JP3910551B2 - 照準位置検出システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スクリーン上の指示目標に対する照準位置を検出するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の照準位置検出システムとしては、例えば特許文献1に開示されるものが知られている。このシステムでは、指示器具に取り付けられた赤外線発光器によってスクリーン上の照準位置に対応する位置に赤外線スポットが投射され、CCDカメラによってスクリーン上に投影された目標と前記赤外線スポットとを含む画像が取得され、取得された画像内でのそれらの相対的な位置関係からスクリーン上での赤外線スポットの位置すなわち照準位置が検出される。
【0003】
【特許文献1】
特開平3−134499号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来システムでは、赤外線スポットは赤外線発光器から放射された赤外光をスクリーン上で反射するスポットであるため、当該赤外線スポットからの光量が不足して、その位置を精度良く検出できない場合があるという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる照準位置検出システムは、スクリーン上に間隔をあけて複数設置される不可視光線の発光部と、上記複数の発光部の発光/消光を制御する発光制御部と、スクリーン上の照準位置に対応する撮影領域の不可視光線画像を取得する撮像部と、上記撮像部によって取得された不可視光線画像から上記発光部の画像を検出する発光部画像検出部と、上記発光部画像検出部によって発光部の画像が検出されたときそれに対応するタイミングで上記発光制御部が発光させていた発光部として、上記撮影領域内にある発光部を特定する特定部と、上記特定部によって特定された発光部の位置座標と、撮影領域の不可視光線画像におけるその発光部と照準位置との相対的な位置関係と、に基づいて、照準位置の位置座標を検出する照準位置検出部と、を備える。
【0006】
また上記本発明にかかる照準位置検出システムでは、上記発光制御部は、発光部を順次発光させるのが好適である。
【0007】
また上記本発明にかかる照準位置検出システムでは、上記発光制御部は、上記発光部画像検出部の検出結果に基づいて次に発光させる発光部を決定するのが好適である。
【0008】
また上記本発明にかかる照準位置検出システムでは、上記発光制御部は、複数の発光部を、発光させる発光群と消光させる消光群とに区分する二分法を用いて、上記撮影領域内に存在する発光部を含む群を絞り込み、次に発光させる発光部を決定するのが好適である。
【0009】
また上記本発明にかかる照準位置検出システムでは、照準位置の履歴から照準位置の移動先を予測する移動先予測部を備え、上記発光制御部は、その予測結果に基づいてその移動先側に位置する発光部を発光させるのが好適である。
【0010】
また、本発明にかかる検出装置は、照準位置検出システム用の検出装置であって、上記発光部画像検出部、特定部、および照準位置検出部を備える。
【0011】
また本発明にかかる照準位置検出システムは、スクリーン上に間隔をあけて複数設置される不可視光線の発光部と、スクリーン上の照準位置に対応する撮影領域の不可視光線画像を取得する撮像部と、上記撮像部によって取得された不可視光線画像から上記発光部の画像を検出する発光部画像検出部と、上記発光部画像検出部の検出結果に基づいて複数の発光部のうち上記撮影領域内にある発光部を特定する特定部と、上記特定部によって特定された発光部の位置座標と、撮影領域の不可視光線画像におけるその発光部と照準位置との相対的な位置関係と、に基づいて、照準位置の位置座標を検出する照準位置検出部と、を備え、上記発光部は、該発光部の画像がスクリーン上の該発光部の位置によって異なるものとなるように設置される。
【0012】
【発明の実施の形態】
まず、本発明の第一の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態にかかる照準位置検出システム10を備えた照準訓練システムの一例を示す外観図である。この図1に示すように、照準位置検出システム10は半球状のドーム14を備える。ドーム14の内壁はスクリーン16となっており、このスクリーン16上に、図示しないプロジェクタ等によって、移動する目標18を含む映像が投射される。訓練者は、指示器具20の軸が目標18を指向するように、例えば指示器具20に設けられた照準器(図示せず)を用いて目標18を追尾する。この指示器具20には撮影機構22が設けられており、検出装置24は、その撮影機構22による撮影領域Aの画像に基づいて照準位置を検出する。そして、検出装置24あるいは別の装置によって照準位置と目標18との誤差が算出され、この誤差に基づいて目標追尾成績が算出される。なお、スクリーン16の表面には、不可視光線(例えば赤外線)を発する発光部(例えば赤外線発光ダイオード等)26が間隔を空けて複数設置されており、撮影機構22は、その不可視光線の画像を取得する。不可視光線を用いることで、訓練等の妨げとなるのを防止しつつ発光部26の発光/消光の制御を自在に行うことができる。また撮影機構22は、少なくとも発光部26の画像を取得できるものであればよく、スクリーン16上に投影される目標18あるいはその他の画像を取得する機能は必須ではない。
【0013】
ここで、本実施形態にかかる照準位置検出システム10による照準位置検出の原理について、図2および図3を参照して説明する。図2は、スクリーン16上に投射された目標18、撮影機構22による撮影領域A、および照準位置Mを模式的に示す図であり、図3は、撮影機構22によって取得された図2の撮影領域Aの画像に所定の画像処理を施して得られた画像の一例を示す図である。なお、図3では、不可視光線の強度が所定の閾値より大きくなる部分(すなわち発光部26の画像)を黒く塗りつぶしている。
【0014】
図2に示すように、スクリーン16には、複数の発光部26(26a〜26t)が例えば千鳥配置で設けられている。なお図2は、これら複数の発光部26のうち、撮影領域A内に位置するもののうち二つの発光部26f,26kのみが発光し(太い線で示す)、その他の発光部(26a〜26e,26g〜26j,26l〜26t;細い線で示す)が消光しているときの様子を示している。
【0015】
撮影機構22は、発光部26の発する不可視光線の画像を取得する。すなわち図3に示すように、撮影機構22が取得した図2の撮影領域Aの画像には、発光している発光部26f,26kの画像は含まれるが、消光している発光部(26a〜26e,26g〜26j,26l〜26t)の画像は含まれない。そして検出装置24(の照準位置検出部38;図4)は、この画像から照準位置Mを検出する。具体的には、検出装置24は、画像スケール(x,y)における二つの発光部26f,26kの画像の中心の座標(x1,y1),(x2,y2)を求める。撮影領域Aおよび画像スケールは照準位置Mに対して相対的に固定されているので、画像スケール上での発光部26f,26kの座標から、発光部26f,26kに対する照準位置M(例えば撮影領域Aの中心に設定される)の相対的な位置がわかる。そして、発光部26f,26kのスクリーン16上の位置座標(三次元座標)は既知であるから、検出装置24は、当該発光部26f,26kのスクリーン16上の位置座標と前記相対的な位置関係とから、照準位置Mのスクリーン16上の位置座標を取得することができる。さらに、目標18のスクリーン16上の位置座標は既知であるので、目標18のスクリーン16上の位置座標と照準位置Mのスクリーン16上の位置座標との誤差を算出することができ、さらに、その誤差に基づいて訓練成績を算出することができる。なお、ここでは、発光部26f,26kの画像に基づいて照準位置Mのスクリーン16上の位置座標を取得する例について示したが、これには限られず、撮影領域A内の発光部26(すなわち図2の場合は、26f,26g,26j,26k,26n,26o)の発光画像であればどれを用いても同様に照準位置Mを取得することができる。スクリーン16上の撮影領域Aの姿勢や倍率が既知(または固定値)である場合には、撮影領域A内にある一つの発光部26の画像から照準位置Mを取得することができる。
【0016】
次に、図4を参照して、本実施形態にかかる照準位置検出システム10の概略構成について説明する。図4は、照準位置検出システム10のブロック図である。
【0017】
照準位置検出システム10は、撮影機構22、検出装置24および発光機構を含む。上述したように、撮影機構22は、スクリーン16上の撮影領域Aの不可視光線画像を取得する。取得された不可視光線画像は検出装置24に送られる。
【0018】
検出装置24は、その不可視光線画像から照準位置Mを検出する。まず、画像処理部32は、撮影機構22によって取得された不可視光線画像に所定の画像処理(例えば、二値化処理、フィルタリング、グルーピング、ラベリング等)を施す。これによって例えば図3に示した画像が取得される。発光部画像検出部34は、その画像中に所定の条件を満たす画素グループ(例えばその画素数や形状等が所定の条件を満たすもの)がある場合に、その画素グループを発光部26の画像として検出する。例えば図3の場合には、二つの画素群が発光部26の画像として認定されることになる。
【0019】
ここで、発光部画像検出部34では、撮影領域A内に発光している発光部26があるときには発光部26の画像が検出されるが、撮影領域A内に発光している発光部26が無いときには当然ながら発光部26の画像は検出されない。これを利用して、スクリーン16上の複数の発光部26から、撮影領域A内にある発光部26を特定することができる。その一例について図5を参照して説明する。図5は、発光部26の発光パターンの一例を示す図である。この図5では、発光している発光部26を太線で示し、消光している発光部26を細線で示している。この例では、(a)〜(c)に示すように、発光させる発光部26を順次切り替えるとともに、各発光タイミングでは全発光部26のうち二つの発光部26のみが発光するようにしている。こうしてスクリーン16上の全ての発光部26を順次発光させれば、撮影領域A内に存在する発光部26も所定のタイミングで必ず発光し、そのときには発光部画像検出部34でその発光部26の画像が検出されることになる。すなわち、特定部36は、発光部画像検出部34で発光部26の画像が所定数(撮影領域A内の発光部26を最終的に特定するときに一度に発光させる発光部26の数)検出されたときに、その画像が検出されたタイミングに対応して発光していた発光部26を示す情報を取得し、その発光部26の画像に対応する発光部26を特定する。この手法は、訓練開始時など、検出装置24で指示器具20の指示方向すなわち撮影領域Aを把握することができず、まずはそれを特定する必要がある場合に有効である。なお、この処理のため、撮影領域Aの大きさおよび発光部26の分布密度は、撮影領域Aがスクリーン16上のどの位置にあっても少なくとも前記所定数の発光部26が含まれるように設定しておく。
【0020】
検出された発光部26が特定部36によって特定されると、照準位置検出部38は、上述した手法を用いて、その発光部26のスクリーン16上の位置座標と、画像(すなわち画像処理部32によって画像処理された後の画像)中の発光部26の位置と照準位置Mとの相対的な位置関係とから、スクリーン16上の照準位置Mを検出する。各タイミングで検出された照準位置Mを示す情報は、照準位置履歴情報として、照準位置履歴記憶部40に格納される。この照準位置履歴情報は、照準の成績算出に用いられる。すなわち、成績算出部42は、照準位置履歴情報と、各タイミングにおける目標18の位置を示す目標位置履歴情報とを比較し、それらの誤差の程度あるいは誤差が所定の閾値を超えた率などから、訓練成績を算出する。なお、目標位置履歴情報は、例えば、画像投影システム44から取得され、目標位置履歴記憶部46に格納される。
【0021】
また、照準位置検出システム10は、発光機構として、発光制御部48、発光パターン記憶部50、駆動回路52、発光履歴記憶部54を備える。このうち発光制御部48は、例えば、発光パターン記憶部50に格納される発光パターン(例えば、図5に例示したような発光部26を二個ずつ順次発光させる発光パターン等)に基づいて、複数の発光部26の発光/消光を制御することができる。発光制御部48で生成された制御信号は駆動回路52に入力され、駆動回路52は、この制御信号に基づいて複数の発光部26を発光あるいは消光させる。また、発光履歴記憶部54は、各発光部26の各タイミングにおける発光/消光を示す情報、すなわち発光履歴情報を格納する。発光制御部48は、この発光履歴情報に基づいて発光/消光を制御することもできる。
【0022】
そして、この発光制御部48によって複数の発光部26の発光/消光を適切に制御することで、撮影領域A内にある発光部26をより迅速に特定することができる。その一例について図6を参照して説明する。図6は、発光部26の発光パターンの他の一例を示す図であり、具体的には、複数の発光部26を、発光させる発光群と消光させる消光群とに区分する手法(いわゆる二分法)を用いて、スクリーン16上の全発光部26から、撮影領域A内にある発光部26を絞り込む例である。まず、発光制御部48は、図6(a)に示すように、例えば、スクリーン16上の全ての発光部26を群a1と群a2とに分け、そのうちいずれか一方の群(発光群;例えば群a1)に属する発光部26を発光させ、他方の群(消光群;例えば群a2)の発光部26を消光させる。ここで、発光部画像検出部34において、このときの画像から発光部26の画像が検出された場合には、撮影領域A内には発光群(群a1)の発光部26が含まれていることを意味し、逆に発光部26の画像が検出されなかった場合には、撮影領域A内には消光群(群a2)の発光部26が含まれることを意味する。さらに、発光制御部48は、発光履歴情報と発光部画像検出部34の検出結果に基づき、撮影領域A内の発光部26を含む群(図6(a)の例では群a1)を、さらに発光群(例えば群b1)と消光群(例えば群b2)とに分け、同様の処理を実行する。かかる処理を繰り返すことで、撮影領域A内にある発光部26が絞り込まれる。こうして特定部36は、撮影領域A内にある発光部26を、図5の場合よりさらに迅速に特定することができるようになる。
【0023】
そして、本実施形態にかかる照準位置検出システム10では、一旦撮影領域A内の発光部26が特定されると、その後は、照準位置の移動を予測して発光部26の発光を制御するため、撮影領域Aが移動したとしても、当該撮影領域A内に位置する発光部26が発光する状態をより容易に維持することができる。その一例について、図7を参照して説明する。図7は、照準位置の移動先の予測に基づく発光部26の制御の一例を示す図である。図7(a)に示すように、目標18が矢印の方向に移動している場合などには、通常、それを追尾する照準位置Mも矢印の方向に移動することになるが、このとき、発光している発光部26が撮影領域Aから外れ、その撮影領域A内に発光状態の発光部26が無くなると、図5あるいは図6に例示した手法等により、再度、撮影領域A内の発光部26を探し出す必要が生じる。そこで、本実施形態では、移動先予測部56により、照準位置履歴記憶部40から取得した照準位置履歴情報に基づいて照準位置Mpおよび撮影領域Aの移動先を予測し、その移動先にある発光部26を発光させる(図7(b))。例えば、最近の数回のタイミングでの照準位置情報を取得し、それら位置座標から外挿することによって次の照準位置Mpを予測する。具体的には、過去2回の二つの照準位置を通る一次関数を算出し、その一次関数上で最近の照準位置からそれら二つの照準位置間の距離だけ離れた点として移動先Mpの位置座標を求めることができる。そして、移動先予測部56は、例えば、撮影領域A近傍の発光部26のうち、移動先側に照準位置の予測位置Mpに対して所定の距離内に位置する発光部26(図7(b)では発光部26pr)があったときは、それを示す情報を発光制御部48に伝える。発光制御部48は、その情報に基づいて当該発光部26(同発光部26pr)を発光させる。こうして、発光状態の発光部26を撮影領域A内に捕捉した状態が維持されやすくなり、より精度良く照準位置Mを検出することができるようになる。
【0024】
次に、本発明の他の実施形態について図8および図9を参照して説明する。図8は、本発明の第二の実施形態にかかるスクリーン16aを示す図、また図9は、本発明の第三の実施形態にかかるスクリーン16bを示す図である。これら実施形態では、発光部26の配置パターンをその位置に応じて異なるものとし、発光部26の画像からその発光部26を特定できるようにしている。このため、特定部36(図4)は、発光部26のスクリーン上の配置パターンや形状を示す情報を記憶する発光部情報記憶部58を参照して、検出された発光部26を特定する。さて、図8の例では、発光部26の各群における発光部26の数を行毎に変え、さらに各発光部26の群の姿勢(回転角度)を列毎に変えている。また、図9の例では、列方向(上下方向)に隣接する二つの発光部26の間隔を列方向で変え(下側ほど大きくなっており)、さらに隣接する行の間隔を行方向で変えている(右側ほど行間隔を大きくしている)。これらの例のように発光部26の配置をその位置に応じた固有のものとすることで、撮影領域Aの位置によってその撮影領域Aの画像中の発光部26の画像が異なるようになるので、当該発光部26の画像のパターンからその発光部26を特定することができる。なお、配置パターンは、全スクリーン16について固有とするのが好適であるが、スクリーンの一部領域で固有とし、上記第一の実施形態の手法を併用して撮影領域A中の発光部26を特定するようにしてもよい。また、形状の異なる発光部26を複数種類用い、スクリーン16上の位置固有の発光部26の形状および配置パターンとすることで、発光部26を特定できるようにしてもよい。
【0025】
なお、本発明にかかる照準位置検出システムは、射撃訓練や消防放水訓練等の照準訓練システムに適用することができるほか、ゲーム機器等に適用することも可能である。また、スクリーンは平面であってもよいし、不可視光線が取得できる距離が確保できればシステムの規模等も特に限定されるものではない。
【0026】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、不可視光線の発光部をスクリーンに設けたため、不可視光線のスポットをスクリーン上に形成していた場合に比べ、十分な光量を得ることができ、照準位置の検出精度が向上するという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態にかかる照準位置検出システムを含む照準訓練システムの外観図である。
【図2】 本発明の実施形態にかかる照準位置検出システムのスクリーン上の目標、撮影領域および照準位置を模式的に示す図である。
【図3】 本発明の実施形態にかかる照準位置検出システムによって取得された図2の撮影領域Aの画像に所定の画像処理を施して得られた画像の一例を示す図である。
【図4】 本発明の実施形態にかかる照準位置検出システムのブロック図である。
【図5】 本発明の第一の実施形態にかかる照準位置検出システムの発光部の発光パターンの一例を示す図である。
【図6】 本発明の第一の実施形態にかかる照準位置検出システムの発光部の発光パターンの他の例を示す図である。
【図7】 本発明の第一の実施形態にかかる照準位置検出システムによる照準位置の移動先の予測およびその予測に基づく発光部の制御の一例を示すための図である。
【図8】 本発明の第二の実施形態にかかる照準位置検出システムにおけるスクリーン上の発光部の配置パターンを示す図である。
【図9】 本発明の第三の実施形態にかかる照準位置検出システムにおけるスクリーン上の発光部の配置パターンを示す図である。
【符号の説明】
10 照準位置検出システム、14 ドーム、16,16a,16b スクリーン、18 目標、20 指示器具、22 撮影機構、24 検出装置、26(26a〜26t,26pr) 発光部、32 画像処理部、34 発光部画像検出部、36 特定部、38 照準位置検出部、40 照準位置履歴記憶部、42成績算出部、44 画像投影システム、46 目標位置履歴記憶部、48 発光制御部、50 発光パターン記憶部、52 駆動回路、54 発光履歴記憶部、56 移動先予測部、58 発光部情報記憶部、A 撮影領域、M 照準位置、Mp 移動先(照準位置)。

Claims (3)

  1. スクリーン上に間隔をあけて複数設置される不可視光線の発光部と、
    前記複数の発光部の発光/消光を制御する発光制御部と、
    スクリーン上の照準位置に対応する撮影領域の不可視光線画像を取得する撮像部と、
    前記撮像部によって取得された不可視光線画像から前記発光部の画像を検出する発光部画像検出部と、
    前記発光部画像検出部によって発光部の画像が検出されたときそれに対応するタイミングで前記発光制御部が発光させていた発光部として、前記撮影領域内にある発光部を特定する特定部と、
    前記特定部によって特定された発光部の位置座標と、撮影領域の不可視光線画像におけるその発光部と照準位置との相対的な位置関係と、に基づいて、照準位置の位置座標を検出する照準位置検出部と、を備え
    前記発光制御部は、前記発光部画像検出部の検出結果に基づいて、複数の発光部を、発光させる発光群と消光させる消光群とに区分する二分法を用いて、前記撮影領域内に存在する発光部を含む群を絞り込み、次に発光させる発光部を決定することを特徴とする照準位置検出システム。
  2. スクリーン上に間隔をあけて複数設置される不可視光線の発光部と、
    前記複数の発光部の発光/消光を制御する発光制御部と、
    スクリーン上の照準位置に対応する撮影領域の不可視光線画像を取得する撮像部と、
    前記撮像部によって取得された不可視光線画像から前記発光部の画像を検出する発光部画像検出部と、
    前記発光部画像検出部によって発光部の画像が検出されたときそれに対応するタイミングで前記発光制御部が発光させていた発光部として、前記撮影領域内にある発光部を特定する特定部と
    前記特定部によって特定された発光部の位置座標と、撮影領域の不可視光線画像におけるその発光部と照準位置との相対的な位置関係と、に基づいて、照準位置の位置座標を検出する照準位置検出部と、
    照準位置の履歴から照準位置の移動先を予測する移動先予測部と、を備え、
    前記発光制御部は、前記移動先予測部による予測結果に基づいてその移動先側に位置する発光部を発光させることを特徴とする照準位置検出システム。
  3. 前記発光制御部は、発光部を順次発光させることを特徴とする請求項1又は2に記載の照準位置検出システム。
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