JP3921156B2 - Latch device for vehicle - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ストライカと係脱可能なラッチと、ラッチを所定の方向へ回動させる駆動レバーと、ラッチの回動位置を検出するロータリスイッチとを備えた車両用ラッチ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の車両用ラッチ装置においては、モータにより回動させられる駆動レバーにより、ラッチをストライカと辛うじて係合するハーフラッチ位置からストライカと完全に係合するフルラッチ位置に回動させ、ラッチの回動位置をリミットスイッチにより検出することにより、モータの回転を制御するようにしている（例えば、特許文献１参照。）。
【０００３】
また、ハウジング（ボディ）にロータリスイッチを配置して、ロータリスイッチのスイッチアーム（レバー）とラッチとを互いに同期回動し得るように連結することにより、ラッチの回動に伴うスイッチアームの回動に応じて、ラッチの回動位置を検出するようにしたものもある（例えば、特許文献２参照。）
【０００４】
【特許文献１】
特開２００１−１８２４０５号公報
【特許文献２】
特開平９−１２５７７４号公報
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献１によると、リミットスイッチが、ラッチと一体的に回動するカムレバーの周囲に配置されるため、特に、ラッチの複数の回動位置を検出する必要がある場合には、ラッチの検出位置に相当する数だけのリミットスイッチを、カムレバーの周囲に並設しなければならないことから、広いスペースを必要として、ラッチ装置の大型化を招くおそれがある。
【０００６】
また、特許文献２に記載されているようなロータリスイッチを、特許文献１に記載されたラッチ装置に採用することにより、複数のリミットスイッチを配置するためのスペース不足を解消することはできるものの、その反面、駆動レバーの回動時に、駆動レバーのアーム部がロータリスイッチのスイッチケーシングと干渉しないように、駆動レバーの取り付け位置を、必要以上にロータリスイッチの上方に設定しなければならず、ラッチ装置の大型化を招くおそれがある。
【０００７】
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、ロータリスイッチの取り付けを工夫することによって、装置全体の小型化を可能にした車両用ラッチ装置を提供することを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
（１）ハウジングに枢着され、かつストライカと係脱可能なラッチと、前記ハウジングに枢着され、かつ任意の駆動手段により回動させられることにより、前記ラッチを前記ストライカと辛うじて係合するハーフラッチ位置から前記ストライカと完全に係合するフルラッチ位置へ回動させうる駆動レバーと、スイッチケーシングに枢着されたスイッチアームを、前記ラッチと同期回動し得るように前記ラッチに連結し、前記ラッチの回動に伴う前記スイッチアームの回動に応じて、前記ラッチの回動位置を検出し得るロータリスイッチとを備えた車両用ラッチ装置において、前記スイッチケーシング及び前記スイッチアームを、前記駆動レバーに設けたアーム部の移動軌跡外に位置し、かつ前記スイッチアームの回転中心と、前記ラッチの枢軸とが同一軸心となるように、前記スイッチケーシングを前記ハウジングに固定するとともに、前記スイッチアームと、前記スイッチアームと対向する前記ラッチとの間に、前記駆動レバーの前記アーム部が移動可能な空隙を形成し、前記アーム部が前記空隙を移動して前記ラッチと一体的に移動可能な連結部に当接することにより、前記ラッチを前記ハーフラッチ位置から前記フルラッチ位置へ回動させるようにする。
【００１０】
（２）上記( １ ) 項において、前記連結部を、前記ラッチの前記枢軸と同一方向を向くものとし、前記ラッチと前記スイッチアームとを、前記連結部により連結する。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における一実施形態を、図面に基づいて説明する。図１〜図３は、本発明の一実施形態を適用したラッチ装置の正面図、図４は、図１におけるIＶ−IＶ線に沿う縦断面図、図５は、図１におけるＶ−Ｖ線に沿う矢視図、図６は、図５におけるＶI−ＶI線に沿う横断面図である。
なお、以下の説明では、図１〜図３における紙面手前を車両の「前方」、紙面奥を「後方」とする。
【００１２】
ラッチ装置(１)は、車両の車体後部に設けられた図示略の開口に、上端が左右方向を向く図示略のヒンジ軸をもって枢着された図示略の開閉体（リヤゲート）の下端部に取り付けられ、車体側に固着されるストライカ(２)と係合することにより、リヤゲートを閉止状態に拘束する噛合機構(３)と、噛合機構(３)を後述するハーフラッチ状態からフルラッチ状態へ作動させるクローズ作動、及び噛合機構(３)とストライカ(２)との係合を解除させるオープン作動させる操作機構(４)とから形成されている。
【００１３】
噛合機構(３)は、ハウジング(５)における下方へ凹んだ箱状の収容部(5b)内に収容された後述のラッチ(７)とラチェット(９)とから形成されている。ハウジング(５)は、収容部(5b)の左右両側に設けられた取付片(5a)(5a)を、リヤゲートの取付面に図示略のボルトにより締結することにより、リヤゲートに固定される。
【００１４】
ハウジング(５)の両取付片(5a)の上面に固着された側面視ほぼＬ字状のベースプレート(10)は、ハウジング(５)の収容部(5b)を上方から閉塞するほぼ水平方向の閉塞部(10a)と、後述のレバー、スイッチ等の各種部品が配設されるほぼ垂直方向の部品取付部(10b)とから形成されている。なお、ベースプレート(10)を、ハウジング(５)と一体的に形成しても良い。
【００１５】
ラッチ(７)は、図６〜図８に示すように、収容部(5b)内に上下方向を向く枢軸(６)により枢着されるとともに、ばね(35)により、オープン方向（図７及び図８において反時計方向）へ付勢され、リヤゲートが開いたときに、ストライカ(２)から離脱する図７に想像線で示すオープン位置と、リヤゲートが半ドアになったときに、ストライカ(２)と辛うじて係合する図７に実線で示すハーフラッチ位置と、リヤゲートが完全に閉じたときに、ストライカ(２)と完全に係合する図８に示すフルラッチ位置とに回動可能となっている。
【００１６】
ラチェット(９)は、収容部(5b)内に上下方向を向く枢軸(８)により枢着されるとともに、ばね(36)によりラッチ(７)の爪部(7a)(7b)に係合する係合方向（図７及び図８において時計方向）へ付勢され、ラッチ(７)がオープン位置にあるとき両爪部(7a)(7b)から離脱し、ラッチ(７)がハーフラッチ位置にあるとき爪部(7b)に係合し、またラッチ(７)がフルラッチ位置にあるとき爪部(7a)に係合して、ラッチ(７)のオープン方向（図７及び図８において反時計方向）への回動を阻止するようになっている。
【００１７】
枢軸(６)におけるベースプレート(10)の閉塞部(10a)から外部上方へ突出する上端部には、ラッチ(７)と一体的に回動可能なラッチレバー(11)が固着されている。ラッチレバー(11)は、ベースプレート(10)の閉塞部(10a)の上面に沿って回動可能であり、その回動端部には、上方を向くピン状の連結部(12)の下端部が固着されている。
【００１８】
ベースプレート(10)の閉塞部(10a)の上面には、ラッチ(７)のオープン位置、ハーフラッチ位置、及びフルラッチ位置を検出可能な第１ロータリスイッチ（ロータリスイッチ）(13)が、本発明の特徴部分をなす構成により取り付けられている。
【００１９】
第１ロータリスイッチ(13)は、主に図４〜図６に示すように、ベースプレート(10)の閉塞部(10a)の上面に固定される合成樹脂製のスイッチケーシング(14)と、スイッチケーシング(14)に回動可能に嵌合されるスイッチアーム(15)とから形成されている。
【００２０】
スイッチケーシング(14)は、上下方向を向く脚部(14b)と、脚部(14b)の上部に連設され、かつスイッチアーム(15)が回動可能に嵌合される円筒部(14a)とを有し、脚部(14b)の下端部を、ベースプレート(10)の閉塞部(10a)の上面に２本のボルト(34)により締結することにより、閉塞部(10a)の上面、すなわちベースプレート(10)に固定される。
【００２１】
第１ロータリスイッチ(13)における脚部(14b)は、後述の駆動レバー(22)におけるクローズアーム部（アーム部）(22c)の移動軌跡外の側方に位置し、また円筒部(14a)は、スイッチアーム(15)とともにクローズアーム部(22c)の移動軌跡外の上方に位置するようにして配置される。
【００２２】
これにより、駆動レバー(22)が後述のクローズ方向へ移動するとき、クローズアーム部(22c)は、スイッチケーシング(14)の円筒部(14a)及び脚部(14b)と干渉することなく、上下方向に対向するラッチレバー(11)とスイッチアーム(15)との間に形成される空隙(Ａ)を横切るようにして移動することができる。
【００２３】
第１ロータリスイッチ(13)におけるスイッチアーム(15)は、ラッチレバー(11)の上方で、かつその回転軸(15a)がラッチ(７)の枢軸(６)と同一軸心となるように配置されるとともに、ラッチレバー(11)の回動端部に固着され、かつラッチ(７)の枢軸(６)と同一方向を向く軸状の連結部(12)の上端部に係合される。これにより、ラッチ(７)とラッチレバー(11)とスイッチアーム(15)とは一体的に回動して、スイッチアーム(15)の回動に応じて、ラッチ(７)のオープン位置、ハーフラッチ位置、及びフルラッチ位置を検出することができる。
【００２４】
なお、第１ロータリスイッチ(13)の内部構造は、公知の構成であって、円筒部(14a)内とスイッチアーム(15)との対向面に、図示略の複数の導電性接点板が貼着され、スイッチアーム(15)の回動によって所定の導電性接点板同士が通電状態となることにより、スイッチアーム(15)の回動位置を検出するようになっている。
【００２５】
ハウジング(５)の収容部(5b)内には、ラチェット(９)の係合位置（図７及び図８に示すように、ラッチ(７)の爪部(7a)または(7b)に係合した位置）に移動したことを検出するリミットスイッチ(16)が配置されている。
【００２６】
リミットスイッチ(16)は、主に図５及び図11に示すように、導電性接点板等を収容したスイッチケーシング(16a)の上下両面に設けた上下方向へ突出する軸部(16b)(16b)を、閉塞部(10a)に設けた軸孔(10c)、及びハウジング(５)の収容部(5b)内に設けた樹脂体(5c)の孔(5d)に回動可能に嵌合し、ハウジング(５)の収容部(5b)内に、ラチェット(９)の枢軸(８)と同一方向を向く軸部(16b)を回動中心にする方向（図12に示す矢示方向）に位置調整可能に支持されている。
【００２７】
リミットスイッチ(16)におけるスイッチケーシング(16a)の下面側には、正面視ほぼＬ字状のレバー(17)が、上下方向を向くボルト(18)により締結されている。
【００２８】
レバー(17)は、ハウジング(５)の収容部(5b)内においてリミットスイッチ(16)のケーシング(16a)に連結されるとともに、閉塞部(10a)とほぼ平行な挾み込み部(17b)と、挾み込み部(17b)の端部に挾み込み部(17b)に対してほぼ直角に連設されて、閉塞部(10a)に設けた前後方向の長孔(10d)を貫通して、ハウジング(５)内から外側に突出する操作部(17a)とを有している。
【００２９】
ボルト(18)は、閉塞部(10a)に設けた軸孔(10c)を中心とする円弧孔(10e)、及びスイッチケーシング(16a)を貫通してレバー(17)の狭み込み部(17b)に螺合し、ボルト(18)を締め付けることによって、閉塞部(10a)の下面側と狭み込み部(17b)との間にケーシング(16a)を挟み込んで、リミットスイッチ(16)を調整位置に確実に固定することができるようになっている。
【００３０】
上述のように、ハウジング(５)の収容部(5b)内に固定されたリミットスイッチ(16)は、ラチェット(９)が係合位置にあるとき、主に図12に示すように、ラチェット(９)の回動端部に設けられた上方へ延出する係合部(9a)の側面が、リミットスイッチ(16)のスイッチアーム(16c)から離れることによって、ラチェット(９)の係合位置を検出し、また、ラチェット(９)が解除位置にあるとき、係合部(9a)の側面がスイッチアーム(16c)に当接することにより、ラチェット(９)の係合位置を検出するようになっている。
【００３１】
リミットスイッチ(16)の固定位置を調整するには、ボルト(18)を緩めた状態で、Ｌ字状のレバー(17)の操作部(17a)を摘みながら、リミットスイッチ(16)を、軸部(16b)を中心とする任意の方向に回動させた後、ボルト(18)を締結して、スイッチケーシング(16a)を閉塞部(10a)に固定する。
【００３２】
上述により、ハウジング(５)の収容部(5b)をベースプレート(10)の閉塞部(10a)により閉塞した後、すなわちラッチ(７)、ラチェット(９)、リミットスイッチ(16)等の各種部品をハウジング(５)内に組み付けた後であっても、レバー(17)の操作部(17a)が収容部(5b)から外側に突出しているため、リミットスイッチ(16)の位置を簡単に外側から調整することができる。また、リミットスイッチ(16)を回動させるだけの簡単な調整作業で、リミットスイッチ(16)の取り付け位置を確実に調整することができる。
【００３３】
操作機構(４)は、ベースプレート(10)の部品取付部(10b)の上部に取り付けられる正逆転可能な駆動手段をなすモータ(19)と、部品取付部(10b)の前面に前後方向を向く枢軸(20)により枢着されるセクタギヤ(21)と、同じくセクタギヤ(21)と同軸上に枢着される駆動レバー(22)と、部品取付部(10b)の前面に前後方向を向く枢軸(24)により枢着されるキャンセルレバー(25)と、部品取付部(10b)の後面に前後方向を向く枢軸(26)により枢着されるオープンレバー(27)と、セクタギヤ(21)の回動位置を検出する第２ロータリスイッチ(28)とを有している。
【００３４】
駆動手段をなすモータ(19)は、リヤゲートの外側面に設けられた図示略のハンドルスイッチの操作により、図示略の制御装置により正転制御され、またラッチ(７)のハーフラッチ位置を第１ロータリスイッチ(13)が検出することにより、制御装置により逆転制御される。
【００３５】
セクタギヤ(21)は、その外周縁に設けられた歯部(21a)が、モータ(19)の回転を減速して出力する減速機構の出力ピニオン(19a)に噛合し、図１に示す中立位置と、中立位置から時計方向へ回動した図２に示すオープン位置と、中立位置から反時計方向に回動した図３に示すクローズ位置とに回動可能である。
【００３６】
駆動レバー(22)は、上方へ延出する接続アーム部(22a)と、左方へ延出するオープンアーム部(22b)と、斜め左下方へ延出するクローズアーム部(22c)とを有しており、セクタギヤ(21)の上部に穿設された倒立Ｔ字状の係脱孔(21d)と、接続アーム部(22a)に穿設された半径方向の長孔(22d)に摺動可能に嵌合された係脱ピン(23)により、セクタギヤ(21)と一体的に回動し得るように接続されている。
【００３７】
係脱ピン(23)は、図１〜図３に示すように、係脱孔(21d)及び長孔(22d)の上部に係合しているとき、セクタギヤ(21)と駆動レバー(22)とが一体的に回動し得るように両者を接続し、また駆動レバー(22)に支持されたばね(30)の付勢力に抗して、係脱孔(21d)及び長孔(22d)の下部に移動させられることにより、セクタギヤ(21)と駆動レバー(22)との接続を切断するようになっている。
【００３８】
駆動レバー(22)は、セクタギヤ(21)とともに、図１に示す中立位置と、中立位置から時計方向へ回動して、後述のようにラチェット(９)を解除位置に移動させる図２に示すオープン位置と、中立位置から反時計方向に回動して、ラッチ(７)をハーフラッチ位置からフルラッチ位置に移動させる図３に示すクローズ位置とに回動可能となっている。
【００３９】
駆動レバー(22)が中立位置からオープン位置に回動すると、オープンアーム部(22b)がオープンレバー(27)に当接して、オープンレバー(27)を、図１に示す待機位置からオープン方向（図１において時計方向）へ回動させる。オープンレバー(27)がオープン方向へ回動すると、オープンレバー(27)の下端部がラチェット(９)の係合部(9a)に当接して、ラチェット(９)をオープン方向へ回動させる。
【００４０】
ラッチ(７)がハーフラッチ位置にあるとき、駆動レバー(22)が中立位置からクローズ位置に回動すると、クローズアーム部(22c)が第１ロータリスイッチ(13)におけるスイッチアーム(15)とラッチレバー(11)との間の空隙(Ａ)に入り込むようにして右方へ移動して、連結部(12)に当接する。これにより、ラッチ(７)は、ラッチレバー(11)を介して、ハーフラッチ位置からフルラッチ位置に回動させられる。
【００４１】
上述のように、駆動レバー(22)の回動に伴って、クローズアーム部(22c)がスイッチアーム(15)とラッチレバー(11)との間の空隙(Ａ)に入り込んで連結部(12)と当接することにより、駆動レバー(22)を、ラッチレバー(11)及びラッチ(７)から必要以上に離れた位置に配置する必要がなくなり、ラッチ装置(１)の小型化、特にベースプレート(10)における部品取付部(10b)の上下方向の寸法を小さくすることが可能となる。
【００４２】
また、第１ロータリスイッチ(13)におけるスイッチアーム(15)の回転中心と、ラッチ(７)の枢軸(６)とが同一軸心となるようにして、スイッチケーシング(14)をベースプレート(10)に固定したため、スイッチアーム(15)とラッチ(７)とが確実に同期回動することができ、ラッチ(７)の回動位置を正確に検出することができる。
【００４３】
さらには、駆動レバー(22)のクローズアーム部(22c)が、ラッチレバー(11)とスイッチアーム(15)とを連結する連結部(12)と当接することにより、ラッチ(７)をハーフラッチ位置からフルラッチ位置に回動させるようにしたので、ラッチレバー(11)とスイッチアーム(15)とを連結する部分と、駆動レバー(22)のクローズアーム部(22c)が当接する部分とを共用することができ、構成の簡素化を図ることができる。
【００４４】
なお、本実施形態においては、ラッチ(７)を、ラッチレバー(11)を介して、第１ロータリスイッチ(13)のスイッチアーム(15)と連結するとともに、ハーフラッチ位置からフルラッチ位置に回動させるようにしているが、これに代えて、ラッチ(７)とスイッチアーム(15)とを連結部(12)により直接連結するとともに、駆動レバー(22)のクローズアーム部(22c)を、ラッチ(７)とスイッチアーム(15)とを連結する連結部(12)に当接させて、ラッチ(７)をハーフラッチ位置からフルラッチ位置に回動させるようにしても良い。この場合には、ラッチレバー(11)を必要としない。また、駆動レバー(22)を回動させる駆動手段を、モータ(19)としているが、モータ(19)に代えて、駆動手段を、油圧式のアクチュエータ、またはソレノイド等としてもよい。
【００４５】
第２ロータリスイッチ(28)は、ベースプレート(10)の部品取付部(10b)の前面に固定される合成樹脂製のスイッチケーシング(32)と、スイッチケーシング(32)の円筒部(32c)の後面側、すなわち部品取付部(10b)に対向する側に回動可能に嵌合されるとともに、セクタギヤ(21)に連結されるスイッチアーム(33)とを有しており、スイッチアーム(33)がセクタギヤ(21)と一体的に回動することにより、セクタギヤ(21)の中立位置とオープン位置とクローズ位置との３位置を検出可能となっている。なお、第２ロータリスイッチ(28)の内部構造は、前述の第１ロータリスイッチ(13)と同一構造であるので、詳細な説明は省略する。
【００４６】
第２ロータリスイッチ(28)のスイッチケーシング(32)は、主に図９に示すように、円筒部(32c)から遠心方向へ延出し、かつ円周方向へ互いに所定量離間する２本の脚部(32a)を、ボルト(31)により、ベースプレート(10)の部品取付部(10b)に締結することにより、ベースプレート(10)に固定される。スイッチケーシング(32)における２本の脚部(32a)(32a)の間には、主に図９及び図１０に示すように、部品取付部(10b)に設けられた位置決め孔(10f)に係合可能な位置決め突起(32b)が設けられている。
【００４７】
スイッチアーム(33)は、図４及び図１０に示すように、スイッチケーシング(32)と枢軸(20)の端部との間に挟み込まれるように、回転中心部に凹設された軸受孔(33a)を枢軸(20)の端部に設けられた縮径部(20a)に回動可能に嵌合し、かつ回動端部に突設された連結部(33b)を、セクタギヤ(21)に設けられた連結孔(21c)に係合することにより、セクタギヤ(21)と一体的に、枢軸(20)と同一軸心で回動することができるようになっている。
【００４８】
上述のように、スイッチアーム(33)の軸受孔(33a)を、セクタギヤ(21)の枢軸(20)の縮径部(20a)に回動可能に嵌合させることにより、スイッチアーム(33)を枢軸(20)と同一軸心で確実に回動させることができるとともに、スイッチアーム(33)の支持強度を高めることができ、セクタギヤ(21)の回動位置を正確に検出することが可能となっている。
【００４９】
位置決め突起(32b)は、スイッチアーム(33)における連結部(33b)の外側の位置、すなわち連結部(33b)よりもスイッチアーム(33)の回転中心から遠い位置に設けられている。これにより、仮に、位置決め突起(32b)または位置決め孔(10f)の成型時の寸法誤差等の影響により、スイッチケーシング(32)のベースプレート(10)に対する固定位置が、枢軸(20)を中心とする円周方向へずれたとしても、位置決め突起(32b)よりも枢軸(20)に近い位置にあるスイッチアーム(33)の連結部(33b)においては、円周方向へのずれが縮小されるため、スイッチケーシング(32)とスイッチアーム(33)との相互の位置関係のずれを最小限に止めることができ、セクタギヤ(21)の各位置を精度良く検出することができる。
【００５０】
また、位置決め突起(32b)の両側に脚部(32a)を設けたことにより、スイッチケーシング(32)をベースプレート(10)に安定した状態で固定することができ、セクタギヤ(21)の回動位置を、より正確に検出することができる。
【００５１】
キャンセルレバー(25)は、電気的な故障等によりモータ(19)の作動が不能になった場合に、図１〜図３において、手動で時計方向へ回動させることにより、係脱ピン(23)をセクタギヤ(21)と駆動レバー(22)との接続を切断する位置に移動させて、手動によりリヤゲートを開けることができるようにするものである。なお、キャンセルレバー(25)に関連する事柄は、本発明と直接関係しないので、詳細な説明は省略する。
【００５２】
次に、本発明における一実施形態の作用について説明する。
リヤゲートが閉止状態にあるとき、噛合機構(３)は、図８に示すような状態にあり、ストライカ(２)とラッチ(７)とが係合し、ラチェット(９)がラッチ(７)の爪部(7a)に係合している。また、操作機構(４)は、図１に示すように、セクタギヤ(21)と駆動レバー(22)とが中立位置にある。
【００５３】
この状態において、リヤゲートのハンドルスイッチを操作すると、モータ(19)は正転制御されて、出力ピニオン(19a)が回転することにより、セクタギヤ(21)及び駆動レバー(22)は、図２に示すオープン位置に回動させられる。これにより、駆動レバー(22)のオープンアーム部(22b)は、オープンレバー(27)に当接して、オープンレバー(27)をオープン方向へ回動させ、ラチェット(９)を解除方向へ回動させる。ラチェット(９)が解除方向へ回動させられて、ラッチ(７)の爪部(7a)から離脱すると、ラッチ(７)のオープン方向への回動の拘束が解除され、リヤゲートが開く。
【００５４】
リヤゲートが開いた後、第１ロータリスイッチ(13)がラッチ(７)のハーフラッチ位置を検出し、また第２ロータリスイッチ(28)がセクタギヤ(21)のオープン位置を検出すると、モータ(19)は逆転制御され、セクタギヤ(21)及び駆動レバー(22)は、オープン位置から中立位置に復帰回動させられる。そして、第２ロータリスイッチ(28)がセクタギヤ(21)の中立位置を検出すると、モータ(19)は停止させられて、セクタギヤ(21)及び駆動レバー(22)は中立位置に停止する。
【００５５】
次に、リヤゲートを閉じた場合には、ラッチ(７)は、ストライカ(２)と係合するとともに、オープン位置からハーフラッチ位置に回動することにより、ラチェット(９)はラッチ(７)の爪部(7b)に係合する。
【００５６】
ラッチ(７)がハーフラッチ位置に回動すると、第１ロータリスイッチ(13)により、ラッチ(７)のハーフラッチ位置が検出されて、モータ(19)は逆転制御され、セクタギヤ(21)及び駆動レバー(22)は、図３に示すように、クローズ位置に回動させられる。
【００５７】
駆動レバー(22)の回動により、クローズアーム部(22c)が、ラッチレバー(11)と第１ロータリスイッチ(13)のスイッチアーム(15)との間の空隙(Ａ)に入り込むようにして右方に移動しつつ、ラッチレバー(11)に固着された連結部(12)に当接することにより、ラッチ(７)をハーフラッチ位置からフルラッチ位置に向けて回動させる。これにより、リヤゲートは半ドア状態から全閉位置に閉め込まれる。
【００５８】
ラッチ(７)がフルラッチ位置に回動させられて、ラチェット(９)がラッチ(７)の爪部(7a)に係合すると、第１ロータリスイッチ(13)によりラッチ(７)のフルラッチ位置が検出され、リミットスイッチ(16)によりラチェット(９)の係合位置が検出され、また第２ロータリスイッチ(28)によりセクタギヤ(21)のクローズ位置が検出されることにより、モータ(19)は正転制御され、セクタギヤ(21)及び駆動レバー(22)を中立位置に復帰回動させる。
【００５９】
セクタギヤ(21)が中立位置に復帰すると、第２ロータリスイッチ(28)によりセクタギヤ(21)の中立位置が検出されて、モータ(19)は停止させられ、セクタギヤ(21)及び駆動レバー(22)は中立位置に停止する。
【００６０】
【発明の効果】
本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
（ａ）請求項１記載の発明によると、駆動レバーを、ラッチから必要以上に離れた位置に配置する必要がなくなり、ラッチ装置の小型化を図ることができる。さらに、ロータリスイッチのスイッチアームとラッチとが確実に同期回動することができ、ラッチの回動位置を正確に検出することができる。
【００６２】
（ｂ）請求項２記載の発明によると、請求項１に係わる発明の効果に加えて、ロータリスイッチのスイッチアームとラッチとを連結する部分と、駆動レバーのアーム部が当接する部分とを共用することができ、構成の簡素化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態におけるラッチ装置の正面図である。
【図２】同じく、オープン作動した状態のラッチ装置の正面図である。
【図３】同じく、クローズ作動した状態のラッチ装置の正面図である。
【図４】図１におけるIＶ−IＶ線に沿う縦断面図である。
【図５】図１におけるＶ−Ｖ線に沿う矢視図である。
【図６】図５におけるＶI−ＶI線に沿う横断面図である。
【図７】噛合機構がハーフラッチ状態にあるときの、図１におけるＶII−ＶII線に沿う横断面図である。
【図８】噛合機構がフルラッチ状態にあるときの、図７と同様の横断面図である。
【図９】要部の拡大正面図である。
【図１０】図９におけるＸ−Ｘ線に沿う横断面図である。
【図１１】図５におけるＸI−ＸI線に沿う拡大横断面図である。
【図１２】他の要部の平面図である。
【符号の説明】
(１)ラッチ装置
(２)ストライカ
(３)噛合機構
(４)操作機構
(５)ハウジング
(5a)取付片
(5b)収容部
(5c)樹脂体
(5d)軸孔
(６)枢軸
(７)ラッチ
(7a)(7b)爪部
(８)枢軸
(９)ラチェット
(9a)係合部
(10)ベースプレート
(10a)閉塞部
(10b)部品取付部
(10c)軸孔
(10d)長孔
(10e)円弧孔
(10f)位置決め孔
(11)ラッチレバー
(12)連結部
(13)第１ロータリスイッチ（ロータリスイッチ）
(14)スイッチケーシング
(14a)円筒部
(14b)脚部
(15)スイッチアーム
(15a)回転軸
(16)リミットスイッチ
(16a)スイッチケーシング
(16b)軸部
(16c)スイッチアーム
(17)レバー
(17a)操作部
(17b)挾み込み部
(18)ボルト
(19)モータ（駆動手段）
(19a)出力ピニオン
(20)枢軸
(20a)縮径部
(21)セクタギヤ
(21a)歯部
(21c)連結孔
(21d)係脱孔
(22)駆動レバー
(22a)接続アーム部
(22b)オープンアーム部
(22c)クローズアーム部（アーム部）
(22d)長孔
(23)係脱ピン
(24)枢軸
(25)キャンセルレバー
(25a)キャンセルアーム部
(26)枢軸
(27)オープンレバー
(28)第２ロータリスイッチ
(29)係脱孔
(30)ばね
(31)ボルト
(32)スイッチケーシング
(32a)脚部
(32b)位置決め突起
(32c)円筒部
(33)スイッチアーム
(33a)軸受孔
(33b)連結部
(34)ボルト
(35)(36)ばね
(Ａ)空隙[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a vehicle latch device including a latch that can be engaged with and disengaged from a striker, a drive lever that rotates the latch in a predetermined direction, and a rotary switch that detects a rotation position of the latch.
[0002]
[Prior art]
In a conventional vehicle latch device, a drive lever that is rotated by a motor rotates the latch from a half latch position that is barely engaged with the striker to a full latch position that is fully engaged with the striker, and the rotation position of the latch. Is detected by a limit switch to control the rotation of the motor (for example, see Patent Document 1).
[0003]
In addition, a rotary switch is arranged in the housing (body), and the switch arm (lever) of the rotary switch and the latch are connected so as to be able to rotate synchronously with each other, so that the switch arm rotates as the latch rotates. In some cases, the rotation position of the latch is detected in accordance with (see, for example, Patent Document 2).
[0004]
[Patent Document 1]
JP 2001-182405 A
[Patent Document 2]
JP-A-9-125774
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, according to Patent Document 1, since the limit switch is arranged around the cam lever that rotates integrally with the latch, particularly when it is necessary to detect a plurality of rotation positions of the latch, Since limit switches corresponding to the number of detection positions must be arranged around the cam lever, a large space is required, which may increase the size of the latch device.
[0006]
In addition, by adopting the rotary switch described in Patent Document 2 in the latch device described in Patent Document 1, it is possible to eliminate the shortage of space for arranging a plurality of limit switches. On the other hand, when turning the drive lever, the drive lever mounting position must be set above the rotary switch so that the arm of the drive lever does not interfere with the switch casing of the rotary switch. There is a risk of increasing the size of the apparatus.
[0007]
An object of the present invention is to provide a vehicular latch device that can reduce the size of the entire device by devising the mounting of a rotary switch in view of the above-described problems of the conventional technology.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
  According to the present invention, the above problem is solved as follows.
(1) A latch pivotally attached to the housing and detachable from the striker, and a latch pivotally attached to the housing and rotated by an arbitrary driving means.TheThe latchSaidFrom the half-latch position that barely engages the strikerSaidA drive lever that can be rotated to a fully latched position fully engaged with the striker and a switch arm pivotally attached to the switch casing are connected to the latch so as to be able to rotate synchronously with the latch, and the rotation of the latch And a rotary switch capable of detecting a rotation position of the latch according to the rotation of the switch arm.SaidSwitch arm to the drive leverProvidedPositioned outside the arm movement pathAnd the rotation center of the switch arm and the pivot axis of the latch are in the same axis.The switch casing is fixed to the housing, and the drive lever is disposed between the switch arm and the latch facing the switch arm.SaidThe arm part forms a movable gap,The arm portion moves in the gap and abuts on a connecting portion that can move integrally with the latch, thereby rotating the latch from the half latch position to the full latch position..
[0010]
(2)the above( 1 ) TermInThe connecting portion is oriented in the same direction as the pivot of the latch, and the latch and the switch arm are connected by the connecting portion..
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 to 3 are front views of a latch device to which an embodiment of the present invention is applied, FIG. 4 is a longitudinal sectional view taken along line IV-IV in FIG. 1, and FIG. 5 is a line VV in FIG. FIG. 6 is a cross-sectional view taken along line VI-VI in FIG.
In the following description, the front side of the page in FIGS. 1 to 3 is “front” of the vehicle, and the back side of the page is “rear”.
[0012]
The latch device (1) is attached to a lower end portion of an unillustrated opening / closing body (rear gate) pivotally attached to an unillustrated opening provided at a rear portion of a vehicle body with a hinge shaft (not illustrated) whose upper end is directed in the left-right direction. The engagement mechanism (3) for restraining the rear gate to the closed state by engaging with the striker (2) fixed to the vehicle body side, and the engagement mechanism (3) are operated from a half latch state (described later) to a full latch state. It is formed of a closing operation and an operating mechanism (4) for opening operation for releasing the engagement between the meshing mechanism (3) and the striker (2).
[0013]
The meshing mechanism (3) is formed of a latch (7) and a ratchet (9), which will be described later, housed in a box-shaped housing part (5b) recessed downward in the housing (5). The housing (5) is fixed to the rear gate by fastening mounting pieces (5a) (5a) provided on the left and right sides of the housing portion (5b) to the mounting surface of the rear gate with bolts (not shown).
[0014]
A substantially L-shaped base plate (10) in side view fixed to the upper surfaces of both mounting pieces (5a) of the housing (5) is a substantially horizontal blockage that blocks the housing (5b) of the housing (5) from above. A part (10a) and a substantially vertical part mounting part (10b) in which various parts such as a lever and a switch to be described later are disposed. The base plate (10) may be formed integrally with the housing (5).
[0015]
As shown in FIGS. 6 to 8, the latch (7) is pivotally mounted in the accommodating portion (5b) by a pivot (6) facing upward and downward, and is opened by a spring (35) (see FIGS. 7 and 7). When the rear gate is urged counterclockwise in FIG. 8 and opened from the striker (2), the open position indicated by the phantom line in FIG. 7 and the striker (2 ) And the full latch position shown in FIG. 8 which is fully engaged with the striker (2) when the rear gate is completely closed. Yes.
[0016]
The ratchet (9) is pivotally mounted in the accommodating portion (5b) by a pivot shaft (8) facing upward and downward, and is engaged with the claw portions (7a) and (7b) of the latch (7) by a spring (36). When urged in the engaging direction (clockwise in FIGS. 7 and 8) and the latch (7) is in the open position, the latches (7a) and (7b) are disengaged, and the latch (7) is in the half-latch position. When it is engaged, it engages with the claw portion (7b), and when the latch (7) is in the fully latched position, it engages with the claw portion (7a) and opens the latch (7) (counterclockwise in FIGS. 7 and 8). Direction) is prevented.
[0017]
A latch lever (11) that can rotate integrally with the latch (7) is fixed to an upper end portion of the pivot (6) that protrudes outward from the closed portion (10a) of the base plate (10). The latch lever (11) is rotatable along the upper surface of the closing portion (10a) of the base plate (10), and the lower end portion of the pin-like connecting portion (12) facing upward is provided at the rotating end portion of the latch lever (11). Is fixed.
[0018]
A first rotary switch (rotary switch) (13) capable of detecting an open position, a half latch position, and a full latch position of the latch (7) is provided on the upper surface of the closing portion (10a) of the base plate (10). It is attached by the structure which makes a characteristic part.
[0019]
The first rotary switch (13) includes a switch casing (14) made of a synthetic resin that is fixed to the upper surface of the closing portion (10a) of the base plate (10), as shown mainly in FIGS. (14) and a switch arm (15) that is rotatably fitted.
[0020]
The switch casing (14) includes a leg portion (14b) facing upward and downward, and a cylindrical portion (14a) that is connected to the upper portion of the leg portion (14b) and in which the switch arm (15) is rotatably fitted. And fastening the lower end of the leg part (14b) to the upper surface of the closure part (10a) of the base plate (10) with two bolts (34), that is, the upper surface of the closure part (10a), Fixed to the base plate (10).
[0021]
The leg portion (14b) of the first rotary switch (13) is located on the side outside the movement locus of the close arm portion (arm portion) (22c) of the drive lever (22) described later, and the cylindrical portion (14a). Are arranged so as to be located above the movement locus of the close arm portion (22c) together with the switch arm (15).
[0022]
Thus, when the drive lever (22) moves in the closing direction, which will be described later, the closing arm portion (22c) moves up and down without interfering with the cylindrical portion (14a) and the leg portion (14b) of the switch casing (14). It is possible to move across the gap (A) formed between the latch lever (11) and the switch arm (15) facing in the direction.
[0023]
The switch arm (15) in the first rotary switch (13) is arranged above the latch lever (11) so that its rotating shaft (15a) is coaxial with the pivot (6) of the latch (7). At the same time, it is fixed to the pivot end of the latch lever (11) and is engaged with the upper end of the shaft-like connecting part (12) that faces in the same direction as the pivot (6) of the latch (7). As a result, the latch (7), the latch lever (11), and the switch arm (15) rotate integrally, and according to the rotation of the switch arm (15), the open position and half of the latch (7). The latch position and the full latch position can be detected.
[0024]
The internal structure of the first rotary switch (13) is a known configuration, and a plurality of conductive contact plates (not shown) are attached to the opposing surfaces of the cylindrical portion (14a) and the switch arm (15). When the switch arm (15) is turned and a predetermined conductive contact plate is energized by turning the switch arm (15), the turning position of the switch arm (15) is detected.
[0025]
In the housing portion (5b) of the housing (5), the engagement position of the ratchet (9) (as shown in FIGS. 7 and 8) is engaged with the claw portion (7a) or (7b) of the latch (7). The limit switch (16) for detecting the movement to the position is arranged.
[0026]
As shown in FIGS. 5 and 11, the limit switch (16) has a shaft portion (16b) (16b) that protrudes in the vertical direction and is provided on both the upper and lower surfaces of a switch casing (16a) that houses a conductive contact plate and the like. ) Is rotatably fitted in the shaft hole (10c) provided in the closing part (10a) and the hole (5d) of the resin body (5c) provided in the housing part (5b) of the housing (5). In the housing portion (5b) of the housing (5), the shaft portion (16b) facing the same direction as the pivot shaft (8) of the ratchet (9) is in a direction (indicated by the arrow shown in FIG. 12). It is supported so that the position can be adjusted.
[0027]
On the lower surface side of the switch casing (16a) of the limit switch (16), a substantially L-shaped lever (17) when viewed from the front is fastened by a bolt (18) facing in the vertical direction.
[0028]
The lever (17) is connected to the casing (16a) of the limit switch (16) in the housing part (5b) of the housing (5), and the squeezing part (17b) substantially parallel to the closing part (10a). The end of the stagnation part (17b) is connected to the stagnation part (17b) at a substantially right angle, and penetrates the oblong hole (10d) in the front-rear direction provided in the blocking part (10a). And an operating portion (17a) protruding outward from the housing (5).
[0029]
The bolt (18) passes through the arc hole (10e) centered on the shaft hole (10c) provided in the closing part (10a) and the switch casing (16a) and the narrowed part (17b ) And tighten the bolt (18) to adjust the limit switch (16) by sandwiching the casing (16a) between the lower surface of the closed part (10a) and the narrowed part (17b). It can be securely fixed in position.
[0030]
As described above, when the ratchet (9) is in the engaged position, the limit switch (16) fixed in the housing part (5b) of the housing (5) has a ratchet ( The engagement position of the ratchet (9) is obtained when the side surface of the engagement portion (9a) provided at the rotating end of 9) is separated from the switch arm (16c) of the limit switch (16). Further, when the ratchet (9) is in the release position, the engagement position of the ratchet (9) is detected by the side surface of the engagement portion (9a) coming into contact with the switch arm (16c). It has become.
[0031]
In order to adjust the fixed position of the limit switch (16), with the bolt (18) loosened, hold the operating part (17a) of the L-shaped lever (17) and turn the limit switch (16) After rotating in an arbitrary direction around the part (16b), the bolt (18) is fastened to fix the switch casing (16a) to the closing part (10a).
[0032]
As described above, after the housing portion (5b) of the housing (5) is closed by the closing portion (10a) of the base plate (10), that is, various components such as the latch (7), the ratchet (9), the limit switch (16), etc. Even after assembly in the housing (5), the operation part (17a) of the lever (17) protrudes outward from the housing part (5b), so the position of the limit switch (16) can be easily changed from the outside. Can be adjusted. Further, the mounting position of the limit switch (16) can be reliably adjusted by a simple adjustment operation by simply rotating the limit switch (16).
[0033]
The operation mechanism (4) has a motor (19) that is a drive means that can be rotated forward and backward attached to the upper part of the component mounting portion (10b) of the base plate (10), and faces the front and rear of the component mounting portion (10b). A sector gear (21) pivotally mounted by a pivot (20), a drive lever (22) that is also pivotally mounted coaxially with the sector gear (21), and a pivot that faces the front and rear direction of the front surface of the component mounting portion (10b) ( 24), the cancel lever (25) pivotally attached, the open lever (27) pivotally attached to the rear surface of the component mounting portion (10b) by the pivot (26), and the sector gear (21) rotating. And a second rotary switch (28) for detecting the position.
[0034]
The motor (19), which is a driving means, is normally controlled by a control device (not shown) by operating a handle switch (not shown) provided on the outer surface of the rear gate, and the half latch position of the latch (7) is set to the first position. When the rotary switch (13) detects, reverse rotation control is performed by the control device.
[0035]
The sector gear (21) has a tooth portion (21a) provided on the outer peripheral edge thereof meshed with an output pinion (19a) of a reduction mechanism that decelerates and outputs the rotation of the motor (19), and is in a neutral position shown in FIG. 2 can be rotated to an open position shown in FIG. 2 rotated clockwise from the neutral position and a closed position shown in FIG. 3 rotated counterclockwise from the neutral position.
[0036]
The drive lever (22) has a connection arm portion (22a) extending upward, an open arm portion (22b) extending leftward, and a close arm portion (22c) extending diagonally downward to the left. And slides into an inverted T-shaped engaging / disengaging hole (21d) drilled in the upper part of the sector gear (21) and a radial slot (22d) drilled in the connecting arm part (22a). The engagement / disengagement pin (23) fitted to be possible is connected so as to rotate integrally with the sector gear (21).
[0037]
As shown in FIGS. 1 to 3, when the engagement / disengagement pin (23) is engaged with the engagement / disengagement hole (21d) and the upper portion of the long hole (22d), the sector gear (21) and the drive lever (22) Are connected to each other so that they can rotate integrally, and against the biasing force of the spring (30) supported by the drive lever (22), the engagement / disengagement hole (21d) and the long hole (22d) By being moved downward, the connection between the sector gear (21) and the drive lever (22) is cut off.
[0038]
The drive lever (22) is rotated together with the sector gear (21) in the neutral position shown in FIG. 1 and clockwise from the neutral position to move the ratchet (9) to the release position as will be described later in FIG. It can be rotated to an open position and to a closed position shown in FIG. 3 that rotates counterclockwise from the neutral position and moves the latch (7) from the half latch position to the full latch position.
[0039]
When the drive lever (22) rotates from the neutral position to the open position, the open arm portion (22b) contacts the open lever (27), and the open lever (27) is moved from the standby position shown in FIG. It is rotated clockwise in FIG. When the open lever (27) rotates in the open direction, the lower end portion of the open lever (27) comes into contact with the engaging portion (9a) of the ratchet (9), thereby rotating the ratchet (9) in the open direction.
[0040]
When the latch (7) is in the half latch position, when the drive lever (22) rotates from the neutral position to the close position, the close arm portion (22c) latches with the switch arm (15) in the first rotary switch (13). It moves rightward so as to enter the gap (A) between the lever (11) and abuts on the connecting portion (12). Accordingly, the latch (7) is rotated from the half latch position to the full latch position via the latch lever (11).
[0041]
As described above, with the rotation of the drive lever (22), the close arm portion (22c) enters the gap (A) between the switch arm (15) and the latch lever (11), and the connecting portion (12 ), It is not necessary to dispose the drive lever (22) at a position more distant from the latch lever (11) and the latch (7), and the latch device (1) can be reduced in size, particularly the base plate ( It is possible to reduce the vertical dimension of the component mounting portion (10b) in 10).
[0042]
Further, the switch casing (14) is mounted on the base plate (10) so that the rotation center of the switch arm (15) in the first rotary switch (13) and the pivot (6) of the latch (7) are on the same axis. Therefore, the switch arm (15) and the latch (7) can be reliably rotated synchronously, and the rotation position of the latch (7) can be accurately detected.
[0043]
Further, the closing arm portion (22c) of the drive lever (22) comes into contact with the connecting portion (12) connecting the latch lever (11) and the switch arm (15), so that the latch (7) is half-latched. Since it is rotated from the position to the full latch position, the part that connects the latch lever (11) and the switch arm (15) and the part that the close arm part (22c) of the drive lever (22) abuts are shared. This simplifies the configuration.
[0044]
In this embodiment, the latch (7) is connected to the switch arm (15) of the first rotary switch (13) via the latch lever (11), and is rotated from the half latch position to the full latch position. However, instead of this, the latch (7) and the switch arm (15) are directly connected by the connecting portion (12), and the closing arm portion (22c) of the drive lever (22) is latched. The latch (7) may be rotated from the half latch position to the full latch position by abutting against a connecting portion (12) that connects the switch arm (15) and the switch arm (15). In this case, the latch lever (11) is not required. Further, the drive means for rotating the drive lever (22) is the motor (19), but the drive means may be a hydraulic actuator, a solenoid or the like instead of the motor (19).
[0045]
The second rotary switch (28) includes a synthetic resin switch casing (32) fixed to the front surface of the component mounting portion (10b) of the base plate (10) and the rear surface of the cylindrical portion (32c) of the switch casing (32). And a switch arm (33) coupled to the sector gear (21) and rotatably fitted to the side, that is, the side facing the component mounting portion (10b), and the switch arm (33) By rotating integrally with the sector gear (21), the neutral position, the open position, and the close position of the sector gear (21) can be detected. The internal structure of the second rotary switch (28) is the same as that of the first rotary switch (13) described above, and a detailed description thereof will be omitted.
[0046]
As shown in FIG. 9, the switch casing 32 of the second rotary switch 28 has two legs extending from the cylindrical portion 32c in the centrifugal direction and spaced apart from each other by a predetermined amount in the circumferential direction. The part (32a) is fixed to the base plate (10) by fastening the part (32a) to the component mounting part (10b) of the base plate (10) with a bolt (31). Between the two leg portions (32a) and (32a) in the switch casing (32), as shown mainly in FIGS. 9 and 10, a positioning hole (10f) provided in the component mounting portion (10b) is provided. An engaging positioning protrusion (32b) is provided.
[0047]
As shown in FIGS. 4 and 10, the switch arm (33) has a bearing hole (recessed in the center of rotation so as to be sandwiched between the switch casing (32) and the end of the pivot (20). 33a) is rotatably fitted to the reduced diameter portion (20a) provided at the end of the pivot (20), and the connecting portion (33b) protruding from the rotating end is connected to the sector gear (21). By engaging with a connecting hole (21c) provided in the shaft, it can be rotated integrally with the sector gear (21) about the same axis as the pivot (20).
[0048]
As described above, by fitting the bearing hole (33a) of the switch arm (33) to the reduced diameter portion (20a) of the pivot (20) of the sector gear (21), the switch arm (33) Can be reliably rotated around the same axis as the pivot (20), the support strength of the switch arm (33) can be increased, and the rotational position of the sector gear (21) can be accurately detected. It has become.
[0049]
The positioning protrusion (32b) is provided at a position outside the connecting portion (33b) in the switch arm (33), that is, at a position farther from the rotation center of the switch arm (33) than the connecting portion (33b). As a result, the fixed position of the switch casing (32) with respect to the base plate (10) is centered on the pivot (20) due to the influence of a dimensional error during molding of the positioning protrusion (32b) or the positioning hole (10f). Even if it is displaced in the circumferential direction, the displacement in the circumferential direction is reduced at the connecting portion (33b) of the switch arm (33) located closer to the pivot (20) than the positioning protrusion (32b). In addition, it is possible to minimize the deviation of the positional relationship between the switch casing (32) and the switch arm (33), and to detect each position of the sector gear (21) with high accuracy.
[0050]
Further, by providing the leg portions (32a) on both sides of the positioning projection (32b), the switch casing (32) can be stably fixed to the base plate (10), and the rotation position of the sector gear (21) Can be detected more accurately.
[0051]
When the operation of the motor (19) becomes impossible due to an electrical failure or the like, the cancel lever (25) is manually rotated clockwise in FIGS. ) Is moved to a position where the connection between the sector gear (21) and the drive lever (22) is disconnected, so that the rear gate can be manually opened. Since matters related to the cancel lever (25) are not directly related to the present invention, a detailed description thereof will be omitted.
[0052]
Next, the operation of one embodiment of the present invention will be described.
When the rear gate is in the closed state, the meshing mechanism (3) is in a state as shown in FIG. 8, the striker (2) and the latch (7) are engaged, and the ratchet (9) is in the latch (7). It engages with the claw portion (7a). In the operating mechanism (4), as shown in FIG. 1, the sector gear (21) and the drive lever (22) are in a neutral position.
[0053]
In this state, when the handle switch of the rear gate is operated, the motor (19) is controlled to rotate forward, and the output pinion (19a) rotates, so that the sector gear (21) and the drive lever (22) are shown in FIG. It can be rotated to the open position. As a result, the open arm portion (22b) of the drive lever (22) contacts the open lever (27), rotates the open lever (27) in the open direction, and rotates the ratchet (9) in the release direction. Let When the ratchet (9) is rotated in the release direction and is released from the claw portion (7a) of the latch (7), the restriction on the rotation of the latch (7) in the open direction is released, and the rear gate is opened.
[0054]
After the rear gate is opened, when the first rotary switch (13) detects the half latch position of the latch (7) and the second rotary switch (28) detects the open position of the sector gear (21), the motor (19) Is reversely controlled, and the sector gear (21) and the drive lever (22) are returned and rotated from the open position to the neutral position. When the second rotary switch (28) detects the neutral position of the sector gear (21), the motor (19) is stopped and the sector gear (21) and the drive lever (22) are stopped at the neutral position.
[0055]
Next, when the rear gate is closed, the latch (7) engages with the striker (2) and rotates from the open position to the half latch position, so that the ratchet (9) Engage with the claw portion (7b).
[0056]
When the latch (7) is rotated to the half-latch position, the first rotary switch (13) detects the half-latch position of the latch (7), the motor (19) is controlled in reverse, the sector gear (21) and the drive The lever (22) is rotated to the closed position as shown in FIG.
[0057]
By rotating the drive lever (22), the close arm (22c) enters the gap (A) between the latch lever (11) and the switch arm (15) of the first rotary switch (13). The latch (7) is rotated from the half latch position toward the full latch position by moving to the right and abutting on the connecting portion (12) fixed to the latch lever (11). As a result, the rear gate is closed from the half door state to the fully closed position.
[0058]
When the latch (7) is rotated to the full latch position and the ratchet (9) engages with the claw (7a) of the latch (7), the first latch switch (13) causes the full latch position of the latch (7) to move. Then, the engagement position of the ratchet (9) is detected by the limit switch (16), and the closing position of the sector gear (21) is detected by the second rotary switch (28). Under the rotation control, the sector gear (21) and the drive lever (22) are rotated back to the neutral position.
[0059]
When the sector gear (21) returns to the neutral position, the neutral position of the sector gear (21) is detected by the second rotary switch (28), the motor (19) is stopped, the sector gear (21) and the drive lever (22) Stops at the neutral position.
[0060]
【The invention's effect】
  According to the present invention, the following effects can be achieved.
(A) According to the first aspect of the present invention, it is not necessary to dispose the drive lever at a position farther than necessary from the latch, and the latch device can be miniaturized.Furthermore, the switch arm of the rotary switch and the latch can be reliably rotated synchronously, and the rotation position of the latch can be accurately detected.
[0062]
(bClaim2According to the described invention, the claims1 relatedIn addition to the effects of the invention, the portion connecting the switch arm and the latch of the rotary switch and the portion where the arm portion of the drive lever abuts can be shared, and the configuration can be simplified.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a latch device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view of the latch device in an open operation state.
FIG. 3 is a front view of the latch device in a closed state, similarly;
4 is a longitudinal sectional view taken along line IV-IV in FIG.
FIG. 5 is a view taken along the line VV in FIG. 1;
6 is a cross-sectional view taken along line VI-VI in FIG.
7 is a transverse sectional view taken along line VII-VII in FIG. 1 when the meshing mechanism is in a half latch state. FIG.
8 is a cross-sectional view similar to FIG. 7 when the meshing mechanism is in a fully latched state.
FIG. 9 is an enlarged front view of the main part.
10 is a transverse sectional view taken along line XX in FIG.
11 is an enlarged cross-sectional view taken along line XI-XI in FIG.
FIG. 12 is a plan view of another main part.
[Explanation of symbols]
(1) Latch device
(2) striker
(3) Meshing mechanism
(4) Operation mechanism
(5) Housing
(5a) Mounting piece
(5b) Housing part
(5c) Resin body
(5d) Shaft hole
(6) Axis
(7) Latch
(7a) (7b) Claw
(8) Axis
(9) Ratchet
(9a) Engagement part
(10) Base plate
(10a) Blocking part
(10b) Part mounting part
(10c) Shaft hole
(10d) Long hole
(10e) Circular hole
(10f) Positioning hole
(11) Latch lever
(12) Connecting part
(13) First rotary switch (rotary switch)
(14) Switch casing
(14a) Cylindrical part
(14b) Leg
(15) Switch arm
(15a) Rotating shaft
(16) Limit switch
(16a) Switch casing
(16b) Shaft
(16c) Switch arm
(17) Lever
(17a) Operation unit
(17b) The swallowing part
(18) Bolt
(19) Motor (drive means)
(19a) Output pinion
(20) Axis
(20a) Reduced diameter part
(21) Sector gear
(21a) Teeth
(21c) Connecting hole
(21d) Engagement hole
(22) Drive lever
(22a) Connection arm
(22b) Open arm
(22c) Close arm (arm)
(22d) Long hole
(23) Engagement / removal pin
(24) Axis
(25) Cancel lever
(25a) Cancel arm
(26) Axis
(27) Open lever
(28) Second rotary switch
(29) Engagement hole
(30) Spring
(31) Bolt
(32) Switch casing
(32a) Leg
(32b) Positioning protrusion
(32c) Cylindrical part
(33) Switch arm
(33a) Bearing hole
(33b) Connecting part
(34) Bolt
(35) (36) Spring
(A) Air gap

Claims (2)

ハウジングに枢着され、かつストライカと係脱可能なラッチと、前記ハウジングに枢着され、かつ任意の駆動手段により回動させられることにより、前記ラッチを前記ストライカと辛うじて係合するハーフラッチ位置から前記ストライカと完全に係合するフルラッチ位置へ回動させうる駆動レバーと、スイッチケーシングに枢着されたスイッチアームを、前記ラッチと同期回動し得るように前記ラッチに連結し、前記ラッチの回動に伴う前記スイッチアームの回動に応じて、前記ラッチの回動位置を検出し得るロータリスイッチとを備えた車両用ラッチ装置において、
前記スイッチケーシング及び前記スイッチアームを、前記駆動レバーに設けたアーム部の移動軌跡外に位置し、かつ前記スイッチアームの回転中心と、前記ラッチの枢軸とが同一軸心となるように、前記スイッチケーシングを前記ハウジングに固定するとともに、前記スイッチアームと、前記スイッチアームと対向する前記ラッチとの間に、前記駆動レバーの前記アーム部が移動可能な空隙を形成し、前記アーム部が前記空隙を移動して前記ラッチと一体的に移動可能な連結部に当接することにより、前記ラッチを前記ハーフラッチ位置から前記フルラッチ位置へ回動させるようにしたことを特徴とする車両用ラッチ装置。Is pivotally secured to the housing and the striker and disengageable latch, wherein the pivotally mounted to the housing, and Ri by the fact that is rotated by any driving means, the half-latch which barely engaged with the striker of the latch a drive lever which can be rotated to the fully latched position to fully engage the striker from the position, the switch arm which is pivotally connected to the switch casing, and connected to the latch so as to the latch and synchronous rotation, said latch In a vehicle latch device comprising: a rotary switch capable of detecting the rotation position of the latch according to the rotation of the switch arm accompanying the rotation of
Said switch casing and said switch arm, located in the movement path outside of the arm portion provided on the drive lever, and as the rotation center of the switch arm, and the pivot of the latch the same axis, the switch is fixed to the casing to said housing, said switch arm, between the latch facing the switch arm, the arm portion forms a movable gap of the drive lever, the arm portion is the gap A vehicular latch device , wherein the latch is rotated from the half-latch position to the full-latch position by moving and abutting on a connecting portion that can move integrally with the latch. 前記連結部を、前記ラッチの前記枢軸と同一方向を向くものとし、前記ラッチと前記スイッチアームとを、前記連結部により連結した請求項１記載の車両用ラッチ装置。The vehicular latch device according to claim 1 , wherein the connecting portion is oriented in the same direction as the pivot of the latch, and the latch and the switch arm are connected by the connecting portion .

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