JP3914169B2 - Excavator attachment - Google Patents

Description

【０００１】
【発明が属する技術分野】
パワーショベルなどの土木建設機械、特にこれらのものにおいて掘削、土砂移送のほかに土木資材などの運搬車への積み込みや工事に際しての片付けなどの作業に適する多機能を有する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術に於ける問題点】
土木建設現場においては従来からパワーショベルなどのいわゆる重機類が広く用いられているが、これらの設備は大規模な土木建設工事のみでなく、省力化、効率化を図るため身の回りの小規模な工事や造園作業などに広く普及するに至っている。そして、このような用途の広がりと共にそれぞれの用途や作業環境に応じた応用や工夫がなされている。例えば、建設工事や解体工事に際しては地盤の掘削のほか、整地や建造物の破砕作業等があり、それらの各々の作業に適したバケットをそれぞれ作業毎に交換して使用することが行われている。
また、これらのバケットなどをそれぞれの用途に応じて交換して使用することは効果的であるが、実際の作業は一定の作業が順序を決めて連続して行われる訳ではなく、前後錯綜した作業となるためそれに適したバケットへと頻繁に交換作業が必要となり、作業効率が低下することもしばしばである。
これに対して、１つのバケットに各種の作業に適した機能を持たせることによって、作業効率の向上を図る工夫がされている。
【０００３】
【従来技術】
【特許文献１】
特開平10−１８３３５号公報
特許文献1記載のパワーショベルはこのような例であって、パワーショベルのアーム先端に装着されたバケットの開口に対して同じく油圧作動により開閉するカバー部を設けたものである。通常の土木作業に際してはパワーショベルのカバー部を開状態にしてバケットによる作業の邪魔にならないようにし、また、バケットと該カバー部との開閉動作により処理対象物を挟持したり、或いは破砕・圧潰したりする解体作業に適した操作を行うなどの各種の作業ができる。
【０００４】
【従来技術】
【特許文献２】
特開平６−３１６９４７号公報
【特許文献３】
特開平1１−３５０５１６号公報
【特許文献４】
特開２０００−２２０１６３号公報
また、上記特許文献２〜４記載のものも同様にバケットに各種の工夫を加えた多目的パワーショベル類であって、 パワーショベルのバケットの開口に対して開閉動作するカバー部、或いは挟持具を設けて、バケット本来の機能に加えて、これらのカバー部や挟持具とバケットとの相互の開閉動作により、解体作業等に伴って出る、廃材や長尺物を挟持したり、掴み動作することによって所定位置に移送したり、ダンプカーなどの運搬車両に対する積み込み作業を行うことができるようにしたものである。
【０００５】
これらのパワーショベル類に於いては、１台のパワーショベルによって、各種の作業を行うことができるため、確かに作業能率が向上するが、これらの各種の作業に適した多くの機能を持たせるため、その構造が複雑になることは避けられない。
特に、上記の開閉動作を行うカバー部や挟持具などはいずれもその動作のためにバケット駆動用の油圧シリンダのほかに、それぞれの油圧シリンダなどの駆動機構を必要とし、メインテナンス上も負担が大きい。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
従来のパワーショベルなどのバケットを備えた土木機械の構造を利用して、簡単な構成により土木工事に付随する廃材の片付け作業、長尺物の挟持、搬送作業を行うことを可能とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
パワーショベルなどのアーム先端に装備され、油圧などの駆動によりアーム先端で回動動作するバケットに対して、その開口部に相対向する挟持部を設けてなる着脱可能なアタッチメントであって、
該挟持部は、バケット開口部に相対して延長されると共にその先端部にバケット先端の爪に相対向して挟持物の脱落を防止する係止部を形成し、
該アタッチメント基部においてアーム先端部に対して着脱可能としてなるパワーショベルなどのバケットのアタッチメントである。
上記アタッチメントの着脱構造は、アタッチメント基部とアーム先端部とにそれぞれ前後方向に向けて嵌合するキーと溝とからなる嵌合構造からなり、その嵌合状態においてボルトなどの締結手段により固定してなるものであり、また、該アタッチメントが大型化したり、より簡単な着脱操作のため、上記アタッチメントの着脱構造を、アタッチメント基部後端を回動軸によりアーム上に回動可能に枢着すると共に着脱可能なピンを介して固定し、また、アーム上の該アタッチメントの回動位置において係合ピンにより係止可能としたものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】
本発明の棒状挟持部を有するアタッチメントを着脱可能に設けたバケットは、通常の整地作業や樹木の掘り起こし作業などにおいては、アタッチメントを取り外した状態で、通常のパワーショベルなどと全く変わることなく作業することができる。
作業を終えて後、片付け作業や掘り起こした樹木の運搬車への積み込み作業等のように廃材や長尺物などの取り扱い上、把持動作や挟持動作を必要とする作業を行う段階に於いて、アタッチメントをアーム先端に装着することによって、油圧により回動動作するショベルと該アタッチメントの棒状挟持部との間でこれらの長尺物などの把持・挟持動作を行うことができる。
【０００９】
前記した従来技術に於いてはこれらの作業を行うため駆動手段を備えたカバー部や挟持具を設けていたが、実際の作業内容を検討するとこれらのバケットは土砂の掬い取り作業などを行うため一定の幅を有し、またその先端には土砂などの掻き取り作業のための爪を備えている。また、バケットは、土砂などの掬い取り作業を行うため、油圧シリンダなどの駆動によりアーム先端で回動する構造を有しており、バケット開口部に対して長尺物などを挟持する機能を有する挟持体を配置すれば、該挟持体に対してこれらの作業に十分な回動角度及び挟持力が得られる。
そして、バケットとの間で長尺物を把持・挟持する場合、上記のバケットの構造を考慮すると挟持体が単純な棒状の構造であっても、バケット開口部と挟持体との間では3点支持状態となり、安定した状態で保持できることとなり、さらにバケット先端の爪と協働する先端部の構造を付加すればその間で把持した長尺物の脱落を防止できる。
従って、上述したような従来の挟持具においてはバケットと相対向してバケットに相応する把持具の構造としているため複雑な構造となるが、上記のとおり単純な棒状材であれば軽量且つ簡単な構造となり、その装着構造にも格別のものは不要であって、その着脱作業も容易且つ迅速に行うことが可能となるから、作業上の必要に応じて任意に着脱して対応することができることとなる。
【００１０】
本発明においては、棒状挟持部を備えたアタッチメントとバケット開口部との間で長尺物などを挟持し、その先端のバケット先端の爪と協働する係止部によってこれらの脱落を防止するが、そのバケット中央部に相対する個所でバケットとの間に十分な間隔を開けるように湾曲させることにより、間隔を開けたバケットと棒状挟持部との間にこれらの廃材や長尺物などを効果的・且つ確実に把持することができる。
また、本発明のアタッチメントの装着に際しては、アーム先端部に固定した固定基材とアタッチメント基部との間の嵌合構造を前後方向、すなわちアームの長手方向に向けて設けられたキーとこれに嵌合する溝とから構成される嵌合構造とすることにより、大きな繰り返し負荷の係る装着構造に十分な強度を持たせることができる。これらの固定は、ボルト、ナットなどからなる締結構造とすることにより、この嵌合状態を強固に維持することができる。また、さらに締結方向を上記の嵌合方向に合わせて締結することによりその状態で強固に固定することができる。
これらの装着構造は、アーム先端部に対してアタッチメントを前後方向にスライドすることによりキーと嵌合溝とが相互に嵌合され、簡単に装着作業を行うことができるため、作業上の必要に応じて作業能率を損なうことは無く、迅速に対処可能である。その簡単な構造ゆえ、どのような構造のパワーショベルのバケットにも装着可能であり、安価な構成により効果的にこれらの作業に適した機能を付加することができる。
さらに、装着構造としてアタッチメント基部後端をアーム先端部に対して回動可能に取り付け、挿脱可能な固定ピンによりアーム上に固定すると共に通常の整地作業などに際しては邪魔にならないようにアタッチメントを反対側に回動した位置に係止しておくことができる。
【００１１】
【実施例】
以下，図面により、本発明を具体的に説明する。
図１は、本発明を適用するバケット構造の斜視図であって、パワーショベルなどの油圧操作されるアーム１先端部にバケット２がリンク機構３を介して装着されており、油圧シリンダ４により駆動されてアーム先端部の廻りを回動する一般的な構造を有する。
このバケットに対してアタッチメント１０は、基部１１、挟持部１２及び棒状挟持部先端の係止部１３からなり、他方アーム側には該アーム先端部に装着するための基部に対応して、固定基材２０を溶接などにより強固に固着して設ける。
固定基材先端側にロックキー２１が設けられ、またその後端側には、上記アタッチメント基部に設けられたロックキー１５に嵌合する後部係合溝２２が設けられている。
【００１２】
一方、アタッチメント基部１１には、ロックキー２１に対応する位置に前部係合溝１６が形成され、その後部に形成されたロックキー１５と共にそれぞれ固定基材のロックキー２１及び後部係合溝２２に嵌合して係止される。
アタッチメントの装着に際しては、アーム上の固定基材に対してアーム付け根方向から２本の固定基材の間に基部スライドガイド部２５を入れた状態でアタッチメントをアーム先端方向に向けてスライドさせれば、上記の各ロックキーと前・後部係合溝とが相互に嵌合する。
その状態で基部１１前方の締結用係合フック１８を基部を貫通する締結用のスクリューボルト２８に嵌合する締結ナット２９を締めて後退させれば、該締結用係合フックの締結用係合溝１９が前記ロックキー２１中央部に係合して締め付けられ、アタッチメント１０が堅固に固定される。
【００１３】
これらの部材はいずれも作業中大きな負荷を受けるため強度のある鋼製であるが、構造上は鋼厚板材から溶接により組み上げてもよく、また、量産向けとしては異型断面として剛性の高い構造として、鋳造により形成しても良い。
【００１４】
アタッチメント１０の構造は、図示のようにバケット中央部に相対する中間部でバケットに対して間隔をあけるように湾曲した構造とすることにより、長尺物などの把持・挟持に適した機能を持たせることができる。このため、この構造は文字どおりに棒状挟持部１２を湾曲させてもよいが、基部から一旦上方に向けて角度を付け、先端部１３で再び基部と略平行となるようすれば板材から容易に形成することができる。
図2に本発明のバケット構造のアタッチメントとアーム先端部を側面から見た装着前の状態を示す。
バケットを装着作業の邪魔にならないように下向きに回動させておき、アタッチメントの締結用フック１８と嵌合溝１６の間に固定基材のロックキー２１が入るように置き、次いでアタッチメントを先端方向にスライドさせれば、ロックキー２１、１５がそれぞれ嵌合溝１６、２２に嵌合する。その状態で締結ナット２９を締めて締結用係合フック１８を後退させれば、フックの係合溝にロックキー２１が嵌合して締結される。
【００１５】
本発明のアタッチメントは、アーム先端に装着した状態で図３の鎖線で示すバケット部の回動位置から油圧シリンダによって、実線で示すように上方に回動して廃材や長尺物等３０をバケットで掬い上げると共に棒状挟持部の湾曲部との間に挟持し、その先端の係止部とバケット先端の爪との間で安定した状態で保持し、ダンプ等の運搬車両に移送して積み込み作業を行うことができる。
このアタッチメント先端の係止部は、図示のように棒状挟持部からバケット先端の爪に向けて間隔を狭めた形状とすることにより、バケットとの間に保持された長尺物等の脱落を防止する効果を発揮するが、その形状／構造は図に示すようにバケットの爪に対応して若干幅を広くした部材を用い、或いは先端をバケットの爪と同様のフォーク状に分岐したものとしてもよく、作業の種類や処理するものの形状などに応じて変更することができる。
特に、処理対象が金属材や石材などであるとバケット及びアタッチメントが共に金属の場合、その間に把持した状態で滑りやすく、また重なった部材の間で十分に把持できずにバケット側面などから脱落する虞があるが、これらアタッチメントの係止部に硬質のゴムなどの弾性・靭性のある材質の部材を適用することにより、摩擦力及び締結力を作用させて脱落を防止することができる。その適用部位は、係止部が効果的であるが、必ずしもこれらの部位に限らず、必要に応じてアタッチメント全体に施し、またその形状も鋸歯状、或いは波状としてもよい。
本発明のアタッチメントを利用して、把持・挟持することのできるものは、これら廃材等の長尺物に限らず、その形状や寸法が大きいなどにより、バケットに収容しきれず、不安定となる対象物に対してもバケット上方から棒状挟持部によりバケット開口部を塞ぐようにして支持することができるため安定した状態に保持することが出来るのであり、安全に取り扱い、移送することができる。
【００１６】
アームに対する本発明のアタッチメントの装着構造として、これらの作業に於ける負荷や、ともすれば予想以上に大きい衝撃に耐える強度を有するものであればいずれでもよいが、これらの条件を満たすと共に上記したような各種の作業に伴う頻繁な着脱操作を可能とするためには、アーム先端部とアタッチメント基部との間に軸方向のスライド操作により相互に嵌合する構造を前後2箇所設けると共に、嵌合した状態でスライド方向に締結して嵌合状態を強固に保持する構造が好適である。
また、アタッチメントが大型化すると重くなるため着脱操作も負担となるが、図4に示すように挟持体を回動軸４０の廻りに回動可能に取り付け、挿脱可能な固定ピン４１によってパワーショベルのアームに固定し、通常の整地作業などの際には固定ピンを外してアタッチメントを上方、すなわち反対方向に回動してアーム上面に係止ピン42によって固定して作業の邪魔にならないようにすることもできる。
【００１７】
【発明の効果】
以上、説明したとおり本発明のバケット装着用アタッチメントは、簡単な構造であって、既存のパワーショベル等のバケットに簡単に装着して用いることが出来るもので、本格的な土木作業に限らず、庭園の手入れ作業や身近な整地工事などに応用することにより、効率的な作業を行うことができ、機械力による省力化を併せて進めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のアタッチメントを適用したバケット構造斜視図である。
【図２】本発明のアタッチメントを適用したバケット構造側面図である。
【図３】本発明のアタッチメントを適用したバケット構造の動作状態を示す説明図である。
【図４】本発明のアタッチメントを適用したバケット構造の取り付け構造の他の例
【符号の説明】
１ アーム
２ バケット
３ リンク
４ 油圧シリンダ
１０ アタッチメント
１１ アタッチメント基部
１２ 棒状挟持部
１３ 係止部
１５ ロックキー
１６ 前部嵌合溝
１８ 締結用係合フック
１９ 締結用係合溝
２０ 固定基材
２１ ロックキー
２２ 後嵌合溝
２５ 基部スライド部
２８ スクリューネジ
２９ ナット
３０ 長尺物
４０ 回動軸
４１ 固定ピン
４２ 係止ピン[0001]
[Technical field to which the invention belongs]
The present invention relates to a civil construction machine such as a power shovel , and more particularly to an apparatus having a multi-function suitable for work such as excavation and earth and sand transfer, as well as loading of civil engineering materials into a transport vehicle and cleaning up during construction.
[0002]
[Problems in the prior art]
So-called heavy machinery such as power shovels has been widely used at civil engineering construction sites, but these facilities are not only large-scale civil engineering construction work, but also small-scale constructions around us to save labor and improve efficiency. It has come to be widely used for landscaping work. And with such a wide range of uses, applications and ingenuity are made according to each use and work environment. For example, in construction work and demolition work, there are ground excavation, leveling and crushing of buildings, etc., and buckets suitable for each work are exchanged for each work and used. Yes.
In addition, it is effective to replace these buckets according to their use, but the actual work is not always performed in a fixed order, but is complicated. Since this is a work, frequent replacement work is required to a bucket suitable for the work, and work efficiency is often lowered.
On the other hand, the idea which improves the work efficiency is given by giving the function suitable for various work to one bucket .
[0003]
[Prior art]
[Patent Document 1]
The power shovel described in Japanese Patent Laying-Open No. 10-18335 is such an example, and is provided with a cover portion that is also opened and closed by hydraulic operation with respect to the opening of the bucket mounted on the arm tip of the power shovel. It is. During normal civil engineering work, the excavator cover is kept open so that it does not interfere with the operation of the bucket, and the object to be processed is clamped or crushed or crushed by opening and closing the bucket and the cover. Various operations such as performing operations suitable for dismantling work to be performed.
[0004]
[Prior art]
[Patent Document 2]
JP-A-6-316947 [Patent Document 3]
JP-A-11-350516 [Patent Document 4]
Japanese Patent Laid-Open No. 2000-220163 Also, the ones described in Patent Documents 2 to 4 are multipurpose excavators obtained by adding various devices to the bucket, and the cover opens and closes with respect to the opening of the bucket of the excavator. In addition to the original functions of the bucket, in addition to the original functions of the bucket, the cover part and the holding tool and the bucket open and close to hold the waste materials and long objects that come with dismantling work etc. It can be moved to a predetermined position by a grabbing operation, or can be loaded into a transport vehicle such as a dump truck.
[0005]
In these power shovels, various work can be performed with one power shovel, so the work efficiency is certainly improved, but many functions suitable for these various work are provided. Therefore, it is inevitable that the structure becomes complicated.
In particular, the cover part and the clamping tool that perform the above opening / closing operation require a driving mechanism such as a hydraulic cylinder for driving the bucket in addition to the hydraulic cylinder for driving the bucket, and the maintenance is heavy. .
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
Using the structure of a civil engineering machine equipped with a bucket such as a conventional power shovel, it is possible to perform a waste material cleaning operation, a long object clamping operation, and a conveyance operation associated with civil engineering work with a simple configuration.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
A detachable attachment that is provided at the tip of an arm such as a power shovel and that has a holding portion opposite to its opening with respect to a bucket that rotates at the tip of the arm by driving such as hydraulic pressure,
The sandwiching portion is extended relative to the bucket opening and forms a locking portion at the tip thereof to face the claw at the tip of the bucket and prevent the sandwiched article from dropping off,
It is an attachment of a bucket such as a power shovel that can be attached to and detached from the arm tip at the attachment base.
The attachment / detachment structure includes a fitting structure composed of a key and a groove that are fitted in the front and rear directions of the attachment base and the arm tip, respectively, and is fixed by fastening means such as a bolt in the fitted state. In order to increase the size of the attachment or to make attachment / detachment easier, the attachment / detachment structure of the attachment is pivotally mounted on the arm so that the rear end of the attachment base can be rotated on a rotation shaft and attached / detached. It is fixed through a possible pin, and can be locked by an engagement pin at the rotation position of the attachment on the arm.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The bucket provided with the attachment having the rod-like holding part of the present invention so as to be detachable can be operated without any change from a normal excavator or the like with the attachment removed in a normal leveling work or a tree digging work. be able to.
After finishing the work, in the stage of performing work that requires gripping operation and clamping operation in handling waste materials and long objects, such as tidying work and loading work on the excavated tree transporter, etc. By attaching the attachment to the distal end of the arm, it is possible to perform a gripping / clamping operation of these long objects and the like between the excavator that rotates by hydraulic pressure and the rod-shaped clamping part of the attachment.
[0009]
In the above-described prior art, a cover portion and a holding tool provided with a driving means are provided to perform these operations. However, in consideration of actual work contents, these buckets perform soil scooping operations and the like. It has a certain width, and has a claw for scraping work such as earth and sand at its tip. In addition, the bucket has a structure that rotates at the tip of the arm by driving a hydraulic cylinder or the like in order to perform scooping work such as earth and sand, and has a function of sandwiching a long object or the like with respect to the bucket opening. If a clamping body is arrange | positioned, sufficient rotation angle and clamping force for these operations will be obtained with respect to this clamping body.
And when gripping and sandwiching a long object between the bucket and considering the structure of the bucket, there are three points between the bucket opening and the sandwich body even if the sandwich body is a simple rod-like structure. It will be in a support state and can be held in a stable state, and if a structure of a tip portion that cooperates with a claw at the tip of the bucket is added, it is possible to prevent the long object gripped between them from falling off.
Therefore, the conventional holding tool as described above has a complicated structure because it is opposed to the bucket and has a structure corresponding to the bucket. However, as described above, if it is a simple rod-like material, it is lightweight and simple. Since it has a structure, no special mounting structure is required, and the attaching / detaching work can be easily and quickly performed. Therefore, it can be attached and detached arbitrarily according to work needs. It becomes.
[0010]
In the present invention, a long object or the like is clamped between the attachment having the rod-shaped clamping unit and the bucket opening, and the dropping is prevented by the locking unit that cooperates with the claw at the tip of the bucket. By curving so that there is a sufficient gap between the bucket and the bucket at the center of the bucket, these waste materials and long objects are effective between the bucket and the rod-shaped clamping part. It is possible to grip the target reliably and reliably.
Further, when mounting the attachment of the present invention, the fitting structure between the fixing base material fixed to the arm tip and the attachment base is fitted to the key provided in the front-rear direction, that is, the longitudinal direction of the arm. By adopting a fitting structure constituted by a mating groove, it is possible to give the mounting structure with a large repetitive load sufficient strength. These fittings can be firmly maintained by adopting a fastening structure composed of bolts, nuts and the like. Further, the fastening can be firmly fixed in this state by fastening the fastening direction in accordance with the fitting direction.
In these mounting structures, the key and the fitting groove are fitted to each other by sliding the attachment in the front-rear direction with respect to the tip of the arm. Accordingly, work efficiency is not impaired, and it can be dealt with promptly. Because of its simple structure, it can be mounted on a power shovel bucket of any structure, and a function suitable for these operations can be effectively added with an inexpensive configuration.
Furthermore, as the mounting structure, the rear end of the attachment base is pivotably attached to the tip of the arm, and is fixed on the arm with a fixing pin that can be inserted and removed, and the attachment is opposed so that it does not get in the way during normal leveling work. It can be locked in the position rotated to the side.
[0011]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be specifically described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a perspective view of a bucket structure to which the present invention is applied. A bucket 2 is attached to the tip of a hydraulically operated arm 1 such as a power shovel via a link mechanism 3 and is driven by a hydraulic cylinder 4. Thus, it has a general structure that rotates around the tip of the arm.
The attachment 10 includes a base 11, a clamping part 12, and a locking part 13 at the tip of the rod-like clamping part, and a fixed base corresponding to a base for mounting on the tip of the arm on the other arm side. The material 20 is firmly fixed by welding or the like.
A lock key 21 is provided on the fixed base front end side, and a rear engagement groove 22 is provided on the rear end side thereof to be fitted to the lock key 15 provided on the attachment base.
[0012]
On the other hand, the attachment base 11 is formed with a front engagement groove 16 at a position corresponding to the lock key 21, and together with the lock key 15 formed at the rear part, the lock key 21 and the rear engagement groove 22 of the fixed base material, respectively. Is engaged and locked.
When attaching the attachment, if the attachment is slid toward the distal end of the arm with the base slide guide portion 25 inserted between the two fixed bases from the base of the arm relative to the fixed base on the arm, The above-mentioned lock keys and the front and rear engaging grooves are fitted to each other.
In this state, when the fastening engagement hook 18 in front of the base portion 11 is retracted by tightening the fastening nut 29 fitted to the fastening screw bolt 28 penetrating the base portion, the fastening engagement of the fastening engagement hook is performed. The groove 19 is engaged with the central portion of the lock key 21 and tightened, and the attachment 10 is firmly fixed.
[0013]
All of these members are made of strong steel because they receive a large load during work. However, structurally, they may be assembled from steel thick plate materials by welding, and for mass production, they have a highly rigid structure with an irregular cross section. Alternatively, it may be formed by casting.
[0014]
The structure of the attachment 10 has a function suitable for gripping / clamping a long object or the like by making a structure that is curved so as to be spaced from the bucket at an intermediate portion facing the central portion of the bucket as shown in the figure. Can be made. For this reason, this structure may literally bend the rod-shaped pinching portion 12, but it can be easily formed from a plate material once it is angled upward from the base portion and once again becomes substantially parallel to the base portion at the distal end portion 13. can do.
FIG. 2 shows a state before the attachment of the bucket structure of the present invention and the arm tip as viewed from the side.
The bucket is rotated downward so as not to interfere with the mounting operation, and is placed so that the lock key 21 of the fixed base material is inserted between the fastening hook 18 and the fitting groove 16 of the attachment, and then the attachment is moved in the distal direction. The lock keys 21 and 15 are fitted into the fitting grooves 16 and 22, respectively. If the fastening nut 29 is tightened in this state and the fastening engagement hook 18 is retracted, the lock key 21 is fitted into the engagement groove of the hook and fastened.
[0015]
When the attachment of the present invention is attached to the tip of the arm, it is rotated upward as indicated by the solid line from the rotation position of the bucket portion indicated by the chain line in FIG. And hold it in a stable state between the locking part at the tip and the claw at the tip of the bucket and transfer it to a transport vehicle such as a dump truck for loading work It can be performed.
As shown in the figure, the locking part at the tip of the attachment has a shape that narrows the gap from the rod-shaped clamping part toward the hook at the tip of the bucket, thereby preventing the long object held between the bucket and the like from falling off. As shown in the figure, the shape / structure may be a slightly wider member corresponding to the bucket pawl, or the tip may be branched into a fork similar to the bucket pawl. It can be changed according to the type of work and the shape of the object to be processed.
In particular, if the object to be treated is a metal or stone, and the bucket and attachment are both metal, it will be slippery when gripped between them, and will fall off from the side of the bucket, etc., without being able to fully grip between the overlapping members Although there is a possibility, by applying a member made of a material having elasticity and toughness such as hard rubber to the engaging portion of these attachments, it is possible to prevent a drop by applying a frictional force and a fastening force. The application portion is effective for the locking portion, but is not necessarily limited to these portions, and may be applied to the entire attachment as necessary, and the shape may be a sawtooth shape or a wave shape.
Objects that can be gripped and sandwiched using the attachment of the present invention are not limited to long items such as waste materials, but cannot be stored in the bucket due to its large shape and dimensions, etc., and become unstable. An object can be supported from above the bucket by closing the bucket opening with the rod-shaped pinching portion, so that it can be held in a stable state, and can be handled and transported safely.
[0016]
The attachment structure of the attachment of the present invention to the arm may be any as long as it has a strength to withstand the load in these operations and an impact greater than expected. In order to enable frequent attachment and detachment operations associated with various types of work, two front and rear structures are provided between the arm tip and the attachment base by means of an axial slide operation. In this state, a structure that is fastened in the sliding direction and firmly holds the fitted state is preferable.
Further, since the attachment becomes heavier as the attachment becomes larger, the attaching / detaching operation becomes a burden. However, as shown in FIG. 4, as shown in FIG. In the normal leveling work, remove the fixing pin and rotate the attachment upward, that is, in the opposite direction and fix it on the upper surface of the arm with the locking pin 42 so as not to interfere with the work. You can also
[0017]
【The invention's effect】
As described above, the attachment for attaching a bucket according to the present invention has a simple structure and can be easily attached to a bucket such as an existing excavator, and is not limited to full-scale civil engineering work. By applying it to garden maintenance work and familiar leveling work, it is possible to perform efficient work and to save labor with mechanical power.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a bucket structure to which an attachment of the present invention is applied.
FIG. 2 is a side view of a bucket structure to which the attachment of the present invention is applied.
FIG. 3 is an explanatory diagram showing an operation state of a bucket structure to which the attachment of the present invention is applied.
FIG. 4 shows another example of a bucket structure mounting structure to which the attachment of the present invention is applied.
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Arm 2 Bucket 3 Link 4 Hydraulic cylinder 10 Attachment 11 Attachment base 12 Rod-shaped clamping part 13 Locking part 15 Lock key 16 Front fitting groove 18 Fastening engagement hook 19 Fastening engagement groove 20 Fixed base material 21 Lock key 22 Rear fitting groove 25 Base slide part 28 Screw screw 29 Nut 30 Long object 40 Rotating shaft 41 Fixing pin 42 Locking pin

Claims (3)

パワーショベルのアームの先端部で回動動作するバケットとの間で被挟持物を挟持可能なアタッチメントであって、
アタッチメント基部と、
前記アームの基部から前記先端部を見る方向に前記アタッチメント基部から延びる挟持部と、
フックと
を具備し、
前記アームは、前記方向の逆方向に突き出たアーム側第１凸構造と、前記方向に突き出たアーム側第２凸構造とを備え、
前記アタッチメント基部は、前記逆方向に後退したアタッチメント側凹構造を備え、
前記フックは、前記方向に後退したフック側凹構造を備え、
前記アタッチメント側凹構造から見て前記方向に前記アーム側第１凸構造が配置され、
前記アーム側第１凸構造から見て前記方向に前記アーム側第２凸構造が配置され、
前記アーム側第２凸構造から見て前記方向に前記フック側凹構造が配置され、
前記アタッチメント側凹構造と前記アーム側第１凸構造とは、本アタッチメントが前記アームに対して前記方向に摺動して嵌合し、
前記フックは、前記フック側凹構造と前記アーム側第２凸構造とが係合するように、前記逆方向に締め付けられる
パワーショベルのアタッチメント。An attachment that can clamp an object to be clamped with a bucket that rotates at the tip of an arm of a power shovel,
An attachment base,
A clamping portion extending from the attachment base in a direction of viewing the tip from the base of the arm ;
A hook and <br/>
The arm includes an arm-side first convex structure protruding in a direction opposite to the direction, and an arm-side second convex structure protruding in the direction ,
The attachment base includes an attachment-side concave structure that is retracted in the reverse direction,
The hook includes a hook-side concave structure that is retracted in the direction,
The arm side first convex structure is disposed in the direction as viewed from the attachment side concave structure,
The arm-side second convex structure is disposed in the direction as viewed from the arm-side first convex structure,
The hook side concave structure is arranged in the direction as seen from the arm side second convex structure,
The attachment-side concave structure and the arm-side first convex structure are fitted so that the attachment slides in the direction with respect to the arm ,
The hook is an attachment of a power shovel that is tightened in the reverse direction so that the hook-side concave structure and the arm-side second convex structure are engaged. 前記アームは、前記方向に後退したアーム側凹構造を備え、
前記アタッチメント基部は、前記方向に突き出たアタッチメント側凸構造を備え、
前記アタッチメント側凸構造と前記アーム側凹構造とは、本アタッチメントが前記アームに対して前記方向に摺動して嵌合した
請求項１のパワーショベルのアタッチメント。The arm includes an arm side concave structure that is retracted in the direction,
The attachment base includes an attachment-side convex structure protruding in the direction,
The attachment of the power shovel according to claim 1, wherein the attachment-side convex structure and the arm-side concave structure are fitted with the attachment sliding in the direction with respect to the arm. パワーショベルのアームの先端部で回動動作するバケットとの間で被挟持物を挟持可能なアタッチメントであって、
アタッチメント基部と、
前記アームの基部から前記先端部を見る方向に前記アタッチメント基部から延びる挟持部と、
フックと
を具備し、
前記アームは、前記方向に後退したアーム側凹構造と、前記方向に突き出たアーム側凸構造とを備え、
前記アタッチメント基部は、前記方向に突き出たアタッチメント側凸構造を備え、
前記フックは、前記方向に後退したフック側凹構造を備え、
前記アタッチメント側凸構造から見て前記方向に前記アーム側凹構造が配置され、
前記アーム側凹構造から見て前記方向に前記アーム側凸構造が配置され、
前記アーム側凸構造から見て前記方向に前記フック側凹構造が配置され、
前記アタッチメント側凸構造と前記アーム側凹構造とは、本アタッチメントが前記アームに対して前記方向に摺動して嵌合し、
前記フックは、前記フック側凹構造と前記アーム側凸構造とが係合するように、前記方向の逆方向に締め付けられる
パワーショベルのアタッチメント。An attachment that can clamp an object to be clamped with a bucket that rotates at the tip of an arm of a power shovel,
An attachment base,
A clamping portion extending from the attachment base in a direction of viewing the tip from the base of the arm ;
A hook and <br/>
The arm includes an arm-side concave structure that retreats in the direction, and an arm-side convex structure that protrudes in the direction .
The attachment base includes an attachment-side convex structure protruding in the direction,
The hook includes a hook-side concave structure that is retracted in the direction,
The arm side concave structure is arranged in the direction as seen from the attachment side convex structure,
The arm side convex structure is arranged in the direction as seen from the arm side concave structure,
The hook side concave structure is arranged in the direction as seen from the arm side convex structure,
The attachment-side convex structure and the arm-side concave structure are fitted so that the attachment slides in the direction with respect to the arm ,
The hook is an attachment of a power shovel that is tightened in a direction opposite to the direction so that the hook-side concave structure and the arm-side convex structure are engaged with each other .

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