JP3916208B2 - 検索装置および検索インターフェース装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データベースを検索するためのものであり、特に、目的とする情報を検索するためのデータ(キー)が不足していたとしても、目的とする情報を取り出すことが可能な検索装置、検索インタフェース装置、検索方法、および、プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、データベースは必要とされる多数の検索項目のフォーマットを決定しておき、このデータベースに一情報を登録する際に、該情報に基づき各項目に対する要素を決定して、一情報として、これら要素を組として登録する。このような組を多数備えて、データベースは構築される。
【0003】
このようなデータベースの検索項目は、その種類(特性)によって各組の間で単一なものと、重複を許すものとがある。例えば、特許情報検索システムにおいて、前者の例としては出願番号や特許番号などであり、後者の例としては出願日やキーワードなどが該当する。
【0004】
また、一般的な、便利な検索機能として、例えば「?」を用いた前方一致、後方一致などの検索方法がある。この機能を用いることにより、各組の間で単一な検索項目について検索を行うと、唯一の組ではなく複数の組を取得可能である。例えば、特許情報検索システムの出願番号において、「PH2001−11111?」と検索キーを指定すると、PH2001−111110からPH2001−111119の10件の特許出願が抽出されることが期待される。
【0005】
以上のような従来の検索方法では、ユーザによって指定された検索キーが、各組の特定項目の要素と(一部)一致するか否かによって、その組を検索結果として抽出するか否かを決定している。
【0006】
ところで、このような検索方法を利用した様々な応用システムが様々な分野で利用されている。特に、施設などの位置を特定するシステムにおいては、必ずと言ってよいほど検索方法が利用されている。
【0007】
従来の電子地図システムでは、入力される文字列の検索キーに基づき、そのキーが示す施設を特定したり、候補施設のリストを提示したりすることができるものがあった。例えば、電話番号や住所を検索キーとして検索して該当施設を特定したり、著しく限定した地域とその地域で唯一の名称とを検索キーとして検索し該当施設を特定し、位置情報を得ることができた。また、例えば、電話番号や住所の詳細が不明な場合にも、名前と電話番号の一部とを検索キーとして検索し該当施設を含む候補のリストを抽出し、ユーザがそのリストから該当施設を特定することにより、位置情報を得ることができた。例えば、前者においては(電話番号045-843-XXXX)や(川崎駅周辺*西武デパート)のような検索キーで、該当施設を特定することができ、後者においては、(電話番号045-843?*レストラン)のような検索キーで、該当レストランを含む、電話番号に045-843が付く(地域の)、レストランのリスト一覧を抽出することができた。また、電話帳を活用した検索システムとして、地域と世帯主の名前を入力することで、該当する各世帯の各位置情報を備えたリストを抽出するシステムもあった。そして、更に、候補として得られた各位置情報を地図上にプロットすることで、利用者が最終的に欲する位置情報を得ることができるものもあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記で説明した従来の検索方法は、ユーザによって指定された検索キーが、データベースの各組に含まれる特定項目に対する要素と(一部)一致するか否かによって、その組を検索結果として抽出するか否かを決定している。このような検索方法では、ユーザが目的とする唯一の情報を特定する場合には、ユーザは、目的とする唯一の情報の組内に含まれていると考えられる要素を、1あるいは少数程度に特定可能な情報を知っている必要があった。このため、目的とする唯一の情報を特定するための情報が不足していると、目的とする唯一の情報を特定することができない、あるいは、相当数の抽出結果を得て、それらを一つずつ確認して特定しなければならないといったような問題点があった。
【0009】
また、施設などの位置を特定するシステムにおいては、名称、住所、電話番号等のような一般的な検索項目以外に、「目的施設は、○○から××mぐらい」等のような、主観的な情報をユーザが持っていたとしても、このような情報を検索項目とすることは困難であった。なぜなら、別のユーザは「(同じ)目的施設は、△△から□□mぐらい」と考えているからであり、人によって千差万別な情報となりやすいからである。特に、このような人によって異なりやすい情報は、ある2つを相対的に扱うことが可能な、位置を取得するような場合に発生しやすい。
【0010】
従って、特に施設などの位置を特定するシステムにおいて、もし、ユーザが住所や、電話等の一意的に指定可能な情報を持っていない場合には、人によって異なりやすい情報は持っていたとしても、それを検索キーとして活用できず、そのため位置を特定することが困難であった。
【0011】
本発明は、上記のような問題点に鑑みなされたものであり、得たい目的の唯一の情報の組に含まれていると考えられる要素を、または1あるいは少数程度に特定可能な要素を知らなくとも、その目的とする唯一の情報に関係するその情報とは別の情報を用いて、その目的とする唯一の情報を特定する、あるいはしやすくすることができる検索装置、検索インターフェース装置、検索方法、および同方法を実行可能なプログラムを提供することを目的とする。
【0012】
また、本発明は、目標施設についての検索のキーとなる情報が不足している場合であっても、その目標施設に所定の関係にある他の施設についてのキーをともに入力することで、目標物およびその位置を特定することが可能な、検索装置、検索インターフェース装置、検索方法、および同方法を実行可能なプログラムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る検索装置は、第1項目の要素と第1項目とは異なる第2項目の要素とを含む複数項目の各要素が対応付けられた組を多数記憶するデータベースを検索する検索装置であって、該第1項目に対し第1キーで検索要求を受け、前記データベースを検索し、該第1項目に該第1キーを要素として含む組を抽出するとともに、該第1項目に対し第2キーで検索要求を受け、前記データベースを検索し、該第1項目に該第2キーを要素として含む組を抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって該第1キーで抽出された各組と前記抽出手段によって該第2キーで抽出された各組とを組み合わせた全ての組み合わせのそれぞれの該第2項目同士から新項目の要素を各々求めて、この各々求められた新項目を全ての組み合わせのそれぞれに対応付けた新たな組をそれぞれ生成する生成手段と、前記新項目の要素に対する制約条件を受け、該制約条件と前記生成手段によって求められた新たな各組の各新項目の要素のそれぞれとを比較し、該制約条件を満たす新項目の要素を含む組を選択する選択手段とを備えるようにした。
【0014】
また、本発明に係る検索装置は、第1項目の要素と第1項目とは異なる第2項目の要素とを含む複数項目の各要素が対応付けられた組を多数記憶するデータベースを検索する検索装置であって、検索要求となる第1キーと第2キーと制約条件とを入力した後、検索実行指示する実行指示手段と、前記実行指示手段の実行指示によって、該第1キーで、前記データベースの該第1項目を検索し、該第1項目の要素に該第1キーを含む組を抽出するとともに、前記実行指示手段の実行指示によって、該第2キーで、前記データベースの該第1項目を検索し、該第1項目の要素に該第2キーを含む組を抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって該第1キーで抽出された各組と前記抽出手段によって該第2キーで抽出された各組とを組み合わせた全ての組み合わせのそれぞれの該第2項目同士から新項目の要素を各々求めて、この各々求められた新項目を全ての組み合わせのそれぞれに対応付けた新たな組をそれぞれ生成する生成手段と、前記実行指示手段の実行指示によって、該制約条件で、前記生成手段によって求められた新たな各組の各新項目と比較し、該制約条件を満たす新項目の要素を含む組を選択する選択手段とを備えるようにした。
【0015】
好ましくは、該第1項目は施設の名前であり、該第2項目は該施設の位置情報であり、該制約条件は、距離に関する条件であり、該第1キーは特定施設の名前であり、該第2キーは該特定施設の位置から制約条件を満たす位置にある別の特定施設の名前であり、該新項目の要素は、前記第1抽出手段によって抽出された各組の施設と前記第2抽出手段によって抽出された各組の施設との間の距離であるようにしてもよい。
【0016】
このようにしたことにより、データベースからユーザが必要とされる特定のデータの提示を受けたいが、そのデータの組を特定するための情報が不足している場合であっても、データベース上では関連が無いが、ユーザの知識では関連のある別の情報を利用して、ユーザが必要とされるデータを、得ることができるようになった。
【0017】
なお、装置に係る本発明は方法およびプログラムに係る発明としても成立する。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0019】
本発明は、ある特定項目の要素(以下、第1要素)と別の特定項目の要素(以下、第2要素)とを含む複数項目の要素によって組されたデータ組を多数記憶するデータベース(DB)から、ユーザが所望するデータ組(目的組)を検索するものである。なお、目的組は、ユーザがその存在を知っている一データ組である。この際、ユーザが、目的組に含まれる各要素を用いて目的組を特定、あるいは目的組候補を抽出するには、知っている要素が不足している場合に、ユーザが知っている目的組の第1要素と、ユーザが知っている、目的組と関係ある他の組(関連組)の第1要素と、目的組及び関連組の各第2要素で生成可能な新項目の要素(新要素)であって、且つ、新要素に対するユーザが知っている制約条件とを用いて、目的組あるいは目的組を含む少数の組を選び出して、ユーザへ提示するものである。
【0020】
まず、本発明の原理を図1を用いて説明する。
【0021】
ユーザは、目的組の第1要素(以下、主キー)を入力する(S1)。この主キーで、DBを検索し、DBの第1要素が主キーと一致するデータ組の群を抽出する(S2)。この抽出された群を、ここでは主キーリストと呼ぶこととする。
【0022】
ユーザは、関連組の第1要素(以下、副キー)を入力する(S3)。この副キーで、DBを検索し、DBの第1要素が副キーと一致するデータ組の群を抽出する(S4)。この抽出された群を、ここでは副キーリストと呼ぶこととする。
【0023】
抽出された主キーリストの各組と副キーリストの各組とを全て組み合わせし、更に、予め定められた方法によって、各組み合わせの主キーリストの第2要素と副キーリストの第2要素とから求められた新要素を生成し、対応付けたデータの組の群を生成する(S5)。この生成された群を、ここでは組み合わせリストと呼ぶこととする。
【0024】
ユーザは、制約条件を入力する(S6)。この制約条件は、新要素に対する閾値などの条件である。この制約条件に合致する、組み合わせリストの新要素を含む組を選択する(S7)。選択した結果、絞り込まれた組は、1組かもしれないし、または、少数の組かもしれない。この選択された組をここでは、抽出リストと呼ぶこととする。
【0025】
この抽出リストは、ユーザの目的組を含んでおり、これを例えば所望の変換を行って、表示装置に表示することにより、ユーザへ提示する。
【0026】
以上のような本発明の原理により、目的組の提示を受けたいが、目的組に含まれる各要素についての内容を一部しか知らなくとも、目的組と異なる別の組を利用して、目的組を特定、あるいはユーザが容易に特定できる程度の候補組数に減少させて、ユーザへ提示することができるようになる。
【0027】
以下に本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0028】
図2は、本実施の形態に係る全体システムの構成例を示したものである。
【0029】
図2(a)は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような情報処理装置本体1と、表示装置2及び入力装置3とが分離し、有線あるいは無線で接続されるようなシステム形態を示している。図2(b)は、サーバ/クライアント型コンピュータのようなシステム形態を示しており、情報処理装置本体1がサーバ本体に相当し、一体化された表示装置2と入力装置3とがクライアント端末に相当する。また、別の例としては、情報処理装置本体1がサーバ本体に相当し、一体化された表示装置2と入力装置3とがPDAや携帯電話等に相当する。図2(c)は、ノート型パーソナルコンピュータのような、情報処理装置本体1と表示装置1と入力装置1が一体化したシステム形態を示している。
【0030】
次に、図3に情報処理装置本体1の機能ブロックを示し、説明する。
【0031】
情報処理装置本体1には、バス15を介し、CPU11、揮発性・高速の半導体メモリ12、表示装置2や入力装置3と無線接続あるいは有線接続するための入出力部/通信部13、および大容量不揮発性の記憶部14等を備えている。
【0032】
記憶部14には、ある特定項目の要素(以下、第1要素)と別の特定項目の要素(以下、第2要素)とを含む複数項目の要素によって組されたデータ組を多数記憶するデータベース(DB)141と、ユーザからの指示によりこのDBに含まれるユーザが得たい唯一つの情報(目的組)を得るために検索し提供する検索プログラム142とが格納されている。
【0033】
検索プログラム142は、ユーザによって入力された要素について、前記データベース141を検索する検索部143と、異なる2つの第2要素から所定の方法で新要素を生成し、異なる2つの組にその新要素を付加して組を生成する組み合わせ生成部144と、前記組み合わせ生成部で生成されたそれぞれの組の新要素が、ユーザによって入力された制約条件を満たすもののみを選択する選択部145とを含む。
【0034】
次に、情報処理装置本体1で検索プログラム142が実行される際の動作フローを、具体例で補足しながら説明する。
【0035】
具体例の想定は、知人の「山田」宅の位置を特定したいが、喫茶「ドートル」から百メートル以内にあるということを知っているのみで、「山田」宅の住所も電話番号もわからないという場合を想定し、この状況でユーザは本具体例の位置検索ソフトを利用して、知人の「山田」宅の位置の特定を行う、こととする。この場合のDBのデータ構造の例を図4に示す。この例では、特定項目として、名前、住所、緯度・経度を備える形式としている。なお、図4において、名前の欄に名前の後に数字を付してあるが、これはそれぞれが異なっていることを表すために便宜的に付したに過ぎず、実際のDBでは、無くて構わない。
【0036】
図5は、検索プログラム142が実行される際の情報処理装置本体1の動作フローを示している。
【0037】
まず、検索プログラム142は、ユーザによって、主キー、副キー、制約条件を入力させるための検索画面を提示し、この画面に従って入力された主キー、副キー、制約条件を受信する(S11)。主キーは、ユーザが所望するデータ組(目的組)の第1要素を表記した文字列である。副キーは、ユーザが所望するデータ組(目的組)に対し、ユーザの知識の下で関連性を持った別のデータ組(関連組)の第1要素を表記した文字列である。制約条件は、目的組と関連組との制約関係を表す文字列である。なお、ここで言う文字列は、文字の他に数字などを含んでいる。
【0038】
具体例において、ユーザは、図6に示す画面に従って、主キーに「山田」、副キーに「ドートル」、制約条件に「100m以内」を入力し、実行指示する。これにより、位置検索ソフトは、主キー「山田」、副キー「ドートル」、制約条件「100m以内」を受信する。
【0039】
次に、検索プログラム142は、検索部143を用いて、データベース141から、第1要素に主キーを含むデータの組を検索・抽出する(S12)。この抽出結果をここでは、主キーリストと呼ぶ。この主キーリストは、メモリ12または記憶部14へ一時保持される。
【0040】
具体例においては、位置検索ソフトは、名前、住所、緯度・経度、を組としたデータベース(図4)の名前の欄を「山田」で検索し、一致した(若しくは含む)組を順次抽出し、図7に示す「山田リスト」を生成する。なお、図では名前欄を設けているが、名前欄の全てが山田であるから山田欄を省略して、住所と緯度・経度の組のみでも良いことは勿論である。
【0041】
次に、検索プログラム142は、検索部143を用いて、データベース141から、第1要素に副キーを含むデータの組を検索・抽出する(S13)。この抽出結果をここでは、副キーリストと呼ぶ。この副キーリストは、メモリ12または、記憶部14へ一時保持される。
【0042】
具体例においては、位置検索ソフトは、データベース(図4)の名前の欄を「ドートル」で検索し、一致した(若しくは含む)組を順次抽出し、図8に示す「ドートルリスト」を生成する。なお、図8も名前の欄を設けているが、図7の説明と同様に名前欄を省略して、住所と緯度・経度の組のみでも良い。
【0043】
次に、検索プログラム142は、組み合わせ生成部144を用いて、メモリ12または記憶部14へ一時保持された主キーリストの各組と、副キーリストの各組とを全て組み合わせるとともに、各組み合わせの主キーリストの組の第2要素と副キーリストの第2要素とを用いて、所定の方法によって新要素をそれぞれ求めて、それぞれの組に対応付けた、組み合わせリストを生成する(S14)。生成された組み合わせリストもまた、メモリ12または、記憶部14へ一時保持される。
【0044】
具体例においては、位置検索ソフトは、山田リストの各組と、ドートルリストの各組とを全て組み合わせるとともに、それぞれの山田の緯度・経度とそれぞれのドートルの緯度・経度とを用いて、各組の緯度・経度の差を得て、この緯度・経度差からメートル差を求めて、このメートル差を対応付けて、図9に示すような山田−ドートルリストを生成する。なお、この図9において、図の大きさの関係上、本具体例に直接関係しない、それぞれの住所の欄は省略した。また、このリストにおいても、2つの名前欄、山田およびドートルは省略して良いことは上記と同様である。
【0045】
次に、検索プログラム142は、選択部145を用いて、ステップS11で受信した制約条件と、組み合わせリストの各組の新要素と個々に比較し、制約条件に合った新要素を含む組のみを選択する(S15)。
【0046】
具体例においては、位置検索ソフトは、既に受信した制約条件「100m以内」と、山田−ドートルリストの各メートル差を比較し、メートル差が100m以内のデータの組のみを選択し、図10の特定の山田リストを生成する。
【0047】
そして、ステップS15で選択された組から、主キー検索で抽出された部分の各要素がユーザが得たい目的とした組であり、この組から提示する要素を得て、ユーザーへ提示するための表示形式に変換し、表示装置2へ出力する(S16)。なお、ステップS15において、一組も抽出されない場合は、その旨を表示するよう表示装置2へ出力すれば良い。また、多数抽出された場合には、それらを表示しても良いし、候補数が多すぎる旨を表示してもよい。
【0048】
具体例において、位置検索ソフトは、ユーザが調べたい山田宅を提示するために、特定の山田リストにある山田宅の緯度・経度に基づいて、例えば、電子地図上に山田宅をプロットしてこの地図を表示装置へ出力したり(図11)、山田宅の緯度・経度を示すリストを表示装置へ出力したりする。
【0049】
以上説明してきた本実施の形態では、従来ではデータベースの各項目に登録される要素に対してのみ検索できた点を、データベースの各項目に登録される要素から新要素を求めて、その新要素に対して、制約条件を与えることにより、所望するデータを取り出すことができるようになる。つまり、データベースに登録されているユーザが必要とされる特定のデータ(目的組)の提示を受けたいが、そのデータを特定するための情報が不足していた場合であっても、ユーザが必要とされるデータとユーザの知識においては関連があるがデータベース上では関連がなく、且つ、データベースに登録されている別のデータを利用して、ユーザが必要とされるデータを、得ることができるようになる。
【0050】
また、特に、施設などの位置を特定したい場合において、ユーザがデータベース上のその施設のデータを一意に指定するための情報は不足しているが、ユーザが知っている別の施設のデータと、施設間のおおよその距離関係とを、利用することによって、特定したい施設の位置を知ることができる。
【0051】
なお、本実施の形態の具体例においては、制約条件として「100m以内」のような距離の入力を受け、組み合わせて生成された新要素についてその元となる施設間の距離を利用するものを説明したが、例えば、制約条件として「以北(主キーリストの第2要素が、副キーリストの第2要素より北側である、新要素)」のような方角を利用するものも可能である。この他、制約条件として「100m以内でかつ以北」のように複合した条件が利用可能であることも勿論である。
【0052】
ところで、上記の実施の形態では、図5のステップS14で組み合わせリストを生成し、ステップS15で抽出リストを生成する2段階のリスト作成を行った例を説明したが、組み合わせを作成する段階で、新要素を求め、制約条件と比較して、合致するもののみを選択して、リスト化してもよい。これにより、組み合わせリストを生成する必要がなくなり、従って一時的にも保管する必要が無くなる。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、データベースに登録されているユーザが必要とされる特定のデータの提示を受けたいが、そのデータを特定するための情報が不足している場合であっても、データベース上では関連が無いが、ユーザの知識では関連のある別のデータを利用して、ユーザが必要とされるデータを、得ることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を示した図。
【図2】 本実施の形態に係る全体システムの構成例を示す図。
【図3】 本実施の形態に係る情報処理装置本体1のブロック図。
【図4】 本実施の形態のデータベース141の一例を示す図。
【図5】 本実施の形態の検索プログラム142の実行時のフロー図。
【図6】 入力画面の一例
【図7】 山田リストの例。
【図8】 ドートルリストの例。
【図9】 山田−ドートルリストの例。
【図10】 特定の山田リストの例。
【図11】 表示画面の一例。
【符号の説明】
1・・・情報処理装置本体、2・・・表示装置、3・・・入力装置
11・・・CPU、12・・・メモリ、13・・・入出力部/通信部
14・・・記憶部、15・・・バス
141・・・データベース、142・・・検索プログラム
143・・・検索部、144・・・組み合わせ生成部、145・・・選択部

Claims (3)

  1. 第1項目の要素と第1項目とは異なる第2項目の要素とを含む複数項目の各要素が対応付けられた組を多数記憶するデータベースを検索する検索装置であって、
    該第1項目に対し第1キーで検索要求を受け、前記データベースを検索し、該第1項目に該第1キーを要素として含む組を抽出するとともに、該第1項目に対し第2キーで検索要求を受け、前記データベースを検索し、該第1項目に該第2キーを要素として含む組を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって該第1キーで抽出された各組と前記抽出手段によって該第2キーで抽出された各組とを組み合わせた全ての組み合わせのそれぞれの該第2項目同士から新項目の要素を各々求めて、この各々求められた新項目を全ての組み合わせのそれぞれに対応付けた新たな組をそれぞれ生成する生成手段と、
    前記新項目の要素に対する制約条件を受け、該制約条件と前記生成手段によって求められた新たな各組の各新項目の要素のそれぞれとを比較し、該制約条件を満たす新項目の要素を含む組を選択する選択手段とを備え、
    該第1項目は施設の名前であり、該第2項目は該施設の位置情報であり、該制約条件は、距離に関する条件であり、該第1キーは特定施設の名前であり、該第2キーは該特定施設の位置から制約条件を満たす位置にある別の特定施設の名前であり、該新項目の要素は、前記第1抽出手段によって抽出された各組の施設と前記第2抽出手段によって抽出された各組の施設との間の距離であることを特徴とする検索装置。
  2. 第1項目の要素と第1項目とは異なる第2項目の要素とを含む複数項目の各要素が対応付けられた組を多数記憶するデータベースを検索する検索装置であって、
    検索要求となる第1キーと第2キーと制約条件とを入力した後、検索実行指示する実行指示手段と、
    前記実行指示手段の実行指示によって、該第1キーで、前記データベースの該第1項目を検索し、該第1項目の要素に該第1キーを含む組を抽出するとともに、前記実行指示手段の実行指示によって、該第2キーで、前記データベースの該第1項目を検索し、該第1項目の要素に該第2キーを含む組を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって該第1キーで抽出された各組と前記抽出手段によって該第2キーで抽出された各組とを組み合わせた全ての組み合わせのそれぞれの該第2項目同士から新項目の要素を各々求めて、この各々求められた新項目を全ての組み合わせのそれぞれに対応付けた新たな組をそれぞれ生成する生成手段と、
    前記実行指示手段の実行指示によって、該制約条件で、前記生成手段によって求められた新たな各組の各新項目と比較し、該制約条件を満たす新項目の要素を含む組を選択する選択手段と、を備え、
    該第1項目は施設の名前であり、該第2項目は該施設の位置情報であり、該制約条件は、距離に関する条件であり、該第1キーは特定施設の名前であり、該第2キーは該特定施設の位置から制約条件を満たす位置にある別の特定施設の名前であり、該新項目の要素は、前記第1抽出手段によって抽出された各組の施設と前記第2抽出手段によって抽出された各組の施設との間の距離であることを特徴とする検索装置。
  3. 第1項目の要素と第1項目とは異なる第2項目の要素とを含む複数項目の各要素が対応付けられた組を多数記憶するデータベースを備える検索装置と接続される検索インタフェース装置において、
    前記データベースの該第1項目を検索するための第1キーと、前記データベースの該第1項目を検索するための該第1キーとは異なる第2キーと、該第1キーで抽出される組の該第2項目の各要素と該第2キーで抽出される組の該第2項目の各要素とに基づいて、予め定められた所定方法によって求められる新項目の要素に対する制約条件と、を入力し、これら入力された該第1キーと該第2キーと該制約条件とを含む検索要求を前記検索装置へ送信する送信手段と、
    前記検索装置から前記検索要求に対する検索結果を入力し、これを表示する表示手段とを備え、該第1項目は施設の名前であり、該第2項目は該施設の位置情報であり、該制約条件は、距離に関する条件であり、該第1キーは特定施設の名前であり、該第2キーは該特定施設の位置から制約条件を満たす位置にある別の特定施設の名前であり、該新項目の要素は、前記第1抽出手段によって抽出された各組の施設と前記第2抽出手段によって抽出された各組の施設との間の距離であることを特徴とする検索インタフェース装置。
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