JP3941435B2 - 演奏情報再生装置、方法及びプログラム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、演奏情報再生装置に関し、より詳しくは、通信ネットワークを介したネット有線放送を実現する演奏情報再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
パーソナルコンピュータ等では、インターネット等の通信ネットワーク上の音楽サイトに接続して、そこに用意されている複数の楽曲から、所望の楽曲を選択して聞くことが出来る。
【0003】
上記の音楽サイトを利用して、ユーザが複数の楽曲を連続して聞きたい場合は、それらの複数の楽曲を1つずつ選択する必要が有る。つまり上記音楽サイトでは、BGMのように適当な音楽を連続して再生させることが困難であった。
【0004】
本発明と同一出願人による特許出願2001−194604号に記載の発明により、上記音楽サイトの問題点が解決され、ユーザは、複数曲を1つずつ選択するなどの、煩わしい作業をすることなく、インターネット上で楽曲の連続再生を楽しめるようになった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
インターネット等の通信ネットワークを介して、楽曲情報等を配信する場合、楽曲情報の受信に遅れが生じる場合がある。単純に受信した楽曲情報を受信するごとに再生していると、一旦楽曲情報の受信が遅れてしまうと、それ以降の全ての楽曲の再生に遅れが出てしまう。
【0006】
また、単純に受信した楽曲情報を受信するごとに再生していると、次の楽曲情報の受信が遅れてしまうと、楽曲の再生間に不所望な間隔があいてしまい、何も再生されない時間帯が生じてしまう。
【0007】
また、常に一定の時間周期で受信の遅れを確認することが行われているが、再生時間が長い楽曲の再生中に遅れが確認された場合は、楽曲情報の再送が間に合うかもしれないが、再生時間が短い楽曲の再生中であれば、楽曲情報の再送が間に合わない可能性がある。
【0008】
本発明の目的は、一部の楽曲情報の受信が遅れても、それ以降の楽曲の再生を時間どおりに行うことができる演奏情報再生装置を提供することである。
【0009】
また、本発明の他の目的は、一部の楽曲情報の受信が遅れても、楽曲が再生されない状況を回避できる演奏情報再生装置を提供することである。
【0010】
さらに、本発明の他の目的は、適切なタイミングで楽曲情報の受信障害を確認することができる演奏情報再生装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の一観点によれば、サーバ装置とクライアント装置とが通信ネットワークを介して接続された演奏情報再生システムは、前記サーバ装置が、現時刻をカウントするクロックと、複数のクライアント装置に対応するネットワークアドレスを保持するための送信リストを記憶する送信リスト記憶手段と、前記クライアント装置から接続要求を受け付ける受付手段と、前記接続要求を受け付けたクライアント装置に対応するネットワークアドレスを前記送信リストに追加する追加手段と、選曲リストを記憶する選曲リスト記憶手段と、前記複数の楽曲情報のうち配信すべき楽曲情報を順次選択して前記選曲リストに追加する配信楽曲選択手段と、所定周期ごとに前記選曲リストの先頭の楽曲情報のうち所定量のデータを順次読み出して、該読み出した楽曲情報の再生時間と前記現時刻に基づいて決定される再生開始時刻及び再生終了時刻を前記読み出した楽曲情報に付加して配信楽曲情報として、前記送信リストに登録されたネットワークアドレスのクライアント装置に配信する配信手段と、すべての配信楽曲情報の配信完了に応じて当該配信楽曲情報に対応する楽曲情報を前記選曲リストから削除する削除手段と、前記クライアント装置から配信楽曲情報の再送要求を受信する受信手段と、前記再送要求を受信したことに応じて、再送要求された配信楽曲情報を、該要求を行ったクライアント装置に送信する再送手段とを有し、前記クライアント装置が、現時刻をカウントするクロックと、前記サーバ装置に対して接続要求を送信する送信手段と、前記サーバ装置から逐次配信される配信楽曲情報を受信する受信手段と、前記受信した配信楽曲情報を一時的に記憶する一時記憶手段と、前記現時刻が確認時刻に到達したことに応じて、次に再生すべき配信楽曲情報が前記一時記憶手段に蓄積されているか否かを確認し、未蓄積の場合は該配信楽曲情報の再送要求を前記サーバ装置に送信する確認処理手段と、前記現時刻が配信楽曲情報に付加された再生終了時刻に到達するまで、選択された配信楽曲情報の再生を行う通常再生処理手段と、前記次に再生すべき配信楽曲情報の受信が完了するまでの期間、選択された楽曲情報の再生を行い、前記次に再生すべき配信楽曲情報の受信が完了した場合は、該選択された配信楽曲情報の再生を停止するとともに、該受信した配信楽曲情報を再生すべき配信楽曲情報として設定し、該設定した楽曲情報の再生時間内に再受信が可能なように前記確認時刻を設定する特殊再生処理手段と、所定の周期ごとに前記一時記憶手段に蓄積された配信楽曲情報を確認し、次に再生すべき配信楽曲情報が蓄積されている場合は、該配信楽曲情報を再生すべき配信楽曲情報として選択して前記現時刻が該配信楽曲情報の再生開始時刻に到達したことに応じて前記通常再生処理手段による配信楽曲情報の再生を行うとともに、該配信楽曲情報の再生時間内に再受信が可能なように、前記確認時刻を設定する一方、次に再生すべき配信楽曲情報が蓄積されていない場合は、前記一時記憶手段に蓄積されている過去再生した配信楽曲情報のうちのいずれかを再生すべき配信楽曲情報として選択して前記特殊再生処理手段による配信楽曲情報の再生を行うように制御する再生制御手段とを有することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施例によるネット有線システム100の一例を表すブロック図である。
【0016】
ネット有線システム100は、PCサイト(サーバ)1、インターネット等の通信ネットワーク2、PC端末又は携帯端末(以下、クライアントとする)3、中継局4を含んで構成される。
【0017】
PCサイト1は、例えば、インターネット上のWWW(ワールドワイドウェブ)サーバであり、接続されるクライアントの種々の要求に応答して、各種情報等を提供する。PCサイト1は、複数の楽曲情報を記録しており、通信ネットワーク2を介して接続されるクライアント3からの要求に従い楽曲情報を連続してクライアント3に送信する。
【0018】
クライアント3は、例えば、パーソナルコンピュータ、通信機能を備えた電子楽器、携帯電話等の携帯端末である。クライアント3は、ネットワークブラウザ等を使用してPCサイト1にアクセスし、楽曲情報を取得する。
【0019】
なお、クライアント3が、無線の携帯端末である場合は、中継局4を介して、通信ネットワークに接続する。中継局4は、携帯端末からの無線通信を送受信して、通信ネットワーク2との通信を中継するものであり、例えば、携帯電話のキャリア等である。
【0020】
上記のネット有線システム100においては、ユーザはクライアント3を操作することにより、PCサイト1に接続し、PCサイト1上に記憶されている楽曲情報を連続して受信し、再生することができる。
【0021】
図2は、本発明の実施例によるクライアント3を構成するPC端末又は携帯端末のハードウェア構成を示すブロック図である。PCサイト1も、このクライアント3とほぼ同様の構成である。
【0022】
バス6には、RAM8、ROM7、CPU9、タイマ10、検出回路11、表示回路13、外部記憶装置15、音源回路16、通信インターフェイス18、MIDIインターフェイス19が接続される。
【0023】
RAM8は、フラグ、レジスタ又はバッファ、各種パラメータ等を記憶するCPU9のワーキングエリアを有する。また、受信した楽曲情報を一時的に記憶する一時記憶領域を有する。ROM7には、各種パラメータ及び制御プログラム、又は本実施例を実現するためのプログラム等を記憶することができる。
【0024】
CPU9は、ROM7又は、外部記憶装置15に記憶されている制御プログラム等に従い、演算又は制御を行う。タイマ10は、バス6に接続されており、基本クロック信号、割り込み処理タイミング等をCPU9に供給する。
【0025】
操作子12は、検出回路11に接続され、例えば、文字入力用キーボード、マウス、演奏用の鍵盤等であり、ユーザの入力に応じた信号を出力できるものならどのようなものでもよい。
【0026】
表示回路13は、ディスプレイ14に接続され、各種情報をディスプレイ14に表示することができる。ユーザは、このディスプレイ14に表示される情報を参照して、各種情報の入力及び各種設定を行う。
【0027】
外部記憶装置15は、外部記憶装置用のインターフェイスを含み、そのインターフェイスを介してバス6に接続される。外部記憶装置15は、例えばフロッピー(登録商標)ディスクドライブ(FDD)、ハードディスクドライブ(HDD)、光磁気ディスク(MO)ドライブ、CD−ROM(コンパクトディスク−リードオンリィメモリ)ドライブ、DVD(Digital Versatile Disc)ドライブ、半導体メモリ等である。
【0028】
外部記憶装置15には、後述する本実施例による楽曲情報データベース(DB)、選曲リスト、送信リスト、各種パラメータ、各種データ、及び本実施例を実現するためのプログラム等を記憶することができる。
【0029】
外部記憶装置15からRAM8に制御プログラム又は本実施例を実現するためのプログラム等を読み出すことにより、ROM7に制御プログラム等を記憶させている場合と同様の動作をCPU9にさせることができる。このようにすると、制御プログラム等の追加やバージョンアップ等が容易に行える。
【0030】
通信インターフェイス18は、LAN(ローカルエリアネットワーク)やインターネット、電話回線等の通信ネットワーク2に接続可能であり、該通信ネットワーク2を介して、サーバコンピュータ(PCサイト1)と接続し、HDD等外部記憶装置15、又はRAM8等内に、サーバコンピュータから楽曲情報、制御プログラムや本実施例を実現するためのプログラム等をダウンロードすることができる。
【0031】
なお、通信インターフェイス18及び通信ネットワーク2は、有線のものに限らず無線でもよい。また双方を備えていてもよい。
【0032】
音源回路16は、外部記憶装置15又はRAM8等に記録された楽曲情報若しくはMIDIインターフェイス19に接続された電子楽器20等から供給される演奏信号、MIDI信号等に応じて楽音信号を生成し、サウンドシステム17に供給する。
【0033】
サウンドシステム17は、D/A変換器及びスピーカを含み、供給されるデジタル形式の楽音信号をアナログ形式に変換し、発音する。
【0034】
MIDIインターフェイス(MIDI I/F)19は、電子楽器20、その他の楽器、音響機器、コンピュータ等に接続できるものであり、少なくともMIDI信号を送受信できるものである。
【0035】
また、PCサイト1として、用いる場合には、音源回路16、サウンドシステム17、MIDIインターフェイス19、及び電子楽器20等の楽曲情報の再生に用いる構成は省略してもよい。
【0036】
図3は、本発明の実施例によるネット有線システム100の機能を表すブロック図である。なお、通信ネットワーク2は図示を省略したが、PCサイト1と、クライアント3は、インターネットなどの通信ネットワーク2を介して接続されているものとする。
【0037】
PCサイト1の選曲部21は、楽曲情報DB22の内容(記録されている楽曲情報等)を参照して、記録されている複数の楽曲情報の中から再生すべき楽曲情報を選択し、選曲リスト23に書き込む。楽曲情報の選択は、ランダムに行ってもよいし、以前に選択した楽曲情報と重ならないように選択してもよい。また、楽曲情報のジャンル等の情報に基づいて選択するようにしてもよい。
【0038】
楽曲情報DB22は、例えば、外部記憶装置15(図2)等に記憶されている楽曲情報のデータベースである。楽曲情報DB内には複数の楽曲情報が記憶されている。記憶されている楽曲情報は、例えばSMF(Standard MIDI File)フォーマットに準拠した、自動演奏データである。また、例えば、携帯通信端末用の簡易MIDI規格に基づいた着信メロディ等の自動演奏データである。その他、オーディオファイルや、動画ファイル等、ネットワーク2を介して配信可能なものであればどうのようなものでもよい。また、複数の種類の楽曲情報を記録していてもよい。
【0039】
選曲リスト23は、例えば、外部記憶装置15(図2)又はRAM8等に記憶されており、選曲部21が選曲した楽曲情報の再生順を記録している。選曲部21は、この選曲リスト23に記録された楽曲情報の再生順を読出し、該再生順に従い、再生部24に楽曲情報の再生の指示を与える。
【0040】
再生部24は、選曲部21からの指示に従い、楽曲情報DB22から楽曲情報を読み出し、読み出した楽曲情報を、時刻決定部25から送られる時刻情報とともに、送受信部27に送る。
【0041】
時刻決定部25は、時計26から得られる現時刻と、再生部24により読み出された楽曲情報の再生時間を元に、該楽曲情報の再生開始時刻と終了時刻を決定する。決定した再生開始時刻と終了時刻は、時刻情報として、再生部24に送られる。なお、時計26は、絶対的な時間(時刻)を計時している通常の時計である。
【0042】
送受信部27は、再生部24から送られる楽曲情報に時刻情報を付加して、送信先決定部28から送られる送信リストに登録された全てのクライアント3の送信アドレスに、上記の時刻情報を付加された楽曲情報を送信する。
【0043】
なお、ストリーミング再生を行う場合は、上記の時刻情報は、楽曲情報の先頭パケットにだけ付加される。
【0044】
また、送受信部27は、クライアント3から送信される要求情報を受信し、送信先決定部28に送る。クライアント3から送信される要求情報には、PCサイト1との接続を開始し楽曲情報の送信開始を要求する接続要求、既に送信した楽曲情報の再送を要求する再送要求、及びPCサイト1との接続を終了し楽曲情報の送信停止を要求する終了要求がある。それぞれの要求情報には、上記の要求情報の種類を表すデータ、ユーザID、及びクライアント3の送信アドレスなどの情報が含まれる。
【0045】
上記の要求情報のうち、再送要求を受信した場合は、再生部24に対して、再送要求に応じた楽曲情報の読出しを指示し、該読み出される楽曲情報を再送要求を送信したクライアント3のアドレスに向けて送信する。
【0046】
送信先決定部28は、送受信部27から受け取る要求情報に応じてユーザID、及びクライアント3の送信アドレスを送信リスト29に書き込む(又は削除する)。また、送信先決定部28は、送信リスト29を読み出し、送受信部27に送る。
【0047】
送信リスト29は、例えば、外部記憶装置15(図2)又はRAM8等に記憶されており、少なくとも、楽曲情報を送信するクライアント3のユーザID及び送信アドレスが記録されている。ユーザからの接続要求により、ユーザID及び送信アドレスが送信リスト29に追加され、終了要求によりそれらが送信リスト29から削除される。
【0048】
クライアント3の要求指示部30は、ユーザにより入力される接続要求、終了要求及び再送要求の指示を送受信部31に伝える。要求指示部30は、例えば、図2の操作子12で構成される。
【0049】
送受信部31は、要求指示部30から受け取った要求指示にユーザID、送信アドレスなどを添付して要求情報としてPCサイト1に送信する。なお、要求指示が再送要求である場合は、さらに、クライアント側に記憶されている楽曲情報を表す情報又は再送を希望する楽曲情報を識別するデータが含まれる。
【0050】
また、送受信部31は、PCサイト1から送信される楽曲情報及びそれに含まれる時刻情報を受信する。受信した楽曲情報及び時刻情報を一時記憶部32に記憶する。
【0051】
一時記憶部32は、例えば図2のRAM8又は外部記憶装置15であり、送受信部31から送られる楽曲情報及び時刻情報を再生終了まで保存する。
【0052】
発音(再生)部33は、時計34から得られる現時刻が、一時記憶部32に記憶されている楽曲情報の再生開始時刻(時刻情報)と一致したら、当該楽曲情報の読出しを開始し、順次発音する。なお、時計34は、前述の時計26と同様に、絶対的な時間(時刻)を計時している通常の時計である。
【0053】
図4は、PCサイト1で行うメイン処理を表すフローチャートである。なお、このメイン処理は、PCサイト1で常時起動されている。
【0054】
ステップSA1ではメイン処理をスタートして、各種フラグやバッファを初期化し、次のステップSA2に進む。
【0055】
ステップSA2では、新たな要求情報を受信したか否かが判断される。新たな要求情報を受信した場合は、YESの矢印で示すステップSA3に進む。新たな要求情報を受信していない場合は、NOの矢印で示すステップSA7に進む。
【0056】
ステップSA3では、受信した要求情報の種類を判断する。受信した要求情報が接続要求であれば、Aの矢印で示すステップSA4に進む。受信した要求情報が再送要求であれば、Bの矢印で示すステップSA5に進む。受信した要求情報が終了要求であれば、Cの矢印で示すステップSA6に進む。なお、それぞれの要求情報には、少なくともユーザIDとクライアントの送信アドレスが含まれる。
【0057】
ステップSA4では、接続要求を送信したクライアントのユーザIDと送信アドレスを送信リストに追加する。送信リストにユーザIDを追加されたユーザのために課金リストが作成される。課金リストには、例えば、ユーザの接続開始時刻と終了時刻などが記録され、それをもとに接続料金が計算されて記録される。その後、ステップSA7に進む。
【0058】
ステップSA5では、再送要求を送信したクライアントに、いまだ到着していない送信済みの楽曲情報を楽曲情報DBから抽出して送信する。その後、ステップSA7に進む。
【0059】
ステップSA6では、終了要求を送信したクライアントのユーザIDと送信アドレスを、送信リストから削除し、ユーザの課金リストに記録されている料金を予め作成されるユーザの課金用アカウントに課金する。課金の方法は、例えば、クレジットカード、銀行振込、郵便振替、電子マネー等であり、どのようなものを使用してもよい。その後、ステップSA7に進む。
【0060】
ステップSA7では、ステップSA1に処理を戻し、上記の処理を繰り返させる。
【0061】
図5は、PCサイト1で行う選曲リスト編集処理を表すフローチャートである。
【0062】
ステップSB1では、選曲リスト編集処理を開始し、次のステップSB2に進む。この選曲リスト編集処理は、所定時間ごとに起動される割り込み処理である。起動する間隔(所定時間)は、少なくとも選曲リストに記録されている楽曲情報がなくならない程度に設定する必要がある。好ましくは、選曲リストの曲数が半分位になるタイミングで起動する。
【0063】
ステップSB2では、選曲リストに登録されている楽曲情報の数が所定数(例えば10曲等)未満か否かを判断する。所定数未満であれば、YESの矢印で示すステップSB3に進む。所定数未満で無ければ、NOの矢印で示すステップSB5に進み、選曲リスト編集処理を終了する。
【0064】
ステップSB3では、楽曲情報DBから新たな曲(楽曲情報)を選曲する。選曲は、ランダムに行ってもよいし、一定の条件(例えば、楽曲のジャンル等)を予め設定しそれに従ってもよい。その後、次のステップSB4に進む。
【0065】
ステップSB4では、ステップSB3で選曲した楽曲情報を選曲リストに追加する。その後、次のステップSB5に進み、選曲リスト編集処理を終了する。
【0066】
図6は、PCサイト1で行う再生処理を表すフローチャートである。
【0067】
ステップSC1では、再生処理を開始(割り込みを許可)して、次のステップSC2に進む。この再生処理は、所定時間ごとに起動する割り込み処理である。所定時間は、楽曲情報の再生方法に依存して設定される。
【0068】
ストリーミング再生を行う場合は、1つの楽曲情報を複数のデータパケットに分けて送信するので、データパケットを作成する時間周期で割り込みをかけるようにする。
【0069】
ダウンロード再生を行う場合は、送信する楽曲情報の再生開始時刻までにダウンロードが完了する時間周期で割り込みをかける。一度に複数の楽曲情報を送信する場合は、そのうちの最も早い再生開始時刻に間に合うようにする。
【0070】
ステップSC2では、今回送信する所定量分の楽曲情報を楽曲情報DBから読み出す。楽曲情報の読出しは、選曲リストに登録されている順番に従い行われる。ここで読み出される所定量は、ストリーミング再生を行う場合は、数秒分の再生を行うために必要なデータ量であり、ダウンロード再生を行う場合は、1曲あるいは複数曲分のデータ量である。その後、次のステップSC3に進む。
【0071】
ステップSC3では、ステップSC2で読み出された楽曲情報の再生開始時刻と終了時刻を、楽曲情報の再生時間と現時刻から決定し、それらを時刻情報として、楽曲情報に付加する。その後、次のステップSC4に進む。
【0072】
ステップSC4では、送信リストに登録されている全てのクライアント(送信アドレス)に対して、ステップSC3で時刻情報を付加した楽曲情報を送信する。全クライアントに対して、同一の内容の楽曲情報を同時に送信する。その後、次のステップSC5に進む。
【0073】
ステップSC5では、全ての情報を送信し終えた楽曲情報を選曲リストから削除する。その後、次のステップSC6に進み、再生処理を終了する。
【0074】
図7は、クライアント3で行うメイン処理を表すフローチャートである。なお、本実施例では、このメイン処理を起動する前にネットワークブラウザ等のPCサイト1に接続するためのソフトウェアが起動されているものとする。
【0075】
ステップSD1では、ユーザの接続要求指示によりメイン処理をスタートし、次のステップSD2に進む。
【0076】
ステップSD2では、サーバ(PCサイト)に接続要求を送信し後述の通常再生処理を起動する。その後、次のステップSD3に進む。なお、接続要求には、クライアントのユーザIDと送信アドレスが含まれる。
【0077】
ステップSD3では、受信した楽曲情報(時刻情報を含む)があれば、それをRAM8又は外部記憶装置15等に作成される一時記憶領域に記憶する。その後、次のステップSD4に進む。なお、楽曲情報の受信は、定期的に確認されている。また、受信した楽曲情報が無ければ、このステップSD3を飛ばして、次のステップSD4に進む。
【0078】
ステップSD4では、ユーザによりサーバへの接続終了指示が出されたか否かを検出する。終了指示があれば、YESの矢印で示す次のステップSD5に進む。終了指示がなければNOの矢印で示すステップSD3に戻る。
【0079】
ステップSD5では、サーバに終了要求を送信し、再生処理を終了する。なお終了要求には、クライアントのユーザIDと送信アドレスが含まれる。その後、次のステップSD6に進みメイン処理を終了する。
【0080】
図8は、クライアント3で行う楽曲情報削除処理を表すフローチャートである。この楽曲情報削除処理は、所定時間ごとに起動される割り込み処理である。
【0081】
ステップSE1では、楽曲情報削除処理をスタートして、次のステップSE2に進む。
【0082】
ステップSE2では、図7のステップSD3で受信した楽曲情報を記憶する一時記憶領域に所定数以上の楽曲情報が記憶されているか否かを判断する。所定数以上の楽曲情報が記憶されていれば、YESの矢印で示すステップSE3に進む。記憶されている楽曲情報が所定数以下であれば、NOの矢印で示すステップSE4に進み楽曲情報削除処理を終了する。
【0083】
ステップSE3では、新しく受信した順に数えて所定数の楽曲情報を一時記憶領域に残し、それ以外の古い楽曲情報を削除する。その後、次のステップSE4に進み、楽曲情報削除処理を終了する。
【0084】
上記の楽曲情報削除処理を定期的に起動することにより、後述する特殊再生処理により、楽曲情報の受信が送れた場合に再生する楽曲情報を残しておくことができる。また、余分な楽曲情報を、なるべく早く削除することができる。余分な楽曲情報を削除することにより、楽曲情報の無断複製等を減らすことができる。
【0085】
図9は、クライアント3で行う再生曲設定処理を表すフローチャートである。この再生曲設定処理は、所定時間ごとに起動される割り込み処理である。
【0086】
ステップSF1では、再生曲設定処理を開始して、次のステップSF2に進む。
【0087】
ステップSF2では、再生曲が設定されているか否かを確認する。再生曲が設定されていない場合は、次の再生曲を設定するためNOの矢印に従いステップSF3に進む。再生曲が設定されている場合は、現在、楽曲の再生中であり、再生曲の設定が必要ないので、YESの矢印で示すステップSF10に進み再生曲設定処理を終了する。
【0088】
ステップSF3では、次に再生する楽曲情報が一時記憶領域に記憶されているか否かを判断する。次に再生する楽曲情報が一時記憶領域に記憶されていない場合は、NOの矢印に従いステップSF4に進む。次に再生する楽曲情報が一時記憶領域に記憶されている場合は、YESの矢印で示すステップSF7に進む。
【0089】
ステップSF4では、サーバに対して、新たな楽曲情報の送信を要求する再送要求を送信する。再送要求には、ユーザID、送信アドレス、及びクライアント側に記憶されている楽曲情報を表す情報が含まれている。その後、次のステップSF5に進む。
【0090】
ステップSF5では、一時記憶領域に記憶されている楽曲情報の中から一曲を選択して、再生曲として設定する。再生曲の選択は、例えば、ランダムに行う。その後、次のステップSF6に進む。
【0091】
ステップSF6では、図12に示す特殊再生処理の割り込みを許可して(処理を起動する)、図11に示す通常再生処理、図10に示す確認処理及びこの再生曲設定処理の割り込みを禁止する(処理を停止する)。その後、ステップSF10に進み再生曲設定処理を終了する。
【0092】
ステップSF7は、ステップSF3でNOの矢印に従った時の処理である。ステップSF7では、現時刻が、次の再生曲の再生開始時刻に達したか否かが判断される。再生開始時刻に達していれば、YESの矢印で示すステップSF8に進む。再生開始時刻に達していなければNOの矢印に従いステップSF10に進み再生曲設定処理を終了する。
【0093】
ステップSF8では、新たな楽曲情報の曲を再生曲として設定し、図11の通常再生処理を起動する。その後、次のステップSF9に進む。
【0094】
ステップSF9では、再生曲の再生時間に応じて、受信の状況を確認する時刻(確認時刻)を設定する。確認時刻は、後述の図10に示す確認処理の割り込み周期である。なお、確認時刻は、再生時間内に1回だけであってもよいし、複数回であってもよい。少なくとも、確認を行った後から楽曲情報の再送信をはじめた場合でも、再生中の楽曲が終了するまでに楽曲情報の受信を完了することが可能な時刻を最初の確認時刻に設定する。その後、次のステップSF10に進み再生曲設定処理を終了する。
【0095】
なお、1つの楽曲の再生が終了すると、次の楽曲の再生時刻になるまで若干の間だけ楽曲の再生が停止されるようになっている。
【0096】
図10は、クライアント3で行う受信遅れの確認処理を表すフローチャートである。この確認処理は、図11に示す通常再生処理が起動している間、次に再生する楽曲情報を受信できているかを確認するために、一定周期で起動される割り込み処理である。
【0097】
ステップSG1では、確認処理をスタートして次のステップSG2に進む。
【0098】
ステップSG2では、現時刻が図9のステップSF9で設定する確認時刻に達したか否かが判断される。現時刻が確認時刻に達していれば、YESの矢印で示すステップSG3に進む。確認事項に達していなければ、NOの矢印で示すステップSG5に進み確認処理を終了する。
【0099】
ステップSG3では、次に再生する楽曲情報が、一時記憶領域に記憶されているか否かを判断する。次に再生する楽曲情報が記憶されていない場合は、楽曲情報の受信が正常に行われていないので、NOの矢印で示すステップSG4に進む。次に再生する楽曲情報が記憶されている場合は、楽曲情報の受信が正常に行われているので、YESの矢印に従い、ステップSG5に進み確認処理を終了する。
【0100】
ステップSG4では、サーバに対して、新たな楽曲情報(次に再生する楽曲情報)の送信を要求する再送要求を送信する。次に再生する楽曲情報を受信できていない場合には、通常再生処理を継続させながら、その裏で、同時進行させて、次の楽曲情報を受信する。その後、次のステップSG5に進み確認処理を終了する。なお、再送要求には、ユーザID、送信アドレス、及びクライアント側に記憶されている楽曲情報の情報が含まれる。
【0101】
図11は、クライアント3で行う通常再生処理を表すフローチャートである。通常再生処理は、サーバから受信した楽曲情報が時刻情報どおりに再生できるときに起動している再生処理である。
【0102】
ステップSH1では、通常再生処理をスタートして、次のステップSG2に進む。通常再生処理は、図7のステップSD2又は再生分解能のタイミングごとに起動する割り込み処理である。
【0103】
再生分解能のタイミングとは、例えば、MIDIデータを再生するときはMIDIクロックのタイミングであり、オーディオデータを再生するときは、サンプリング周期のタイミングである。
【0104】
ステップSH2では、再生曲が設定されているか否かを確認する。再生曲が設定されているときはYESの矢印で示すステップSH3に進む。再生曲が設定されていないときは、NOの矢印で示すステップSH9に進み、通常再生処理を終了する。
【0105】
ステップSH3では、現時刻が再生曲の終了時刻に達しているか否かを判断する。終了時刻に達していれば、YESの矢印で示すステップSH7に進む。終了時刻に達していなければ、NOの矢印で示すステップSH4に進む。
【0106】
ステップSH4では、今回のタイミングで処理すべきイベントを一時記憶領域等に記憶されている楽曲情報から読み出す。その後、次のステップSH5に進む。
【0107】
ステップSH5では、今回ステップSH4で読み出したイベントが終了イベントであるか否かを確認する。今回のタイミングが終了イベントではない場合は、NOの矢印で示すステップSH6に進む。今回のイベントが終了イベントであるときは、YESの矢印で示すステップSH7に進む。
【0108】
ステップSH6では、ステップSH4で読み出されたイベントに従い楽曲を再生(発音)する。その後、ステップSH9に進み通常再生処理を終了する。
【0109】
ステップSH7では、現在再生されている楽曲情報の発音を停止する。なお、楽曲情報が最後まで再生されていなくとも、終了時刻がくると再生を強制的に終了する。その後、次のステップSH8に進む。
【0110】
ステップSH8では、ステップSH7で再生(発音)を停止した楽曲情報について再生曲の設定を解除する。その後、ステップSH9に進み通常再生処理を終了する。
【0111】
図12は、クライアント3で行う特殊再生処理を表すフローチャートである。特殊再生処理は、サーバからの楽曲情報の受信が遅れているときに起動している再生処理である。
【0112】
ステップSI1では、特殊再生処理をスタートして、次のステップSI2に進む。この特殊再生処理は、図9のステップSF6で割り込みが許可される割り込み処理であり、その後は、図11の通常再生処理と同じ割り込み周期で起動される。
【0113】
この特殊再生処理の割り込みが許可されている間、同時に起動しているのは、図7のメイン処理のみであり、図11の設定処理、図10の確認処理及び図11の通常再生処理の割り込みは禁止されている(処理が停止している)。
【0114】
ステップSI2では、次に再生する楽曲情報の受信が完了したか否かを判断する。受信完了していればYESの矢印で示すステップSI3に進む。受信完了していなければ、NOの矢印で示すステップSI6に進む。
【0115】
ステップSI3では、再生されている楽曲の発音を停止し、受信完了した楽曲情報の曲を再生曲に設定する。すなわち、受信が遅れていた楽曲情報を完全に受信し終えたので、受信完了時点の時刻で、本来再生されているべき楽曲(受信した楽曲)へと再生を切り替える。その後、次のステップSI4に進む。
【0116】
ステップSI4では、ステップSI3で設定した再生曲の再生時間に応じて、確認時刻を設定する。その後、次のステップSI5に進む。
【0117】
ステップSI5では、この特殊再生処理の割り込みを禁止(処理を停止)して、通常再生処理、設定処理及び確認処理の割り込みを許可(起動)する。その後、ステップSI10に進み、特殊再生処理を終了する。
【0118】
ステップSI6〜SI9の処理は、ステップSI2でNOの矢印に従った場合の処理である。すなわち、受信が遅れている楽曲情報が完全に受信されるまでの間に、クライアントの一時記憶領域に記憶されている過去に再生された楽曲情報を再生する処理である。
【0119】
ステップSI6では、今回のタイミングで処理すべきイベントを読み出す。その後、次のステップSI7に進む。
【0120】
ステップSI7では、ステップSI6で読み出された今回のイベントが終了イベントであるか否かを判断する。今回のイベントが終了イベントである場合には、YESの矢印で示すステップSI8に進む。今回のイベントが終了イベントでない場合には、NOの矢印で示すステップSI9に進む。
【0121】
ステップSI8では、一時記憶領域から再生する楽曲情報を選択して、再生曲として設定する。楽曲情報の選択は、例えば、ランダムに行う。その後、ステップSI10に進んで特殊再生処理を終了する。
【0122】
なお、楽曲情報の受信に時間がかかるようであれば、ユーザが飽きないように再生する楽曲情報をランダムに変更する。
【0123】
ステップSI9では、ステップSI6で読み出されたイベントに従い、楽曲を再生(発音)する。その後、ステップSI10進み特殊再生処理を終了する。
【0124】
以上、本実施例によれば、楽曲情報に再生開始時刻と再生終了時刻が含まれるので、受信装置側で受信した楽曲情報をいつ再生すべきかを判断することができる。
【0125】
また、本実施例によれば、一部の楽曲情報の受信が遅れても、それ以降の楽曲の再生を、楽曲情報に含まれる再生開始時刻どおりに行うことができる。
【0126】
また、本実施例によれば、一部の楽曲情報の受信が遅れても、その間、一時記憶領域に記憶されている楽曲情報尾を再生するので、楽曲が再生されない状況を回避できる。
【0127】
また、本実施例によれば、楽曲情報の再生時間にあわせて確認時刻を設定するので、適切なタイミング楽曲情報の受信障害を確認することができる。すなわち、現在再生中の楽曲の再生時間長が短い場合は、早めに再送要求を送信するなどして、現在再生中の楽曲が終了する前に次の楽曲の受信を終えることができる。
【0128】
なお、本実施例のクライアント3は電子楽器、パソコン+アプリケーションソフトウェアの形態、携帯電話等の携帯型通信端末の他、カラオケ装置や、ゲーム装置、自動演奏ピアノなどどのような形態をとってもよい。
【0129】
以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組合せ等が可能なことは当業者に自明であろう。
【0130】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、一部の楽曲情報の受信が遅れても、それ以降の楽曲の再生を時間どおりに行うことができる。
【0131】
また、本発明によれば、一部の楽曲情報の受信が遅れても、楽曲が再生されない状況を回避できる。
【0132】
また、本発明によれば、適切なタイミング楽曲情報の受信障害を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例によるネット有線システム100の一例を表すブロック図である。
【図2】 本発明の実施例によるクライアント3を構成するPC端末又は携帯端末のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の実施例によるネット有線システム100の機能を表すブロック図である。
【図4】 PCサイト1で行うメイン処理を表すフローチャートである。
【図5】 PCサイト1で行う選曲リスト編集処理を表すフローチャートである。
【図6】 PCサイト1で行う再生処理を表すフローチャートである。
【図7】 クライアント3で行うメイン処理を表すフローチャートである。
【図8】 クライアント3で行う楽曲情報削除処理を表すフローチャートである。
【図9】 クライアント3で行う再生曲設定処理を表すフローチャートである。
【図10】 クライアント3で行う受信遅れの確認処理を表すフローチャートである。
【図11】 クライアント3で行う通常再生処理を表すフローチャートである。
【図12】 クライアント3で行う特殊再生処理を表すフローチャートである。
【符号の説明】
1…PCサイト、2…通信ネットワーク、3…クライアント、4…中継局、6…バス、7…ROM、8…RAM、9…CPU、10…タイマ、11…検出回路、12…操作子、13…表示回路、14…ディスプレイ、15…外部記憶装置、16…音源回路、17…サウンドシステム、18…通信I/F、19…MIDI I/F、20…電子機器、21…選曲部、22…楽曲情報DB、23…選曲リスト、24…再生部、25…時刻決定部、26、34…時計、27、31…送受信部、28…送信先決定部、29…送信リスト、30…要求指示部、32…一時記憶部、33…発音部、100…ネット有線システム

Claims (1)

  1. サーバ装置とクライアント装置とが通信ネットワークを介して接続された演奏情報再生システムであって、
    前記サーバ装置は、
    現時刻をカウントするクロックと、
    複数のクライアント装置に対応するネットワークアドレスを保持するための送信リストを記憶する送信リスト記憶手段と、
    前記クライアント装置から接続要求を受け付ける受付手段と、
    前記接続要求を受け付けたクライアント装置に対応するネットワークアドレスを前記送信リストに追加する追加手段と、
    選曲リストを記憶する選曲リスト記憶手段と、
    前記複数の楽曲情報のうち配信すべき楽曲情報を順次選択して前記選曲リストに追加する配信楽曲選択手段と、
    所定周期ごとに前記選曲リストの先頭の楽曲情報のうち所定量のデータを順次読み出して、該読み出した楽曲情報の再生時間と前記現時刻に基づいて決定される再生開始時刻及び再生終了時刻を前記読み出した楽曲情報に付加して配信楽曲情報として、前記送信リストに登録されたネットワークアドレスのクライアント装置に配信する配信手段と、
    すべての配信楽曲情報の配信完了に応じて当該配信楽曲情報に対応する楽曲情報を前記選曲リストから削除する削除手段と、
    前記クライアント装置から配信楽曲情報の再送要求を受信する受信手段と、
    前記再送要求を受信したことに応じて、再送要求された配信楽曲情報を、該要求を行ったクライアント装置に送信する再送手段とを有し、
    前記クライアント装置は、
    現時刻をカウントするクロックと、
    前記サーバ装置に対して接続要求を送信する送信手段と、
    前記サーバ装置から逐次配信される配信楽曲情報を受信する受信手段と、
    前記受信した配信楽曲情報を一時的に記憶する一時記憶手段と、
    前記現時刻が確認時刻に到達したことに応じて、次に再生すべき配信楽曲情報が前記一時記憶手段に蓄積されているか否かを確認し、未蓄積の場合は該配信楽曲情報の再送要求を前記サーバ装置に送信する確認処理手段と、
    前記現時刻が配信楽曲情報に付加された再生終了時刻に到達するまで、選択された配信楽曲情報の再生を行う通常再生処理手段と、
    前記次に再生すべき配信楽曲情報の受信が完了するまでの期間、選択された楽曲情報の再生を行い、前記次に再生すべき配信楽曲情報の受信が完了した場合は、該選択された配信楽曲情報の再生を停止するとともに、該受信した配信楽曲情報を再生すべき配信楽曲情報として設定し、該設定した楽曲情報の再生時間内に再受信が可能なように前記確認時刻を設定する特殊再生処理手段と、
    所定の周期ごとに前記一時記憶手段に蓄積された配信楽曲情報を確認し、次に再生すべき配信楽曲情報が蓄積されている場合は、該配信楽曲情報を再生すべき配信楽曲情報として選択して前記現時刻が該配信楽曲情報の再生開始時刻に到達したことに応じて前記通常再生処理手段による配信楽曲情報の再生を行うとともに、該配信楽曲情報の再生時間内に再受信が可能なように、前記確認時刻を設定する一方、次に再生すべき配信楽曲情報が蓄積されていない場合は、前記一時記憶手段に蓄積されている過去再生した配信楽曲情報のうちのいずれかを再生すべき配信楽曲情報として選択して前記特殊再生処理手段による配信楽曲情報の再生を行うように制御する再生制御手段とを有する
    ことを特徴とする演奏情報再生システム。
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