JP3944991B2 - Automatic payment system and automatic ticket gate system - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば鉄道の駅務に設置されるような自動精算システムに関し、さらに詳しくは定期券や切符等の乗車券の超過乗車料金を精算利用カードを用いて能率よく精算処理する自動精算システム及び自動改札システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
一般に、この種の自動精算システムは、例えば定期券で不足した乗越し運賃をストアードカード（ＳＦカード）で精算する際、図６の路線説明図に示すように、Ａ〜Ｂ駅間の有効区間を備えた定期券と、１０００円の利用金額が付与されたＳＦカードを用いて、Ａ駅から乗車した乗客がＣ駅で降車してＢ〜Ｃ駅間の乗越し運賃を精算するときは、その定期券の乗越し運賃を計算し、この乗越した運賃をＳＦカードから減額して精算している。
【０００３】
このとき、ＳＦカードの減額内容は乗越し運賃が例えば１４０円のとき、ＳＦカードは１４０円減額されて残額８６０円となる。さらに、このＳＦカードでＸ電鉄から他社のＹ電鉄に乗継いでＣ2 〜Ｄ駅間を乗車利用した場合、その乗車運賃が１５０円のとき、ＳＦカードは１５０円減額されて残額は７１０円となり、この結果、乗客は「定期券＋ＳＦカード利用金額２９０円」でＡ〜Ｄ駅間を乗降利用したことになる。
【０００４】
これに対し、Ａ〜Ｄ駅間の乗車利用に際して、定期券で一旦Ｂ駅を降車し、その後、ＳＦカードでＢ〜Ｄ駅間を乗降利用した場合、割引対象の併算割引区間に設定されていると、同カードに記録された乗降データに基づいて例えば２０円割引され、ＳＦカードから使用される減額運賃は２７０円となり、この結果、乗客は「定期券＋ＳＦカード利用金額２７０円」でＡ〜Ｄ駅間を乗降利用することができる。このため、Ｂ駅で一旦降車すれば２０円安くなるという差額が生じる。
【０００５】
従って、単に定期券の不足運賃をＳＦカードから減額するだけでは乗車駅の情報が欠落しているため、併算割引区間であっても、併算割引が適用されない不適な問題を有していた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
そこでこの発明は、乗車券の不足運賃を精算利用カードで精算する際、乗車券の乗車駅情報を精算利用カードに記録すること等により、割引区間の割引利用に対応した精算処理を施すことができる自動精算システム及び自動改札システムの提供を目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
請求項１記載の発明は、乗換駅と降車駅とに自動精算装置を備えた、乗車券の有効区間を超える乗車区間の超過乗車料金を精算利用カードで精算する自動精算システムであって、上記乗換駅の自動精算装置に、上記乗車券の有効区間の終端駅を読取る読取手段と、上記読取手段で読取った乗車券の終端駅情報を、精算利用カードに該精算利用カードの始端駅情報として記録する記録手段とを備え、上記降車駅の自動精算装置に、上記精算利用カードに該精算利用カードの始端駅情報として記録された上記乗車券の終端駅情報を読取る読取手段と、上記読取手段で読取った終端駅から上記降車駅までの区間が割引区間であるかを判定する判定手段と、上記判定手段で割引区間と判定された場合に割引処理を適用する割引処理手段とを備えたことを特徴とする。
【０００８】
請求項１記載の自動精算システムの乗換駅の自動精算装置は、例えば後述する実施例では図６のＣ駅（乗換駅）に設置され、ここでいう終端駅はＢ駅に相当する。
【０００９】
請求項１記載の自動精算システムの降車駅の自動精算装置は、例えば後述する実施例では図６のＤ駅に設置され、ここでいう降車駅は自動精算装置の設置駅であるＤ駅に相当する。
【００１０】
請求項２記載の発明は、請求項１記載の自動精算システムの自動精算装置を自動改札機に適用した自動改札システムであることを特徴とする。
【００１１】
【発明の作用及び効果】
この発明によれば、乗車券の有効区間を超える乗車区間の超過乗車料金を精算利用カードで精算するとき、乗車券の有効区間の終端駅を読取手段が読取り、この読取手段で読取った乗車券の終端駅情報を、記録手段が精算利用カードに記録するため、精算利用カードには乗車券の終端駅情報が記録され、この終端駅情報が精算利用カードの始端駅情報に相当し、この情報を加味した状態で割引処理することができるため、乗車利用区間が割引区間に該当すれば、その割引を適用して公正でサービス性の良い適切な精算処置がなされる。
【００１２】
また、この発明を自動改札機に適用した場合は、改札処理と同時に精算処理を施すことができ、乗客の乗降利用に適した能率のよい自動精算ができるため、精算利用客に対するサービス性の向上が図れ、さらに自動精算機の設置台数を削減あるいは自動精算機を省略することができる。
【００１３】
【実施例】
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図１は駅務の改札口に設置される複数枚券精算機能付き自動改札機１１を示し、この複数枚券精算機能付き自動改札機１１は改札機本体１２の前後に通り抜け制御用の改札扉１３，１４を配設し、また改札機本体１２の上面前後位置に乗車券の投入口１５と放出口１６を配設し、さらに改札機本体１２の上面後部側に改札時の利用案内情報を表示する案内表示器１７を配設している。
【００１４】
図２は複数枚券精算機能付き自動改札機１１の制御回路ブロック図を示し、ＣＰＵ２１はＲＯＭ２２に格納されたプログラムに沿って各回路装置を制御し、その制御データをＲＡＭ２３で読出し可能に記憶する。
磁気券処理機構２４は、投入口１５に定期券、切符、回数券等の乗車券やＳＦカードが投入されたとき、その投入された乗車券やＳＦカードを内部の磁気データ処理部に導いて乗車券やＳＦカードの有効性を読取り、また更新データ書込み処理する。さらに、連続して通行する改札利用者を一人ずつ改札処理するように投入口シャッタを開閉操作し、さらに投入口検知センサで乗車券やＳＦカードの投入を検知し、また放出口検知センサで乗車券やＳＦカードが放出口１６に放出されたことを、また抜取られたことを検知確認する。
【００１５】
扉開閉機構２５は、ＣＰＵ２１が判定した改札利用者の改札可否データに基づいて扉駆動モータを駆動し、同モータの駆動に基づいて各改札扉１３，１４を開閉操作する。
【００１６】
通行者検知機構２６は、改札機本体の通路面側に配設した通行検知センサの検知信号に基づいて通行者の通行状態を検知し、また乗車券データやＳＦカードデータが無効のとき、あるいは無投入改札客のとき、警報器２７より警報出力する。
【００１７】
ところで、ＣＰＵ２１は１人１枚の乗車券を処理するだけでなく、１人に付き複数枚の乗車券を組合わせて精算処理する複数枚券精算処理機能を有している。この複数枚券精算処理機能は、例えば乗継利用目的で使用される定期券とＳＦカードとの組合わせ、１枚だけでは使用できない残少金額の切符とＳＦカードとの組合わせ等で使用されるものであって、１人で２枚あるいは３枚と複数枚の乗車券が投入されたとき、その複数枚の券データを内部の磁気券処理機構２４に導いて読取り、読取った券データに基づいて精算処理する。
【００１８】
例えば、定期券の有効区間を超える乗車利用時にその超過乗車料金をＳＦカードで精算するとき、ＣＰＵ２１は使用された定期券の有効区間の終端駅を磁気券処理機構２４を介して読取り、この読取った定期券の終端駅情報をＳＦカードの始端駅情報として書込む。これにより、ＳＦカードには乗車駅情報が記録され、この乗車駅情報を加味した状態でＳＦカードを精算する。
【００１９】
従って、乗車利用区間が割引対象の併算割引区間に該当すれば、併算割引が適用されて公正な精算処置がなされる。また、改札処理と同時に精算処理を実行する精算機能を兼備えているため、乗客の乗降利用に適した能率のよい自動精算ができ、さらに自動精算機の設置台数を削減あるいは省略することができる。
【００２０】
このように構成された複数枚券精算機能付き自動改札機１１の精算処理動作を図３〜図４に示すフローチャート及び既述した図６の路線説明図を参照して説明する。
今、Ｘ電鉄の車両からＹ電鉄の車両へ乗換えが必要な２ラッチ連絡の乗継路線でＡ〜Ｄ駅間を、定期券（Ａ〜Ｂ駅間の有効区間）を用いてＡ駅から乗車した乗客がＳＦカード（１０００円分）を用いてＣ駅で降車する際、複数枚券精算機能付き自動改札機１１に定期券とＳＦカードとの双方を投入すると、図３に示すように、ＣＰＵ２１は同路線上の乗越したＢ〜Ｃ駅間の乗車運賃を求める（ステップｎ1 ）。
【００２１】
このとき、Ｂ〜Ｃ駅間が併算割引対象の乗車区間か否かを判定し（ステップｎ2 ）、
Ｂ〜Ｃ駅間が併算割引対象の乗車区間であれば、Ｂ〜Ｃ駅間での乗車情報と併算割引対象である旨とをＳＦカードに記録する（ステップｎ3 ）。
【００２２】
これに対し、Ｂ〜Ｃ駅間が併算割引区間でない場合は、Ｂ〜Ｃ駅間での割引のない乗車情報をＳＦカードに記録する（ステップｎ4 ）。
【００２３】
次に、同ＳＦカードを用いてＣ2 駅から乗車した乗客がＤ駅で降車する際、複数枚券精算機能付き自動改札機１１に同ＳＦカードを投入すると、図４に示すように、ＣＰＵ２１は同路線上のＣ2 〜Ｄ駅間の乗車運賃を求め（ステップｎ11）、
このとき、Ｃ2 〜Ｄ駅間が併算割引対象の区間か否かを判定し（ステップｎ12）、
Ｃ2 〜Ｄ駅間が併算割引対象の区間であれば、ＳＦカードから併算割引運賃を加味した乗車運賃をＳＦカードから減額処理する。この場合は、Ｂ〜Ｄ駅間の通算の乗車運賃「２９０−２０＝２７０円」がＳＦカードから減額され、この精算情報が記録される（ステップｎ13）。
【００２４】
これに対し、Ｃ2 〜Ｄ駅間が併算割引区間でない場合は、Ｃ2 〜Ｄ駅間での割引のない乗車情報をＳＦカードに記録して、定期券とＳＦカードとを用いた１精算処理が終了する（ステップｎ14）。
【００２５】
この他、Ｘ電鉄からＹ電鉄への車両の乗換えが不要なノーラッチ連絡の路線でＡ〜Ｄ駅間を、定期券（Ａ〜Ｂ駅間の有効区間）とＳＦカード（１０００円分）を用いて乗降利用する場合の複数枚券精算機能付き自動改札機１１の精算処理動作を図５に示すフローチャート及び既述した図６の路線説明図を参照して説明する。
【００２６】
今、定期券を用いてＡ駅から乗車した乗客がＤ駅で降車する際、複数枚券精算機能付き自動改札機１１に定期券とＳＦカードとの双方を投入すると、ＣＰＵ２１は同路線上のＢ〜Ｄ駅間の乗車運賃を求め（ステップｎ21）、
このとき、Ｂ〜Ｄ駅間が併算割引対象の区間か否かを判定し（ステップｎ22）、
Ｂ〜Ｄ駅間が併算割引対象の区間であれば、ＳＦカードから併算割引運賃を加味した乗車運賃をＳＦカードから減額処理する。この場合もＢ〜Ｄ駅間の通算の乗車運賃「２９０−２０＝２７０円」がＳＦカードから減額され、この精算情報が記録され、この精算情報がＳＦカードに記録される（ステップｎ23）。
【００２７】
これに対し、Ｂ〜Ｄ駅間が併算割引区間でない場合は、Ｂ〜Ｄ駅間での割引のない乗車情報をＳＦカードから減額処理し、その精算情報を同ＳＦカードに記録する（ステップｎ24）。
【００２８】
上述のように、定期券で乗越した超過乗車料金をＳＦカードで精算するとき、定期券に記録された有効区間の終端駅を読取り、この読取った定期券の終端駅情報をＳＦカードに記録することにより、ＳＦカードに乗車駅情報を加味した状態で精算することができる。このため、乗車利用区間が併算割引区間に該当すれば、その併算割引を適用して公正でサービス性の良い精算処置がなされ、また改札処理と同時に精算処理ができる精算機能を兼備えているため、乗客の乗降利用に適した能率のよい自動精算ができ、この複数枚券精算機能付き自動改札機の有効利用によって、この自動改札機の周辺に設置される自動精算機の削減あるいは省略することができる。
【００２９】
この発明と、上述の一実施例の構成との対応において、
この発明の自動精算装置及び自動改札機は、実施例の複数枚券精算機能付き自動改札機１１に対応し、
以下同様に、
乗車券は、実施例の定期券に対応し、
精算利用カードは、ＳＦカードに対応し、
読取手段及び記録手段は、磁気券処理機構２４に対応し、
判定手段及び割引処理手段は、ＣＰＵ２１に対応するも、
この発明は、請求項に示される技術思想に基づいて応用することができ、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図１】 この発明の複数枚券精算機能付き自動改札機の外観斜視図。
【図２】 この発明の複数枚券精算機能付き自動改札機の制御回路ブロック図。
【図３】 この発明のＡ〜Ｃ駅間の精算処理動作を示すフローチャート。
【図４】 この発明のＣ2 〜Ｄ駅間の精算処理動作を示すフローチャート。
【図５】 この発明のＡ〜Ｄ駅間の精算処理動作を示すフローチャート。
【図６】 Ｘ電鉄とＹ電鉄を結ぶＡ〜Ｄ駅間の路線説明図。
【符号の説明】
１１…複数枚券精算機能付き自動改札機
２１…ＣＰＵ
２４…磁気券処理機構[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an automatic settlement system installed in, for example, a railway station service, and more specifically, an automatic settlement system that efficiently processes an excess boarding fee for a ticket such as a commuter pass or a ticket using a settlement use card. And an automatic ticket gate system.
[0002]
[Prior art]
In general, this type of automatic checkout system, for example, when paying the transit fare that is insufficient with a commuter pass with a stored card (SF card), as shown in the route explanatory diagram of FIG. When a passenger boarding from A station gets off at C station using the commuter pass with a 1,000 yen usage fee and settles the transit fare between B and C stations, The boarding fare of the commuter pass is calculated, and this fare is reduced from the SF card and settled.
[0003]
At this time, the content of the SF card reduction is, for example, when the transit fare is 140 yen, the SF card is reduced by 140 yen to a remaining amount of 860 yen. In addition, if you use this SF card to transfer from C Electric Railway to another company's Y Electric Railway between C2 and D stations, when the fare is 150 yen, the SF card will be reduced by 150 yen and the remaining amount will be 710 yen As a result, the passenger has used the “commuter pass + SF card usage amount of 290 yen” to get on and off between the A and D stations.
[0004]
On the other hand, if you use the commuter pass to get off at station B, and then use the SF card to get on and off between stations B and D, you will be set as a discounted discount zone. For example, a discount of 20 yen is applied based on the boarding / alighting data recorded on the card, and the reduced fare used from the SF card is 270 yen. As a result, the passenger can use "commuter pass + SF card usage amount 270 yen" You can get on and off between A and D stations. For this reason, there is a difference that once you get off at station B, the price will be reduced by 20 yen.
[0005]
Therefore, since the information on the boarding station is missing simply by reducing the fare for the commuter pass from the SF card, there is an inappropriate problem that the combined discount is not applied even in the combined discount section. .
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
Therefore, the present invention may apply a settlement process corresponding to discount use of a discount section by, for example, recording the boarding station information of the ticket on the settlement use card when the shortage fare of the ticket is settled with the settlement use card. The purpose is to provide an automatic payment system and automatic ticket gate system.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to claim 1 is an automatic checkout system that includes an automatic checkout device at a transfer station and a disembarkation station, and sets up an excess boarding fee for a boarding section that exceeds the valid section of a ticket using a checkout card. Reading means for reading the end station of the valid section of the ticket to the automatic checkout device at the transfer station, and information on the terminal station of the ticket read by the reading means are used as the starting station information of the checkout use card in the checkout use card. Recording means for recording, reading means for reading end station information of the boarding ticket recorded as starting station information of the settlement use card on the settlement use card in the automatic settlement apparatus for the alighting station, and the reading means the section up to the destination station is provided with determining means for determining a discount section, and discount processing means for applying a discount process when it is determined that the discount segment in the determining means from the read termination station: And features.
[0008]
The automatic settlement system for a transfer station of the automatic settlement system according to claim 1 is installed, for example, at station C (transfer station) in FIG. 6 in the embodiment described later, and the terminal station here corresponds to station B.
[0009]
The automatic settlement apparatus for the exit station of the automatic settlement system according to claim 1 is installed at, for example, the D station in FIG. 6 in the embodiment described later, and the exit station here corresponds to the D station where the automatic settlement apparatus is installed. To do .
[0010]
The invention described in claim 2 is an automatic ticket check system in which the automatic checkout apparatus of the automatic checkout system described in claim 1 is applied to an automatic ticket checker.
[0011]
[Action and effect of the invention]
According to this invention, when the excess boarding fee of the boarding section exceeding the valid section of the ticket is settled with the settlement use card, the reading means reads the terminal station of the valid section of the ticket, and the ticket read by the reading means Because the recording means records the terminal station information of the card on the card, the terminal card information of the ticket is recorded on the card, and this terminal station information corresponds to the terminal information of the card. Therefore, if the boarding use section falls under the discount section, the discount is applied and appropriate settlement with fair and good service is performed.
[0012]
Also, the case of applying the present invention to an automatic ticket gate, it is possible to apply simultaneously settlement process and ticket gate process, since it is a good automatic settlement of efficiency suitable for passenger use passenger services against payment customer Improvements can be made, and the number of automatic checkout machines can be reduced or automatic checkout machines can be omitted.
[0013]
【Example】
An embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
FIG. 1 shows an automatic ticket gate 11 with a multiple ticket settlement function installed at a ticket gate of a station service. This automated ticket gate 11 with a multiple ticket settlement function passes through a ticket machine main body 12 before and after the ticket gate body 12 for control. 13 and 14, and a ticket entry port 15 and a discharge port 16 are provided at the front and rear positions of the upper surface of the ticket gate body 12, and usage guide information at the time of the ticket gate is provided on the rear upper surface of the ticket gate body 12. A guidance display 17 for displaying is provided.
[0014]
FIG. 2 shows a control circuit block diagram of the automatic ticket checker 11 with a multiple ticket settlement function. The CPU 21 controls each circuit device in accordance with a program stored in the ROM 22 and stores the control data so that it can be read out by the RAM 23. .
When a ticket or SF card such as a commuter pass, ticket or coupon ticket is inserted into the slot 15, the magnetic ticket processing mechanism 24 guides the inserted ticket or SF card to the internal magnetic data processing unit. The validity of the ticket and the SF card is read, and update data is written. In addition, the gate shutter is opened and closed so that the ticket gate users who pass through one by one are processed one by one, the insertion port detection sensor detects the insertion of a boarding ticket or SF card, and the discharge port detection sensor gets on the vehicle. It is detected and confirmed that the ticket or SF card has been discharged to the discharge port 16 and has been removed.
[0015]
The door opening / closing mechanism 25 drives the door drive motor based on the ticket gate permission data of the ticket gate user determined by the CPU 21, and opens / closes the ticket gates 13 and 14 based on the driving of the motor.
[0016]
The passer-by detection mechanism 26 detects the pass-by state of a passer-by based on a detection signal of a pass detection sensor disposed on the passage surface side of the ticket gate body, and when the ticket data and SF card data are invalid, or When there is no ticket gate, a warning is output from the alarm device 27.
[0017]
By the way, the CPU 21 not only processes one ticket per person, but also has a multiple ticket settlement processing function for performing settlement processing by combining a plurality of tickets per person. This multi-ticket settlement processing function is used, for example, in the combination of a commuter pass used for transit purposes and an SF card, or in the combination of a small amount ticket and an SF card that cannot be used alone. When two or three and a plurality of tickets are inserted by one person, the plurality of ticket data is led to the internal magnetic ticket processing mechanism 24 and read, and the read ticket data Settlement process based on.
[0018]
For example, when the excess boarding fee is settled with an SF card when using a boarding that exceeds the valid section of the commuter pass, the CPU 21 reads the terminal station of the valid section of the used commuter pass through the magnetic ticket processing mechanism 24 and reads this. The end station information of the commuter pass is written as the start station information of the SF card. Thereby, boarding station information is recorded on the SF card, and the SF card is settled in a state where this boarding station information is taken into consideration.
[0019]
Therefore, if the boarding use section corresponds to the discount discount combined discount section, the combined discount is applied and fair settlement is performed. In addition, since it has a settlement function that executes the settlement process at the same time as the ticket gate process, it is possible to perform efficient automatic settlement that is suitable for passengers getting on and off, and further, the number of installed automatic settlement machines can be reduced or omitted. .
[0020]
The settlement processing operation of the automatic ticket checker 11 with the multiple ticket settlement function configured as described above will be described with reference to the flowcharts shown in FIGS. 3 to 4 and the route explanatory diagram of FIG.
Take a 2-latch connecting transfer line that requires a transfer from an X electric train to a Y electric train from A station to A station using a commuter pass (effective section between A and B stations). When the passenger who gets off at C station using the SF card (for 1000 yen) inserts both the commuter pass and the SF card into the automatic ticket gate 11 with multiple ticket settlement function, as shown in FIG. The CPU 21 obtains the boarding fare between the stations B and C that have been carried over on the same route (step n1).
[0021]
At this time, it is determined whether the area between B and C stations is a boarding section subject to the combined discount (step n2).
If the section between B and C stations is the boarding section subject to the combined discount, the boarding information between the stations B and C and the fact that it is the target for the combined discount are recorded on the SF card (step n3).
[0022]
On the other hand, if the area between B and C stations is not a combined discount zone, boarding information without discount between B and C stations is recorded on the SF card (step n4).
[0023]
Next, when a passenger boarding from the C2 station using the SF card gets off at the D station, when the SF card is inserted into the automatic ticket gate 11 with a multi-ticket settlement function, as shown in FIG. Find the fare between C2 and D stations on the same route (step n11),
At this time, it is determined whether or not the area between C2 and D stations is a section subject to the combined discount (step n12).
If the section between C2 and D stations is subject to the combined discount, the boarding fare including the combined discount fare from the SF card is reduced from the SF card. In this case, the total boarding fare “290-20 = 270 yen” between BD stations is reduced from the SF card, and this settlement information is recorded (step n13).
[0024]
On the other hand, when C2 to D station is not a combined discount zone, boarding information without discount between C2 and D station is recorded on SF card, and 1 checkout process using commuter pass and SF card Ends (step n14).
[0025]
In addition, using a commuter pass (valid section between A and B stations) and SF card (for 1,000 yen) on a no-latch connection route that does not require a transfer of vehicles from X Electric Railway to Y Electric Railway Next, the settlement processing operation of the automatic ticket checker 11 with the multiple ticket settlement function when boarding and exiting will be described with reference to the flowchart shown in FIG. 5 and the route explanatory diagram of FIG.
[0026]
Now, when a passenger boarding from A station using a commuter pass gets off at D station, if both the commuter pass and the SF card are inserted into the automatic ticket gate 11 with multiple ticket settlement function, the CPU 21 is on the same route. Find the fare between BD stations (step n21),
At this time, it is determined whether or not the area between B and D stations is a section subject to the combined discount (step n22).
If the interval between B and D stations is the target of the combined discount, the boarding fare including the combined discount fare from the SF card is reduced from the SF card. Also in this case, the total boarding fare “290-20 = 270 yen” between the BD stations is reduced from the SF card, this settlement information is recorded, and this settlement information is recorded on the SF card (step n23).
[0027]
On the other hand, if the distance between BD stations is not a combined discount zone, boarding information without discounts between BD stations is reduced from the SF card, and the settlement information is recorded on the SF card (step) n24).
[0028]
As described above, when the excess boarding fee that has been overtaken with the commuter pass is settled with the SF card, the end station of the valid section recorded on the commuter pass is read, and the end station information of the read commuter pass is recorded on the SF card. Thus, the payment can be made in a state where the boarding station information is added to the SF card. For this reason, if the boarding usage section falls under the combined discount section, the combined discount is applied to provide a fair and serviceable settlement process, and also has a settlement function that can perform the settlement process at the same time as the ticket gate process. Therefore, it is possible to perform efficient automatic payment that is suitable for passengers getting on and off, and by effectively using this automatic ticket checker with multiple ticket checkout function, the number of automatic checkout machines installed around this automatic ticket checker can be reduced or omitted. can do.
[0029]
In correspondence between the present invention and the configuration of the above-described embodiment,
The automatic settlement apparatus and automatic ticket gate of the present invention correspond to the automatic ticket gate 11 with a multiple ticket settlement function of the embodiment,
Similarly,
The ticket corresponds to the commuter pass of the example,
Checkout cards are compatible with SF cards,
The reading means and recording means correspond to the magnetic ticket processing mechanism 24,
The determination means and the discount processing means correspond to the CPU 21,
The present invention can be applied based on the technical idea shown in the claims, and is not limited to the configuration of the above-described embodiment.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an external perspective view of an automatic ticket gate with a multiple ticket settlement function according to the present invention.
FIG. 2 is a control circuit block diagram of an automatic ticket gate with a multiple ticket settlement function according to the present invention.
FIG. 3 is a flowchart showing an adjustment processing operation between stations A to C according to the present invention.
FIG. 4 is a flowchart showing a settlement processing operation between C2 and D stations according to the present invention.
FIG. 5 is a flowchart showing a settlement processing operation between stations A to D of the present invention.
FIG. 6 is an explanatory diagram of routes between A to D stations connecting X Electric Railway and Y Electric Railway.
[Explanation of symbols]
11 ... Automatic ticket gate with multiple ticket settlement function 21 ... CPU
24 ... Magnetic ticket processing mechanism

Claims (2)

乗換駅と降車駅とに自動精算装置を備えた、乗車券の有効区間を超える乗車区間の超過乗車料金を精算利用カードで精算する自動精算システムであって、
上記乗換駅の自動精算装置に、
上記乗車券の有効区間の終端駅を読取る読取手段と、
上記読取手段で読取った乗車券の終端駅情報を、精算利用カードに該精算利用カードの始端駅情報として記録する記録手段とを備え、
上記降車駅の自動精算装置に、
上記精算利用カードに該精算利用カードの始端駅情報として記録された上記乗車券の終端駅情報を読取る読取手段と、
上記読取手段で読取った終端駅から上記降車駅までの区間が割引区間であるかを判定する判定手段と、
上記判定手段で割引区間と判定された場合に割引処理を適用する割引処理手段とを備えた自動精算システム。An automatic checkout system that includes automatic checkout devices at transfer stations and drop-off stations, and uses the checkout card to check out the excess boarding charges in the boarding section that exceeds the valid section of the ticket.
In the automatic checkout device at the above transfer station,
Reading means for reading the terminal station of the valid section of the ticket;
Recording means for recording the end station information of the ticket read by the reading means on the settlement use card as the beginning station information of the settlement use card ,
In the automatic settlement device at the above-mentioned getting off station
Reading means for reading the terminal information of the boarding ticket recorded as the starting terminal information of the payment use card on the payment use card;
Determining means for determining whether the section from the terminal station read by the reading means to the disembarking station is a discount section;
An automatic settlement system comprising discount processing means for applying a discount process when it is determined that the discount section is a discount section . 請求項１記載の自動精算システムの自動精算装置を自動改札機に適用したことを特徴とする自動改札システム。  An automatic ticket gate system, wherein the automatic ticket checker according to claim 1 is applied to an automatic ticket checker.

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