JP3931535B2 - Billing amount processing apparatus and recording medium - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、時間に応じて請求金額を求める請求金額処理装置、及び、そのような請求金額処理装置の動作をコンピュータに実行させる命令を含むプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記録媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、各種店舗で、電子式キャッシュレジスタやＰＯＳ（ポイントオブセールス）ターミナル等の売上データ処理装置が使用されている。
【０００３】
また、そのような売上データ処理装置の一つとして、時間料金計算用の売上データ処理装置も知られている。
【０００４】
これは、例えば、駐車場やカラオケボックスのように、客の利用時間に従って料金が計算される業種で使用されるている。即ち、そのような業種で使用される時間料金計算用の売上データ処理装置は、基本時間で一定の料金、追加時間で別の一定の料金をプリセットでき、客の入場時間と出場時間を与えられるだけで、自動的に料金計算を行うように構成されている。
【０００５】
また、アルバイトやパート契約の従業員のように勤務時間に応じた賃金を支払う店舗等では、更に勤怠管理機能を備える売上データ処理装置が利用されている。これは、キーボード上の各担当者を識別することができるキー（以下、クラークＳＷと称する）を押下することにより、押下時の時間を記録し、その時間から従業員（クラーク）の勤務時間を計算し、従業員の勤怠管理を行なえるようにしたものである。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、周知のように、我が国を除いた多くの先進諸国では、省エネルギー推進を目的として、夏季に生活時間を一斉に１時間程度早めるサマータイムが導入されている。そこで、そのようなサマータイムを導入している地域では、その切替日時に、計時手段で計時されている現在日時をずらす必要がある。
【０００７】
しかしながら、上記したような駐車場利用や勤労等の所定処理の時間に応じて料金や賃金等の請求金額を求める売上データ処理装置は、そのようなサマータイムの切替えが発生した時に、そのサマータイムの実施による時間の誤差を補正する機能を備えていないため、正確な請求金額を求めることができないという問題を有している。
【０００８】
本発明の課題は、サマータイムの実施に対応して正確な請求金額を求めることができるようにすることである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
請求項１の発明の手段は次の通りである。
現在時刻変更手段は、所定の日時に至った際に現在時刻を所定時間ずらす。
指定手段は、上記現在時刻変更手段によって現在時刻を所定時間ずらしたときに、そのずらしによって生じた上記所定時間分の請求金額の算出に関わる、請求金額の算出方法を指定する。
請求金額算出手段は、所定処理が行われた対象時間を求めて、その対象時間に応じた請求金額を時間単位に対応する金額に基づいて求める際に、上記所定処理が上記所定の日時を含んで行われた場合に、上記指定手段によって指定された請求金額の算出方法に合わせ、且つ、上記現在時刻変更手段によってずらした時間に応じた上記対象時間における請求金額を求める。
【００１０】
また、請求項５の発明の手段は次の通りである。
コンピュータが読み取り可能な記録媒体は、所定処理が行われた対象時間を求めて、その対象時間に応じた請求金額を、時間単位に対応する金額に基づいて求める際に、以下の処理をコンピュータに実行させる命令を含むプログラムを格納する。
第１の処理は、現在時刻を所定時間ずらす所定の日時に至った時に、そのずらしによって生じる上記所定時間分の請求金額の算出に関わる、請求金額の算出方法を指定する処理である。
第２の処理は、上記所定処理が上記所定の日時を含んで行われた場合に、上記指定された請求金額の算出方法に合わせ、且つ、上記ずらした所定時間に応じた上記対象時間における請求金額を求める処理である。
【００１１】
請求項１及び請求項５の発明の手段の作用は次の通りである。
所定処理（例えば、駐車場利用）が行われた対象時間を求めて、その対象時間に応じた請求金額を、時間単位に対応する金額に基づいて求める場合に、上記所定処理がサマータイム切替日である所定の日時を含んで行われたときには、請求金額の算出方法（例えば、後述するような基本料金、分割料金、特別料金）に合わせ、且つ、サマータイム切替によってずらした時間に応じて請求金額を求める。
従って、サマータイムの実施に対応して正確な請求金額を求めることができるようになる。
【００１５】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図１の（Ａ）乃至図９の（Ｂ）を参照して説明する。
【００１６】
［第１の実施の形態］
図１の（Ａ）は、本発明の第１の実施の形態に係る請求金額処理装置の適用された売上データ処理装置としての電子式キャッシュレジスタの構成を示す図である。なお、本第１の実施の形態は、駐車場で利用する場合の例である。
【００１７】
同図において、ＣＰＵ１０は、ＲＡＭ１２内にロードされている各種プログラムに従ってこの電子式キャッシュレジスタの全体動作を制御する中央演算装置である。記憶装置１４は、オペレーティングシステムや各種アプリケーションプグラム、データファイル、文字フォントデータ等が予め格納されている記憶媒体１６やその駆動系を有している。この記憶媒体１６は固定的に設けたもの、もしくは着脱自在に装着可能なものであり、フロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、ＲＡＭカード等の磁気的・光学的記憶媒体、半導体メモリによって構成されている。また、記憶媒体１６内のプログラムやデータは、必要に応じてＣＰＵ１０の制御により、ＲＡＭ１２にロードされる。更に、ＣＰＵ１０は、伝送制御部１８により、通信回線２０等を介して他の機器側から送信されてきたプログラム、データを受信して記憶媒体１６に格納したり、他の機器側に設けられている記憶媒体に格納されているプログラム、データを通信回線２０等を介して使用することもできる。
【００１８】
ＣＰＵ１０には、その入出力周辺デバイスである入力装置２２、表示装置２４、印刷装置２６、ドロア２８、カード発行機３０がバスラインを介して接続されており、入出力プログラムに従ってＣＰＵ１０はそれらの動作を制御する。
【００１９】
図１の（Ｂ）は、上記ＲＡＭ１２の主要構成を示した図で、現在時刻データメモリ１２Ａ、料金体系データメモリ１２Ｂ、基本料金データメモリ１２Ｃ、深夜料金データメモリ１２Ｄ、特別料金データメモリ１２Ｅ、サマータイム切替日時データメモリ１２Ｆ、時間帯切替時刻エリア１２Ｇ、メッセージ印字バッファ１２Ｈ、合計料金エリア１２Ｉ、ワークエリア１２Ｊ、等、各種のメモリ領域が割り当てられている。
【００２０】
ここで、現在時刻データメモリ１２Ａは、ＣＰＵ１０内に構成した図示しない時計による計時に応じて現在日時を記憶するものである。
【００２１】
料金体系データメモリ１２Ｂは、指定された料金体系を記憶するものである。本実施の形態では、基本料金体系、分割料金体系、及び特別料金体系の３種類の料金体系が指定可能となっている。各料金体系の詳細については後述する。
【００２２】
基本料金データメモリ１２Ｃは、３０分や１時間といった所定時間あたりの料金を記憶するものである。また、深夜料金データメモリ１２Ｄは、例えば夜１０時から翌朝６時までといった所定の深夜時間帯に適用される深夜料金を記憶するものであり、この深夜料金は、上記基本料金データメモリ１２Ｃに記憶された料金に対して割増或いは割引の料金となっている。一方、特別料金データメモリ１２Ｅは、上記特別料金体系の指定時に用いられる料金を記憶するものである。
【００２３】
サマータイム切替日時データメモリ１２Ｆは、サマータイムの切替日時を記憶するものである。これは、図１の（Ｃ）に示すように、夏時間から冬時間へ切替える日時のデータを記憶する夏から冬への切替月日・時分秒エリア１２Ｆ１とそのときのどれだけ時間をずらすかを記憶する切替時間エリア１２Ｆ２、逆に、冬時間から夏時間へ切替える日時のデータを記憶する冬から夏への切替月日・時分秒エリア１２Ｆ３とそのときのどれだけ時間をずらすかを記憶する切替時間エリア１２Ｆ４からなる。
【００２４】
時間帯切替時刻エリア１２Ｇは、通常時間帯と深夜時間帯がそれぞれ何時から何時までであるかを記憶するものであり、図１の（Ｄ）に示すように、通常時間帯開始時刻と終了時刻エリア１２Ｇ１と、深夜時間帯開始時刻と終了時刻エリア１２Ｇ２とからなる。
【００２５】
メッセージ印字バッファ１２Ｈは、印刷装置２６でレシートに印字するべきメッセージを記憶するものである。
【００２６】
合計料金エリア１２Ｉは、算出した請求金額を記憶するものである。
【００２７】
そして、ワークエリア１２Ｊは、ＣＰＵ１０が各種処理を実行する際に、各種データを保持するのに使用されるものである。
【００２８】
次に、このような構成における動作を、図２のメインフローチャートを参照して説明する。なおここで、このフローチャートに記述されている各機能を実現するためのプログラムは、ＣＰＵ１０が読み取り可能なプログラムコードの形態で記憶媒体１６に記憶されており、その内容がＲＡＭ１２にロードされている。なお、後述する他のフローチャートにおいても同様である。
【００２９】
即ち、まず、入力装置２２からの入力の有無を判別し（ステップＳ１０）、何も入力が無いならば、サマータイムの切替処理を実行して（ステップＳ１２）、上記ステップＳ１０に戻る。ここで、サマータイム切替処理とは、現在時刻データメモリ１２Ａに記憶されている現在日時とサマータイム切替日時データメモリ１２Ｆに記憶されている切替日時とを比較し、切替日時になったときに、切替時間エリア１２Ｆ２又は１２Ｆ４に記憶されている時間だけ現在時刻データメモリ１２Ａに記憶されている現在日時を変更する処理である。
【００３０】
これに対して、入力装置２２から入力があったならば、まず、それが駐車券の発行の指定の入力であるか否かを判別する（ステップＳ１４）。そして、そうであれば、カード発行機２６により、現在時刻を記録した駐車券を発行して（ステップＳ１６）、上記ステップＳ１０に戻る。このように、客は入庫時に入庫時刻を記録したカードを発行して駐車場に入る。
【００３１】
また、入力装置２２からの入力が駐車券の発行指定でない場合には、出庫のために駐車券から読み取った入庫時刻の入力であるか否かを判別する（ステップＳ１８）。そうでない場合には、更に、料金体系の指定入力であるかどうかを判別する（ステップＳ２０）。そして、料金体系の指定入力であれば、その指定された料金体系を料金体系データメモリ１２Ｂに記憶設定して（ステップＳ２２）、上記ステップＳ１０に戻る。また、料金体系の指定入力でもない場合には、その他の指定に応じた処理を行なってから（ステップＳ２４）、上記ステップＳ１０に戻る。
【００３２】
これに対して、上記ステップＳ１８で、入庫時刻の入力であると判別した場合には、駐車料金算出処理を実行して（ステップＳ２６）、上記ステップＳ１０に戻る。即ち、客が帰るときには、上記ステップＳ１６で発行された駐車券を出庫側に設置された該電子式キャッシュレジスタのオペレータに渡し、オペレータがその駐車券に印字された入庫時刻を該電子式キャッシュレジスタに入力して、料金精算キーを操作すると、料金を求めレシートを発行する駐車料金算出処理が実行される。
【００３３】
この駐車料金算出処理においては、図３に示すように、まず、現在時刻データメモリ１２Ａに記憶されている現在時刻から入力装置２２により入力された入庫時刻を減じることで、駐車時間を算出する（ステップＳ３０）。その後、サマータイム切替日時データメモリ１２Ｆを参照して、現在時刻がサマータイム切替日に相当するか否かを判別する（ステップＳ３２）。ここで、サマータイム切替日でなければ、時間帯切替時刻エリア１２Ｇを参照して、現在時刻が深夜時間帯であるか否かを判別する（ステップＳ３４）。そして、深夜時間帯でない場合には、基本料金データメモリ１２Ｃに記憶されている基本料金を使用して、上記ステップＳ３０で算出した駐車時間分の料金を計算してワークエリア１２Ｊに一時記憶し（ステップＳ３６）、メッセージ印字バッファ１２Ｈに「基本料金」というメッセージをセットする（ステップＳ３８）。また、現在時刻が深夜時間帯である場合には、上記ステップＳ３０で算出した駐車時間のうち、通常時間帯分については基本料金データメモリ１２Ｃに記憶されている基本料金を使用して料金を計算し、深夜時間帯分については深夜料金データメモリ１２Ｄに記憶されている深夜料金を使用して料金を計算して、それぞれワークエリア１２Ｊに一時記憶し（ステップＳ４０）、メッセージ印字バッファ１２Ｈに「深夜料金」というメッセージをセットする（ステップＳ４２）。こうして、上記ステップＳ３８又はステップＳ４２でメッセージ印字バッファ１２Ｈにメッセージをセットした後、印刷装置２６でのレシート印字発行、ワークエリア１２Ｊに一時記憶した料金を合計して合計料金エリア１２Ｉに記憶する合計更新などの締め処理を実行して（ステップＳ４４）、メインフローチャートの処理に戻る。
【００３４】
これに対して、上記ステップＳ３２において、現在時刻がサマータイム切替日であると判別されたときには、更に、駐車時間帯が切替時間帯にかかっているか否かを判別する（ステップＳ４６）。ここで、駐車時間帯が切替時間帯に入っていなければ、上記ステップＳ３４に進んで、前述の処理を実行する。しかしながら、駐車時間帯が切替時間帯に入っている場合には、料金体系データメモリ１２Ｂを参照して、指定されている料金体系を判別する（ステップＳ４８）。
【００３５】
料金体系が基本料金体系の場合は、基本料金データメモリ１２Ｃに記憶されている基本料金と深夜料金データメモリ１２Ｄに記憶されている深夜料金とを比較し（ステップＳ５０）、基本料金の方が安ければ上記ステップＳ３６に、深夜料金の方が安ければ上記ステップＳ４０に進む。例えば、図４の（Ａ）に示すように、深夜料金の時間帯の開始時刻が深夜２４時であり、サマータイムの切替により時刻が１時間戻された場合、この２４時と切替後の０時までの間の１時間分の駐車料金は、基本料金と深夜料金のうち安い方の料金を採用して一律に計算するものである。
【００３６】
また、料金体系が分割料金体系の場合は、まず、上記ステップＳ３０で算出した駐車時間から切替時間と通常時間とを求め、それぞれの割合を求める（ステップＳ５２）。ここで、通常時間＝駐車時間−切替時間であり、切替時間の割合は駐車時間÷切替時間で算出し、通常時間の割合は駐車時間÷通常時間で算出する。そして、通常時間帯分については基本料金を使用して料金を計算し、切替時間については、図４の（Ｂ）に示すように、上記割合に応じて基本料金と深夜料金を使用して料金を計算して、それぞれワークエリア１２Ｊに一時記憶し（ステップＳ５４）、メッセージ印字バッファ１２Ｈに「分割料金」というメッセージをセットする（ステップＳ５６）。その後、現在時刻が深夜時間帯であるか否かを判別し（ステップＳ５８）、深夜時間帯でない場合には上記ステップＳ４４に進む。また、深夜時間帯であれば、その上記ステップＳ３０で算出した駐車時間のうち、深夜時間分を求めて（ステップＳ６０）、上記ステップＳ４０に進む。
【００３７】
一方、料金体系が特別料金体系の場合は、図４の（Ｃ）に示すように、その切替時間帯に対しては、特別料金データメモリ１２Ｅに記憶された特別料金を使用して料金を計算してワークエリア１２Ｊに一時記憶し（ステップＳ６２）、メッセージ印字バッファ１２Ｈに「特別料金」というメッセージをセットした後（ステップＳ６４）、上記ステップＳ４４に進む。
【００３８】
なお、上記駐車時間帯が切替時間帯にかかっている場合には、上記ステップＳ３０で算出した駐車時間を、サマータイム切替によりずらされた時間分、補正することは勿論である。
【００３９】
以上のような処理を行うとにより、サマータイムの切替の際には、図５に示すようなレシートが発行されることになる。なお、同図中に下線を引いて示した「基本料金」の部分が、上記料金体系に応じてメッセージ印字バッファ１２Ｈに記憶されることで、書き換えられるものである。
【００４０】
なお、本実施の形態では、基本料金と深夜料金という分け方の例を説明したが、例えば、２時間の基本料金とそれ以降の追加料金というようにしても良い。また、駐車場に限らず、カラオケボックス等、客の利用時間に従って料金が計算される業種で使用されるものであれば、どのようなものにも対応可能である。
【００４１】
［第２の実施の形態］
次に、本発明の第２の実施の形態を説明する。
【００４２】
本第２の実施の形態は、アルバイトやパート契約の従業員のように勤務時間に応じた賃金を支払う店舗等で用いられる勤怠管理機能を備える売上データ処理装置に適用した場合の例である。
【００４３】
即ち、本第２の実施の形態に係る請求金額処理装置の適用された売上データ処理装置としての電子式キャッシュレジスタの構成は、上記第１の実施の形態におけるそれからカード発行機を除いたものであり、よって、特に図示はしない。
【００４４】
本第２の実施の形態においては、ＲＡＭ１２は、図６の（Ａ）に示すように、現在時刻データメモリ１２Ａ、サマータイム切替日時データメモリ１２Ｆ、担当者別勤怠データメモリ１２Ｋ、補正時間エリア１２Ｌ、ワークエリア１２Ｊ、等を備えている。
【００４５】
ここで、現在時刻データメモリ１２Ａ、サマータイム切替日時データメモリ１２Ｆ、及びワークエリア１２Ｊは、上記第１の実施の形態のそれと同様のものであるので、その説明は省略する。
【００４６】
担当者別勤怠データメモリ１２Ｋは、図６の（Ｂ）に示すように、各クラークの氏名、出勤時間、退勤時間、及び勤務時間を記憶するものである。
【００４７】
また、補正時間エリア１２Ｌは、サマータイム切替に応じて従業員の勤務時間に加えるべき補正時間を記憶しているものである。
【００４８】
このような構成において、クラークが入力装置２２の各クラークを識別することができるクラークＳＷを操作すると、図７に示すような動作が行なわれる。即ち、まず、当該クラークＳＷの操作入力がＯＮ操作つまり出勤であるのか否かを判別する（ステップＳ１００）。そして、出勤の場合には、現在時刻データメモリ１２Ａに記憶されている現在時刻を出勤時間として、担当者別勤怠データメモリ１２Ｋの当該クラークに対応するエリアに記憶して（ステップＳ１０２）、この動作を終える。
【００４９】
これに対して、クラークＳＷの操作入力がＯＦＦ操作つまり退勤であった場合には、現在時刻データメモリ１２Ａに記憶されている現在時刻を退勤時間として、担当者別勤怠データメモリ１２Ｋの当該クラークに対応するエリアに記憶する（ステップＳ１０４）。その後、上記現在時刻から上記担当者別勤怠データメモリ１２Ｋに記憶された当該クラークの出勤時間を減算することで勤務時間を算出し、それをワークエリア１２Ｊに一時記憶しておく（ステップＳ１０６）。そして、サマータイム切替日時データメモリ１２Ｆを参照して、上記出勤時間と退勤時間との間にサマータイムの切替があったか否かを判別し（ステップＳ１０８）、無ければ、上記ワークエリア１２Ｊに一時記憶した勤務時間を、担当者別勤怠データメモリ１２Ｋの当該クラークに対応するエリアに記憶して（ステップＳ１１０）、この動作を終える。
【００５０】
また、上記出勤時間と退勤時間との間にサマータイムの切替があった場合には、上記ワークエリア１２Ｊに一時記憶した勤務時間に、補正時間エリア１２Ｌに記憶されている補正時間を加えることで、勤務時間を補正し（ステップＳ１１２）、その補正された勤務時間を、上記ステップＳ１１０で、担当者別勤怠データメモリ１２Ｋの当該クラークに対応するエリアに記憶することになる。
【００５１】
そして、例えば管理者が、入力装置２２により、勤怠レポート出力を指定すると、図８に示すようなレポート出力動作が行なわれて、印刷装置２６よりレポートが印字出力される。
【００５２】
即ち、まず、現在時刻データメモリ１２Ａに記憶されている現在時刻に従って日付を印字し、また、担当者別勤怠データメモリ１２Ｋより出力指定の行なわれたクラークの名前を読み出して印字する（ステップＳ１２０）。次に、担当者別勤怠データメモリ１２Ｋより当該クラークの出勤時間及び退勤時間を読み出して印字する（ステップＳ１２２）。例えば、図９の（Ａ）に示すように、８時に出勤し１７時に退勤した場合、図９の（Ｂ）に示すように、それぞれの時間が印字される。また、上記読み出した出勤時間と退勤時間の差を演算して、労働時間を印字する（ステップＳ１２４）。
【００５３】
従来であれば、この労働時間と時給より給与（請求金額）を求めて印字するため、図９の（Ｂ）中の左側に示すように、サマータイムの実施により１時間余分に働いたにもかかわらず、その分が加味されない給与が算出され、印字されてしまうようになっていた。これに対して、本実施の形態では、更に、以下の処理を続けることにより、図９の（Ｂ）中の右側に示すように正確な給与が算出されて、印字されるようになる。
【００５４】
即ち、上記労働時間の印字に続けて、補正時間エリア１２Ｌに記憶されているサマータイム時間の補正値を印字し（ステップＳ１２６）、また担当者別勤怠データメモリ１２Ｋより当該クラークの勤務時間を読み出して、それを補正後労働時間として印字する（ステップＳ１２８）。そして、その補正後の労働時間に時給を乗じることにより給料を算出し（ステップＳ１３０）、時給と給与を印字する（ステップＳ１３２）。
【００５５】
以上実施の形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。
【００５６】
例えば、各担当者の担当者別勤怠データを端末からセンタ装置に収集して、各担当者毎に図８の処理を行なわせ図９の（Ｂ）に示すような勤怠管理レポートを担当者別に印字するようにしても良い。また、勤怠管理レポートのデータは、センタ装置で作成し、そのデータを端末に送信して担当者別に印字するようにしても良い。
【００５７】
【発明の効果】
本発明によれば、サマータイムの実施に対応して正確な請求金額を求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】（Ａ）は本発明の第１の実施の形態に係る請求金額処理装置の適用された売上データ処理装置としての電子式キャッシュレジスタの構成を示す図、（Ｂ）は（Ａ）中のＲＡＭの主要構成を示した図、（Ｃ）は（Ｂ）中のサマータイム切替日時データメモリの構成を示す図であり、（Ｄ）は（Ｂ）中の時間帯切替時刻エリアの構成を示す図である。
【図２】図１の（Ａ）の電子式キャッシュレジスタの動作を説明するためのメインフローチャートを示す図である。
【図３】図２中の駐車料金算出処理のフローチャートを示す図である。
【図４】（Ａ）は基本料金体系の場合における切替時間の料金算出方法を説明するための図、（Ｂ）は分割料金体系の場合における切替時間の料金算出方法を説明するための図であり、（Ｃ）は特別料金体系の場合における切替時間の料金算出方法を説明するための図である。
【図５】レシートの印字例を示す図である。
【図６】（Ａ）は本発明の第２の実施の形態に係る請求金額処理装置の適用された売上データ処理装置としての電子式キャッシュレジスタにおけるＲＡＭの主要構成を示した図であり、（Ｂ）は（Ａ）中の担当者別勤怠データメモリの構成を示す図である。
【図７】クラークＳＷの操作入力に応じた動作を説明するためのフローチャートを示す図である。
【図８】勤怠レポート出力指定に応じた動作を説明するためのフローチャートを示す図である。
【図９】（Ａ）はクラークの勤務時間とサマータイム実施時の時間との関係を示す図であり、（Ｂ）はレポートの出力例を示す図である。
【符号の説明】
１０ ＣＰＵ
１２ 入力装置
１２ ＲＡＭ
１２Ａ 現在時刻データメモリ
１２Ｂ 料金体系データメモリ
１２Ｃ 基本料金データメモリ
１２Ｄ 深夜料金データメモリ
１２Ｅ 特別料金データメモリ
１２Ｆ サマータイム切替日時データメモリ
１２Ｆ１ 夏から冬への切替月日・時分秒エリア
１２Ｆ２,１２Ｆ４ 切替時間エリア
１２Ｆ３ 冬から夏への切替月日・時分秒エリア
１２Ｇ 時間帯切替時刻エリア
１２Ｇ１ 通常時間帯開始時刻と終了時刻エリア
１２Ｇ２ 深夜時間帯開始時刻と終了時刻エリア
１２Ｈ メッセージ印字バッファ
１２Ｉ 合計料金エリア
１２Ｊ ワークエリア
１２Ｋ 担当者別勤怠データメモリ
１２Ｌ 補正時間エリア
１４ 記憶装置
１６ 記憶媒体
１８ 伝送制御部
２０ 通信回線
２２ 入力装置
２４ 表示装置
２６ カード発行機
２６ 印刷装置[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a billing amount processing apparatus that calculates a billing amount according to time, and a computer-readable recording medium that stores a program including instructions for causing a computer to execute the operation of the billing amount processing apparatus.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, sales data processing devices such as electronic cash registers and POS (Point of Sales) terminals have been used in various stores.
[0003]
As one of such sales data processing apparatuses, a sales data processing apparatus for calculating hourly charges is also known.
[0004]
This is used in industries where charges are calculated according to the usage time of customers, such as parking lots and karaoke boxes. That is, the sales data processing device for time fee calculation used in such an industry can preset a fixed fee for basic time and another fixed fee for additional time, and can give the entrance time and participation time for customers. Just configured to automatically calculate the fee.
[0005]
In addition, a sales data processing apparatus having a time management function is used in a store or the like that pays wages according to working hours, such as a part-time worker or an employee of a part contract. This is done by pressing a key (hereinafter referred to as Clark SW) that can identify each person in charge on the keyboard, and recording the time at the time of pressing, from which the employee's (Clark) working time is recorded. It is possible to calculate and manage employee attendance.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, as is well known, in many advanced countries except Japan, daylight saving time has been introduced in order to accelerate energy savings in summer by increasing the life time by about one hour. Therefore, in an area where such daylight saving time is introduced, it is necessary to shift the current date and time counted by the timing means to the switching date and time.
[0007]
However, a sales data processing device that calculates the amount charged for fees, wages, etc. according to the time required for predetermined processing such as parking lot use or work as described above, will implement the daylight saving time when such a daylight saving time change occurs. Since it does not have a function for correcting an error in time due to the above, there is a problem that an accurate billing amount cannot be obtained.
[0008]
An object of the present invention is to be able to obtain an accurate billing amount corresponding to the implementation of daylight saving time.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The means of the invention of claim 1 is as follows.
The current time changing means shifts the current time by a predetermined time when a predetermined date and time is reached.
The designating unit designates a billing amount calculation method related to calculation of the billing amount for the predetermined time generated by the shift when the current time is shifted by the current time changing unit by a predetermined time.
The billing amount calculation means obtains the target time for which the predetermined process has been performed, and when the predetermined amount includes the predetermined date and time when determining the billing amount according to the target time based on the amount corresponding to the time unit. In the case of the above, the billing amount at the target time according to the time shifted by the current time changing unit is obtained in accordance with the billing amount calculation method designated by the designation unit.
[0010]
The means of the invention of claim 5 is as follows.
When a computer-readable recording medium obtains a target time for which a predetermined process has been performed and obtains a billing amount corresponding to the target time based on an amount corresponding to a time unit, the following processing is performed on the computer. Stores a program containing instructions to be executed.
The first process is a process of designating a billing amount calculation method related to the calculation of the billing amount for the predetermined time caused by the shift when a predetermined date and time for shifting the current time by a predetermined time is reached.
In the second process, when the predetermined process is performed including the predetermined date and time, the charge at the target time corresponding to the specified calculation method of the charged amount and according to the shifted predetermined time is performed. This is a process for calculating the amount of money.
[0011]
The operation of the means of the invention of claim 1 and claim 5 is as follows.
When the target time at which a predetermined process (for example, parking lot use) is performed is calculated and the billing amount corresponding to the target time is determined based on the amount corresponding to the time unit, the predetermined process is the daylight saving time switching date. When it is carried out including a certain date and time, the billing amount is set in accordance with the method of calculating the billing amount (for example, basic fee, split fee, special fee as described later) and the time shifted by daylight saving time switching. Ask.
Accordingly, it becomes possible to obtain an accurate billing amount corresponding to the implementation of daylight saving time.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to FIGS. 1A to 9B.
[0016]
[First Embodiment]
FIG. 1A is a diagram showing a configuration of an electronic cash register as a sales data processing apparatus to which the billing amount processing apparatus according to the first embodiment of the present invention is applied. In addition, this 1st Embodiment is an example in the case of using in a parking lot.
[0017]
In the figure, a CPU 10 is a central processing unit that controls the overall operation of the electronic cash register according to various programs loaded in a RAM 12. The storage device 14 includes a storage medium 16 in which an operating system, various application programs, data files, character font data, and the like are stored in advance, and a drive system thereof. This storage medium 16 is fixedly provided or detachably mountable, and is constituted by a magnetic / optical storage medium such as a floppy disk, a hard disk, an optical disk, a RAM card, or a semiconductor memory. Further, programs and data in the storage medium 16 are loaded into the RAM 12 as required by the control of the CPU 10. Further, the CPU 10 receives the program and data transmitted from the other device side via the communication line 20 or the like by the transmission control unit 18 and stores them in the storage medium 16 or provided on the other device side. It is also possible to use a program and data stored in a storage medium via the communication line 20 or the like.
[0018]
An input device 22, a display device 24, a printing device 26, a drawer 28, and a card issuing machine 30, which are input / output peripheral devices, are connected to the CPU 10 via a bus line, and the CPU 10 operates according to the input / output program. To control.
[0019]
FIG. 1B is a diagram showing the main configuration of the RAM 12. The current time data memory 12A, the charge system data memory 12B, the basic charge data memory 12C, the midnight charge data memory 12D, the special charge data memory 12E, the daylight saving time. Various memory areas such as a switching date / time data memory 12F, a time zone switching time area 12G, a message print buffer 12H, a total fee area 12I, and a work area 12J are allocated.
[0020]
Here, the current time data memory 12 </ b> A stores the current date and time according to the time measured by a clock (not shown) configured in the CPU 10.
[0021]
The fee structure data memory 12B stores a specified fee structure. In the present embodiment, three types of fee systems can be specified: basic fee system, split fee system, and special fee system. Details of each fee structure will be described later.
[0022]
The basic fee data memory 12C stores a fee per predetermined time such as 30 minutes or 1 hour. The late-night charge data memory 12D stores late-night charges applied in a predetermined late-night time zone, for example, from 10:00 to 6:00 the next morning. This late-night charge is stored in the basic charge data memory 12C. This is a premium or discount fee. On the other hand, the special fee data memory 12E stores a fee used when the special fee system is specified.
[0023]
The daylight saving time data memory 12F stores the daylight saving time switching date and time. As shown in FIG. 1C, this is the summer / winter switching month / hour / minute / second area 12F1 storing the date and time data for switching from summer time to winter time, and how much time is shifted at that time. Switching time area 12F2 for storing the time, and conversely, the date / time data for switching from winter time to summer time is stored, and the date / time / second / second area 12F3 for switching from winter to summer is stored and how much time is shifted at that time is stored. It consists of a switching time area 12F4.
[0024]
The time zone switching time area 12G stores from what time to what time each of the normal time zone and the midnight time zone, and as shown in FIG. 1D, the normal time zone start time and end time The area 12G1 includes a midnight time zone start time and an end time area 12G2.
[0025]
The message print buffer 12H stores a message to be printed on a receipt by the printing device 26.
[0026]
The total fee area 12I stores the calculated charge amount.
[0027]
The work area 12J is used to hold various data when the CPU 10 executes various processes.
[0028]
Next, the operation in such a configuration will be described with reference to the main flowchart of FIG. Here, a program for realizing each function described in this flowchart is stored in the storage medium 16 in the form of a program code readable by the CPU 10, and the contents thereof are loaded into the RAM 12. The same applies to other flowcharts described later.
[0029]
That is, first, it is determined whether or not there is an input from the input device 22 (step S10). If there is no input, a daylight saving time switching process is executed (step S12), and the process returns to step S10. Here, the daylight saving time switching process is performed by comparing the current date and time stored in the current time data memory 12A with the switching date and time stored in the summer time switching date and time data memory 12F. This is a process of changing the current date and time stored in the current time data memory 12A for the time stored in the area 12F2 or 12F4.
[0030]
On the other hand, if there is an input from the input device 22, it is first determined whether or not it is a designation input for issuing a parking ticket (step S14). And if so, the card issuing machine 26 will issue the parking ticket which recorded the present time (step S16), and will return to said step S10. In this way, the customer enters the parking lot by issuing a card that records the warehousing time at the time of warehousing.
[0031]
If the input from the input device 22 is not a parking ticket issuance designation, it is determined whether or not the input is the entry time read from the parking ticket for delivery (step S18). If not, it is further determined whether or not the charge system is designated (step S20). If it is a charge system designation input, the designated charge system is stored in the charge system data memory 12B (step S22), and the process returns to step S10. Further, if it is not the designation input of the fee system, the process according to other designation is performed (step S24), and the process returns to step S10.
[0032]
On the other hand, if it is determined in step S18 that the entry time is input, a parking fee calculation process is executed (step S26), and the process returns to step S10. That is, when the customer returns, the parking ticket issued in step S16 is handed over to the operator of the electronic cash register installed on the exit side, and the operator receives the warehousing time printed on the parking ticket. When the fee adjustment key is operated, a parking fee calculation process for obtaining a fee and issuing a receipt is executed.
[0033]
In this parking fee calculation process, as shown in FIG. 3, first, the parking time is calculated by subtracting the warehousing time input by the input device 22 from the current time stored in the current time data memory 12A ( Step S30). Thereafter, it is determined whether or not the current time corresponds to the day of summer time switching with reference to the daylight saving time data memory 12F (step S32). Here, if it is not a daylight saving time switching day, it is determined whether or not the current time is a midnight time zone with reference to the time zone switching time area 12G (step S34). If it is not in the midnight time zone, the basic charge stored in the basic charge data memory 12C is used to calculate the charge for the parking time calculated in step S30 and temporarily store it in the work area 12J ( In step S36), a message “basic charge” is set in the message print buffer 12H (step S38). If the current time is in the midnight time zone, out of the parking time calculated in step S30, for the normal time zone, the fee is calculated using the basic fee stored in the basic fee data memory 12C. For late-night hours, charges are calculated using the late-night charges stored in the late-night charge data memory 12D and temporarily stored in the work area 12J (step S40). A message “charge” is set (step S42). Thus, after the message is set in the message print buffer 12H in the above step S38 or S42, the receipt print issuance in the printing device 26, and the charges temporarily stored in the work area 12J are summed and stored in the total charge area 12I. (Step S44), and the process returns to the main flowchart.
[0034]
On the other hand, when it is determined in step S32 that the current time is the daylight saving time switching date, it is further determined whether or not the parking time zone is in the switching time zone (step S46). If the parking time zone does not fall within the switching time zone, the process proceeds to step S34, and the above-described processing is executed. However, if the parking time zone is within the switching time zone, the designated fee structure is determined with reference to the fee structure data memory 12B (step S48).
[0035]
When the charge system is the basic charge system, the basic charge stored in the basic charge data memory 12C is compared with the late-night charge stored in the late-night charge data memory 12D (step S50), and the basic charge is cheaper. If the late night charge is cheaper, go to step S36. For example, as shown in FIG. 4A, when the start time of the late-night charge time zone is 24:00 and the time is set back by 1 hour due to the change of daylight saving time, this time of 24:00 and 0:00 after the changeover The parking fee for one hour before is calculated uniformly by adopting the lower one of the basic charge and the late night charge.
[0036]
When the charge system is a split charge system, first, the switching time and the normal time are obtained from the parking time calculated in step S30, and the respective ratios are obtained (step S52). Here, normal time = parking time−switching time, and the ratio of switching time is calculated by parking time ÷ switching time, and the ratio of normal time is calculated by parking time ÷ normal time. For the normal time, the basic charge is used to calculate the charge, and for the switching time, as shown in FIG. 4B, the basic charge and the late-night charge are used according to the above ratio. Are temporarily stored in the work area 12J (step S54), and the message "split charge" is set in the message print buffer 12H (step S56). Thereafter, it is determined whether or not the current time is a midnight time zone (step S58). If it is not a midnight time zone, the process proceeds to step S44. If it is a midnight time zone, the midnight time is calculated from the parking time calculated in step S30 (step S60), and the process proceeds to step S40.
[0037]
On the other hand, when the charge system is the special charge system, as shown in FIG. 4C, the charge is calculated using the special charge stored in the special charge data memory 12E for the switching time zone. Then, it is temporarily stored in the work area 12J (step S62), and a message "special fee" is set in the message print buffer 12H (step S64), and then the process proceeds to step S44.
[0038]
Of course, when the parking time zone is in the switching time zone, the parking time calculated in step S30 is corrected by the time shifted by the summer time switching.
[0039]
By performing the processing as described above, a receipt as shown in FIG. 5 is issued when the daylight saving time is switched. It should be noted that the “basic charge” portion shown underlined in the figure is rewritten by being stored in the message print buffer 12H according to the charge system.
[0040]
In the present embodiment, an example of how to divide a basic charge and a late-night charge has been described. However, for example, a basic charge for 2 hours and an additional charge after that may be used. In addition, it can be used not only for parking lots but also for karaoke boxes, etc., as long as they are used in industries where charges are calculated according to customer usage time.
[0041]
[Second Embodiment]
Next, a second embodiment of the present invention will be described.
[0042]
The second embodiment is an example when applied to a sales data processing apparatus having a time management function used in a store or the like that pays wages according to working hours, such as a part-time worker or an employee of a part contract.
[0043]
That is, the configuration of the electronic cash register as the sales data processing apparatus to which the billing amount processing apparatus according to the second embodiment is applied is obtained by removing the card issuing machine from that in the first embodiment. Therefore, it is not specifically shown.
[0044]
In the second embodiment, as shown in FIG. 6A, the RAM 12 includes a current time data memory 12A, a daylight saving time data memory 12F, an attendance-specific attendance data memory 12K, a correction time area 12L, A work area 12J is provided.
[0045]
Here, since the current time data memory 12A, the daylight saving time data memory 12F, and the work area 12J are the same as those in the first embodiment, the description thereof is omitted.
[0046]
As shown in FIG. 6B, the person-by-person attendance data memory 12K stores the name, attendance time, departure time, and work time of each Clark.
[0047]
The correction time area 12L stores a correction time that should be added to the working hours of the employee in accordance with the daylight saving time switching.
[0048]
In such a configuration, when the clerk operates the clerk SW that can identify each clerk of the input device 22, the operation shown in FIG. 7 is performed. That is, first, it is determined whether or not the operation input of the Clark SW is an ON operation, that is, going to work (step S100). In the case of attendance, the current time stored in the current time data memory 12A is stored as an attendance time in the area corresponding to the clerk in the attendance attendance data memory 12K (step S102). Finish.
[0049]
On the other hand, when the operation input of the clerk SW is an OFF operation, that is, leaving, the current time stored in the current time data memory 12A is set as the leaving time and the clerk in the attendance data data 12K for each person in charge is stored in the clerk. Store in the corresponding area (step S104). Thereafter, the work time is calculated by subtracting the attendance time of the clerk stored in the attendance data memory 12K according to the person in charge from the current time, and is temporarily stored in the work area 12J (step S106). Then, with reference to the daylight saving time data memory 12F, it is determined whether or not the daylight saving time has been switched between the working time and the working time (step S108). If not, the work temporarily stored in the work area 12J is determined. The time is stored in the area corresponding to the clerk in the attendant attendance data memory 12K (step S110), and this operation is finished.
[0050]
In addition, when there is a change in daylight saving time between the work hours and the work hours, by adding the correction time stored in the correction time area 12L to the work time temporarily stored in the work area 12J, The working time is corrected (step S112), and the corrected working time is stored in the area corresponding to the clerk in the attendance-specific attendance data memory 12K in step S110.
[0051]
Then, for example, when the administrator designates the attendance report output with the input device 22, the report output operation as shown in FIG. 8 is performed, and the report is printed out from the printing device 26.
[0052]
That is, first, the date is printed in accordance with the current time stored in the current time data memory 12A, and the name of the clerk whose output is designated is read from the attendance attendance data memory 12K and printed (step S120). . Next, the attendance time and leaving time of the clerk are read from the attendance attendance data memory 12K and printed (step S122). For example, as shown in FIG. 9A, when working at 8 o'clock and leaving at 17:00, the respective times are printed as shown in FIG. 9B. Further, the difference between the read work time and the work time is calculated and the working time is printed (step S124).
[0053]
Conventionally, since salary (billed amount) is obtained and printed from this working hour and hourly wage, as shown on the left side in FIG. Therefore, the salary that does not take that amount into account is calculated and printed. On the other hand, in the present embodiment, by continuing the following processing, an accurate salary is calculated and printed as shown on the right side in FIG. 9B.
[0054]
That is, following the printing of the working time, the correction value of the daylight saving time stored in the correction time area 12L is printed (step S126), and the working time of the clerk is read from the time data memory 12K according to the person in charge. Then, it is printed as corrected working hours (step S128). Then, the salary is calculated by multiplying the corrected working hours by the hourly salary (step S130), and the hourly salary and salary are printed (step S132).
[0055]
Although the present invention has been described based on the above embodiments, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications and applications are possible within the scope of the gist of the present invention. is there.
[0056]
For example, attendance data by person in charge of each person in charge is collected from the terminal to the center device, and the process in FIG. 8 is performed for each person in charge, and the attendance management report as shown in FIG. You may make it print. Further, the attendance management report data may be created by the center device, and the data may be transmitted to the terminal and printed for each person in charge.
[0057]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is possible to obtain an accurate charge amount corresponding to the implementation of daylight saving time.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1A is a diagram showing a configuration of an electronic cash register as a sales data processing apparatus to which a billing amount processing apparatus according to a first embodiment of the present invention is applied, and FIG. The figure which showed the main structure of RAM inside, (C) is a figure which shows the structure of the daylight saving time data memory in (B), (D) is the structure of the time zone switching time area in (B). FIG.
FIG. 2 is a diagram illustrating a main flowchart for explaining the operation of the electronic cash register of FIG.
FIG. 3 is a view showing a flowchart of a parking fee calculation process in FIG. 2;
4A is a diagram for explaining a charge calculation method for switching time in the case of a basic charge system, and FIG. 4B is a diagram for explaining a charge calculation method for switching time in the case of a split charge system. FIG. 8C is a diagram for explaining a charge calculation method for switching time in the case of a special charge system.
FIG. 5 is a diagram illustrating a print example of a receipt.
FIG. 6A is a diagram showing a main configuration of a RAM in an electronic cash register as a sales data processing apparatus to which a billing amount processing apparatus according to a second embodiment of the present invention is applied; B) is a diagram showing a configuration of a time data memory by person in charge in (A).
FIG. 7 is a flowchart illustrating an operation according to an operation input of a Clark SW.
FIG. 8 is a flowchart for explaining an operation according to an attendance report output designation.
FIG. 9A is a diagram showing a relationship between Clark's working time and the time when summer time is implemented, and FIG. 9B is a diagram showing a report output example.
[Explanation of symbols]
10 CPU
12 Input device 12 RAM
12A Current time data memory 12B Fee system data memory 12C Basic fee data memory 12D Late night fee data memory 12E Special fee data memory 12F Daylight saving time data memory 12F1 Month / hour / minute / second area 12F2, 12F4 switching time from summer to winter Area 12F3 Winter / summer switching month / day / hour / minute / second area 12G Time zone switching time area 12G1 Normal time zone start time and end time area 12G2 Midnight time zone start time and end time area 12H Message print buffer 12I Total charge area 12J Work area 12K Time data memory 12L according to person in charge Correction time area 14 Storage device 16 Storage medium 18 Transmission control unit 20 Communication line 22 Input device 24 Display device 26 Card issuing machine 26 Printing device

Claims (5)

所定の日時に至った際に現在時刻を所定時間ずらす現在時刻変更手段と、
上記現在時刻変更手段によって現在時刻を所定時間ずらしたときに、そのずらしによって生じた上記所定時間分の請求金額の算出に関わる、請求金額の算出方法を指定する指定手段と、
所定処理が行われた対象時間を求めて、その対象時間に応じた請求金額を時間単位に対応する金額に基づいて求める際に、上記所定処理が上記所定の日時を含んで行われた場合に、上記指定手段によって指定された請求金額の算出方法に合わせ、且つ、上記現在時刻変更手段によってずらした時間に応じた上記対象時間における請求金額を求める請求金額算出手段と、
を具備することを特徴とする請求金額処理装置。Current time changing means for shifting the current time by a predetermined time when a predetermined date and time is reached;
Designating means for designating a billing amount calculation method related to calculation of the billing amount for the predetermined time caused by the shift when the current time is shifted by a predetermined time by the current time changing unit;
When the predetermined process is performed including the predetermined date and time when the target time at which the predetermined process has been performed is determined and the amount charged according to the target time is determined based on the amount corresponding to the time unit A billing amount calculation means for obtaining a billing amount at the target time according to a time shifted by the current time changing means in accordance with a billing amount calculation method designated by the designation means;
A billing amount processing apparatus comprising: 上記時間単位に対応する金額が複数あり、
上記指定手段によって指定される請求金額の算出方法は、上記所定時間分を、上記複数の時間単位に対応する金額の内で安い方の料金を用いて一律に計算する算出方法を含むことを特徴とする請求項１に記載の請求金額処理装置。There are multiple amounts corresponding to the above time units,
The billing amount calculation method specified by the specifying means includes a calculation method for uniformly calculating the predetermined amount of time by using a cheaper charge among amounts corresponding to the plurality of time units. The billing amount processing apparatus according to claim 1. 上記時間単位に対応する金額が複数あり、
上記指定手段によって指定される請求金額の算出方法は、上記所定時間分を、上記対象時間に占める上記所定時間の割合に応じて上記複数の時間単位に対応する金額を用いて計算する算出方法を含むことを特徴とする請求項１に記載の請求金額処理装置。There are multiple amounts corresponding to the above time units,
The billing amount calculation method specified by the specifying means is a calculation method for calculating the predetermined time by using amounts corresponding to the plurality of time units according to a ratio of the predetermined time to the target time. The bill amount processing apparatus according to claim 1, further comprising: 上記指定手段によって指定される請求金額の算出方法は、上記所定時間分を、上記時間単位に対応する金額とは異なる予め決められた金額を用いて計算する算出方法を含むことを特徴とする請求項１に記載の請求金額処理装置。The claim amount calculation method specified by the specifying means includes a calculation method for calculating the predetermined amount of time using a predetermined amount different from the amount corresponding to the time unit. Claim amount processing apparatus of claim | item 1. 所定処理が行われた対象時間を求めて、その対象時間に応じた請求金額を、時間単位に対応する金額に基づいて求める際に、
現在時刻を所定時間ずらす所定の日時に至った時に、その現在時刻の所定時間のずらしによって生じる上記所定時間分の請求金額の算出に関わる、請求金額の算出方法を指定する処理と、
上記所定処理が上記所定の日時を含んで行われた場合に、上記指定された請求金額の算出方法に合わせ、且つ、上記ずらした所定時間に応じた上記対象時間における請求金額を求める処理と、
をコンピュータに実行させる命令を含むプログラムを格納した、コンピュータが読み取り可能な記録媒体。When calculating the target time for which the predetermined processing has been performed and determining the charge amount corresponding to the target time based on the amount corresponding to the time unit,
A process for designating a billing amount calculation method related to the calculation of the billing amount for the predetermined time generated by shifting the current time by a predetermined time when the current time is shifted by a predetermined time; and
When the predetermined process is performed including the predetermined date and time, a process for obtaining the charged amount at the target time according to the specified predetermined amount of time shifted according to the specified charged amount calculation method;
The computer-readable recording medium which stored the program containing the instruction | indication which makes a computer perform.

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