JP3944510B2 - 無線通信システムのための単純で頑強性のある符号追跡ループ - Google Patents

無線通信システムのための単純で頑強性のある符号追跡ループ Download PDF

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Description

本発明は、無線通信の分野に関する。より詳細には、本発明は、スペクトラム拡散通信システムの分野のための改良された符号追跡システムおよび方法に関する。
符号分割多重接続(CDMA)技術は、移動セルラ電話システムで広く使用されている。CDMA技術の利点の1つは、マルチパスのフェーディングが生じる可能性のある状況で非常に頑強性があることである。通例CDMAの受信に用いられるレイク(rake)受信機は、相関器の群と合成器から構成される。各相関器あるいはレイクフィンガを使用して広帯域のフェーディングチャネルの最も強いマルチパス成分(フィンガ)の1つを個別に検出および復調し、合成器は、すべての相関器出力を合成して、それら最も強いマルチパス成分から合成されたエネルギーを得る。
マルチパス信号の数とそれら信号の位置は時間の経過とともに変化するので、各マルチパス成分の時間追跡が必要となる。この時間追跡のために、遅延ロックループ(DLL)とも称される符号追跡ループ(CTL:code-tracking loop)が通例使用される。従来のCTL設計では、電圧制御発振器(VCO:voltage controlled oscillator)または数値制御発振器(NCO:numerically controlled oscillator)が用いられていた。CTLは、コヒーレントである場合も、非コヒーレントである場合もある。コヒーレントと非コヒーレントは、逆拡散されたデータを合計して誤差信号を生成する方式に関連する。
本発明によれば、ワイヤレスのマルチパスフェーディングチャネルを介して送信されるスペクトラム拡散信号のマルチパス成分の時間追跡に、単純で頑強性のある符号追跡ループ(CTL)が使用される。このCTLは、擬似雑音シーケンスを使用してearlyデータサンプルおよびlateデータサンプルを逆拡散すること、逆拡散により誤差信号を出力すること、複数のon−time、early、およびlateサンプルを調整すること、および誤差信号のデータレートの分数比例として制御信号のデータレートを決定することを含む。このCTLは、単純に実施できる構造を有する。2つのマルチパスが互いに非常に近い場合に2つのマルチパス間の干渉を打ち消すためのジョイントCTLも開示される。
図面を参照して本発明を説明する。図面中では同様の要素は同様の参照符号で表す。
図1は、無線通信リンクの図であり、この通信リンクは、1つまたは複数の基地局11(図を簡潔にするために1つのみを示す)、および、1つまたは複数の無線送受信装置(WTRU:wireless transmit and receive unit)12(図を簡潔にするために1つのみ示す)を含む。基地局は、送信機(図示せず)および受信機13を含み、WTRU12は、送信機(図示せず)と受信機14を含む。基地局11の少なくとも1つとWTRU12は送信機能を有し、アンテナ17、18で表すように、基地局11とWTRU12の間に通信リンクが確立される。当業者には、本発明のCTL21は、受信機13または14などの受信機中に実施されることが理解されよう。
CTLは、early信号およびlate信号(すなわちサンプル)を使用して、タイミング追跡のための誤差信号を生成する。earlyサンプルとlateサンプルは、on−timeの信号よりもそれぞれ1/2チップ(1/2チップ間隔)早いサンプルと、1/2チップ(1/2チップ間隔)遅いサンプルと定義される。1「チップ」は、拡散符号の1ビットを送信する時間間隔であり、半チップは、1チップ間隔の半分の時間間隔である。1チップ時間間隔の周波数は「チップレート」と呼ばれる。UMTS CDMAおよびCDMA2000の標準では、チップレートは、3.84MHz/秒と規定される。
図2を参照すると、本発明によるCTL21のブロック図を示す。入力は、チップレートの16倍のサンプリングレートによるデータサンプルである。ここには具体的なデータデートを述べるが、このデータレートは単なる例として提供していることに留意されたい。例えば、データサンプルレートは様々に異なってよいが、8および16のサンプリングレートが一般的なサンプルレートである。16倍のサンプリングレートを使用する別の例では、16サンプルごとにサンプルの1つが「on−time」の同期されたサンプルになり、そのサンプルが逆拡散、復調、およびレイク合成に用いられる。CTL21は、このタイミングを追跡し、このon−timeサンプルを選択する。この目的を達成するために、CTL21は、earlyサンプルおよびlateサンプルを使用する。
CTL21は、入力サンプルセレクタ23、earlyサンプル擬似雑音(PN)逆拡散器25、lateサンプルPN逆拡散器26、early−late検出器27、積分およびダンプ回路28、符号計算器29、および加算器30を含む。入力サンプルセレクタ23は、earlyサンプルおよびlateサンプルをPN逆拡散器25、26に提供し、逆拡散器は、early−late検出器27に信号を提供する。early−late検出器27は、late二乗計算器27a、early二乗計算器27b、および加算器27cを含む。early−late検出器27の出力は、誤差信号であり、その信号は積分およびダンプ回路28に提供される。積分およびダンプ回路28の出力は、符号計算器29に送られる。符号計算器29は、加算器30への入力である±1の信号を出力する。加算器30は、この相対的なタイミング制御信号(すなわち−1/+1)を、以前の結果を考慮に入れて絶対的なタイミング制御信号に変換する。加算器30の出力は、入力サンプルセレクタ23に送られてループを形成する。
積分およびダンプ回路28の積分器によって行われる積分機能で、信号電力を累算し、信号対雑音比を改善する。定義された、あるいはあらかじめ決められた時間にわたって信号が積分されると、その積分値が出力される。次の期間にわたって信号を積分するために、まず積分器中の信号をクリアする。したがって、積分器が異なる期間の間で不連続的に信号を積分する手順を「積分およびダンプ」と称する。積分の間隔は、パイロットシンボルの間隔になるように選択される。好ましい実施形態では、パイロットシンボルの間隔は所定数のチップであり、この例示的実施形態では256チップである。
CTL21は、まずearlyサンプルとlateサンプルを逆拡散することにより動作する。earlyサンプルおよびlateサンプルは、受信機に既知のPNシーケンスによって逆拡散される。逆拡散されたデータを、それぞれearlyサンプルとlateサンプルについてSe(k)およびSl(k)と表し、ここでSe(k)およびSl(k)は複素数であり、kは時間領域内でk番目のデータを表す。early−late検出器27は、逆拡散されたデータあるいはデータシンボルを使用して誤差信号を生成し、この誤差信号は式(1)を使用して非コヒーレントに得ることができる。
r(k)=|Se(k)|2−|Sl(k)|2 式(1)
(N>1)であるN個の誤差信号Er(k)それぞれについて、それらN個の誤差信号Er(k)の合計の符号に従って制御信号C0が生成され、これを次のように表すことができる。
Figure 0003944510
この制御信号C0を使用して、すべてのon−timeサンプル、earlyサンプル、およびlateサンプルを、Mサンプルだけ前方または後方に調整する。通例はM=1または2、あるいはM/16チップであり、後者の場合は通例1/16チップまたは1/8チップである。したがって、この制御信号C0のデータレートは、誤差信号Er(k)のデータレートの1/Nになる。
なお図2を参照すると、事例によっては送信されるデータを推定することができる。これが当てはまる場合(送信データを推定できる場合)、この推定は、初めに、逆拡散されたearly信号および逆拡散されたlate信号から変調データを除去することによって行われる。この結果、それぞれ
e(k)*a(k)* 式(3)
l(k)*a(k)* 式(4)
となり、a(k)は、送信されるシンボルまたは送信信号の推定値であり、( )*は、共役を表す。その後、データを除去したN1個の逆拡散されたearly信号およびlate信号をコヒーレントに合計して、次のように誤差信号Er(k)を計算する。
Figure 0003944510
逆拡散されたデータSe(k)およびSl(k)は、BPSK変調の場合は{−1,+1}、またはQPSK変調の場合は{−1,+1,−j,+j}である復調シンボルa(k)を含んでいる。式(3)および(4)のように逆拡散したデータSe(k)またはSl(k)にa(k)の共役を乗算すると、逆拡散したデータSe(k)またはSl(k)中のa(k)成分が「除去」される。
1個の逆拡散されたearly信号またはlate信号はすべて1つの誤差信号を生成するので、誤差信号Er(k)のデータレートは、逆拡散されたearlyまたはlate信号のデータレートの1/N1になる。N>1であるN個の信号Er(k)すべてについて、それらN個の誤差信号の和の符号に従って制御信号C0が生成され、この制御信号C0のデータレートは、誤差信号のデータレートの1/(N1×N)になる。
いずれの場合も誤差信号Er(k)が生成される。式(1)は、1つの逆拡散データシンボルを使用して1つの誤差信号Er(k)を生成する。式(5)は、N1個の逆拡散データシンボルを使用して1つの誤差信号Er(k)を生成する。したがって、誤差信号Er(k)のデータレートは、N1倍単位で異なることになる。
本発明の一実施形態によれば、コヒーレントな手法と非コヒーレントな手法の両方が使用される。コヒーレントな検出では、式5における和のように(あるいは下記で詳細に説明するように、式7の内部和のように)コヒーレントに信号を加算する(すなわち複素数を直接合計する)。非コヒーレントな検出では、式6を参照して説明する和のように信号を非コヒーレントに加算する(すなわち複素数の二乗の和)。これら2つの手法の違いは、コヒーレントな検出の方が、非コヒーレントな検出よりも性能が優れていることである。しかし、コヒーレントな検出を使用してより優れた性能を得るためには、式5で行われるように、送信される信号a(k)が分かるか、または推定しなければならない。
本発明による、低サンプリングレートの入力データを使用したCTL31の第2の実施形態を図3に示す。CTL31は、補間器33、earlyサンプルPN逆拡散器35、lateサンプルPN逆拡散器36、early−late検出器37、積分およびダンプ回路38、符号計算器39、および加算器40を含む。補間器33は、earlyおよびlateサンプルをPN逆拡散器35、36に提供し、PN逆拡散器は、early−late検出器37に信号を提供する。early−late検出器37は、late信号二乗計算器37a、early信号二乗計算器37b、および加算器37cを含む。early−late検出器37の出力は誤差信号Er(k)であり、この信号が積分およびダンプ回路38に提供される。積分およびダンプ回路38の出力は、符号計算器39に送られる。
符号計算器39は、加算器40に供給される±1信号を出力する。加算器40は、相対的なタイミング制御信号(すなわち−1/+1)を、以前の結果を考慮して絶対的なタイミング制御信号に変換する。加算器40の出力は、補間器33に送られて、図2に示すのと同様にループを形成する。
低サンプリングレートの入力データの場合、サンプリングレートは通例1チップにつき2サンプルである。on−timeのサンプルおよびearly/lateサンプルのタイミングを何分の1チップ(例えば1/16チップまたは1/8チップ)だけ前または後ろに調節するために、補間器33を使用して、以前のサンプルからそのような時間量だけオフセットされたすべてのon−timeサンプル、およびearly/lateサンプルを生成する。
図から分かるように、入力データレートは、図2に示す入力サンプルセレクタ23と、図3に示す補間器33とで異なる。サンプルセレクタ23は、使用すべき入力サンプルを制御信号C0に従って選択する。補間器33は、1チップにつき2入力サンプルしか有さないので、制御信号の入力に従って、必要とされるサンプルを再生成または補間しなければならない。
図2のCTL21は、高速のアナログ/デジタル変換器(ADC)を必要とする。図3のCTL31は、価格の低い低速ADCを使用するが、CTL31は、要求されるサンプルを再生成するために余分な補間器も必要とする。CTL21では、高いデータレート(すなわち16サンプル/チップ)が使用され、したがって高速のADCが必要となる。CTL31では、低データレート(すなわち2サンプル/チップ)が使用され、したがって低速のADCが必要となる。これら異なるデータレートは異なる実用例に必要とされる。例えば、図4では、2サンプル/チップと補間器53を使用するので低速のADCが好ましい。
UMTS FDD標準に対応する例示的実施形態では、アップリンク通信には、専用物理制御チャネルのすべてのスロットが10個のシンボル(パイロットビット、送信電力制御ビット、およびTFCIビットを含む)を含む。それら10シンボルの中で、パイロットシンボルは受信機に既知であるが、電力制御ビットおよびTFCIビットは受信機に既知ではない。SEk,jおよびSLk,jが、k番目のスロットのj番目のシンボルについての逆拡散されたearly信号およびlate信号を表すとする。CTL31を2フレーム(1フレームにつき15スロット、および2フレームにつき30スロットある)ごとに更新する場合、非コヒーレントな組合せを用いる積分およびダンプ回路38の出力における制御信号C0は、次のように表すことができる。
Figure 0003944510
あるいは、CTL31は、1スロットからのいくつかのearly信号およびlate信号をコヒーレントに合計し、そして二乗と誤差信号Er(k)を計算する。ここでもCTL31を2フレームごとに更新する場合、積分器の出力における制御信号C0は次のように表すことができる。
Figure 0003944510
ここでak,jは、k番目のスロットのj番目のシンボル中の既知のパイロットビットまたは推定される電力制御/TFCIビットである。
以下の項目の各種組合せを実施することにより、いくつかのさらなる代替法が可能である。1)入力サンプルセレクタ23(図2に示す高速ADCの場合)または補間器33(図3に示す低速ADCの場合)を使用する、2)式1および6のように非コヒーレントな誤差信号の計算を用いるか、または式5および7のようなコヒーレントな誤差信号の計算を用いる、3)式1〜5、6、および7のように誤差信号の二乗を使用するか、式9のように誤差信号の絶対値を使用する。上述したように、図2では入力サンプルセレクタ、非コヒーレントな誤差信号計算、および誤差信号の二乗(式1)を使用し、図3では、補間器、非コヒーレントな誤差信号計算、および誤差信号の二乗(式1)を使用する。下記で説明する図4では、補間器、非コヒーレントな誤差信号計算、および誤差信号の絶対値を使用する。
上記で説明したように、式(6)および(7)は、上記のように誤差信号Er(k)を生成する2つの異なる方法を表す。式(6)は非コヒーレントな検出を使用し、式(1)の誤差信号生成を使用し、式(7)はコヒーレントな検出を使用し、式(5)の誤差信号生成を使用する。「SIGN」はタイミングを前方または後方に調整するために使用される。式(6)または(7)の符号が正である時はタイミングを後ろに調整し、一方、式(6)または(7)の符号が負である時はタイミングを前に調整する。
本発明によるUMTS FDDのためのCTLの一実施形態を図4に示す。CTL回路51は、補間器53、遅延回路54、earlyPN逆拡散器55およびlatePN逆拡散器56、それぞれの信号の絶対値を計算する2つの絶対値計算回路57、58、および加算器59を含む。積分およびダンプ回路63、符号計算器64、および第2の加算器65も含まれる。補間器53は、単一のearly/late出力を遅延回路54に提供し、遅延回路54は、early信号をearlyPN逆拡散器55に提供する。補間器53の出力は、直接latePN逆拡散器56に提供され、逆拡散器55、56の出力は、それぞれの絶対値計算回路57、58に提供される。
earlyサンプルとlateサンプルの間隔は正確に1チップ間隔であり、1サンプル遅延させることによりlateサンプルからearlyサンプルを得ることができるので、図4の回路は、式(1)および(6)で説明した第1の誤差信号生成方法を用いる。さらに、図4では、early信号二乗計算器37aおよびlate信号二乗計算器37bによって行われる二乗計算が、ハードウェアの複雑性を簡略化するために絶対値計算に置き換えられる。
式(9)と式(1)を比較すると、積分およびダンプ回路63が式(6)に記載した加算を行い、符号計算器64が式(6)に記載した符号(+または−)を解決することに気づかれよう。この符号から相対的なタイミングの調整を生成するので、以前の絶対的なタイミングに新たに得られる相対的な調整を合計することにより、新しい絶対的なタイミング信号が生成される。これは加算器65で行われる。
(絶対値計算回路57、58で計算されたearly逆拡散器55およびlate逆拡散器56の)絶対値は加算器59に提供され、加算器59は、誤差信号Er(k)を出力として積分およびダンプ回路63に提供し、回路63は、符号計算器64に出力する。符号計算器64からの出力は、±1信号にハード制限され、位相制御信号として補間器53に供給されてループを形成する。
誤差信号Δk,jは、Ek,jの絶対値とLk,jの絶対値の差分であり、これは次のように表すことができる。
Δk,j=|Ek,j|−|Lk,j| (式9)
積分およびダンプ回路63は、誤差信号の絶対値を提供し、回路63の出力は、合計された誤差信号の符号に応じて、符号計算器64により+1か−1のいずれかにハード制限される。この+1または−1を使用して、すべての時間通りのサンプル、earlyサンプル、およびlateサンプルのタイミングを1/8チップだけ前または後ろに調整し、これは、補間器の位相を制御することにより実施される。この補間器の位相は、新しい入力データ(+1または−1)を用いて1つ前の位相を減算することによって更新される。
補間器53は、4サンプル(1/2チップ分のサンプリング間隔)を使用して時間通りのサンプルおよびlateサンプルを生成する。位相制御信号(すなわち補間器の出力)とタイミングのオフセットと補間器の係数との関係を表1に示す。earlyサンプルは、以前に生成されたlateサンプルを1サンプル遅延させることによって生成される。時間通りのサンプルが位相「0」にある場合、lateサンプルは位相「2」にある。時間通りのサンプルが位相「x」にある場合、lateサンプルは位相「x+2」にある。
Figure 0003944510
積分およびダンプ回路63は、定常追跡モードでは30スロットごとにリセットされ、初期の引き込みモードでは10スロットごとにリセットされる。始め、CTL51は、「大雑把な」タイミング位置にある。CTL51が迅速に反応して正しいタイミング位置を見つける(初期引き込みモード)ことが望ましく、CTL51は次いでその位置に固定し、タイミングの変化を追跡する(追跡モード)。CTL51にフィンガが割り当てられてから最初の5フレームはCTL51は引き込みモードにあるものと想定し、6番目のフレーム以降は、CTL51は、追跡モードにあるものと想定する。
引き込みモードでは、CTL51は10スロットごとに更新され、専用物理制御チャネル(PDCCH:dedicated physical control channel)スロット1つにつき10個のパイロットシンボルとデータシンボルがすべて使用される。この場合、累算器の出力Qは次のように表すことができる。
Figure 0003944510
定常モードでは、CTL51は30スロット(すなわち2フレーム)ごとに更新され、DPCCHスロット1つにつき10個のパイロットシンボルおよびデータシンボルがすべて使用される。積分およびダンプ回路の出力63は次のように表すことができる。
Figure 0003944510
定常モードにおけるCTL51による追跡結果のシミュレーションを行った。シミュレーションパラメータは以下である。
1)時間ドリフトと周波数ドリフトはともに0.613ppm
2)チャネルはAWGNチャネル
3)目標SNR=−24dB
4)CTL51は2フレーム(30スロット)ごとに更新される
5)CTL51の更新ごとに、1/8チップの前方または後方への調整を適用する
6)最大のタイミング誤差を計算する
7)平均二乗タイミング誤差(RMSE)の平方根を計算する
8)非コヒーレント、コヒーレント両方の組合せを考慮する
9)非コヒーレントの組合せでは、1スロットにつき10シンボルが使用され、誤差信号の計算は式(6)と同じである
10)コヒーレントな組合せでは、1スロットにつき3パイロットシンボルのみを使用し、誤差信号の計算は式(7)と同じで、N1=3である
11)簡略化した方式をシミュレートし、この方式では、early信号およびlate信号の二乗の代わりに絶対値を用いる。
図5は、コヒーレントな検出を使用した、SNR=−24dBでシミュレートしたタイミング追跡を示すグラフである。式(7)を適用することにより、1スロット当たり10個のパイロットシンボルの非コヒーレントな組合せが達成される。図6は、非コヒーレントな検出を使用した、SNR=−24dBでシミュレートしたタイミング追跡を示すグラフである。
図7は、本発明による、式(11)を使用した簡略化した誤差信号計算の結果を示す。式(6)の非コヒーレントな組合せと式(7)のコヒーレントな組合せ誤差信号計算ではどちらも複素数の二乗を計算する必要があり、この二乗計算は、ハードウェア実装が非常に複雑になる。ハードウェアの複雑性を軽減するために、二乗計算の代わりに絶対値計算を使用する。
各スロットで非コヒーレントな組合せに10個のパイロットシンボルおよびデータシンボルすべてを使用し、CTLを2フレーム(30スロット)ごとに更新する場合、累算器の出力は、次のように表すことができる。
Figure 0003944510
各スロットで最初の3パイロットシンボルのみをコヒーレントな組合せに使用し、CTLを2フレーム(30スロット)ごとに更新する場合、累算器出力は次のように表すことができる。
Figure 0003944510
表2は、差分CTL方式のRMSEの性能の比較の集合である。この表では、3つのCTL方式を比較している。1番目の方式は、1スロットにつき10シンボルを使用した非コヒーレントな組合せ、2番目は、1スロットにつき3パイロットシンボルを使用したコヒーレントな組合せ、3番目は、1スロットにつき10シンボルを使用した簡略化した非コヒーレントな組合せである。目標SNR=24dBの場合、これら3方式の性能はあまり差がない。SNR=−34dBになると、使用されるシンボルが減るので、コヒーレントな組合せの性能が最も悪くなる。この簡略化した方式は、簡略化しないバージョンよりも性能が悪い。
Figure 0003944510
各CTLは、1つのフィンガを独立して追跡する。1.5チップ中に2つのマルチパス(すなわちフィンガ)がある場合、2つのフィンガに対応する2つのCTLは、相互と干渉し合い、したがってCM追跡の性能を低下させる。本発明の特定の態様によれば、ジョイントCTL方式を使用して相互からの干渉を低減する。一般性を失うことなく、2つのマルチパスがある方式をとることが可能である。受信信号r(t)は、次のように表すことができ、
r(t)=h1(t)s(t)+h2(t)s(t−τ) 式(14)
s(t)は有効な信号であり、
Figure 0003944510
であり、akは情報シンボルであり、g(t)は信号波形である。h1(t)は、第1のパスのチャネル利得であり、h2(t)は、第2のパスのチャネル利得である。τは2つのフィンガ間の相対的な遅延である。式(14)では、付加的なガウス雑音は考慮しないことに留意されたい。
2つの隣接するフィンガ間の相対的な遅延が1.5チップ未満である場合は、2つの独立したCTLは、図8に示すように相互と干渉する。三角波形は実証のためのみに使用しており、実際には必ずしも使用されないことに留意されたい。この干渉のために、2つのCTLの性能は低下する。第1のフィンガのlate信号のサンプルは、第2のフィンガからの干渉h2g(τ−T/2)を含み、第2のフィンガのearly信号のサンプルは、第1のフィンガからの干渉h1g(τ−T/2)を含んでいる。第1のフィンガのlate信号のサンプルSl 1st(k)は、
Figure 0003944510
となり、
第2のフィンガのearly信号のサンプルSe 2nd(k)は、
Figure 0003944510
となる。
図9は、ジョイントCTL方式100のブロック図である。構成要素は図4と同様であるが、2つのCTL回路103、104の一部として動作するジョイント誤差信号計算器102を有する。
CTL回路103は、補間器113、遅延回路114、earlyPN逆拡散器115およびlatePN逆拡散器116、それぞれの信号の絶対値を計算する絶対値計算回路117、118、および加算器119を含む。積分およびダンプ回路123、符号計算器124、および第2の加算器125も含まれる。補間器113は、遅延回路114に単一のearly/late出力を提供し、遅延回路114は、earlyPN逆拡散器115にearly信号を提供する。補間器113の出力は直接latePN逆拡散器116に提供され、逆拡散器115、116の出力は、それぞれの絶対値計算回路117、118に提供される。CTL回路104は、補間器133、遅延回路134、earlyPN逆拡散器135およびlatePN逆拡散器136、それぞれの信号の絶対値を計算する2つの絶対値計算回路137、138、および加算器139を含む。積分およびダンプ回路143、符号計算器144、および第2の加算器145も含まれる。補間器133は、単一のearly/late出力を遅延回路134に提供し、遅延回路134は、earlyPN逆拡散器135にearly信号を提供する。補間器133の出力は、直接latePN逆拡散器136に提供され、逆拡散器135、136の出力は、それぞれの絶対値計算回路137、138に提供される。
図から分かるように、2つのフィンガ間の相対的な遅延τは、2つのCTLから得ることができる。図4の回路の場合がそうであるように、図9の回路は、earlyサンプルとlateサンプルの間隔がちょうど1チップ間隔であり、1サンプル遅延させることによりlateサンプルからearlyサンプルを得ることができるので、式(1)および(6)で説明した第1の誤差信号生成法を使用する。ハードウェアの複雑性を簡略化するために、絶対値の計算が用いられる。
本発明の特定の態様によれば、干渉を打ち消すために以下の2つの方式が有効である。
方法1:チャネル利得h1(t)およびh2(t)が分かっている場合は、有効な信号から干渉を減算することにより干渉が打ち消される。誤差信号は次のように生成される。
Figure 0003944510
式(2)を使用して制御信号C0が計算される。
方法2:チャネル利得h1およびh2が分からず、2つのフィンガの電力が分かっている場合は、それらは、チャネル利得|h12および|h22と、E|h12およびE|h22の平均である。その理由は次による。
Figure 0003944510
次のように、干渉を除去して制御信号C0を計算する。
Figure 0003944510
本発明は、セルラ携帯電話システムで有用である。好ましい一実施形態では、本発明は、無線ネットワークコントローラまたはノードB送信コントローラによって制御される基地局の送信として実施される。ただし、本発明は、幅広いスペクトラム拡散通信の送信に使用することができることを理解されたい。
無線通信リンクの図である。 高サンプリング入力データを使用したCTLのブロック図である。 低サンプリングレートの入力データを使用したCTLのブロック図である。 UMTS FDDシステムの1つのCTL設計のブロック図である。 信号対雑音比SNR=−24dBでシミュレートしたタイミング追跡を示すグラフである。 SNR=−24dBでシミュレートしたタイミング追跡を示すグラフである。 SNR=−24dBでシミュレートしたタイミング追跡を示すグラフである。 2つの隣接するCTLの間隔が1.5チップ未満である場合のそれらCTL間の干渉を示すグラフである。 ジョイントCTL方式のブロック図である。

Claims (34)

  1. 擬似雑音シーケンスを使用することによりearlyデータサンプルおよびlateデータサンプルを逆拡散するように構成された逆拡散器と、
    前記逆拡散器の出力から誤差信号を生成するように構成されたearly−late検出器と、
    複数のon−timeサンプル、earlyサンプルおよびlateサンプルについてのタイミングの追跡を提供し、かつ前記生成された誤差信号の累算の大きさではなく、制御信号のデータレートが前記生成された誤差信号のデータレートの分数比例となるような、符号ベースの制御信号に基づいた調整を提供するように構成されたフィードバックループと
    を備えたことを特徴とするデジタル符号追跡ループ。
  2. 前記逆拡散器は、逆拡散されるearlyデータサンプル e (k)およびlateデータサンプル l (k)含む逆拡散されるデータサンプルを逆拡散するように構成され、ここでe(k)およびSl(k)は複素数として提供され、kは時間領域でk番目のデータを表し、
    前記early−late検出器は、
    r(k)=|Se(k)|2−|Sl(k)|2
    に従うE r (k)として前記誤差信号を生成するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載のデジタル符号追跡ループ。
  3. 前記early−late検出器は、on−timeの値よりも0.5チップ間隔早い値およびon−time値より0.5チップ間隔遅いとしてそれぞれ定義された前記earlyサンプルおよびlateサンプルを検出するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載のデジタル符号追跡ループ。
  4. Nサンプル(Nはチップあたりのサンプル数)ごとに、逆拡散、復調、およびレイク合成に使用されるon−timeを選択するように構成されたことを特徴とする請求項3に記載のデジタル符号追跡ループ。
  5. 前記符号追跡ループは、予め定められたタイムスロットフレームフォーマット内で送信されるワイヤレス通信で機能するように構成され
    前記逆拡散器は、専用物理制御チャネルの複数のスロットから、各スロットに含まれるパイロットビット、送信電力制御ビット、およびTFCIビットを提供する10シンボルを逆拡散するように構成され、
    前記符号追跡ループは2フレームごとに更新されるタイミングの追跡を提供するように構成されたことを特徴とする請求項3に記載のデジタル符号追跡ループ。
  6. 前記調整は、ワイヤレスのマルチパスフェーディングチャネルを通じた直接拡散信号の複数のマルチパス成分のタイミングの追跡を提供するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載のデジタル符号追跡ループ。
  7. デジタル追跡ループを実施するように構成された無線コントローラであって、
    擬似雑音シーケンスを用いてearlyデータサンプルおよびlateデータサンプルを逆拡散するように構成された逆拡散回路と、
    前記逆拡散回路の出力から誤差信号出力を生成するように構成されたearly−late検出回路と、
    前記生成された誤差信号の累算の大きさではなく、符号ベースの制御信号を、前記誤差信号のデータレートの分数比例であるデータレートで生成するように構成された回路と、
    前記制御信号に基づいて、複数のon−timeサンプルと、earlyサンプルおよびlateサンプル調整するように構成された回路と
    を備えたことを特徴とする無線コントローラ。
  8. 前記逆拡散回路は、逆拡散されるearlyデータサンプル e (k)およびlateデータサンプル l (k)を含む逆拡散されるデータサンプルを逆拡散するように構成されここでe(k)およびSl(k)は複素数として提供され、kは、時間領域でk番目のデータを表し、
    前記early−late検出回路は、
    r(k)=|Se(k)|2−|Sl(k)|2
    に従うE r (k)として前記誤差信号を生成するように構成されたことを特徴とする請求項7に記載の無線コントローラ。
  9. 前記early−late検出回路は、on−timeのよりも0.5チップ間隔早い値およびon−timeの値より0.5チップ間隔遅いとしてそれぞれ定義された前記earlyサンプルおよびlateサンプルを検出するように構成されたことを特徴とする請求項7に記載の無線コントローラ。
  10. Nサンプル(Nはチップあたりのサンプル数)ごとに、逆拡散、復調、およびレイク合成に使用されるon−timeを選択するように構成されたことを特徴とする請求項9に記載の無線コントローラ。
  11. 前記無線コントローラは、予め定められたタイムスロットフレームフォーマット内で送信されるワイヤレス通信で機能するように構成され
    前記逆拡散回路は、専用物理制御チャネルの複数のスロットから、各スロットに含まれるパイロットビット、送信電力制御ビット、およびTFCIビットを提供する10シンボルを逆拡散するように構成され、
    前記符号追跡ループは2フレームごとに更新されるタイミングの追跡を提供するように構成されたことを特徴とする請求項9に記載の無線コントローラ。
  12. 前記符号追跡ループは、ワイヤレスのマルチパスフェーディングチャネルを通じた直接拡散信号の複数のマルチパス成分のタイミングの追跡を提供するように構成されたことを特徴とする請求項7に記載の無線コントローラ。
  13. 前記early−late検出回路として提供され、前記デジタル符号追跡ループについての前記誤差信号を生成するように構成されたジョイント誤差信号計算器回路であって、さらに第2のデジタル符号追跡ループについての誤差信号を生成するように構成された前記ジョイント誤差信号計算器回路を備えことを特徴とする請求項7に記載の無線コントローラ。
  14. 前記ジョイント誤差信号計算器は、合成信号の2つの異なるマルチパス成分間の相対的遅延τの指示を提供するように構成されたことを特徴とする請求項13に記載の無線コントローラ。
  15. 前記ジョイント誤差信号計算器は、前記2つの異なるマルチパス成分間の相対的遅延τ、信号の干渉計算のための遅延の指示として提供するように構成されたことを特徴とする請求項14に記載の無線コントローラ。
  16. デジタル符号追跡ループを提供することによりスペクトラム拡散信号を送信する方法であって、
    擬似雑音シーケンスを使用することにより、earlyデータサンプルおよびlateデータサンプルを逆拡散するステップと、
    前記逆拡散するステップによって生成された出力から誤差信号を生成するステップと、
    複数のon−timeサンプル、earlyサンプルおよびlateサンプルについてのタイミングの追跡を提供するための調整を提供するステップであって、前記調整が、前記生成された誤差信号の累算の大きさではなく、符号ベースの制御信号に基づいて決定され、前記制御信号のデータレートが、前記誤差信号のデータレートの分数比例である前記ステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  17. 前記逆拡散されるデータサンプルは、逆拡散されるearlyデータサンプル e (k)およびlateデータサンプル l (k)を含み、ここでe(k)およびSl(k)は複素数として提供され、kは時間領域でk番目のデータを表し、
    前記誤差信号は、
    r(k)=|Se(k)|2−|Sl(k)|2
    に従うE r (k)として提供されることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記逆拡散するステップにおいて、前記eralyサンプルおよびlateサンプルは、on−timeの値よりも0.5チップ間隔早い値およびon−time値より0.5チップ間隔遅いとしてそれぞれ定義されることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  19. Nサンプル(Nはチップあたりのサンプル数)ごとに、1サンプルが、逆拡散、復調、およびレイク合成に使用されるon−timeの同期されたサンプルを提供し、前記符号追跡ループは、前記on−timeサンプルを選択することを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 前記方法は、予め定められたタイムスロットフレームフォーマット内で送信されるワイヤレス通信使用され
    前記逆拡散するステップは、専用物理制御チャネルの複数のスロットからのデータサンプルを逆拡散し、前記スロットがそれぞれ10シンボルを含み、前記10シンボルは、パイロットビット、送信電力制御ビット、およびTFCIビットを提供し、
    前記符号追跡ループは2フレームごとに更新されたタイミングの追跡を提供することを特徴とする請求項18に記載の方法。
  21. 低サンプリングレートの入力データの場合は、on−timeサンプルおよびearly/lateサンプルのタイミングを数分の1チップだけ前方または後方に調整するステップと、
    補間器を使用して、1つ前のサンプルから得られる時間量だけオフセットしたon−timeサンプル、およびearly/lateサンプルを生成するステップと
    を備えることを特徴とする請求項18に記載の方法。
  22. 前記タイミングの追跡を提供するための調整は、前記earlyサンプルおよびlateサンプル、それぞれ、on−time値よりも0.5チップ間隔早い値およびon−time値より0.5チップ間隔遅いと定義し、1チップ間隔、拡散符号の1ビットを送信する時間間隔として設定
    1チップ間隔の周波数は、約3.84MHz/秒に選択されることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  23. 前記調整は、ワイヤレスのマルチパスフェーディングチャネルを通じた直接拡散信号のマルチパス成分の時間追跡を提供することを特徴とする請求項16に記載の方法。
  24. 前記誤差信号を生成するステップは、複数の符号追跡ループのため前記誤差信号をジョイントして計算することによって行われることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  25. 前記ジョイントした誤差信号の計算は、合成信号の2つの異なるマルチパス成分間の相対的遅延τの指示を提供することを特徴とする請求項24に記載の方法。
  26. 前記2つの異なるマルチパス成分間の相対的遅延τは、信号の干渉計算についての遅延の指示を提供することを特徴とする請求項25に記載の方法。
  27. デジタル符号追跡ループを実施する無線コントローラであって、
    それぞれが擬似雑音シーケンスを用いることによりearlyデータサンプルおよびlateデータサンプルを逆拡散するように構成された複数の逆拡散回路と、
    前記複数の逆拡散回路によって行われる逆拡散で生成される逆拡散されたサンプルから誤差信号を生成するように構成された回路と、
    前記複数の逆拡散回路に対応し、前記生成された誤差信号の累算の大きさではなく、制御信号のデータレートが前記生成された誤差信号のデータレートの分数比例となるような、符号ベースの制御信号を提供するように構成された複数の回路と、
    複数のon−timeサンプル、earlyサンプルおよびlateサンプルについてのタイミングの追跡を提供するように構成された前記制御信号によって定義された調整を提供する回路と
    を備えたことを特徴とする無線コントローラ。
  28. 前記複数の逆拡散回路は、広帯域チャネルの複数のマルチパス成分間の相対的遅延τの指示を提供するように構成され
    前記複数のマルチパス成分間の相対的遅延τは、信号の干渉計算についての遅延の指示を提供することを特徴とする請求項27に記載の無線コントローラ。
  29. 前記複数の逆拡散回路は、逆拡散されるearlyデータサンプル e (k)および逆拡散されるlateデータサンプル l (k)を含むデータサンプルを逆拡散し、ここでe(k)およびSl(k)は複素数として提供され、kは、時間領域でk番目のデータを表し、
    前記誤差信号を提供する前記回路は、
    r(k)=|Se(k)|2−|Sl(k)|2
    に従うE r (k)として前記誤差信号を提供するように構成されたことを特徴とする請求項27に記載の無線コントローラ。
  30. 前記調整を提供する回路は、on−time値よりそれぞれ0.5チップ間隔早い値としての前記earlyサンプルと0.5チップ間隔遅い値としての前記lateサンプルを提供するように、タイミング追跡を提供ように構成されたことを特徴とする請求項27に記載の無線コントローラ。
  31. 前記無線コントローラは、予め定められたタイムスロットフレームフォーマット内で送信されるワイヤレス通信で動作するように構成され
    前記逆拡散回路は、専用物理制御チャネルの複数のスロットからのデータサンプルを逆拡散し、前記スロットそれぞれ10シンボルを含み、前記10シンボル、パイロットビット、送信電力制御ビット、およびTFCIビットを提供するように構成され
    前記符号追跡ループは2フレームごとに更新されたタイミングの追跡を提供するように構成されたことを特徴とする請求項30に記載の無線コントローラ。
  32. 前記デジタル符号追跡ループの少なくとも2つについての前記誤差信号を提供するように構成された回路として提供されるジョイント誤差信号計算器回路を備えることを特徴とする請求項27に記載の無線コントローラ。
  33. 前記ジョイント誤差信号計算器は、合成信号の複数のマルチパス成分間の相対的遅延τの指示を提供するように構成されたことを特徴とする請求項32に記載の無線コントローラ。
  34. 前記ジョイント誤差信号計算器は、前記複数のマルチパス成分間の相対的遅延τ、信号の干渉計算のための遅延の指示として提供するように構成されたことを特徴とする請求項33に記載の無線コントローラ。
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