JP3945783B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、ブラシローラを有するクリーニング装置を備えた画像形成装置に関するものである。
被清掃体を清掃するクリーニング装置は従来より各種の技術分野における機械、装置に広く採用されている。例えば、複写機、プリンタ、ファクシミリなどとして構成される画像形成装置においては、像担持体の表面を清掃するクリーニング装置や、像担持体を帯電する帯電ローラの周面を清掃するクリーニング装置や、中間転写体又は転写ベルトの表面を清掃するクリーニング装置などがそれぞれ用いられている。
このようなクリーニング装置として、被清掃体の表面に当接するブラシを有し、該ブラシが被清掃体に当接しながら回転するブラシローラを備えたクリーニング装置が広く利用されている(例えば特開平7−140763号公報参照)。従来のこの種のクリーニング装置のブラシローラは、その長手方向におけるブラシの清掃能力が均一となるように構成され、これによって被清掃体の全面を均一に清掃できるように構成されている。ところが、被清掃体が組み込まれた装置や機械によっては、被清掃体表面の移動方向に対して直交する向きの被清掃体表面の汚れ状態が均一ではなく、その一部の汚れが他の部分の汚れよりも著しくなることがある。このような場合、ブラシローラの長手方向における清掃能力が一定となっていると、汚れの激しい被清掃体表面部分を充分に清掃できなくなるおそれがある。そこで、ブラシローラの清掃能力を、その長手方向全体に亘って高め、被清掃体の全面を効率よく清掃できるように構成することが考えられる。ところが、ブラシローラをこのように構成すると、汚れの少ない被清掃体表面部分に対して過度に摺擦作用が加えられ、その被清掃体表面部分が早期に摩耗し、その寿命が縮められる欠点を免れない。
本発明は、上述した新規な認識に基づきなされたものであり、その目的とするところは、被清掃体表面の汚れ状態が一定でないときも、その表面に対する清掃能力を高めることができ、しかもその被清掃体の寿命が縮められる不具合も抑えることのできるブラシローラを有するクリーニング装置を備えた画像形成装置を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、帯電装置と、該帯電装置により帯電される像担持体と、帯電後の像担持体を露光して該像担持体に静電潜像を形成する露光装置と、該静電潜像をトナー像として可視像化する現像装置と、該像担持体上のトナー像が転写される中間転写体とを具備し、前記現像装置は、添加剤が添加されたトナーとキャリアとを有する現像剤を担持して搬送する現像剤担持体と、該現像剤担持体に対してほぼ平行に配置されて回転駆動される第1の現像剤搬送部材と、該第1の現像剤搬送部材に対してほぼ平行に配置されて回転駆動される第2の現像剤搬送部材とを有し、該第2の現像剤搬送部材により第1の方向に搬送された現像剤が、該第2の現像剤搬送部材の長手方向一端側から前記第1の現像剤搬送部材の長手方向一端側に受け渡され、該第1の現像剤搬送部材に受け渡された現像剤は当該第1の現像剤搬送部材によって前記第1の方向とは逆の第2の方向に搬送され、その搬送された現像剤が前記第1の現像剤搬送部材の長手方向他端側から前記第2の現像剤搬送部材の長手方向他端側に受け渡され、該第2の現像剤搬送部材に受け渡された現像剤は当該第2の現像剤搬送部材によって前記第1の方向に搬送されて、該現像剤が循環搬送され、前記第1の現像剤搬送部材によって前記第2の方向に搬送される現像剤が前記現像剤担持体に供給され、供給された現像剤が、該現像剤担持体に担持されて当該現像剤担持体と前記像担持体との間の現像領域に搬送され、その搬送された現像剤が前記静電潜像の可視像化に供され、前記第2の現像剤搬送部材により搬送される現像剤中に、添加剤が添加されたトナーが補給される画像形成装置において、前記中間転写体上に付着した転写残トナーを除去するクリーニング装置を有し、該クリーニング装置は、ブラシが前記中間転写体の表面に当接しながら回転して該中間転写体を清掃するブラシローラを備え、前記第1の現像剤搬送部材と第2の現像剤搬送部材の一端側に対応する前記ブラシローラの長手方向一端側の部分が、他のブラシローラ部分よりも清掃能力が高くなるように該ブラシローラが構成されていることを特徴とする画像形成装置を提案する(請求項1)。
また、本発明は、上記目的を達成するため、帯電装置と、該帯電装置により帯電される像担持体と、帯電後の像担持体を露光して該像担持体に静電潜像を形成する露光装置と、該静電潜像をトナー像として可視像化する現像装置と、該像担持体上のトナー像が転写される転写材を担持して搬送する転写ベルトとを具備し、前記現像装置は、添加剤が添加されたトナーとキャリアとを有する現像剤を担持して搬送する現像剤担持体と、該現像剤担持体に対してほぼ平行に配置されて回転駆動される第1の現像剤搬送部材と、該第1の現像剤搬送部材に対してほぼ平行に配置されて回転駆動される第2の現像剤搬送部材とを有し、該第2の現像剤搬送部材により第1の方向に搬送された現像剤が、該第2の現像剤搬送部材の長手方向一端側から前記第1の現像剤搬送部材の長手方向一端側に受け渡され、該第1の現像剤搬送部材に受け渡された現像剤は当該第1の現像剤搬送部材によって前記第1の方向とは逆の第2の方向に搬送され、その搬送された現像剤が前記第1の現像剤搬送部材の長手方向他端側から前記第2の現像剤搬送部材の長手方向他端側に受け渡され、該第2の現像剤搬送部材に受け渡された現像剤は当該第2の現像剤搬送部材によって前記第1の方向に搬送されて、該現像剤が循環搬送され、前記第1の現像剤搬送部材によって前記第2の方向に搬送される現像剤が前記現像剤担持体に供給され、供給された現像剤が、該現像剤担持体に担持されて当該現像剤担持体と前記像担持体との間の現像領域に搬送され、その搬送された現像剤が前記静電潜像の可視像化に供され、前記第2の現像剤搬送部材により搬送される現像剤中に、添加剤が添加されたトナーが補給される画像形成装置において、前記転写ベルト上に付着したトナーを除去するクリーニング装置を有し、該クリーニング装置は、ブラシが前記転写ベルトの表面に当接しながら回転して該転写ベルトを清掃するブラシローラを備え、前記第1の現像剤搬送部材と第2の現像剤搬送部材の一端側に対応する前記ブラシローラの長手方向一端側の部分が、他のブラシローラ部分よりも清掃能力が高くなるように該ブラシローラが構成されていることを特徴とする画像形成装置を提案する(請求項2)。
さらに、上記請求項1又は2に記載の画像形成装置において、前記清掃能力の高いブラシローラ部分のブラシ繊維の曲げ剛性が、該清掃能力の低いブラシローラ部分のブラシ繊維の曲げ剛性よりも高く設定されていると有利である(請求項3)。
また、上記請求項1乃至3のいずれかに記載のクリーニング装置において、前記清掃能力の高いブラシローラ部分の外径が、該清掃能力の低いブラシローラ部分の外径よりも小さく設定されていると有利である(請求項4)。
本発明によれば、被清掃体表面の汚れ状態が一定でなくとも、その表面に対する清掃能力を高め、しかもその被清掃体の寿命が縮められる不具合を抑えることができる。
以下、本発明を画像形成装置のクリーニング装置に適用した実施形態例を図面に従って詳細に説明する。
図1は画像形成装置の一例を示す断面図であり、ここに示した画像形成装置は、電子複写機、プリンタ、ファクシミリ又はこれらの少なくとも2つの機能を備えた複合機などとして構成されるものである。
図1に示した画像形成装置は、ドラム状の感光体として構成された像担持体1を有し、画像形成動作の開始に伴って、像担持体1は矢印A方向に回転駆動される。このとき、像担持体表面に対向配置された帯電装置の一例である帯電ローラ2が、図示していない駆動装置により、又は像担持体1の表面の移動に従動して矢印B方向に回転する。帯電ローラ2は芯金3と、そのまわりに固定された抵抗層4より成り、かかる帯電ローラ2が上述のように回転するとき、その芯金3に所定極性の帯電電圧が印加され、これによって像担持体1の表面が所定の極性に帯電される。
帯電された像担持体1の表面には、露光装置の一例であるレーザ書き込みユニット30から出射する光変調されたレーザビームLBが照射され、これによって像担持体表面に静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置5によりトナー像として可視像化される。
また、像担持体1には、矢印E方向に駆動される転写ベルト8が対向配置され、図示していない給紙部から給送された転写材の一例である転写紙Pは、この転写ベルト8に担持されて搬送される。転写紙Pが像担持体1と転写ベルト8の間の転写領域を通るとき、転写ベルト8を挟んで像担持体1に対向配置された転写装置9に転写電圧が印加され、これによって像担持体表面に形成されたトナー像が転写紙P上に静電的に転写される。像担持体上に形成されたトナー像を中間転写体より成る転写材に転写し、その転写トナー像を最終転写材である転写紙に転写するように構成することもできる。
トナー像転写後の像担持体表面に付着する転写残トナーは、像担持体表面に圧接したブラシローラ10とクリーニングブレード11より成るクリーニング部材によって掻き取り除去される。一方、トナー像を転写された転写紙Pは、図示していない定着装置を通り、このとき熱と圧力の作用によって、そのトナー像が転写紙上に定着される。
図1に示した画像形成装置においては、像担持体1、帯電ローラ2、ブラシローラ10及び後述するブラシローラ12が、ユニットケース13に回転自在に組み付けられ、しかもクリーニングブレード11の基端部がユニットケース13に固定され、これらの要素によって一体的なプロセスカートリッジ14が構成されている。このプロセスカートリッジ14を、画像形成装置本体に固定されたガイドレール15に沿って手前側に引き出し、又は奥側に押し込んで、当該プロセスカートリッジ14を所定の位置に装填することができる。ブラシローラ10、クリーニングブレード11、及びユニットケース13の一部により構成されたクリーニングケース16によって、像担持体表面を清掃する像担持体用のクリーニング装置17が構成されている。
帯電ローラ2は、前述のように像担持体に対向してその像担持体1を帯電する用をなす。かかるローラ2は、図1に示す如く、像担持体1の表面に圧接していてもよいが、像担持体1の表面から微小間隙をあけ、その像担持体に対して非接触状態で位置していてもよい。
以上のように、本例の画像形成装置は、帯電装置と、この帯電装置により帯電される像担持体と、帯電後の像担持体を露光して該像担持体に静電潜像を形成する露光装置と、その静電潜像をトナー像として可視像化する現像装置とを具備しており、しかもこの現像装置は次のように構成されている。
図2は、図1のII−II線に沿って切断した平面断面図であり、現像装置5は、図1及び図2から明らかなように、乾式の現像剤D(図2には示さず)を収容した現像ケース6と、内部に図示していないマグネットが固定配置された現像剤担持体7とを有している。ここでは現像ローラより成る現像剤担持体が用いられているが、無端ベルトより成る現像剤担持体などを用いることもできる。また、ここで使用される現像剤Dは、添加剤が外添されたトナーと、磁性キャリアとを有する二成分系の現像剤である。現像剤担持体7は、図1に矢印で示した方向に回転駆動され、その現像剤担持体7の周面に供給された現像剤Dは、上記マグネットの磁力の作用によって、現像剤担持体7の周面に担持されて矢印方向に搬送され、現像剤担持体7と像担持体1との間に運ばれた現像剤中のトナーが、像担持体1に形成された静電潜像に静電的に移行し、該潜像がトナー像として可視像化される。このように、現像剤担持体は、添加剤が外添されたトナーとキャリアとを有する現像剤を担持して搬送する用をなす。
また、本例の現像装置5は、現像剤担持体7に対してほぼ平行に配置されて回転駆動される第1の現像剤搬送部材31と、この第1の現像剤搬送部材31に対してほぼ平行に配置されて回転駆動される第2の現像剤搬送部材32とを有しており、図示した例では、これらの現像剤搬送部材31,32が搬送スクリューにより構成されている。図2から明らかなように、第1及び第2の現像剤搬送部材31,32と、現像剤担持体7は、その軸方向各端部が現像ケース6の各側壁に回転自在に支持され、図示していない駆動装置によって、その中心軸線のまわりを回転駆動される。第1及び第2の現像剤搬送部材31,32は、その間に配置された仕切り壁33によって区画された現像ケース6内の第1及び第2の空間S1,S2に配置されている。
ここで、第1及び第2の現像剤搬送部材31,32の長手方向各端部領域の一方を一端側、他方を他端側とし、図示した例では、図2における現像剤搬送部材31,32の右端側が一端側、左端側が他端側であるとする。図2には、その一端側と他端側に符号E1,E2を付してある。また、第1及び第2の現像剤搬送部材31,32の一端側E1と他端側E2にそれぞれ対応する像担持体1の軸線方向各端部領域と、帯電ローラ2の長手方向各端部領域と、ブラシローラ12の長手方向各端部領域も、それぞれ一端側E1及び他端側E2と称することにする。仕切り壁33は、第1及び第2の現像剤搬送部材31,32の一端側E1と他端側E2において存在せず、その存在しない各部位が第1及び第2の開口部34,35となっていて、その各開口部34,35を通して上記第1及び第2の空間S1,S2が互いに連通している。
第2の現像剤搬送部材32の回転によって第2の空間S2内の現像剤は、図2に矢印J1で示す第1の方向に搬送される。このように、第2の現像剤搬送部材32により第1の方向J1に搬送された現像剤は、その第2の現像剤搬送部材32の長手方向一端側E1から、第1の開口部34を通して第1の現像剤搬送部材31の長手方向一端側E1に受け渡される。そして、この第1の現像剤搬送部材31に受け渡された現像剤は当該第1の現像剤搬送部材31によって第1の方向J1とは逆の第2の方向J2に搬送され、その搬送された現像剤が第1の現像剤搬送部材31の長手方向他端側E2から、第2の開口部35を通して第2の現像剤搬送部材32の長手方向他端側E2に受け渡され、該第2の現像剤搬送部材32に受け渡された現像剤は当該第2の現像剤搬送部材32によって第1の方向J1に搬送される。このようにして現像剤が循環搬送されながら撹拌され、トナーとキャリアが互いに逆極性に摩擦帯電される。
上記第1の現像剤搬送部材31によって第2の方向J2に搬送される現像剤が、前述の現像剤担持体7の周面に供給され、前述のように、その供給された現像剤が、該現像剤担持体7に担持されて当該現像剤担持体7と像担持体1との間の現像領域に搬送され、その搬送された現像剤が静電潜像の可視像化に供される。現像領域を通過した現像剤は現像剤担持体7から離れ、第1の現像剤搬送部材31によってさらに第2の方向J2に搬送されて循環される。
現像ケース6内の現像剤のトナー濃度低下が図示していないセンサにより検知されると、図示していないトナー補給装置のトナー容器から送り出されたトナーが、第2の現像剤搬送部材32の上方の現像ケース部分に形成されたトナー補給口から現像ケース6内に補給される。図2に、このトナー補給口36の位置を鎖線で示す。
上述のように現像ケース6に補給されたトナーは、先ず第2の現像剤搬送部材32上に落ち、この第2の現像剤搬送部材32により撹拌され、当該現像剤搬送部材32により第1の方向J1に搬送される現像剤と混合しながら、その現像剤と共に第1の開口部34を通して第1の空間S1へ移行する。このように、本例の現像装置5においては、第2の現像剤搬送部材32により搬送される現像剤中に、添加剤が添加されたトナーが補給されて搬送されるのである。
ところで、前述の如く画像形成動作が行われるとき、クリーニング装置17は、像担持体上の転写残トナーを除去するが、全てのトナーを除去することは困難であり、微量のトナーがクリーニングブレード11をすり抜ける。このようにしてすり抜けたトナーや、画像形成装置本体内に浮遊するトナーなどの異物が帯電ローラ2の周面に付着する。これを放置したとすると、像担持体の帯電むらや帯電不良が発生し、像担持体上に形成されるトナー像の画質が劣化する。
そこで、本例の画像形成装置には、前述のブラシローラ12を備えた帯電ローラ用のクリーニング装置18が設けられている。帯電装置が、像担持体1に対向して配置された帯電ローラ2より成ると共に、その帯電ローラ2の周面を清掃するクリーニング装置18が設けられているのである。
ブラシローラ12は、帯電ローラ2に対して平行に延び、図3及び図4にも示すように、金属又は硬質樹脂などの剛体より成る芯軸19と、この芯軸19の周面に基端部が固定された多数の繊維より成るブラシ20を有している。ブラシ20は、図4に符号Wで示した範囲において、芯軸19の全周に亘って設けられている。ブラシローラ12は、そのブラシ20が、図1及び図3に示すように、被清掃体、この例では帯電ローラ2の表面に当接しながら回転して、帯電ローラ2の表面を清掃する。
ブラシローラ12を図示していない圧縮ばねなどの加圧手段によって帯電ローラ2の周面に圧接させたり、またこのブラシローラ12を図示していない駆動装置によって回転駆動してもよいが、本例のブラシローラ12は、そのブラシ20が、当該ブラシローラ12の自重によって被清掃体、すなわち帯電ローラ2の表面に当接し、かつその被清掃体の表面の移動に従動して矢印G方向に回転するように配置されている。
具体的には、図1及び図3に示すように、ユニットケース13の奥側の側板13Aと、手前側の側板(図示せず)に、図4にも鎖線で示す如く軸受部材21がそれぞれ固定され、その各軸受部材21には下部が開放したガイドスロット22がそれぞれ形成され、その各ガイドスロット22にブラシローラ12の芯軸19の長手方向各端部が、回転自在に、かつそのガイドスロット22に沿って矢印F方向(被清掃体の表面に対して接近又は離間する方向)に摺動自在に嵌合している。各ガイドスロット22の幅は、芯軸19の各端部の直径よりもわずかに大きく設定され、これにより芯軸19の各端部が各ガイドスロット22にがたつくことなく嵌合することができる。
ブラシローラ12は、帯電ローラ2の上部領域に位置し、かつその芯軸19の各端部がガイドスロット22に摺動自在に嵌合しているので、ブラシローラ12は、そのブラシ20が、当該ローラ12の自重によって帯電ローラ2の表面に当接する。しかも、芯軸19の各端部がガイドスロット22に回転自在に嵌合しているので、帯電ローラ2が矢印B方向に回転するとき、ブラシローラ12は、帯電ローラ2の表面の移動に従動して矢印G方向に回転することができる。ブラシローラ12が帯電ローラ2の回転に対して連れ回わりし、このとき帯電ローラ2の表面に当接したブラシ20が帯電ローラ2の表面に付着したトナーを除去し、当該表面を清掃するのである。
ところで、先にも説明したように、従来のクリーニング装置のブラシローラは、その長手方向における清掃能力が均一となるように構成されていたのであるが、これにより次のような欠点が生じる。
前述のように、図示していないトナー補給装置から現像装置5の現像ケース6内に補給されたフレッシュなトナーは、第2の現像剤搬送部材32により搬送され、第1の現像剤搬送部材31に受け渡される。フレッシュトナーを含んだ現像剤は現像剤担持体7の長手方向片側から徐々に現像剤担持体7の周面に受け渡されていく。
ここで問題となるのは、トナーに含まれた添加剤である。添加剤としては、トナーの流動性を上げたり、画質を向上させるための各種のものが使われているが、これらの中にはトナー粒子を構成する樹脂よりも像担持体表面に移行しやすいものもある。このため、第2の現像剤搬送部材32から第1の現像剤搬送部材31に現像剤が受け渡されたフレッシュトナー中の添加剤が、図2に破線矢印Iで示すように現像剤担持体7の周面に直ぐに付着し、その添加剤が早い段階で像担持体1の表面に移行する。このようにして、像担持体の周面には、現像剤搬送部材31,32の一端側に対応する像担持体の軸線方向一端側に、他の部分よりも多量の添加剤が付着し、その添加剤がクリーニング装置17を通過して帯電ローラ2の周面に付着する。このため、第1の現像剤搬送部材31と第2の現像剤搬送部材32の一端側E1に対応する帯電ローラ2の一端側の部分に多量の添加剤が付着し、帯電ローラ2の一端側の汚れ量が多くなり、帯電ローラ2の他端側に行くに従って汚れ量が少なくなる。従って、長手方向における清掃能力が一定な従来のブラシローラによっては、帯電ローラ2の一端側の汚れを充分に取り去ることができず、その帯電ローラ部分に対応する像担持体部分に対する帯電能力が低下し、像担持体を均一に帯電できなくなり、これによって画質が劣化し、異常画像が発生するおそれがある。
そこで、本例のクリーニング装置18のブラシローラ12は、その長手方向におけるブラシ20の清掃能力が異なるように構成されている。より具体的には、第1の現像剤搬送部材31と第2の現像剤搬送部材32の一端側E1に対応するブラシローラ12の長手方向一端側E1(図4)の部分が、他のブラシローラ部分よりも清掃能力が高くなるように該ブラシローラ12が構成されているのである。
上記構成により、局部的に汚れ量の多い帯電ローラ2を、その全長に亘って均一に清掃することができ、像担持体1の帯電むらをなくし、高品質な画像を形成することができる。また、ブラシローラ12の全長に亘って清掃能力を高めるのではないため、汚れの少ない帯電ローラ部分に対して、ブラシが過度に大きな摺擦力を及ぼすことがなく、その帯電ローラ部分が早期に摩耗する不具合を防止することができる。
ブラシローラ12の清掃能力を変えるための具体的構成は各種採用できる。たとえば、図4に示したブラシローラ12の長手方向一端側E1のブラシ繊維の曲げ剛性を、他の部分のブラシ繊維の曲げ剛性よりも高く設定する。曲げ剛性の大なるブラシは、帯電ローラ2の周面に強く当るので、その清掃能力が高められ、帯電ローラ周面の汚れを効率よく除去することができる。その際、ブラシローラ12の一端側E1から他端側E2へ向けて徐々にそのブラシ20の曲げ剛性が低くなるように構成してもよいし、ブラシローラ12をその長手方向に複数の部分W1,W2,W3,W4,W5に分け、部分W1から部分W5に向けて順次、ブラシ20の曲げ剛性が低くなるように構成することもできる。すなわち、ブラシの曲げ剛性の高さをW1>W2>W3>W4>W5に設定するのである。
上述のように、清掃能力の高いブラシローラ部分のブラシ繊維の曲げ剛性を、清掃能力の低いブラシローラ部分のブラシ繊維の曲げ剛性よりも高く設定することにより、ブラシローラの長手方向におけるブラシの清掃能力を異ならせることができる。
上述した構成に代え、又は上記構成と共に、清掃能力の高いブラシローラ部分の外径を、清掃能力の低いブラシローラ部分の外径よりも小さく設定することによって、ブラシローラの長手方向におけるブラシの清掃能力を異ならせることもできる。具体的に示すと、図5に例示するように、ブラシローラ12の芯軸19の外径が、その長手方向一端側E1から他端側E2へ向けて漸次大きくなるようにブラシローラ12を構成する。これにより、ブラシローラ12は、その他端側E2の重量が一端側E1よりも大きくなり、ブラシローラ12が帯電ローラ2の表面に当接する圧力は、一端側E1よりも他端側E2の方が大きくなる。このため、ブラシローラ12は、その他端側E2が帯電ローラ2に対して連れ回りし、そのブラシローラ12の他端側E2の表面線速が帯電ローラ2の表面線速とほぼ等しくなる。従って、ブラシローラ12の他端側E2よりも外径の小なるブラシローラ12の一端側E1の表面線速は、帯電ローラ2の表面線速よりも遅くなり、その両者間に線速差ができ、ブラシローラ12の一端側E1のブラシ部分は、帯電ローラ2に対して摺擦することになり、その清掃能力が他端側E2よりも高くなる。これにより、帯電ローラ2の一端側に付着した多量の汚れ、すなわち添加剤を効率よく除去することができる。
ブラシローラ12を帯電ローラ2に連れ回りさせるのではなく、該ブラシローラ12を駆動装置によって積極的に回転駆動する場合も、例えば、そのブラシローラ12の他端側E2の表面線速が帯電ローラ2の表面線速とほぼ等しくなるように、ブラシローラ12を駆動すれば、上述したところと同じ結果が得られる。
上述したいずれの例においても、ブラシローラ12の他端側E2と、汚れの少ない帯電ローラ2の他端側との摺擦力は小さく留められるので、汚れの少ない帯電ローラ2の周面部分に過度に大きな摺擦力が及ぼされることはなく、その摩耗が促進される不具合を防止できる。
なお、図示したクリーニング装置18のブラシローラ12は、駆動装置により回転駆動されるのではなく、帯電ローラ2の回転に従動して回転するので、ブラシローラ12を回転駆動する駆動装置が不要となり、これによって、クリーニング装置18の構成を簡素化できると共に、そのコストを低減することができる。しかも、ブラシ20が帯電ローラ2の表面に過度に強く当ることがないため、帯電ローラ2の表面の摩耗を抑えることもできる。
また、ブラシローラ12が帯電ローラ2に当接しない状態での当該ブラシローラ12の半径と帯電ローラ2の半径との和から、ブラシローラ12が帯電ローラ2に当接した状態での当該ブラシローラ12の中心と帯電ローラ2の中心との間の距離を引いた値が、ブラシ20の食い込み量であるが、この食い込み量が大きくなりすぎると、ブラシ20の繊維が早期に劣化してこれが永久変形し、ブラシの倒れが発生し、逆にブラシの食い込み量が少なすぎると、帯電ローラ2の表面の清掃効率が低下する。規制手段によってブラシローラの中心と帯電ローラの中心の間の距離が一定となるように両者の相対位置を調整してブラシの食い込み量を規制することもできるが、かかる規制手段を設ければ、それだけクリーニング装置のコストが上昇し、その構造が複雑化する。
これに対し、本例のクリーニング装置18においては、ブラシローラ12がその自重によって帯電ローラ2の表面に当接するように構成されているので、ブラシローラ12の重量を調整するだけで、所望するブラシの食い込み量が得られ、上記規制手段を省くことができる。これにより、クリーニング装置18の構造の簡素化と、コストの低減を達成できる。
ブラシ20の繊維の長さは適宜設定できるが、この長さを2mm以下、特に0.4乃至0.6mmに設定することが望ましい。この繊維の長さは、芯軸19に対して固定された繊維部分を除く、フリーとなった繊維部分の長さである。このように繊維の長さを短かくすると、帯電ローラ2の表面に圧接して弾性的に曲げ変形した繊維の基端部に作用する曲げモーメントを小さくすることができる。これにより長期に亘ってブラシの倒れ(永久変形)の発生をより一層効果的に抑えることができ、ブラシローラ12の寿命を伸ばすことができる。ブラシ20の繊維長さを2mmよりも長くすると、その繊維の先端部における繊維間の間隔が大きくなるので、帯電ローラ2の表面に当接した各繊維に加えられる荷重が大きくなり、これによってブラシの倒れが促進されるおそれがあるが、繊維の長さを2mm以下に設定することにより、かかる不具合を回避することができる。
ブラシローラのブラシの先端部に付着したトナーを除去するため、そのブラシをフリッカーに打ち当てるように構成してもよいが、ブラシ20の繊維の長さを上述のように短かくすると、図1に示すように、そのブラシ20をフリッカーに打ち当てずとも、当該ブラシの先端部に付着したトナーを除去することができる。その理由は必ずしも明らかではないが、繊維が2mm以下という短かい長さであると、帯電ローラ2の表面に圧接して弾性変形した繊維が、ブラシローラ12の回転に伴って、帯電ローラ2から離れると、瞬時にして元の形態に弾性復帰するので、このときの衝撃によって繊維の先端部に付着したトナーが当該繊維から飛び出るためであると考えられる。
また、ブラシ20の繊維の太さと、その密度も適宜設定できるが、当該太さを2デニール以下とし、繊維の密度を20000本/cm以上、特に30000本/cmに設定すると、帯電ローラ2の表面に多数本の繊維が当接することになり、これによって各繊維に加えられる荷重を小さくすることができる。これによっても長期に亘ってブラシの倒れの発生を抑えることができる。また、繊維の密度をこのように高めると、帯電ローラ表面に当接する繊維の本数が増大するので、帯電ローラ2の表面を効率よく清掃し、その汚れむらをなくすことができ、像担持体1上に常に高品質な画像を形成することが可能となる。
また、ブラシローラ12の重量も適宜設定できるが、特に当該重量を50g以上で200g以下に設定すると、ブラシ20の適度な食い込み量を保証でき、かつブラシローラ12を円滑に連れ回わりさせることが可能となる。ブラシローラ12の重量が50gより小さいと、ブラシの食い込み量が少なくなりすぎて、帯電ローラ2の表面の清掃効率が低下し、当該重量が200gよりも大きいと、ブラシの食い込み量が過度に大きくなって、ブラシの倒れが促進されやすくなる。
また、ブラシ20を適宜な方法によって芯軸19に固定することができるが、特に、ブラシ20の繊維基端部をブラシローラの芯軸19の周面に静電植毛法により固定すると、芯軸19に対して、短かい繊維を高密度に植毛することができる。これにより、長期間に亘ってブラシの倒れの発生を防止でき、ブラシローラ12の寿命を伸ばすことが可能となる。
例えば、芯軸19の範囲W(図4)に接着剤を塗布し、多数の繊維の基端部をその接着剤に静電的に付着させて、当該繊維の基端部を接着剤を介して芯軸19に固定することができる。
ブラシの繊維の材質も適宜選択できるが、実験によると、特にナイロン66又はPET(ポリエチレンテレフタレート)などの樹脂により当該繊維を構成すると、ブラシの倒れを効果的に抑え、適度な食い込み量が得られることが確認されている。
また、帯電ローラ2に付着したトナーをブラシに静電的に吸引できる材料によって、当該ブラシの繊維を構成すると、帯電ローラ2の表面の清掃効率を一層高めることができる。
被清掃体が、図1に示した帯電ローラ2のように、円柱状に形成された回転体より成る場合には、図6に示すように、その回転体2Aの回転中心Oを通る水平線Hよりも上方の回転体周面の範囲Sにブラシローラ12を当接させれば、そのブラシローラ12の自重によって、ブラシ20を支障なく回転体に当接させることができる。
以上、被清掃体が像担持体1に対向してその像担持体1を帯電する帯電ローラ2である場合のクリーニング装置の例を説明したが、帯電ローラ2以外の各種被清掃体を清掃するために、上述した各構成のクリーニング装置を用いることができる。例えば、図1に示した画像形成装置は、像担持体に形成されたトナー像を転写材に転写したあとの像担持体表面を清掃するクリーニング装置17を有しているが、該クリーニング装置のブラシローラ10を、前述のブラシローラ12と同様に構成して、先に説明した各構成を像担持体用のクリーニング装置17に適用することができる。その場合、第1の現像剤搬送部材31と第2の現像剤搬送部材32の一端側E1に対応するブラシローラ10の長手方向一端側の部分が、他のブラシローラ10の部分よりも清掃能力が高くなるように該ブラシローラ10が構成される。
その他、像担持体上のトナー像が転写される前述の中間転写体上に付着した転写残トナーを除去するために、前述のブラシローラを有するクリーニング装置を用いることもでき、また像担持体上のトナー像が転写される転写材を担持して搬送する転写ベルト8上に付着したトナーを除去するクリーニング装置にも前述の各構成を採用することができる。
画像形成装置の概略構成を示す断面図である。 図1のII−II線に沿って切断した現像装置の断面図である。 ブラシローラの拡大図である。 ブラシローラの正面図である。 ブラシローラの他の例を示す正面図である。 被清掃体に対するブラシローラの配置位置を説明する図である。
符号の説明
1 像担持体
5 現像装置
7 現像剤担持体
31 第1の現像剤搬送部材
32 第2の現像剤搬送部材
E1 一端側
E2 他端側
D 現像剤
J1 第1の方向
J2 第2の方向

Claims (4)

  1. 帯電装置と、該帯電装置により帯電される像担持体と、帯電後の像担持体を露光して該像担持体に静電潜像を形成する露光装置と、該静電潜像をトナー像として可視像化する現像装置と、該像担持体上のトナー像が転写される中間転写体とを具備し、前記現像装置は、添加剤が添加されたトナーとキャリアとを有する現像剤を担持して搬送する現像剤担持体と、該現像剤担持体に対してほぼ平行に配置されて回転駆動される第1の現像剤搬送部材と、該第1の現像剤搬送部材に対してほぼ平行に配置されて回転駆動される第2の現像剤搬送部材とを有し、該第2の現像剤搬送部材により第1の方向に搬送された現像剤が、該第2の現像剤搬送部材の長手方向一端側から前記第1の現像剤搬送部材の長手方向一端側に受け渡され、該第1の現像剤搬送部材に受け渡された現像剤は当該第1の現像剤搬送部材によって前記第1の方向とは逆の第2の方向に搬送され、その搬送された現像剤が前記第1の現像剤搬送部材の長手方向他端側から前記第2の現像剤搬送部材の長手方向他端側に受け渡され、該第2の現像剤搬送部材に受け渡された現像剤は当該第2の現像剤搬送部材によって前記第1の方向に搬送されて、該現像剤が循環搬送され、前記第1の現像剤搬送部材によって前記第2の方向に搬送される現像剤が前記現像剤担持体に供給され、供給された現像剤が、該現像剤担持体に担持されて当該現像剤担持体と前記像担持体との間の現像領域に搬送され、その搬送された現像剤が前記静電潜像の可視像化に供され、前記第2の現像剤搬送部材により搬送される現像剤中に、添加剤が添加されたトナーが補給される画像形成装置において、
    前記中間転写体上に付着した転写残トナーを除去するクリーニング装置を有し、該クリーニング装置は、ブラシが前記中間転写体の表面に当接しながら回転して該中間転写体を清掃するブラシローラを備え、前記第1の現像剤搬送部材と第2の現像剤搬送部材の一端側に対応する前記ブラシローラの長手方向一端側の部分が、他のブラシローラ部分よりも清掃能力が高くなるように該ブラシローラが構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 帯電装置と、該帯電装置により帯電される像担持体と、帯電後の像担持体を露光して該像担持体に静電潜像を形成する露光装置と、該静電潜像をトナー像として可視像化する現像装置と、該像担持体上のトナー像が転写される転写材を担持して搬送する転写ベルトとを具備し、前記現像装置は、添加剤が添加されたトナーとキャリアとを有する現像剤を担持して搬送する現像剤担持体と、該現像剤担持体に対してほぼ平行に配置されて回転駆動される第1の現像剤搬送部材と、該第1の現像剤搬送部材に対してほぼ平行に配置されて回転駆動される第2の現像剤搬送部材とを有し、該第2の現像剤搬送部材により第1の方向に搬送された現像剤が、該第2の現像剤搬送部材の長手方向一端側から前記第1の現像剤搬送部材の長手方向一端側に受け渡され、該第1の現像剤搬送部材に受け渡された現像剤は当該第1の現像剤搬送部材によって前記第1の方向とは逆の第2の方向に搬送され、その搬送された現像剤が前記第1の現像剤搬送部材の長手方向他端側から前記第2の現像剤搬送部材の長手方向他端側に受け渡され、該第2の現像剤搬送部材に受け渡された現像剤は当該第2の現像剤搬送部材によって前記第1の方向に搬送されて、該現像剤が循環搬送され、前記第1の現像剤搬送部材によって前記第2の方向に搬送される現像剤が前記現像剤担持体に供給され、供給された現像剤が、該現像剤担持体に担持されて当該現像剤担持体と前記像担持体との間の現像領域に搬送され、その搬送された現像剤が前記静電潜像の可視像化に供され、前記第2の現像剤搬送部材により搬送される現像剤中に、添加剤が添加されたトナーが補給される画像形成装置において、
    前記転写ベルト上に付着したトナーを除去するクリーニング装置を有し、該クリーニング装置は、ブラシが前記転写ベルトの表面に当接しながら回転して該転写ベルトを清掃するブラシローラを備え、前記第1の現像剤搬送部材と第2の現像剤搬送部材の一端側に対応する前記ブラシローラの長手方向一端側の部分が、他のブラシローラ部分よりも清掃能力が高くなるように該ブラシローラが構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記清掃能力の高いブラシローラ部分のブラシ繊維の曲げ剛性が、該清掃能力の低いブラシローラ部分のブラシ繊維の曲げ剛性よりも高く設定されている請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記清掃能力の高いブラシローラ部分の外径が、該清掃能力の低いブラシローラ部分の外径よりも小さく設定されている請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
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