JP3915018B2

JP3915018B2 - Dustproof device for belt conveyor

Info

Publication number: JP3915018B2
Application number: JP19924797A
Authority: JP
Inventors: 中錠行田; 濱秀春長; 尾一治圓
Original assignee: JFE Steel Corp
Current assignee: JFE Steel Corp
Priority date: 1997-07-08
Filing date: 1997-07-08
Publication date: 2007-05-16
Anticipated expiration: 2017-07-08
Also published as: JPH1129213A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明はベルトンコベアの防塵装置に関し、特にコンベアベルトの寿命を低下させることなく、輸送物の粉塵が周囲に飛散するのを防止できるようにした装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
現在、ベルトコンベアは輸送手段として最も低価格の輸送機であり、各種の工場や設備で多く採用されているが、輸送物が粉状の場合や粉状物を含む場合には粉状物が周囲に飛散しやすく、環境を悪化させるとともに、飛散した粉状物を回収し除去する必要がある。従って、ベルトコンベア周囲への発塵をどのように防止するかがベルトコンベアにおける重要な課題となっている。
【０００３】
例えば、乗り継ぎ部での防塵については、コンベアベルト両側にサイドスカート板を取付けるとともに、その外方にスカートゴムを配置し、その下端をコンベアベルトに摺接させて粉状物の噴き出しを防止する構造が採用されている。
【０００４】
また、ベルトリターン側における防塵については、ベルトコンベアのヘッド部にベルトクリーナを配置し、ベルトクリーナの硬質チップ等でコンベアベルトの表面付着物を掻き取り、コンベアベルト表面に付着した粉状物がベルトリターン側で落下飛散するのを防止する構造が採用されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の乗り継ぎ部における防塵方法では、コンベアベルトが所定間隔をあけて配置された複数の水平ローラで支持されている関係上、シュートからの輸送物の落下の衝撃に起因してコンベアベルトに撓みが発生しやすく、コンベアベルトとスカートゴムとの間に隙間ができて粉状物が噴き出すおそれがあった。これを防止するためにはスカートゴムをコンベアベルトに強く押し付ける必要があるが、その場合にはコンベアベルトとスカートゴムとの間の面圧抵抗が大きく、ベルトコンベア駆動のための電力が増大するばかりでなく、コンベアベルトの表面が摩耗してベルト寿命を短くさせる原因となっている。また、コンベアベルトの表面に摩耗によって凹所ができると、凹所内に輸送物が入り込み、ベルトクリーナによって掻き取ることができず、ベルトリターン側における発塵発生の原因ともなる。
【０００６】
また、従来のベルトリターン側における防塵方法では、ベルトクリーナの硬質チップがコンベアベルトの表面を傷つけやすく、コンベアベルト表面が傷つくとこれに硬質チップが喰い込んでコンベアベルトの縦割きを招来するおそれがある。しかも、硬質チップは常時コンベアベルトに接触しているので、コンベアベルトの表面摩耗を促進させている原因となる。さらには、硬質チップについては１００〜１５０ｍｍの複数のチップを組合せているので、コスト高であるばかりでなく、その取り替えが煩雑で、時間がかかるという問題があった。
【０００７】
本発明は、かかる問題点に鑑み、コンベアベルトの寿命を低下させることなく、輸送物の粉塵が飛散するのを防止できるようにしたベルトコンベアの防塵装置を提供することを課題とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明に係るベルトコンベアの防塵装置は、コンベアベルトを無端状に張設し、上記コンベアベルト上流端側の乗り継ぎ部にてシュートから落下する輸送物をコンベアベルトで受けて上記コンベアベルトの下流端側に搬送するベルトコンベアにおいて、上記乗り継ぎ部には一対のサイドスカート板が上記コンベアベルト両側上方に位置して設けられ、該サイドスカート板の外方には上記サイドスカート板の長手方向のほぼ全長にわたって上記コンベアベルトとサイドスカート板との間の隙間を封鎖するスポンジ製の防塵部材が設けられ、該防塵部材はその下端面で所定の弾性力をもって上記コンベアベルトの表面に面接触され、かつその弾性力にて上記コンベアベルトの撓みに追従可能となっている一方、上記コンベアベルトのベルトリターン側にはベルトクリーナが設けられ、該ベルトクリーナにはベルト幅方向に延びて上記コンベアベルトの表面に所定の弾性力をもって面接触して上記コンベアベルトの表面付着物を掻き取るスポンジ製のクリーナ本体が設けられ、上記乗り継ぎ部への入り側にはバックスカート板の搬送方向上流側に上記コンベアベルトの表面にほぼ沿う形状をなしかつコンベアベルトの搬送力にて弾性変形されて上記バックスカート板と上記コンベアベルトとの間を封鎖するスポンジ製のパッドが設けられ、上記バックスカート板とコンベアベルトとの間が上記パッドの乗り継ぎ部への引き込みが阻止される寸法に設定されていることを特徴とする。
【０００９】
本発明の特徴の１つは乗り継ぎ部のサイドスカート板の外方にスポンジ製の防塵部材を設け、防塵部材の下端をその弾性を利用してコンベアベルトに面接触させるようにした点にある。これにより、サイドスカート板とコンベアベルトとの間の隙間は完全に封鎖され、又コンベアベルトに落下物の衝撃で撓みが発生してもスポンジスカートがその弾性によって追従して変形するので、隙間ができることはなく、粉状物の噴き出しが確実に防止される。また、スポンジ製の防塵部材は従来のスカートゴムに使用されるゴム材に比して比較的軟質であるので、コンベアベルトに接触してもコンベアベルトを摩耗させることは少ない。このように摩耗を少なくできる結果、何らかの原因、例えば取付けミス等によって防塵部材とコンベアベルトとの間に隙間が出来ても防塵部材をある程度の幅に設定することができ、粉塵が外方に飛び出ようとしても防塵部材の下端面かコンベアベルト表面のいずれかに衝突し、直接外方に飛び出るおそれを少なくできる。
【００１０】
防塵部材はウレタンフォーム等の合成樹脂フォーム、発泡ゴム等を採用することができるが、コンベアベルトの使用状況を考慮すると、耐候性、耐薬品性、耐久性、耐摩耗性に優れたポリエチレン系発泡体が好ましい。
【００１１】
また、防塵部材の全体をスポンジで構成してもよいが、防塵部材に対する輸送物の衝突等を考慮すると、防塵部材にベルト幅方向への復元性を付与するのがよい。そこで、弾性を有しかつスポンジにベルト幅方向の復元性を付与する芯材をスポンジ内に挿入して防塵部材を構成するのが好ましい。芯材は弾性を有するものであればどのような材料でもよいが、コストを考慮すると、合成樹脂材料がよく、特に導電性を有する合成樹脂材料とすると、コンベアベルトと防塵部材との摺接によって生じる静電気を逃がすことができる。
【００１２】
防塵部材の取付け方法は特に限定されないが、ベルトコンベアのコンベアフレームに略逆Ｌ字状の自立支柱を取付け、該自立支柱の先端に支持してもよく、又スカート板を利用し、サイドスカート板に固定するようにしてもよい。前者の取付け構造の場合、自立支柱の縦柱部分と水平アーム部分とを相互に上下方向及び水平方向に調整可能とし、防塵部材の位置を調整できるようにするのがよい。
【００１３】
また、本発明の他の特徴は幅方向に延びるスポンジ製のクリーナ本体を有するベルトクリーナをベルトリターン側に設け、クリーナ本体をコンベアベルト表面に所定の弾性をもって面接触させるようにした点にある。これにより、ベルトリターン側においてコンベアベルトの表面付着物を掻き取ることができる。しかも、クリーナ本体のスポンジは従来の硬質チップに比して軟質であるので、コンベアベルトを傷つけることもなく、又交換も容易である。
【００１４】
スポンジ製のクリーナ本体はそれ自体の弾性によってコンベアベルトに弾性接触しているが、クリーナ本体をコンベアベルト表面に向けて弾性付勢する追従機構をさらに設け、コンベアベルトの変位に追従させるのが好ましい。また、クリーナ本体は１本でもよいが、表面付着物の掻き取り性能を確保する上で、複数とするのがよい。即ち、ベルトクリーナにはベルト幅方向に延びる複数のスポンジ製のクリーナ本体を搬送方向の前後に間隙をあけて取付けるのがよい。この場合、ベルト走行方向上流側のクリーナ本体をベルト走行方向下流側のクリーナ本体に比して硬質とすると、硬く付着した粉塵が最初の硬質のクリーナ本体で掻き取られ、残りの比較的軟らかい粉塵が軟質のクリーナ本体で掻き取られ、掻き取り性能をアップできる。また、クリーナー本体をスポンジ製としているので、これにコンベアベルトの水切り機能を併有させることもできる。この場合、クリーナー本体をコンベアベルトの全幅を越える長さに設定するのがよい。
【００１５】
本発明のさらに他の特徴は乗り継ぎ部のバックスカート板の搬送方向上流側にスポンジ製のパッドを設け、コンベアベルトと面接触したパッドをコンベアベルトの搬送力によって弾性変形させてバックスカート板とコンベアベルトとの間の隙間を封鎖するようにした点にある。これにより、乗り継ぎ部から搬送方向上流側への粉状物の噴き出しは確実に防止されることとなる。
【００１６】
バックスカート板とコンベアベルトとの間の隙間を確実に封鎖する上で、パットは弾性変形しやすい形状又は材質であることが大切である。
【００１７】
本発明ではベルトコンベアの全体について防塵を行っているが、既存のベルトコンベアの乗り継ぎ部の側方や後方、ベルトリターン側のうち、発塵の激しい箇所のみに本発明の方法を採用することも可能である。
【００１８】
即ち、本発明によれば、コンベアベルトを無端状に張設し、上記コンベアベルト上流端側の乗り継ぎ部にてシュートから落下する輸送物をコンベアベルトで受けて上記コンベアベルトの下流端側に搬送するベルトコンベアにおいて、上記乗り継ぎ部には一対のサイドスカート板が上記コンベアベルト両側上方に位置して設けられ、該サイドスカート板の外方には上記サイドスカート板の長手方向のほぼ全長にわたって上記コンベアベルトとサイドスカート板との間の隙間を封鎖するスポンジ製の防塵部材が設けられ、該防塵部材はその下端面で所定の弾性力をもって上記コンベアベルトの表面に面接触され、かつその弾性にて上記コンベアベルトの撓みに追従可能となっている特徴とするベルトコンベアの防塵装置を提供することができる。
【００１９】
また、本発明によれば、コンベアベルトを無端状に張設し、上記コンベアベルト上流端側の乗り継ぎ部にてシュートから落下する輸送物をコンベアベルトで受けて上記コンベアベルトの下流端側に搬送するベルトコンベアにおいて、上記コンベアベルトのベルトリターン側にはベルトクリーナが設けられ、該ベルトクリーナにはベルト幅方向に延びて上記コンベアベルトの表面に所定の弾性力をもって面接触して上記コンベアベルトの表面付着物を掻き取るスポンジ製のクリーナ本体が設けられていることを特徴とするベルトコンベアの防塵装置を提供することができる。
【００２０】
さらに、本発明によれば、コンベアベルトを無端状に張設し、上記コンベアベルト上流端側の乗り継ぎ部にてシュートから落下する輸送物をコンベアベルトで受けて上記コンベアベルトの下流端側に搬送するベルトコンベアにおいて、上記乗り継ぎ部への入り側にはバックスカート板の搬送方向上流側に上記コンベアベルトの表面にほぼ沿う形状をなしかつコンベアベルトの搬送力にて弾性変形されて上記バックスカート板と上記コンベアベルトとの間を封鎖するスポンジ製のパッドが設けられ、上記バックスカート板とコンベアベルトとの間が上記パッドの乗り継ぎ部への引き込みが阻止される寸法に設定されていることを特徴とするベルトコンベアの防塵装置を提供することができる。
【００２１】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図１ないし図９は本発明に係るベルトコンベアの防塵装置の好ましい実施形態を示す。図において、コンベアベルト１０は前後の駆動部材及び従動部材（図示せず）の間に無端状に張設され、駆動源（図示せず）によって駆動部材が駆動されてコンベアベルト１０が無端状に搬送されるようになっている。
【００２２】
このコンベアベルト１０のベルト搬送側では、コンベアフレーム１１に図１ないし図３に示されるように、その中央に複数の水平ローラ１２・・・が搬送方向に所定の間隔をあけて支持され、水平ローラ１２の両側には両側ガイド板１３、１３が搬送方向に延び、かつベルト幅方向に対して所定角度で傾斜して取付けられ、さらにガイド板１３の外方には複数の縦型ローラ１４・・・が取付けられ、ガイド板１３及び縦型ローラ１４によってコンベアベルト１０にトラフ角度が付与されている。
【００２３】
また、コンベアベルト１０のベルト搬送側の上流端側には乗り継ぎ部２０がシュート（図示せず）の下方に位置して設けられている。この乗り継ぎ部２０では図３に示されるように、一対のサイドスカート板２１、２１が搬送方向に延び、かつコンベアベルト１０の両側上方に位置して設けられ、サイドスカート板２１、２１間の搬送方向上流側及び下流側はスカートテール部２２、２２によって封鎖され、該搬送方向上流側のスカートテール部２２とコンベアベルト１０との間にはバックスカート板２３が設けられている。
【００２４】
さらに、乗り継ぎ部２０内にはサイドスカート板２１、２１の外方にスポンジスカート（防塵部材）３０、３０が設けられている。図５の(a) ないし(f) に示されるように、コンベアフレーム１１の外側面には自立支柱が適当な間隔をあけてボルト・ナットで固定され、該自立支柱は縦柱部分３１と水平アーム部分３２とからなり、該水平アーム部分３２の先端に取付金具３３によってスポンジスカート３０が把持固定され、スポンジスカート３０の搬送方向上流端の取付金具３３にはベルトダスト防止板３５が取付けられている。
【００２５】
また、自立支柱の縦柱部分３１と水平アーム部分３２とは図４の(a) に示されるように縦方向及び横方向に延びる長穴とボルト・ナットによって水平アーム部分３２の高さ及び水平アーム部分３２の先端位置を調整できるように構成されており、上記スポンジスカート３０は所定の弾性でもってコンベアベルト１０の表面に面接触され、その弾性にてコンベアベルト１０の撓みに追従可能となっている。なお、スポンジスカート３０は図４の(b) 及び図５の(h) に示されるように、サイドスカート２１に上下螺進退可能に取付けられた取付ボルト３４に取付金具３３を取付けることによって支持してもよい。また、図５の(g) に示されるように、コンベアフレーム１上に自立支柱を直接載置して固定してもよい。
【００２６】
スポンジスカート３０は耐摩耗性、耐水性、耐候性の面から、架橋ポリエチレン系発泡体で製作されるのが好ましい。例えば、スポンジスカート３０は三層縦型積層構造をなし、中心層が架橋ポリエチレン系発泡体（三和化工株式会社製、商品名：ニューペルカＬＣＸー２００♯１、見掛け密度０．０５４ｇ／ｃｍ³、表面抵抗値５×１０⁶Ω以下）、両側層が架橋ポリエチレン系連続気泡体（三和化工株式会社製、商品名：オプセルＬＣー３００♯１、基材：エチレン酢酸ビニル共重合体、見掛け密度０．０２７ｇ／ｃｍ³、連続気泡率１００％）から構成されることができる。導電性架橋ポリエチレン系発泡体はコンベアベルト１０とスポンジスカート３０との摩擦により生じうる静電気を逃がす作用があり、架橋ポリエチレン系連続気泡体は弾性に優れ、コンベアベルト１０の撓みに追従する作用がある。
【００２７】
他方、ベルトリターン側にはベルトクリーナ４０が設けられている。即ち、コンベアフレーム１１には左右一対の取付フレーム４１、４１が取付けられ、該取付フレーム４１、４１には縦溝が形成され、該縦溝内にはベルト幅方向に延びるクリーナベース部４２が上下動自在に収容され、該クリーナベース部４２には幅方向に延びる一対のスポンジ製のクリーナ本体４３、４３が前後に所定の間隔をあけて取付けられている。
【００２８】
クリーナ本体４３の材質は耐摩耗性、弾性、耐水性の面から、発泡倍率２０倍以下の架橋ポリエチレン系発泡体（例えば、▲１▼三和化工株式会社製、商品名：サンペルカＣー７００、基材：エチレン系酢酸ビニル共重合体、見掛け密度０．１４ｇ／ｃｍ³、▲２▼三和化工株式会社製、商品名：サンペルカＣー１２０２、基材：エチレン系酢酸ビニル共重合体）が好ましい。本例では付着物の掻き取り効果を確保すべく、発泡倍率が低く、硬度の高い材料から順番に配列されている。
【００２９】
また、取付フレーム４１とクリーナベース部４２との間には追従機構４４が設けられ、該追従機構４４はボルトによって上下位置を調整されるとともに、コイルばねによってクリーナベース部４２を引っ張り付勢するようになっており、こうしてスポンジ４３はコンベアベルト１０の表面に所定の弾性をもって面接触されるようになっている。
【００３０】
さらに、上記乗り継ぎ部２０の入り側にはスポンジ製のパッド５０が設けられ、該パッド５０はバックスカート板２３に設けられたフックにチェーン５２によって支持されている。このパット５０には比較的薄くて変形しやすい平面三角形状の部分５１を有し、コンベアベルト１０の搬送力にて容易に弾性変形できるようになっている。また、バックスカート板２３とコンベアベルト１０との間はパット５０が引き込まれないような寸法に設定されている。
【００３１】
パッド５０は弾性、耐摩耗性、耐水性、耐候性の面から、架橋ポリエチレン系連続気泡体（例えば、三和化工株式会社製、商品名：オプセルＬＣー３００♯１、見掛け密度０．０２７ｇ／ｃｍ³、基材：エチレン酢酸ビニル共重合体）が好ましい。
【００３２】
シュートから輸送物が落下してくると、乗り継ぎ部２０においてコンベアベルト１０によって受けられ、コンベアベルト１０によって下流側に搬送される。その際、輸送物に含まれる粉状分が乗り継ぎ部２０内で粉塵となって舞い上がるが、サイドスカート板２１、２１とコンベアベルト１０との間はスポンジスカート３０によって封鎖され、又バックスカート板２３とコンベアベルト１０との間はパッド５０によって封鎖されているので、乗り継ぎ部２０から側方及び後方に粉塵が噴き出すことはない。
【００３３】
また、コンベアベルト１０の表面には輸送物に含まれる粉状物が付着しやすいが、ベルトリターン側においてコンベアベルト１０表面にベルトクリーナ４０のスポンジ製のクリーナ本体４３、４３が弾性接触されているので、コンベアベルト１０の表面付着物は硬さの異なるクリーナ本体４３、４３によって効率よく掻き取られ、ベルトリターン側における発塵となることはない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るベルトコンベアの防塵装置の好ましい実施形態を示す概略斜視図である。
【図２】ベルトコンベア乗り継ぎ部における上記防塵装置の構成を示す概略側面図である。
【図３】ベルトコンベア乗り継ぎ部における上記防塵装置の構成を示す断面正面図である。
【図４】図３における自立支柱とスポンジスカートとの取付け状態(a) 及びその変形例(b) を示す図である。
【図５】上記自立支柱とスポンジスカートとの間の取付け状態の詳細な構造(a) ないし(f) 及びその変形例(g)(h)を示す図である。
【図６】ベルトリターン側におけるベルトクリーナの正面(a) 、平面(b) 及び側面(c) を示す図である。
【図７】上記ベルトクリーナの追従機構(a) 及びその変形例(b) を示す図である。
【図８】バックスカート部における防塵装置の構成を示す図である。
【図９】図８における正面構成(a) 及びパッド(b) を示す図である。
【符号の説明】
１０コンベアベルト
２０乗り継ぎ部
２１サイドスカート
２３バックスカート板
３０スポンジスカート
３１縦支柱部分（自立支柱）
３２水平アーム部分（自立支柱）
４０ベルトクリーナ
４３スポンジ
５０パッド[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a dust-proof device for a belt-on-bearing, and more particularly to a device capable of preventing dust on a transported material from being scattered around without reducing the life of a conveyor belt.
[0002]
[Prior art]
At present, belt conveyors are the lowest cost transporter as a means of transport, and are widely used in various factories and facilities. However, if the transported material is powdery or contains powdery material, It is easy to scatter to the surroundings, and it is necessary to collect and remove the scattered powdery substance while deteriorating the environment. Therefore, how to prevent dust generation around the belt conveyor is an important issue in the belt conveyor.
[0003]
For example, for dust-proofing at the connecting part, the side skirt plate is attached to both sides of the conveyor belt, the skirt rubber is arranged on the outer side, and the lower end is slidably contacted with the conveyor belt to prevent the powdery material from being ejected. Is adopted.
[0004]
As for dust prevention on the belt return side, a belt cleaner is arranged at the head of the belt conveyor, and scraped material on the surface of the conveyor belt is scraped off with a hard chip of the belt cleaner, and the powdery material adhering to the surface of the conveyor belt is removed from the belt. A structure that prevents falling and scattering on the return side is adopted.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional dust-proofing method at the connecting portion, the conveyor belt is supported by a plurality of horizontal rollers arranged at a predetermined interval, so that the conveyor belt is caused by the impact of the fall of the transported goods from the chute. There was a possibility that bending would easily occur, and a gap was formed between the conveyor belt and the skirt rubber, and the powdered material was ejected. In order to prevent this, it is necessary to strongly press the skirt rubber against the conveyor belt. In that case, the contact pressure resistance between the conveyor belt and the skirt rubber is large, and the power for driving the belt conveyor is increased. In addition, the surface of the conveyor belt is worn, causing the belt life to be shortened. Further, if a recess is formed on the surface of the conveyor belt due to wear, the transported material enters the recess and cannot be scraped off by the belt cleaner, which may cause dust generation on the belt return side.
[0006]
In addition, in the conventional dust-proof method on the belt return side, the hard chip of the belt cleaner easily damages the surface of the conveyor belt, and if the surface of the conveyor belt is damaged, there is a risk that the hard chip will bite into the belt and cause the conveyor belt to be split vertically. is there. Moreover, since the hard chip is always in contact with the conveyor belt, it causes the surface wear of the conveyor belt to be accelerated. Furthermore, since a plurality of chips having a size of 100 to 150 mm are combined for the hard chip, there is a problem that not only the cost is high, but also the replacement is complicated and takes time.
[0007]
This invention makes it a subject to provide the dust-proof apparatus of the belt conveyor which enabled it to prevent that the dust of a transported thing splashed, without reducing the lifetime of a conveyor belt in view of this problem.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, the dustproof device for the belt conveyor according to the present invention stretches the conveyor belt endlessly, receives the transported material falling from the chute at the connecting portion on the upstream end side of the conveyor belt, and receives the transported material on the conveyor belt. In the belt conveyor that conveys to the downstream end side, a pair of side skirt plates are provided at the upper part of both sides of the conveyor belt at the connecting portion, and the side skirt plates are disposed in the longitudinal direction of the side skirt plates. A sponge dustproof member that seals the gap between the conveyor belt and the side skirt plate over almost the entire length is provided, and the dustproof member is in surface contact with the surface of the conveyor belt with a predetermined elastic force at its lower end surface, In addition, the elastic belt can follow the bending of the conveyor belt, while the conveyor belt bell A belt cleaner is provided on the return side, and the belt cleaner extends in the belt width direction and is in surface contact with the surface of the conveyor belt with a predetermined elastic force to scrape off deposits on the surface of the conveyor belt. The back skirt plate is provided with a main body, has a shape substantially along the surface of the conveyor belt on the upstream side in the conveying direction of the back skirt plate on the entry side to the connecting portion, and is elastically deformed by the conveying force of the conveyor belt. And a pad made of sponge that seals between the conveyor belt and the back skirt plate and the conveyor belt are set to dimensions that prevent the pad from being pulled into the connecting portion. And
[0009]
One of the features of the present invention is that a dustproof member made of sponge is provided outside the side skirt plate of the connecting portion, and the lower end of the dustproof member is brought into surface contact with the conveyor belt using its elasticity. As a result, the gap between the side skirt plate and the conveyor belt is completely sealed, and even if the conveyor belt is bent due to the impact of falling objects, the sponge skirt deforms following its elasticity, so the gap is There is nothing that can be done, and the blowout of powder is reliably prevented. In addition, since the sponge dustproof member is relatively soft as compared with the rubber material used for the conventional skirt rubber, the conveyor belt is less likely to be worn even if it contacts the conveyor belt. As a result of reducing wear, the dustproof member can be set to a certain width even if there is a gap between the dustproof member and the conveyor belt due to some cause, for example, a mounting error, etc. Even if it tries, it can reduce the possibility of colliding with either the lower end surface of the dust-proof member or the conveyor belt surface and jumping out directly.
[0010]
Synthetic resin foam such as urethane foam, foam rubber, etc. can be adopted as the dustproof member, but considering the usage situation of the conveyor belt, polyethylene foam with excellent weather resistance, chemical resistance, durability and wear resistance The body is preferred.
[0011]
Moreover, although the whole dustproof member may be comprised with sponge, it is good to give the resilience to a belt width direction to a dustproof member when the collision of the transport thing, etc. with respect to a dustproof member are considered. Therefore, it is preferable to form a dustproof member by inserting a core material that has elasticity and imparts resilience in the belt width direction to the sponge. The core material may be any material as long as it has elasticity. However, in consideration of cost, a synthetic resin material is preferable. Especially, when a synthetic resin material having conductivity is used, a sliding contact between the conveyor belt and the dust-proof member is sufficient. The generated static electricity can be released.
[0012]
The method of attaching the dust-proof member is not particularly limited, but a substantially inverted L-shaped self-supporting strut may be attached to the conveyor frame of the belt conveyor and supported at the tip of the self-supporting strut. You may make it fix to. In the case of the former mounting structure, it is preferable that the vertical column portion and the horizontal arm portion of the free-standing column can be adjusted in the vertical direction and the horizontal direction so that the position of the dustproof member can be adjusted.
[0013]
Another feature of the present invention resides in that a belt cleaner having a sponge cleaner body extending in the width direction is provided on the belt return side so that the cleaner body is in surface contact with the conveyor belt surface with a predetermined elasticity. Thereby, the surface deposit | attachment of a conveyor belt can be scraped off on the belt return side. Moreover, since the sponge of the cleaner body is softer than conventional hard chips, the conveyor belt is not damaged and can be easily replaced.
[0014]
The sponge cleaner body is in elastic contact with the conveyor belt by its own elasticity, but it is preferable to further provide a follow-up mechanism for elastically urging the cleaner body toward the conveyor belt surface to follow the displacement of the conveyor belt. . Further, although there may be only one cleaner main body, it is preferable to use a plurality of cleaner main bodies in order to ensure the scraping performance of the surface deposits. That is, it is preferable that a plurality of sponge cleaner bodies extending in the belt width direction are attached to the belt cleaner with a gap before and after in the conveyance direction. In this case, if the cleaner body on the upstream side in the belt running direction is made harder than the cleaner body on the downstream side in the belt running direction, the hardly adhered dust is scraped off by the first hard cleaner body, and the remaining relatively soft dust. Can be scraped off with a soft cleaner body to improve the scraping performance. Moreover, since the cleaner body is made of sponge, it can be used together with the draining function of the conveyor belt. In this case, the cleaner body should be set to a length that exceeds the entire width of the conveyor belt.
[0015]
Still another feature of the present invention is that a pad made of sponge is provided on the upstream side in the conveying direction of the back skirt plate of the connecting portion, and the pad that is in surface contact with the conveyor belt is elastically deformed by the conveying force of the conveyor belt, thereby The gap between the belt and the belt is sealed. Thereby, the ejection of the powdery material from the connecting portion to the upstream side in the conveying direction is surely prevented.
[0016]
In order to securely seal the gap between the back skirt plate and the conveyor belt, it is important that the pad has a shape or material that is easily elastically deformed.
[0017]
In the present invention, the entire belt conveyor is dust-proof. However, the method of the present invention may be applied only to a portion where the dust generation is severe on the side or rear of the connecting portion of the existing belt conveyor or on the belt return side. Is possible.
[0018]
That is, according to the present invention, the conveyor belt is stretched endlessly, and the transported material falling from the chute is received by the conveyor belt at the connecting portion on the upstream end side of the conveyor belt, and conveyed to the downstream end side of the conveyor belt. In the belt conveyor, a pair of side skirt plates are provided on both sides of the conveyor belt at the connecting portion, and the conveyor is disposed on the outer side of the side skirt plate over substantially the entire length of the side skirt plate. A sponge dustproof member that seals the gap between the belt and the side skirt plate is provided, and the dustproof member is in surface contact with the surface of the conveyor belt with a predetermined elastic force at its lower end surface, and the elasticity It is possible to provide a dustproof device for a belt conveyor which can follow the bending of the conveyor belt.
[0019]
Further, according to the present invention, the conveyor belt is stretched endlessly, and the transported material falling from the chute is received by the conveyor belt at the connecting portion on the upstream end side of the conveyor belt, and conveyed to the downstream end side of the conveyor belt. In this belt conveyor, a belt cleaner is provided on the belt return side of the conveyor belt, and the belt cleaner extends in the belt width direction and comes into surface contact with the surface of the conveyor belt with a predetermined elastic force. It is possible to provide a dustproof device for a belt conveyor, which is provided with a sponge cleaner body for scraping off surface deposits.
[0020]
Further, according to the present invention, the conveyor belt is stretched endlessly, and the transported material falling from the chute is received by the conveyor belt at the connecting portion on the upstream end side of the conveyor belt, and conveyed to the downstream end side of the conveyor belt. In the belt conveyor, the back skirt plate is formed into a shape substantially along the surface of the conveyor belt on the upstream side in the conveying direction of the back skirt plate on the entry side to the connecting portion and elastically deformed by the conveying force of the conveyor belt. And a pad made of sponge that seals between the conveyor belt and the back skirt plate and the conveyor belt are set to dimensions that prevent the pad from being pulled into the connecting portion. It is possible to provide a dustproof device for the belt conveyor.
[0021]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail based on specific examples shown in the drawings. 1 to 9 show a preferred embodiment of a dustproof device for a belt conveyor according to the present invention. In the figure, the conveyor belt 10 is stretched endlessly between front and rear drive members and a driven member (not shown), and the drive member is driven by a drive source (not shown) to make the conveyor belt 10 endless. It is designed to be transported.
[0022]
On the belt conveyance side of the conveyor belt 10, as shown in FIGS. 1 to 3, a plurality of horizontal rollers 12... Are supported at the center of the conveyor belt 11 at predetermined intervals in the conveyance direction. Both side guide plates 13, 13 are attached to both sides of the roller 12 in the conveying direction and are inclined at a predetermined angle with respect to the belt width direction, and a plurality of vertical rollers 14. .. is attached, and the trough angle is given to the conveyor belt 10 by the guide plate 13 and the vertical roller 14.
[0023]
A connecting portion 20 is provided below the chute (not shown) on the upstream end side of the conveyor belt 10 on the belt conveyance side. As shown in FIG. 3, a pair of side skirt plates 21, 21 extend in the conveying direction and are located above both sides of the conveyor belt 10, and are conveyed between the side skirt plates 21, 21. The upstream side and the downstream side in the direction are sealed by skirt tail portions 22, 22, and a back skirt plate 23 is provided between the skirt tail portion 22 on the upstream side in the transport direction and the conveyor belt 10.
[0024]
Further, sponge skirts (dustproof members) 30 and 30 are provided outside the side skirt plates 21 and 21 in the connecting portion 20. As shown in FIGS. 5A to 5F, free-standing columns are fixed to the outer surface of the conveyor frame 11 with bolts and nuts at an appropriate interval. The sponge skirt 30 is gripped and fixed to the tip of the horizontal arm portion 32 by a mounting bracket 33, and a belt dust prevention plate 35 is mounted to the mounting bracket 33 at the upstream end of the sponge skirt 30 in the transport direction. Yes.
[0025]
In addition, the vertical column portion 31 and the horizontal arm portion 32 of the self-supporting strut are formed as shown in FIG. The front end position of the arm portion 32 can be adjusted, and the sponge skirt 30 is brought into surface contact with the surface of the conveyor belt 10 with a predetermined elasticity, and can follow the bending of the conveyor belt 10 by the elasticity. ing. As shown in FIGS. 4B and 5H, the sponge skirt 30 is supported by attaching a mounting bracket 33 to a mounting bolt 34 that is attached to the side skirt 21 so as to be able to advance and retract. May be. Further, as shown in FIG. 5 (g), a self-supporting column may be directly placed on the conveyor frame 1 and fixed.
[0026]
The sponge skirt 30 is preferably made of a crosslinked polyethylene foam from the viewpoint of wear resistance, water resistance, and weather resistance. For example, the sponge skirt 30 has a three-layer vertical laminated structure, and the center layer is a cross-linked polyethylene foam (manufactured by Sanwa Kako Co., Ltd., trade name: New Peruka LCX-200 # 1, apparent density 0.054 g / cm ³ , Surface resistance value 5 × 10 ⁶ Ω or less), both side layers are cross-linked polyethylene-based open cells (manufactured by Sanwa Kako Co., Ltd., trade name: Opcell LC-300 # 1, base material: ethylene vinyl acetate copolymer, apparent density) 0.027 g / cm ³ , open cell rate 100%). The conductive cross-linked polyethylene foam has an action of releasing static electricity generated by friction between the conveyor belt 10 and the sponge skirt 30, and the cross-linked polyethylene open-cell foam has excellent elasticity and has an action of following the bending of the conveyor belt 10. .
[0027]
On the other hand, a belt cleaner 40 is provided on the belt return side. That is, a pair of left and right mounting frames 41, 41 are mounted on the conveyor frame 11, and vertical grooves are formed in the mounting frames 41, 41, and a cleaner base portion 42 extending in the belt width direction is vertically moved in the vertical grooves. A pair of sponge cleaner bodies 43, 43, which are accommodated in a movable manner and extend in the width direction, are attached to the cleaner base portion 42 at a predetermined interval in the front-rear direction.
[0028]
The material of the cleaner body 43 is a cross-linked polyethylene foam having a foaming ratio of 20 times or less (for example, (1) Sanwa Kako Co., Ltd., trade name: SANPERKA C-700, in terms of wear resistance, elasticity, and water resistance). Base material: ethylene-based vinyl acetate copolymer, apparent density 0.14 g / cm ³ , (2) Sanwa Kako Co., Ltd., trade name: Sanperca C-1202, base material: ethylene-based vinyl acetate copolymer) preferable. In this example, in order to ensure the effect of scraping off the deposits, the foaming ratio is low and the materials are arranged in order from the high hardness.
[0029]
A follow-up mechanism 44 is provided between the mounting frame 41 and the cleaner base portion 42. The follow-up mechanism 44 is adjusted in the vertical position by a bolt, and pulls and biases the cleaner base portion 42 by a coil spring. Thus, the sponge 43 is brought into surface contact with the surface of the conveyor belt 10 with a predetermined elasticity.
[0030]
Furthermore, a sponge pad 50 is provided on the entry side of the connecting portion 20, and the pad 50 is supported by a chain 52 on a hook provided on the back skirt plate 23. This pad 50 has a plane triangular portion 51 that is relatively thin and easily deformed, and can be easily elastically deformed by the conveying force of the conveyor belt 10. Further, the size is set such that the pad 50 is not drawn between the back skirt plate 23 and the conveyor belt 10.
[0031]
In view of elasticity, wear resistance, water resistance, and weather resistance, the pad 50 is a crosslinked polyethylene-based open cell (for example, manufactured by Sanwa Chemical Co., Ltd., trade name: Opcell LC-300 # 1, apparent density 0.027 g / cm ³ , substrate: ethylene vinyl acetate copolymer) is preferred.
[0032]
When the transported material falls from the chute, it is received by the conveyor belt 10 at the connecting portion 20 and conveyed downstream by the conveyor belt 10. At this time, the powdery content contained in the transported material rises as dust in the connecting portion 20, but the side skirt plates 21, 21 and the conveyor belt 10 are sealed off by the sponge skirt 30, and the back skirt plate 23. Since the space between the conveyor belt 10 and the conveyor belt 10 is sealed by the pad 50, no dust is ejected from the connecting portion 20 to the side and rear.
[0033]
Further, although powdery substances contained in the transported material are likely to adhere to the surface of the conveyor belt 10, the sponge cleaner bodies 43, 43 of the belt cleaner 40 are in elastic contact with the surface of the conveyor belt 10 on the belt return side. Therefore, the deposits on the surface of the conveyor belt 10 are efficiently scraped off by the cleaner bodies 43, 43 having different hardness, and do not generate dust on the belt return side.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic perspective view showing a preferred embodiment of a dustproof device for a belt conveyor according to the present invention.
FIG. 2 is a schematic side view showing a configuration of the dustproof device in a belt conveyor connecting portion.
FIG. 3 is a cross-sectional front view showing a configuration of the dustproof device in a belt conveyor connecting portion.
4 is a view showing a mounting state (a) between the free-standing column and the sponge skirt in FIG. 3 and a modification (b) thereof. FIG.
FIG. 5 is a diagram showing a detailed structure (a) to (f) and a modification (g) and (h) of the mounting state between the self-supporting column and the sponge skirt.
FIG. 6 is a view showing a front surface (a), a plane (b), and a side surface (c) of the belt cleaner on the belt return side.
FIG. 7 is a view showing a follow-up mechanism (a) of the belt cleaner and a modified example (b) thereof.
FIG. 8 is a diagram illustrating a configuration of a dustproof device in a back skirt portion.
FIG. 9 is a diagram showing a front configuration (a) and a pad (b) in FIG. 8;
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Conveyor belt 20 Transit part 21 Side skirt 23 Back skirt board 30 Sponge skirt 31 Vertical support | pillar part (self-supporting support | pillar)
32 Horizontal arm (independent stand)
40 Belt cleaner 43 Sponge 50 Pad

Claims

コンベアベルトを無端状に張設し、上記コンベアベルト上流端側の乗り継ぎ部にてシュートから落下する輸送物をコンベアベルトで受けて上記コンベアベルトの下流端側に搬送するベルトコンベアにおいて、
上記乗り継ぎ部には一対のサイドスカート板が上記コンベアベルト両側上方に位置して設けられ、該サイドスカート板の外方には上記サイドスカート板の長手方向のほぼ全長にわたって上記コンベアベルトとサイドスカート板との間の隙間を封鎖するスポンジ製の防塵部材が設けられ、該防塵部材は弾性を有しかつスポンジにベルト幅方向の復元性を付与する導電性の芯材を上記スポンジ内に挿入して構成され、上記防塵部材はその下端面で所定の弾性力をもって上記サイドスカート板外方の上記コンベアベルトの表面に面接触され、かつその弾性力にて上記コンベアベルトの撓みに追従可能となっている一方、
上記コンベアベルトのベルトリターン側にはベルトクリーナが設けられ、該ベルトクリーナにはベルト幅方向に延びて上記コンベアベルトの表面に所定の弾性力でもって面接触して上記コンベアベルトの表面付着物を掻き取るスポンジ製のクリーナ本体が設けられ、上記乗り継ぎ部への入り側にはバックスカート板の搬送方向上流側に上記コンベアベルトの表面にほぼ沿う形状をなしかつコンベアベルトの搬送力にて弾性変形されて上記バックスカート板と上記コンベアベルトとの間を封鎖するスポンジ製の板状のパッドが載置され、上記バックスカート板とコンベアベルトとの間が上記パッドの乗り継ぎ部への引き込みが阻止される寸法に設定されていることを特徴とするベルトコンベアの防塵装置。In the belt conveyor that stretches the conveyor belt endlessly, receives the transported material falling from the chute at the connecting portion on the upstream end side of the conveyor belt, and conveys the transported material to the downstream end side of the conveyor belt,
The connecting portion is provided with a pair of side skirt plates positioned above both sides of the conveyor belt, and the conveyor belt and the side skirt plates are disposed on the outer side of the side skirt plate over substantially the entire length of the side skirt plate. A dust-proof member made of sponge is provided to seal the gap between the conductive member, and the dust-proof member has elasticity and inserts a conductive core material that gives the sponge resilience in the belt width direction into the sponge. The dust-proof member is in surface contact with the surface of the conveyor belt outside the side skirt plate with a predetermined elastic force at the lower end surface thereof, and can follow the bending of the conveyor belt with the elastic force. While
A belt cleaner is provided on the belt return side of the conveyor belt, and the belt cleaner extends in the belt width direction and comes into surface contact with the surface of the conveyor belt with a predetermined elastic force, and deposits on the surface of the conveyor belt. A scraper-made sponge cleaner body is provided. The entrance side to the connecting part has a shape substantially along the surface of the conveyor belt on the upstream side in the conveying direction of the back skirt plate and is elastically deformed by the conveying force of the conveyor belt. which is placed sponge made of plate-like pad to sequester between the back skirt plate and the conveyor belt is, pull between the back skirt plate and the conveyor belt to the transit portion of the pad is prevented A dust-proof device for a belt conveyor, characterized in that it is set to a size.

コンベアベルトを無端状に張設し、上記コンベアベルト上流端側の乗り継ぎ部にてシュートから落下する輸送物をコンベアベルトで受けて上記コンベアベルトの下流端側に搬送するベルトコンベアにおいて、
上記乗り継ぎ部には一対のサイドスカート板が上記コンベアベルト両側上方に位置して設けられ、該サイドスカート板の外方には上記サイドスカート板の長手方向のほぼ全長にわたって上記コンベアベルトとサイドスカート板との間の隙間を封鎖するスポンジ製の防塵部材が設けられ、該防塵部材は弾性を有しかつスポンジにベルト幅方向の復元性を付与する導電性の芯材を上記スポンジ内に挿入して構成され、上記防塵部材はその下端面で所定の弾性力をもって上記サイドスカート板外方の上記コンベアベルトの表面に面接触され、かつその弾性力にて上記コンベアベルトの撓みに追従可能となっていることを特徴とするベルトコンベアの防塵装置。In the belt conveyor that stretches the conveyor belt endlessly, receives the transported material falling from the chute at the connecting portion on the upstream end side of the conveyor belt, and conveys the transported material to the downstream end side of the conveyor belt,
The connecting portion is provided with a pair of side skirt plates positioned above both sides of the conveyor belt, and the conveyor belt and the side skirt plates are disposed on the outer side of the side skirt plate over substantially the entire length of the side skirt plate. A dust-proof member made of sponge is provided to seal the gap between the conductive member, and the dust-proof member has elasticity and inserts a conductive core material that gives the sponge resilience in the belt width direction into the sponge. The dust-proof member is in surface contact with the surface of the conveyor belt outside the side skirt plate with a predetermined elastic force at the lower end surface thereof, and can follow the bending of the conveyor belt with the elastic force. A dustproof device for a belt conveyor.

上記防塵部材が上記ベルトコンベアのコンベアフレームに取付けられた略逆Ｌ字状の自立支柱に支持されるか、又は上記サイドスカート板に支持されている請求項１又は２記載のベルトコンベアの防塵装置。 The dust-proof device for a belt conveyor according to claim 1 or 2, wherein the dust-proof member is supported by a substantially inverted L-shaped self-supporting column attached to a conveyor frame of the belt conveyor, or supported by the side skirt plate. .

コンベアベルトを無端状に張設し、上記コンベアベルト上流端側の乗り継ぎ部にてシュートから落下する輸送物をコンベアベルトで受けて上記コンベアベルトの下流端側に搬送するベルトコンベアにおいて、
上記乗り継ぎ部への入り側にはバックスカート板の搬送方向上流側に上記コンベアベルトの表面にほぼ沿う形状をなしかつコンベアベルトの搬送力にて弾性変形されて上記バックスカート板と上記コンベアベルトとの間を封鎖するスポンジ製の板状のパッドが載置され、上記バックスカート板とコンベアベルトとの間が上記パッドの乗り継ぎ部への引き込みが阻止される寸法に設定されていることを特徴とするベルトコンベアの防塵装置。In the belt conveyor that stretches the conveyor belt endlessly, receives the transported material falling from the chute at the connecting portion on the upstream end side of the conveyor belt, and conveys the transported material to the downstream end side of the conveyor belt,
The entrance side to the connecting portion has a shape substantially along the surface of the conveyor belt on the upstream side in the conveying direction of the back skirt plate, and is elastically deformed by the conveying force of the conveyor belt, and the back skirt plate, the conveyor belt, a plate-shaped pad made of sponge to sequester between is placed, and characterized in that between the back skirt plate and the conveyor belt is set to a dimension that retraction of the transit portion of the pad is prevented Dust-proof device for belt conveyor.