JP3939154B2

JP3939154B2 - L type gas stopper

Info

Publication number: JP3939154B2
Application number: JP2002004080A
Authority: JP
Inventors: 智之南; 由香廣松; 美智男林; 三兄保坂
Original assignee: Koyo Sangyo Co Ltd
Current assignee: Koyo Sangyo Co Ltd
Priority date: 2002-01-11
Filing date: 2002-01-11
Publication date: 2007-07-04
Anticipated expiration: 2022-01-11
Also published as: JP2003207061A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、栓本体の内部に形成されたガス流入孔とガス流出孔とのなす角がほぼ直角であるＬ型ガス栓に関する。
【０００２】
【従来の技術】
一般に、Ｌ型ガス栓は、内部に軸線を上下方向に向けたテーパ状をなす弁収容孔が形成された栓本体と、弁収容孔に開位置と閉位置との間を回動可能に収容された弁体とを備えている。栓本体には、栓本体の下面から上方へ向かって延びて弁収容孔の底面に開口するガス流入孔と、弁収容孔の内周面から水平方向に延びて栓本体の側面に開口するガス流出孔とが形成されている。一方、弁体には、弁体の下端面から上方へ向かって延びる縦孔部と、弁体の外周面からその内部に向かって水平に延びる横孔部とが形成されており、縦孔部と横孔部とは弁体の内部で交差して互いに連通している。
【０００３】
弁体の下面における縦孔部の開口部は、ガス流入孔と常時対向して連通している。一方、上記横孔部は、上記弁体が開位置に回動したときには上記ガス流出孔と連通し、上記弁体が閉位置に回動したときには上記ガス流出孔に対して遮断される。したがって、弁体を開位置に回動させると、ガス流入孔とガス流出孔とが縦孔及び横孔を介して連通し、ガス栓が開状態になる。一方、弁体を閉位置に回動させると、ガス流入孔とガス流出孔とが弁体によって遮断され、ガス栓が閉状態になる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
上記ガス栓においては、ガス流入孔とガス流出孔とが直交する方向に延びているので、それらを連通させる縦孔部及び横孔部も互いに直交し、全体として直角に屈曲している。このため、縦孔部及び横孔部におけるガスの圧力損失が大きいという問題があった。
【０００５】
ガスの圧力損失を小さくするために、縦孔部及び横孔部の内径を大きくすることが考えられる。しかし、縦孔部の内径を大きくすると、縦孔部の内周面と弁体の外周面との間の肉厚が薄くなり、その結果弁体の周壁部の剛性が低下する。この場合、周壁部の剛性が全周にわたってほぼ一様に低下するのであれば、剛性の低下はそれほど問題にならない。しかし、周壁部のうち、横孔部の開口部と弁体の下端面とに間に存する部分（以下、孔下部という。）は、周方向の両側部が周壁部の他の部分に連結されているだけであり、上端部が周壁部の他の部分に連結されていない。孔下部の上には横孔部が存在するからである。このため、孔下部の剛性が周方向の他の部分より大きく低下してしまう。弁体の周方向の一部たる孔下部の剛性が周方向の他の部分より低下すると、弁体の外周面を研削加工等によって仕上げ加工するとき、孔下部が、加工中には弾性変形して凹み、加工終了後には弾性的に復帰変形する。その結果、孔下部を含む弁体の断面形状が円形ではなく、卵形になってしまう。このため、弁体が弁収容孔内において円滑に回転することができなくなったり、極めて僅かではあるがガス漏れの危険性が生じてしまう。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、内部に弁収容孔が形成された栓本体と、この栓本体の弁収容孔に開位置と閉位置との間を回動可能に収容された弁体とを備え、上記栓本体には、上記弁体の回動軸線方向を向く上記弁収容孔の内面に開口するガス流入孔、及び上記弁体の回動軸線とほぼ直交する方向を向く上記弁収容孔の内面に開口するガス流出孔が形成され、上記弁体には、その回動軸線方向を向く外面から内部に向かって延びる縦孔部、及び上記弁体の回動軸線とほぼ直交する方向を向く外面から内部に向かって延び、上記縦孔部と連通する横孔部が形成され、上記縦孔部が上記ガス流入孔と常時対向して連通し、上記横孔部が、上記弁体を開位置に回動させたときには上記ガス流出孔と連通し、上記弁体を閉位置に回動させたときには上記ガス流出孔に対して遮断されるＬ型ガス栓において、上記弁体の回動軸線方向を向く外面における上記縦孔部の開口部の中心を、上記弁体の回動軸線に対し上記横孔部側と逆側に向かってずらし、上記縦孔部がその開口部から上記弁体の内部側へ向かうにしたがって上記横孔部側へ向かうように傾斜するよう、上記縦孔部の軸線を上記弁体の回動軸線に対して傾斜させたことを特徴としている。
この場合、上記縦孔部の開口部の上記ずらし方向前方側における一側部を、上記弁体を開位置に回動させたとき、上記ガス流入孔の開口部の一側部と同方向においてほぼ同一位置に位置するように配置するのが望ましい。
上記弁収容孔の内面に開口する上記ガス流入孔の上流側端部を、上記弁体が開位置に位置したときにおける上記縦孔部の傾斜方向と同一方向に傾斜させることが望ましい。
【０００７】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図１〜図３を参照して説明する。
図１は、この発明に係るＬ型ガス栓の第１の実施の形態を示す縦断面図である。この図に示すガス栓Ａは、栓本体１及び弁体２を備えている。栓本体１の内部には、弁収容孔１１、ガス流入孔１２及びガス流出孔１３が形成されている。
【０００８】
弁収容孔１１は、テーパ孔状をなしており、その大径側の端部は栓本体１の外部に開放されている。弁収容孔１１は、球形状、立方体状、あるいは他の形状に形成してもよい。
【０００９】
ガス流入孔１２は、断面円形のストレートな孔として形成されている。ガス流入孔１２は、その軸線Ｌ２が弁収容孔１１の軸線Ｌ１に対して距離δ１だけずらされた状態で弁収容孔１１の軸線Ｌ１と平行に配置されている。ガス流入孔１２の上流側の端部（図１において下端部）は、軸線Ｌ１方向における栓本体１の端面（外面）１ａに開口している。ガス流入孔１２の下流側の端部は、弁収容孔１１の軸線Ｌ１と直交する小径側の底面１１ａに開口している。ガス流入孔１２の上流側には、フレキシブルガス管（図示せず）をガス流入孔１２に接続するための接続継手３が設けられている。この接続継手３は、周知の構造を有しているのでその説明は省略する。
【００１０】
ガス流出孔１３は、断面円形のストレートな孔として形成されており、弁収容孔１１の軸線Ｌ１と直交する方向に延びている。ガス流出孔１３は、軸線Ｌ１に関し軸線Ｌ２が軸線Ｌ１に対してずらされた側と逆側に配置されている。ガス流出孔１３の上流側端部（図１において右端部）は、弁収容孔１１の内周面に開口している。ガス流出孔１３の下流側端部は、栓本体１の側面に形成された突出部１ｂの先端面に開口している。突出部１ｂの外周面には、継手部材４が回動可能に、かつ離脱不能に設けられており、この継手部材４のテーパ雌ねじ部４ａにガス器具のガス導入部（図示せず）が螺合固定されることにより、ガス栓Ａがガス器具に取り付けられるとともに、ガス器具にガス栓Ａを介してガスが供給されるようになっている。
【００１１】
上記弁体２は、弁収容孔１１にその軸線Ｌ１を中心として回動可能に嵌合されている。弁体２は、図１に示す開位置と、この開位置から周方向へほぼ９０°離れた閉位置との間を回動可能である。弁体２は、弁収容孔１１に回動可能に嵌合される関係上、弁収容孔１１と同様のテーパ状に形成されているが、弁収容孔が球形に形成されたり、球面の一部を有する弁座部材を介して弁収容孔に収容される場合には、弁体２を球形に形成してもよい。なお、弁体２は、栓本体１に回動可能に設けられたハンドル５を介して回動操作されるようになっている。
【００１２】
弁体２の内部には、ガス孔２１が形成されている。このガス孔２１は、いずれも断面円形である縦孔部２２と横孔部２３とから構成されている。縦孔部２２は、断面が一様であるストレートな孔として形成されており、その軸線Ｌ３を弁収容孔１１の軸線Ｌ１と平行にして配置されている。縦孔部２２の上流側端部（図１において下端部）は、弁収容孔１１の軸線Ｌ１（＝弁体２の回動軸線）と直交する弁体２の小径側の端面２ａに開口している。したがって、縦孔部２２の上流側の開口部は、弁収容孔１１の底面におけるガス流入孔１２の下流側の開口部と常時対向しており、縦孔部２２はガス流入孔１２と常時連通している。縦孔部２２の下流側端部は、弁体２の内部に向かって延びている。
【００１３】
一方、横孔部２３は、その軸線を弁収容孔１１の軸線Ｌ１と直交させた断面が一様であるストレートな孔として形成されており、その下流側端部（図１において左端部）が弁体２の外周面に開口している。横孔部２３は、ガス流出孔１３の内径と同一かそれより若干大きい内径を有しており、弁体２を開位置に回動させたとき、その軸線がガス流出孔１３の軸線と一致するように配置されている。したがって、弁体２を開位置に回動させると、横孔部２３の下流側の開口部がガス流出孔１３の上流側の開口部とほぼ一致して連通する。横孔部２３の上流側端部は、弁体２の内部に向かって延び、縦孔部２２の下流側端部と交差して連通している。したがって、弁体２を開位置に回動させると、ガス流入孔１２とガス流出孔１３とがガス孔２１を介して連通し、ガス栓Ａが開状態になる。弁体２を閉位置に回動させると、横孔部２３の下流側の開口部が流出孔１３から周方向に離れる。その結果、ガス流入孔１２とガス流出孔１３とが弁体２によって遮断され、ガス栓Ａが閉状態になる。
【００１４】
また、縦孔部２２の下流側端部と横孔部２３の上流側端部とが交差することにより、ガス孔２１が全体として略Ｌ字状に屈曲している。ガス孔２１の屈曲部の外側部分には、略四半分の円弧状をなす湾曲部２４が形成されている。この湾曲部２４によって縦孔部２２と横孔部２３との湾曲の外側の部分どうしが滑らかに連結されている。
【００１５】
縦孔部２２の軸線Ｌ３は、弁収容孔１１の軸線（＝弁体２の回動軸線）Ｌ１に対して横孔部２３側と逆側にずらされている。したがって、弁体２を開位置に回動させると、縦孔部２２の軸線Ｌ３は、弁収容孔１１の軸線Ｌ１に対してガス流入孔１２の軸線Ｌ２と同一側にずれることになる。ここで、軸線Ｌ１に対する軸線Ｌ２，Ｌ３のずらし量をそれぞれδ１，δ２とすると、
δ２＝δ１／２
に設定されている。また、弁収容孔１１の底面１１ａにおけるガス流入孔１２の開口部の内径をＤ１とし、弁体２の端面２ａにおける縦孔部２２の開口部の内径をＤ２とすると、
Ｄ２＝Ｄ１＋δ１
に設定されている。この結果、弁体２を開位置に回動させると、軸線Ｌ１に対する軸線Ｌ２，Ｌ３のずれ方向前方側に位置するガス流入孔１２及び縦孔部２２の一側部どうしが、同方向において同一位置に位置する。逆に、縦孔部２２の他側部は、ガス流入孔１２の他側部に対し、縦孔部２２の開口部の内径Ｄ２がガス流入孔１２の開口部の内径Ｄ１より大きい分（＝δ１）だけ径方向外側に位置する。
【００１６】
上記構成のＬ型ガス栓Ａにおいては、縦孔部２２の軸線Ｌ３を弁収容孔１１の軸線Ｌ１（＝弁体２の回動軸線）に対して横孔部２３と逆側にずらしているから、弁体２の周壁部のうち、弁体２の外周面における横孔部２３の開口部と弁体２の端面２ａとの間に位置する孔下部２ｂの肉厚を、軸線Ｌ３を軸線Ｌ１と一致させた場合に比してずらした分（＝δ２）だけ厚くすることができ、それによって孔下部２ｂの剛性を向上させることができる。したがって、弁体２の外周面を研削加工等によって仕上げ加工するときに、孔下部２ｂが周方向における弁体２の他の部分に対して凹むことがほとんどなく、加工終了後に他の部分に対して突出することもない。よって、弁体２の孔下部２ｂを含む部分の断面形状を円形にすることができる。その結果、弁体２を弁収容孔１１内において円滑に回動させることができるとともに、ガス漏れを防止することができる。
【００１７】
また、弁体２を開位置に回動させたときには、縦孔部２２の横孔部２３側と逆側の一側部がガス流入孔１２の一側部と同一位置に位置するから、当該一側部側ではガスがガス流入孔１２から縦孔部２２にスムースに流入する。しかも、縦孔部２２の一側部に流入したガスは、湾曲部２４に沿って横孔部２３へスムースに流れる。一方、縦孔部２２の横孔部２３側の他側部では、当該他側部がガス流入孔１２の他側部より径方向外側に位置しているので、ガス流入孔１２から縦孔２２の他側部内に流入したガスは、横孔２３側へ向かって斜めに流れる。その結果、縦孔部２２から横孔部２３へガスをよりスムースに流すことができ、それによってガスの圧力損失を小さく抑えることができる。
【００１８】
次に、この発明の他の実施の形態について説明する。なお、以下の実施の形態については、上記実施の形態と異なる構成についてのみ説明することとし、同様な部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【００１９】
図２は、この発明の第２の実施の形態を示す。この実施の形態のガス栓Ｂにおいては、縦孔部２２が弁体２の端面２aから弁体２の軸線に沿ってその内部へ向かうにしたがって横孔部２３側へ向かうように傾斜させられている。これにより、縦孔部２２から横孔部２３へガスがよりスムースに流れるようになっている。また、縦孔部２２の軸線Ｌ３は、弁体２を開位置に回動させたとき、ガス流入孔１２の軸線L2 と弁体２の端面２aにおいて交差するように配置されている。したがって、縦孔部２２の端面２aにおける開口部の中心は、弁収容孔１１の軸線Ｌ１に対して横孔部２３から離れる方向へ距離δ１だけずらされている。さらに、弁体２の端面２aにおける縦孔部２２の開口部の内径は、弁収容孔１１の底面１１aにおけるガス流入孔１２の開口部の内径とほぼ同一に設定されている。したがって、弁体２を開位置に回動させると、ガス流入孔１２の開口部と縦孔部２２の開口部とは、ほぼ全周にわたって互いに対向するようになる。この点は、上記図１に示す実施の形態及び後述する図３に示す実施の形態に適用してもよい。
【００２０】
図３は、この発明の第３の実施の形態を示している。この実施の形態のガス栓Ｃにおいては、ガス流入孔１２の下流側端部１２ａが上流側部分１２ｂに対し弁体２を開位置に回動させたときにおける縦孔部２２の傾斜方向と同方向へ傾斜させられている。これにより、ガス流入孔１２から縦孔部２２へガスがスムースに流入するようになっている。下流側端部１２ａの傾斜角度は、縦孔部２２の傾斜角度より若干小さいが、同一角度にしてもよい。ガス流入孔１２の下流側端部１２ａが上流側部分１２ｂに対して傾斜させられていることに伴って下流側端部１２ａの軸線Ｌ２ａも、上流側部分１２ｂの軸線Ｌ２ｂに対して下流側端部１２ａの傾斜角度と同一角度だけ傾斜させられている。軸線Ｌ２ａは、弁体２の端面２ａにおいて縦孔部２２の軸線Ｌ３と交差している。
【００２１】
なお、この発明は上記の実施の形態に限定されることなく、適宜変更可能である。
例えば、図１に示す実施の形態においては、ガス流入孔１２の軸線Ｌ２を、弁収容孔１１の軸線Ｌ１に対してずらしているが、軸線Ｌ１と一致させてもよい。また、軸線Ｌ２を軸線Ｌ１に対してずらす場合には、軸線Ｌ１に対する軸線Ｌ３のずらし量と同一だけずらすようにしてもよい。この場合には、ガス流入孔１２の下流側の開口部（弁収容孔１１の底面１１ａにおける開口部）の内径を縦孔部２２の内径と同一にするのが望ましい。そのようにすれば、弁体２を開位置に回動させたとき、弁収容孔１１の底面１１ａにおけるガス流入孔１２の開口部と弁体２の端面２ａにおける縦孔部２２の開口部とが全周にわたって一致するようになるからである。
【００２２】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、弁体を弁収容孔内においてスムースに回転させることができるとともに、ガス漏れの危険性を無くすことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の第１の実施の形態を示す縦断面図である。
【図２】この発明の第２の実施の形態を示す縦断面図である。
【図３】この発明の第３の実施の形態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
ＡＬ型ガス栓
ＢＬ型ガス栓
ＣＬ型ガス栓
Ｌ１弁収容孔の軸線（弁体の回動軸線）
Ｌ２ガス流入孔の軸線
Ｌ３縦孔部の軸線
１栓本体
２弁体
２ａ端面（弁体の回動軸線方向を向く外面）
２２縦孔部
２３横孔部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an L-type gas plug in which an angle formed by a gas inflow hole and a gas outflow hole formed in a plug body is substantially a right angle.
[0002]
[Prior art]
In general, an L-shaped gas stopper has a stopper main body formed with a valve accommodating hole having a taper shape with the axis line directed in the vertical direction, and the valve accommodating hole is rotatably accommodated between an open position and a closed position. And a disc valve body. The plug body includes a gas inflow hole extending upward from the bottom surface of the plug body and opening to the bottom surface of the valve housing hole, and a gas extending horizontally from the inner peripheral surface of the valve housing hole and opening to the side surface of the plug body. An outflow hole is formed. On the other hand, the valve body is formed with a vertical hole portion extending upward from the lower end surface of the valve body and a horizontal hole portion extending horizontally from the outer peripheral surface of the valve body toward the inside thereof. And the lateral hole portion intersect each other inside the valve body and communicate with each other.
[0003]
The opening of the vertical hole in the lower surface of the valve body is always in communication with the gas inflow hole. On the other hand, the lateral hole portion communicates with the gas outflow hole when the valve body rotates to the open position, and is blocked from the gas outflow hole when the valve body rotates to the closed position. Therefore, when the valve body is rotated to the open position, the gas inflow hole and the gas outflow hole communicate with each other through the vertical hole and the horizontal hole, and the gas stopper is opened. On the other hand, when the valve body is rotated to the closed position, the gas inflow hole and the gas outflow hole are blocked by the valve body, and the gas stopper is closed.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the gas plug, since the gas inflow hole and the gas outflow hole extend in a direction orthogonal to each other, the vertical hole portion and the horizontal hole portion that communicate with each other are also orthogonal to each other and bent at a right angle as a whole. For this reason, there existed a problem that the pressure loss of the gas in a vertical hole part and a horizontal hole part was large.
[0005]
In order to reduce the pressure loss of the gas, it is conceivable to increase the inner diameters of the vertical hole portion and the horizontal hole portion. However, when the inner diameter of the vertical hole portion is increased, the thickness between the inner peripheral surface of the vertical hole portion and the outer peripheral surface of the valve body is reduced, and as a result, the rigidity of the peripheral wall portion of the valve body is reduced. In this case, if the rigidity of the peripheral wall portion decreases substantially uniformly over the entire periphery, the decrease in rigidity is not a problem. However, a portion of the peripheral wall portion between the opening portion of the horizontal hole portion and the lower end surface of the valve body (hereinafter referred to as a hole lower portion) is connected to other portions of the peripheral wall portion at both sides in the circumferential direction. However, the upper end is not connected to the other part of the peripheral wall. This is because a horizontal hole portion exists above the hole lower portion. For this reason, the rigidity of a hole lower part will fall large from the other part of the circumferential direction. If the rigidity of the lower part of the hole, which is a part of the valve body in the circumferential direction, is lower than other parts in the circumferential direction, when the outer peripheral surface of the valve body is finished by grinding or the like, the lower part of the hole is elastically deformed during processing. It is recessed and elastically returns and deforms after processing. As a result, the cross-sectional shape of the valve element including the lower part of the hole is not circular but oval. For this reason, the valve body cannot be smoothly rotated in the valve accommodating hole, or there is a slight risk of gas leakage.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been made to solve the above problems, and is capable of rotating between a plug body in which a valve housing hole is formed and a valve housing hole of the plug body between an open position and a closed position. A valve body accommodated in the valve body, the plug body having a gas inflow hole opened on an inner surface of the valve housing hole facing a rotation axis direction of the valve body, and a rotation axis line of the valve body substantially orthogonal A gas outflow hole is formed in the inner surface of the valve housing hole facing in the direction of the valve, and the valve body includes a vertical hole extending from the outer surface facing in the rotation axis direction toward the inside, and a rotation of the valve body. A lateral hole portion extending from the outer surface facing in a direction substantially orthogonal to the movement axis to the inside and communicating with the longitudinal hole portion is formed, and the longitudinal hole portion communicates with the gas inflow hole constantly and communicates with the lateral hole portion. When the hole rotates the valve body to the open position, it communicates with the gas outflow hole and closes the valve body. In the L-shaped gas plug that is blocked from the gas outflow hole when the valve body is rotated, the center of the opening of the vertical hole portion on the outer surface facing the rotation axis direction of the valve body is Shifting toward the side opposite to the side of the horizontal hole with respect to the rotation axis, so that the vertical hole is inclined toward the side of the horizontal hole as it goes from the opening toward the inside of the valve body , The axis of the vertical hole is inclined with respect to the axis of rotation of the valve body .
In this case, when one side portion of the opening portion of the vertical hole portion on the front side in the shifting direction is rotated to the open position, the one side portion of the opening portion of the gas inflow hole is in the same direction. It is desirable to arrange so as to be located at substantially the same position.
It is desirable to incline the upstream end portion of the gas inflow hole opened on the inner surface of the valve housing hole in the same direction as the inclination direction of the vertical hole portion when the valve body is located at the open position.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to FIGS.
FIG. 1 is a longitudinal sectional view showing a first embodiment of an L-type gas plug according to the present invention. The gas stopper A shown in this figure includes a stopper body 1 and a valve body 2. A valve housing hole 11, a gas inflow hole 12, and a gas outflow hole 13 are formed inside the plug body 1.
[0008]
The valve housing hole 11 has a tapered hole shape, and an end portion on the large diameter side is opened to the outside of the plug body 1. The valve accommodating hole 11 may be formed in a spherical shape, a cubic shape, or other shapes.
[0009]
The gas inflow hole 12 is formed as a straight hole having a circular cross section. The gas inflow hole 12 is arranged in parallel with the axis L1 of the valve housing hole 11 with its axis L2 being shifted by a distance δ1 with respect to the axis L1 of the valve housing hole 11. The upstream end portion (lower end portion in FIG. 1) of the gas inflow hole 12 is open to the end surface (outer surface) 1a of the plug body 1 in the direction of the axis L1. The downstream end of the gas inflow hole 12 opens to the bottom surface 11a on the small diameter side orthogonal to the axis L1 of the valve housing hole 11. A connecting joint 3 for connecting a flexible gas pipe (not shown) to the gas inflow hole 12 is provided on the upstream side of the gas inflow hole 12. Since this connection joint 3 has a known structure, the description thereof is omitted.
[0010]
The gas outflow hole 13 is formed as a straight hole having a circular cross section, and extends in a direction orthogonal to the axis L1 of the valve housing hole 11. The gas outflow hole 13 is disposed on the opposite side to the side where the axis L2 is shifted with respect to the axis L1 with respect to the axis L1. The upstream end (the right end in FIG. 1) of the gas outflow hole 13 is open to the inner peripheral surface of the valve accommodation hole 11. The downstream end portion of the gas outflow hole 13 is open to the distal end surface of the projecting portion 1 b formed on the side surface of the plug body 1. A joint member 4 is provided on the outer peripheral surface of the projecting portion 1b so as to be rotatable and cannot be detached. A gas introduction portion (not shown) of a gas appliance is screwed into a taper female screw portion 4a of the joint member 4. By being fixed together, the gas stopper A is attached to the gas appliance, and gas is supplied to the gas appliance through the gas stopper A.
[0011]
The said valve body 2 is fitted by the valve accommodation hole 11 so that rotation is possible centering | focusing on the axis line L1. The valve body 2 is rotatable between an open position shown in FIG. 1 and a closed position that is approximately 90 ° away from the open position in the circumferential direction. The valve body 2 is formed in the same taper shape as the valve housing hole 11 because it is rotatably fitted in the valve housing hole 11, but the valve housing hole is formed in a spherical shape or a spherical surface. When being accommodated in the valve accommodation hole via the valve seat member having the portion, the valve body 2 may be formed in a spherical shape. The valve body 2 is rotated through a handle 5 that is rotatably provided on the plug body 1.
[0012]
A gas hole 21 is formed in the valve body 2. The gas hole 21 includes a vertical hole portion 22 and a horizontal hole portion 23 each having a circular cross section. The vertical hole portion 22 is formed as a straight hole having a uniform cross section, and is arranged with its axis L3 parallel to the axis L1 of the valve housing hole 11. The upstream end portion (lower end portion in FIG. 1) of the vertical hole portion 22 opens to the end surface 2a on the small diameter side of the valve body 2 orthogonal to the axis L1 of the valve housing hole 11 (= the rotation axis of the valve body 2). ing. Accordingly, the opening on the upstream side of the vertical hole portion 22 always faces the opening on the downstream side of the gas inflow hole 12 on the bottom surface of the valve housing hole 11, and the vertical hole portion 22 is always in communication with the gas inflow hole 12. is doing. A downstream end portion of the vertical hole portion 22 extends toward the inside of the valve body 2.
[0013]
On the other hand, the lateral hole portion 23 is formed as a straight hole having a uniform cross section in which the axis thereof is orthogonal to the axis L1 of the valve accommodating hole 11, and its downstream end portion (left end portion in FIG. 1) is formed. It opens to the outer peripheral surface of the valve body 2. The horizontal hole portion 23 has an inner diameter that is equal to or slightly larger than the inner diameter of the gas outflow hole 13, and its axis coincides with the axis of the gas outflow hole 13 when the valve body 2 is rotated to the open position. Are arranged to be. Therefore, when the valve body 2 is rotated to the open position, the opening on the downstream side of the lateral hole portion 23 is substantially in communication with the opening on the upstream side of the gas outflow hole 13 and communicates therewith. The upstream end portion of the horizontal hole portion 23 extends toward the inside of the valve body 2, and intersects and communicates with the downstream end portion of the vertical hole portion 22. Therefore, when the valve body 2 is rotated to the open position, the gas inflow hole 12 and the gas outflow hole 13 communicate with each other through the gas hole 21, and the gas stopper A is in the open state. When the valve body 2 is turned to the closed position, the opening on the downstream side of the lateral hole 23 is separated from the outflow hole 13 in the circumferential direction. As a result, the gas inflow hole 12 and the gas outflow hole 13 are blocked by the valve body 2, and the gas stopper A is closed.
[0014]
In addition, the downstream end of the vertical hole portion 22 and the upstream end portion of the horizontal hole portion 23 intersect with each other, so that the gas hole 21 is bent into a substantially L shape as a whole. A curved portion 24 having a substantially quadrangular arc shape is formed on the outer portion of the bent portion of the gas hole 21. The curved portion 24 smoothly connects the portions of the longitudinal hole portion 22 and the lateral hole portion 23 outside the curve.
[0015]
The axis L3 of the vertical hole portion 22 is shifted to the side opposite to the side of the horizontal hole portion 23 with respect to the axis line of the valve housing hole 11 (= the rotation axis of the valve body 2) L1. Therefore, when the valve body 2 is rotated to the open position, the axis L3 of the vertical hole portion 22 is shifted to the same side as the axis L2 of the gas inflow hole 12 with respect to the axis L1 of the valve housing hole 11. Here, when the shift amounts of the axes L2 and L3 with respect to the axis L1 are δ1 and δ2, respectively,
δ2 = δ1 / 2
Is set to Further, when the inner diameter of the opening portion of the gas inflow hole 12 in the bottom surface 11a of the valve housing hole 11 is D1, and the inner diameter of the opening portion of the vertical hole portion 22 in the end surface 2a of the valve body 2 is D2,
D2 = D1 + δ1
Is set to As a result, when the valve body 2 is rotated to the open position, the gas inflow hole 12 and the one side portion of the vertical hole portion 22 located on the front side in the shift direction of the axis lines L2 and L3 with respect to the axis line L1 are the same in the same direction. Located in position. On the contrary, the other side portion of the vertical hole portion 22 has an inner diameter D2 of the opening portion of the vertical hole portion 22 larger than the inner diameter D1 of the opening portion of the gas inflow hole 12 (= It is located radially outward by δ1).
[0016]
In the L-shaped gas plug A configured as described above, the axis L3 of the vertical hole portion 22 is shifted to the side opposite to the side hole portion 23 with respect to the axis L1 of the valve housing hole 11 (= the rotation axis of the valve body 2). From the peripheral wall portion of the valve body 2, the thickness of the hole lower portion 2b located between the opening of the lateral hole portion 23 on the outer peripheral surface of the valve body 2 and the end surface 2a of the valve body 2 is represented by the axis L3. The thickness can be increased by an amount shifted (= δ2) as compared with the case of matching L1, thereby improving the rigidity of the hole lower portion 2b. Therefore, when finishing the outer peripheral surface of the valve body 2 by grinding or the like, the hole lower portion 2b hardly dents with respect to the other part of the valve body 2 in the circumferential direction. It does not protrude. Therefore, the cross-sectional shape of the portion including the hole lower portion 2b of the valve body 2 can be made circular. As a result, the valve body 2 can be smoothly rotated in the valve housing hole 11 and gas leakage can be prevented.
[0017]
Further, when the valve body 2 is rotated to the open position, one side portion opposite to the side hole portion 23 side of the vertical hole portion 22 is located at the same position as one side portion of the gas inflow hole 12. On one side, the gas flows smoothly from the gas inflow hole 12 into the vertical hole 22. Moreover, the gas that has flowed into one side of the vertical hole portion 22 flows smoothly to the horizontal hole portion 23 along the curved portion 24. On the other hand, in the other side portion of the vertical hole portion 22 on the side of the horizontal hole portion 23, the other side portion is located radially outside the other side portion of the gas inflow hole 12. The gas flowing into the other side portion flows obliquely toward the side hole 23 side. As a result, the gas can flow more smoothly from the vertical hole portion 22 to the horizontal hole portion 23, thereby suppressing the pressure loss of the gas.
[0018]
Next, another embodiment of the present invention will be described. In the following embodiment, only the configuration different from the above embodiment will be described, and the same parts are denoted by the same reference numerals and the description thereof is omitted.
[0019]
FIG. 2 shows a second embodiment of the present invention. In the gas stopper B of this embodiment, the vertical hole portion 22 is inclined so as to go to the side of the horizontal hole portion 23 toward the inside from the end surface 2a of the valve body 2 along the axis of the valve body 2. Yes. Thereby, the gas flows more smoothly from the vertical hole portion 22 to the horizontal hole portion 23. Further, the axis L3 of the vertical hole portion 22, when rotated the valve element 2 in the open position, it is arranged so as to intersect the end face 2a of the axis L 2 and the valve element 2 of the gas inlet 12. Therefore, the center of the opening in the end surface 2a of the vertical hole portion 22 is shifted by the distance δ1 in the direction away from the horizontal hole portion 23 with respect to the axis L1 of the valve housing hole 11. Further, the inner diameter of the opening portion of the vertical hole portion 22 in the end surface 2 a of the valve body 2 is set to be substantially the same as the inner diameter of the opening portion of the gas inflow hole 12 in the bottom surface 11 a of the valve housing hole 11. Therefore, when the valve body 2 is rotated to the open position, the opening of the gas inflow hole 12 and the opening of the vertical hole 22 are opposed to each other over substantially the entire circumference. This point may be applied to the embodiment shown in FIG. 1 and the embodiment shown in FIG.
[0020]
FIG. 3 shows a third embodiment of the present invention. In the gas plug C of this embodiment, the downstream end portion 12a of the gas inflow hole 12 is the same as the inclination direction of the vertical hole portion 22 when the valve body 2 is rotated to the open position with respect to the upstream portion 12b. It is inclined in the direction. Thereby, gas flows in smoothly from the gas inflow hole 12 to the vertical hole portion 22. The inclination angle of the downstream end portion 12a is slightly smaller than the inclination angle of the vertical hole portion 22, but may be the same angle. As the downstream end 12a of the gas inflow hole 12 is inclined with respect to the upstream portion 12b, the axis L2a of the downstream end 12a is also downstream with respect to the axis L2b of the upstream portion 12b. It is inclined by the same angle as the inclination angle of the portion 12a. The axis L2a intersects the axis L3 of the vertical hole portion 22 on the end surface 2a of the valve body 2.
[0021]
In addition, this invention is not limited to said embodiment, It can change suitably.
For example, in the embodiment shown in FIG. 1, the axis L2 of the gas inflow hole 12 is shifted with respect to the axis L1 of the valve accommodating hole 11, but it may be made to coincide with the axis L1. Further, when the axis line L2 is shifted with respect to the axis line L1, it may be shifted by the same amount as the shift amount of the axis line L3 with respect to the axis line L1. In this case, it is desirable to make the inner diameter of the opening on the downstream side of the gas inflow hole 12 (the opening in the bottom surface 11 a of the valve housing hole 11) the same as the inner diameter of the vertical hole 22. By doing so, when the valve body 2 is rotated to the open position, the opening portion of the gas inflow hole 12 in the bottom surface 11a of the valve housing hole 11 and the opening portion of the vertical hole portion 22 in the end surface 2a of the valve body 2 This is because they are consistent over the entire circumference.
[0022]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to smoothly rotate the valve body in the valve housing hole and to obtain an effect of eliminating the risk of gas leakage.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view showing a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a longitudinal sectional view showing a second embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a longitudinal sectional view showing a third embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
A L-type gas stopper B L-type gas stopper C L-type gas stopper L1 Axis of valve housing hole (rotating axis of valve body)
L2 Axis L3 of the gas inflow hole Axis 1 of the vertical hole 1 Plug body 2 Valve body 2a End surface (outer surface facing the rotation axis direction of the valve body)
22 Vertical hole 23 Horizontal hole

Claims

内部に弁収容孔が形成された栓本体と、この栓本体の弁収容孔に開位置と閉位置との間を回動可能に収容された弁体とを備え、上記栓本体には、上記弁体の回動軸線方向を向く上記弁収容孔の内面に開口するガス流入孔、及び上記弁体の回動軸線とほぼ直交する方向を向く上記弁収容孔の内面に開口するガス流出孔が形成され、上記弁体には、その回動軸線方向を向く外面から内部に向かって延びる縦孔部、及び上記弁体の回動軸線とほぼ直交する方向を向く外面から内部に向かって延び、上記縦孔部と連通する横孔部が形成され、上記縦孔部が上記ガス流入孔と常時対向して連通し、上記横孔部が、上記弁体を開位置に回動させたときには上記ガス流出孔と連通し、上記弁体を閉位置に回動させたときには上記ガス流出孔に対して遮断されるＬ型ガス栓において、
上記弁体の回動軸線方向を向く外面における上記縦孔部の開口部の中心を、上記弁体の回動軸線に対し上記横孔部側と逆側に向かってずらし、
上記縦孔部がその開口部から上記弁体の内部側へ向かうにしたがって上記横孔部側へ向かうように傾斜するよう、上記縦孔部の軸線を上記弁体の回動軸線に対して傾斜させたことを特徴とするＬ型ガス栓。A plug body having a valve housing hole formed therein, and a valve body housed in the valve housing hole of the plug body so as to be rotatable between an open position and a closed position, A gas inflow hole opening in the inner surface of the valve housing hole facing the rotation axis of the valve body, and a gas outflow hole opening in the inner surface of the valve housing hole facing in a direction substantially perpendicular to the rotation axis of the valve body Formed in the valve body, a vertical hole extending inward from the outer surface facing the rotation axis direction, and extending from the outer surface facing in a direction substantially orthogonal to the rotation axis of the valve body to the inside, A lateral hole portion communicating with the longitudinal hole portion is formed, the longitudinal hole portion is always opposed to and communicated with the gas inflow hole, and when the lateral hole portion rotates the valve body to the open position, When communicating with the gas outflow hole and turning the valve body to the closed position, it is blocked from the gas outflow hole. In the L-type gas valve,
The center of the opening of the vertical hole portion on the outer surface facing the rotation axis direction of the valve body is shifted toward the side opposite to the side of the horizontal hole portion with respect to the rotation axis line of the valve body,
To be inclined so that the vertical hole portion extending from the opening to the lateral opening side toward the interior side of the valve body, inclining the axis of the vertical hole portion relative to the rotation axis of the valve body An L-shaped gas stopper characterized by having been made .

上記縦孔部の開口部の上記ずらし方向前方側における一側部を、上記弁体を開位置に回動させたとき、上記ガス流入孔の開口部の一側部と同方向においてほぼ同一位置に位置するように配置したことを特徴とする請求項１に記載のＬ型ガス栓。 When one side portion of the opening portion of the vertical hole portion on the front side in the shifting direction is rotated to the open position, the one side portion of the opening portion of the gas inflow hole is substantially in the same position in the same direction. The L-shaped gas stopper according to claim 1, wherein the L-type gas stopper is disposed so as to be located at the position.

上記弁収容孔の内面に開口する上記ガス流入孔の上流側端部を、上記弁体が開位置に位置したときにおける上記縦孔部の傾斜方向と同一方向に傾斜させたことを特徴とする請求項１に記載のＬ型ガス栓。 The upstream end of the gas inflow hole opened on the inner surface of the valve housing hole is inclined in the same direction as the inclination direction of the vertical hole when the valve body is located at the open position. The L-shaped gas stopper according to claim 1.