JP3932441B2 - プラセンタエキス配合食品 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はプラセンタエキスを配合した食品に関するもので、特に、プラセンタエキスの吸収量を大とすることができるようプラセンタエキスをペースト状とした食品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、滋養強壮、自律神経の安定、強肝作用、ホルモンバランスの是正等を目的として、プラセンタエキスを内服剤として利用することが行われており、従来のこの種内服剤としては、錠剤、カプセル剤、ドリンク剤、顆粒、粉体等の形状で利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記プラセンタエキスは成分としてペプチド(peptide)を多く含むものであり、又、酵素等をも含むものであることから、内服した場合、上記ペプチドや酵素が胃酸による分解を受け易く、体内への吸収量が減ってしまうという問題がある。
【0004】
因に、薬剤の投与に関して、消化管を回避して薬剤を体内へ吸収させるための投与径路の一つとして、口腔粘膜から直接薬剤の吸収を行わせるようにすることが提案されている。
【0005】
このことから、プラセンタエキスを、口腔粘膜を介して体内へ吸収させることが考えられるが、この場合、上記従来のプラセンタエキスを配合した内服剤に用いられている剤形のうち、錠剤及びカプセル剤の場合には、その剤形上、胃での崩壊を伴うことが必要とされることから、口腔粘膜からのプラセンタエキスの吸収を期待することができず、又、ドリンク剤の場合には、口腔粘膜からの吸収を期待することはできるが、製品中に沈殿が生じる虞があることから配合量を低く抑えなければならないと共に、口腔内での滞留時間が短いため、プラセンタエキスの吸収率が低い。更に、顆粒剤及び粉体の場合には、口腔内で溶かすことにより口腔粘膜からの吸収を期待することができるが、プラセンタエキスの粉末が大きな吸湿性を有することから、製剤化する際の配合上限が低い。このように、上記いずれの剤形の場合においてもプラセンタエキスの吸収量を高めることができないという問題がある。
【0006】
そこで、本発明者は、プラセンタエキスを高配合することができると共に口腔粘膜からの吸収量を高めることができるようにするため工夫、研究を重ねた結果、従来考えられていなかったプラセンタエキスをペースト状にすることを見い出して本発明をなしたものである。
【0007】
したがって、本発明の目的は、ペースト状としたプラセンタエキス配合食品を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、プラセンタエキスを濃縮させてなるプラセンタエキス濃縮物を、ペースト状食品原料又はゲル化剤の一方又は双方と所要の割合で混合撹拌してペースト状食品とし、且つ該ペースト状食品中のプラセンタエキスは蒸発残分として1乃至90wt%となるようにしてなる構成とする。
【0009】
プラセンタエキス配合食品を摂食すると、ペースト状としてあることから、口腔粘膜に多く付着させられて、口腔内に長時間滞留させられ、粘膜を通しての吸収効果を高めることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0011】
図1は本発明のプラセンタエキス配合食品の製造工程の実施の一形態を示すもので、先ず、液体状のプラセンタエキス1を濃縮工程Iで濃縮させる。この濃縮工程Iでは、加熱濃縮又はスプレードライによる濃縮処理を行い、プラセンタエキス濃縮物2を得るようにする。次に、得られたプラセンタエキス濃縮物2を、混合撹拌工程IIにてペースト状食品原料3とともに混合撹拌させる。この混合撹拌工程IIでは、混合撹拌機にプラセンタエキス濃縮物2とペースト状食品原料3を入れ、更に、甘味料や調味料、防腐剤(保存料)等の各種の添加剤4を添加して混合すると共に、加熱、撹拌を行わせてペースト状のプラセンタエキス配合物5を作り、次いで、該ペースト状プラセンタエキス配合物5を冷却工程III にて常温まで冷却して、ペースト状のプラセンタエキス配合食品6を得るようにする。しかる後、該プラセンタエキス配合食品6を滅菌した後、包装して製品とするようにする。なお、上記プラセンタエキス配合食品6中には、蒸発残分として1乃至90wt%のプラセンタエキスが含まれるようにする。
【0012】
上記ペースト状食品原料3としては、プルーンエキス、ナツメエキス、カキ肉エキス等のペースト状の食品エキスの単独物又はこれらの混合物を用いるか、又は、食品の乾燥粉末に少量の水を加えてペースト状としたものを、単独あるいは上記ペースト状食品エキスの単独物や混合物と共に混合して用いるようにする。
【0013】
又、上記各種添加剤4としては、スイカ糖やステビア等の甘味料、各種調味料、防腐剤(保存料)等を用いるようにすると共に、鹿茸等の生薬成分や、酵母エキス、クロレラエキス等の栄養食品を加えるようにしてもよい。なお、上記防腐剤(保存料)に関して、製造するプラセンタエキス配合食品6の水分活性を低くすることができるような処方とすれば添加しなくてもよい。
【0014】
上記において、プラセンタエキス配合食品6中のプラセンタエキス1の配合量を、蒸発残分として1乃至90wt%としたのは、配合量1wt%未満は、従来の錠剤や粉体の剤形としてある内服剤にも配合可能な低い配合量でしかなく、一方、90wt%を超える場合には、最終的に形成される食品のペースト状の剤形を保持し難くなるためである。
【0015】
本発明のプラセンタエキス配合食品6を摂食すると、剤形がペースト状としてあることから、口腔粘膜に多く付着するようになり、このため口腔内に長時間滞留させられるようになる。
【0016】
このように、口腔粘膜に付着したまま口腔内に長く溜めることができると共に口腔粘膜に直接接するようになるため、プラセンタエキス1の高吸収が可能となり、一方、プラセンタエキス1をプラセンタエキス濃縮物2としてから配合するため、プラセンタエキス1の配合量を高めることができ、又、剤形をペースト状とすることから沈殿の生じる虞をなくすことができ、口腔粘膜を介してのプラセンタエキス1の吸収量を高めることができる。
【0017】
次に、図2は本発明のプラセンタエキス配合食品の製造工程の実施の他の形態を示すもので、図1の実施の形態と同様に、液体状のプラセンタエキス1を濃縮工程Iにて濃縮し、プラセンタエキス濃縮物2とする。次に、該プラセンタエキス濃縮物2を、混合撹拌工程IIでゲル化剤7及び水8とともに混合撹拌すると共に、図1の実施の形態と同様の各種の添加剤4を添加して、加熱、撹拌を行わせ、次いで、上記混合物を冷却工程III にて常温まで冷却してゲル化し、ペースト状のプラセンタエキス配合食品6を得るようにする。その後、包装して製品とすることは前記の場合と同様であり、又、該プラセンタエキス配合食品6中に蒸発残分として、1乃至90wt%のプラセンタエキス1が含まれるようにすることも同様である。
【0018】
上記ゲル化剤7としては、摂食可能なゲル化剤のうち、寒天、ゼラチン、コラーゲン、カラギーナン、デンプン、アルギン酸ナトリウム等、一旦加熱処理し、しかる後、冷却する事によりゲル化させる形式のゲル化剤を用いるようにする。
【0019】
本実施の形態によっても前記した図1の実施の形態と同様な効果を得ることができる。
【0020】
次いで、図3は本発明のプラセンタエキス配合食品の製造工程の実施の更に他の形態を示すもので、図1の実施の形態と同様に、液体状のプラセンタエキス1を濃縮工程Iにて濃縮して、プラセンタエキス濃縮物2とし、次に、該プラセンタエキス濃縮物2を、混合撹拌工程IIでゲル化剤7a及び水8とともに混合撹拌すると共に、図1の実施の形態と同様の各種の添加剤4を添加し、混合撹拌工程IIにて、全体を所要温度に加熱すると共に混合撹拌し、次いで、混合物をゲル化工程IVに移し、該ゲル化工程IVにて、上記ゲル化剤7aをゲル化させるためのゲル化補助剤(凝固剤)9を加えて混合し、上記ゲル化剤7aの3次元網目構造によるゲル化を行わせた後、形成されたゲル化物を冷却工程III にて常温まで冷却し、ペースト状のプラセンタエキス配合食品6を得るようにする。この際も、該プラセンタエキス配合食品6中に蒸発残分として、1乃至90wt%のプラセンタエキスが含まれるようにする。
【0021】
上記ゲル化剤7aとしては、摂食可能なゲル化剤のうち、ゲル化するために糖類を要求するタマリンドガム、ゲル化にカルシウムイオンを要するグルコマンナン、pHを調整することによりゲル化するカルボキシビニルポリマーやポリアクリル酸ナトリウム等、ゲル化の際、ゲル化補助剤(凝固剤)9を用いる形式のゲル化剤を用いるようにする。
【0022】
本実施の形態によっても上記実施の形態と同様な効果を得ることができる。
【0023】
更に、図4は本発明のプラセンタエキス配合食品の製造工程の実施の更に他の形態を示すもので、図1の実施の形態と同様に、液体状のプラセンタエキス1を濃縮工程Iにて濃縮して、プラセンタエキス濃縮物2とし、次に、該プラセンタエキス濃縮物2を、混合撹拌工程IIでゲル化剤7b及び水8とともに混合撹拌すると共に、図1の実施の形態と同様の各種の添加剤4を添加して、混合撹拌工程IIにて、全体を所要温度に加熱すると共に混合撹拌し、次いで、混合物を別の混合工程Vに移し、該混合工程Vにて、上記ゲル化剤7bとともに共架橋構造による3次元網目構造を形成させるためのゲル化剤7cを加えて混合し、両ゲル化剤7b、7cによるゲル化を行わせた後、得られたゲル化物を冷却工程III にて常温まで冷却し、ペースト状のプラセンタエキス配合食品6を得るようにする。この場合も、プラセンタエキス配合食品6中に蒸発残分として、1乃至90wt%のプラセンタエキス1が含まれるようにする。
【0024】
上記ゲル化剤7b、7cとしては、摂食可能なゲル化剤のうち、キサンタンガムとローカストビーンガム等、共架橋構造による3次元網目構造を形成させ、この構造によりゲル化させる形式のゲル化剤の組み合わせを用いるようにする。
【0025】
本実施の形態によっても上記実施の形態と同様な効果を得ることができる。
【0026】
なお、本発明は上記実施の形態のみに限定されるものではなく、図1の実施の形態において、ペースト状食品原料3や各種添加剤4に含まれている水分量が多く、このために混合撹拌工程IIにて形成される混合物を冷却してもペースト状とすることが困難な場合には図2、3、4の実施の形態で用いた如きゲル化剤7、7a、7b及び7cを併用するようにしてもよいこと、図2、3、4の実施の形態においては、濃縮工程Iにおけるプラセンタエキス1の濃縮率に対応して、すなわち、プラセンタエキス濃縮物2中に残留する水の量に対応して、混合撹拌工程IIにてゲル化剤7、7a、7bとともに加える水8の量を零としてもよいこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0027】
【実施例】
以下、本発明者の行った実験結果について説明する。
【0028】
実施例1
所要量の液体状プラセンタエキスを図1に示す濃縮工程Iにて加熱濃縮又はスプレードライを行ってプラセンタエキス濃縮物とし、全処方量に対して、該プラセンタエキス濃縮物3wt%と、ペースト状食品原料3としてのプルーンエキス90wt%、ナツメエキス0.8wt%、カキ肉エキス0.5wt%、その他の食品原料のエキス3.7wt%とを混合させると共に、添加剤4としてのスイカ糖を2%添加して所要温度(たとえば、60℃)まで加熱すると共に、全体が均一になるまで混合撹拌した。しかる後、冷却工程III にて混合物を常温にまで冷却した。
【0029】
その結果、ペースト状のプラセンタエキス配合食品が得られた。
【0030】
本実施例で得られたプラセンタエキス配合食品は、蒸発残分として3wt%前後のプラセンタエキスを含み、且つ口腔粘膜への付着性の良好なものとなった。
【0031】
実施例2
図2に示す濃縮工程Iにてプラセンタエキスよりプラセンタエキス濃縮物を得た後、全処方量に対して、プラセンタエキス濃縮物を2.5wt%と、ゲル化剤7としてのカラギーナン粉末を1〜2wt%と、添加剤4としての酵母エキスを2wt%、鹿茸を0.1wt%及びプロポリスエキス末を0.2wt%と、全処方量に対する残りの量に対応する水とを混合撹拌工程IIにて80℃まで加熱すると共に、全体が均一になるまで混合撹拌し、しかる後、冷却工程III にて混合物を常温にまで冷却してゲル化させ、カラギーナンの3次元網目構造によりゲル化したプラセンタエキス配合食品を得た。
【0032】
本実施例で得られたプラセンタエキス配合食品は、蒸発残分として2.5wt%前後のプラセンタエキスを含み、且つ口腔粘膜への付着性が良好なものとなった。
【0033】
実施例3
図3に示す濃縮工程Iにてプラセンタエキスよりプラセンタエキス濃縮物を得た後、プラセンタエキス濃縮物を全処方量に対して、2wt%と、ゲル化剤7aとしてのタマリンドガム粉末を0.5〜1wt%と、添加剤4としての人参エキス末を1.0wt%、核酸を1.0wt%及び甘草エキス1.0wt%と、所要量の水とを混合撹拌工程IIにて、80℃まで加熱すると共に、全体が均一になるまで混合撹拌し、次いで、ゲル化工程IVにて、上記タマリンドガムに3次元網目構造を形成させるゲル化補助剤(凝固剤)9としてのショ糖、ブドウ糖の如き糖類を、全処方量の50〜55%となるよう添加し、混合撹拌してタマリンドガムの3次元網目構造を生じさせ、しかる後、冷却工程III にて混合物を常温にまで冷却して、プラセンタエキス配合食品を得た。
【0034】
本実施例で得られたプラセンタエキス配合食品は、蒸発残分として2wt%前後のプラセンタエキスを含み、且つ口腔粘膜への付着性が良好なものとなった。
【0035】
実施例4
図3に示す濃縮工程にてプラセンタエキスよりプラセンタエキス濃縮物を得た後、プラセンタエキス濃縮物を全処方量に対して、2.5wt%と、ゲル化剤7aとしてのグルコマンナンを3wt%として所要量の水に分散させてなるグルコマンナン分散液と、添加剤4としてのビタミンB6 を0.1wt%、ビタミンCを1.0wt%、大豆発酵エキス末を1.0wt%及び乳酸菌発酵エキス末を0.3wt%とを、混合撹拌工程IIにて、80℃まで加熱すると共に、全体が均一になるまで混合撹拌し、次いで、ゲル化工程IVにて、ゲル化補助剤9としての水酸化カルシウムを全処方量の3wt%とし且つ所要量の水に溶解させてなる水酸化カルシウム水溶液を加えて、更に混合撹拌し、グルコマンナンのカルシウムイオン(Ca2+)架橋物による3次元網目構造を形成させ、しかる後、冷却工程III にて常温まで冷却して、プラセンタエキス配合食品を得た。
【0036】
本実施例で得られたプラセンタエキス配合食品は、蒸発残分として2.5wt%前後のプラセンタエキスを含み、且つ口腔粘膜への付着性が良好なものとなった。
【0037】
実施例5
図4に示す濃縮工程Iにてプラセンタエキスよりプラセンタエキス濃縮物を得た後、プラセンタエキス濃縮物を全処方量に対して、3wt%と、ゲル化剤7bとしてのキサンタンガムを0.25wt%として所要量の水8に分散させてなるキサンタンガム分散液と、添加剤4としてのシジミエキスを1.0wt%、コンドロイチン硫酸を0.1wt%及び田七人参エキス末を0.8wt%とを、混合撹拌工程IIにて、85℃まで加熱すると共に、全体が均一になるまで混合撹拌し、次に、混合工程Vにて、ゲル化剤7cとしてのローカストビーンガムを全処方量の0.25wt%として予め所要量の水に分散させると共に85℃まで加熱してあるローカストビーンガム分散液を加え、全体が均一となるよう混合撹拌して、キサンタンガムとローカストビーンガムの共架橋構造による3次元網目構造を形成させ、しかる後、冷却工程III にて常温まで冷却し、プラセンタエキス配合食品を得た。
【0038】
本実施例で得られたプラセンタエキス配合食品は、蒸発残分として2.5wt%前後のプラセンタエキスを含み、且つ口腔粘膜への付着性の良好なものとなった。
【0039】
【発明の効果】
以上述べた如く、本発明のプラセンタエキス配合食品によれば、プラセンタエキスを濃縮させてなるプラセンタエキス濃縮物を、ペースト状食品原料又はゲル化剤の一方又は双方と所要の割合で混合撹拌してペースト状食品とし、且つ該ペースト状食品中のプラセンタエキスは蒸発残分として1乃至90wt%となるようにしてなる構成としてあるので、摂食時に口腔粘膜に付着された状態として口腔内に長時間滞留させることができると共に、剤形がペースト状としてあって製品中に沈殿の生じる虞をなくすことができ、又、プラセンタエキスを濃縮して添加することから、プラセンタエキスの配合量を高めることができ、口腔粘膜を介してのプラセンタエキスの吸収量を高めることができる、という優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプラセンタエキス配合食品の製造工程の実施の一形態を示す図である。
【図2】本発明のプラセンタエキス配合食品の製造工程の実施の他の形態を示す図である。
【図3】本発明のプラセンタエキス配合食品の製造工程の実施の更に他の形態を示す図である。
【図4】本発明のプラセンタエキス配合食品の製造工程の実施の更に他の形態を示す図である。
【符号の説明】
I 濃縮工程
II 混合撹拌工程
III 冷却工程
IV ゲル化工程
V 混合工程
1 プラセンタエキス
2 プラセンタエキス濃縮物
3 ペースト状食品原料
6 プラセンタエキス配合食品
7,7a,7b,7c ゲル化剤

Claims (1)

  1. プラセンタエキスを濃縮させてなるプラセンタエキス濃縮物を、ペースト状食品原料又はゲル化剤の一方又は双方と所要の割合で混合撹拌してペースト状食品とし、且つ該ペースト状食品中のプラセンタエキスは蒸発残分として1乃至90wt%となるようにしてなることを特徴とするプラセンタエキス配合食品。
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