JP3931898B2 - 個人認証装置 - Google Patents

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Description

本発明は、個人認証装置及び指紋センサに関するものである。
従来、指紋センサを備えた個人認証装置が知られている。このような指紋センサにおける代表的な検出手段としては、抵抗感知型、光電型、圧電型、及び静電容量型、の各々が挙げられる。
その中でも静電容量型の指紋センサは、凹凸を有する指紋と、検出面との距離に応じて変化する静電容量を検出して指紋パターンを検出するものであるため、光源が不要となり、容易に薄型化が可能となるセンサである(例えば、特許文献1、2参照。)。
特開2001−56204号公報 特開2001−133213号公報
ところで、このような静電容量型の指紋センサにおいては、指紋と接触する検出面に、200〜500nm程度の誘電体薄膜が形成されているのが一般的である。そして、誘電体薄膜は、指紋と接触する部分であるために、摩擦、劣化によって剥離や破損が生じ易く、即ち、耐久性が低いという問題を有していた。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、指紋センサが破損した場合でも、安価かつ容易に指紋センサの交換が可能な個人認証装置と、当該個人認証装置において容易に交換可能な指紋センサを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は以下の構成を採用した。
即ち、本発明の個人認証装置は、指紋センサ部と、前記指紋センサを嵌合する凹部が設けられ、前記指紋センサ部の着脱が可能である筐体部と、を具備する個人認証装置であって、前記筐体部が、筐体部金属端子と、前記指紋センサ部と入出力を行って指紋パターンの特徴抽出を行うデータ処理部と、予め設定された特定の特徴パターンの特徴量を記憶するメモリと、前記データ処理部により抽出された特徴量と前記メモリに記憶された特徴量とを比較する比較部と、前記データ処理部と前記メモリと前記比較部の動作を制御する制御部と、を含み、前記指紋センサ部が、前記筐体部金属端子とは相互に電気的接続が可能である指紋センサ部金属端子と、センサ本体と、ガラス基板からなる基板と、前記基板を前記センサ本体内に固定する樹脂部材とを含み、前記基板上に指紋センサ行列部とドライバ回路部とが形成され、前記センサ本体の前記指紋センサ行列部に対応する位置が開口してセンサ窓が形成され、前記ドライバ回路部を保護するよう前記センサ窓が前記指紋センサ行列部の内側に開口している、ことを特徴とする。
本発明の個人認証装置は、指紋センサ部と、前記指紋センサを嵌合する凹部が設けられ、前記指紋センサ部の着脱が可能である筐体部と、を具備する個人認証装置であって、前記筐体部が、前記指紋センサ部と入出力を行って指紋パターンの特徴抽出を行うデータ処理部と、予め設定された特定の特徴パターンの特徴量を記憶するメモリと、前記データ処理部により抽出された特徴量と前記メモリに記憶された特徴量とを比較する比較部と、前記データ処理部と前記メモリと前記比較部の動作を制御する制御部と、を含み、前記指紋センサ部が、センサ窓が開口されたセンサ本体と、前記センサ本体内の、前記センサ窓の外周と重なる位置に配置された基板と、前記基板上の、前記センサ窓の外周と重なる位置に配置された指紋センサ行列部と、前記基板上の、前記センサ窓の外周と重ならない位置に配置されたドライバ回路部と、を含み、前記指紋センサ行列部の周縁と前記センサ本体の間、かつ、前記ドライバ回路部と前記センサ本体の間に樹脂部材が形成されている、ことを特徴とする。
本発明の個人認証装置は、指紋センサ部と、前記指紋センサを嵌合する凹部が設けられ、前記指紋センサ部の着脱が可能である筐体部と、を具備する個人認証装置であって、前記指紋センサ部が、センサ窓が開口されたセンサ本体と、前記センサ本体内に配置される基板と、を含み、前記基板上の、前記センサ窓と重なる位置に指紋センサ行列部が配置され、前記基板上の、前記センサ窓と重ならない位置にドライバ回路部が配置され、前記指紋センサ行列部の周縁と前記センサ本体との間、かつ、前記ドライバ回路部と前記センサ本体との間に樹脂部材が配置されている、ことを特徴とする。
ここで、指紋センサ部における誘電体薄膜においては、摩擦、劣化により剥離や破損が生じ易くなっているが、本発明においては当該指紋センサ部が筐体部に対して着脱可能になっているので、容易に指紋センサ部のみの交換が可能な個人認証装置を実現できる。即ち、指紋センサ部において剥離や破損が生じても、筐体部をそのまま流用し、剥離や破損が生じている指紋センサ部のみを交換することができる。更に、指紋センサ部と筐体部の各々に金属端子が設けられているので、当該金属端子を介して、指紋センサ部と筐体部とを電気的に接続することができる。従って、指紋センサ部が筐体部に取り付けられている状態においては、指紋センサ部によって得られた指紋情報を筐体部に電気的に送ることができる。
前記指紋センサ行列部が、複数の走査線と、前記複数の走査線に交差する複数の信号線と、前記複数の走査線と前記複数の信号線との交差に対応して設けられた複数のトランジスタと、を含む、ことが好ましい。
前記基板上に、さらに、前記複数のトランジスタに対応して設けられた複数の検出電極と、前記複数の検出電極上に位置する誘電体膜と、を含む、ことが好ましい。
前記ドライバ回路部が、前記複数の走査線に電気的に接続する第1ドライバ回路と、前記複数の信号線に電気的に接続する第2ドライバ回路と、を含み、前記第1及び第2ドライバ回路が、それぞれシフトレジスタを有する、ことが好ましい。
前記センサ窓の周囲に金属が形成されている、ことが好ましく、前記金属が金属枠である、ことが好ましい。さらに、前記金属が静電気を放電させるものである、ことが好ましい。前記金属が電源端子に電気的に接続されている、こと構成とすることもできる。前記金属が所定の電位に固定されている、ことが好ましい。
前記樹脂部材が樹脂部材からなる接着剤である、ことが好ましい。
また、本発明の個人認証装置においては、前記指紋センサ部は、指紋情報を静電容量として検出するマトリクス状の検出部と、前記指紋情報を取り込む駆動回路部と、前記指紋情報の電圧信号を増幅する増幅回路部と、を備えることを特徴としている。
このように、指紋センサ部が、検出部、駆動回路部、及び増幅回路部を備えていることにより、検出部が静電容量を指紋情報として検出し、駆動回路部が当該指紋情報を取り込み、増幅回路部が指紋情報の電圧信号を増幅することができる。
また、このような各種回路部が指紋センサ部に設けられることにより、筐体部に設ける必要がなくなる。例えば、駆動回路部や増幅回路部が指紋センサ部に設けられていない場合には、行側に約500本、列側に約500本で、合計約1000本の出力端子を指紋センサ部に設ける必要がある。本発明によれば、駆動回路部や増幅回路部が指紋センサ部に設けられていることにより、このような多量の端子を設ける必要がなくなる。仮に、指紋センサ部に約1000本の金属端子を備えている場合には、筐体部には同数の約1000箇所の金属端子を設ける必要があり、この場合、金属端子間のピッチが小さくなってしまい、更に、金属端子一つ当りの接触面積が小さくなるので、電気的接続の信頼性が低下してしまう。
これに対し、本発明においては、指紋センサ部が、検出部、駆動回路部、及び増幅回路部を備えていることにより、筐体部の金属端子と接続される金属端子数を大幅に削減することができ、指紋センサ部自身にこれらの回路を設けた構成を実現することができ、筐体部の金属端子との電気的接続の信頼性低下を抑制できる。そして、上記のように多数の金属端子を備えている場合と比較して、金属端子の数を大幅に削減することができ、当該金属端子の面積を大幅に広げることができる。これにより、指紋センサ部の金属端子と、筐体部の金属端子との間における電気的接続を確実に行うことができ、また、当該電気的接続を容易に実現できる。
また、筐体部に上記のような駆動回路部及び増幅回路部が設けられている場合には、筐体部と指紋センサ部との間の金属配線による配線抵抗によって信号電圧の電圧降下が生じてしまい、駆動回路部に入力された指紋情報の信号の感度が低下してしまう。本発明においては、指紋センサ部に駆動回路部及び増幅回路部が設けられているので、駆動回路部から入力された信号電圧は、指紋センサ部内において増幅回路部によって増幅され、配線抵抗による電圧降下が生じ難くなり、従って、高感度の指紋情報を筐体部に送ることができる。
なお、筐体部においては、電源、CPU、メモリ、I/F等が形成されていることが好ましい。このような電源、CPU、メモリ、I/F等を指紋センサ部に設けた場合においては、指紋センサ部の構成が複雑になり、より多くの製造工程によって指紋センサ部を形成することになり、指紋センサ部の1つ当りの製造コストが上がってしまう。本発明においては、認証回路や画像処理回路等を指紋センサ部に設けずに、筐体部に設けていることから、安価で指紋センサ部を製造することができる。また、指紋センサ部において剥離や破損が生じてしまい、当該指紋センサ部の交換を行った場合には、交換コストを最小限に抑えることもできる。
また、本発明の個人認証装置においては、前記筐体部には凹部が設けられており、当該凹部に前記指紋センサ部が嵌合され、当該指紋センサ部の前記金属端子と前記筐体部の前記金属端子とが電気的に接続されていることを特徴としている。
このように、筐体部の凹部に指紋センサ部が嵌合されることにより、筐体部と指紋センサ部とのアライメントを行うことができ、高精度な位置決めが実現可能となる。また、筐体部の金属端子と指紋センサ部の金属端子とが、位置ずれが生じることなく接続されるので、電気的接続を確実に得ることができる。
また、本発明の指紋センサは、個人認証装置の筐体部に着脱可能な指紋センサであって、前記筐体部の金属端子に電気的接続が可能な金属端子を備えていることを特徴としている。
ここで、指紋センサ部における誘電体薄膜においては、摩擦、劣化により剥離や破損が生じ易くなっているが、本発明においては当該指紋センサ部が筐体部に対して着脱可能になっているので、容易に指紋センサ部のみの交換を行うことができる。即ち、指紋センサ部において剥離や破損が生じても、筐体部をそのまま流用し、剥離や破損が生じている指紋センサ部のみを交換することができる。更に、指紋センサ部には、筐体部の金属端子に電気的接続が可能な金属端子が設けられているので、当該金属端子を介して、指紋センサ部と筐体部とを電気的に接続することができる。従って、指紋センサ部が筐体部に取り付けられている状態においては、指紋センサ部によって得られた指紋情報を筐体部に電気的に送ることができる。また、安価で指紋センサが製造可能であるため、当該指紋センサの普及を実現できる。
(個人認証装置)
以下、本発明の個人認証装置の実施形態について図を参照して説明する。
図1は本実施形態に係る個人認証装置を示す斜視図であって、図1(a)は筐体部に指紋センサ部が嵌合された状態を示す図、図1(b)は筐体部から指紋センサ部が取り外された状態を示す図である。
図1に示すように、個人認証装置1は、筐体部2と、指紋センサ部3とによって構成されている。ここで、指紋センサ部3は、筐体部2に着脱可能となっている。そして、指紋センサ部3が筐体部2に取り付けられる場合には、筐体部2に設けられた凹部2aに嵌合されるようになっている。このように指紋センサ部3が筐体部2に対して着脱可能ととなっていることから、指紋センサ部3のみを交換することが可能となっている。
また、筐体部2及び指紋センサ部3の各々は、相互に電気的接続が可能な金属端子2b、3bを有している。そして、筐体部2の凹部2aに指紋センサ3が嵌め込んだ際に、金属端子2bと金属端子3bとが接触して電気的に接続し、個人認証装置1が動作可能となる。
なお、このような金属端子2b,3bは、同数の端子からなるものであり、その数は後述するように4〜20端子となっている。
(筐体部)
次に、図2を参照し、筐体部2の構成について説明する。
図2は筐体部の構成を示すブロック図である。
筐体部2には、電源、CPU、メモリ、I/F等が設けられており、後述する指紋センサ部3において取得された指紋情報を処理するようになっている。
例えば、図2を用いて説明すると、筐体部2は、内部に指紋センサ部3の出力を処理する処理部2cを備えている。処理部2cは、指紋センサ部3との入出力を行って指紋パターンの特徴抽出を行うデータ処理部41と、予め設定された特定の指紋パターンの特徴量等の各種情報を記憶するメモリ42と、データ処理部41により抽出された特徴量とメモリ42に記憶された特徴量とを比較する比較部43と、データ処理部41、メモリ42及び比較部43の各々の動作を制御する制御部44と、を備えている。
このように構成された筐体部2においては、データ処理部41から入力信号を指紋センサ部3に送信し、指紋センサ部3からの出力信号を受信する。そして、メモリ42に記憶された特定の指紋パターンと、指紋センサ部3に入力された指紋パターンとが、比較部43おいて比較される。そして、制御部43は、不図示の出力部やホストPC等に判定結果を出力する。ここで、筐体部2に表示装置が接続されている場合には、当該表示装置に判定結果が表示される。そして、指紋パターンが一致すると判定された場合には、指紋センサ部3に入力された指紋が有効となり、また、指紋パターンが一致していないと判定された場合には、指紋センサ部3に入力された指紋が無効となる。このような処理部2cにおいて、個人認証が行われる。
従って、上記構成を備える個人認証装置1においては、指紋センサ部3では指紋認証を行わず、主として指紋情報の入力が行われ、そして、筐体部2では指紋センサ部3から入力された指紋情報と予め記憶された特定の情報とを比較して指紋認証を行うようになっている。
なお、このような個人認証装置1は、利用者の指紋から個人認証を行うものであるため、利用者を限定する必要がある高いセキュリティ性が要求されるものに取り付けられる。例えば、コンピュータ、電子施錠、自動車等に取り付けられる。
(指紋センサ部の第1実施形態)
次に、図3及び図4を参照して、第1実施形態に係る指紋センサ部3の構成について説明する。
図3はセンサ基板の回路構成を示す構成図であって、図3(a)はセンサ基板の外観図、図3(b)はセンサ基板における端子部の拡大図である。図4は指紋センサ行列部を示す断面図である。
指紋センサ部3は、後述するようにセンサ本体3aと、金属端子3bと、センサ基板3cと、樹脂部材3dとによって構成されている。
本実施形態においては、図3に示すようにセンサ基板3c上に、指紋センサ行列部10と、接続端子11と、ドライバ回路部(駆動回路部)20X、20Yと、増幅回路部30と、D/A変換部80と、を備えた構成となっている。
ここで、ドライバ回路20X、20Yは、列側回路20Xと、行側回路20Yとによって構成されている。そして、列側回路20X及び行側回路20Yには、後述するように、アクティブマトリクスアレイ113と、指紋センサ行列部(検出部)10における複数の走査線と複数の信号線116とが接続されており、当該アクティブマトリクスアレイ113を駆動させると共に、指Fからの指紋情報を電気信号として受け取るようになっている。
更に、このような構成からなるセンサ基板3cにおいては、不図示の配線パターンが形成されており、当該配線パターンによって指紋センサ行列部10、接続端子11、ドライバ回路部20X,20Y、増幅回路部30、及びD/A変換部80が接続されている。
ここで、センサ基板3cは、ガラス基板からなるものである。そして、フォトリソグラフィ等の公知の半導体製造工程によって、当該センサ基板3c上には、指紋センサ行列部10、接続端子11、ドライバ回路部20X、20Y、増幅回路部30、D/A変換部80、及び配線パターンが形成されている。
また、本実施形態においては、センサ基板3cには20個の接続端子11が設けられている。
当該20個の接続端子11の各々は、電源端子Vdd、Vss、入力端子Reset−X(列側動作命令)、入力端子Reset−Y(行側動作命令)、入力端子Clock−X(列側クロック)、入力端子SPX(X−START PULSE)、入力端子Clock−Y(行側クロック)、入力端子SPY(Y−START PULSE)、入力端子VREF1〜VREF8(増幅回路比較電位)、入力端子EPX(X−END PULSE)、入力端子EPY(Y−END PULSE)、入力端子ENB(ENABLE、採取命令)、及び出力端子D−OUTからなる。
ここで、入力端子VREF1〜VREF8は、デジタル信号であって、D/A変換部80においてアナログ信号に変換し、増幅回路部30の比較電圧としている。
また、上記の20個の各端子は、幅が0.25mm、端子長が1.5mmとなるように形成され、20個の各端子の最上部に位置する第1番目の端子(電源端子Vdd)は、センサ基板3cの上端部3Tから1.0mm、左端部3Lから0.5mmの位置に配置している。また、このように接続端子11は、端子ピッチ0.25mmに設定されており、当該20個の接続端子11は、長さ10mm内に収まるようになっている。
このような入出力端子を有するセンサ基板3cにおいては、スタートパルスに応じてドライバ回路部20Y、20Xを動作開始させるようになっている。また、クロック信号に応じてシフトレジスタを動作させて、順次、指紋センサ行列部10のトランジスタを動作させて指紋情報を取得するようになっている。これにより、確実にドライバ回路部20Y、20Xを駆動させることが可能となっている。
次に、指紋センサ行列部10について説明すると共に、指紋情報の検出手段について詳述する。
図4に示すように、指紋センサ行列部10は、静電容量型、すなわち凹凸を有する指紋と検出面10aとの間の距離に応じて変化する静電容量を測定して、指紋パターンを検出するようになっている。指紋センサ行列部10は、センサ基板3c上に形成されたものであり、当該センサ基板3c上には、所定の間隔を空けて互いに平行に形成された不図示の複数の走査線と、この走査線に対して直交するように所定の間隔を空けて互いに平行に形成された複数の信号線116とが設けられている。
このような指紋センサ行列部10において、複数の走査線と複数の信号線116との交点のそれぞれに対応する位置には、トランジスタ等によって構成されるスイッチング素子(検出回路)112が設けられている。これらの走査線、信号線116およびスイッチング素子112によって、アクティブマトリクスアレイ113が構成されており、このアクティブマトリクスアレイ113の上には、検出電極111が各スイッチング素子112に対応する位置にマトリックス状に設けられている。各検出電極111は、アクティブマトリクスアレイ113の全面を覆うように誘電体薄膜(パッシベーション膜)114にて覆われており、当該誘電体薄膜114は、個人認証装置1の利用者の指Fと接触可能になっている。
なお、アクティブマトリクスアレイ113としては、半導体基板上に形成されたMOSトランジスタアレイ、絶縁基板上に形成された薄膜トランジスタ(TFT)等を用いることができる。
このような構成を有する指紋センサ行列部10においては、指Fが検出面10aに接触すると、指Fとマトリックス状に配置された各検出電極111との間に、2次元的に分布する静電容量が発生する(図4のC1,C2,C3等)。この2次元的に分布した各静電容量の値をアクティブマトリクスアレイ113によって電気的に読み出すことにより、指Fの表面に形成された微細な凹凸形状のパターン(指紋情報)を検出することができる。静電容量方式を用いた指紋センサ行列部10において、人体に帯電した静電気による放電破壊を回避するためには、検出前において、指Fに帯電した静電気を放電し、指Fの電位をスイッチング素子112のグランド(基準電位)Gレベルと略同一の電位にしておくことが必須である。更に、各静電容量の値を安定して検出するためには、検出時において、指Fの電位を所定の電位に固定することが好ましい。
(指紋センサ部の第2実施形態)
次に、図5を参照して、第2実施形態に係る指紋センサ部3の構成について説明する。
本実施形態においては、先に記載した第1実施形態と異なる部分について説明し、同一構成には同一符号を付して説明を簡略化する。
図5はセンサ基板3cの回路構成を示す構成図である。
先に記載した第1実施形態においては、指紋センサ3は、接続端子11を10個備えた構成を示したが、本実施形態においては、接続端子11を10個備えた構成について説明する。
図5に示すように、指紋センサ3は、センサ基板3c上に、指紋センサ行列部10と、ドライバ回路部20X、20Yと、増幅回路部30と、各部を接続する配線パターンと、が形成されている。ここで、ドライバ回路部20Yにおいては、クロック信号回路60Yと、シフトレジスタ回路70Yとが設けられている。また、ドライバ回路部20Xにおいては、クロック信号回路60Xと、シフトレジスタ回路70Xとが設けられている。そして、ドライバ回路部20X、20Yの各々においては、シフトレジスタ回路70X、70Yに対してクロック信号回路60X、60Yが順次クロック信号を供給することにより、シフトレジスタ回路70X、70Yが動作するようになっている。
更に、本実施形態における指紋センサ部3においては、接続端子11は、電源端子Vdd、Vss、入力端子RST(動作命令)、入力端子CLKX(列側クロック)、入力端子SPX(X−START PULSE)、入力端子CLKY(行側クロック)、入力端子SPY(Y−START PULSE)、入力端子VREF(増幅回路比較電位)、入力端子ENB(ENABLE、採取命令)、及び出力端子DOUTからなる。
このような入出力端子を有するセンサ基板3cにおいては、スタートパルスに応じてドライバ回路部20Y、20Xを動作開始させるようになっている。また、クロック信号に応じてシフトレジスタを動作させて、順次、指紋センサ行列部10のトランジスタを動作させて指紋情報を取得することができる。これにより、確実にドライバ回路部20Y、20Xを駆動させることが可能となっている。
(指紋センサ部の第3実施形態)
次に、図6を参照して、第3実施形態に係る指紋センサ部3の構成について説明する。
本実施形態においては、先に記載した第1及び第2実施形態と異なる部分について説明し、同一構成には同一符号を付して説明を簡略化する。
図6は指紋センサ部を説明するための図であって、図6(a)は指紋センサ部の外観図、図6(b)は図6(a)の断面A−A’における断面図である。図7は、指紋センサ部の回路構成図である。
図6に示すように、指紋センサ部3は、センサ本体3aと、金属端子3bと、センサ基板3cと、樹脂部材3dとによって構成されている。
ここで、センサ本体3aは、指紋センサ部3の外形状をなるものである。センサ本体3aにおいては、指紋センサ行列部10に対応する位置が開口しており、センサ窓12が形成されている。
また、センサ窓12の周囲には、金属枠13が設けられ、当該金属枠13は電源端子Vssに接続されている。これにより、図4に示すように、指Fの電位を所定の電位に固定することが可能となる。具体的には、金属枠13がセンサ窓12の周囲に設けられていることで、人体に帯電した静電気を放電させ、指紋と検出面10aとの間の距離に応じて変化する静電容量の値を安定して検出することができる。これにより、指紋画像を綺麗な画像として取得することが可能となる。
また、センサ窓12は、指紋センサ行列部10の内側に開口しており、指紋センサ行列部10の周辺に形成されているドライバ回路を保護するようになっている。
また、引出線14は、図6(b)に示すようにセンサ本体3aの裏面側に形成された配線である。
また、金属端子3bは、指紋センサ部3の表面に設けられている。そして、当該金属端子3bは、筐体部2における金属端子2bとの接続が行われる部位であるため、指紋センサ部3の表面から突出して設けられている。また、金属端子3bと、センサ基板3cに形成された接続端子11は、引出線14によって導通しており、引出線14と接続端子11は、ACF(異方性導電膜)15を介して接続されている。当該金属端子3b及び接続端子11は、指紋センサ部3の形成時に圧着されることにより、ACF15が潰れて接続されている。
また、ACF15は、センサ基板3cに形成された接続端子11と、センサ本体3aの裏面側に設けられた接続パッド14aと電気的に接続するものである。ここで、接続パッド14aとは、引出線14が延在することによって形成された部位であり、ACF15を介して接続端子11と導通する部位である。
また、センサ基板3cは、ガラス基板からなるものであり、フォトリソグラフィ等の各種半導体製造工程によって、当該センサ基板3c上に指紋センサ行列部10、接続端子11、ドライバ回路部20(後述)、増幅回路部30(後述)、及び配線パターンが形成されたものである。また、センサ基板3c上の指紋センサ行列部10の周囲には、ドライバ回路部及び増幅回路部30が形成されており、これらの回路は樹脂部材3dによって保護されている。
また、樹脂部材3dは、所謂接着剤である。当該樹脂部材3dは、センサ基板3cをセンサ本体3aに固定させている。
このような指紋センサ部3は、長さLは15mm〜60mm程度、幅Wは10mm〜60mmとなっている。また、接続端子の幅と、そのピッチが0.25mmである場合、20個の接続端子の総幅は10mmとなり、接続パッド14aとの接続が容易になる。
次に、図7を参照し、センサ基板3c上の回路構成について説明する。
図7(a)に示すように、センサ基板3c上には、指紋センサ行列部10と、ドライバ回路部20Y、20Xと、増幅回路部30と、各部を接続する配線パターンと、が形成されている。ここで、ドライバ回路20Y、20Xは、列側回路20Xと、行側回路20Yとによって構成されている。そして、列側回路20X及び行側回路20Yには、上記のアクティブマトリクスアレイ113と、指紋センサ行列部10における複数の走査線と複数の信号線116とが接続されており、当該アクティブマトリクスアレイ113を駆動させると共に、指Fからの指紋情報を電気信号として受け取るようになっている。
また、図7(b)に示すように、接続端子11は、電源端子Vdd、Vssと、入力端子RST(動作命令)、CL(クロック)と、出力端子DOUTと、からなる。このような各端子は、図2のようにACF15を介して引出線14に接続された金属端子3bに導通するようになっている。本実施形態においては、センサ基板3c上に5つの端子を備えた構成を示したが、端子数はセンサ部3bの構成によって適宜変更可能である。
そして、接続端子11は、図6(b)のようにACF15を介して接続パッド14aに接続されている。これにより、接続端子11は、金属端子3bに導通するようになっている。従って、指紋センサ部3が筐体部2の凹部2aに嵌め込まれた際には、金属端子2b、3bが接触し、筐体2からの信号が接続端子11を介して入出力するようになっている。
次に、図8を参照し、接続端子11の各種構成について説明する。
図8は、接続端子の各種構成を説明するための図である。
図8に示すように、接続端子11としては、CASE1〜5の構成を採用することができる。CASE1は、接続端子11の数が20個の場合を示している。当該CASE1に示す接続端子の構成は、上記の実施形態1に示したものである。
CASE2は、接続端子11の数が10個の場合を示している。当該CASE2に示す接続端子の構成は、上記の実施形態2に示したものである。
CASE3は、接続端子11の数が7個の場合を示している。この場合、接続端子11は、電源端子Vdd、Vss、出力端子D−OUT、入力端子Reset(動作命令)、入力端子Clock(列側クロック)、入力端子VREF(増幅回路比較電位)、及び入力端子ENB(ENABLE、採取命令)からなる。
CASE4は、接続端子11の数が5個の場合を示している。当該CASE4に示す接続端子の構成は、上記の実施形態3に示したものである。
CASE5は、接続端子11の数が4個の場合を示している。この場合、接続端子11は、電源端子Vdd、Vss、出力端子D−OUT、及び入力端子Reset(動作命令)からなる。
このように、CASE1〜5に示すように、センサ基板3cにおいては、端子数を減らすことが可能となっている。
上述したように、個人認証装置1においては、指紋センサ部3は筐体部に着脱可能となっているので、指紋センサ部3における誘電体薄膜114において摩擦、劣化により剥離や破損が生じた際に、容易に指紋センサ部3のみを交換できる。即ち、指紋センサ部3において剥離や破損が生じても、筐体部2をそのまま流用し、剥離や破損が生じている指紋センサ部3のみを交換することができる。
また、指紋センサ部3と筐体部2の各々に金属端子3b、2bが設けられているので、当該金属端子3b、2bを介して、指紋センサ部3と筐体部2とを電気的に接続することができる。従って、指紋センサ部3が筐体部2に取り付けられている状態においては、指紋センサ部3によって得られた指紋情報を筐体部2に電気的に送ることができる。
また、指紋センサ部3は、指紋情報を静電容量として検出するマトリクス状の指紋センサ行列部10と、指紋情報を取り込むドライバ回路部20X、20Yと、指紋情報の電圧信号を増幅する増幅回路部30と、を備えているので、指紋センサ行列部10が静電容量を指紋情報として検出し、ドライバ回路部20X、20Yが当該指紋情報を取り込み、増幅回路部30が指紋情報の電圧信号を増幅することができる。
また、このような各種回路部が指紋センサ部3に設けられることにより、筐体部2に設ける必要がなくなる。例えば、ドライバ回路部20X、20Yや増幅回路部30が指紋センサ部に設けられていない場合には、行側に約500本、列側に約500本で、合計約1000本の出力端子を指紋センサ部に設ける必要があるが、ドライバ回路部20X、20Yや増幅回路部30が指紋センサ部に設けられていることにより、このような多量の端子を設ける必要がなくなる。仮に、指紋センサ部3に約1000本の金属端子3bを備えている場合には、筐体部2には同数の約1000箇所の金属端子2bを設ける必要があり、この場合、金属端子間のピッチが小さくなってしまい、更に、金属端子一つ当りの接触面積が小さくなるので、電気的接続の信頼性が低下してしまう。
これに対し、上記の実施形態においては、指紋センサ部3が、指紋センサ行列部10、ドライバ回路部20X、20Y、及び増幅回路部30を備えていることにより、筐体部2の金属端子2bと接続される金属端子数を大幅に削減することができ、指紋センサ部3の自身にこれらの回路を設けた構成を実現することができ、筐体部2の金属端子2bとの電気的接続の信頼性低下を抑制できる。そして、上記のように多数の金属端子を備えている場合と比較して、金属端子2b、3bの数を大幅に削減することができ、当該金属端子2b、3bの面積を大幅に広げることができる。これにより、指紋センサ部3の金属端子3bと、筐体部2の金属端子2bとの間における電気的接続を確実に行うことができ、また、当該電気的接続を容易に実現できる。
また、筐体部2に上記のようなドライバ回路部20X、20Y及び増幅回路部30が設けられている場合には、筐体部2と指紋センサ部3との間の金属配線による配線抵抗によって信号電圧の電圧降下が生じてしまい、ドライバ回路部20X、20Yに入力された指紋情報の信号の感度が低下してしまう。上記の実施形態においては、指紋センサ部3にドライバ回路部20X、20Y及び増幅回路部30が設けられているので、ドライバ回路部20X、20Yから入力された信号電圧は、指紋センサ部3内において増幅回路部30によって増幅され、配線抵抗による電圧降下が生じ難くなり、従って、高感度の指紋情報を筐体部2に送ることができる。
また、筐体部2においては、電源、CPU、メモリ、I/F等の処理部2cが形成されているので、これらを指紋センサ部3に設ける必要がない。例えば、上記の処理部2cを指紋センサ部3に設けた場合においては、指紋センサ部3の構成が複雑になり、より多くの製造工程によって指紋センサ部3を形成することになり、指紋センサ部の1つ当りの製造コストが上がってしまう。上記の実施形態においては、このような処理部2cを指紋センサ部3に設けずに、筐体部2に設けていることから、安価で指紋センサ部3を製造することができる。また、指紋センサ部3において剥離や破損が生じてしまい、当該指紋センサ部の交換を行った場合には、交換コストを最小限に抑えることもできる。
また、筐体部2には凹部2aが設けられており、当該凹部2aに指紋センサ部3が嵌合されるので、筐体部2と指紋センサ部3とのアライメントを行うことができ、高精度な位置決めが実現可能となる。また、筐体部2の金属端子2bと指紋センサ部3の金属端子3bとが、位置ずれが生じることなく接続されるので、電気的接続を確実に得ることができる。
また、上記のように、指紋センサ部3は、個人認証装置1の筐体部2に着脱可能であることから、指紋センサ部3が剥離したり、破損したりした場合でも、指紋センサ部3が筐体部2に対して着脱可能になっているので、容易に指紋センサ部3のみの交換を行うことができる。即ち、筐体部2をそのまま流用し、剥離や破損が生じている指紋センサ部3のみを交換することができる。また、指紋センサ部3は、安価で製造可能であるため、当該指紋センサ部3の普及を実現できる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更し得ることは勿論である。
第1実施形態に係る個人認証装置を示す斜視図。 第1実施形態に係る個人認証装置の筐体部の構成を示すブロック図。 第1実施形態に係る個人認証装置のセンサ基板の回路構成を示す構成図。 第1実施形態に係る個人認証装置の指紋センサ行列部を示す断面図。 第2実施形態に係る個人認証装置のセンサ基板の回路構成を示す構成図。 第3実施形態に係る個人認証装置の指紋センサ部を説明するための図。 第3実施形態に係る個人認証装置のセンサ基板の回路構成を示す構成図。 本発明における接続端子を説明するための図。
符号の説明
1…個人認証装置、 2…筐体部、 2a…凹部、 2b、3b…金属端子、 3…指紋センサ部、 10…指紋センサ行列部(検出部)、 20Y、20X…ドライバ回路部(駆動回路部)、 30…増幅回路部






Claims (12)

  1. 指紋センサ部と、前記指紋センサを嵌合する凹部が設けられ、前記指紋センサ部の着脱が可能である筐体部と、を具備する個人認証装置であって、
    前記筐体部が、筐体部金属端子と、前記指紋センサ部と入出力を行って指紋パターンの特徴抽出を行うデータ処理部と、予め設定された特定の特徴パターンの特徴量を記憶するメモリと、前記データ処理部により抽出された特徴量と前記メモリに記憶された特徴量とを比較する比較部と、前記データ処理部と前記メモリと前記比較部の動作を制御する制御部と、を含み、
    前記指紋センサ部が、前記筐体部金属端子とは相互に電気的接続が可能である指紋センサ部金属端子と、センサ本体と、ガラス基板からなる基板と、前記基板を前記センサ本体内に固定する樹脂部材とを含み、
    前記基板上に指紋センサ行列部とドライバ回路部とが形成され、前記センサ本体の前記指紋センサ行列部に対応する位置が開口してセンサ窓が形成され、前記ドライバ回路部を保護するよう前記センサ窓が前記指紋センサ行列部の内側に開口している、ことを特徴とする個人認証装置。
  2. 指紋センサ部と、前記指紋センサを嵌合する凹部が設けられ、前記指紋センサ部の着脱が可能である筐体部と、を具備する個人認証装置であって、
    前記筐体部が、前記指紋センサ部と入出力を行って指紋パターンの特徴抽出を行うデータ処理部と、予め設定された特定の特徴パターンの特徴量を記憶するメモリと、前記データ処理部により抽出された特徴量と前記メモリに記憶された特徴量とを比較する比較部と、前記データ処理部と前記メモリと前記比較部の動作を制御する制御部と、を含み、
    前記指紋センサ部が、センサ窓が開口されたセンサ本体と、前記センサ本体内の、前記センサ窓の外周と重なる位置に配置された基板と、前記基板上の、前記センサ窓の外周と重なる位置に配置された指紋センサ行列部と、前記基板上の、前記センサ窓の外周と重ならない位置に配置されたドライバ回路部と、を含み、
    前記指紋センサ行列部の周縁と前記センサ本体の間、かつ、前記ドライバ回路部と前記センサ本体の間に樹脂部材が形成されている、ことを特徴とする個人認証装置。
  3. 指紋センサ部と、前記指紋センサを嵌合する凹部が設けられ、前記指紋センサ部の着脱が可能である筐体部と、を具備する個人認証装置であって、
    前記指紋センサ部が、センサ窓が開口されたセンサ本体と、前記センサ本体内に配置される基板と、を含み、
    前記基板上の、前記センサ窓と重なる位置に指紋センサ行列部が配置され、
    前記基板上の、前記センサ窓と重ならない位置にドライバ回路部が配置され、
    前記指紋センサ行列部の周縁と前記センサ本体との間、かつ、前記ドライバ回路部と前記センサ本体との間に樹脂部材が配置されている、ことを特徴とする個人認証装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の個人認証装置において、
    前記指紋センサ行列部が、複数の走査線と、前記複数の走査線に交差する複数の信号線と、前記複数の走査線と前記複数の信号線との交差に対応して設けられた複数のトランジスタと、を含む、ことを特徴とする個人認証装置。
  5. 請求項4に記載の個人認証装置において、
    前記基板上に、さらに、前記複数のトランジスタに対応して設けられた複数の検出電極と、前記複数の検出電極上に位置する誘電体膜と、を含む、ことを特徴とする個人認証装置。
  6. 請求項4または5に記載の個人認証装置において、
    前記ドライバ回路部が、前記複数の走査線に電気的に接続する第1ドライバ回路と、前記複数の信号線に電気的に接続する第2ドライバ回路と、を含み、前記第1及び第2ドライバ回路が、それぞれシフトレジスタを有する、ことを特徴とする個人認証装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の個人認証装置において、
    前記センサ窓の周囲に金属が形成されている、ことを特徴とする個人認証装置。
  8. 請求項7に記載の個人認証装置において、
    前記金属が金属枠である、ことを特徴とする個人認証装置。
  9. 請求項7または8に記載の個人認証装置において、
    前記金属が静電気を放電させるものである、ことを特徴とする個人認証装置。
  10. 請求項7ないし9のいずれかに記載の個人認証装置において、
    前記金属が電源端子に電気的に接続されている、ことを特徴とする個人認証装置。
  11. 請求項7ないし10のいずれかに記載の個人認証装置において、
    前記金属が所定の電位に固定されている、ことを特徴とする個人認証装置。
  12. 請求項1ないし11のいずれかに記載の個人認証装置において、
    前記樹脂部材が樹脂部材からなる接着剤である、ことを特徴とする個人認証装置。
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