JP3934452B2

JP3934452B2 - Fishing rod with outer guide

Info

Publication number: JP3934452B2
Application number: JP2002089100A
Authority: JP
Inventors: 博資荒田; 勝秋葉; 恭央小村
Original assignee: ダイワ精工株式会社
Priority date: 2002-03-27
Filing date: 2002-03-27
Publication date: 2007-06-20
Anticipated expiration: 2022-03-27
Also published as: JP2003274808A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、外付けガイドを有する釣竿に関し、特にトップガイドの糸絡み防止構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
中通し釣竿と異なって、外ガイド付き釣竿は釣糸がガイドに絡む虞があるが、製造が容易であったり、メインテナンスが容易であったりするため、従来から多用されている。この外ガイド付き釣竿の上記欠点を補うために、装着するガイドを前方に傾斜させたり、ガイドの装着足とガイドリングを保持する環状枠体部の左右両側夫々を傾斜状アーム部材で連結した構造を採用したりしている。また、例えば特開２００１−２０４３０７号には、円錐状のカバー部材を設け、一見、中通し釣竿のように構成して糸絡みを防止する構造が開示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
然しながら、前者の傾斜状のアーム部材は、その耐久性から金属部材で形成されているため比重が大きなことを無視できない。特にトップガイドに採用の場合は、トップガイドには釣糸を介して様々な力が作用するため、耐久性が重要な設計要素となり、また、先端であるため持ち重り防止も重要な設計要素となる。これらの観点から前後に長い形状にして十分に糸絡みを防止する形態にすることが困難であった。また、後者公報開示の場合は、穂先部における糸絡みは充分に防止できるが、カバー部材の後端部位置では、やはり糸絡みが防止できない他、比較的長い大きな部材であるため、釣竿として致命的な持ち重りが生ずることは避けられない。
依って本発明は、持ち重りを防止しつつトップガイドの糸絡みを防止することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記目的に鑑み本発明の請求項１では、竿の先端部に装着する金属製パイプ部と、該パイプ部に連結され、竿先端部の径方向一側に突出状に設けられている金属製環状枠体部と、該環状枠体部に保持されたガイドリングとを有するトップガイドのフレーム体と、前記パイプ部構成金属よりも、また、環状枠体部構成金属よりも、比重の小さな部材で形成され、先端部が前記環状枠体部とガイドリングとの組合環状部のパイプ部側約半分の半環状部の範囲内の大きさであり、先端部が組合環状部に接触しており、後端部から釣糸の引っ掛り難い外郭形状で概ね左右幅を拡大し、先端部分が最大幅であるか、或いは途中位置で最大幅部を有する糸絡み防止部材とを具備することを特徴とする外ガイドを有する釣竿を提供する。
概ね左右幅を拡大とは、後述の実施形態例で明らかになるが、前方に進むに従って、部分的には幅が小になっても、全体としてみれば段々と大になることを意味する。
【０００５】
トップガイドのフレーム体は、金属製パイプ部と、これと連結された金属製環状枠体部と、ガイドリングとを有するため、強度保持ができている。糸絡み防止部材は後端部から釣糸の引っ掛り難い外郭形状で概ね左右幅を拡大するため、糸絡みが防止される。しかも、トップガイドのパイプ部構成金属よりも、また、環状枠体部構成金属よりも比重の小さな部材で形成されていると共に、先端部が組合環状部のパイプ部側約半分の半環状部の範囲内の大きさであり、上下方向寸法としては必要最小限の大きさであるため、軽量であって持ち重りが防止される。
【０００６】
請求項２では、前記糸絡み防止部材が偏平な形状であって、広面の一側が前記径方向一側に向き、前記パイプ部に沿って該パイプ部の前記径方向一側が露出しているか、或いはパイプ部上にある肉部の外表面がガイドリング内周最下端と面一又はより低く、前記パイプ部が露出している場合は該パイプ部に比べて、また、前記パイプ部上に肉部がある場合は該肉部に比べて、前記糸絡み防止部材の左右縁部が前記径方向一側に向かって湾曲している請求項１記載の外ガイドを有する釣竿を提供する。
【０００７】
糸絡み防止部材のパイプ部に沿った位置ではガイドリング内周最下端よりも低いか面一であり、左右縁部がガイドリングの高さ側に湾曲している状態で偏平であるため、釣糸がガイドリング内口に挿通するための空間を可及的に大きく確保しつつ、無駄肉を省いて軽量化を図ることができる。
【０００８】
請求項３では、前記先端部分が最大幅である場合は、その最大幅が前記組合環状部の同方向の最大幅以下であり、途中位置が最大幅の場合は、その最大幅が前記組合環状部の同方向の最大幅以上である請求項１又は２記載の外ガイドを有する釣竿を提供する。
先端部分が最大幅である場合、この幅が組合環状部の左右方向最大幅よりも大であれば糸絡みの原因となると共に、重量的にも無駄となるので、先端部分の幅を組合環状部の左右方向最大幅以下としてこれらを防止する。好ましくは、組合環状部に沿う形態とする。また、途中位置が最大幅の場合は、その前部は小幅ということになり、この最大の途中幅が組合環状部の同方向の最大幅より小であれば、その前部に絡む虞があるので、組合環状部の最大幅以上にしてこれを防止する。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態例に基づき、更に詳細に説明する。
図１は本発明に係る釣竿の側面図である。元竿１０には穂先竿１２が並継式に継ぎ合わされているが、本発明ではこの例に限らず他の如何なる釣竿形態でもよい。各竿杆は、エポキシ樹脂等の合成樹脂をマトリックスとし、炭素繊維等の強化繊維で強化した繊維強化樹脂製である。各竿杆には外付けの釣糸ガイド１４が設けられており、穂先竿先端部にはトップガイド１６が設けられている。１５はリールであり、釣竿に対し各釣糸ガイドと同じ側に位置している。
【００１０】
図２以降はトップガイド１６の各形態例を図示している。図２は、第１形態例の側面図、図３は平面図、図４は縦断面図、図５は図３の矢視線Ｅ−Ｅによる横断面図である。トップガイドのフレーム体は、パイプ部１８と、セラミックス製のガイドリング２２と、これを保持する環状枠体部２０と、該環状枠体部をパイプ部と連結する連結部１９とを有している。ガイドリング以外の各部材は金属製であり、これらの結合で強度的に強い。
【００１１】
パイプ部は穂先竿先端部１２を挿入させており、通常、接着剤を使用して固定している。環状枠体部とガイドリングとの組合環状部は竿１２の径方向の一側（竿の上側か下側）に突出状に設けられている。この例では上側に突出とする。組合環状体を前方に傾斜させているものの、以上のフレーム体のみでは糸絡みが防止できないため、本発明では糸絡み防止部材２４を装着させる。まず、全体的に偏平な形状をしており、広面の一側（表面）を前記突出した上側に向け、左右の縁部２４Ｆは、その左右縁部間距離の中央部位置のパイプ部と比べて上方に湾曲している。
【００１２】
左右縁部間距離の中央部ラインに沿って前端から後端に亘って表面露出部２４Ｋを有していると共に、パイプ部１８と環状枠体部２０の各金属よりも比重の小さな材料、例えば、ポリアミド、ＡＢＳ樹脂、発泡性樹脂、コルクや木等の天然材を使用しており、軽量化を図っている。前端部裏面側には、連結部１９付近に係止する起立部２４Ｅが設けてあり、例え、パイプ部等のフレーム体に対する固定が不充分であっても、釣り使用中に部材２４が誤って後退しないように配慮してある。
【００１３】
糸絡み防止部材２４の左右幅の現われている平面図の図３から判るように、左右幅は後端（竿元側）が最も細く、先端方向に向かって漸増し、先端部において最大に形成されている。また、この先端部は組合環状部に当接状態に形成されている。従って、この部材を含めたトップガイドに釣糸が絡むことを防止できる。また、図２に示すように、縁部２４Ｆは後端部から先端部に向かって高さが漸増しており、更に糸絡みが効果的に防止される。しかも、図２と図４に現われているが、部材の左右縁部２４Ｆの先端部が、組合環状部の開口中心位置を通る左右方向ラインの位置にある。即ち、組合環状部の下側（パイプ部側）半分の半環状部の範囲に亘って部材２４が配設されており、糸絡み防止の観点からは十分な上下方向寸法であり、更に上側半分にまで至る必要は無く、可及的に軽量化が図られている。
【００１４】
また、部材２４の先端部は、組合環状部のパイプ部側下半分の半環状部内周よりも径方向外側に位置しており、釣糸の挿通空間を確保して、釣糸が接触し難くしている。特に、左右縁部間距離の中央部位置であるパイプ部の上では、ガイドリング内周最下端角度位置における断面の最大高さ点Ｐ１（請求項ではガイドリング内周最下端と表現）よりも竿寄りである（低い）。上記例では部材２４の先端部は組合環状部の左右方向の最大幅位置に至っているが、これよりも小さな幅となる下方位置で、組合環状部表面に沿う形状であっても、実質的にはほぼ同様な効果を奏する。
【００１５】
また、この例の部材２４の左右幅は先端部分で最大であるが、途中位置で最大となり、その後、幾分小さくなってもよく、特に、途中位置での最大幅寸法が、組合環状部の左右方向の最大幅以上であれば効果的に糸絡みが防止される。更には、軽量化のためとしての表面露出部２４Ｋは、部材２４の上側に代り下側に設けてもよい。
【００１６】
図６はトップガイド部の第２形態例の平面図であり、図７はその矢視線Ｇ−Ｇによる横断面図である。第１形態例と異なる事項を主に説明する。部材２４の左右縁部２４Ｆ間距離である左右幅は、後端から前端まで必ずしも漸増している形態ではなく、同じ寸法を含み、幾分かの縮み部位を有している。然しながら、こうした縁部の凹凸形状は滑らかであって、釣糸が絡むことは防止される。こうして、部材２４は前方に行くに従い概ね左右幅を拡大しているといえる。また、部材２４の先端部は、組合環状部の左右幅の最大位置よりも下方に位置しているが、既述のように糸絡みが防止される。部材２４の左右幅の中央部、即ち、パイプ部の真上位置の部材２４の肉部外表面は既述の点Ｐ１よりも低い位置にあり、釣糸の挿通抵抗を防止している。
【００１７】
図８は第３形態例の平面図であり、図９はその縦断面図である。他の形態例と異なるのは、パイプ部の左右に１対の補助フレーム２６を設けたフレーム体であることである。補助フレームはパイプ部１８の長手方向中央部付近の側部から、環状枠体部２０の左右の側部に向かって、前広がりで前方上昇の傾斜状に延伸し、環状枠体部２０の左右幅最大位置よりも下方位置の側部に至って溶接連結されている。従って、フレーム体は他の形態例よりも更に強度が向上しており、また、補助フレームの存在によって糸絡みが或る程度は防止できる。然しながら、その糸絡みの防止効果は不充分である。
【００１８】
そこで糸絡み防止部材２４を使用する。その平面視形状は第１形態例に近く、左右縁部間幅は漸増して前端部において最大幅となる。また、その前端部は、組合環状部の左右方向幅最大の高さ位置よりも幾分低い位置にあるが、補助フレーム２６よりは高い位置にある。後端部は補助フレームよりも後方にある。従って、より有効な糸絡み防止ができるような外郭形態となっている。重量的にも、フレーム体の金属よりも低比重の材料で形成しているため、持ち重りが防止できる。
【００１９】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように本発明によれば、持ち重りを防止しつつトップガイドの糸絡みを防止することのできる釣竿が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は本発明に係る釣竿の側面図である。
【図２】図２はトップガイド部の拡大側面図である。
【図３】図３は図２の平面図である。
【図４】図４は図３の縦断面図である。
【図５】図５は図３の矢視線Ｅ−Ｅによる横断面図である。
【図６】図６は第２形態例のトップガイド部の平面図である。
【図７】図７は図６の矢視線Ｇ−Ｇによる横断面図である。
【図８】図８は第３形態例のトップガイド部の平面図である。
【図９】図９は図８の縦断面図である。
【符号の説明】
１６トップガイド
１８パイプ部
２０環状枠体部
２４糸絡み防止部材
２４Ｆ縁部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a fishing rod having an external guide, and more particularly to a structure for preventing a twine of a top guide.
[0002]
[Prior art]
Unlike a through-hole fishing rod, a fishing rod with an outer guide has a possibility that a fishing line may get entangled with the guide. However, since it is easy to manufacture and easy to maintain, it has been frequently used. In order to compensate for the above-mentioned drawbacks of the fishing rod with an outer guide, a structure in which the guide to be mounted is tilted forward, or both the left and right sides of the annular frame body portion holding the guide mounting ring and the guide ring are connected by inclined arm members. Or adopt. Further, for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 2001-204307 discloses a structure in which a conical cover member is provided, and at first glance is configured like a penetrating fishing rod to prevent thread entanglement.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the former inclined arm member is formed of a metal member because of its durability, it cannot be ignored that the specific gravity is large. In particular, when employed in the top guide, durability is an important design element because various forces act on the top guide via the fishing line. Also, since it is the tip, prevention of weight lifting is also an important design element. From these viewpoints, it has been difficult to form a shape that is long in the front-rear direction and sufficiently prevents yarn entanglement. Further, in the case of the latter publication, thread entanglement at the tip part can be sufficiently prevented, but at the rear end position of the cover member, it is still impossible to prevent thread entanglement, and since it is a relatively long large member, it is fatal as a fishing rod. It is inevitable that a heavy lifting will occur.
Therefore, an object of the present invention is to prevent the top guide from being entangled while preventing weight lifting.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In view of the above-mentioned object, in claim 1 of the present invention, a metal pipe portion to be attached to the tip portion of the ridge, and a metal pipe connected to the pipe portion and provided in a protruding shape on one side in the radial direction of the heel tip portion. A frame body of a top guide having an annular frame body portion and a guide ring held by the annular frame body portion, and a member having a specific gravity smaller than that of the pipe portion constituting metal and the annular frame portion constituting metal. The tip portion is a size within the range of a semi-annular portion about half the pipe portion side of the combined annular portion of the annular frame body portion and the guide ring, and the distal end portion is in contact with the combined annular portion. And a line entanglement preventing member having an outer shape in which the fishing line is hardly caught from the rear end portion and having a wide width in the left and right direction, and a leading end portion having a maximum width or a maximum width portion in the middle position. A fishing rod having an outer guide is provided.
The enlargement of the width in the left-right direction will become apparent in the embodiments described later. However, as it goes forward, even if the width is partially reduced, it means that it will gradually increase as a whole.
[0005]
Since the frame body of the top guide includes a metal pipe portion, a metal annular frame portion connected to the metal pipe portion, and a guide ring, the strength can be maintained. Since the thread entanglement preventing member has an outer shape in which the fishing line is hardly caught from the rear end portion, and the width of the thread entanglement preventing member is increased substantially, the thread entanglement is prevented. In addition, it is formed of a member having a specific gravity smaller than that of the pipe part constituent metal of the top guide and the annular frame part constituent metal, and the tip part of the semi-annular part which is about half of the pipe part side of the combined annular part. Since it is a size within the range and is a minimum necessary size in the vertical direction, it is lightweight and can be prevented from being carried.
[0006]
In claim 2, the yarn entanglement preventing member has a flat shape, one side of the wide surface is directed to one side in the radial direction, and the one side in the radial direction of the pipe portion is exposed along the pipe portion , or the outer surface of the meat portion located on the pipe section is a guide ring in the circumferential lowermost end flush with or lower, when the pipe portion is exposed as compared to the pipe section, also meat on the pipe section The fishing rod having an outer guide according to claim 1, wherein when there is a portion, the left and right edge portions of the yarn entanglement preventing member are curved toward one side in the radial direction as compared with the meat portion.
[0007]
The position along the pipe portion of the yarn entanglement prevention member is lower or flush with the lowermost inner periphery of the guide ring, and the fishing line is flat with the left and right edges curved to the height side of the guide ring. However, while ensuring as large a space as possible for insertion into the guide ring inner opening, it is possible to reduce the weight by eliminating wasted meat.
[0008]
In Claim 3, when the said front-end | tip part is the maximum width, the maximum width is below the maximum width of the same direction of the said combination annular part, and when the middle position is the maximum width, the maximum width is the said combination ring A fishing rod having an outer guide according to claim 1 or 2, wherein the fishing rod has a width equal to or greater than a maximum width in the same direction of the portion.
If the tip has the maximum width, if this width is larger than the maximum width in the left-right direction of the combined annular portion, it will cause thread entanglement and waste in terms of weight. These are prevented to be less than the maximum width in the left-right direction of the part. Preferably, it is a form along the combined annular portion. Further, when the midway position is the maximum width, the front part is said to be a small width, and if this maximum midway width is smaller than the maximum width in the same direction of the combined annular part, there is a risk of entanglement with the front part. Therefore, this is prevented by exceeding the maximum width of the combined annular portion.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in more detail based on an embodiment shown in the accompanying drawings.
FIG. 1 is a side view of a fishing rod according to the present invention. The head rod 12 is spliced to the main rod 10 in a side-by-side manner, but the present invention is not limited to this example, and any other fishing rod configuration may be used. Each kite is made of a fiber reinforced resin in which a synthetic resin such as an epoxy resin is used as a matrix and is reinforced with a reinforced fiber such as carbon fiber. Each rod is provided with an external fishing line guide 14, and a top guide 16 is provided at the tip of the tip rod. A reel 15 is located on the same side as each fishing line guide with respect to the fishing rod.
[0010]
FIG. 2 and subsequent figures show examples of the top guide 16. 2 is a side view of the first embodiment, FIG. 3 is a plan view, FIG. 4 is a longitudinal sectional view, and FIG. 5 is a transverse sectional view taken along line EE in FIG. The frame body of the top guide includes a pipe portion 18, a ceramic guide ring 22, an annular frame portion 20 that holds the guide ring 22, and a connecting portion 19 that connects the annular frame portion to the pipe portion. Yes. Each member other than the guide ring is made of metal and is strong in strength due to the combination thereof.
[0011]
The pipe portion is inserted with the tip end portion 12 of the tip and is usually fixed using an adhesive. The combined annular portion of the annular frame body portion and the guide ring is provided in a protruding shape on one side in the radial direction of the flange 12 (upper side or lower side of the flange). In this example, it protrudes upward. Although the combined annular body is inclined forward, the thread entanglement preventing member 24 is attached in the present invention because the thread entanglement cannot be prevented only by the above frame body. First, it has a flat shape as a whole, with one side (surface) of the wide surface facing the protruding upper side, and the left and right edge portions 24F are compared with the pipe portion at the center position of the distance between the left and right edge portions. Is curved upward.
[0012]
A material having a surface exposed portion 24K from the front end to the rear end along the center line of the distance between the left and right edges, and having a specific gravity smaller than that of each metal of the pipe portion 18 and the annular frame portion 20, for example, , Polyamide, ABS resin, expandable resin, natural materials such as cork and wood are used to reduce weight. On the back side of the front end portion, there is provided an upright portion 24E that locks in the vicinity of the connecting portion 19. For example, even if the fixing of the pipe portion or the like to the frame body is insufficient, the member 24 is mistakenly used during fishing. We are careful not to retreat.
[0013]
As can be seen from FIG. 3 of the plan view in which the left and right widths of the yarn entanglement preventing member 24 appear, the left and right widths are narrowest at the rear end (base side) and gradually increase toward the front end, and are formed at the maximum at the front end. Has been. Moreover, this front-end | tip part is formed in the contact state to the combination annular part. Therefore, it is possible to prevent the fishing line from being entangled with the top guide including this member. Further, as shown in FIG. 2, the edge portion 24F gradually increases in height from the rear end portion toward the front end portion, and further, the yarn entanglement is effectively prevented. Moreover, as shown in FIG. 2 and FIG. 4, the front ends of the left and right edge portions 24 </ b> F of the member are located on the left and right direction lines passing through the opening center position of the combined annular portion. That is, the member 24 is arranged over the range of the semi-annular portion of the lower half (pipe portion side) of the combined annular portion, which is sufficient in the vertical direction from the viewpoint of preventing yarn entanglement, and further the upper half. It is not necessary to reach the minimum, and the weight is reduced as much as possible.
[0014]
Also, the tip of the member 24 is located radially outside the inner periphery of the lower half of the pipe portion side of the combined annular portion, ensuring a space for inserting the fishing line and making the fishing line difficult to contact. Yes. In particular, above the pipe portion, which is the center position of the distance between the left and right edge portions, than the maximum height point P1 of the cross section at the innermost lower end angular position of the guide ring (expressed as the innermost lower end of the guide ring in the claims) It is close to the heel (low). In the above example, the front end of the member 24 reaches the maximum width position in the left-right direction of the combined annular portion, but even at a lower position where the width is smaller than this, even if the shape is along the surface of the combined annular portion, Has almost the same effect.
[0015]
Further, the right and left width of the member 24 in this example is the maximum at the tip portion, but may be maximized at the midway position and may be somewhat smaller thereafter. In particular, the maximum width dimension at the midway position is If the width is equal to or greater than the maximum width in the left-right direction, yarn entanglement is effectively prevented. Further, the surface exposed portion 24K for weight reduction may be provided on the lower side instead of the upper side of the member 24.
[0016]
FIG. 6 is a plan view of a second embodiment of the top guide portion, and FIG. 7 is a cross-sectional view taken along line GG. Items different from the first embodiment will be mainly described. The left-right width, which is the distance between the left and right edge portions 24F of the member 24, does not necessarily increase gradually from the rear end to the front end, includes the same dimensions and has some shrinkage. However, the uneven shape of such an edge is smooth and prevents the fishing line from being entangled. Thus, it can be said that the width of the member 24 is increased substantially as it goes forward. Moreover, although the front-end | tip part of the member 24 is located below the largest position of the left-right width of a combination annular part, as mentioned above, a thread tangle is prevented. The central part of the right and left width of the member 24, that is, the outer surface of the meat part of the member 24 at a position directly above the pipe part is at a position lower than the point P1 described above, thereby preventing the fishing line insertion resistance.
[0017]
FIG. 8 is a plan view of the third embodiment, and FIG. 9 is a longitudinal sectional view thereof. The difference from the other embodiments is that the frame body is provided with a pair of auxiliary frames 26 on the left and right sides of the pipe portion. The auxiliary frame extends from the side portion near the longitudinal center of the pipe portion 18 toward the left and right side portions of the annular frame body portion 20 so as to spread forward and ascend in the forward direction. It is welded and connected to the side portion below the maximum width position. Therefore, the strength of the frame body is further improved compared to the other embodiments, and the presence of the auxiliary frame can prevent a certain amount of yarn entanglement. However, the effect of preventing the entanglement is insufficient.
[0018]
Therefore, the yarn entanglement preventing member 24 is used. The shape in plan view is close to the first embodiment, and the width between the left and right edges gradually increases to the maximum width at the front end. Further, the front end portion is at a position somewhat lower than the maximum height position in the left-right direction width of the combined annular portion, but is higher than the auxiliary frame 26. The rear end is behind the auxiliary frame. Accordingly, the outer shape can be more effectively prevented from entanglement. In terms of weight, since it is made of a material having a specific gravity lower than that of the metal of the frame body, weight can be prevented.
[0019]
【The invention's effect】
As apparent from the above description, according to the present invention, it is possible to provide a fishing rod capable of preventing the top guide from being entangled while preventing weight lifting.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a fishing rod according to the present invention.
FIG. 2 is an enlarged side view of a top guide portion.
FIG. 3 is a plan view of FIG. 2;
4 is a longitudinal sectional view of FIG. 3. FIG.
FIG. 5 is a cross-sectional view taken along line EE in FIG.
FIG. 6 is a plan view of a top guide portion of a second embodiment.
7 is a cross-sectional view taken along line GG in FIG.
FIG. 8 is a plan view of a top guide portion of a third embodiment.
FIG. 9 is a longitudinal sectional view of FIG.
[Explanation of symbols]
16 Top guide 18 Pipe part 20 Annular frame body part 24 Tangle prevention member 24F Edge part

Claims

竿の先端部に装着する金属製パイプ部と、該パイプ部に連結され、竿先端部の径方向一側に突出状に設けられている金属製環状枠体部と、該環状枠体部に保持されたガイドリングとを有するトップガイドのフレーム体と、
前記パイプ部構成金属よりも、また、環状枠体部構成金属よりも、比重の小さな部材で形成され、先端部が前記環状枠体部とガイドリングとの組合環状部のパイプ部側約半分の半環状部の範囲内の大きさであり、先端部が組合環状部に接触しており、後端部から釣糸の引っ掛り難い外郭形状で概ね左右幅を拡大し、先端部分が最大幅であるか、或いは途中位置で最大幅部を有する糸絡み防止部材と
を具備することを特徴とする外ガイドを有する釣竿。A metal pipe portion to be attached to the tip of the heel, a metal annular frame portion connected to the pipe portion and projectingly provided on one side in the radial direction of the heel tip portion, and the annular frame portion A top guide frame body having a held guide ring;
It is formed of a member having a specific gravity smaller than that of the pipe part constituent metal and the annular frame part constituent metal, and the tip part is about half of the pipe part side of the combined annular part of the annular frame part and the guide ring. It is a size within the range of the semi-annular part, the tip part is in contact with the combined annular part, the lateral shape is expanded from the rear end part with the outline shape that is hard to catch the fishing line, and the tip part is the maximum width Or a fishing rod having an outer guide, characterized in that it comprises a yarn entanglement preventing member having a maximum width portion at an intermediate position.

前記糸絡み防止部材が偏平な形状であって、広面の一側が前記径方向一側に向き、前記パイプ部に沿って該パイプ部の前記径方向一側が露出しているか、或いはパイプ部上にある肉部の外表面がガイドリング内周最下端と面一又はより低く、前記パイプ部が露出している場合は該パイプ部に比べて、また、前記パイプ部上に肉部がある場合は該肉部に比べて、前記糸絡み防止部材の左右縁部が前記径方向一側に向かって湾曲している請求項１記載の外ガイドを有する釣竿。The yarn entanglement preventing member has a flat shape, and one side of the wide surface faces one side in the radial direction, and the one side in the radial direction of the pipe part is exposed along the pipe part , or on the pipe part flesh portion of the outer surface of the guide ring in the circumferential lowermost end flush with or lower than the case where the pipe portion is exposed as compared to the pipe section, also when there is a meat section on the pipe section The fishing rod having an outer guide according to claim 1, wherein left and right edge portions of the yarn entanglement preventing member are curved toward the one side in the radial direction as compared with the meat portion.

前記先端部分が最大幅である場合は、その最大幅が前記組合環状部の同方向の最大幅以下であり、途中位置が最大幅の場合は、その最大幅が前記組合環状部の同方向の最大幅以上である請求項１又は２記載の外ガイドを有する釣竿。When the tip portion has the maximum width, the maximum width is equal to or less than the maximum width in the same direction of the combined annular portion. 3. A fishing rod having an outer guide according to claim 1, wherein the fishing rod has a maximum width or more.