JP3924409B2 - 時計の分計 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、時計特にクロノグラフの分計(Minutenzaehler)であって、レリーズウォーム(Ausloeseschnecke)が設けられていて、該レリーズウォームが回転軸を中心にして回転可能に駆動されるようになっており、前記回転軸が秒針を備えていて、この秒針の先端が、秒目盛りに沿って移動するようになっており、レリーズウォームの、半径方向に環状に延びる、斜面状に上昇する作動カムが設けられていて、該作動カムに沿って、旋回軸を中心にして旋回可能な分作動レバーの突起が、レリーズウォームの回転運動中にばね弾性的なプレロードを受けて滑動して、60秒に相当する滑動経路後に、最大曲率半径箇所を克服して、最小曲率半径箇所上に落下するようになっており、前記旋回軸から離れた方の、分作動レバーの領域に配置された分作動レバーに配置された分作動つめが設けられており、該分作動つめによって、回転可能に支承された分計車が、分作動レバーの突起が作動カムの最小曲率半径箇所上に落下する際に1分ステップ(einen Minutenschritt)だけ前進切換え(weiterschalten)されるようになっている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】
このような形式の分計においては、秒針がゼロ位置を通過する瞬間に、分作動レバーの突起が、レリーズウォームの最小曲率半径箇所上に落下するように、また分作動レバー及び分作動つめを介して分計車が1分ステップだけ前進切換されるようになっていなければならない。製造公差及び組立公差に基づいて、これら2つの機能の同時性を得ることは非常に困難である。そこで時計業界では大抵の場合、レリーズウォームに対する分針の相対位置をこれらの部分を回転させることによって変えるために、部分的に分解しなければならない。これは、非常に作業が面倒で、さらにこのような構成部材の互いの最適位置が直ちに得られない危険性があるので、さらに面倒な後調整が必要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明の課題は、冒頭に述べた形式の分計を改良して、簡単な構造の分計で、しかも迅速で正確で、また安価な作業コストしか必要としないような調整を可能することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この課題は本発明によれば、分作動レバーの突起の位置が作動カムの周方向で変えられるようになっており、前記突起は、突起レバーに、レリーズウォームの回転軸に対して平行な旋回軸に対して間隔を保って配置されており、該突起レバーは、一方の端部がレリーズウォームの回転軸に対して平行な旋回軸を中心にして旋回可能に分作動レバーに枢着されており、前記突起レバーが、分作動レバーとの接続領域に対して間隔を保った領域内で、半径方向に調節可能なスペーサホルダを介して分作動レバーに支えられるようになっており、突起レバー又は分作動レバーにおける半径方向に調節可能なスペーサホルダが、レリーズウォームの回転軸に対して平行な軸を中心にして回転して調節可能な偏心体であることによって解決された。
またこの課題を解決した本発明の別の手段によれば、分作動レバーの突起の位置が作動カムの周方向で変えられるようになっており、前記突起は、分作動レバーに一端部が配置されている突起レバーに、分作動レバーと突起レバーとの接続領域に対して間隔を保って配置されており、前記突起レバーが、レリーズウォームの回転軸に対して直交する方向にばね弾性的に撓み可能であって、前記突起レバーが、分作動レバーとの接続領域に対して間隔を保った領域内で、半径方向に調節可能なスペーサホルダを介して分作動レバーに支えられるようになっており、突起レバー又は分作動レバーにおける半径方向に調節可能なスペーサホルダが、レリーズウォームの回転軸に対して平行な軸を中心にして回転して調節可能な偏心体である。
【0005】
【発明の効果】
本発明の構成によれば、作動カムに対する突起の相対位置が変えられるようになっていることによって、組立完成した機構において、簡単かつ迅速な形式で、分解する必要なしに、分計の構成部材の製造・及び組立公差変化の正確な修正を行うことができる。
【0006】
簡単に構成された突起の調節を得るために、突起は、突起レバーに、レリーズウォームの回転軸に対して平行な旋回軸に対して間隔を保って配置されており、該突起レバーは、一方の端部がレリーズウォームの回転軸に対して平行な旋回軸を中心にして旋回可能に分作動レバーに枢着されている。
【0007】
この場合、分作動レバーと突起レバーとは一体的に構成されていて、突起レバーの、分作動レバーにおける旋回可能な枢着部が、カムレバーと分作動レバーとの弾性的に撓み可能な接続領域によって形成されているので、分計は、安価な組立費用しか必要としない少ない構成部分から成っている。
【0008】
さらに簡単に構成された突起の調節を得るために、突起は、分作動レバーに一端部が配置されている突起レバーに、分作動レバーと突起レバーとの接続領域に対して間隔を保って配置されており、この場合、前記突起レバーは、レリーズウォームの回転軸に対して直交する方向にばね弾性的に撓み可能である。突起レバーの調節のために、突起レバーは、分作動レバーとの接続領域に対して間隔を保った領域内で、半径方向に調節可能なスペーサホルダを介して分作動レバーに支えられるようになっている。
【0009】
突起レバー又は分作動レバーにおける半径方向に調節可能なスペーサホルダが、レリーズウォームの回転軸に対して平行な軸を中心にして回転して調節可能な偏心体として構成されていることによって、簡単な構成及び簡単な調節可能性が得られる。この場合、偏心体が、前記軸に対して同方向に向けられた、調節工具を形状結合式に受容するための係合切欠を有していて、この係合切欠がねじ回しを受容するためのスリットであることによって、偏心体は高い費用をかけることなしに、回転させることができる。
【0010】
レリーズウォームは、相前後して配置された多数の作動カムを有していてよい。有利には、レリーズウォームの作動カムは360゜に亘って斜面状に上昇している。
【0011】
秒針がそのゼロ位置に移動することができるようにするために、この際に同時に分作動レバーの突起がレリーズウォームの最小曲率半径箇所上に下降するようにするために、レリーズウォームの回転軸にゼロ位置ハートが相対回動不能に配置されており、該ゼロ調節ハートが手動で操作可能なハートレバーによって負荷可能である。
【0012】
この場合有利には秒針が、クロノグラフのクロノ中央針である。
【0013】
分作動つめは、簡単な形式で、ラチェットレバーの自由端部に配置されており、該自由端部は、分計車の回転軸に対して平行な旋回軸を中心にして旋回可能に分作動レバーに枢着されている。
【0014】
分作動つめが常に確実に分計車に当接するようにするために、分作動つめはばね弾性的に分計車に対して負荷されている。
【0015】
ラチェットレバーは有利には2腕状のレバーであって、該レバーの第1のレバーアームに分作動つめが配置されていて、第2のレバーアームがばねによって負荷されている。
【0016】
この場合、ばねが、一端部が分作動レバーに固定された板ばねであって、該板ばねの自由端部が、ラチェットレバーの第2のレバーアームにプレロード下で当接していれば、簡単でしかも小さい構造スペースで、必要な構成が得られる。
【0017】
分計車がのこ歯プロフィールを有する歯車であって、のこ歯が分計車の回転方向とは逆方向に向けられていて、分作動つめがそれぞれのこ歯プロフィールの歯溝内に係止可能であることによって、分計車は簡単かつ確実に前進切換えせしめられる。
【0018】
2つの前進切換過程の間で、分計車の位置が変わるのを避けるために、分計車は、のこ歯プロフィールの歯溝内にばね弾性的に係合する係止ばねによってそのそれぞれの非作業位置で固定可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面を用いて詳しく説明する。
【0020】
図示のクロノグラフの分計は、図示していない時計機構によって回転駆動せしめられる回転軸1を有しており、この回転軸1上に相対回動不能に(つまり一緒に回転するように)、クロノ中央針2と、レリーズウォーム3と、ゼロ位置ハート4とが配置されている。
【0021】
クロノ中央針2の指針先端は、図示していない秒目盛りに沿って移動する。
【0022】
レリーズウォームはその半径方向で環状に延びる外周面で、360゜に亙って傾斜面状に上昇する作動カム5を有しており、この作動カム5はその最大曲率半径箇所6から半径方向内側に引っ込んでいて、曲率半径カム7を介して、作動カム5の最小曲率半径箇所8に移行している。
【0023】
作動カム5には、突起9の先端がばね付勢されて当接しており、この突起9は、レリーズウォーム3の回転時に作動カム5に沿って滑動し、レリーズウォーム5の1回転後に(これは60秒の滑動経路に相当する)、最大曲率半径箇所6を乗り越えて最小曲率半径箇所8上に下降する。この際に、突起9は突起レバー10を介して、分作動レバー11の旋回軸12に対して間隔を保って分作動レバー11に配置されているので、分作動レバー11は旋回する。
【0024】
旋回軸12から離れた方の、分作動レバー11の端部には、旋回軸12に対して平行な旋回軸13を中心にして旋回可能なラチェットレバー15が枢着されている。このラチェットレバー15は、その自由端部で分作動つめ17ののこ歯プロフィール16に当接する。こののこ歯プロフィール16は、回転軸1に対して平行な回転軸18を中心にして回転方向20で回転可能である。のこ歯プロフィール16はのこ歯19を30個有していて、これらののこ歯19は回転方向20とは逆方向に向けられており、この場合、分作動つめ14はのこ歯プロフィール16の歯溝に係止するようになっている。
【0025】
分作動つめ14が常にのこ歯プロフィール16と当接するようにするために、ラチェットレバー15は2腕状のレバーを有しており、この2腕状のレバーの一方のレバーアームには分作動つめ14が配置されていて、他方のレバーアーム22は、板ばね23の自由端部によってプレロード(予荷重)下で負荷(付勢)されている。板ばね23の他方の端部は、旋回軸12の近くに、ねじ24によって堅固に分作動レバー11に配置されている。
【0026】
突起9を有する突起レバー10は、分作動レバー11と一体的に構成されていて、弾性的に撓み可能な、旋回軸を形成する接続領域25を介して分作動レバー11に結合されている。また突起9は接続領域25に対して間隔を保って配置されている。
【0027】
突起レバー10は、接続領域25から突起9の領域を越えてさらに、分作動レバー11に対してほぼ平行に延びていて、プレロードを受けてその自由端部が支持面26を介して、偏心体27の半径方向に環状に延びる外周面に当接しており、この場合、偏心体27は、レリーズウォーム3の回転軸1に対して平行な軸28を中心にして回転可能で調節可能に分作動レバー11に配置されている。この場合、偏心体27はスペーサホルダを形成しており、このスペーサホルダによって、突起レバー10の旋回位置が分作動レバー11に対して相対的に調節可能であって、また突起9の位置が作動カム5の周方向で調節可能である。偏心体27を回転させるために、偏心体27はスリット29を有しており、このスリット29はねじ回しを受容するために用いられる。
【0028】
クロノ中央針2及びレリーズウォーム3の他に、回転軸3はゼロ位置ハート4も有している。半径方向の環状に延びるゼロ位置ハート4のハートカム31は、手動でハートカム31に向かって移動可能であるハートレバー32によって負荷可能である。このような第1図に示した負荷によって、回転軸1と、この回転軸1によってクロノ中央針2と、レリーズウォーム3とが、そのゼロ位置に移動せしめられる。このゼロ位置で、分調節レバー11の突起9は作動カム5における最大曲率半径箇所6から下降する。これが行われないと、偏心体27がねじ回しによって回転させられることによって、突起レバー10は接続領域25を中心にして旋回し、それによって偏心体27の回転方向に応じて突起9は、レリーズウォーム3の回転方向で又はそれとは逆方向で調節されて、クロノ中央針2のゼロ位置通過と、作動カム5の最大曲率半径箇所6からの突起9の下降とが、同時に行われるようになる。これによってまた同時に、分作動レバー11の旋回が行われる。この分作動レバー11は、この場合、その分作動つめ14を介して分計車17を歯1つ分だけさらに移動させる。
【0029】
分作動つめ14による駆動以外に分計車17が回転することは次のようになっていることによって避けられる。つまり、係止ばね33がのこ歯プロフィール16の歯溝21内に係合して、分計車17がその非作業位置で固定されていることによって避けられる。分計車17を分作動つめ14によって回転させるために、係止ばね33のばね弾性的な係止力が克服される。
【0030】
分計車17を分作動つめ14によって前進切換えした後で、分作動レバー11の***段階が、作動カム5に沿って滑動する突起9を介して行われる。この際に、分作動つめ14は、この分作動つめ14がのこ歯19の先端を越えて、次に位置する歯溝21内に係止するまで、のこ歯19の傾斜した側面に沿って滑動する。これによって分作動つめ14は再び、突起9が作動カム5に沿って下降する際に、歯1つ分だけさらに移動する。
【図面の簡単な説明】
【図1】クロノ中央針がゼロ位置を通過する瞬間における分計の平面図である。
【図2】クロノ中央針がゼロ位置を通過した後の、図1による分計の平面図である。
【図3】図1に示した分計のA−A線に沿った断面図である。
【図4】第1図に示した分計のB−B線に沿った断面図である。
【符号の説明】
1 回転軸、 2 クロノ中央針、 3 レリーズウォーム、 4 ゼロ位置ハート、 5 作動カム、 6 最大曲率半径箇所、 7 曲率半径カム、 8最小曲率半径箇所、 9 突起、 10 突起レバー、 11 分作動レバー、 12,13 旋回軸、 14 分作動つめ、 15 ラチェットレバー、 16 のこ歯プロフィール、 17 分計車、 18 回転軸、 19 のこ歯、 20 回転方向、 21 歯溝、 22 レバーアーム、 23 板ばね、25 接続領域、 26 支持面、 27 偏心体、 28 軸、 31 ハートカム、 32 ハートレバー、 33 係止ばね
Claims (13)
- 時計特にクロノグラフの分計であって、レリーズウォームが設けられていて、該レリーズウォームが回転軸を中心にして回転可能に駆動されるようになっており、前記回転軸が秒針を備えていて、この秒針の先端が、秒目盛りに沿って移動するようになっており、レリーズウォームの、半径方向に環状に延びる、斜面状に上昇する作動カムが設けられていて、該作動カムに沿って、旋回軸を中心にして旋回可能な分作動レバーの突起が、レリーズウォームの回転運動中にばね弾性的なプレロードを受けて滑動して、60秒に相当する滑動経路後に、最大曲率半径箇所を克服して、最小曲率半径箇所上に落下するようになっており、前記旋回軸から遠い方の、分作動レバーの領域に配置された分作動つめが設けられており、該分作動つめによって、回転可能に支承された分計車が、分作動レバーの突起が作動カムの最小曲率半径箇所上に落下する際に1分ステップだけ前進切換えられるようになっている形式のものにおいて、
分作動レバー(11)の突起(9)の位置が作動カム(5)の周方向で変えられるようになっており、前記突起(9)は、突起レバー(10)に、レリーズウォーム(3)の回転軸(1)に対して平行な旋回軸に対して間隔を保って配置されており、該突起レバー(10)は、一方の端部がレリーズウォーム(3)の回転軸(1)に対して平行な旋回軸を中心にして旋回可能に分作動レバー(11)に枢着されており、前記突起レバー(10)が、分作動レバー(11)との接続領域に対して間隔を保った領域内で、半径方向に調節可能なスペーサホルダを介して分作動レバー(11)に支えられるようになっており、突起レバー又は分作動レバー(11)における半径方向に調節可能なスペーサホルダが、レリーズウォーム(3)の回転軸(1)に対して平行な軸(28)を中心にして回転して調節可能な偏心体(27)であることを特徴とする、時計の分計。 - 時計特にクロノグラフの分計であって、レリーズウォームが設けられていて、該レリーズウォームが回転軸を中心にして回転可能に駆動されるようになっており、前記回転軸が秒針を備えていて、この秒針の先端が、秒目盛りに沿って移動するようになっており、レリーズウォームの、半径方向に環状に延びる、斜面状に上昇する作動カムが設けられていて、該作動カムに沿って、旋回軸を中心にして旋回可能な分作動レバーの突起が、レリーズウォームの回転運動中にばね弾性的なプレロードを受けて滑動して、60秒に相当する滑動経路後に、最大曲率半径箇所を克服して、最小曲率半径箇所上に落下するようになっており、前記旋回軸から遠い方の、分作動レバーの領域に配置された分作動つめが設けられており、該分作動つめによって、回転可能に支承された分計車が、分作動レバーの突起が作動カムの最小曲率半径箇所上に落下する際に1分ステップだけ前進切換えられるようになっている形式のものにおいて、
分作動レバー(11)の突起(9)の位置が作動カム(5)の周方向で変えられるようになっており、前記突起は、分作動レバーに一端部が配置されている突起レバーに、分作動レバーと突起レバーとの接続領域に対して間隔を保って配置されており、前記突起レバーが、レリーズウォームの回転軸に対して直交する方向にばね弾性的に撓み可能であって、前記突起レバー(10)が、分作動レバー(11)との接続領域に対して間隔を保った領域内で、半径方向に調節可能なスペーサホルダを介して分作動レバー(11)に支えられるようになっており、突起レバー又は分作動レバー(11)における半径方向に調節可能なスペーサホルダが、レリーズウォーム(3)の回転軸(1)に対して平行な軸(28)を中心にして回転して調節可能な偏心体(27)であることを特徴とする、時計の分計。 - 偏心体(27)が、前記軸(28)に対して同方向に向けられた、調節工具を形状結合式に受容するための係合切欠を有している、請求項1又は2記載の分計。
- 前記係合切欠が、ねじ回しを受容するためのスリット(29)である、請求項3記載の分計。
- レリーズウォーム(3)の作動カム(5)が360゜に亘って斜面状に上昇している、請求項1から4までのいずれか1項記載の分計。
- レリーズウォーム(3)の回転軸(1)にゼロ調節ハート(4)が相対回動不能に配置されており、該ゼロ位置ハート(4)が手動で操作可能なハートレバー(32)によって負荷可能である、請求項1から5までのいずれか1項記載の分計。
- 秒針が、クロノグラフのクロノ中央針(2)である、請求項1から6までのいずれか1項記載の分計。
- 分作動つめ(14)が、ラチェットレバー(15)の自由端部に配置されており、該自由端部は、分計車(17)の回転軸(18)に対して平行な旋回軸(13)を中心にして旋回可能に分作動レバー(11)に枢着されている、請求項1から7までのいずれか1項記載の分計。
- 分作動つめ(14)がばね弾性的に分計車(17)に対して負荷されている、請求項8記載の分計。
- ラチェットレバー(15)が2腕状のレバーであって、該レバーの第1のレバーアームに分作動つめ(14)が配置されていて、第2のレバーアーム(22)がばねによって負荷されている、請求項9記載の分計。
- ばねが、一端部が分作動レバー(11)に固定された板ばね(23)であって、該板ばね(23)の自由端部が、ラチェットレバー(15)の第2のレバーアーム(22)にプレロード下で当接している、請求項10記載の分計。
- 分計車(17)がのこ歯プロフィール(16)を有する歯車であって、のこ歯(19)が分計車(17)の回転方向とは逆方向に向けられていて、分作動つめ(14)がそれぞれのこ歯プロフィール(16)の歯溝(21)内に係止可能である、請求項1から11までのいずれか1項記載の分計。
- 分計車(17)が、のこ歯プロフィール(16)の歯溝(21)内にばね弾性的に係合する係止ばね(33)によってそのそれぞれの非作業位置で固定可能である、請求項12記載の分計。
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