JP3943521B2 - 計量皿を計量セルに接続するための支持要素を備えた秤 - Google Patents

計量皿を計量セルに接続するための支持要素を備えた秤 Download PDF

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Description

【0001】
【技術分野】
本発明は、垂直方向に移動可能な荷重受け部を含む計量セルと、被計量荷重を受ける計量皿と、計量皿を計量セルの垂直方向に移動可能な荷重受け部に接続するための支持要素を有し、校正装置の少なくとも一つの校正分銅を載せるための座を有するカンチレバー型支持部が支持要素にしっかり接続された秤に関する。
【0002】
【背景技術】
カンチレバー要素が計量セルに接続され、計量皿および/または校正装置が計量セルに接続されたカンチレバーの反対側端部に配置された秤は、公知の技術に属している。この種の秤は、垂直方向に移動可能な荷重受け部がカンチレバー要素に加わる力で変形することにより、計量セル特に計量セルの鋭敏な曲がりピボットに有害なトルクが伝わる危険がある。この危険は、特に荷重が計量皿の上に中心を外れた位置に載っている場合に生じる。その場合、計量技術用語で言えば、秤は好ましくない偏心荷重を受ける。
【0003】
計量皿を受けるカンチレバー要素がL字形である秤は、DE 33 30 988 A1に開示されている。この計量皿は、L字形の水平脚部の自由端にしっかり接続、支持されている。L字形の垂直部分はU字状に配置された支持アームにより計量セルに接続されている。アームの二組の水平部分は、計量セルの垂直方向に移動可能な荷重を、計量セルの平行四辺形案内部材の平面部分で上下から包み込む。支持アーム装置は、互いに上下に配置された二つの支持位置において計量セルの荷重導入部に取り付けられており、上側の支持位置ではねじで接続され、下側の支持位置では支持アーム装置が弾性的にねじれる範囲内で垂直軸を中心にして回転できるように取り付けられている。この構成により、計量皿の水平方向と垂直方向の位置調整が可能になる。力の伝達は案内部材の面内で行われるため、この構成を有する秤では偏心荷重を小さくすることが可能であった。過負荷に対する過負荷安全装置の部品として、板ばねが、カンチレバー要素の垂直なL字形部分に接続された水平に延びる傾動軸と、U字形支持アーム装置の垂直部分との間に取り付けられており、板ばねの自由端は支持アーム装置を弾性的に付勢している。通常の荷重の範囲では、板ばねは、ほぼしっかり接続された接合部として働く。過負荷の範囲では、L字形カンチレバー要素の水平アームは、板ばねにより制限範囲内でフレキシブルに曲がる。
【0004】
DE 33 30 988 A1が開示しているU字形支持アーム装置はねじれに関し弾性的で、ねじを用いて計量セルに固定されている。そのため、U字形支持アーム装置が変形すると、その変形がわずかであっても、計量セルの荷重受け部に変形が直接伝わる危険が存在し、荷重受け部において曲がりジョイントが影響を受ける。さらに、過負荷安全装置を起動する力は、位置によって変わる。このことは、力が加わる点が近いほど、過負荷安全装置を解放するための力を強くする必要があるということを意味している。さらに、DE 33 30 988 A1が開示している秤は、被計量荷重により発生する力と反対の方向に加わる過剰な垂直の力に対し、計量セルの敏感な曲がりピボットを保護するための方策が何も施されていない。この種の力は、たとえば秤の輸送中に輸送用コンテナの中で秤がとつぜんひっくり返った場合、特に秤が工程の進行中にとつぜん減速する状態になった場合、発生することがある。
【0005】
【発明の要約】
本発明の目的は、計量セルをカンチレバーおよび/または計量皿に接続するための、校正装置および/または計量皿を支持するカンチレバー要素を備えた秤のための接続装置を提供することにある。接続装置は全方向に簡単に曲がり、残留トルクが計量皿へ伝わることを防ぐ。
【0006】
本発明によれば、上記の目的は、垂直に移動可能な荷重受け部を含む計量セルと、被計量荷重を受ける計量皿と、計量皿を垂直に移動可能な荷重受け部に接続する支持要素を備えた秤で達成され、この秤では、校正装置の少なくとも一つの校正分銅を載せる座を有するカンチレバー支持部が支持要素にしっかり接続されている。秤は、計量セルの対称面に直交する面内において二等辺三角形を形成する三点で支持要素が荷重受け部に固定されている接続装置を有している。この固定の仕方により、荷重が加わる方向に荷重受け部が支持要素を保持し、支持要素が荷重受け部に対し全方向から測定可能な摩擦なしで移動することが可能になる。
【0007】
支持要素を所定の点において荷重受け部に低摩擦で固定することにより、計量皿上の荷重または少なくとも一つの校正分銅による力が、計量システムすなわち計量セルの荷重受け部に外部からの干渉をほとんど受けずに伝達される一方、支持要素が同時に高い可動性を有する。この構成によれば、外部からの力は遊びなしで吸収され、所定の力が計量セルに加わる。
【0008】
接続装置、すなわち、支持要素を計量セルの荷重受け部に接続する装置は、特に有利な特徴を有する。荷重受け部に支持要素を案内固定することは、摩擦を減らす転がり部材特に転がるボールを用いることにより実現可能である。
【0009】
このことにより、高い再現性と高い分解能を発揮する秤を実現可能である。言い換えれば、本発明は高分解能計量セルの性能を完全に利用することを可能にする。
【0010】
支持要素は、特に被計量荷重から反対方向に加わる力に従う可動性を有しているため、秤が輸送中にひっくり返った場合でも、計量セルに有害な影響が及ぶことがない。なぜなら、この場合、移動可能な支持要素が力の伝達に従って計量セルから切り離されるからである。
【0011】
校正装置を保持する同一のカンチレバーの遠位端に計量皿が接続されておらず、支持要素に計量皿が解放可能に特にフックで接続されている秤において、支持要素の動きが被計量荷重の反対方向に、すなわち操作可能な状態にある秤において上向きに、制限されずに可能である場合、特に有利である。これは、計量皿へ支持要素を載せ降ろしする際、計量皿の扱いが不注意になって支持要素に上向きの力が加わる危険があるためで、このような場合、上向きの力が計量セルの荷重受け部に伝わって敏感な曲がりジョイントを壊すことがないように防止するのが重要である。本発明による秤では、可動の支持要素が計量セルから解放されて力が伝わらないため、上向きの力が荷重受け部に伝わるという危険を効果的に避けられる。特に、ハウジングに対し固定位置に配置されたエンドストップは、過剰な上向きの力を吸収する。
【0012】
本発明による秤の特に有利な実施例においては、計量皿に加わる過剰な下向きの力から保護するために過負荷安全装置が支持要素に内蔵されている。横方向への外力も、システムが損傷しないようにハウジングで吸収される。
【0013】
支持要素は、アセンブリユニットとして構成されることと、ツールのような道具を使用せずに計量セルの荷重受け部におよび/または荷重受け部から離れて取り付け可能であることに特徴を有する。このことは、特に、本発明による秤の実用性を高める。なぜなら、従来技術による秤と異なり、計量セルの敏感な部分には緩めねばならぬねじがないからである。
【0014】
計量皿は、支持要素を介して、計量セルから熱的に絶縁される。同時に、計量皿は支持要素に対し導電性を有しているため、計量皿を接地し、静電荷を所定の仕方で逃がすことが可能である。
【0015】
好ましい実施例の支持要素は、接続要素とベース要素から成り、ベース要素は接続要素に対しほとんど摩擦なしで可動である。接続要素は、垂直な柱と横に延びる水平部分を有するT字形の構成を有している。支持要素において、接続要素に対するベース要素の可動固定部には、転がり要素特にローラーボールが収容されている。このことにより、支持要素をコンパクトな構造にできるという利点がある。固定部に発生する摩擦が非常に小さいので、カンチレバーに加わる過負荷の場合における過負荷安全装置を解除する力は位置に関係がない。すなわち、力がカンチレバーに加わる場所に関係がない。
【0016】
本発明による特に好ましいさらに発展した実施例において、計量皿は、計量セルの対称面に対して直交する面内において二等辺三角形を形成する三点で支持要素に載り、この三角形は対称面に対して対称に配置されている。支持要素が、垂直軸を中心に水平に回動可能で支持要素に懸垂している計量皿に柔軟に固定されている揺り子要素を有している場合、特に有利である。
【0017】
本発明による秤の特に有利な実施例において、計量区画の床にはいかなる開口部もない。このことは、計量区画の清掃にとって都合がよい。
【0018】
本発明の詳細な説明は、本発明による秤、特に本発明による支持要素の実施例に関し、以下に述べる。図面には、本発明を単純化して示す。
【0019】
【実施の形態】
図1は、ドラフトシールド5に収容された秤のハウジング4と計量区画3を備えた秤1の側面図である。秤のハウジング4の図の左側に示された部分は、計量セル2(詳細には図示せず)を含んでいる。校正装置を有するL字形カンチレバー6は、計量セル2に接続され、計量セル2へ被計量荷重を伝達する。カンチレバー6の下部は、少なくとも一つの校正分銅8を受けるための座7を有する。校正装置は、計量区画3の床9により上面が閉鎖されている秤のハウジング4の区画の中に配置されている。L字形のカンチレバー6の縦に延びている部分は、計量区画3の後壁11が有する突出チャンネル10の横方向の通路開口部を通る懸垂ボルト12と、支持ボルト13を有している。計量皿14は、懸垂ボルト12に引っ掛けられ、支持ボルト13でしっかり当接している。計量皿14は、たとえば平皿、実験室用容器、被計量物用の他の容器、被計量物自体など異なる用途のためのさまざまな装具を載せるベースとして機能する。この種の秤1の計量区画3は、清掃が極めて楽である。
【0020】
図2は、秤のハウジング4とドラフトシールド5を取り外した状態の秤1の側面図である。図1が示すように、計量セル2は図式的に表わされている。計量セルにおいて詳細が図示された部分は、垂直移動が可能な荷重受け部15に隣接する曲がりピボット16、17だけである。曲がりピボット16、17は、電磁力補償原理に基づく計量セルに属していてもよい。
【0021】
公知の従来技術によれば、この種の計量セルは、垂直移動が可能な荷重受け部15を、上部の曲がりピボット16と下部の曲がりピボット17を介して計量セル2の静止部に接続する平行四辺形リンケージを有している。計量セル2のレバーシステムは、垂直移動が可能な荷重受け部15を接続する接続部65で図式的に示されている。L字形カンチレバー6は、被計量荷重の入力要素として計量セル2に接続されている。L字形カンチレバー6の水平部分18は、少なくとも一つの校正分銅を有する校正装置を載せている。L字形カンチレバー6の水平部分18の横への動きは、いずれの方向にも制限を受けている。横への動きのストッパは、ハウジング床70に配置されたノーズ29として形成されている。L字形カンチレバー6の水平部分18の外側の端部は、ノーズ29の側面に当たる二本の歯を有するフォーク状に形成されている。L字形カンチレバー6の垂直部分19は、たとえばねじにより支持要素20にしっかり取り付けられている。
【0022】
支持要素20は、好ましくは計量セル2の平行四辺形リンケージの上部の曲がりピボット16と下部の曲がりピボット17とほぼ同じ高さで、荷重受け部15の上端と下端に接続されている。接続部の上部に、荷重受け部15は二つの互いに水平に離れた開口部22がある上側突起21を有し、それぞれの開口部には支持要素20の保持ペグ23が係合している(側面図には開口部22と保持ペグ23を一つだけ示されている)。保持ペグも互いに離れており、支持要素20の水平要素24にしっかり接続されている。水平要素24の中央部は垂直柱25の上端にしっかり接続されており、垂直柱25はT字形接続要素を形成している。さらに、支持要素20は垂直柱25が横切るベース要素26を含み、図7〜9について以下に説明するように、垂直方向に移動可能である。垂直柱25の下端は、荷重受け部15の下側突起28で支持されている。
【0023】
計量皿は、二本のL字形支持アーム67と棚板66から成る。支持要素20は、計量皿を懸垂させるために二本の横方向の懸垂ボルト12を有している。本発明による秤のハウジングは、後壁11の突出部10のある側に設けた通路開口部を通って計量区画3まで懸垂ボルト12と支持ボルト13が突出するように構成されている。支持要素20の少なくとも一部は、後壁11の突出チャンネル10内に延びている(図1参照)。
【0024】
好ましい実施例において、校正分銅8の質量中心は、図2の縦線(破線)が示すように、計量皿14の棚板66の重心の真下にある。
【0025】
ハウジングの床70は、図2の水平線が示すように、計量皿14に過負荷が加わった場合に保護を行う過負荷安全装置の一部を成すエンドストップ58を有する。また、図2は、上向きの力が加わった場合に支持要素20の変位量を制限するエンドストップ59を示している。このエンドストップ59も、図2が破線で示すように、ハウジングとの位置関係が空間的に固定されている。
【0026】
図3は、T字形接続要素45を荷重受け部15の上側突出部21の上の係合位置に置いたところを、図2の矢印Aの方向から見た状態を示す。(わかりやすくするため、支持部材20のベース要素26は図示していない。)荷重受け部15の垂直柱25と下側突出部28は、断面を示している。破線I−Iは、図3の平面に対し垂直方向に延びている対称面を示し、この面について計量セル2と支持要素20全体と計量システムの他の要素は対称的に配置されている。水平部材24は、垂直柱25にしっかり接続され、垂直柱25と、計量セルの対称面との両側に直交する方向に延びる。保持ペグ23は、水平部材24の外端に取り付けられている。これらは、荷重受け部15の上側突出部21に設けた開口部22に係合し、所定の位置に固定はされていないが、しっかり嵌っている。図3からわかるように、荷重受け部15の上側突出部21は、荷重受け部15の主部よりも幅が広い(図4、5、6a参照)。
【0027】
T字形接続要素45の下端において、垂直柱25の直径は小さくなってピン46を形成している。ピン46は、好ましくは電気抵抗の大きい電導性プラスチック材料製の軸受要素35に挿入される。軸受要素35は荷重受け部15の下側突出部28の貫通孔27に取り付けられている。したがって、接続要素45および支持要素20全体は荷重受け部15に三点で支持を行う。支持要素20は荷重受け部15に案内されて載っているだけなので、荷重受け部15と支持要素20の接続は固定的でない。
【0028】
図4は、支持要素20を所定の位置に取り付けた状態での荷重受け部15の平面図である。破線III−IIIは、図3の破線I−Iと同様に、計量セルの対称面を示す。水平部材24の形状は、この図では特に明確に示されている。特に重要なのは、水平部材24の前側33に、すなわち据え付け状態において計量皿の方へ面した側に二つの突出部30があることであり、このことは図8と関連して後で説明する。二つの突出部30は、計量セルの対称面から二本の保持ペグ23と等距離にある。突出部30はそれぞれ、支持要素20をカンチレバー6と計量皿14に対して調整する調整機構において、板ばね47(図2参照)と協働する。
【0029】
図5は、上方から見た荷重受け部を示す。特に重要なのは、支持要素20の接続要素45のために荷重受け部15の上側突出部21に配置された支持要素20の接続要素45の支持位置である。開口部22a、22bは、わかりやすくするためその中に保持ペグ23を示したが、特別な形状を有している。開口部22aは長方形で、ペグ23より幅が広い。開口部22aの一方の側に、二つの凹部31aがある。ガラスやセラミックスなどの電気絶縁材料製のボール32がそれぞれの凹部に嵌っており、保持器(図示せず)で所定の位置に保持されている。開口部22bには凹部31bがあり、そこに絶縁材料製の一つのボールが収容され同様に保持器で保持されている。適当な保持器は、たとえば、開口部22a、22bの区域で上側突出部21の周囲に巻いた薄い板金製のスリーブとして形成してもよい。このスリーブは、上側突出部21の開口部よりわずかに小さい開口部を凹部31a、31bの区域に有しているので、絶縁性のボール32が所定の位置に保持される。保持ペグ23はそれぞれのボール32と点接触することにより固定される。つまり、各ボール32はベグ23と一点で接触するだけであるため、保持ペグ23は荷重受け部15から熱的、電気的に絶縁される。
【0030】
保持器は、ボール32が転がり運動できるように十分な可動性を与える。T字形接続要素45の変形によって起こる保持ペグ23の真下への動きは、最小の摩擦でボール32の転がり運動により吸収されるため、変形を生じる力が荷重受け部15に伝わらない。
【0031】
下側突出部28の中心にある、接続要素45のための、より具体的に言えば垂直柱25のための取付壁は、上記のように、貫通孔27と軸受要素35から成る。軸受要素35は、導電性を有するが抵抗が大きいポリマー材料やセラミック材料で製造するのが好ましい。したがって、接続要素45と、支持要素20に接続された計量皿14は、所定の導電率で接地され、計量皿に発生した静電荷を逃がすことが可能である。電気抵抗は、導電性のプラスチックやセラミック材料の選び方によって変わる。さらに、軸受要素35は、支持要素20全体を荷重受け部15から熱的に絶縁する。軸受要素35は垂直柱25のピン46が係合する通路孔72を有している(わかりやすくするため、図5に示す)。通路孔72は計量セル2側にV字形の切欠部を有しているため、ピン46が所定の位置に嵌まり、接続要素は下端もしっかりと案内される。
【0032】
T字形接続要素45と支持要素20全体を荷重受け部15で支持する構成により位置決めが行われるので、支持要素20は横方向に動いても常に元の位置に戻ることが可能である。支持要素20が横方向に動きうるようにしたことにより、この構成は、水平方向の力の成分が荷重受け部15に伝わるのを防ぎ、意図されたものでない力の影響を防止できる。
【0033】
荷重受け部15でT字形接続要素45を支持する構成には、各種の態様が可能である。図6a、6bは、計量セル2の垂直に移動可能な荷重受け部15で接続要素45を支持するという思想による単純な実施例を、特にわかりやすく示している。図6aは、荷重受け部15の平面図である点において図5に似ている。図6bは、垂直に移動可能な荷重受け部15の長手方向の断面図であり、上部は線II−IIに沿った面で、下部は図3の線I−Iに沿った面で切った断面である。荷重受け部15の上側突出部121における保持ペグ23の固定は、開口部122aが接続要素45に面した側にエッジ34(図6b参照)を有しているため、点接触で行われる。開口部122bは、正方形または長方形で、同種のエッジを有していてもよい。垂直柱25は、ピン46(図6aでは省略)が貫通孔27に挿入された軸受要素35に嵌った状態で下側突出部28で支持されている。軸受要素35の通路孔72はほぼ円形で、垂直柱25のピン46を案内するために計量セル2の方に向いたV字形の切欠部を有している。
【0034】
図7は、図2の矢印Aの方向から見た支持要素20の全体を示す。支持要素の中央部は、部分的に断面で示している。計量皿14のL字形カンチレバー6とアーム67は、一部だけを示す。支持要素20のベース要素26は、中央部に開口スペース36を有し、この開口スペースの中心を垂直柱25が通っている。ベース要素26も、図3と4が示す計量セルの対称面に対し対称な構造を有している。
【0035】
垂直柱25は、ベース要素26に対して垂直方向に可動性を有するように、ベース要素26により案内されている。スリーブ37はベース要素26の開口スペース36内に配置され、ねじ38で垂直柱25に固定されている。コイルばね39は一方の端部がスリーブ37のフランジ40を押し、他方の端部がベース要素26上側の横方向に延びる部分43に当たっているリング41押圧している。コイルばね39をフランジ40とリング41の間の所定の長さに圧縮することにより、所定の付勢力が得られる。
【0036】
上記の構成は、過負荷安全装置の一部である。計量皿14に過負荷が加わると、コイルばね39が弾性的に曲がることにより負荷の超過分を吸収し、スリーブ上端のカラー42がリング41の開口スペース44に垂直方向に滑り込む。この構成により、過剰な力が荷重受け部15に伝わることがない。また、真下への可動性を有することにより、カンチレバー6がハウジングの床のエンドストップ58に当接する(図2参照)。
【0037】
ベース要素26は、その全高の中程に、計量皿14のための一対の横に延びる突出した懸垂ボルト12を有している。懸垂ボルト12は、外端部へ向かって直径が徐々に細くなっている。このことにより、計量皿14は、懸垂ボルト12の中心部に常に位置する。同様の形状を有する支持ボルト13は、ベース要素26の下端に懸垂ボルト12と平行に配置され、計量皿14を取り付けるために用いるのが好ましい(図1、2を参照)。その代わりに、図10、11について説明するように、自己調節可能な取付装置を用いてもよい。
【0038】
図8は、接続要素20を図7の線IV−IVで切った断面で示す(ただし、線IV−IVは、計量セルの対称面を示す線ではない)。図8は、垂直柱25がどのように垂直方向に案内されるかを示す一方、L字形カンチレバー6を備えたベース要素26が、垂直柱25と水平部材24から成る接続要素45に対し、どのように位置関係の復元が可能に支持されるかを示す。板ばね47は、ねじ61によりベース要素26の中央部に取り付けられている。板ばねは、外向きのプレテンションを与えられ、ねじにより所定の位置に来るように調整可能であり、ベース部材26を超えて延びており水平部材24の前側33すなわち計量皿14の側に押し付けられる。板ばね47と水平部材24の間の圧縮接触は、図4が示す突出部30において起こる。突出部30は、図8と図4からわかるように、水平方向と垂直方向の両方に曲がることが可能である。したがって、板ばね47は、突出部30の曲面の一点だけで接触している。過負荷が加わった場合、ベース要素26は垂直柱25と水平部材24に対し摩擦がほとんどない状態で垂直移動が可能である。また、板ばねは、ベース要素26が垂直柱25に対し横方向に回転した後に、元の位置に復元するのに必要な力を与えるので、ベース要素26と接続されたカンチレバー6が元の場所に戻る。
【0039】
垂直柱25は、ベース要素26の上端から数mm離れた位置と、下端から数mm離れた位置において、一対のローラーボール48、49(一方だけを図示)により案内されている。対をなすボール48、49は、ベース要素26の凹部にそれぞれ収容されている。図9が垂直柱25近傍のベース要素26を通る断面において詳しく示すように、垂直柱25と、対をなす二つのボール48、49は、三角形を形成している。下方のボール49は垂直柱25の計量皿の側にあり、上方のボール48は垂直柱25の計量セル2の側にある。対をなすボール48、49は、それぞれが収容されている凹部内で垂直方向に約1〜2mmの可動性を有する。ベース要素26が垂直柱25に対し上下方向に移動する場合、ボール48、49はそれぞれが収容されている凹部68、69の柱と壁に転がり接触する。したがって、垂直柱25はベース要素26に対し最小の摩擦で、すなわち対をなすボール48、49の転がり抵抗を受けるだけで移動することが可能である。カンチレバーから発生し垂直柱に加わる力により、対をなすボール48、49が常に水平方向に押されるので、対をなすボール48、49は、それぞれが収容されている凹部68、69と垂直柱との間に遊びをもたない。したがって、接続要素45とベース要素26の間の相対的な動きは、遊びがない接触状態でしっかり案内される。
【0040】
垂直柱25がコイルばね39と協働して、過剰な下向きの力に対する過負荷安全装置としての機能を発揮するためには、垂直柱25が垂直方向へ容易に移動できることが重要である。過剰な上向きの力が計量セル2に伝わった場合、支持要素20は、この力が計量セル機構の敏感なピボットに損傷を与えないように、この力からピボットを保護する。支持要素20は、荷重受け部15の上側突出部21において保持ペグ23だけで制限を受け、ピン46と軸受要素35を介して下側突出部28で支持される。そのため、支持要素は、上向きの力が加わった場合に接続部の制限から離脱する結果、計量セル2に力を伝える接続部が存在しなくなる。この場合、支持要素20の上方への動きは、上側のエンドストップ59で制限を受ける。二本の保持ペグ23とピン46は、支持要素20が上側のエンドストップ59の位置にあるとき開口部22、22a、22b、122a、122bと孔27に嵌まったままになるように、十分な長さを有している。
【0041】
図10は、垂直柱25に直交する断面が示すように、ベース要素26の下端に計量皿を固定するための別の構造を示している。垂直柱25は、ベース要素26の下端から突出している五つのコーナーを有する中空ペグ52を貫通し、ベース要素26にしっかり接続している。中央部に同様な五つのコーナーを有する開口部を有するたとえば板金製の横方向に延びるロッカー要素53はペグ52に嵌まり、ロッカー要素53は、垂直柱25に直交する面内においてロッカー要素53とペグ52の間の接触ポイント55を中心として回動することが可能である。計量皿14が所定の位置にセットされた時、支持アーム67の垂直部分56は、ロッカー要素53の外端部において座部分57に当接している。図11が詳細を示しているベース要素の下部において、ロッカー要素53がL字形カンチレバー6の垂直脚19に設けたスロット51に保持されることにより、ロッカー要素がペグ52から上方へ外れないようになっている。
【0042】
ロッカー要素53の設計思想に基づき、計量皿14は、支持要素20と計量セル2の垂直に移動可能な荷重受け部15との接続に似た三点支持により、支持要素20に連結されている。この三点が形成する三角形も計量セルの上記の対称面に対して対称であり、この三点は対称面に直交する面内に位置している。
【0043】
ロッカー要素53は、計量皿14の二本の支持アーム67から支持要素20のベース要素26へ力を伝える働きをする。ロッカー要素53は、力の合計がポイント55に加わるように力の流れを導いている(図10参照)。したがって、ロッカー要素53は、計量皿14の変形を吸収する。支持要素20に作用する力の分布は、静的に定まる。しかし、二本の懸垂ボルト12と二本の支持ボルト13を有する図7の実施例のように計量皿14が四点で支持されている場合、四点における力の分布は静的には定まらない。
【0044】
三点支持の構成は、図12が示すように、計量皿に直接一体化してもよい。図12が三次元的に示す計量皿14は、二本の支持アーム67を接続するほぼ三角形の横方向に延びる支持プレート62を有する。計量皿14から遠い側にある支持プレート62の三角形コーナー63は、支持要素20のベース要素26に直接当接する接点として構成可能である。計量皿14の他の二つの支持ポイントは、支持アーム67のフック71とベース要素26の懸垂ボルト12の間の接点として表されている。この構成においても、三つの支持ポイントは計量セルの対称面に直交する面内にある。
【0045】
着脱可能な計量皿を三点支持で支持要素に接続するための、別の実施例も考えられる。たとえば、計量皿は、二本の水平支持アームを支持要素の下部に接続し、第三の支持ポイントを支持アームの間の横方向に延びる接続部材に配置することにより、第三の支持ポイントを計量皿の対称面内に置くという構成をとることが可能である。
【0046】
この明細書において、たとえば荷重受け部、支持要素および/または計量皿の他の構成が本発明による秤の構成要素であるということは、理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】秤の側面図である。
【図2】本発明による秤が有する計量セルと、カンチレバーアームを備えた支持要素と、カンチレバーアームに取り付けた計量皿の側面図である。
【図3】荷重受け部の上側突部から懸垂された状態で支持されている接続要素の、図2の矢印Aに直交する平面における断面図である。
【図4】支持要素を所定の位置にセットした荷重受け部の平面図である。
【図5】支持要素を外した状態の荷重受け部の平面図である。
【図6a】支持要素を外した状態の荷重受け部の単純な実施例である。
【図6b】支持要素を含む図6aの荷重受け部について、上部は図3のII-IIに沿った断面を示し、下部はI-Iに沿った断面を示す図である。
【図7】支持要素の全体を図1の矢印Aの方向から見た場合の、支持要素中央部を部分的に切り欠いて示した図である。
【図8】図7のIV-IVに沿った断面図である。
【図9】垂直柱に直交する断面で示したベース要素と垂直柱の詳細図である。
【図10】垂直柱に直交する断面で示した支持要素の下部を示す図である。
【図11】垂直柱に沿ったベース要素の下部の断面図であり、図8に類似した図である。
【図12】一体に形成した三点支持部を有する実施例における計量皿の立体図である。
【符号の説明】
1 秤
2 計量セル
3 計量区画
4 秤のハウジング
5 ドラフトシールド
6 L字形カンチレバー
7 校正分銅用座
8 校正分銅
9 計量区画の床
10 後壁の突出部
11 後壁
12 懸垂ボルト
13 支持ボルト
14 計量皿
15 垂直に移動可能な荷重受け部
16 上部の曲がりピボット
17 下部の曲がりピボット
18 L字形カンチレバーの水平脚
19 L字形カンチレバーの垂直脚
20 支持要素
21 上側突起
22、22a、22b 開口部
23 保持ペグ
24 水平部材
25 垂直柱
26 ベース要素
27 貫通孔
28 下側突起
29 ノーズ
30 突出部
31、31a、31b 凹部
32 絶縁ボール
33 前側
34 エッジ
35 軸受要素
36 開口スペース
37 スリーブ
38 ねじ
39 コイルばね
40 フランジ
41 リング
42 カラー
43 ベース要素上側の横に延びる部分
44 フリースペース
45 T字形接続部材
46 ピン
47 板ばね
48 上側のボールの対
49 下側のボールの対
51 スロット
52 ペグ
53 ロッカー要素
54 五つのコーナーを有する開口部
55 接触ポイント
56 計量皿支持アームの垂直部分
57 ロッカー要素上の嵌め込み位置
58 上側エンドストップ
59 下側エンドストップ
60 ねじ
61 ねじ
62 支持プレート
63 三角形のコーナー
64 計量皿支持アームの垂直部分
65 接続
66 棚板
67 支持アーム
68 上側凹部
69 下側凹部
70 ハウジングの床
71 懸垂フック
72 通路開口部
121 上側突出部
122a、122b 開口部

Claims (22)

  1. 垂直方向に移動可能な荷重受け部15を含む計量セル2と、被計量荷重を受けるための計量皿14と、上記計量皿14を上記計量セル2の上記垂直方向に移動可能な荷重受け部15に接続するための支持要素20とを備えた、少なくとも一つの校正分銅8の取付座7を有するカンチレバーアーム6が上記支持要素20にしっかり接続されている秤において、上記秤が上記支持要素20から上記荷重受け部15へ力を伝達するための接続装置22、22a、22b、122a、22b、23、35、46)を有し、上記接続装置が、上記計量セル2の対称面に直交する面内において三角形を形成する三点で低摩擦の可動性を有する状態で荷重受け部15に対し上記支持要素20を案内し、上記三角形が上記対称面に対して面対称であり、上記接続装置が、上記支持要素20を上記荷重受け部15上で上記被計量荷重が加わる方向に確実に支持していることを特徴とする秤。
  2. 上記計量皿14を上記支持要素20から外せるように上記計量皿14を上記支持要素20上に配置したことを特徴とする請求項1記載の秤。
  3. 上記計量皿14が、上記支持要素20上に横に配置された懸垂ボルト12に掛けられるように構成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の秤。
  4. 上記支持要素20が、上記計量セル2を垂直に移動可能な荷重受け部15に道具なしで取り付けたり取り外したりすることが可能である完全に分離可能なアセンブリとして構成されたことを特徴とする請求項1、2または3に記載の秤。
  5. 上記支持要素20を計量セル2の垂直に移動可能な荷重受け部15で支持、固定するために、上記支持要素20を少なくとも一点で荷重受け部15に掛けられるように構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の秤。
  6. 上記支持要素20が、T字形接続要素45と、上記接続要素上で遊びをもたずに垂直方向に移動可能なベース要素26とを含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の秤。
  7. 上記T字形接続要素45が、垂直柱25と、上記垂直柱25の上端に固定され上記計量セルの対称面について対称である水平部材24とから成り、上記水平部材24が上記垂直に移動可能な荷重受け部15の上側突出部21の開口部22、22a、22b、122a、22bに係合するように設計された保持ペグ23を有し、上記垂直柱25の下端が上記荷重受け部15の下側突出部28に載っていることを特徴とする請求項6に記載の秤。
  8. 転がり要素、特にボール32が、上記水平部材24の上記保持ペグ23を小さい摩擦で案内するために、上記荷重受け部15の上記上側突出部21の上記開口部22、22a、22bに配置されたことを特徴とする請求項7に記載の秤。
  9. 上記転がり部材が熱的な絶縁材料から成り、上記支持要素20が上記荷重受け部15から熱的に絶縁されることを特徴とする請求項8に記載の秤。
  10. 軸受け要素35が上記垂直柱25を支持するために上記荷重受け部15の下端に配置されており、上記軸受け要素が上記荷重受け部15の上記下側突出部28に設けられた貫通孔27に挿入されていることを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載の秤。
  11. 上記軸受け要素35が、電気抵抗が大きい導電材料、特に電気抵抗が大きい導電性ポリマーで製造されていることを特徴とする請求項10に記載の秤。
  12. 上記計量セル2の上記垂直に移動可能な荷重受け部15が上部の曲がりピボット16と下部の曲がりピボット17を介して上記計量セル2の静止部に接続されていることと、上記計量セル2の上記垂直に移動可能な荷重受け部15への支持要素20が、好ましくは、上部の曲がりピボット16と下部の曲がりピボット17とそれぞれ同じ水平面内に載置されることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の秤。
  13. 過負荷安全装置が、上記計量皿14および/または上記カンチレバーアーム6に対し垂直に作用する過剰な力から保護されるように、上記支持装置20と一体化されていることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の秤。
  14. あらかじめ付勢されたコイルばね39が、上記被計量荷重と同じ方向に作用する過剰な力から保護するための上記一体化された過負荷安全装置の一部として上記支持要素20に配置され、上記コイルばね39が上記垂直柱25に固定されたスリーブ37を付勢することを特徴とする請求項13に記載の秤。
  15. 上記T字形接続要素45が、転がり要素特にボール48、49を介してベース要素26に低摩擦で可動性を有するように案内されることを特徴とする請求項6〜14のいずれかに記載の秤。
  16. エンドストップ59が、上記被計量荷重と逆方向に作用する過剰な力の結果として起こる上記支持要素20の変位量を制限するために上記ハウジングに対し固定された位置に設けられていることを特徴とする請求項1〜15のいずれかに記載の秤。
  17. 上記板ばね47が、上記カンチレバーアーム6および/または上記計量皿14を調整可能に固定するために、上記ベース要素26上に配置されていることを特徴とする請求項6〜16のいずれかに記載の秤。
  18. 上記カンチレバーアーム6および/または上記計量皿14が、上記垂直柱25に直交する方向に回動できる可動性を備え、上記可動性が上記被計量荷重に関係がなく、所定の位置回復力に対抗していることを特徴とする請求項7〜17のいずれかに記載の秤。
  19. 上記計量皿14が、上記計量セル2の対称面に直交する面内において二等辺三角形を形成する三点で上記支持要素20に載置され、上記三角形が上記対称面に対して対称であることを特徴とする請求項1〜18のいずれかに記載の秤。
  20. 上記支持要素20が、上記垂直柱25を中心として水平に回動可能であるロッカー要素53を含み、上記ロッカー要素が上記支持要素20から懸垂された計量皿14を案内する役目を有し、この案内が上記計量皿から上記支持要素に力が三点で伝わりこの力が静的に測定されるように行われることを特徴とする請求項7〜19のいずれかに記載の秤。
  21. 上記計量区画3の上記床9が、上記カンチレバーアーム6と上記計量皿14の間に開口なしで延びていることを特徴とする請求項1〜20のいずれかに記載の秤。
  22. 上記計量セル2が、最小の変位量による電磁力補償原理に基づいて動作する計量セルであることを特徴とする請求項1〜21のいずれかに記載の秤。
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