNとの和、すなわちD+Nより小さいか否かを判断する(S60)。すなわち、カウント値がサイクリックプレフィックスサンプル内に位置するMサンプルを通り、シンボル内に位置するMサンプル前に位置するか否かを判断する。この段階は、前記の段階S20と同様に何らの動作も生じさせず、次のカウント値増加段階(S30)が続いて行われる。この時の選択信号発生部4415の出力は、マルチプレクサ4420の出力ポートCを選択する信号が発生し、出力ポートCの出力データは使われない。
次に、カウント値がD+Nと同じか大きい場合、そのカウント値が移動量D、Mサンプルの長さM及びシンボルの長さNを加算した値、すなわちD+N+Mより小さいか否かを判断する(S70)。すなわち、カウント値がシンボル内に位置するMサンプル内に位置するか否かを判断する。これは、カウント値がシンボル内のMサンプル内に位置する場合、そのカウント値に該当するサンプルのMSBとバッファ4430の該当位置に格納されているMSBとの相関結果値を求め、格納しなければならないからである。
したがって、カウント値がD+N以上であり、且つD+N+Mより小さい場合、カウント値に該当する受信したサンプルのMSBデータと、バッファ4430の対応するMSBデータとを比較しならなければならない。この動作に関する詳細な説明は、次の通りである。
カウント値がD+N〜D+N+M−1間に位置するため、選択信号発生部4415は、マルチプレクサ4420の出力ポートDを選択する選択信号を出力し、マルチプレクサ4420は、この出力信号によって、該当カウント値に該当する受信サンプルのMSBデータを、出力ポートDを介して1ビット比較器4440に出力する。
一方、バッファ4430は、前記のマルチプレクサ4420の出力ポートDを介して出力される受信サンプル、すなわちMサンプルの対応する位置に格納されたMSBデータを1ビット比較器4440に出力する。この際、バッファ4430の該当位置は、カウント値−移動量D−シンボルのサイズNにより求められる。すなわちカウント値−D−Nの位置に格納されたMSBデータが1ビット比較器4440に出力される。
その後、1ビット比較器4440は、マルチプレクサ4420とバッファ4430から各々入力されるMSBデータを比較し、その比較結果値を出力する。すなわち各々のMSBデータがチャンネル600により歪曲されずに同一に維持された場合には、1の値を出力し、そうでない場合には、0の値を出力する。このように出力される値により、マルチプレクサ4450の出力値が選択される。
マルチプレクサ4450は、1ビット比較器4440の結果値を選択信号として出力するが、各々のMSBデータが同一で、比較結果値が1である場合には、+1を出力し、そうでなく、各々のMSBデータが歪曲され変化して、比較結果値が0である場合には、−1を出力する。
マルチプレクサ4450から出力される+1又は−1は、合算器4460により相関値格納部4470に合算され格納される。
その後、カウント値が1増加した後(S30)、さらに前記の段階S10、S20、S40、S60、S70、S80、S30が繰り返され、このような動作は、カウント値がD+N+Mと同一になるまで繰り返される。
つまり、シンボル内に位置するMサンプル各々のMSBデータと、バッファ4430に対応するように格納されたMSBデータとが比較され、その相関値が合算され算出されるまで繰り返される。つまり、カウント値がD+N+Mになった時、相関値格納部4470に格納された相関値が、該当段階で受信したシンボルの歪曲程度が表示される相関程度となる。
次に、カウント値がD+N+Mと同一になる場合、すなわちカウント値がシンボル内にあるMサンプルを外れる場合、Mサンプル比較が完了したので、前記の段階S80で算出された相関値と、実験などにより予め求められ、臨界値格納部4490に格納されている臨界値とが同じか否かを判断する(S90)。
仮りに前記の段階S90で算出された相関値と臨界値とが同一であれば、その時の移動量DとMサンプルの長さ、すなわちD+Mを最適なサイクリックプレフィックスサンプルの長さとして推定する(S100)。
仮りに前記の段階S90で算出された相関値と臨界値が異なる場合、さらに移動量Dを異に調整し(S110)、すなわち大きくして前記の段階S10〜S90を繰り返す。
このように、図5の(b)に示されたような段階1、段階2、段階3、…、段階nを経て最適なサイクリックプレフィックス長さが推定されれば、通信会社400のDMT VDSL制御部430は、送信器410を介してユーザ500に推定された最適なサイクリックプレフィックス長さを伝達し、これからは通信会社400とユーザ500が前記の推定された最適なサイクリックプレフィックス長さによってサイクリックプレフィックスが添付されたシンボルを伝送し、データ通信を行うことにより、チャンネル600環境によるシンボル間干渉信号を最大限低減することができ、伝送効率を高めることができる。
図5の(b)を参照してさらに説明すれば、まず、段階1でサイクリックプレフィックスサンプル内にあるM個のサンプルと、シンボルのサイズであるN個のサンプル以後のM個サンプル間のMSBデータ、すなわち符号の相関程度を測定して、その結果を格納する。ここで、N値は、DMT VDSLシステムの全体帯域数の2倍であり、512、1024、2048、4096、8192中の1つで、T1E1.4 VDSL標準に明示されている。また、M値は、符号相関程度測定に使われるサンプル個数であり、N=8192である場合、M=100とすることが実験的に適当である。
次に、段階2でM個のサンプルの位置を移動量であるD個サンプルだけ移動させるために、最初のサンプルからD個サンプルだけ通った後のM個サンプルと、D+N個サンプル後のM個サンプル間の符号相関程度を測定し、その結果を格納する。この際、D値は、各段階別にMサンプルの位置を移動させる値であり、Nより小さい値である。例えば、M=100である場合、D=20程度が適当であるが、本発明の技術的範囲は、Dが1からmaxCPまで可能なものと理解することができる。
次に、段階3では、D値を2倍にし、前記の段階2を繰り返す。D値を継続して2倍ずつ増加させながらM個サンプル間の符号相関程度を測定し格納し、D+M値がmaxCP長さと同一になると、中止する。
前記のいろいろな段階で格納された符号相関程度値のうち予め定められた臨界値、例えば、M=100である場合、その臨界値を96とする場合、該当臨界値と同じ符号相関程度値を探し、この際のD+M値がサイクリックプレフィックスサンプルの最適長さとなる。
仮りに臨界値と同じ場合が2以上なら、各々のD+M値のうち中間値又は平均値をサイクリックプレフィックスサンプルの最適長さとして選択できる。
一方、前記では、受信したサンプルにおいてサイクリックプレフィックスサンプル内に位置するMサンプルのみをバッファ4430に格納し、シンボル内に位置するMサンプルがカウントされる時、カウントされるサンプルのMSBデータと、バッファ4430に対応するように格納されたサンプルのMSBデータとの符号相関値を求めることについて説明したが、図7に示されたパイプライン方式により符号相関程度を求める場合には、図4、図5及び図6で説明したように、サンプルが受信される場合、0からmaxCP+N−1までカウント可能な特定のカウンタを動作させ、カウントしながら、Mサンプルでなく、サイクリックプレフィックスサンプル全部を特定のバッファに格納する。
その後、カウント値を継続して増加させながら、シンボル内にあるMサンプルにカウント値が到着する場合、図7の(A)に示されているa’部分のMSBデータをa部分のMSBデータと比較し、該当相関値を算出して格納する。ここまでは、図4、図5及び図6の実施例と類似しているが、以後カウント値がMサンプルのb’に到着する場合、b’部分のMSBデータとb部分のMSBデータとを比較すると同時に、この部分が図7の(B)のMサンプル、すなわち図7の(A)のMサンプルにおいてD個のサンプルが移動したMサンプルにも同時に含まれるため、b’部分に対するb部分との相関値算出は、図7の(A)のMサンプルと図7の(B)のMサンプルで同時に進行しなければならない。
同様に、カウント値が増加し、図7の(B)のMサンプルのc’部分に位置する場合、このc’部分も図7の(C)のMサンプルにも同時に含まれるので、前記と同様に、図7の(B)のMサンプルと図7の(C)のMサンプルに対して、c’部分のMSBデータとc部分のMSBデータとの相関値が同時に算出され、格納されなければならない。このような動作は、Mサンプルがサイクリックプレフィックスサンプルの末端部になるまで継続して同一に行われる。
このようにして、図4、図5及び図6で説明された実施例と同様に、各段階を順次的に動作させることなく、全ての段階を同時に動作するパイプライン形態で動作させることによって、初期最大長さのサイクリックプレフィックスサンプルを格納する特定のバッファのサイズが増加するが、サイクリックプレフィックスサンプルの最適長さを推定するために所要される総時間が非常に少ないという利点がある。
たとえ本発明が最も実際的で且つ好ましい実施例を参照して説明されたが、本発明は、前記開示された実施例に限らず、請求の範囲内に属する多様な変形及び等価物をも含む。
本発明によれば、サイクリックプレフィックスサンプル長さを固定させて使用する場合に要求される複雑な等化器(TEQ)構造を採用しないので、構造が簡単になり、このような簡単な構造でサイクリックプレフィックスサンプルの最適長さを正確に決定できる。
また、多様なチャンネル状況による最適なサイクリックプレフィックスサンプル長さを把握できるので、伝送速度を最適化できる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳細に説明したが、本発明の権利範囲は、これらの実施例のみに限定されるものではなく、請求の範囲で定義している本発明の基本概念を用いた当業者のいろいろな変形及び改良形態も本発明の権利範囲に属するものである。
一般的なDMTラインコーディングを適用したDMT VDSLシステムのブロック図である。 一般的なDMTラインコーディング方式に適用されるサイクリックプレフィックスサンプルを示す図である。 本発明の一実施例によるDMT VDSLシステムが適用された例を示す図である。 本発明の一実施例によるDMT VDSLシステムが適用された例を示す図である。 本発明の一実施例によるDMT VDSLシステムが適用された例を示す図である。 図3Aに示されたサイクリックプレフィックスサンプル長さ推定部の詳細ブロック図である。 図4のサイクリックプレフィックスサンプル長さ推定部の動作の概念を説明する図であり、図5の(a)はハンドシェイク過程で設定された最大長さのサイクリックプレフィックスが添付されたシンボルを示し、図5の(b)は、特定の個数のサンプルを移動させながら符号相関程度を測定する過程を示す図である。 本発明の実施例によるDMT VDSLシステムにおけるサイクリックプレフィックスサンプル長さの推定方法を示す流れ図である。 本発明の他の実施例によるDMT VDSLシステムにおいてパイプライン方式によりサイクリックプレフィックスサンプル長さを推定する方式の概念を説明する図である。
符号の説明
400 通信会社
410 送信器
420 受信器
430 DMT VDSLコントローラ
440 サイクリックプレフィックスサンプル長さ推定部
500 ユーザ
510 送信器
520 受信器
600 チャンネル

Claims (14)

  1. サイクリックプレフィックスサンプルが含まれるデータをチャンネルを介して伝送する送信部と、チャンネルを介して送信されるサイクリックプレフィックスサンプルが含まれるデータを受信する受信部とを備えた、多重搬送波ラインコーディング方式を基盤とするVDSL(Very high bit-rate Digital Subscriber Line)システムにおいて、
    前記の送信部及び受信部を制御して、ハンドシェイク動作、訓練動作、チャンネル分析及び交換動作の初期化動作と、前記の初期化動作後のデータ伝送動作を制御する制御部と、前記のチャンネルを介して受信するデータに含まれるサイクリックプレフィックスサンプルと残りのデータとの相関値に基づいて前記相関値と臨界値とが同一になる場合の移動値とサンプル個数との和を前記のサイクリックプレフィックスサンプルの最適な長さとして決定する、サイクリックプレフィックスサンプル長さ推定部とを含む多重搬送波ラインコーディング方式基盤のVDSLシステム。
  2. 前記サイクリックプレフィックスサンプル長さ推定部は、前記のチャンネルを介してデータを受信する場合、カウントを開始するカウンタと、前記のチャンネルを介して受信するデータの各MSB(Most Significant Bit)データを、前記のカウンタのカウント値によって選択出力する第1マルチプレクサと、前記の第1マルチプレクサから出力されるデータを、前記のカウンタのカウント値に対応する位置に格納するバッファ部と、前記の第1マルチプレクサから出力されるデータと、前記のバッファ部に格納されたデータとの相関値を比較し、結果値を出力するビット比較部と、前記のビット比較部から出力される相関値の結果値を合算して格納する相関値格納部と、前記の相関値格納部に格納された相関値と特定の臨界値とを比較し、結果値を出力する比較部とを含むことを特徴とする、請求項1記載の多重搬送波ラインコーディング方式基盤のVDSLシステム。
  3. 前記カウンタのカウント値によって、前記第1マルチプレクサの出力の選択制御を行う選択信号を生成する選択信号発生部をさらに含むことを特徴とする、請求項2記載の多重搬送波ラインコーディング方式基盤のVDSLシステム。
  4. 前記相関値格納部は、前記第1マルチプレクサから出力されるデータと、前記バッファ部に格納されたデータの各MSBデータが同じ場合は+1を加算し、前記各MSBデータが異なる場合は−1を加算することによって、前記相関値を算出することを特徴とする、請求項2記載の多重搬送波ラインコーディング方式基盤のVDSLシステム。
  5. サイクリックプレフィックスサンプルが含まれるデータをチャンネルを介して伝送する送信部と、チャンネルを介して送信されるサイクリックプレフィックスサンプルが含まれるデータを受信する受信部と、前記送信部及び受信部を制御して、初期化過程及びデータ伝送過程を制御する制御部と、前記チャンネルを介して受信するデータの相関値に基づいて、前記サイクリックプレフィックスサンプルの最適長さを決定する、サイクリックプレフィックスサンプル長さ推定部とを含む多重搬送波ラインコーディング方式基盤のVDSLシステムであって、
    a)前記制御部が、前記送信部を介して前記のサイクリックプレフィックスサンプルの最大長さを伝送する段階と、
    b)前記サイクリックプレフィックスサンプル長さ推定部が、前記受信部を介して前記伝送された最大長さのサイクリックプレフィックスが含まれるデータを受信する段階と、
    c)前記サイクリックプレフィックスサンプル長さ推定部が、前記受信したデータに含まれるサイクリックプレフィックスサンプルと残りのデータとの相関値に基づき、前記相関値と臨界値とが同一になる場合の移動量とサンプル個数との和を前記サイクリックプレフィックスサンプルの最適長さとして決定し、前記制御部に伝達する段階と、
    d)前記制御部が、前記送信部を介して前記決定されたサイクリックプレフィックスサンプルの最適長さを伝送する段階とを含むことを特徴とする、多重搬送波ラインコーディング方式基盤のVDSLシステムにおけるサイクリックプレフィックスサンプル長さの決定方法。
  6. 前記段階c)は、
    i)前記受信したデータに含まれるサイクリックプレフィックスサンプルのうち、特定個数の第1サンプルを選択して格納する段階と、
    ii)前記段階i)で格納された第1サンプルと、前記サイクリックプレフィックスサンプルを除いた残りのデータから、前記特定個数の第1サンプルに対応する第2サンプルの相関値を算出する段階と、
    iii)前記第1サンプルを特定移動量分ずつ移動して格納した後、前記段階ii)を繰り返して実行することによって、前記特定移動量分ずつ移動した前記第2サンプルに対する相関値を算出する段階と、
    iv)前記段階ii)及びiii)において、各々算出された相関値が、特定臨界値と同じであるかどうかを判断する段階と、
    v)前記段階iv)において、特定相関値が前記特定臨界値と同一であると判断される場合、前記特定相関値に該当する移動量と特定個数との和を、前記サイクリックプレフィックスサンプルの最適長さとして推定する段階とを含むことを特徴とする、請求項5記載の多重搬送波ラインコーディング方式基盤のVDSLシステムにおけるサイクリックプレフィックスサンプル長さの決定方法。
  7. 前記段階ii)で、前記第1サンプル各々のMSBデータと、前記第2サンプル各々のMSBデータとをそれぞれ比較して相関値を算出することを特徴とする、請求項6記載の多重搬送波ラインコーディング方式基盤のVDSLシステムにおけるサイクリックプレフィックスサンプル長さの決定方法。
  8. 前記の比較される各MSBデータが同じ場合は、前記の相関値に+1が加算され、前記の比較される各MSBデータが異なる場合は、前記の相関値に−1が加算されることを特徴とする、請求項7に記載の多重搬送波ラインコーディング方式基盤のVDSLシステムにおけるサイクリックプレフィックスサンプル長さの決定方法。
  9. 前記段階iii)で、前記移動量は1以上であり、繰り返して実行すると、2倍数ずつ増加することを特徴とする、請求項6記載の多重搬送波ラインコーディング方式基盤のVDSLシステムにおけるサイクリックプレフィックスサンプル長さの決定方法。
  10. 前記段階c)は、
    i)前記受信したデータに含まれるサイクリックプレフィックスサンプルを全部格納する段階と、
    ii)前記格納されたサイクリックプレフィックスサンプルのうち、特定個数の第1サンプルと、前記サイクリックプレフィックスサンプルを除いた残りのデータから、前記第1サンプルに対応する第2サンプルの相関値を算出する動作を、前記第1サンプル及び第2サンプルを特定移動量分ずつ移動させながら各々繰り返し、各繰り返し段階において、前記第1サンプルと第2サンプルに対して、前記移動量分移動した第1サンプルと第2サンプルが重なる部分に対して、パイプライン式動作により同時に相関値を算出する段階と、
    iii)前記段階ii)で各々算出された相関値が、特定臨界値と同じであるかどうかを判断する段階と、
    iv)前記段階iii)で特定相関値が、前記特定臨界値と同一であると判断される場合、前記特定相関値に該当する移動量と特定個数との和を、前記サイクリックプレフィックスサンプルの最適長さとして推定する段階とを含むことを特徴とする、請求項5記載の多重搬送波ラインコーディング方式基盤のVDSLシステムにおけるサイクリックプレフィックスサンプル長さの決定方法。
  11. 前記段階ii)において、前記第1サンプル各々のMSBデータと前記第2サンプル各々のMSBデータとをそれぞれ比較し、相関値を算出することを特徴とする請求項10記載の多重搬送波ラインコーディング方式基盤のVDSLシステムにおけるサイクリックプレフィックスサンプル長さの決定方法。
  12. 前記比較される各MSBデータが同一である場合、前記相関値に+1が加算され、前記比較される各MSBデータが異なる場合、前記相関値に−1が加算されることを特徴とする請求項11記載の多重搬送波ラインコーディング方式基盤のVDSLシステムにおけるサイクリックプレフィックスサンプル長さの決定方法。
  13. 前記段階ii)で、前記移動量は1以上であり、繰り返して実行する際、2倍数ずつ増加することを特徴とする請求項10記載の多重搬送波ラインコーディング方式基盤のVDSLシステムにおけるサイクリックプレフィックスサンプル長さの決定方法。
  14. データが受信される場合、カウントを開始するカウンタを備え、前記段階c)は、
    i)前記カウンタを動作させて、カウントを開始する段階と、
    ii)前記カウンタのカウント値が、特定移動量以上であり、且つ前記特定移動量と特定サンプル個数との和より小さいか否かを判断する段階と、
    iii)前記段階ii)において、前記カウント値が前記特定移動量以上であり、且つ前記特定移動量と特定サンプル個数との和より小さい場合、前記カウント値に該当する受信データのMSBデータを格納する段階と、
    iv)前記カウンタのカウント値が、前記特定移動量と、前記受信データにおける前記サイクリックプレフィックスサンプルを除いた残りのデータの長さとの和以上であり、且つ前記特定移動量、前記受信データにおける前記サイクリックプレフィックスサンプルを除いた残りのデータの長さ、及び前記特定サンプル個数の和より小さいか否かを判断する段階と、
    v)前記段階iv)において、前記カウント値が、前記特定移動量と、前記受信データにおける前記サイクリックプレフィックスサンプルを除いた残りのデータの長さとの和以上であり、且つ前記特定移動量、前記受信データにおける前記サイクリックプレフィックスサンプルを除いた残りのデータの長さ、及び前記特定サンプル個数の和より小さい場合、前記カウント値に該当する受信データのMSBデータと、前記段階iii)に格納されたMSBデータとをそれぞれ比較し、相関値を算出する段階と、
    vi)前記算出された相関値と特定臨界値が同一であるかどうかを判断する段階と、
    vii)前記段階vi)において、前記算出された相関値と前記特定臨界値が異なる場合、前記特定移動量を調整して、前記段階i)乃至vi)を繰り返し実行する段階と、
    viii)前記段階vi)において、前記算出された相関値と前記特定臨界値が同じである場合、前記特定移動量と前記特定個数との和を、前記サイクリックプレフィックスの最適長さとして推定する段階とを含む請求項5記載の多重搬送波ラインコーディング方式基盤のVDSLシステムにおけるサイクリックプレフィックスサンプル長さの決定方法。
JP2003565099A 2002-01-31 2002-04-30 Dmtラインコーディング方式基盤のvdslシステム、及びこのシステムにおけるサイクリックプレフィックスサンプル長さの決定方法 Expired - Fee Related JP3947162B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2002-0005705A KR100447242B1 (ko) 2002-01-31 2002-01-31 Dmt 방식의 vdsl 시스템 및 이 시스템에서의 주기적 프리픽스 샘플 길이 결정 방법
PCT/KR2002/000804 WO2003065638A1 (en) 2002-01-31 2002-04-30 Vdsl system based on dmt line coding and method for determining length of cyclic prefix samples using the system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005516532A JP2005516532A (ja) 2005-06-02
JP3947162B2 true JP3947162B2 (ja) 2007-07-18

Family

ID=27656348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003565099A Expired - Fee Related JP3947162B2 (ja) 2002-01-31 2002-04-30 Dmtラインコーディング方式基盤のvdslシステム、及びこのシステムにおけるサイクリックプレフィックスサンプル長さの決定方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7227890B2 (ja)
JP (1) JP3947162B2 (ja)
KR (1) KR100447242B1 (ja)
CN (1) CN1306746C (ja)
WO (1) WO2003065638A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004007268A (ja) * 2002-05-31 2004-01-08 Panasonic Communications Co Ltd Dslモデム装置及びdsl通信における受信方法
JP2005533417A (ja) * 2002-07-17 2005-11-04 ソマ ネットワークス インコーポレイテッド スクランブルを有する通信システムの周波数ドメイン等化
US7418030B2 (en) * 2004-02-11 2008-08-26 Texas Instruments Incorporated Flexible initialization method for DSL communication systems
US7573944B2 (en) * 2004-10-21 2009-08-11 Samsung Electronics Co., Ltd Apparatus and method for canceling inter-symbol interference in a broadband wireless communication system
US7970045B2 (en) * 2007-07-28 2011-06-28 Ittiam Systems (P) Ltd. Method and device for adapting a signal
FR2932933B1 (fr) * 2008-06-18 2011-04-01 Canon Kk Procedes et dispositifs de transmission et de reception de donnees
CN101674150B (zh) * 2008-09-12 2013-06-12 中兴通讯股份有限公司 速率匹配方法和装置
JP5842900B2 (ja) * 2013-12-05 2016-01-13 株式会社デンソー 通信システム
CN108696470B (zh) * 2018-06-12 2020-09-29 中国地质大学(武汉) 一种可见光通信的dmt调制方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5285474A (en) * 1992-06-12 1994-02-08 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford, Junior University Method for equalizing a multicarrier signal in a multicarrier communication system
US5838720A (en) * 1996-02-23 1998-11-17 Teletransactions, Inc. Transceiver control with sleep mode operation
SE510641C2 (sv) 1997-11-03 1999-06-14 Telia Ab Digital överföring i telekommunikationssystem
US6137848A (en) * 1997-11-03 2000-10-24 At&T Corp. Method and system for joint timing recovery and channel estimation for DMT modems
US6266347B1 (en) * 1998-12-08 2001-07-24 Globespan, Inc. System and method for modifying symbol duration for the efficient transmission of information in a time duplex noise environment
DE19858106B4 (de) * 1998-12-16 2014-09-25 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Empfänger und Verfahren zum Verhindern einer Zwischensymbolstörung in einem Hochgeschwindigkeitsübertragungssystem
US6535550B1 (en) * 1999-03-02 2003-03-18 Legerity, Inc. Transceiver with variable width cyclic prefix
JP3448008B2 (ja) * 2000-03-30 2003-09-16 パナソニック コミュニケーションズ株式会社 モデム装置及び通信装置並びに通信制御方法
US7062294B1 (en) * 2000-09-29 2006-06-13 Arraycomm, Llc. Downlink transmission in a wireless data communication system having a base station with a smart antenna system
KR100379227B1 (ko) * 2001-06-09 2003-04-08 주식회사 하이닉스반도체 인터넷 망에서의 라우터내 포워딩 엔진의 고속 제어 방법

Also Published As

Publication number Publication date
KR100447242B1 (ko) 2004-09-04
US7227890B2 (en) 2007-06-05
KR20030065199A (ko) 2003-08-06
US20060050776A1 (en) 2006-03-09
WO2003065638A1 (en) 2003-08-07
JP2005516532A (ja) 2005-06-02
CN1505883A (zh) 2004-06-16
CN1306746C (zh) 2007-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6359933B1 (en) Frame synchronization in muticarrier transmission systems
US6526105B1 (en) Time domain equalization for discrete multi-tone systems
JP4046515B2 (ja) Ofdmシステムのための反復最大尤度チャンネル推定及び信号検出システム及び方法
US7916801B2 (en) Time-domain equalization for discrete multi-tone systems
EP1610515A1 (en) Method and apparatus for timing synchronization in a multicarrier system
US7643582B2 (en) Method and system for determining symbol boundary timing in a multicarrier data transmission system
WO2005125141A1 (en) Training sequence for symbol boundary detection in a multicarrier data transmission system
US7369607B2 (en) Multicarrier communication using a time domain equalizing filter
KR20090075730A (ko) 무선 통신 시스템에서 간섭 제거를 위한 방법 및 장치
US6512789B1 (en) Partial equalization for digital communication systems
JP3947162B2 (ja) Dmtラインコーディング方式基盤のvdslシステム、及びこのシステムにおけるサイクリックプレフィックスサンプル長さの決定方法
JP5347203B2 (ja) マルチパスチャネルの遅延スプレッドを推定する方法及び装置
US7953163B2 (en) Block linear equalization in a multicarrier communication system
JP2001292126A (ja) 非対称デジタル加入者回線モデムの離散的マルチトーンプロセッサおよびそれに用いられるプロトコル信号発生装置
EP2609719A1 (en) Robust preamble for communication over noisy media
US8064501B2 (en) Method and apparatus for generating a periodic training signal
US7058141B1 (en) MLSE decoding of PRS type inter-bin interference in receiver-end windowed DMT system
WO2008085593A2 (en) System and method for reducing interference in an orthogonal frequency division modulation system
JP4023493B2 (ja) Adsl装置
KR101207811B1 (ko) Ofdm 시스템에서 ofdm 심볼 복조를 위한 fft 윈도우 위치 결정 방법과 이를 위한 ofdm 수신기
JP3685166B2 (ja) ディジタル加入者伝送システム
JP2005260942A (ja) トレーニング方法
JP2004007268A (ja) Dslモデム装置及びdsl通信における受信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060808

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061012

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070313

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070412

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3947162

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110420

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120420

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130420

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140420

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees