JP3920727B2 - 携帯用通信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定のデータを外部に通信することの可能な携帯用通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯用通信機器としての携帯電話は、様々な機能を備えたものが開発されている。例えば、実用新案登録第3070776号に開示された携帯電話には、救急通報機構が付帯されている。この携帯電話には、110番、119番へ救急通報するための救急ボタンが設けられおり、ユーザーが、救急ボタンを操作するだけで緊急通報を行うことができる。
【0003】
ところで、携帯用通信装置の電源としては、一般的に専用のバッテリが用いられているが、この専用バッテリが切れてしまったり残量が少なくなってしまったりすると、必要な電力が供給されず、携帯用通信装置を作動させることができなくなる。上記実用新案登録第3070776号に開示された携帯電話では、救急ボタンは設けられているものの、バッテリ切れや残量不足のために携帯電話が作動しない場合には、緊急通報を行うことができない。すなわち、緊急通報時に必要なバッテリ残量を確保できていない場合もあるといった問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記事実を考慮して成されたものであり、緊急時に必要な電力が確保され、確実に緊急通報を行うことのできる携帯用通信装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の携帯用通信装置は、通常時に電力を供給する通常用バッテリと、緊急通報を行うために必要な電力を保持する緊急用バッテリと、入力操作により、前記緊急用バッテリからの電力の供給を開始させる緊急用入力手段と、撮像用手段と、前記撮像用手段により撮像された画像の画像形式を複数の異なる画像形式へ変換可能な画像形式変換手段と、前記緊急用入力手段により前記緊急用バッテリからの電力の供給が開始されている場合には、前記撮像された画像を前記画像形式変換手段で低画素形式へ変換した後に送信する緊急通報処理手段と、を含んで構成されている。
【0006】
ここで、緊急時とは、事故等により119番通報、110番通報等の緊急通報の必要な時をいい、通常時とは、緊急時以外の時をいう。
【0007】
本発明の携帯用通信装置で緊急時に緊急通報する場合には、ユーザーは、緊急用入力手段から緊急通報を行う旨の入力操作を行う。緊急用入力手段は、緊急用バッテリからの電力の供給を開始する。緊急用バッテリは、通常時に携帯用通信装置へ電力を供給する通常用バッテリとは別に用意され、緊急通報を行うために必要な電力を保持している。したがって、通常用バッテリの残量にかかわらず、緊急用バッテリからの電力供給により確実に緊急通報を行うことができる。
【0009】
緊急通報を行う場合には、緊急の状況、例えば事故の状況、けがの状況等を伝達する必要がある。この場合、緊急の状況を音声や文字で送信するよりも、画像情報を送信する方が、適切な状況伝達を行うことができる場合も多い。しかしながら、文字データと比較して画像データは情報量が多く、送信するために要する消費電力もかなり多くなってしまう。一方、緊急の状況伝達という目的を考えれば、ここで送信される画像は高画質である必要はなく、緊急の状況伝達に必要な最低限の画質であれば十分である。
【0010】
そこで、ユーザーが、緊急用入力手段から緊急通報を行う旨の入力を行うと、画像形式変換手段によって、撮像用手段により撮像された画像の画像形式が低画素形式へ変換される。ここで、低画素形式とは、撮像された画像の情報量を圧縮や間引き等により減少させる処理が施された画像形式をいい、撮像された画像の情報量が減少されない画像形式や、前記低画素形式よりも情報量の多い高画素形式と区別される。
【0011】
上記構成によれば、画像形式変換手段によ画像形式の変換が低画素形式へと行われるので、送信される画像データの情報量が、高画素形式の場合の画像データの情報量と比較して少なくなるため、電力の消費を抑えることができる。したがって、緊急通報時に消費される電力を少なく抑えることができ、緊急用バッテリの残量が不足することにより、緊急通報が行えなくなることを防止することができる。
【0012】
本発明の携帯用通信装置は、請求項3に記載のように、現在位置を測位するための位置測位手段、を更に備え、前記緊急通報処理手段は、測位された現在位置の情報を前記位置測位手段から出力させること、を特徴とすることもできる。
【0013】
上記構成の携帯用通信装置によれば、位置測位手段により携帯用通信装置の現在位置が測位される。なお、位置測位手段としては、一般的にGPS(Global Positioning System)や、基地局からの電波を利用する方法等が用いられる。そして、ユーザーが、緊急用入力手段から緊急通報を行う旨の入力操作を行うと、測位された現在位置が位置測位手段から出力される。これにより、緊急通報を行う携帯用通信装置の現在位置が送信され、通報先に緊急事態の発生している場所を、自動的に伝達することができる。
【0014】
本発明の携帯用通信装置は、請求項4に記載のように、前記緊急用入力手段は、通常時に使用される通常用入力手段との識別が可能であることを特徴とすることもできる。
【0015】
ここで、通常用入力手段とは、緊急用入力手段以外の入力手段を意味する。緊急用入力手段は、緊急時にのみ操作される必要があるが、上記構成によれば、緊急用入力手段が通常用入力手段と識別されるので、ユーザーにより、通常の使用時に誤って緊急入力手段が操作されるのを防止することができる。
【0016】
なお、具体的には、緊急用入力手段の形状や色を、通常用入力手段のものと異なるようにしたり、緊急入力手段を通常用入力手段の配置された位置と離れた位置に配置することにより、識別可能とすることができる。
【0017】
また、本発明は、請求項5に記載のように、前記緊急用入力手段は、前記緊急用バッテリからの電力が供給されるオン位置又はこの供給が停止されるオフ位置のいずれか一方に位置するように移動可能とされ、前記オフ位置からオン位置への移動の阻止及びこの阻止の解除を可能とする阻止部材、を更に備えたことを特徴とすることもできる。
【0018】
上記構成の携帯用通信装置では、通常時には、阻止部材により緊急用入力手段のオン位置への移動が阻止され、緊急時には、ユーザーにより阻止部材による当該阻止が解除され、緊急用入力手段がオン位置へ移動されて緊急通報がなされる。したがって、通常時には、緊急用入力手段はオン位置へ移動されず、不用意に緊急入力用手段による操作がなされることを防止することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
[第1実施形態]
本実施の形態の携帯用通信装置としての携帯電話10は、図1に示すように、筐体11を備え、筐体11の内部に各種の機器類を備えている。筐体11の正面には、各種の情報を表示するディスプレイ12、ユーザーが各種の入力操作を行うための複数の操作キー14、音声を入力するマイク22、及び、音声を出力するスピーカ24が配置されている。また、筐体11の上面には、電波の送受信を行うアンテナ18を備え、側面上側に緊急入力手段としての緊急ボタン20が配置されている。
【0020】
ディスプレイ12は、ユーザーが入力した情報、外部から受信した情報等を表示する。ユーザーは、操作キー14から、電源のON/OFF、データの送受信、各種モード切換え、文字の入力等を指示する。マイク22は、通話の際に音声を取り込み、スピーカ24は、通話の際に相手方からの音声を出力する。
【0021】
緊急ボタン20は、いわゆるプッシュ式のボタン構造とされており、操作キー14から離れた筐体11の側面に配置されている。緊急ボタン20は、筐体11から突出したオフ位置20Aから、筐体11へ向かって1回押し込まれることにより、筐体11からの突出量がオフ位置20Aよりも小さいオン位置20Bに保持され、もう一度押し込まれることにより、オフ位置20Aに戻る構造とされている。
【0022】
図2のブロック図に示すように、携帯電話10の内部には、通常用バッテリとしてのメインバッテリ26、緊急用バッテリとしてのバックアップバッテリ28、緊急ボタン20と共に緊急用入力手段を構成する放電スイッチ30、入力された電圧を変換して出力するDC−DCコンバータ32、及び、その他のシステム部34が内蔵されている。
【0023】
メインバッテリ26は、ダイオードD1を介してDC−DCコンバータ32と接続されている。放電スイッチ30は、バックアップバッテリ28及び緊急ボタン20と接続され、緊急ボタン20がオン位置20Bに移動されることで放電スイッチ30がオンされる構成とされている。バックアップバッテリ28には、緊急通報時に必要な電力が蓄えられている。放電スイッチ30は、ダイオードD2を介してDC−DCコンバータ32と接続されている。DC−DCコンバータ32はシステム部34と接続され、緊急ボタン34もシステム部34と接続されている。この構成によれば、緊急ボタン20がオフ位置20Aにある状態では、放電スイッチ30はオフされているので、システム部34への電力の供給はメインバッテリ26から行われ、緊急ボタン20が押されてオン位置20Bに移動すると、放電スイッチ30がオンされるので、システム部34への電力供給は、メインバッテリ26からのみならず、バックアップバッテリ28からも行われる。
【0024】
なお、緊急ボタン20が入力されることにより、システム部34内の図示しない制御部に緊急状態である旨の信号が送信され、システム部34は、緊急用のモード、例えば、省電力モードに切換えられる。省電力モードに切換えられることにより、バックアップバッテリ28の電力消費が抑えられ、バックアップバッテリ28の残量不足により通信不能になることを防止することができ、より確実に緊急通報を行うことができる。
【0025】
次に、本実施の形態の作用について説明する。
【0026】
ユーザーが、緊急ボタン20を押すと、緊急ボタン20は、オフ位置20Aからオン位置20Bへ移動する。そして、放電スイッチ30がオン状態になり、バックアップバッテリ28に蓄えられた電気が放電される。これにより、ダイオードD2及びDC−DCコンバータ32を介して、バックアップバッテリ28からシステム部34へ電力が供給される。
【0027】
その後、ユーザーは、通常の手順にしたがって、110番、119番をダイヤルし、図示しない基地局を介して通信を接続し、マイク22から口頭で、緊急状況、場所等の情報を入力して緊急通報を行う。
【0028】
本実施の形態によれば、携帯電話10は、緊急通報時に必要な電力を蓄えたバックアップバッテリ28を備えるので、メインバッテリ26の残量の多少に関わらず、確実に緊急通報を行うことができる。
【0029】
また、本実施の形態では、緊急ボタン20は、操作キー14と離れた筐体11の側面に位置しているので、操作キー14と明確に区別され、ユーザーによる誤操作を防止することができる。
【0030】
なお、緊急ボタン20の色や形状を他の操作ボタンと異なる色や形状にすることにより、操作キー14との区別を明確化して、ユーザーによる誤操作を防止することもできる。
【0031】
また、本実施の形態では、緊急ボタン20をプッシュ式のボタンで構成した例について説明したが、緊急ボタン20は、図3に示すような、ダイヤル式のもの(図3(A)参照)でも、スライド式のもの(図3(B)参照)で構成することもできる。
【0032】
また、緊急ボタン20に、図4(A)に示すように、外側に阻止部材としてのカバー36を設け、カバー36を閉じることにより、緊急ボタン20がオン位置24Bへ移動されるのを阻止して、緊急ボタン20が誤って操作されるのを防止することができる。なお、当該阻止の解除は、カバー36を開けることにより行われる。
【0033】
さらに、図4(B)に示すように、筐体11の緊急ボタン20の配置される位置に、上側が緊急ボタン20の径よりも小さい径の孔38Aで構成され、下側が緊急ボタン20の径よりも大きい径の孔38Bで構成された、ロック用溝38を構成することもできる。通常時には、緊急ボタン20は孔38A側に位置し、孔38Aの外側の筐体11の部分で、緊急ボタン20がオン位置24Bへ移動するのが阻止され、緊急ボタン20が誤操作されるのを防止することができる。なお、当該阻止の解除は、緊急ボタン20をロック用溝38に沿って下側へスライドさせ、孔38B側に位置させることにより行われる。
【0034】
また、本実施の形態では、通信の接続は、ユーザーが通常の手順にしたがって行う例について説明したが、緊急ボタン20をオン位置20Bへ移動させることにより、予め登録されている通信先への通信の接続が自動的に行われるようにすることもできる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。本実施の形態では、第1実施形態と同様の部分については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0035】
本実施の形態の携帯用通信装置としての携帯電話10は、図5に示すように、正面に、画像を撮影するための撮像手段としてのカメラ16を備える。カメラ16は、レンズ16A及びCCD16B(図6参照)を内蔵し、所定の操作キー14からの指示により、画像を取り込む。
【0036】
通常用バッテリとしてのメインバッテリ26、緊急用バッテリとしてのバックアップバッテリ28、緊急ボタン20と共に緊急用入力手段を構成する放電スイッチ30、入力された電圧を変換して出力するDC−DCコンバータ32、及び、システム部34の構成については、第1実施形態と同様であるので、詳細な説明は省略する。
【0037】
図6に示すように、システム部34には、画像の画像形式を高画素形式又は低画素形式へ変換する、画像形式変換手段としての変換部40、信号に所定の処理を施して出力する信号処理部42、信号を外部へ送信すると共に外部からの信号を受信する通信部44、GPSとして機能するGPS部46、通信部44とGPS部46との接続と接続の解除とを制御するGPS用スイッチ48、及び、システム部34内の各部の制御を行う制御部50が含まれている。
【0038】
変換部40は、CCD16B、制御部50、及び、信号処理部42と接続され、信号処理部42は、制御部50、通信部44、マイク22、及び、スピーカ24と接続されている。GPS部46は、GPS用スイッチ48と接続され、GPS用スイッチ48は、制御部50、及び、通信部44と接続されている。制御部50は、緊急ボタン20と接続されている。
【0039】
変換部40は、図示しないメモリを含んで構成され、CCD16Bから出力される画像データを受け取って記憶し、制御部50からの指示により、記憶した画像データの画像形式を変換する。変換される画像形式としては、記憶した画像データの情報量をそのまま保持する高画素形式と、記憶した画像データの情報量を圧縮や間引き等により減少させる処理を施された低画素形式とを有し、高画素形式への変換モードと低画素形式への変換モードとが、随時切換えられる。なお、低画素形式としては、VGAサイズの画像形式、サムネイル画像形式などがある。
【0040】
信号処理部42は、変換部40やマイク22からの信号に所定の処理を施して通信部44へ出力すると共に、通信部44からの信号に所定の処理を施してスピーカ24へ出力する。
【0041】
通信部44は、信号処理部42から出力された信号を外部へ送信すると共に外部からの信号を受信して信号処理部42へ出力する。
【0042】
GPS部46は、GPS衛星からの電波を受信するGPSアンテナ、及び、受信した電波から現在位置を測位する位置測位システムを含んで構成されており、携帯電話10の現在位置を測位する。
【0043】
GPS用スイッチ48は、制御部50からの指示により、GPS部46と通信部44との接続を行い、GPS部46で測位された現在位置の情報が、通信部44へ出力されるようにする。
【0044】
制御部50は、図示しないCPU、ROM、RAMを含んで構成され、緊急ボタン20の位置がオン位置かオフ位置かを記憶すると共に、システム部34内の各部の制御を行う。
【0045】
次に、本実施の形態の作用について説明する。
【0046】
ユーザーが、緊急ボタン20を押すとバックアップバッテリ28からシステム部34へ電力が供給される作用については、第1実施形態と同様である。
【0047】
緊急ボタン20がオン位置へ移動された後、ユーザーが、所定の操作キー14を押して緊急状況の撮影を行い、送信先を指定して送信ボタン(図示省略)を押すと、制御部50では、図7に示すフローチャートに沿って、緊急通報処理が行われる。
【0048】
ステップS10で、緊急ボタン20の位置がオン位置20Bか否かを判断する。判断が肯定された場合には、ステップS12で、GPS用スイッチ48がオンされ、ステップS14で、GPS部46で測位された携帯電話10の現在位置データが通信部44へ出力される。ステップS16で、変換部40による画像の変換モードが低画素形式へ切換えられ、ステップS16で、変換部40に記憶された画像データに低画素処理が施されて低画素画像データが生成される。そして、ステップS20で低画素画像データが信号処理部42へ出力されて、本処理は終了する。
【0049】
信号処理部42へ出力された低画素画像データは、通信可能なように信号処理部42で所定の信号処理がなされ、通信部44へ出力される。そして、通信部44から、低画素画像データ、及び、現在位置データが、指定された送信先へ送信される。
【0050】
なお、ステップS10での判断が否定された場合には、ステップS20へ進み、変換部40に記憶された画像データが低画素処理を施されることなく信号処理部42へ出力されて、本処理を終了する。
【0051】
本実施の形態によれば、緊急ボタン20がオン位置20Bにある状態では、取り込まれた画像データが低画素処理され、データ量が少なくされて送信されるため、通信に必要な電力を少なく抑えることができる。また、画像データと共に現在位置情報も自動的に送信されるので、正確に緊急事態の発生している位置情報を伝達することができる。
【0052】
なお、本実施の形態では、画像データの送信、及び、現在位置情報の送信の双方を行ったが、どちらか一方の送信のみを行う携帯電話とすることもできる。
【0053】
画像データの送信のみを行う携帯電話の場合には、緊急ボタン20がオン位置へ移動された後、ユーザーが、所定の操作キー14を押して緊急状況の撮影を行い、送信先を指定して送信ボタン(図示省略)を押すと、制御部50で、図8に示すフローチャートに沿って、緊急通報処理が行われる。
【0054】
ステップS30で、緊急ボタン20の位置がオン位置20Bか否かを判断する。判断が肯定された場合には、ステップS32で、変換部40に記憶された画像データに低画素処理が施されて低画素画像データが生成される。そして、ステップS36で低画素画像データが信号処理部42へ出力されて、本処理は終了する。
【0055】
信号処理部42へ出力された低画素画像データは、通信可能なように信号処理部42で所定の信号処理がなされ、通信部44へ出力される。そして、通信部44から、低画素画像データ指定された送信先へ送信される。
【0056】
なお、ステップS30での判断が否定された場合には、ステップS36へ進み、変換部40に記憶された画像データが低画素処理を施されることなく信号処理部42へ出力されて、本処理を終了する。
【0057】
また、現在位置データの送信のみを行う携帯電話の場合には、制御部50では、図9に示すフローチャートに沿って、緊急通報処理が行われる。
【0058】
ステップS40で、緊急ボタン20の位置がオン位置20Bに移動されるまで待機する。緊急ボタン20の位置がオン位置20Bに移動された場合には、ステップS42で、GPS用スイッチ48がオンされ、ステップS44で、GPS部46で測位された携帯電話10の現在位置データが通信部44へ出力されて、本処理は終了する。
【0059】
通信部44へ出力された現在位置データは、指定された送信先へ送信される。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、緊急用バッテリが、通常時に携帯用通信装置へ電力を供給するメインバッテリとは別に用意され、緊急通報を行うために必要な電力を保持しているので、通常用バッテリの残量に係わらず、緊急用バッテリからの電力供給により確実に緊急通報を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の携帯電話の概略図である。
【図2】第1の実施の形態の携帯電話の内部のブロック図である。
【図3】第1の実施の形態の緊急ボタンの他の構成例を示す図である。
【図4】第1の実施の形態の緊急ボタンの他の構成例を示す図である。
【図5】第2の実施の形態の携帯電話の概略図である。
【図6】第2の実施の形態の携帯電話のシステムのブロック図である。
【図7】緊急通報処理のフローチャート図である。
【図8】画像データのみを送信する緊急通報処理のフローチャート図である。
【図9】現在位置データのみを送信する緊急通報処理のフローチャート図である。
【符号の説明】
10 携帯電話(携帯用通信装置)
14 操作キー(他の入力手段)
16 カメラ
20 緊急ボタン(緊急用入力手段)
26 メインバッテリ(通常用バッテリ)
28 バックアップバッテリ(緊急用バッテリ)
30 放電スイッチ(緊急用入力手段)
40 変換部(画像形式変換手段)
46 GPS部(位置測位手段)
48 GPS用スイッチ(緊急用入力手段)
50 制御部(緊急用入力手段)

Claims (5)

  1. 通常時に電力を供給する通常用バッテリと、
    緊急通報を行うために必要な電力を保持する緊急用バッテリと、
    入力操作により、前記緊急用バッテリからの電力の供給を開始させる緊急用入力手段と、
    撮像用手段と、
    前記撮像用手段により撮像された画像の画像形式を複数の異なる画像形式へ変換可能な画像形式変換手段と、
    前記緊急用入力手段により前記緊急用バッテリからの電力の供給が開始されている場合には、前記撮像された画像を前記画像形式変換手段で低画素形式へ変換した後に送信する緊急通報処理手段と、
    を備えた携帯用通信装置。
  2. 前記画像形式変換手段による前記低画素形式への変換は、画像データの情報量を圧縮や間引きにより減少させておこなわれること、を特徴とする請求項1に記載の携帯用通信装置。
  3. 現在位置を測位するための位置測位手段、を更に備え、
    前記緊急通報処理手段は、測位された現在位置の情報を前記位置測位手段から出力させること、を特徴とする請求項1または請求項2に記載の携帯用通信装置。
  4. 前記緊急用入力手段は、通常時に使用される通常用入力手段との識別が可能とされることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の携帯用通信装置。
  5. 前記緊急用入力手段は、前記緊急用バッテリからの電力が供給されるオン位置又はこの供給が停止されるオフ位置のいずれか一方に位置するように移動可能とされ、前記オフ位置からオン位置への移動の阻止及びこの阻止の解除を可能とする阻止部材、を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の携帯用通信装置。
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