JP3933160B2 - リズムパターン生成装置及びその記録媒体 - Google Patents
リズムパターン生成装置及びその記録媒体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3933160B2 JP3933160B2 JP2004321548A JP2004321548A JP3933160B2 JP 3933160 B2 JP3933160 B2 JP 3933160B2 JP 2004321548 A JP2004321548 A JP 2004321548A JP 2004321548 A JP2004321548 A JP 2004321548A JP 3933160 B2 JP3933160 B2 JP 3933160B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rhythm pattern
- rhythm
- pattern
- similar
- patterns
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
なお、この発明の実施に関する別の特徴により、指定された特徴を有するリズムパターンを生成するという前者課題(目的)に対応して、次のように構成することができる:複数のリズムパターンを記憶すると共に、各リズムパターンに対応してその音楽的特徴を表わす特徴データを記憶する記憶手段と、生成すべきリズムパターンの特徴を指定する手段と、ランダムにリズムパターンを発生する手段と、発生されたリズムパターンに一致するリズムパターンを複数のリズムパターンの中から検索する手段と、検索されたリズムパターンに対応して記憶されている特徴データと指定された特徴との一致に基づいて、前記発生されたリズムパターンを採用することによりリズムパターンを生成する手段とを具備するリズムパターン生成装置、並びに、複数のリズムパターン及び各リズムパターンに対応してその音楽的特徴を表わす特徴データを用意するステップと、生成すべきリズムパターンの特徴を指定するステップと、ランダムにリズムパターンを発生するステップと、発生されたリズムパターンに一致するリズムパターンを複数のリズムパターンの中から検索するステップと、検索されたリズムパターンに対応して用意されている特徴データと指定された特徴との一致に基づいて、前記発生されたリズムパターンを採用することによりリズムパターンを生成するステップとから成る手順をコンピュータに実行させるプログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
すなわち、多数のリズムパターンと各リズムパターンに対してその音楽的特徴を表わす特徴データとを記憶させておき、生成すべきリズムパターンの特徴を指定すると、まずランダムにリズムパターンを生成(発生)し、生成されたリズムパターンと一致するリズムパターンを多数のリズムパターンの中から検索し、検索されたリズムパターンに対応して記憶されている特徴データと指定した特徴とが一致するか否かを判定し、一致した場合にランダムに生成されたリズムパターンを採用することによりリズムパターンを生成する(一致しなければリズムパターンのランダム生成からやり直す)ことにより、指定された特徴を有するリズムパターンを簡単な構成で柔軟に生成することを可能にする。
図1を参照すると、ここには、この発明の一実施例によるリズムパターン生成装置のハードウエア構成のブロック図が示されている。この例では、システムは、中央処理装置(CPU)1、読出専用メモリ(ROM)2、ランダムアクセスメモリ(RAM)3、第1及び第2の検出回路4,5、表示装置6、音源装置7、効果回路8、外部記憶装置9等を備え、これらの装置1〜9は、バス10を介して互いに接続されており、リズムパターン生成のための演奏データ処理システムを構成している。
さて、この発明の1つの特徴によると、生成すべきリズムパターンの音楽的特徴を指定することによって、この音楽的特徴を有したリズムバターンを生成することができる。詳しくは、ROM2或いは外部記憶装置9内に多数のリズムパターンを記憶させておくと共に、各リズムパターンに対応して、その昔楽的特徴を表わす特徴データを記憶させておく。そして、ランダムにリズムパターンを生成し、この生成したリズムバターンと同一のリズムバターンをROM2或いは外部記憶装置9内から検索し、見つかったリズムバターンに対応して記憶されている特徴データが前記指定した特徴と一致した場合に、前記生成したリズムバターンを前記特徴を有するリズムパターンとして採用するものである。図2には、この場合に用いられる各リズムパターンと特徴データとを対応させる特徴対応テーブルCTの一例が示されている。
さて、この発明の別の特徴によると、ROM2或いは外部記憶装置9内に多数のリズムパターンを記憶させておくと共に、各リズムパターンについて、リズムの音楽的特徴が“類似するもの”/“対比的であるもの”を予めグループ化した“類似グループデータ”/“対比グループデータ”を付与しておくことにより、入力されたモチーフリズムパターンに“類似する”/“対比的である”リズムパターンを生成することができる。図4には、この場合に用いられる各リズムパターンとグループデータとを対応させるグループ対応テーブルGTの例が示されている。
(ステップM1)鍵盤等の演奏操作装置12、外部MIDI機器16(→MIDIインターフエース15)、記憶媒体(2,9等)、パネルスイッチ等13により、モチーフリズムパターンを入力する。
(ステップM2)与えられたモチーフリズムパターンと同じリズムパターンをグループ対応テーブルGT中から検出する。
(ステップM3)検出されたリズムパターンRDiに付与されている類似グループデータGDsiを得る。
(ステップM4)得た類似グループデータGDsiに属するリズムパターンのうちの何れかを採用する。
(ステップM1)鍵盤等の演奏操作装置12、外部MIDI機器16(→MIDIインターフエース15)、記憶媒体(2,9等)、パネルスイッチ等13により、モチーフリズムパターンを入力する。
(ステップM2)与えられたモチーフリズムパターンと同じリズムパターンをグループ対応テーブルGT中から検出する。
(ステップM3)検出されたリズムパターンRDiに付与されている対比グループデータGDciを得る。
(ステップM4)得た対比グループデータGDciに属するリズムパターンのうちの何れかを採用する。
この発明により、指定された特徴を有するリズムパターン、或いは、与えられたモチーフリズムパターンに“類似する”/“対比的である”リズムパターンとして、採用された新たなリズムパターンは、自動リズム演奏に利用することができる。なお、この発明によるリズムパターン生成処理を複数の打楽器パート毎に行うことにより、複数打楽器パートからなるリズムパターンを生成することもできる。
図2や図4の実施例では、特徴対応テーブルCT、グループ対応テーブルGTに記憶してある(即ち、生成可能な)リズムパターンとして、最小音符が8分音符であり、且つ長さが4拍分のものの例を示したが、最小音符がこれよりも小さくてもよい(例えば16分音符や32分音符)し、長さについても、3拍やその他の長さでもよい。
システムの形態については、電子楽器の形態に限らず、パソコン+アプリケーションソフトウェアの形態でもよい。アプリケーンョンソフトワェアは、磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ等の記憶媒体に記憶させ、パソコンに供給するようにしてもよいし、ネットワークを介して供給するようにしてもよい。
生成されたリズムパターン或いは入力されたモチーフリズムパターンの演奏データのフォーマットは、演奏イベントの発生時刻を1つ前のイベントからの時間で表した「イベント+相対時間」、演奏イベントの発生時刻を曲や小節内における絶対時間で表した「イベント+絶対時間」、音符の音高と符長あるいは休符と休符長で演奏データを表した「音高(休符)+符長」、演奏の最小分解能毎にメモリの領域を確保し、演奏イベントの発生する時刻に対応するメモリ領域に演奏イベントを記憶した「ベタ方式」等、どのような形式でもよい。
RD1〜RDn リズムパターンデータ、
CD 特徴データ欄、
SD シンコペーション情報、
DD 付点音符情報、
ND 音符数情報、
CD1〜CDn 特徴データ、
GD グループデータ欄、
GDs 類似グループデータ列、
GDs1〜CDsn 類似グループデータ、
GDc 対比グループデータ列、
GDc1〜CDcn 対比グループデータ。
Claims (5)
- 複数のリズムパターンを記憶すると共に、各リズムパターンに対応して、音楽的特徴が類似するリズムパターンから成るグループを示す類似グループデータを記憶する手段と、
モチーフリズムパターンを入力する手段と、
入力されたモチーフリズムパターンに一致するリズムパターンを前記複数のリズムパターンの中から検索する手段と、
検索されたリズムパターンに対応した類似グループデータに基づいて、入力されたモチーフリズムパターンに類似するリズムパターンを生成する手段と
を具備することを特徴とするリズムパターン生成装置。 - 複数のリズムパターンを記憶すると共に、各リズムパターンに対応して、音楽的特徴が対比的なリズムパターンから成るグループを示す対比グループデータを記憶する手段と、
モチーフリズムパターンを入力する手段と、
入力されたモチーフリズムパターンに一致するリズムパターンを前記複数のリズムパターンの中から検索する手段と、
検索されたリズムパターンに対応した対比グループデータに基づいて、入力されたモチーフリズムパターンに対比的なリズムパターンを生成する手段と
を具備することを特徴とするリズムパターン生成装置。 - 前記類似又は対比グループデータは、当該リズムパターンの音楽的特徴が類似する又は対比的な他のリズムパターンを表わすデータであることを特徴とする請求項1又は2に記載のリズムパターン生成装置。
- 前記類似又は対比グループデータは、当該リズムパターンの音楽的特徴が類似する又は対比的なリズムパターンを含むグループを表わすデータであることを特徴とする請求項1又は2に記載のリズムパターン生成装置。
- 複数のリズムパターン、並びに、各リズムパターンに対応して、音楽的特徴が類似するリズムパターン及び/又は対比的なリズムパターンから成るグループを示す類似グループデータ及び/又は対比グループデータを用意するステップと、
モチーフリズムパターンを入力するステップと、
入力されたモチーフリズムパターンに一致するリズムパターンを前記複数のリズムパターンの中から検索するステップと、
検索されたリズムパターンに対応した類似又は対比グループデータに基づいて、入力されたモチーフリズムパターンに類似する又は対比的なリズムパターンを生成するステップと
から成る手順をコンピュータに実行させるプログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004321548A JP3933160B2 (ja) | 2004-11-05 | 2004-11-05 | リズムパターン生成装置及びその記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004321548A JP3933160B2 (ja) | 2004-11-05 | 2004-11-05 | リズムパターン生成装置及びその記録媒体 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07634399A Division JP3633350B2 (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | リズムパターン生成装置及びその記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005070806A JP2005070806A (ja) | 2005-03-17 |
JP3933160B2 true JP3933160B2 (ja) | 2007-06-20 |
Family
ID=34420395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004321548A Expired - Fee Related JP3933160B2 (ja) | 2004-11-05 | 2004-11-05 | リズムパターン生成装置及びその記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3933160B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3726521A4 (en) | 2018-10-19 | 2021-11-10 | Sony Group Corporation | INFORMATION PROCESSING METHODS, INFORMATION PROCESSING DEVICE AND INFORMATION PROCESSING PROGRAM |
CN111492424A (zh) | 2018-10-19 | 2020-08-04 | 索尼公司 | 信息处理设备、信息处理方法以及信息处理程序 |
-
2004
- 2004-11-05 JP JP2004321548A patent/JP3933160B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005070806A (ja) | 2005-03-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3707364B2 (ja) | 自動作曲装置、方法及び記録媒体 | |
JP3528654B2 (ja) | メロディ生成装置及びリズム生成装置と記録媒体 | |
JP2000221968A (ja) | 自動作曲装置および記憶媒体 | |
CN1172290C (zh) | 乐音合成装置及乐音合成方法 | |
JPH11344979A (ja) | メロディ生成装置と記録媒体 | |
JP3933160B2 (ja) | リズムパターン生成装置及びその記録媒体 | |
JP4887777B2 (ja) | 演奏情報記録装置 | |
JP3633350B2 (ja) | リズムパターン生成装置及びその記録媒体 | |
JP4175208B2 (ja) | 楽譜表示装置及びプログラム | |
JP3551817B2 (ja) | 演奏データ処理装置 | |
JP3637952B2 (ja) | コード進行検索装置および記憶媒体 | |
JP4360000B2 (ja) | 演奏データ及び楽譜データの処理装置、方法及び記録媒体 | |
JPH11338868A (ja) | 歌詞によるリズムパターンの検索方法及び装置及び歌詞によるリズムパターンの検索プログラムを格納した記憶媒体 | |
JP5678686B2 (ja) | 端末装置、プログラムおよび楽曲検索方法 | |
JPH05346781A (ja) | 調検出装置および自動編曲装置 | |
JP5173725B2 (ja) | 電子楽器及び楽譜情報処理プログラム | |
JP2621077B2 (ja) | 演奏情報置換装置 | |
JP4595852B2 (ja) | 演奏データ処理装置及びプログラム | |
JP3818298B2 (ja) | アベイラブル・ノート・スケール決定装置及び記録媒体 | |
JP3580189B2 (ja) | 演奏情報処理装置及びその記録媒体 | |
JP5141012B2 (ja) | アルペジオ生成装置及びプログラム | |
JP5223536B2 (ja) | 電子音楽装置及び楽譜データ利用プログラム | |
JP2004347758A (ja) | 作詞作曲装置及びプログラム | |
JP2005173490A (ja) | コード進行データ生成装置及びプログラム | |
JP2004117860A (ja) | 楽譜表示データを記憶した記憶媒体、その楽譜表示データを用いた楽譜表示装置及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061024 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061031 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061127 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070227 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070312 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110330 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |