JP3942797B2 - 手乾燥装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、水洗い等で濡れた手を乾燥させるために、洗面所やトイレ・キッチン等で使用する手乾燥装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、水洗等によって濡れた手をタオルやハンカチを使用して拭く代わりに、送風された温風に手をかざすことによって、手を衛生的に乾燥する手乾燥装置が実用化されている。例えばヘヤドライヤとしても使用できるもの、あるいは紫外線による殺菌等の付加機能を備えているもの、送風ファンブレードを発熱体で構成して加熱効率を向上させているもの等が開発されている。これらは、誘導電動機によりシロッコタイプの羽根からなる送風手段を回転させて空気流を発生し、電気ヒータからなる加熱手段により空気流を加熱して、手挿入部に温風を吹き出すものであるが、基本的に濡れ手の水分を熱で蒸発乾燥させるため、乾燥完了までに約20秒〜1分の時間を必要とし、使い勝手が悪い。
【0003】
これを改善したものも開発されており、例えば、特開平10−75915号公報に示すものが知られている。この手乾燥装置は図5に示すように、高圧空気流発生装置51から上吹出ノズル52と下吹出ノズル53を経て送風される空気流を、手の両面に同時に高速噴流として吹き付け、手挿入部3より挿入した手の水分を吹き飛ばして乾燥させるものである。冬季対策として、外付けの加熱装置54も設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし上記従来例のように高速噴流により水分を吹き飛ばす手乾燥装置は、手から剥離した水滴が、手挿入部や開放された側面側から本体外に飛散するため、病院等の清潔な室内環境が要求される現場では都合が悪いという問題がある。
【0005】
また、例えば冬季には、吸い込む外気が冷たく手に吹き付ける噴流も冷たいので、使いづらい冷風感を与えないよう、空気を加熱する手段を別途設けなければならないという問題も有している。
【0006】
そこで本発明は上記問題点を解消し、空気流を循環させながら高速噴流で手を乾燥させ、手から剥離した水滴を外部に飛散させず、別途加熱手段を設けなくても温かい噴流を供給できる手乾燥装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明は、外郭を形成する本体内下方に配されて空気流を送風する電動送風機と、この電動送風機の上方に位置して上面開放部から挿入された手を乾燥する乾燥室と、この乾燥室の内面に配されて前記電動送風機から送風された空気流を噴出する噴出孔と、この噴出孔から噴出した空気流とともに濡れ手から掃引・剥離した水滴を回収するために乾燥室の内面下方に配された吸気口と、この吸気口と電動送風機の吸入側を連通する循環流路と、電動送風機の送風側と噴出孔を連通する送風流路とを備え、前記電動送風機の吸入側を、前記上面開放部から見て横向きかつ前記吸気口と反対側に設け、前記循環流路の一部を、前記電動送風機の前記吸入側より下方に配された底流部とし、前記吸気口と前記底流部の間の前記循環流路を略鉛直方向で略直線状に形成したことを特徴とする。
【0008】
この発明によれば、吸気口から吸い込んで循環流路を経た空気流は電動送風機の吸入側から通過し、電動送風機の送風側から送風流路を経て噴出孔から噴出して、手の水滴を高速で掃引し吸気口で吸い込みながら剥離し、前記のような循環と送風を繰り返して濡れ手を素早く乾燥させる。よって剥離された水滴は本体外に飛び散りにくく周囲を濡らさないと共に、加熱手段がなくても高速循環させた温かい風を供給することができる。また、電動送風機を乾燥室の下方に配しているので、手挿入方向から見てコンパクトな形態となる。さらに、循環流路の一部である底流部において、手から剥離した水滴を含んだ循環気流から水滴を分離させることができる。
【0009】
また、吸気口と底流部の間の循環流路を略鉛直方向に略直線状に形成することによれば、手から剥離した水滴を含んだ循環気流を鉛直下方に加速することで、慣性を利用した循環流路の底流部での水滴の分離をより確実に行うことができる。さらに請求項2記載のように前記底流部にドレン穴を設けることによれば、循環気流から分離した水滴をドレン穴から本体外に排出することができる。
【0010】
また上記各構成において請求項3記載のように循環流路の全体もしくは一部を本体より着脱自在とすることによれば、循環流路の洗浄等の清掃を容易にすることができる。また請求項4のように前記底流部に設けたドレン穴の下方にドレンタンクを設け、ドレンタンクと循環流路の全体もしくは一部を一体に構成し、それらを本体より着脱自在とすることによれば、水滴をドレンタンクに回収し、かつ、ドレンタンクと循環流路の洗浄等の清掃を容易にすることができる。
【0011】
さらに請求項5記載のように一体で着脱できる前記ドレンタンクと循環流路の全体もしくは一部を分離自在とすることによれば、ドレンタンクと循環流路の清掃対象面を全面開放状態にできるので、洗浄等の清掃をより容易にすることができる。
【0012】
また上記各構成において、請求項6記載のように循環流路の底流部の、電動送風機の吸入側近傍にフィルタを設けることによれば、電動送風機が異物や塵埃等を吸い込むことを防止することができる。
【0013】
また請求項7記載のように前記フィルタと循環流路の全体もしくは一部を一体に構成し、それらを本体より着脱自在とすることによれば、フィルタと循環流路の洗浄等の清掃が容易な手乾燥装置としている。
【0014】
さらに請求項8記載のように、一体で着脱できる前記フィルタと循環流路の全体もしくは一部を分離自在とすることによれば、フィルタと循環流路の清掃対象面を全面開放状態にできるので、洗浄等の清掃をより容易にすることができる。
【0017】
また上記各構成において請求項9記載のように、乾燥室の全体もしくは一部、あるいは循環流路の全体もしくは一部、あるいはドレンタンク、あるいはフィルタの清掃メンテのタイミングを知らせる清掃メンテ時期表示手段を備えることによれば、清掃メンテを管理者に促すことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図1〜図4を参照して説明する。図1は本実施形態の手乾燥装置の全体構成を概略して示す斜視図、図2はその縦断正面図、図3は図2のA−A断面図、図4は着脱可能部品を分解して示す斜視図である。
【0019】
まずこの手乾燥装置の構成を説明する。1は空気流を送風する電動送風機である。4は上面が開放した手挿入部(開放部)3より挿入された手を乾燥する乾燥室で、入口部(内面上方)に電動送風機1が送風する空気流を噴出する噴出孔5を、また奥部(内面下方)に噴出孔5から噴出した空気流を回収する吸気口9を有している。
【0020】
乾燥室4は図4に示すように、断面U字形状に折曲げ形成された乾燥室パネル4aと、その側面開放部を塞ぐ2枚の側板31とで囲まれた内空間を指し、吸気口9と手挿入部3を除いて壁面で囲まれて構成される。手乾燥装置の本体2を構成するハウジングは、前記側板31を併せて箱形形状に形成され、その上部開放空間に前記乾燥室4を形成し、その下方に電動送風機1を収容し、電動送風機1の送風側1b(図3)と噴出孔5とを連通する送風流路6a、6bと、吸気口9と電動送風機1の吸入側1a(図2)とを連通する循環流路7(の一部)とを形成しており、手挿入方向から見てコンパクトな形態となっている。
【0021】
吸気口9は噴出孔5より小さい(2〜5mm程度)略メッシュあるいは格子様で、乾燥室4奥の片側(図1と図2では右側)に配されている。電動送風機1の吸入側1aは、これと反対側(図1と図2では左側)に配して、吸入側1aを使用者(図1の手前に側立った場合)から見て横向きあるいは奥向き(図では横向き)に配している。電動送風機1の吸入側1a直前には、噴出孔5より小さい(2〜5mm程度)略メッシュ様で高剛性(金属等)の防護フィルタ36を設けている。
【0022】
送風流路6a、6bは互いに連通し、本体2内で左右幅ほぼ全体を占め、十分広い断面積(噴出孔5の約10倍以上)を確保している。循環流路7は、広い断面積(噴出孔5の約5倍以上)を確保しており、図2に示すように、7aは略直線状で断面積変化を緩やかに形成した鉛直部、7bは電動送風機1の下方に位置し本体2の下部を通る底流部である。底流部7bには、鉛直部7aの略下方で真下から少しずれた位置にドレン穴32aを設けると共に、ドレン穴32aより下流で電動送風機1の吸入側1aの手前に設けた本体2の開口33に、1mmあるいはそれ以下程度の略メッシュ様のフィルタ35を設けている。循環流路7の底流部7bの下部には、ドレン穴32aを受けてドレンタンク34を設けている。図4に示すように、ドレンタンク34の上に装着した循環流路7の底流部7bを内空間とする底箱体32と、底箱体32の上面開放部(前記開口33)に装着したフィルタ35は、ドレンタンク34をベースにこれら一体で本体2から着脱可能で、なおかつ各々は分離可能である。
【0023】
乾燥室4の側方壁面は図4で示したように、採光できる光透過体の側板31によって構成しており、使用時に採光が充分でき乾燥室4の内部を外から透視可能となるため、閉空間中に手を挿入することに対する違和感・拒絶感・恐怖感等を緩和することができる。これら側板31は、乾燥室4の前後面に設けた溝あるいは爪(図示せず)等に沿って挿入・離脱が自由にでき、乾燥室パネル4aより着脱自在となっている。また、乾燥室4を構成するこの乾燥室パネル4a自体も着脱可能となっている。
【0024】
37は本体2の上面に設けられた表示部で、LEDやパイロットランプ等の消灯・点灯・点滅等で通電状態や各種表示を行い、乾燥室4、循環流路7、ドレンタンク34、フィルタ35の清掃メンテのタイミングを知らせる清掃メンテ時期表示手段38を含む。図2に示す43は制御手段で、防水ケース42に収納され、センサ(図示せず)の信号を取り込み、表示部37のコントロールや電動送風機1の駆動を行う。
【0025】
次に上記構成の動作について説明する。手が手挿入部3より乾燥室4内に挿入されると、センサ(図示せず)がこれを検出して電動送風機1を駆動する。すると吸気口9から吸い込まれた空気流は電動送風機1の送風側1bから送風され、送風流路6a、6bを通って噴出孔5に導かれる。送風流路6a、6bでは、上述のように噴出孔5に比べて断面積が十分広く確保されているため、ほぼ均等な圧縮状態となり、噴出孔5から安定した高速噴流を噴出することができる。図3に示すように、噴出孔5は、掌と手の甲の両面同時に噴流を吹き付けるよう対峙して設けられており、その噴出方向を、乾燥室4の奥方向、すなわち図では下方向(挿入された手の指の方向:手は図示せず)にわずか( 5〜10゜) に傾けている。噴出後の空気流は吸気口9に吸い込まれる。よって、噴流が濡れ手の表面に強く衝突し、かつ滑らかに乾燥室4の奥方向に水滴を高速で掃引・剥離して、短時間で手を乾燥することができる。
【0026】
剥離した水滴は、吸気口9の吸い込みによって、また従来例では開放されていた側面側が側板31により覆われている壁面構成により、ほとんど周囲に飛散しない。さらに吸気口9を電動送風機1の吸入側1aと反対側に設けているので、電動送風機1で発生する気流音が乾燥室4に漏れにくく、使用者に聞こえる騒音を抑えている。
【0027】
吸気口9から吸い込まれた空気流は、循環流路7を通って電動送風機1の吸入側1aに導かれてその吸入口より吸い込まれ、再び空気流として送風される。送風された空気流は、電動送風機1を繰り返し通過することと、送風流路6a、6bで繰り返し圧縮されることにより昇温され、別途加熱手段を設けなくても温かい風を噴出孔5から供給することができる。このとき、図2に示すように、空気流とともに吸気口9に吸入された水滴は、循環流路7の鉛直部7aで空気流にのって鉛直下方に加速し、底流部7bへの屈曲位置において、慣性により略ドレン穴32aの位置に落下分離され、ドレンタンク34に回収される。フィルタ35は主に電動送風機1に塵埃が流入するのを防いでいる。
【0028】
使用期間が所定の時間数(日数)に達すると、清掃メンテ時期表示手段38が所定の表示を行い、乾燥室4(乾燥室パネル4aと側板31)、循環流路7(底箱体32内を含む)、ドレンタンク34、フィルタ35の清掃を管理者に促す。管理者は清掃メンテ時期表示手段38の表示を目安に清掃メンテを行う。メンテ時には電源スイッチ(図示せず)を一旦OFFにして清掃を行うが、乾燥室パネル4a、側板31、底箱体32、ドレンタンク34、フィルタ35の全てあるいはいずれかを、本体2から取り外して分離し、流水にさらして物理力を与えながら洗浄することができる。清掃終了後は取り外した上記部品を再び本体2に装着し、電源スイッチをONにする。この時、清掃メンテ時期表示手段38のタイマーがリセットされ、所定の時間数のカウントをゼロから行う。清掃の際、誤って電源をOFFにせず行ったとしても、電動送風機1は防護フィルタ36で、循環流路7は吸気口9のメッシュ構造によって指や清掃用具の侵入・流入を防いでいる。これらは、通常の使用時にも電動送風機1や循環流路7への指や異物の流入を防止するものであるが、万一異物が流入しても、噴出孔5から排出される。
【0029】
尚、上記手乾燥装置は洗浄した手を乾燥する用途に用いるものであるが、洗浄が不十分であった場合には、水滴中に塵埃や汚れ成分等が含まれているものである。このため長期の使用によって、どうしても乾燥室4の内部や循環流路7等には汚れが付着してしまう。このため本実施形態では清掃が容易な構成にしており、非常に使い勝手の良いものである。
【0030】
上述のように本実施形態によれば、電動送風機1が送風する空気流は、送風側1bから送風流路6a、6bを通って噴出孔5へ、また噴出孔5からの空気流が吸気口9から循環流路7を通って電動送風機1の吸入側1aへと循環するので、高速で剥離された濡れ手の水滴が本体2外部に飛び散るのを防ぐことができる。加えて側板31で乾燥室4の側方を閉じているので、さらに確実に飛び散り防止できる。このため、病院や食品売場等の清潔な室内環境が要求される現場でも使用できるものである。
【0031】
また、電動送風機1を乾燥室4の下方に配しているので、手挿入方向から見てコンパクトな形態として、省スペースで壁等に設置することができる。
【0032】
また、空気流が電動送風機1を通過しながら循環するので、別途加熱手段を設けなくても暖かい風を噴出でき、特に冬季でも、手を快適に乾燥することができる。
【0033】
また、循環流路7の鉛直部7aから底流部7bへという簡素な屈曲構成により、流路圧損を抑えながら、手から剥離した水滴を効率よく回収できる。
【0034】
また、乾燥室4(乾燥室パネル4aと側板31)、循環流路7(底箱体32内を含む)、ドレンタンク34およびフィルタ35を、本体2からの着脱自在、分離自在とし、清掃のタイミングを管理者に知らせてこれらを洗浄清掃することによって、清潔感を長期間保持することができる。
【0035】
なお上記実施形態では、噴出孔5を、掌と手の甲の両面同時に噴流を吹き付けるよう対峙して設けた構成として説明したが、これに限定するものではなく、片側噴出でもよいし、両手用でも片手用でもどちらでもよい。
【0036】
また、底流部7bを構成する底箱体32と本体2との間、つまり循環流路7の着脱接合部は、原則としては気密性の高いシールを施すこととするが、吸気口9からの吸い込み量が減少して、水滴の周囲への飛散や使用者への跳ね返りが問題にならない限り、隙間があって外気の流入があっても問題はない。
【0037】
また、吸気口9のネットあるいは格子を本体2から着脱自在とし、循環流路7の鉛直部7aの構成部分も本体2から着脱可能(例えば下方へ)としてもよく、乾燥室パネル4aは側板31と一体で着脱可能でもよい。
【0038】
また、清掃メンテ時期表示手段38の時期判断・表示方法等は、管理者に適切なメンテ時期を知らせるものであれば、特に上述に限定するものではなく、着脱可能な部品を取り外したときには各種センサを用いて自動的に電源がOFFになる構成にしてもよい。
【0039】
また、ドレン穴32aとドレンタンク34を設ける設けないは、例えば回収水分量(使用頻度)や設置環境により変更可能である。回収量で切り分ける場合、回収量が少ないときはドレン穴32aを設けず循環流路7内で自然乾燥させる、回収量が多いときはドレン穴32aとドレンタンク34を設け、中間量のときはドレン穴32aのみを設ける等が考えられる。ただし、ドレン穴32aのみ設ける場合はドレン穴32aから流入する空気流で水滴が逆流しないよう、その位置と大きさに注意を要する。
【0040】
【発明の効果】
上記のように本発明によれば、空気流をコンパクトな本体内で循環させながら温かい高速噴流で素早く、水滴を外部に飛散させずに手を乾燥させることができるので使用感がよく、設置スペースをとらず、別途加熱手段を必要とせず、空気流と共に循環した水滴は底部に溜めたり本体外へ排出することもできる。また、各構成部分を本体から分離、着脱自在にすることにより洗浄等の清掃が容易かつ念入りに行うことができ、清潔感を長期間保持することができ、その清掃タイミングを管理者に知らせることによって清掃メンテが容易になる。さらに循環流路や送風流路内へ異物等が入らないようにフィルタを設けることによって安全にクリーンな空気で乾燥することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の手乾燥装置の全体構成を示す斜視図。
【図2】同実施形態を示す縦断正面図。
【図3】図2のA−A断面図。
【図4】同実施形態における着脱可能部品を分解して示す斜視図。
【図5】従来の手乾燥装置の構成を示す縦断側面図。
【符号の説明】
1 電動送風機
1a 吸入側
1b 送風側
3 手挿入部(上面の開放部)
4 乾燥室
5 噴出孔
6a 送風流路
6b 送風流路
7 循環流路
7a 鉛直部
7b 底流部
9 吸気口
32a ドレン穴
34 ドレンタンク
35 フィルタ
38 清掃メンテ時期表示手段
Claims (9)
- 外郭を形成する本体内下方に配されて空気流を送風する電動送風機と、この電動送風機の上方に位置して上面開放部から挿入された手を乾燥する乾燥室と、この乾燥室の内面に配されて前記電動送風機から送風された空気流を噴出する噴出孔と、この噴出孔から噴出した空気流とともに濡れ手から掃引・剥離した水滴を回収するために乾燥室の内面下方に配された吸気口と、この吸気口と電動送風機の吸入側を連通する循環流路と、電動送風機の送風側と噴出孔を連通する送風流路とを備え、前記電動送風機の吸入側を、前記上面開放部から見て横向きかつ前記吸気口と反対側に設け、前記循環流路の一部を、前記電動送風機の前記吸入側より下方に配された底流部とし、前記吸気口と前記底流部の間の前記循環流路を略鉛直方向で略直線状に形成したことを特徴とする手乾燥装置。
- 循環流路の底流部にドレン穴を設けた請求項1記載の手乾燥装置。
- 循環流路の全体もしくは一部を本体より着脱自在とした請求項1または2記載の手乾燥装置。
- ドレン穴の下方にドレンタンクを設け、ドレンタンクと循環流路の全体もしくは一部を一体に構成し、それらを本体より着脱自在とした請求項2記載の手乾燥装置。
- 一体で着脱できるドレンタンクと循環流路の全体もしくは一部を分離自在とした請求項4記載の手乾燥装置。
- 循環流路の底流部の、電動送風機の吸入側近傍にフィルタを設けた請求項1から5のいずれか1項に記載の手乾燥装置。
- フィルタと循環流路の全体もしくは一部を一体に構成し、それらを本体より着脱自在とした請求項6記載の手乾燥装置。
- 一体で着脱できるフィルタと循環流路の全体もしくは一部を分離自在とした請求項7記載の手乾燥装置。
- 乾燥室の全体もしくは一部、あるいは循環流路の全体もしくは一部、あるいはドレンタンク、あるいはフィルタの清掃メンテのタイミングを知らせる清掃メンテ時期表示手段を備えた請求項1から8のいずれか1項に記載の手乾燥装置。
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