JP3938695B2 - 小型滑走艇用エンジンおよびそのクランクシャフト - Google Patents

小型滑走艇用エンジンおよびそのクランクシャフト Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は小型滑走艇(PWCとも呼ばれる)用エンジンおよびそのクランクシャフトに関する。さらに詳しくは、水流を後方に噴出してその反動で水上を航行する小型滑走艇の推進装置を駆動するために船体内に搭載されるエンジン、および、このエンジンに好適なクランクシャフトに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
いわゆるジェット推進型の小型滑走艇は、レジャー用、スポーツ用としてあるいはレスキュー用として、近年多用されている。図5にはこのような小型滑走艇の一例が示されている。
【0003】
図5の小型滑走艇81において、符号Aは船体を示しており、この船体AはハルHとその上方を覆うデッキDとから構成されている。これらハルHとデッキDとを全周で接続するラインはガンネルラインGと呼ばれる。符号Lはある状態での喫水線を示す。
【0004】
上記デッキDの中央から後部にかけて船体Aの上面に前後方向に延びる騎乗型シートSが取り付けられている。操縦者は騎乗型シートSにまたがって、前方に配設されたバー式の操舵ハンドルBを握って艇を操縦する。以下、「前」は船体の進行方向を意味し、「後」はその逆方向を意味するものとする。
【0005】
この小型滑走艇81は、船体Aの底面に設けられた吸水口82から吸い込んだ水を、ウォータージェットポンプ83によって加圧・加速し、ステアリングノズル84を通して後方へ噴射することにより船体Aを推進させる。上記ウォータージェットポンプ83を駆動するエンジン85はシートSの下方に位置するエンジンルームRに収容されている。エンジン85の出力軸にはプロペラシャフト86が連結され、このプロペラシャフト86にウォータージェットポンプ83のインペラ87が配設されている。
【0006】
このエンジン85は艇全体の重量のうち大きな部分を占める。また、小型滑走艇はエンジンルームが狭いためにエンジンの設置位置にも制限がある。したがって、エンジンの設置位置が制限(決定)されればあとは艇の滑走姿勢を向上させる観点からして、限度はあるもののエンジンの重心をできるだけ後方に移動させるのも重要な要素の一つである。
【0007】
また、小型滑走艇の場合、推進用のエンジンとして2サイクルエンジンが搭載されていたが、これに加えて4サイクルエンジンが搭載されたものも提供されようとしている。排気量を増加させることなく2サイクルエンジンと同じ高出力を得ようとすると、4サイクルエンジンではエンジン回転数を上げることとともに同等の排気量であっても気筒数を増加させることが効果的である。
【0008】
図6には上記エンジン85が示されている。このエンジン85は従来の4気筒の4サイクルエンジン85であり、そのシリンダの並設方向が船体Aの前後方向に沿うように配置されている(図5)。符号88はシリンダ、符号89はピストン、符号90はクランクシャフト、符号91はクランクケース、符号92はヘッドカバーを示している。エンジン85の後端にはカムチェーントンネル93が形成されており、前端には発電機94およびスタータモータ95が配設されている。
【0009】
クランクシャフト90はその後端部がクランクケース91の後端壁を貫通してカムチェーントンネル93を通り、これを貫通してエンジンの後端外方へ突出している。突出したクランクシャフト90の後端にはプロペラシャフト86(図5)と連結するためのカップリング86aが取り付けられている。また、クランクシャフト90のカムチェーントンネル内に位置する部分にはカムチェーン93a用のスプロケット93bが取り付けられている。一方、クランクシャフト90の前端部はクランクケース91の前端壁を貫通して発電機94のハウジング94a内に突出している。この突出したクランクシャフト90の前端部には発電機のロータ94bが取り付けられている。発電機のステータ94cはハウジング94aに固定されている。
【0010】
このクランクシャフト90の長さは、エンジンの気筒数を増加させるとそれに伴って長くする必要性が出てくる。クランクシャフトの長さが長くなれば従来の製造装置ではその製造が困難な場合が生じてくる。しかしながら、複雑な形状であり且つ軸部の高精度な同軸性が要求されるクランクシャフトを製造する製造装置は複雑で且つ高価なものである。
【0011】
本発明はかかる課題を解消するためになされたものであり、小型滑走艇に搭載される、できる限り後方へ重心が移動したエンジン、および、このエンジンに好適なクランクシャフトを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる小型滑走艇用エンジンは、クランクシャフトの出力端側に、このクランクシャフトの軸方向に延びるプロペラシャフトが連結される小型滑走艇用エンジンであって、
クランクシャフトの出力端側に配設された発電機と、
クランクケース外部における上記クランクシャフトの出力端側に配設されたスタータモータと、
このスタータモータの出力軸と上記発電機のロータとを相互に断続するためのクラッチとが配設されていることを特徴としている。
【0013】
かかる構成により、エンジンが有する発電機やスタータモータといった電気機器がエンジンの後端側に集中するので重心が後方に移動する。したがって、滑走する小型滑走艇には好都合である。発電機とスタータモータとがエンジンの出力端側に配設されるため、クラッチは必然的にエンジンの出力端側に配設されることとなる。なお、出力端側とはエンジンの後部側である。
【0014】
かかるエンジンにおける上記クランクシャフトの反出力端側にカムチェーントンネルが形成されており、
クランクケースの貫通孔を通してカムチェーントンネル内に突出したクランクシャフトの反出力端側の端部にカムチェーン用スプロケットが取り付けられてなる小型滑走艇用エンジンが好ましい。
【0015】
カムスプロケットの径によりクランクシャフトのスプロケットの径が小さく制限されるため、十分な出力剛性を持たせるための径を確保するには高価な材料の採用などが必要となる。したがって、出力側とは反対側にカムチェーンを配置するのが好ましい。なお、反出力端側とはエンジンの前部側である。
【0016】
上記クランクケースにおける、クランクシャフトの出力端側に発電機を内蔵するハウジングが取り付けられており、
クランクケースの貫通孔を通してクランクシャフトの出力端が上記ハウジング内に突出しており、
上記クランクケースの貫通孔に、クランクシャフトの間をシールするためのシール部材が配設されてなる小型滑走艇用エンジンが好ましい。
【0017】
クランクケース内のオイルが発電機用のハウジング内に進入することが防止されることにより、オイルの粘性による発電機の回転エネルギーロスが防止されるからである。
【0018】
上記クランクケースにおける、クランクシャフトの出力端側に発電機を内蔵するハウジングが取り付けられており、
このハウジング内に連通するようにカムチェーントンネルが形成されており、クランクケースの貫通孔を通して上記ハウジング内に突出したクランクシャフトの出力端に発電機用のロータが取り付けられており、
このロータと上記貫通孔との間のクランクシャフトの部分にカムチェーン用スプロケットが取り付けられてなる小型滑走艇用エンジンが好ましい。
【0019】
カムチェーントンネルを通って落下してくるオイルによって発電機およびその周辺部が効率的に冷却されるからである。
【0020】
発電機を内蔵するための上記ハウジングを備えたエンジンであって、このハウジングに冷却水が流通するウォータージャケットが形成されてなる小型滑走艇用エンジンが好ましい。
【0021】
発電機およびその周辺部の冷却効果がさらに向上するからである。
【0022】
本発明のクランクシャフトは、その出力端側に、その軸方向に延びるプロペラシャフトが連結される小型滑走艇用エンジンのクランクシャフトであって、
上記出力端に、この出力端に外嵌して接続される第一延長軸部材が配設されており、この第一延長軸部材に発電機用のロータを取り付けるためのロータ取り付け部が形成されてなることを特徴としている。
【0023】
かかる構成により、第一延長軸部材の配設によってクランクシャフトのいわば本体を短く形成することが可能となる。その結果、たとえばエンジンの多気筒化に伴ってクランク軸を長くする必要が生じても延長長さを最小限に押さえることができ、複雑且つ高価なクランクシャフト製造装置の新作が不要となる。
【0024】
また、クランクシャフトの出力端側に発電機が取り付けられるようになるため、前述した本発明のエンジンの重心の後方移動の効果に寄与する。また、延長軸部材の形状は単純なものであるため、その製造装置も特別なものを必要とせず、製造コストも低いものとなる。
【0025】
本発明の他のクランクシャフトは、その出力端側に、その軸方向に延びるプロペラシャフトが連結される小型滑走艇用エンジンのクランクシャフトであって、
上記出力端に段部を介して小径部が形成されており、この小径部に第一延長軸部材が外嵌して接続されており、第一延長軸部材の端部と上記段部とによって発電機用のロータが挟持されうるように構成されてなることを特徴としている。
【0026】
かかる構成により、第一延長軸部材とロータとの直接的な取り付け機構を省略できるため、その分だけクランクシャフトの長さを短くすることができる。
【0027】
上記いずれかのクランクシャフトであって、上記第一延長軸部材の端部に、プロペラシャフトを連結するためのカップリング取り付け部がさらに形成されてなるクランクシャフトが好ましい。
【0028】
単純な構造の延長軸部材にロータ取り付け部等に加えてカップリング取り付け部を形成することにより、部品点数の増加を極力抑えることが可能となる。
【0029】
また、上記いずれかのクランクシャフトであって、その反出力端に第二延長軸部材が接続されており、この第二延長軸部材にカム駆動用スプロケットを取り付けるためのスプロケット取り付け部が形成されてなるクランクシャフトが好ましい。
【0030】
第二延長軸部材の採用によってもクランクシャフトの本体部分を短く形成することが可能となるからである。また、このクランクシャフトは前部にカムチェーントンネルが形成されるエンジンに適用されるものである。したがって、かかるエンジンの前部を形成することに寄与することができる。
【0031】
または、ロータ取り付け部を有する第一延長軸部材の反出力端に近接したクランクシャフトの出力端の部分にカム駆動用スプロケットを取り付けるためのスプロケット取り付け部が形成されてなるクランクシャフトは、前述した発電機用のハウジング内に連通するカムチェーントンネルが形成されたエンジンに好適に用いられる。
【0032】
上記出力端の外周面と、第一延長軸部材の内周面とに、相互に密に嵌着する嵌着面と、相互に周方向の相対回転を禁止する係合機構とが形成されており、上記両嵌着面がともにクランクシャフトの回転軸と同心状に形成されてなるクランクシャフトが好ましい。
【0033】
いわゆるいんろう部が形成されており、クランクシャフトと第一延長軸部材との回転軸が精度よく一致するからである。
【0034】
前述の本発明の小型滑走艇用エンジンであって、以上説明したうちのいずれか一のクランクシャフトを備えたものが好ましい。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態にかかる小型滑走艇用エンジンを説明する。
【0036】
図1は本発明の一実施形態にかかる小型滑走艇用エンジンのクランクシャフトを含む要部を示す縦断面図である。
【0037】
この実施形態にかかるエンジン1は、多気筒(本実施形態では4気筒)の4サイクル式である。そして、前述した従来のエンジン85(図6)と同じく、そのシリンダ2の並設方向が船体(図示しない)の前後方向に沿うように配置される。また、このエンジン1もそのクランクシャフト(以下ハッチングを付す)5の出力側に図示しないプロペラシャフトが連結されるものである。このエンジン1では発電機3、スタータモータ4およびスタータモータ4とクランクシャフト5とを断続するクラッチ6がエンジン1の後端近傍に配設されている。ここで、「前」「後」は、エンジンが船体に搭載されたときに、船体の進行方向に対応する向きを前と呼び、その逆を後と呼ぶ。つまり、後述するプロペラシャフトと連結するためのカップリング18が接続されている側を後と呼ぶ。
【0038】
図1において、符号7はクランクケース、符号8は発電機3用のハウジング、符号9はカムチェーントンネル、符号10はシリンダブロック、符号11はピストンを示している。なお、シリンダヘッドおよびシリンダヘッドカバーはその図示が省略されている。上記クラッチ6は発電機3のロータ12およびステータ13とともにハウジング8内に収容されている。カムチェーントンネル9はハウジング8内に連通している。ハウジング8は、カムチェーントンネル9と一体に形成され且つ外部に開放されたハウジング本体8aと、この開放部を閉止するようにハウジング本体8aに着脱自在に取り付けられる第一蓋部材8bとから構成されている。
【0039】
クランクシャフト5はその後端部5aがクランクケース7の後端壁に形成された貫通孔14を貫通して上記ハウジング8内に突出している。この後端部5aには第一延長軸部材15が外嵌し、スプライン結合されている。もちろん、スプライン結合に限らずねじ結合等を採用してもよい。後端部5aと第一延長軸部材15との嵌合部は後端部5aの先端側にねじ部16が形成され、ねじ部16の基端側(反後端側)に隣接していわゆるいんろう部17が形成されている。いんろう部17は後端部5aの外周面と第一延長軸部材15の対応内周面とがほとんど隙間なく密に嵌合する部分である。また、この嵌合面はクランクシャフト5の回転中心軸と同心状に加工されている。
【0040】
第一延長軸部材15はハウジング8の第一蓋部材8bに形成された貫通孔8cを貫通して外方へ突出している。第一延長軸部材15の外方へ突出した後端部15aには図示しないプロペラシャフトと連結するためのカップリング18がスプライン結合されている。このスプライン溝の形成部がカップリング取り付け部である。第一延長軸部材15のハウジング8内の外周部分には発電機3のロータ12が取り付けられている。具体的には、第一延長軸部材15の前端外周に円輪状の鍔部19が形成されており、この鍔部19に有底円筒状のロータ12がリベット20によって取り付けられている。ロータ12の底部にはクランクシャフト5の後端部5aが挿通される開口12aが形成されており、円筒状の胴部12bの内周面に磁石12cが固設されている。
【0041】
発電機3のステータ13はハウジング8の第一蓋部材8bに着脱自在に取り付けられている。第一蓋部材8bに形成された上記貫通孔8cの周囲に第一延長軸部材15を回転支持するベアリング21が取り付けられている。第一蓋部材8bの外面には冷却水が流通する凹所22が形成され、この凹所22を閉止するように第二蓋部材23が着脱自在に取り付けられている。本実施形態では凹所22は第一蓋部材8bにおけるベアリング21の周囲の位置に形成されている。これがウォータジャケットを構成する。このウォータジャケットによって発電機3、ベアリング21、カムチェーントンネル9から落下してきたオイルなどが冷却される。第二蓋部材23における第一延長軸部材15の貫通部23aの周囲にはシール部材24が配設されている。
【0042】
上記ハウジング8内に収容されるクラッチ6は、その軸6aの両端がクランクケース7および第一蓋部材8bのそれぞれに形成された支持穴50a、50bによって支持されている。また、クランクケース7の外面における後端側に取り付けられたスタータモータ4の出力軸4aがハウジング8内に貫入しており、この出力軸4aに形成された歯車4bがクラッチ6の軸6aに形成された第一歯車6bとかみ合っている。また、クラッチ6の軸6aにはその軸方向に移動可能な第二歯車6cが配設されており、この第二歯車6cがかみ合いおよび離脱しうる歯車25が上記ロータ12の外周面に形成されている。スタータモータ4の回転がクラッチ6に伝達されてクラッチ6の軸6aが回転すると、その回転によって第二歯車6cがロータ12の歯車25にかみ合うように移動する。このようにして伝達された回転力はロータ12を介してクランクシャフト5に伝達される。
【0043】
ハウジング8内に貫入したクランクシャフトの後端部5aにおける第一延長軸部材15とクランクケース7の貫通孔14との間の部分にカムチェーン26が掛け回されたスプロケット27が一体に形成されている
クランクシャフト5の前端部5bはクランクケース7の前端壁に形成された貫通孔28に回転支持されてこれを貫通して突出し、この突出した前端部5bの部分がクランクケース7の前端壁の外面に形成されたセンサケース29bに覆われている。センサケース29bには回転センサ29aが取り付けられており、前端部5bに取り付けられた被検出部材29cをこの回転センサ29aが検出することによってプラグの点火タイミング等が制御される。
【0044】
上記構成によれば、エンジン1におけるクランクシャフトの後端部5aに対応する位置に発電機3およびクラッチ6が配設され、これに伴ってスタータモータ4もエンジン1の後端近傍に配置される。このように、比較的大きい重量を有する部品がエンジンの後端側に集中するためエンジン1の重心の集中化が図られる。したがって滑走する小型滑走艇にとっては都合がよい。
【0045】
また、本実施形態のクランクシャフト5には第一延長軸部材15を備えたため、従来のクランクシャフト90(図5参照)よりその長さを短く形成することができる。
【0046】
図2には他の実施形態にかかるエンジン31が示されている。このエンジン31は、そのカムチェーントンネル32がエンジン31の前端側に配設されている点で上記エンジン1(図1)とはその構造が異なっており、その他の構造は図1のエンジン1と同一である。したがって、同一部材には同一符号を付してその説明を省略する。
【0047】
このエンジン31のクランクシャフト33自体にはスプロケット取り付け部が存在しない。クランクシャフト33の前端部33bがクランクケース34の前端壁に形成された貫通孔35に回転支持されており、この前端部33bの先端にカムチェーントンネル32内に位置する第二延長軸部材36が接続されており、この第二延長軸部材36にカムチェーン用のスプロケット37が装着されている。クランクシャフト33の前端面はほぼクランクケース34の前端壁外面に一致しており、クランクシャフト33の前端面に嵌合用の凸部33cが形成されている。第二延長軸部材36の後端面には上記凸部33cに密に外嵌するための嵌合穴36aが形成されている。この凸部33cと嵌合穴36aとがいわゆるいんろう部を構成しており、凸部33cの外周面と嵌合穴36aの対応内周面とがほとんど隙間なく密に嵌合する部分である。この嵌合面はクランクシャフト33の回転中心軸と同心状に加工されている。
【0048】
また、この第二延長軸部材36はクランクシャフト33の前端に嵌合した状態でボルト38aで固定され、第二延長軸部材36がクランクシャフト33と相互回転することを防止するために回り止めピン38bがクランクシャフト33の前端面に装着される。
【0049】
前述したとおり、クランクシャフト33の後端部33aにはスプロケット取り付け部は形成されておらず、クランクケース34の貫通孔14のすぐ外側の部分に上記第一延長軸部材15が外嵌接続されている。この第一延長軸部材15には図1のクランクシャフト5におけると同様にロータ12が装着されている。また、クランクケース34のハウジング8側における貫通孔14の周囲には、後端部33aの外周面とのあいだをシールするためのシール部材39が装着されている。こうすることにより、クランクケース34内部のオイルがハウジング内に進入することが防止され、オイルの粘性による発電機の回転エネルギーロスが防止される。
【0050】
このように、クランクシャフト33の後端部33aにはスプロケット取り付け部は形成されていないため、このクランクシャフト33は図1のエンジン1におけるクランクシャフト5に比べて、ほぼスプロケット取り付け部の長さとシール部材39の装着部の長さとの差だけ短いものとなる。
【0051】
なお、符号49aで示すのは、スカベンジングポンプ49bやフィードポンプ49cをチェーン49dによって駆動するためのスプロケットである。
【0052】
図3には他の実施形態にかかるエンジン41が示されている。このエンジン41は、そのロータ42の取り付け機構が上記エンジン31(図2)におけるものと異なっており、その他の構造は図2のエンジン31と同一である。したがって、同一部材には同一符号を付してその説明を省略する。
【0053】
図示のごとく、クランクシャフト43の後端部43aには第一延長軸部材44と接続するためのねじ部45aと第一延長軸部材44と回転軸を一致させるためのいわゆるいんろう部45bとが形成されている。このねじ部45aおよびいんろう部45bの合計長さは図2のクランクシャフト33のそれより短く形成されている。
【0054】
また、第一延長軸部材44の前端には鍔部は形成されていない。クランクシャフトの後端部43aに段部46を介して小径部47が形成されており、小径部47に上記ねじ部45aおよびいんろう部45bが形成されている。ロータ42は、第一延長軸部材44が接続されたときに第一延長軸部材44の前端と上記段部46との間に挟持されることによって後端部43aに固定される。ロータ42はその外形が概ね有底円筒状を呈しており、底部には後端部43aが挿通される開口42aが形成されており、開口42aの周囲には後端部43aの外周面に嵌合する円筒部42dが形成されている。この円筒部42dの両端をそれぞれ第一延長軸部材44の前端と上記段部46とが挟圧することになる。なお、図1、2のロータ12と同様に円筒状の胴部42bの内周面に磁石42cが固設されている。
【0055】
また、クランクケース48の内部とハウジング8とをシールするためのシール部材39は、クランクケース48のハウジング8側における貫通孔14の周囲と上記ロータの円筒部42dの外周面との間に配設されている。
【0056】
このクランクシャフト43は、図2のエンジン31におけるクランクシャフト33に比べて、ほぼリベット20(図2)の長さと鍔部19(図2)の厚さとの差だけ短いものとなる。
【0057】
以上説明したごとく、いずれの実施形態にかかるエンジンにおいてもその電気機器、すなわち発電機、クラッチおよびスタータモータがエンジンの後端側に集中させられているので、従来のエンジンに比べてエンジンの重心が後方に移動する。また、第一延長軸部材および第二延長軸部材を備えることにより、その分だけクランクシャフトの長さが短くなる。
【0058】
図4には他の実施形態にかかるエンジン51が示されている。このエンジン51は図3のエンジン41と同様に、ロータ42が第一延長軸部材54の前端と段部52との間に挟持されてクランクシャフト53の後端部53aに固定されるものである。しかし、第一延長軸部材54を有しているが上記第二延長軸部材36(図3)を有していない点で図3のエンジン41と異なる。また、クランクシャフト53の後端部53aと第一延長軸部材54との嵌合部にいんろう部が直接には形成されていない点でも異なる。図3のエンジン41と同一の構成部品については同一の符号を付してその説明を省略する。
【0059】
上記後端部53aと第一延長軸部材54との連結はねじ部55によってなされている。そして、クランクシャフト53の後端面と、第一延長軸部材54のねじ部55の奥端部とにそれぞれ嵌合穴56a、56bが形成されており、これらの嵌合穴56a、56bに芯合わせ用の軸57が密に貫入している。上記嵌合穴56aはクランクシャフト53と同心状にされ、他方の嵌合穴56bは第一延長軸部材54と同心状にされている。すなわち、軸57と両嵌合穴56a、56bとのあいだにいんろう部が形成されている。したがって、両嵌合穴56a、56bに軸57を密に貫入させることによりクランクシャフト53と第一延長軸部材54とが同軸状態となる。
【0060】
以上の構成によれば、クランクシャフト53はその後端部53aにおいて図3のクランクシャフト43よりほぼいんろう部の長さだけ短くすることができる。その分、前述した第二延長軸部材となるべき部分を図示のごとくクランクシャフト53の前端部53bに一体化することができる。その結果、部品点数が低減される。また、このエンジン51においても電気機器類が後端側に集中させられている。
【0061】
【発明の効果】
本発明によれば、エンジンの重心が後方へ移動するので水面を滑走する小型滑走艇にとっては好都合なエンジンとなる。また、エンジンの多気筒化に伴うクランクシャフトの長さの延長を抑制することができる。その結果、クランクシャフトの製造装置のコストアップを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態にかかる小型滑走艇用エンジンのクランクシャフトを含む要部を示す縦断面図である。
【図2】 本発明の他の実施形態にかかる小型滑走艇用エンジンのクランクシャフトを含む要部を示す縦断面図である。
【図3】 本発明のさらに他の実施形態にかかる小型滑走艇用エンジンのクランクシャフトを含む要部を示す縦断面図である。
【図4】 本発明のさらに他の実施形態にかかる小型滑走艇用エンジンのクランクシャフトを含む要部を示す縦断面図である。
【図5】 本発明のエンジンや従来のエンジンを搭載することができる小型滑走艇の一例を示す一部断面側面図である。
【図6】 従来の小型滑走艇用エンジンを示す縦断面図である。
【符号の説明】
1、31、41、51・・・・エンジン
2・・・・シリンダ
3・・・・発電機
4・・・・スタータモータ
4a・・・(スタータモータの)出力軸
4b・・・(スタータモータの出力軸の)歯車
5、33、43、53・・・・クランクシャフト
5a、33a、43a、53a・・・(クランクシャフトの)後端部
6・・・・クラッチ
6a・・・(クラッチの)軸
6b・・・(クラッチの軸の)第一歯車
6c・・・(クラッチの軸の)第二歯車
7、34、48・・・・クランクケース
8・・・・ハウジング
8a・・・(ハウジングの)本体
8b・・・(ハウジングの)第一蓋部材
8c・・・(第一蓋部材の)貫通孔
9、32・・・・カムチェーントンネル
10・・・・シリンダブロック
11・・・・ピストン
12・・・・ロータ
12a・・・(ロータの)開口
12b・・・(ロータの)胴部
12c・・・(ロータの)磁石
13・・・・ステータ
14・・・・(クランクケース後端壁の)貫通孔
15、44、54・・・・第一延長軸部材
15a・・・(第一延長軸部材の)後端部
16、45a、55・・・ねじ部
17、45b・・・いんろう部
18・・・・カップリング
19・・・・鍔部
20・・・・リベット
21・・・・ベアリング
22・・・・凹所
23・・・・第二蓋部材
23a・・・(第二蓋部材おける)貫通部
24、39・・・・シール部材
25・・・・(ロータの)歯車
26・・・・カムチェーン
27、37・・・・(カムチェーン用)スプロケット
28、35・・・・(クランクケース前端壁の)貫通孔
29a・・・センサ
29b・・・センサケース
29c・・・被検出部材
33b、53b・・・(クランクシャフトの)前端部
33c・・・(クランクシャフト前端部の)凸部
36・・・・第二延長軸部材
36a・・・(第二延長軸部材の)嵌合穴
38a・・・ボルト
38b・・・回り止めピン
42・・・・ロータ
42a・・・(ロータの)開口
42b・・・(ロータの)胴部
42c・・・(ロータの)磁石
42d・・・(ロータの)円筒部
46、52・・・・段部
47・・・・小径部
49a・・・(ポンプ駆動用)スプロケット
49b・・・スカベンジングポンプ
49c・・・フィードポンプ
49d・・・チェーン
50a、50b・・・支持穴
56a、56b・・・嵌合穴
57・・・・軸

Claims (12)

  1. クランクシャフトの出力端側に、該クランクシャフトの軸方向に延びるプロペラシャフトが連結される小型滑走艇用エンジンであって、
    クランクシャフトの出力端側に配設された発電機と、
    クランクケース外部における上記クランクシャフトの出力端側に配設されたスタータモータと、
    該スタータモータの出力軸と上記発電機のロータとを相互に断続するためのクラッチとが配設されてなることを特徴とする小型滑走艇用エンジン。
  2. エンジンにおける上記クランクシャフトの反出力端側にカムチェーントンネルが形成されており、
    クランクケースの貫通孔を通してカムチェーントンネル内に突出したクランクシャフトの反出力端側の端部にカムチェーン用スプロケットが取り付けられてなる請求項1記載の小型滑走艇用エンジン。
  3. クランクケースにおける上記クランクシャフトの出力端側に発電機を内蔵するハウジングが取り付けられており、
    クランクケースの貫通孔を通してクランクシャフトの出力端が上記ハウジング内に突出しており、
    上記クランクケースの貫通孔に、クランクシャフトの間をシールするためのシール部材が配設されてなる請求項1または2記載の小型滑走艇用エンジン。
  4. クランクケースにおける上記クランクシャフトの出力端側に発電機を内蔵するハウジングが取り付けられており、
    該ハウジング内に連通するようにカムチェーントンネルが形成されており、
    クランクケースの貫通孔を通して上記ハウジング内に突出したクランクシャフトの出力端に発電機用のロータが取り付けられており、
    該ロータと上記貫通孔との間のクランクシャフトの部分にカムチェーン用スプロケットが取り付けられてなる請求項1記載の小型滑走艇用エンジン。
  5. 上記ハウジングに冷却水が流通するウォータージャケットが形成されてなる請求項3または4記載の小型滑走艇用エンジン。
  6. その出力端側に、その軸方向に延びるプロペラシャフトが連結される小型滑走艇用エンジンのクランクシャフトであって、
    上記出力端に、該出力端に外嵌して接続される第一延長軸部材が配設されており、該第一延長軸部材に発電機用のロータを取り付けるためのロータ取り付け部が形成されてなることを特徴とする小型滑走艇用エンジンのクランクシャフト。
  7. その出力端側に、その軸方向に延びるプロペラシャフトが連結される小型滑走艇用エンジンのクランクシャフトであって、
    上記出力端に段部を介して小径部が形成されており、該小径部に第一延長軸部材が外嵌して接続されており、第一延長軸部材の端部と上記段部とによって発電機用のロータが挟持されうるように構成されてなることを特徴とする小型滑走艇用エンジンのクランクシャフト。
  8. 上記第一延長軸部材の端部に、プロペラシャフトを連結するためのカップリング取り付け部がさらに形成されてなる請求項6または7記載の小型滑走艇用エンジンのクランクシャフト。
  9. その反出力端に第二延長軸部材が接続されており、該第二延長軸部材にカム駆動用スプロケットを取り付けるためのスプロケット取り付け部が形成されてなる請求項6または7記載の小型滑走艇用エンジンのクランクシャフト。
  10. 上記第一延長軸部材の反出力端に近接したクランクシャフトの出力端の部分にカム駆動用スプロケットを取り付けるためのスプロケット取り付け部が形成されてなる請求項6記載の小型滑走艇用エンジンのクランクシャフト。
  11. 上記出力端の外周面と、第一延長軸部材の内周面とに、相互に密に嵌着する嵌着面と、相互に周方向の相対回転を禁止する係合機構とが形成されており、上記両嵌着面がともにクランクシャフトの回転軸と同心状に形成されてなる請求項6または7記載の小型滑走艇用エンジンのクランクシャフト。
  12. 請求項6〜11のうちのいずれか一の項に記載のクランクシャフトを有する請求項1記載の小型滑走艇用エンジン。
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