JP3914285B2 - 溶接用圧縮性パイプスペーサ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、一体に溶接される2つの金属片を分離するのに使われるスペーサに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
一般にパイプ(管)は、管継手に溶接され、管継手はパイプが内部に挿入されたときパイプの端部に隣接する内方肩部を有している。溶接時には、パイプと管継手の内方肩部との間に所定のギャップが維持されねばならない。しかし溶接時にパイプが膨張するので、パイプが管継手の肩部と確実に接触しないようにされないと、パイプの膨張によって、管継手あるいはパイプと管継手との間の溶接部がひび割れしてしまう。従来の方法では、可撓性のリングスペーサをパイプ端と管継手の肩部との間に配置し、パイプが管継手の肩部と接触するのを防いでいる。スペーサは一般にフラット状で、その本体に沿った一点に割りが入っており、この割りによって形成されたスペーサ両端はスペーサ本体と直交し且つ相互に分離した対向面を有している。またスペーサは、その長さに沿って配設されるとともに、スペーサ本体の面から外側へ突き出た突部を備えている。これらの突部がパイプの端面に当接する一方、スペーサ本体が管継手の肩部に当接し、パイプと管継手の肩部との間にギャップを形成する。溶接時、突部はパイプと管継手の肩部との間にギャップを維持しながら、膨張するパイプと管継手との間で圧縮される。
【0003】
従来のスペーサでも管継手と溶接部のひび割れを有効に防げるが、かかるスペーサは尚多数の欠点を有する。つまりユーザは、スペーサ本体ではなく突部がパイプ端と接触するように、スペーサをパイプ用管継手内に位置決めしなければならない。この位置決めが必要なのは、切断方法が時折不完全となるため、パイプの切断端がパイプの縦軸に対して直角とならなかったり、あるいは***した突起やバリのため不規則となり、パイプ端の周囲に沿って1つまたはそれより多い高くなった地点が生じる。スペーサの突部がパイプ端でなく管継手の肩部の方を向いていると、上記のように不完全な切断パイプ端が管継手内に挿入された場合、高くなった地点がスペーサのフラットな本体に接触し、スペーサを管継手の肩部に対する平行な位置合わせからずれるように揺動するため、パイプ端と管継手の肩部との間に初期ギャップが不正確になる。ユーザはスペーサの突部をパイプ端の方に向けることによって、スペーサが管継手の肩部と位置合わせされた状態にあるとともに、突部の存在によりパイプ端上の不規則形状や高くなった地点がフラットでたわまないスペーサ本体と接触しないことを保証する。すなわちユーザは、パイプと管継手の肩部との間にスペーサを配置する度に、スペーサの向きが正しいかどうかチェックする必要がある。
【0004】
冷間製造された300シリーズステンレス鋼などのステンレス鋼は、一定の使用条件下では応力腐食割れを非常に起こし易い。つまり、管継手の肩部と接触するフラットなスペーサ本体が比較的大きい表面積を持つことは、大きい接触面積がスペーサおよび管継手の裂け目(クレビス)腐食や点食の可能性を増大することになるため望ましくない。また、スペーサと管継手の肩部との間の接触は、接触する領域間を通る皮膜保護剤の流れを妨害することによって、皮膜保護にも悪影響を及ぼす。さらに接触面積が大きいことは、スペーサと管継手の肩部との間に介在するゴミによって生じるスペーサの不整合発生率も高める。
【0005】
また、スペーサの鋼を変形してフラットなスペーサ本体上に突部を形成した場合、残留応力が鋼に与えられる。この残留応力がスペーサ本体のフラットな部分と突部との間の半径範囲でスペーサを弱め、一定の使用条件下では応力腐食割れを起こすことがある。
【0006】
さらに、スペーサ本体の割りは、スペーサの両端を相互に接触させることなく、スペーサの円周方向の伸張を可能とするように充分広くなければならない。しかしながら、初期の周方向クリアランスが大きいほど、溶接時にスペーサが伸張したときスペーサの両端がパイプの流路内へ曲がって進入する危険が高いので、スペーサ両端間の初期周方向クリアランスは最小とするのが望ましい。一方割りを形成する両フラット端はそれらが会合する地点を越えて伸張できないので、スペーサ両端間の初期周方向クリアランスは比較的大きくなければならない。
【0007】
したがってこの発明の目的は、溶接時にパイプと管継手との間に適切なギャップを維持するスペーサを提供することにある。
【0008】
この発明の別の目的は、溶接時にパイプと管継手との間の溶接部のひび割れを防ぐスペーサを提供することにある。
【0009】
この発明のさらに別の目的は、スペーサのどちら側がパイプ端に接触するかに係わりなく、溶接時にパイプと管継手との間に適切なギャップを維持するスペーサを提供することにある。
【0010】
この発明のさらに別の目的は、パイプまたは管継手の肩部との長期の接触に伴う腐食の影響を回避するスペーサを提供することにある。
【0011】
この発明のまた別の目的は、製造工程から最小量の応力が残り、使用時における応力腐食割れを回避するスペーサを提供することにある。
【0012】
この発明のさらに別の目的は、不均一あるいは汚染された面を有する管継手の肩部に対して適正な位置合わせを維持するスペーサを提供することにある。
【0013】
この発明のまた別の目的は、配管系の皮膜保護を容易とするスペーサを提供することにある。
【0014】
この発明の上記以外の目的は、以下の説明から明かとなろう。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明によれば、可撓製のリング状スペーサが、スペーサ本体の長さに沿って円周方向に離間して配置された複数対のオフセット部分を有する。スペーサは、これらの対をなすオフセット部分を除き平面状である。各対のオフセット部分が軸方向に延出した一対の突起を画成している。これら突起の一方が外側に張り出してパイプの端部と接触し、他方の突起が反対方向外側に張り出して管継手の肩部と接触し、パイプと管継手の肩部との間に所望の分離を与える。溶接時にパイプが膨張すると、各対のオフセット部分の両突起が圧縮され、スペーサが円周方向に伸張する。スペーサに入れた割りが、スペーサの2つの離間したスペーサ端部を画成している。これら離間したスペーサ端部の一方に溝が形成されている。他方のスペーサ端部は、この溝に対応した舌部を有する。膨張するパイプの圧縮力でスペーサが円周方向に伸張すると、離間した両スペーサ端部は、舌部が溝内へと進入するが接触はしない地点まで相互に接近移動する。
【0016】
【発明の実施の形態】
ここで図面、特に図1を参照すれば、全体を番号10で示したパイプ用スペーサは、フラットなリング状本体部12,14,16,18を具備する。本体部14のスペーサ端部22と本体部16のスペーサ端部24との間に、周方向クリアランス20が形成されている。スペーサ端部22は、そこから延出した舌部26を有する。スペーサ端部24は、舌部26に対応した溝28を有する。またスペーサ10は、両本体部12,14の間に形成され両者を相互に結合するオフセット部分の第一対30、両本体部16,18の間に形成され両者を相互に結合するオフセット部分の第二対32、および両本体部18,12の間に形成され両者を相互に結合するオフセット部分の第三対34を有している。各対中のオフセット部分36,38,40は、スペーサ10から外側へ一方向に張り出し、残りのオフセット部分42,44,46はスペーサ10から外側へ反対方向に張り出している。すべてのオフセット部分36,38,40,42,44,46は、スペーサ10のそれぞれ隣接する本体部12,14,16,18から実質上等しい距離だけ突出している。オフセット部分の各対30,32,34は、相互に等しい角度間隔で離間し、図2および図3に示すように、スペーサ10が管継手48の肩部50とパイプ54の端部52との間で、肩部50に対して実質上平行な向きとなり得るようにしている。スペーサ10は、ステンレス鋼製溶接ワイヤなどの可撓性材料で形成され、溶接部58の形成時に発生される熱をパイプ54が吸収して縦方向に膨張したとき、オフセット部分36,38,40,42,44,46が撓むようになっている。
【0017】
<動作の形態>
図2および図4に示すように、まずスペーサ10を管継手48内に配置し、肩部50に対して位置決めする。次いでパイプ54を管継手48内にパイプ端部52がスペーサ10に接触するまで挿入し、パイプ54と肩部50との間でスペーサ10を軽く圧縮する。これによりパイプ54が管継手48に軽く仮止めされ、溶接の準備が整えられる。
【0018】
図3および図5は、溶接部58がパイプ54と管継手48との間に形成される際のスペーサ10とパイプ54との間の関係を示している。パイプ54が溶接時の熱を吸収し、方向56に膨張している。この膨張により、パイプ端部52はオフセット部分42,44,46と圧縮接触せしめられる。この圧縮の結果、オフセット部分36,38,40,42,44,46は、部分的にフラット化され、スペーサ10が円周方向に延びる。溶接の熱によってパイプ54が方向56に沿って著しく膨張すると、図5に最も明瞭に示してあるように、円周方向の伸張によって舌部26が溝28内へと進入する。しかし、溶接部58が形成される前の両スペーサ端部22,24間における初期の周方向クリアランス20は充分にとられ、溶接時オフセット部分36,38,40,42,44,46が完全に圧縮されたとしても、スペーサ10の円周方向の伸張でスペーサ端部22の舌部26がスペーサ端部24の溝28と接触しないことを保証する。また、スペーサ10と管継手48との間に直径方向の初期クリアランスが存在すると、スペーサ10が直径方向にわずかに膨張することもある。
【0019】
オフセット部分36,38,40の頂部からオフセット部分42,44,46の頂部まで測定したスペーサ10の全高は、溶接時のスペーサ部分におけるパイプ54および管継手48両方の最大計算膨張を越えないように設計され、パイプ端部52、スペーサ10および管継手48の肩部50間で撓みのない接触が起きるほどにはオフセット部分36,38,40,42,44,46が圧縮されないようにする。すなわち最大圧縮時でも、パイプ端部52と管継手48の肩部50とは、スペーサ10の本体部12,14,16,18と接触しない。
【0020】
図6は、周方向クリアランス20を形成するスペーサ端部22,24を示している。図中の実線が、図2および図4に示した溶接前における舌部26と溝28との間の関係を示している。周方向クリアランス20は、舌部26の先端と溝28を形成する尾根の頂部によって形成されている。図6中の点線は、図3および図5に示した溶接後の最大圧縮状態における舌部26と溝28との間の関係を示している。舌部26は、溝28内へ延びているが、溝28とは接触していない。図から明らかなように、スペーサ端部22,24が図6に示すような舌部−溝嵌合端の組合せでなくフラットで直角な端部となっていれば、周方向クリアランス20は同じ量の円周方向の伸張を許容するのに図示の場合より広くする必要がある。つまり、初期周方向クリアランス20がより狭くなるようにすることにより、舌部26と溝28との噛み合わせで、溶接時パイプ54の流路内へ両スペーサ端部22,24が曲がって入り込む可能性を減らしている。
【0021】
また上記の説明から、スペーサ10が管継手48内に、図2乃至図5に示す如くオフセット部分36,38,40が管継手48の肩部50と接触するように挿入されるか、あるいはオフセット部分42,44,46が管継手48の肩部50と接触するように挿入されるかは重要でないことが明かであろう。いずれの向きで挿入した場合でも、対向するどちらかのオフセット部分がパイプ端部52と接触し、パイプ端部52が不規則な形状であったりもしくはパイプ54の縦軸と直角をなしていない場合でも、肩部50とパイプ端部52との間に受け入れ可能なギャップを保証し、ひいては肩部50に対するスペーサ10の実質上平行な向き決めを保証する。すなわち、ユーザはスペーサ10を管継手48内に配置する前に、スペーサ10の向きをチェックしなくてもよい。
【0022】
またいずれの向きにおいても、パイプ端部52と肩部50とは、それぞれ3つのオフセット部分の各々の小さい領域と接触するだけなので、腐食の恐れは減少し、スペーサ10と肩部50との間にゴミが介在する恐れも最小限になる。さらに、充分に突出するオフセット部分を形成してパイプ端部52と肩部50との間に適切なギャップを与えるのに必要な変形、つまり引き伸ばしは各対の逆向きのオフセット部分に等しく分布されるので、スペーサ10の残留応力は最小限になる。
【0023】
次に、図7乃至図9の実施例を参照すれば、図1乃至図5の実施例におけるものと同じ、あるいは実質上同じ要素は、100番台にして同じ参照番号を付してある。スペーサ110は、オフセット部分対130,132,134と対応したフラット面60,62,64を有する。すべてのオフセット部分136,138,140,142,144,146がフラット面60,62,64のそれぞれに沿って配設されているので、オフセット部分136,138,140の頂点と肩部150との間の接触線は、図1乃至図5の実施例のオフセット部分36,38,40に対応する接触線よりも内壁66からかなり内側に位置する。この追加のクリアランスにより、肩部150を形成するの用いられるツールが摩損しているとき内壁66と肩部150との間に形成されることがある曲率68のため、オフセット部分136,138,140が肩部150から離れて宙吊りにならないことを保証する。つまりフラット面60,62,64の存在により、図7および図8に見られるごとく、曲率68が存在する場合であっても、一連のパイプが一方向に延びるように溶接されるとき累積される可能性がある離間エラー70を避けられるとともに、スペーサ110がオフセット部分142,144,146の頂点と肩部150との間に一定の予設定された空間を画成するのを可能とする。
【0024】
尚、本発明は以上説明した実施例の詳細に制限されず、特許請求の範囲に記載された範囲内で変形可能であることが理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスペーサの斜視図。
【図2】溶接前のパイプと管継手との断面側面図で、図1のスペーサが両者の間に挿入され、パイプが管継手に仮止めされている。
【図3】溶接後のパイプと管継手との断面側面図で、図1のスペーサが両者の間に挿入されている。
【図4】溶接前のパイプと管継手との断面側面図で、図1のスペーサが両者の間に挿入されている。
【図5】溶接後のパイプと管継手との断面側面図で、図1のスペーサが両者の間に挿入されている。
【図6】図1のほぼ4−4線に沿った本発明のスペーサの部分側面図で、スペーサが円周方向に最大限伸張したときのスペーサの割りが図中点線で示してある。
【図7】管継手に挿入された本発明のスペーサの第2実施例の平面図。
【図8】図4のほぼ6−6線に沿った本発明のスペーサの断面側面図で、パイプが管継手から取り除かれている。
【図9】図7のほぼ7−7線に沿った本発明のスペーサの第2実施例の断面側面図。
【符号の説明】
10,110…スペーサ
12,14,16,18…本体部
20…周方向クリアランス
22,24…スペーサ端部
26…舌部
28…溝
36,38,40,42,44,46…オフセット部分
48…管継手
50,150…肩部
54…パイプ
136,138,140,142,144,146…オフセット部分

Claims (8)

  1. パイプを管継手に溶接する前に、パイプの端部とこのパイプ端部が挿入される管継手の内方環状肩部との間を位置決めするためのスペーサにおいて、
    前記スペーサは、前記パイプと前記肩部との間を位置決めし、両者の間にあってパイプの外径寸法と近似する外径寸法を有したギャップを制御する弾性部材であり、
    前記スペーサが円周方向に離間して周方向クリアランスを画成する両スペーサ端部と、円周方向に離間した本体部と、この本体部の各2つの間に位置して軸方向にオフセットした一対のオフセット部分とを有し、これらオフセット部分が互いに反対軸方向に突出していることにより、前記オフセット部分の一方が前記パイプ端部に係合し、他方のオフセット部分が前記肩部に係合し、
    前記スペーサは、溶接時に前記パイプが膨張したとき、該パイプ端部と前記本体部との間の接触を防ぐように弾性を有し、かつ、
    前記離間したスペーサ端部の一方がそこから延びた突部を有し、前記離間したスペーサ端部の他方が、溶接時前記スペーサが円周方向に伸張したとき、前記突部を受け入れる凹部を有する
    ことを特徴とするスペーサ。
  2. パイプを管継手に溶接する前に、パイプの端部とこのパイプ端部が挿入される管継手の内方環状肩部との間を位置決めするためのスペーサにおいて、
    前記スペーサは、前記パイプと前記肩部との間を位置決めし、両者の間にあってパイプの外径寸法と近似する外径寸法を有したギャップを制御する弾性部材であり、
    前記スペーサは、円周方向に離間して周方向クリアランスを画成する両スペーサ端部と、円周方向に離間した本体部と、この本体部の各2つの間に位置して軸方向にオフセットした一対のオフセット部分とを有し、これらオフセット部分が互いに反対軸方向に突出していることにより、前記オフセット部分の一方が前記パイプ端部に係合し、他方のオフセット部分が前記肩部に係合し、
    前記スペーサは、溶接時に前記パイプが膨張したときに該パイプ端部と前記本体部との間の接触を防ぐように弾性を有するとともに、互いに角度間隔をもって離間した前記オフセット部分を複数対備え、かつ、前記スペーサは、複数のフラット面を除き、ほぼリング状であることを特徴とするスペーサ。
  3. 前記複数対のオフセット部分の各対が前記複数のフラット面のそれぞれの1つに配設されていることを特徴とする請求項2記載のスペーサ。
  4. 前記スペーサが前記オフセット部分の位置で第1の外径寸法を有するとともに、前記本体部の位置で別の外径寸法を有し、前記第1の外径寸法が前記別の外径寸法より小さいことを特徴とする請求項3記載のスペーサ。
  5. パイプを管継手に溶接する前に、パイプの端部が挿入される管継手の内方環状肩部に対してパイプ端部を離間させるスペーサで、このスペーサが環状であるとともに、パイプの外径寸法と近似した外径寸法を有するものにおいて、
    実質上同じ平面内に位置し、間隔を置かれた細長いフラット状の複数の本体部で、そのうちの2つがそれぞれスペーサ端部を有する本体部と、
    前記フラット状本体部から軸方向にオフセットし、各々が前記フラット状本体部の各2つの間に配設されてこれら2つの本体部を結合しており、さらに溶接時に前記パイプが膨張したとき、パイプ端部から加わる圧縮力の下で部分的にフラット化されるよう充分に撓み可能なオフセット部分と、
    前記2つの離間した本体部の両スペーサ端部によって画成され、前記オフセット部分が部分的にフラット化されたとき前記スペーサの円周方向の伸張を許容する周方向クリアランスとを備え、
    前記2つのスペーサ端部の一方がそこから延びた突部を有し、かつ前記2つのスペーサ端部の他方が溶接時に前記スペーサが円周方向に伸張したとき、前記突部を受け入れる凹部を有することを特徴とするスペーサ。
  6. 前記突部が舌部を形成し、前記凹部が溝を画成することを特徴とする請求項5記載のスペーサ。
  7. 前記オフセット部分が、前記細長いフラット状の本体部の前記平面から等しい距離だけ突出していることを特徴とする請求項5記載のスペーサ。
  8. 前記オフセット部分が、互いに角度間隔もって離間配設されていることを特徴とする請求項5記載のスペーサ。
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