JP3933968B2 - 連結装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オフィスなどで好適に使用されるパネルと被連結部材との連結するためのものであり、特に被連結部材をパネルの幅方向と異なる方向に連結するための連結装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、オフィス等で使用されるパーテーションパネルや、デスクトップパネルとしては、例えば左右対をなす縦枠材を複数本の横枠材により結合してなる構造枠体の前後に複数のパネル要素を装着してなるものが使用されている。そして、このようなパネルに対して、このパネルの幅方向における所望の中間位置に当該パネルと直交する方向など前記パネルの幅方向とは異なる方向に別のパネルを連結したいという要望があり、例えば前記パネル要素にブラケットをねじ止めなどによって固定し、このブラケットを介して別のパネルの縦枠材を固定するようにして当該別のパネルを連結するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このようなものであると、パネル要素の表面にねじを挿通させる孔を設けなければならず、別の位置に付け替えた場合には、その孔が目立って汚らしくなってしまうという問題点があった。
【0004】
そこで、このようにパネル要素を傷つけずにパネルの左右方向における適宜位置に、前記パネルの幅方向とは異なる方向に被連結部材を連結し得るものとして、例えば、パネルの上下端部にそれぞれ位置する笠木及び巾木に左右方向に沿ったレール部を形成する或いはレール部材を取り付ける等して、そのレール部やレール部材の内部を左右方向に沿って摺動するような部材を被連結部材に設けて、適宜位置でねじなど固定手段で固定するようなものが考えられるが、このようなものであると、今度は、笠木と巾木両方に加工を施さねばならず製作が煩雑となる上、被連結部材の高さ寸方が前記パネルと略一致したものに限られてしまうという課題を生じることとなった。
【0005】
そして、このような問題点や課題は、所定のパネルに対して当該パネルの近傍に配置した別のパネルのみならず種々の被連結部材を連結しようとする場合に生じ得るものである。
【0006】
以上のような課題を解決すべく、パネルに対してパネルのみならず種々の被連結部材をこのパネルの幅方向とは異なる方向に連結することを可能にする連結装置であって、パネル要素に傷をつけず、その製作が簡単であり且つ多様な連結態様を実現できる連結装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、左右対をなす縦枠材を複数本の横枠材により結合してなる構造枠体の前後に、少なくとも上下方向に一定距離離間させて複数のパネル要素を装着してなるパネルと、このパネルの近傍に配置される被連結部材とを連結するための連結装置であって、横枠材にパネルの幅方向である左右方向へ位置変更可能に取り付けられる基部と、前記パネル要素間に形成される左右方向に延びる空隙を通じて前記パネル要素の表面よりも突出し前記被連結部材の一部に係り合う突出部とを有する連結具を具備してなるとともに、前記パネルの上端部と前記被連結部材の上端部とを係り合わせる上端部側連結具を備えている連結装置である。
【0008】
このようなものであれば、パネル要素の表面に傷を付けることなく、また、パネルに特別な加工を施すことなく、パネル要素間に形成される空隙を利用して連結具を取り付けることで、パネルの幅方向の中間位置において、当該パネルに対して被連結部材を、例えばパネルと直交する方向などパネルの幅方向とは異なる方向に連結することができるようになる。さらに、このように連結具が、パネルの上下方向の中間位置に形成されるパネル要素の空隙に取り付けられるものであるため、被連結部材として、例えば前記空隙から上方に延びるようなものや、前記空隙から下方に延びるようなもの、空隙から上下方向に延びるようなものなど、種々の高さ寸法を有する被連結部材を連結することが可能となる。加えて、この空隙が複数形成されているパネルにあっては、連結具の上下方向における取付位置をも変更することができ、すなわち、多様な連結態様を実現することが可能となる。なお、連結具と被連結部材との係合は、ねじ止めやブラケットを介するものなど適宜の手段であってよい。
【0009】
さらに、パネルの上端部と被連結部材の上端部とを係り合わせて固定するような上端側連結具を設けているので、パネルと被連結部材との係合を強いものとすることができる。また、このように構成しているので、このパネルと高さ寸法が異なる被連結部材を当該パネルの上方に対応する空間に配置させるように連結する場合にも好適に対応できる。
【0010】
このような連結具において、簡素な構成で、簡単に被連結部材と係合できるようにするためには、連結具の突出部に、被連結部材に形成された孔に引掛け得る爪部を形成することが望ましい。このようなものであれば、被連結部材に加工を複雑な加工を施さずともよく、また工具など用いることなく連結具を被連結部材と係合させることができるようになる。
【0011】
また、このような連結具を、簡素な構成で、横枠材に対して位置変更可能に取り付けられるようにするためには、基部を前記横枠材の外周部を内部に嵌め込むことができる凹部を備えて構成し、この基部に横枠材を嵌め込んだ状態で摺動できるようにすれば好ましい。
【0012】
このような上端側連結具の具体的態様としては、パネルの上端部を幅方向に沿って被覆する笠木を使用して固定することができるパネル側固定部材と、被連結部材の一部に固定され前記パネル側固定部材と係合することができる被連結部材側固定部材とによって構成することが望ましい。
【0013】
そして、このようなパネル側固定部材の好適な具体的態様としては、パネル本体の上端部を左右方向に沿って被覆する笠木を利用して、この笠木に固定させるように構成することが望ましい。
【0014】
そして、前記笠木が幅方向に沿った溝部を備えている場合には、パネル側固定部材を、この溝部を利用し、当該溝部内に嵌め込こまれて固定されるようなものに構成することが望ましい。
【0015】
さらに、溝部が前記笠木の前面及び後面の少なくともどちらか一方に形成され外向きに開口するものであるような場合に、この溝部との係合を強固なものとするためには、前記パネル側固定部材に、溝部の外側縁部に形成されたパネルの奥行き方向に沿った面で切断した断面形状が内向き略コ字型をなす折曲部の内部に圧入されて嵌まり込む係合端部を形成するようにすることが望ましい。
【0016】
また、上端側連結具による連結を強固なものとするためには、パネル側固定部材又は被連結部材側固定部材のどちら一方に、パネルに当接するパネル側当接面と、被連結部材に当接する被連結部材当接面とを設けるようにすると好ましい。
【0017】
また、上端側連結具をパネル側固定部材と被連結部材側固定部材とに分けて構成し、ねじの締結によって係合させるようなものである場合、その係合を簡単に行えるようにするためには、パネル側固定部材又は被連結部材側固定部材のどちら一方に前記ねじの前記パネルに対する前記被連結部材の連結方向に沿った遊動を許容するねじ挿通孔を設けることが望ましい。
【0018】
このような連結装置によって連結した状態のパネル及び被連結部材の外観を良好なものとするためには、連結部分を被覆するカバー部材を、さらに設けることが望ましい。
【0019】
一方、連結具の構成をできるだけ小さなものとするためには、パネルが横枠材の近傍に前記左右方向に延びる空隙を形成しているようなものが望ましい。
【0020】
また、被連結部材の具体的な態様としては、前記パネルの近傍にこのパネルの幅方向とは異なる方向に沿って配置された第2パネルと結合し得るものが挙げられる。このような被連結部材をパネルに連結することによって、本発明の連結装置を利用してパネルと第2パネルとを平面視T字型をなすように連結することもできるようになる。
【0021】
そして、このような第2パネルと結合し得る部材として、特に好適なものとしては、当該第2パネルとその幅方向に隣接する第2パネルとを結合するためにこの第2パネルを構成する縦枠材である縦枠材に設けられた構成と同様の構成を備えたものが挙げられる。このようなものであれば、第1パネルに対して第2パネルを連結する場合において、通常幅方向に隣接する第2パネル同士を結合する際に使用される結合具や結合装置をそのまま適用することができるようになり、製作の利便性を図ることができるようになる。なお、この第2パネルは、前記パネルと同種のものであっても異種のものであっても構わない。また縦枠材も前記パネルを構成する縦枠材と同種のものであっても異種のものであっても構わない。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
【0023】
図1は、オフィス等において使用される可動間仕切壁Wの一部を示している。この可動間仕切壁Wは、第1パネルPAと、この第1パネルの幅方向と直交する方向に沿って配置される第2パネルPBとを備えてなる。
【0024】
本実施形態においては、この第1パネルPAと第2パネルPBとはほぼ同じ構成を有したものであり、以下第1パネルPAの構成を示す符号には先頭にAを付すとともに、第2パネルPBにおける第1パネルと同様の構成には、前記AをBに置換したものとし、第1パネルPAの構成を説明することによって、第2パネルPBの構成に係る説明は省略することとする。また、第1パネルPAに対して第2パネルPBを連結させた側を前方(図中Fで示す)とし、その反対側を後方(図中Rで示す)として説明することとする。
【0025】
第1のパネルPAは、左右対をなす縦枠材A2を複数本の横枠材A3により結合してなる構造枠体A1の前後に、少なくとも上下方向に一定距離離間させて複数のパネル要素A4を装着してなるパネル本体PA’と、このパネル本体PA’の上端部を被覆する笠木A5と、下端部分を覆うアルミ等の金属製の巾木A6とを具備してなるものである。
【0026】
各構造枠体A1の縦枠材A2は、図2、3に示すように、それぞれ剛性を有する板金素材に曲げを施すことにより作られたもので、対をなす前後の面板A21、A22(図2参照)と、これら両面板A21、A22の一方の側縁間に位置し、左右方向(幅方向)に隣接した第1パネル2A同士を接合する際には接合面となる外側端面を形成する第1側板A23と、前記両面板A21、A22の他方の側縁間に位置する第2側板A24とを一体的に備え内部に空間を有した略角パイプ状をなしている。なお、この空間には、幅方向に隣接する第1パネルPA同士を結合するためのものであって、例えば、上端部分に配され傾斜ボルトによって結合できるように構成した上端側結合具UC(図中では、第2パネルPBに収容されているものを図示)及び下端部分に配され例えばバックル状の形状を有してその爪部によって結合できるように構成した下端側結合具DC(図中では、第2パネルPBに収容されているものを図示)などが収容されている。そして、第1側板23の中央領域には、左右方向に隣接する当該第1パネルPA同士を結合するための開口要素が設けられている。この開口要素は、前記上端側結合具UCに関わる開口要素A221、縦枠材A2の空間内の上下方向における中途位置に挿入する図示しない結合具などに関わる開口要素A232、前記下端側結合具DCに関わる開口要素A233(図1参照)などから構成されている。また、第2側板A24には、その中央領域を上下に渡って一定幅に内向きに折り曲げることによって凹部(第1パネルにおいて図示せず。ただし、後述する縦枠材C2の凹部C24aに対応)を形成して強度を確保するようにしている。
【0027】
横枠材A3は、最上段及び最下段に位置し第1パネルPAの奥行き方向に沿った断面形状が略正方形なす前記縦枠材A2と同素材からなる角パイプ状の上下の横枠材A31と(図12参照)、これら上下の横枠材A31、A31の中間に位置しその前後幅寸法が前記上下の横枠材A31よりも小さくなるように設定して成形された角パイプ状の中間横枠材A32(図13参照)とからなる。
【0028】
複数のパネル要素A4は、板金製の板状部材の内面に芯材を充填してなる長方形状のもので、裏面側に図示しない爪部を備えており、その爪部を利用して前記縦枠材A2や、横枠材A3に着脱可能に装着されている。そして、これらパネル要素A4同士は、外観を損ねない程度に上下方向に所定距離離間して装着され、これらパネル要素4間には空隙ASL(図2参照)が形成されている。なお、本実施形態のパネル要素A4は、その上下を前記横枠材A4の近傍に位置するように装着されている。また、これらパネル要素A4の爪部に図示しないかさ上げ用のスペーサ要素を設けて、装着されたパネル要素A4の裏面と縦枠材2との間には、例えば配線などを可能とする隙間が形成されるようになっており、さらに前記横枠材A3に取り付けられた図示しないへこみ防止部材によってこの隙間によるへこみを防ぐようにしている。
【0029】
また、笠木A5は、笠木本体A51と、該笠木本体A51の側端の開口部分を覆うように取り付ける笠木キャップA52とを備えてなり、前記笠木本体A51を例えば縦枠材2Aの空間内に収容された笠木取付部材(第1パネルにおいては、図示せず。ただし、縦枠材C2に配した笠木取付部材KTに対応)に設けられたナット部に対してネジ止めすることでよって取り付けられたものである。具体的には、笠木本体A51は、アルミなどの金属を押出成形したもので、図12に示したようにその前後幅をパネル本体PA’の前後幅と略等しくした底壁部A511と、この底壁部A511の前後端部から内側寄りに起立させて設けた2つの起立壁部A512、A512と、この起立壁部A512、A512の上端部に設けた頂壁部A513とを具備し、さらに、該笠木本体A51のパネル本体PA’に対する前後方向の位置決めをするための位置決めリブA514と、左右方向に延びる溝部A5Mを形成してなるものである。
【0030】
前記溝部A5Mは、図8に示すように頂壁部A513をその前後端とも、パネルの奥行き方向に沿った面で切断した断面形状が略内向きコ字型をなすように下方に折り曲げて当該溝部A5Mの外側縁部に位置するように設けた折曲部A515と、前記起立壁部A512と、前記底壁部A522の起立壁部A512より外側部分とによって囲まれ外方に開口するように形成されたものである。
【0031】
しかして、本実施形態においては、このように構成した第1パネルPAに対して、被連結部材たる縦枠材C2を連結装置Tによって連結し、この縦枠材C2を介して、第2パネルPBを連結するようにし平面視略T字型をなす可動間仕切壁Wを構成するようにしている。なお、連結装置Tの各構成について、第1パネルと第2パネルPBとを連結させるためにそれぞれ配置させた方向に基づいてその前後左右及び上下方向を説明することとする。
【0032】
前記縦枠材C2は、第2パネルPBと連結し得る部材である。具体的には、幅方向に隣接するこの第2パネルPB同士を結合するために当該第2パネルPBを構成する縦枠材B2に設けられた構成を備えたものである。本実施の形態においては、この縦枠材C2を縦枠材2Bと略同型のものを採用しており、すなわち、その第1側板C23には、前記開口要素B231、B232、B233と同様の図示しない開口要素が形成されている。なお、縦枠材B2及び前記縦枠材A2と同様の構成については、特に詳述することなくその先頭をCに置換した符号を付している。なお、この縦枠材C2の第2側板C24には、連結装置Tを構成する後述する連結具TMが係り合う孔である第1孔部CH1と、被連結部材側固定部材たる縦枠材側固定部材T6とがそれぞれ係り合う第2孔部C242とが形成されているが、この縦枠材C2のみならず、第1パネルPAや第2PBを構成する縦枠材A2、B2にも形成されていてもよいのは勿論である。第1孔部CH1は、第1パネルPAの中間横枠材A32が配された位置に対応するように縦長で下方が若干窄まる形状をなす孔C241を並行して2つ形成したものである。また、第2孔部CH2は、前記第1孔部CH1を構成する孔C241と略一致した形状及び大きさを有する孔C242を上端部近傍に形成してなるものである。
【0033】
一方、本実施形態の連結装置Tは、連結具TMと上端側連結具TUとを具備してなり、さらに、これら連結具TM及び上端側連結具TUによる連結部分を隠蔽するカバー部材とを備えてなる。
【0034】
連結具TMは、スチールなどの金属に折曲加工を施して、横枠材に左右方向すなわちパネルの幅方向への位置変更可能に取り付けられる基部T1と、この基部から前方へ突出して縦枠材C2と係合し得る突出部T2とを形成してなるものである。具体的には、基部T1は、後方に位置する後起立片T11とこの起立片の上端から前方へ屈曲する水平片12と、この水平片T12の前端から下方へ屈曲させた前起立片T13とによって、側面視下向きコ字型をなすチャネル状に成形され、これら後起立片T11、水平片T12及び前起立片T13によって形成される凹部T1a内に、前記中間横枠材A32の外周部A32aを嵌め込めるようにしている。そして、前記水平片T12の奥行き寸法を中間横枠材A32より若干大きく設定して、この基部T11を、中間横枠材A32に対して前記第1パネルPAの幅方向への位置変更可能に摺動できるようにするとともに、所望の左右位置において係止されるようにしている。
【0035】
突出部T2は、突出片T21と、縦枠材C2に形成された前記第1孔部CH1に引掛かる爪部T22と、縦枠材C2に当接する当接片T23とを備えてなる。
【0036】
突出片T21は、前記前起立片T13の下端から等幅で前方に延びる平面視矩形をなす板状のものである。そして、その肉厚を、前記所定距離離間したパネル要素A4間に形成される空隙ASLの上下寸法より小さく設定して、当該空隙ASLから突出できるようにしたものである。
【0037】
爪部T22は、パネル要素A4の表面よりも突出した位置に配され、縦枠材C2に形成された前記第1孔部CH1を構成するそれぞれの孔C241、C241間に対応した間隔に位置する二つの上向き爪T221からなるものである。そして、この上向き爪T221の基端部分に、上向き面T221aが形成されていて、この上向き面T221aにと前記孔C241の上端部分に当たることで、縦枠材C2が、連結具TMに下方から支持された状態となり、この縦枠材C2の上下方向の位置決めがなされるとともに当該連結具と工具などを使用することなく係合することができる。
【0038】
当接片T23は、前記二つの上向き爪T221の間に位置し、上方へ延びる幅方向に沿った板状のもので、その前向き面T23aを縦枠材C2の第2側板24に当接させることで前記爪部T22と第1孔部ACH1との係合状態におけるがたつきを防ぐものである。
【0039】
また、上端部側連結具TUは、第1パネルに固定され得る第1パネル側固定部材T3と、縦枠材C2の一部に固定され前記第1パネル側固定部材T3と係合し得る縦枠材側固定部材T6とによって構成されるものである。
【0040】
第1パネル側固定部材T3は、図示したように、アルミ等の金属を折曲成形することで、前記縦枠材側固定部材T6に係合する係合部T4と、この係合部T4の後方に位置し第1パネルPAと係合して固定される第1パネル固定部T5とを一体的に形成したものである。
【0041】
係合部T4は、水平方向に延びる平面視矩形をなす板状のものである。そして、その中間部には、この係合部T4の下端に縦枠材側固定部材T6を当接した状態でねじ止めするねじTv1(図2、3参照)を挿通させるねじ挿通孔TNを設けている。このねじ挿通孔TNは、図2、3、7に示したように前後方向に沿った長孔状に形成されており、前記ねじTv1が、前後方向すなわち、第1パネルPAに対する縦枠材C2の連結方向に沿った遊動ができるようにしている。
【0042】
また、第1パネル固定部T5は、本実施の形態においては、第1パネルPAを構成する笠木A5に形成された溝部A5M内に移動不能に嵌め込まれるものである。具体的には、前記係合部T4と連続して後方へ延びる下水平片T51と、この下水平片T51の後端から上方へ略直交するように折り曲げて起立させた起立片T52と、この起立片T52から前方へ折り曲げた係合端部たる上水平片T53とを備えて、前方に開口するチャネル状に形成したものである。そして、前記上水平片T53の前後幅寸法を溝部A5M内の奥行き寸法より若干小さく設定するとともに、前記起立片T52の上下寸法を溝部A5M内上下寸法より若干小さく設定して、この溝部A5M内へ嵌まり込ませることができるようにしている。さらに、前記上水平片T53の肉厚を折曲部A515内部の上下方向の高さ寸方よりも小さく設定して、当該第1パネル固定部T5がこの溝部A5Mに嵌まり込んだ係合位置(X)において、この上水平片T53が折曲部A515内に嵌まり込まれるようにしている。そして、第1パネル側固定部材T3を取り付ける場合には、図12に示すように、第1パネル固定部T5の後端部分を溝部A5Mに斜むけて差し込んだ係合開始位置(Y)から、係合部T4の前端を下方へ回動させる力を作用させて、当該係合部T4及び前記折曲部A515を経過的に弾性変形させるようにして嵌め込んでいく。そして、所定の思案点を越えると係合開始位置(Y)へとは戻らず溝部A5M内へ収容され係合部T4が略水平となる係合位置(X)で固定されるとなる。そして、この係合位置(X)において、溝部A5Mの外方に延びる前記上水平片T12が、当該溝部A5Mの外側縁部に形成されている略内向きコ字型をなす折曲部A515に嵌まり込んで、ねじなどを使用することなく笠木A5に対して強固に取り付けられる。なお、本実施形態において、この第1パネル固定部T5は、左右方向の中央部分で分断され二股に分かれた形状に成形されており(図7参照)、弾性変形し易いようなっている。
【0043】
縦枠材側固定部材T6は、例えばスチールなどの金属を折曲加工を施すことによって、前記第1パネル側固定部材T3の係合部T4に係合する係合部T7と、この係合部T7の後端部に位置する第1パネルPAのパネル要素A4に当接するパネル要素当接部T8と、前記係合の前端部に位置して縦枠材に対して固定される縦枠材固定部T9とを一体に形成してなるものである。
【0044】
係合部T7は、平面視矩形をなす板状のもので、その中間部分には当該係合部T7と、第1パネル側固定部材T3の係合部T4とを係り合わせるために前記ねじTv1をねじ込むためのねじ孔Tn1が形成されている。
【0045】
パネル側要素当接部T8は、前記係合部T7の後端から下方に直交するように延びる板状をなすものであり、その後向き面をパネル側当接面たる第1パネル当接面T8aとして機能させている。
【0046】
縦枠材固定部T9は、縦枠材C2の第2側板24aに形成された凹部C24aに嵌まり込んで当該縦枠材C2に当接する当接片T91と、この当接片T91の左右端から前方に突出する爪部T92とを備えてなる。
【0047】
当接片T91は、前記凹部C24aの左右幅寸法と略一致した左右幅寸法と、凹部C24aの奥行き寸法に略一致した肉厚を有する上側当接片T911と、この上側当接片に連続して当該上側当接片の左右幅寸法よりもほぼ爪部T92の左右幅である肉厚寸法分だけ小さい左右幅寸法を有する下側当接片T912とからなる。これら、上側当接片T911と下側当接片T912とは、その連続する前向き面を縦枠材C2に当接する被連結部材側当接面たる縦枠材当接面T91aとして機能させ、前記第1パネル当接面T8aと合わせて、当該縦枠材側固定部材T6と縦枠材C2との係合状態の安定化を図っている。また、下側当接片T912には、縦枠材に対して固定するためのねじTv2(図2、3参照)に対応したねじ孔Tn2を設けている。
【0048】
爪部T92は、縦枠材にC2形成された第2孔部CH2を構成するそれぞれの孔C242が設けられている高さ位置及びそれぞれの間隔に対応して位置させた二つの下向き爪T921から構成したものであり、前記下側当接片T912の左右両側縁部から前方に突出するように形成されている。
【0049】
また、カバー部材は、連結部分の上端部を隠蔽する上端部カバー部材TC1と、左右端部を隠蔽する側端部カバー部材TC2とからなる。
【0050】
上端部カバー部材TC1は、前記笠木A5、B5と同様にアルミなどの金属を同型に押出成形し、第2パネルPBを構成する笠木B5の第1パネルPA側の側端部から延長し、当該第1パネルPAと接触する部分までの前後幅寸法に相当する前後幅寸法を有するように設定され、第2パネルPBを構成する笠木B5及び第1パネルPAを構成する笠木A5と連続した外観を形成するようにしている。そして、笠木A5、B5を取り付けるための前記笠木取付具KCによって、縦枠材C2に対して固定されるようにして部品の共通化を図っている。
【0051】
側端部カバー部材TC2は、笠木A5、B5や巾木A6、B6と同素材であるアルミなどの金属を素材として、第2パネルPBのパネル要素B4の第1パネルPA側の側端部から延長し当該第1パネルPAと接触する端部分までの範囲に対応したカバー面TC2aを備え適宜手段で取り付けられるものである。
【0052】
このように構成した連結具Tを用いて、第1パネルPAに対して縦枠材C2を連結し、さらに、この縦枠材C2に対して第2パネルPBを結合させる場合の手順について説明する。
【0053】
まず、第1パネルPAのパネル要素A4を外し、露出した横枠材A3のうち所望の高さ位置に配されているものに対して、連結具TMをその基部を嵌め込むようにして取り付ける。そして、縦枠材C2を連結しようとする中間横枠材A32の左右方向の所定位置にまで摺動させて移動させる。そして、この中間横枠材A32に取り付けられた状態の連結具TMに対して、縦枠材C2を近づけていきその第1孔部CH1に、連結具TMに形成された爪部T22を引掛けて連結する。
【0054】
次に、第1パネル側固定部材T3を、上述した当該第1パネル側固定部材T3の溝部A5Mに対する固定の手順に従って、適当な左右方向の位置において笠木T5に対して固定するようにする。
【0055】
一方、縦枠材側固定部材T6を、爪部T92を第2孔部CH2に引掛けておき、ねじTn2によるねじ止めをして縦枠材C2に対して固定する。さらに、図12に示すように係合部T7の上に前記第1パネル側固定部材T3の係合部T4を重ねるように配置させて、これら係合部T4と係合部T7とを、ねじTv2によるねじ止めによって固定する。この際、ねじTv2を係合部T4のねじ挿通孔T41内において連結方向に若干動かすことができるので、多少のずれが生じたとしてもスムーズなねじ止めが可能である。そして、上述のように一旦外したパネル要素A4を構造枠体A1に対して再装着する。
【0056】
そして、このように第1パネルPAに対して連結状態の縦枠材C2に対して、前記第1パネルPAの幅方向とは直交する方向に沿って配置させた第2パネルPBを近づけていき、縦枠材C2の空間内に予め収容させておいた上端側結合具CUC、第2パネルPBの空間内に収容された上端側結合具UC及び下端側結合具DCと、第2パネルPBの縦枠材B2側の開口要素B231、B233とそれぞれに対応する縦枠材C2側の開口要素とによって、これら縦枠材C2と第2パネルPBとを結合する。
【0057】
最後に、上端部カバー部材TC1を、縦枠材C2に収容した笠木取付具KTにねじTv3(図2参照)をねじ止めすることよって固定して取り付けるとともに、側端部カバー部材TC2を取り付けて連結部分を隠蔽し、可動間仕切壁Wの外観を良好なものとする。
【0058】
以上詳述した本実施形態における連結装置Tによれば、連結具TMを第1パネルPAを構成する中間横枠材A32に対して摺動させることによって、パネル要素A4を傷つけることがなく、第1パネルPAの幅方向における所望の中間位置に、当該第1パネルPAの幅方向とは異なる方向に配される縦枠材C2を連結することができる。そして、この縦枠材C2と結合する第2パネルPBを、第1パネルPAに対して平面視T字型をなすように連結することができる。また、このように第1パネルPAを構成する中間横枠材A32及びパネル要素A4間に形成される空隙ASLを利用しているので、第1パネルPAに何ら新しい加工を施さずとともよい。
【0059】
また、連結具TMが、中間横枠材A32に取り付けられることから、本実施形態の連結装置Tを利用して、例えば、図14に示したように第1パネルPAに対して、当該第1パネルPAの略半分程度の高さ寸法をする縦枠材D2を、被連結部材として結合することもできる。そして、この縦枠材D2に図示例のようなデスクDKの天板DK1の反使用端部に取り付けられるデスクトップパネルDPを結合させて、第1パネルPAに対してこのデスクップパネルDPを該第1パネルPAの幅方向と直交する方向に連結してすることができる。この際、連結具TMの左右方向の位置を自在に調整することができるのは勿論である。また、さらに被連結部材たる縦枠材の高さ寸法を中間横枠材A32の位置に対応させて種々のものを選択すれば、さらにさまざまなパネルを、第1パネルPAに対して連結することも可能となる。
【0060】
しかも、この連結具TMを下向きに開口するチャネル状に形成して、この内部に形成される凹部T1aに、横枠材A4を嵌め込むようにしているので、極めて簡素な構成によって、連結具TMの横枠材A4に対する摺り動きを可能にしている。
【0061】
また、この連結具TMが取り付けられる本実施形態の第1パネルPAは、パネル要素A4を、その上下端が中間横枠材A32の近傍に位置するように装着してなるものであるため、当該連結具TMの構成のコンパクト化を可能にしている。
【0062】
また、上端側連結具TUを、第1パネル側固定部材T4と、縦枠材側固定部材T6とに分けて構成し、さらに、第1パネル側固定部材にねじTv1の縦枠材の連結方向である前後方向に動くことができるねじ挿通孔TNを設けたので、それぞれの相対的な位置関係に多少のずれが生じていても、調整してスムーズにねじ止めすることができる。そして、折曲加工した構成要素を有して組み立てた家具であるこの種の第1パネルPAは、それぞれの構成要素の位置関係に係る高い精度を管理することが困難であるため、このような第1パネルPAに適用される連結装置として非常に有効である。
【0063】
また、本実施形態の特有の効果としては、被連結部材として、縦枠材B2に形成された開口要素B231、B233と同じ構成である開口要素を備えてなる縦枠材C2を採用しているため、もともと製作され使用されている上端側結合具UB及び下端側取付具DCを利用してこの縦枠材C2と第2パネルPBとを結合することができ、すなわち、製作に負担をかけずに、第1パネルと第2パネルとの平面視T字型をなす連結を実現している。
【0064】
なお、本発明は、上記実施形態に限られない。
【0065】
例えば、上端側連結具を一つの部材によって構成してもよい。
【0066】
また、連結装置を、前記連結具TMと、第1パネルの下端部と被連結部材の下端部とを係合させる下端側連結具とから構成してもよい。
【0067】
また、被連結部材が、第2パネルを構成する縦枠材であり、連結装置がパネルと縦枠材とを連結するようなものに構成してもよい。
【0068】
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0069】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0070】
すなわち、本発明によれば、パネル要素の表面に傷を付けることなく、また、パネルに特別な加工を施すことなく、パネル要素間の空隙を利用して連結具を取り付けることで、パネルの幅方向の中間位置において、当該パネルに対して被連結部材を、例えばパネルと直交する方向などパネルの幅方向とは異なる方向に連結することができる。
【0071】
さらに、本発明の連結装置を構成する連結具が、パネルの上下方向の中間位置に形成されるパネル要素の空隙に取り付けられるものであるため、被連結部材として、例えば空隙から上方に延びるようなものや、前記空隙から下方に延びるようなもの、空隙から上下方向に延びるようなものなど、種々の高さ寸法を有する被連結部材を連結することが可能である。加えて、この空隙が複数形成されているパネルにあっては、連結具の上下方向における取付位置をも変更することができ、すなわち、多様な連結態様を実現することが可能である。
加えて、パネルの上端部と被連結部材の上端部とを係り合わせて固定するような上端側連結具を設けているので、パネルと被連結部材との係合を強いものとすることができる。また、このように構成しているので、このパネルと高さ寸法が異なる被連結部材を当該パネルの上方に対応する空間に配置させるように連結する場合にも好適に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における可動間仕切壁を示した図。
【図2】同実施形態における連結装置を示す図1の要部分解斜視図。
【図3】同実施形態における連結装置を示す図。
【図4】同実施形態における連結具を示す平面図。
【図5】同実施形態における連結具を示す正面図。
【図6】同実施形態における連結具を示す側面図。
【図7】同実施形態における第1パネル側固定部材を示す平面図。
【図8】同実施形態における第1パネル側固定部材を示す側面図。
【図9】同実施形態における縦枠材側固定部材を示す平面図。
【図10】同実施形態における縦枠材側固定部材を示す正面図。
【図11】同実施形態における縦枠材側固定部材を示す側面図。
【図12】図1におけるZ−Z要部断面図。
【図13】図1におけるZ−Z要部断面図。
【図14】本実施形態における連結装置の別の使用態様を示した図。
【符号の説明】
A1・・・構造枠体
A2・・・縦枠材
A32・・横枠材(中間横枠材)
A4・・・パネル要素
A5・・・笠木
A5M・・・溝部
A515・・・折曲部
ASL・・・空隙
B2・・・第2パネルを構成する縦枠材(縦枠材)
C2、D2・・・被連結部材(縦枠材)
CH1・・・孔(第1孔部)
T・・・連結装置
T1・・・基部
T1a・・・凹部
T2・・・突出部
T22・・・爪部
T3・・・パネル側固定部材(第1パネル側固定部材)
T53・・・係合端部(上水平片)
T6・・・被連結部材側固定部材(縦枠材側固定部材)
T8a・・・パネル側当接面(第1パネル当接面)
T91a・・・被連結部材側当接面(縦枠材当接面)
TC1・・・カバー部材(上端部カバー部材)
TC2・・・カバー部材(側端部カバー部材)
TM・・・連結具
TN・・・ねじ挿通孔
TU・・・上端側連結具
Tv1・・・ねじ
PA・・・パネル(第1パネル)
PA’・・・パネル本体
PB・・・第2パネル

Claims (13)

  1. 左右対をなす縦枠材を複数本の横枠材により結合してなる構造枠体の前後に、少なくとも上下方向に一定距離離間させて複数のパネル要素を装着してなるパネル本体を具備したパネルとこのパネルの近傍に配置される被連結部材とを連結するための連結装置であって、
    前記横枠材に対して左右方向への位置変更可能に取り付けられる基部と、前記パネル要素間に形成される左右方向に延びる空隙を通じて前記パネル要素の表面よりも突出し前記被連結部材の一部に係り合う突出部とを有する連結具を具備してなるとともに、
    前記パネルの上端部と前記被連結部材の上端部とを係り合わせる上端部側連結具を備えている連結装置。
  2. 前記連結具の突出部が、前記被連結部材に形成された孔に引掛け得る爪部を備えたものである請求項1記載の連結装置。
  3. 前記連結具の基部が、前記横枠材の外周部を、前記パネルの幅方向への摺動可能に嵌め込み得る凹部を備えたものである前記請求項1又は2記載の連結装置。
  4. 前記上端側連結具が、パネルに固定され得るパネル側固定部材と、被連結部材の一部に固定され前記パネル側固定部材と係合し得る被連結部材側固定部材とによって構成されるものである請求項1、2又は3記載の連結装置。
  5. 前記パネル側固定部材が、前記パネル本体の上端部を被覆する左右方向に沿った笠木に固定され得るものである請求項記載の請求項
  6. 前記笠木が、左右方向に沿った溝部を備えたものであり、前記パネル側固定部材が、この溝部内に嵌め込こまれて固定されるものである請求項記載の連結装置。
  7. 前記パネル側固定部材が、当該溝部の外側縁部に形成されそのパネルの奥行き方向に沿った面で切断した断面形状が内向き略コ字型をなす折曲部の内部に嵌まり込む係合端部を備えたものである請求項4、5又は6記載の連結装置。
  8. 前記パネル側固定部材又は前記被連結部材側固定部材のどちら一方が、前記パネルに当接するパネル側当接面と、前記被連結部材に当接する被連結部材当接面とを備えたものである請求項4、5、6又は7記載の連結装置。
  9. 前記パネル側固定部材と前記被連結部材側固定部材とがねじ止めによって係り合うものであり、これらパネル側固定部材又は被連結部材側固定部材のどちら一方に、前記ねじの前記パネルに対する前記被連結部材の連結方向に沿った遊動を許容するねじ挿通孔を設けている請求項4、5、6、7又は8記載の連結装置
  10. 連結部分を被覆するカバー部材を備えた請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9記載の連結装置。
  11. 前記パネルが、前記左右方向に延びる空隙を横枠材の近傍に形成してなるものである請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10記載の連結装置。
  12. 前記被連結部材が、前記パネルの近傍にこのパネルの幅方向とは異なる方向に沿って配置された第2パネルと連結し得る部材である請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10又は11記載の連結装置。
  13. 前記第2パネルと結合し得る部材が、当該第2パネルとその幅方向に隣接する第2パネルとを結合するためにこの第2パネルを構成する縦枠材に設けられた構成と同様乃至略同様の構成を少なくとも備えたものである請求項12記載の連結装置。
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