JP3937630B2 - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般家庭で使用される洗濯機能及び乾燥機能を持った洗濯乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の洗濯乾燥機は図14に示すような構成であった。すなわち外装1と、この外装1内にサスペンション2によって支持された受筒3と、天面を開口し底面に中空の脱水軸4を備えた洗濯槽5を備えている。前記脱水軸4は受筒3の底面に設けられた軸受け6によって支持されている。また8は脱水軸4内部に軸受け7によって支持された洗濯軸で、前記洗濯槽5の内部にパルセータ9と連結されている。さらにこの洗濯軸8はモータ10と連動している。11は洗濯槽5に温風を吹き込む送風手段である。12は前記洗濯槽5に固定された流体バランサーである。
【0003】
このような構成において、洗濯、すすぎ、脱水工程が終わると、モータ10の動力によって、パルセータ9を回転させ衣類に遠心力を与える。この遠心力によって洗濯物は洗濯槽5の上方へはね上げられる。この間に送風手段11により温風を洗濯槽5内に吹き込み、洗濯物を乾燥するようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の構成の洗濯乾燥機は、洗濯物を乾燥させる際に洗濯槽5の回転を止め、パルセータ9を回転させ洗濯物をはね上げるが、それにはある程度強い遠心力が必要なため、急速に加速され跳ね上げられた洗濯物は洗濯槽5の壁面とこすれ合い傷みやすく、またパルセータ9が停止している間は洗濯槽5も停止したままの状態なので、洗濯物の乾燥に時間がかかるという課題を有していた。またパルセータ9を回転させて洗濯物をはね上げる際に、絡み合った洗濯物がほぐれ難いという課題等を有していた。
【0005】
本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、乾燥時の洗濯物の傷みを軽減し、ほぐれ難さを解消し、乾燥時間を短縮した洗濯乾燥機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、洗濯槽の内底部に回転可能に設けたパルセ−タと、前記洗濯槽の底部に固定された脱水軸と、前記脱水軸内で軸支持され前記パルセータと固定された洗濯軸と、前記洗濯軸を駆動するモータと、前記モータの回転力を前記洗濯軸から前記脱水軸に伝達するためのクラッチ手段と、前記洗濯槽内の洗濯物を乾燥させる乾燥装置と、前記モータ、クラッチ手段、乾燥装置を制御する制御部とを備え、前記制御部は、乾燥時に前記クラッチ手段により洗濯軸から脱水軸への回転力伝達を切り離し、かつ、前記洗濯槽を回転自在にするとともに、前記モータに所定時間通電後、前記モータへの通電を一時中断し、その間前記洗濯槽を惰性回転させるようにしたものである。これにより、パルセータが回転する際パルセータ上の洗濯物に引かれて洗濯槽がパルセータ、洗濯物と一緒に共回りするため、洗濯物が洗濯槽壁面とこすれることがなくなり、洗濯物の傷みが軽減できる。また、パルセータ停止中に洗濯槽を回転させるエネルギーが不要になり小電力で乾燥でき、また、パルセータ停止中に洗濯槽を回転させないタイプと比べて、乾燥時間が短縮できる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、洗濯物を収容する洗濯槽と、前記洗濯槽の内底部に回転可能に設けたパルセータと、前記洗濯槽の底部に固定された脱水軸と、前記脱水軸内で軸支持され前記パルセータと固定された洗濯軸と、前記洗濯軸を駆動するモータと、前記モータの回転力を前記洗濯軸から前記脱水軸に伝達するためのクラッチ手段と、前記洗濯槽内の洗濯物を乾燥させる乾燥装置と、前記モータ、クラッチ手段、乾燥装置を制御する制御部とを備え、前記制御部は、乾燥時に前記クラッチ手段により洗濯軸から脱水軸への回転力伝達を切り離し、かつ、前記洗濯槽を回転自在にするとともに、前記モータに所定時間通電後、前記モータへの通電を一時中断し、その間前記洗濯槽を惰性回転させるようにしたもので、パルセータが回転する際パルセータ上の洗濯物に引かれて洗濯槽がパルセータ、洗濯物と一緒に共回りするため、洗濯物が洗濯槽壁面とこすれることがなくなり、洗濯物の傷みが軽減できる。また洗濯槽を回転させるための電力を必要としないため、省エネにもなるものである。また、パルセータ停止中に洗濯槽を回転させるエネルギーが不要になり小電力で乾燥でき、また、パルセータ停止中に洗濯槽を回転させないタイプと比べて、乾燥時間が短縮できる。
【0008】
本発明の請求項2に記載の発明は、脱水軸を固定する係合手段を備え、制御部は、洗濯、すすぎ時はクラッチ手段により洗濯軸と脱水軸との回転力伝達を切り離すと共に、係合手段により脱水軸を固定し、乾燥時には、前記クラッチ手段により洗濯軸と脱水軸との回転力伝達を切り離すと共に、脱水軸を前記係合手段から開放するようにしたもので、洗濯、すすぎ時と乾燥時との洗濯槽の動きを変えることができ、洗濯、すすぎ時には洗濯槽を固定できるため、高い洗浄、すすぎ性能が得られる。
【0009】
本発明の請求項に記載の発明は、制御部は、洗濯槽の惰性回転が停止する直前に、再びモータへ所定時間通電して、パルセータが停止前の回転方向と同方向に回転するように制御するもので、洗濯槽の回転開始時のトルクが小さくて済み、モータの小型化が可能になり、また乾燥中常時洗濯槽が回転するため、効率の良い乾燥が実現できる。
【0010】
本発明の請求項に記載の発明は、制御部は、洗濯槽の惰性回転が停止する直前に、再びモータへ所定時間通電し、かつパルセータが停止前の回転方向と逆方向に回転するように制御するもので、洗濯槽が停止する直前にブレーキ力が働き、洗濯槽内の洗濯物がくずれて、ほぐれ難さを解消できる。
【0011】
本発明の請求項に記載の発明は、洗濯軸から脱水軸への回転力伝達が切り離され、回転自在の状態にある洗濯槽の異常回転を検知する異常検知手段を備え、制御部は、乾燥時に前記異常検知手段の検知結果に応じて、前記洗濯槽を逆方向に回転させるようにパルセータを制御するようにしたもので、洗濯槽と逆方向に回転するパルセータ上の洗濯物に引っ張られて、パルセータとは逆方向に異常回転する洗濯槽の異常回転がおさまり一旦停止した後、パルセータと同方向に回転を始める。従って、洗濯槽の揺れや振動を低減でき、スムーズな乾燥が実現できる。
【0012】
本発明の請求項記載の発明は、洗濯物の乾燥度合いを検知する乾燥検知手段を備え、制御部は、モータを一定時間おきに回転させるとともに、前記乾燥検知手段の検知結果に応じて、乾燥の終盤にモータの回転数を下げるか、またはモータの回転時間を短めに制御するようにしたもので、洗濯物がほぼ乾燥し軽くなっている乾燥の終盤において、洗濯物が必要以上にパルセータに撹拌されることがなくなり、洗濯物に皺ができ難くなるとともに、パルセータ停止後惰性回転する洗濯槽との摩擦も和らぎ、傷みも軽減される。
【0013】
【実施例】
(実施例1)
以下に、本発明の1実施例を図1を用いて説明する。図1において、13は外装で、内部にサスペンション14により受筒15を弾性的に吊支して洗濯物の脱水時における振動をサスペンション14で吸収する構成としている。16は洗濯物を収容する乾燥兼用の洗濯槽で、受筒15内に回転可能に支持されているとともに、周側壁に多数の小孔17および周側壁の上端内面に流体バランサ18を有している。
【0014】
19は洗濯槽16の内底部の中央に回転可能に設け、洗濯物を撹拌するパルセータである。20は洗濯槽16の外底部中央に固定された中空の脱水軸で、その上部は受筒15の外底部の中央に設けた脱水軸受け21で回転可能に軸支されている。22は上端をパルセータ19に固定した洗濯軸で、脱水軸20の中空部内に同軸に配置され、脱水軸20の中空部内に設けた洗濯軸受け23に回転自在に軸支されている。
【0015】
24は受筒15の外底部中央に固定され、脱水軸20を内包するケースで、上端内に設けた脱水軸受け21と下端内に設けた軸受け25とで脱水軸20の上下を回転自在に軸支している。26は脱水軸20および洗濯軸22を回転させるモータで、洗濯軸22の下部に設けられている。
【0016】
27はモータ26の回転を脱水軸20に伝達、または伝達を遮断するクラッチ手段で、洗濯軸22に固定した固定クラッチ板28と、固定クラッチ板28に係合する可動クラッチ板29と、可動クラッチ板29を駆動するソレノイド30と、ソレノイド30の動きを上下方向に変換するクランク機構31とから構成されている。
【0017】
32は乾燥時に洗濯槽16内に温風を送り、パルセ−タ19の回転により舞い上がる洗濯物を乾燥させる乾燥装置で、ヒータ33と、このヒータ33で加熱された空気を温風として吹き出し口34から洗濯槽16内の洗濯物に送風する送風機35とから構成される。36はこの乾燥装置32、クラッチ手段27、モータ26をそれぞれ制御するマイクロコンピュータ等からなる制御部である。そして、特に制御部36はクラッチ手段27により脱水時には洗濯軸22と脱水軸20を連結し、また洗濯およびすすぎ時、そして乾燥時には洗濯軸22と脱水軸20を切り離し洗濯槽16が回転自在になるように設けている。
【0018】
上記構成において、洗濯工程に入ると制御部36により、ソレノイド30に通電してクランク機構31により可動クラッチ板29を洗濯軸22の上方に移動させて、固定クラッチ板28との係合を外す。これにより洗濯軸22と脱水軸20とは切り離され、モータ26の動力は洗濯軸22を介してパルセータ19に伝達されるのみとなり、洗濯物に機械力を与える。こうして洗濯槽16に収容している洗濯物の洗濯が進行する。
【0019】
洗濯工程が終了して脱水工程に入ると、洗濯槽16内の水が排出され、同時に制御部36によってソレノイド30に対する通電を停止することによりクランク機構31が可動クラッチ板29を洗濯軸22の下方に移動させ、可動クラッチ板29が固定クラッチ板28と係合する。これにより洗濯軸22と脱水軸20とが連結され、モータ26の回転力は脱水軸20にも伝達され、洗濯軸22に連結されたパルセータ19、および脱水軸20に固定された洗濯槽16が共に回転する。
【0020】
洗濯槽16が回転することにより洗濯を終了した洗濯物の水分は、遠心力によって洗濯槽16の小孔17から受筒15内に絞り出される。このようにして洗濯物は脱水される。この脱水の際に受筒15は脱水槽を兼ねた洗濯槽16のアンバランス等により当然揺れるが、サスペンション14や流体バランサ18によりその揺れが吸収される。
【0021】
次に、前記脱水行程が終了して乾燥工程に入ると、制御部36によって洗濯工程と同様にクラッチ手段27により、洗濯軸22と脱水軸20とが切り離され、モータ26の回転力は脱水軸20には伝わらず、洗濯軸22を介してパルセータ19のみに伝達されパルセータ19が回転するが、脱水軸20、および脱水軸20に固定された洗濯槽16のそれぞれは他から何の拘束も受けず、フリーで回転自在な状態になる。
【0022】
この状態でモータ26に通電すると、連結された洗濯軸22を介してパルセータ19が回転を始め、また乾燥装置32にも通電されて温風が送風機35により受筒15の上部の吹き出し口34から洗濯槽16内でパルセータ19の攪拌により舞い上がっている洗濯物に向かって吹き出される。このようにして洗濯物から水分が徐々に蒸発して乾燥が進む。
【0023】
そして上記乾燥工程では、洗濯槽16がフリーで回転自在になっているので、パルセータ19が回転する際パルセータ19上の洗濯物に引かれて洗濯槽16もパルセータ19、洗濯物と一緒に共回りし、洗濯物が洗濯槽16の壁面とこすれることがなくなり、洗濯物の傷みが軽減できるようになる。また洗濯槽16はパルセータ19上の洗濯物に引かれて共回りするだけなので、特に洗濯槽16を回転させるための電力は必要なくなるものである。
【0024】
なお上記実施例では、乾燥時の温風は受筒15の上部から吹き出したが、その吹き出し口の位置に特にこだわるものではない。
【0025】
(実施例2)
次に第2の実施例を図2から5を用いて説明する。なお上記実施例1と同一部分については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0026】
37は、洗濯工程時に可動クラッチ板29と係合して脱水軸20を固定する係合手段で、洗濯工程に入ると制御部36によりソレノイド30に通電してクランク機構31を駆動させ、図3に示すように可動クラッチ板29を洗濯軸22の上方に移動させて、固定クラッチ板28との係合を外すと共に係合手段37と係合させる。
【0027】
これにより洗濯軸22と脱水軸20とは切り離されるが、係合手段37により脱水軸20と脱水軸20に固定された洗濯槽16はそれぞれ固定される。従ってモータ26の動力は洗濯軸22を介してパルセータ19に伝達されるのみとなる。この状態でモータ26に通電されてモータ26と連結された洗濯軸22、及び洗濯軸22に取り付けられたパルセータ19が回転を始め、パルセータ19の回転により洗濯槽16に収容している洗濯物の洗濯が進行する。
【0028】
この洗濯工程では制御部36が特に係合手段37により洗濯槽16を固定状態にしているため、パルセータ19の回転により洗濯槽16内の水中で撹拌される洗濯物は固定状態で停止している洗濯槽16の側壁と接触し、強い機械力が与えられる。従って洗濯物の汚れが落ちやすくなり、強い洗浄力が得られる。
【0029】
洗濯工程が終了して脱水工程に入ると、実施例1と同様に、洗濯槽16内の水が排出され、同時に制御部36によってソレノイド30に対する通電を停止すると、クランク機構31により図4に示すように可動クラッチ板29は洗濯軸22の下方に移動し、固定クラッチ板28と係合する。
【0030】
これにより洗濯軸22と脱水軸20とが連結され、モータ26の回転は脱水軸20にも伝達され、洗濯軸22を介してパルセータ19、および脱水軸20と固定された洗濯槽16が回転する。洗濯槽16が回転することにより洗濯を終了した洗濯物は、その水分を遠心力によって洗濯槽16の小孔17から受筒15内に絞り出される。このようにして洗濯物は脱水される。
【0031】
前記脱水行程が終了して乾燥工程に入ると制御部36によってクランク機構31により、図5に示すように可動クラッチ板29を洗濯軸22の中程に移動させて、固定クラッチ板28との係合を外すと共に、係合手段37とも係合しないようにする。このため洗濯軸22と脱水軸20とが切り離され、モータ26の回転は脱水軸20には伝わらず、洗濯軸22を介してパルセータ19に伝達されるのみとなり、脱水軸20、および脱水軸20に固定された洗濯槽16はそれぞれ係合手段37からも解放され他から何の拘束も受けず、フリーで回転自在に設けられる。
【0032】
この状態でモータ26に通電されてモータ26と連結された洗濯軸22、及び洗濯軸22に取り付けられたパルセータ19が回転を始め、また乾燥装置32にも通電されて温風が送風機35により受筒15の上部の吹き出し口34から洗濯槽16内でパルセータ19の攪拌により舞い上がっている洗濯物に向かって吹き出される。このようにして洗濯物から水分が徐々に蒸発して乾燥が進む。洗濯槽16は実施例1と同様に回転自在に設けられているため、パルセータ19が回転する際パルセータ19上の洗濯物に引かれて洗濯槽16がパルセータ19、洗濯物と一緒に共回りし、洗濯物が洗濯槽16の壁面とこすれることがなくなり、洗濯物の傷みが軽減できる。
【0033】
このように洗濯工程では、洗濯槽16がパルセータ19と共回りしないように洗濯槽16を固定して洗濯を確実に行い、一方乾燥工程では洗濯槽16を回転自在にすることにより、乾燥時の洗濯物の傷み軽減は勿論のこと、より高い洗浄力が得られるものである。
【0034】
(実施例3)
次に第3の実施例を図6を用いて説明する。なお上記実施例と同一部分については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0035】
本実施例では、図6に示すように乾燥工程にはいると、モータ26に通電してモータ26を一定時間回転させ、その後モータ26への通電を一時中断し、モータ26と連結した洗濯軸22および洗濯軸22に取り付けられたパルセータ19の回転を一時停止させ、回転自在の状態にある洗濯槽16だけが惰性回転するように制御するものである。
【0036】
上記構成により、モータ26への通電中はパルセータ19が回転し、回転自在に設けられた洗濯槽16もパルセータ19が回転する方向に洗濯物に引っ張られて一緒に共回りする。モータ26への通電を中断すると、パルセータ19は洗濯軸22を介してモータ26と連結されているためその回転を停止するが、洗濯槽16は回転自在に設けられているためすぐには停止せず、しばらくの間惰性で回転する。
【0037】
洗濯槽16が回転すると洗濯槽16内の洗濯物の表面全般に温風がよく当たり乾燥が促進されるが、モータ26に常時通電しなくても洗濯槽16を惰性で回転させることができるので、小電力で衣類の乾燥が行える。また洗濯槽16内の洗濯物の表面全般に温風がよく当たり乾燥が促進されるため、洗濯槽16が惰性回転しないタイプと比べて、乾燥時間の短縮も図ることができるものである。
【0038】
(実施例4)
次に、第4の実施例を図7を用いて説明する。なお上記実施例と同一部分については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0039】
本実施例は、図7に示すように乾燥工程にはいると、制御部36でモータ26に通電してモータ26を一定時間回転させ、その後モータ26への通電を一時中断し、モータ26と連結した洗濯軸22および洗濯軸22に取り付けられたパルセータ19の回転を一時停止させ、回転自在の状態にある洗濯槽16だけを惰性回転させ、惰性回転が停止する直前に、再びモータ26に通電してパルセータ19が停止前と同方向に回転するように制御するものである。
【0040】
上記構成により、モータ26への通電中はパルセータ193が回転し、回転自在に設けられた洗濯槽16もパルセータ19が回転する方向に洗濯物に引っ張られて一緒に共回りする。モータ26への通電を中断すると、パルセータ19は洗濯軸22を介してモータ26と連結されているためその回転を停止するが、洗濯槽16は回転自在に設けられているためすぐには停止せず、しばらくの間惰性で回転するので、小電力で衣類の乾燥が行える。
【0041】
また洗濯槽16の惰性回転停止直前に、再びパルセータ19が回転し、パルセータ19上の洗濯物に引っ張られて洗濯槽16も一緒に共回りし、惰性回転も含めて乾燥工程中、常時洗濯槽16が回転するため洗濯槽16内の洗濯物の表面全般に温風がよく当たり、より効率の良い乾燥が実現できる。
【0042】
またパルセータ19が洗濯槽16の惰性回転停止前に、再び停止前と同方向に回転を始めるため、洗濯槽16を停止状態から回転させる場合と比べモータ26にかかる負荷が小さくてすみ、モータ26が必要なトルクも小さくなり、モータ26の小型化も実現できる。
【0043】
(実施例5)
次に第5の実施例を図8を用いて説明する。なお上記実施例と同一部分については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0044】
本実施例では、制御部36は、図8に示すように乾燥工程にはいると、モータ26に通電してモータ26を一定時間回転させ、その後モータ26への通電を一時中断し、モータ26と連結した洗濯軸22および洗濯軸22に取り付けられたパルセータ19の回転を一時停止させ、回転自在の状態にある洗濯槽16だけを惰性回転させ、惰性回転が停止する直前に、再びモータ26に通電してパルセータ19が停止前と逆方向に回転するように制御するようにしたものである。
【0045】
上記構成により、モータ26への通電中はパルセータ19が回転し、回転自在に設けられた洗濯槽16もパルセータ19が回転する方向に洗濯物に引っ張られて一緒に共回りする。モータ26への通電を中断すると、パルセータ19は洗濯軸22を介してモータ26と連結されているためその回転を停止するが、洗濯槽16は回転自在に設けられているためすぐには停止せず、しばらくの間惰性で回転するので、小電力で衣類の乾燥が行える。
【0046】
また洗濯槽16の惰性回転停止直前に、再びパルセータ19が回転し、パルセータ19上の洗濯物に引っ張られて洗濯槽16も一緒に共回りし、惰性回転も含めて乾燥工程中、常時洗濯槽16が回転するため洗濯槽16内の洗濯物の表面全般に温風がよく当たり、より効率の良い乾燥が実現できる。
【0047】
またパルセータ19が洗濯槽16の惰性回転停止前に、再び停止前と逆方向に回転を始めるため、洗濯槽16はその回転停止直前に逆方向への回転力を与えられてブレーキ力が働き、一種の軽い衝撃を受ける。このため洗濯槽16内の洗濯物にこれを揺らし且つはね上げるような力が加わり、パルセータ19上の洗濯物がくずれてほぐし効果が発生し、洗濯物がほぐれやすくなり、洗濯物がもつれたまま乾燥して生じるしわを軽減でき、またさらに洗濯物の撹拌効果による乾燥むらも低減できるものである。
【0048】
(実施例6)
次に本発明の第6の実施例を図9を用いて説明する。なお上記実施例と同一部分については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0049】
本実施例では、洗濯槽16の異常回転を検知する異常検知手段38を設け、乾燥工程において洗濯槽16がバランスを欠いた不規則な回転等の異常回転し、それを前記異常検知手段38が検知すると、制御部36は前記異常検知手段38の検知結果に応じて、モータ26が回転中の場合は、モータ26とパルセータ19を逆方向に回転させ、パルセータ19上の洗濯物に引っ張られて、異常回転する洗濯槽16も逆方向に共回りさせ、またモータ26、パルセータ19が停止中で洗濯槽16が異常な惰性回転をしている場合には、パルセータ19が停止する前と逆方向に回転するようにモータ26とパルセータ19を回転させ、パルセータ19上の洗濯物に引っ張られて、異常回転する洗濯槽16を逆方向に共回りするように制御して、洗濯槽16の異常回転を是正するものである。
【0050】
上記構成により、仮に洗濯槽16内での洗濯物の偏り等によりアンバランスが発生して洗濯槽16が激しく揺れたり振動したとしても、モータ26、パルセータ19を逆方向に回転させ、異常回転する洗濯槽16に逆方向への回転力を与えることにより揺れや振動をしずめることができ、洗濯槽16の揺れや振動を低減し、スムーズな乾燥が実現できるものである。
【0051】
(実施例7)
次に本発明の第7の実施例を図10、11を用いて説明する。なお上記実施例と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
【0052】
本実施例では、洗濯物の乾燥度合いを検知する乾燥検知手段39を設け、乾燥工程に入ると制御部36はモータ26を一定時間おきに回転させると共に、乾燥検知手段39が検知した乾燥序盤の信号を受けると図11に示すように乾燥序盤においてモータ26の回転数を下げてまたはモータ26の回転時間を短めに設定して一定時間回転させるようにしたものである。
【0053】
上記構成により、パルセータ19も低めの回転数で回転または短時間回転するので、脱水直後で殆ど乾燥していない水分の多い状態で、かたの付き易い洗濯物は、回転するパルセータ19により強く撹拌されて(またはパルセータ19が一回当たりに回転している時間が長いため)かたが付き、その後そのまま乾燥して皺になるということが防止できる。
【0054】
またパルセータ19の回転数が低いので(または短時間回転なので)、パルセータ19が停止中に惰性回転する洗濯槽16の回転も弱まり、パルセータ19上の洗濯物と洗濯槽16の内側側壁との摩擦も和らぎ、洗濯物の傷みも軽減できる。
【0055】
(実施例8)
次に本発明の第8の実施例を図12を用いて説明する。なお上記実施例と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
【0056】
本実施例では、乾燥工程に入ると、制御部36はモータ26を一定時間おきに回転させると共に、乾燥検知手段39が検知した乾燥終盤の信号を受けると図11に示すように乾燥終盤においてモータ26の回転数を低くまたはモータ26の回転時間を短くして一定時間回転させるものである。
【0057】
上記構成により、乾燥工程の中盤を経て洗濯物の乾燥が進行した乾燥終盤に、制御部36は乾燥検知手段39が検知した乾燥終盤の信号が入ると図12に示すように、モータ26の回転数を低めに設定(またはモータ26の回転時間を短めに設定)して一定時間回転させるので、パルセータ19も回転数が低めに回転する(またはパルセータ19も短時間だけ回転する)。従って、乾燥終盤でほぼ乾燥し軽い状態の洗濯物は、回転するパルセータ19により強く撹拌されて(またはパルセータ19が一回当たりに回転している時間が長いため)皺ができるということもなくなる。
【0058】
またパルセータ19も回転数が低めに回転する(またはパルセータ19も短時間だけ回転する)ため、パルセータ19が停止中に惰性回転する洗濯槽16の回転も弱まり、パルセータ19上の洗濯物と洗濯槽16の内側側壁との摩擦も和らぎ、洗濯物の傷みも軽減できる。
【0059】
(実施例9)
次に、本発明の第9の実施例を図13を用いて説明する。なお上記実施例と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0060】
本実施例では、乾燥工程に入ると、制御部36でモータ26を一定時間おきに回転させると共に、乾燥検知手段39が検知した乾燥序盤および乾燥終盤の信号を受けると図13に示すように乾燥序盤および乾燥終盤においてモータ26の回転数を下げてまたはモータ26の回転時間を短めにして一定時間回転させるものである。
【0061】
上記構成により、脱水直後で殆ど乾燥していない水分の多い状態では実施例7同様、かたの付き易い洗濯物は、回転するパルセータ19により強く撹拌されて(またはパルセータ19が一回当たりに回転している時間が長いため)かたが付き、その後そのまま乾燥して皺になるということが防止できる。
【0062】
又、乾燥終盤では実施例8同様、ほぼ乾燥し軽い状態の洗濯物は、回転するパルセータ19により強く撹拌されて(またはパルセータ19が一回当たりに回転している時間が長いため)皺ができるということもなくなる。
【0063】
またパルセータ19の回転数も低いので(または短時間だけ回転するので)、パルセータ19が停止中に惰性回転する洗濯槽16の回転も弱まり、パルセータ19上の洗濯物と洗濯槽16の内側側壁との摩擦も和らぎ、洗濯物の傷みも軽減できる。
【0064】
【発明の効果】
上記実施例から明らかなように、請求項1記載の発明によれば、洗濯物を収容する洗濯槽と、前記洗濯槽の内底部に回転可能に設けたパルセータと、前記洗濯槽の底部に固定された脱水軸と、前記脱水軸内で軸支持され前記パルセータと固定された洗濯軸と、前記洗濯軸を駆動するモータと、前記モータの回転力を前記洗濯軸から前記脱水軸に伝達するためのクラッチ手段と、前記洗濯槽内の洗濯物を乾燥させる乾燥装置と、前記モータ、クラッチ手段、乾燥装置を制御する制御部とを備え、前記制御部は、乾燥時に前記クラッチ手段により洗濯軸から脱水軸への回転力伝達を切り離し、かつ、前記洗濯槽を回転自在にするとともに、前記モータに所定時間通電後、前記モータへの通電を一時中断し、その間前記洗濯槽を惰性回転させるようにしたから、パルセータが回転する際パルセータ上の洗濯物に引かれて洗濯槽がパルセータ、洗濯物と一緒に共回りし、洗濯物が洗濯槽の壁面とこすれることがなくなり、洗濯物の傷みが軽減できる。また、洗濯槽はパルセータ上の洗濯物に引かれて共回りするだけなので、特に洗濯槽を回転させるための電力は必要なく、省エネにもなるものである。また、パルセータ停止中に洗濯槽を回転させるエネルギーが不要になり小電力で乾燥でき、乾燥時間が短縮できる。
【0065】
また請求項2記載の発明によれば、脱水軸を固定する係合手段を備え、制御部は、洗濯、すすぎ時はクラッチ手段により洗濯軸と脱水軸との回転力伝達を切り離すと共に、係合手段により脱水軸を固定し、乾燥時には、前記クラッチ手段により洗濯軸と脱水軸との回転力伝達を切り離すと共に、脱水軸を前記係合手段から開放するようにしたから、洗濯工程では洗濯槽を固定し、乾燥工程では洗濯槽を回転自在にするというように洗濯工程と乾燥工程での洗濯槽の状態を変えることができ、乾燥時の洗濯物の傷み軽減はもちろんのこと、洗濯時により高い洗浄力が得られるものである。
【0066】
また請求項記載の発明によれば、制御部は、洗濯槽の惰性回転が停止する直前に、再びモータへ所定時間通電して、パルセータが停止前の回転方向と同方向に回転するようにしたから、惰性回転も含めて乾燥工程中、常時洗濯槽が回転するため洗濯槽内の洗濯物の表面全般に温風がよく当たり、より効率の良い乾燥が実現できる。またパルセータが洗濯槽の惰性回転停止前に、再び停止前の回転方向と同方向に回転を始めるため、洗濯槽を停止状態から回転させる場合と比べモータにかかる負荷が小さくてすみ、モータが必要なトルクも小さくなり、モータの小型化も実現できる。
【0067】
また請求項記載の発明によれば、制御部は、洗濯槽の惰性回転が停止する直前に、再びモータへ所定時間通電し、かつパルセータが停止前の回転方向と逆方向に回転するようにしたから、惰性回転も含めて乾燥工程中、常時洗濯槽が回転するため洗濯槽内の洗濯物の表面全般に温風がよく当たり、より効率の良い乾燥が実現できる。またパルセータが洗濯槽の惰性回転停止前に、再び停止前の回転方向と逆方向に回転を始めるため、洗濯槽はその回転停止直前に逆方向への回転力を与えられてブレーキ力が働き、一種の軽い衝撃を受ける。このため洗濯槽内の洗濯物にこれを揺らし且つはね上げるような力が加わり、パルセータ上の洗濯物がくずれてほぐし効果が発生し、洗濯物がほぐれやすくなり、洗濯物がもつれたまま乾燥して生じるしわを軽減でき、またさらに洗濯物の撹拌効果による乾燥むらも低減できるものである。
【0068】
また請求項記載の発明によれば、洗濯軸から脱水軸への回転力伝達が切り離され、回転自在の状態にある洗濯槽の異常回転を検知する異常検知手段を備え、制御部は、乾燥時に前記異常検知手段の検知結果に応じて、前記洗濯槽を逆方向に回転させるようにパルセータを制御するから、洗濯槽内での洗濯物の偏り等によりアンバランスが発生して洗濯槽が激しく揺れたり振動したとしても、モータ、パルセータを逆方向に回転させ、異常回転する洗濯槽に逆方向への回転力を与えることにより揺れや振動をしずめることができ、洗濯槽の揺れや振動を低減し、スムーズな乾燥が実現できるものである。
【0069】
また請求項記載の発明によれば、洗濯物の乾燥度合いを検知する乾燥検知手段を備え、制御部は、モータを一定時間おきに回転させるとともに、前記乾燥検知手段の検知結果に応じて、乾燥の終盤にモータの回転数を下げるか、またはモータの回転時間を短めに制御するようにしたから、乾燥終盤でほぼ乾燥し軽い状態の洗濯物は、回転するパルセータにより強く撹拌されて(またはパルセータが一回当たりに回転している時間が長いため)皺ができるということもなくなる。またパルセータの回転数が低い(または短時間回転)ので、パルセータが停止中に惰性回転する洗濯槽の回転も弱まり、パルセータ上の洗濯物と洗濯槽の内側側壁との摩擦も和らぎ、洗濯物の傷みも軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例における洗濯乾燥機の全体構成の断面図
【図2】 本発明の第2実施例における洗濯乾燥機の全体構成の断面図
【図3】 同洗濯乾燥機の洗濯時のクランク機構まわりを示す要部断面図
【図4】 同洗濯乾燥機の乾燥時のクランク機構まわりを示す要部断面図
【図5】 同洗濯乾燥機の脱水時のクランク機構まわりを示す要部断面図
【図6】 本発明の第3の実施例を示す洗濯乾燥機の乾燥工程でのモータの回転数と回転時間のタイムチャート
【図7】 本発明の第4の実施例を示す洗濯乾燥機のモータと洗濯槽の乾燥工程での回転数と回転時間のタイムチャート
【図8】 本発明の第5実施例における洗濯乾燥機のモータと洗濯槽の乾燥工程での回転数と回転時間のタイムチャート
【図9】 本発明の第6の実施例を示す洗濯乾燥機の全体構成の断面図
【図10】 本発明の第7の実施例を示す洗濯乾燥機の全体構成の断面図
【図11】 同洗濯乾燥機のモータの乾燥工程での回転数と回転 時間のタイムチャート
【図12】 本発明の第8の実施例を示す洗濯乾燥機のモータの乾燥工程での回転数と回転時間のタイムチャート
【図13】 本発明の第9の実施例を示す洗濯乾燥機のモータの乾燥工程での回転数と回転時間のタイムチャート
【図14】 従来例を示す洗濯乾燥機の全体構成の断面図
【符号の説明】
16 洗濯槽
19 パルセータ
20 脱水軸
22 洗濯軸
26 モータ
27 クラッチ手段
32 乾燥装置
36 制御部
37 係合手段
38 異常検知手段
39 乾燥検知手段

Claims (6)

  1. 洗濯物を収容する洗濯槽と、前記洗濯槽の内底部に回転可能に設けたパルセ−タと、前記洗濯槽の底部に固定された脱水軸と、前記脱水軸内で軸支持され前記パルセータと固定された洗濯軸と、前記洗濯軸を駆動するモータと、前記モータの回転力を前記洗濯軸から前記脱水軸に伝達するためのクラッチ手段と、前記洗濯槽内の洗濯物を乾燥させる乾燥装置と、前記モータ、クラッチ手段、乾燥装置を制御する制御部とを備え、前記制御部は、乾燥時に前記クラッチ手段により洗濯軸から脱水軸への回転力伝達を切り離し、かつ、前記洗濯槽を回転自在にするとともに、前記モータに所定時間通電後、前記モータへの通電を一時中断し、その間前記洗濯槽を惰性回転させるようにした洗濯乾燥機。
  2. 脱水軸を固定する係合手段を備え、制御部は、洗濯、すすぎ時はクラッチ手段により洗濯軸と脱水軸との回転力伝達を切り離すと共に、係合手段により脱水軸を固定し、乾燥時には、前記クラッチ手段により洗濯軸と脱水軸との回転力伝達を切り離すと共に、脱水軸を前記係合手段から開放するようにした請求項1記載の洗濯乾燥機。
  3. 制御部は、洗濯槽の惰性回転が停止する直前に、再びモータへ所定時間通電して、パルセータが停止前の回転方向と同方向に回転するように制御する請求項記載の洗濯乾燥機。
  4. 制御部は、洗濯槽の惰性回転が停止する直前に、再びモータへ所定時間通電し、かつパルセータが停止前の回転方向と逆方向に回転するように制御する請求項記載の洗濯乾燥機。
  5. 洗濯軸から脱水軸への回転力伝達が切り離され、回転自在の状態にある洗濯槽の異常回転を検知する異常検知手段を備え、制御部は、乾燥時に前記異常検知手段の検知結果に応じて、前記洗濯槽を逆方向に回転させるようにパルセータを制御する請求項1〜のいずれか1項記載の洗濯乾燥機。
  6. 洗濯物の乾燥度合いを検知する乾燥検知手段を備え、制御部は、モータを一定時間おきに回転させるとともに、前記乾燥検知手段の検知結果に応じて、乾燥の終盤にモータの回転数を下げるか、またはモータの回転時間を短めに制御するようにした請求項1〜のいずれか1項記載の洗濯乾燥機。
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