JP3909703B2 - コリメータレンズ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、収斂光束を平行光束へ変換するコリメータレンズに係る。
【0002】
【従来の技術】
従来より、空間光変調素子へ光束を照射し、当該空間光変調素子により変調された光をスクリーン上へ投射し画像を表示する投写表示装置が知られている。またこの投写表示装置に使用される照明装置として種々の照明装置が知られている。
【0003】
図6は、このような照明装置の一例を模式的に示す。図6において、光源21から射出された光線は反射鏡23で反射された後、コリメータレンズ25により平行光へ変換され、第1フライアイレンズ27及び第2フライアイレンズ29からなるインテグレータ31へ入射される。ここに前記第1及び第2のフライアイレンズ27,29はそれぞれ、(図6に於いて例えば左側から見た場合に)格子状に配置された微小なレンズセグメント27e及び29eから成っている。そしてこのインテグレータ31は、第1フライアイレンズ27の各レンズセグメント27eによる光源21のスポット像が、前記第2フライアイレンズ29の対応するレンズセグメント29eの上に結像するように構成されている。図7は、前記第2フライアイレンズ29のレンズセグメント29e上に結像する光源21のスポット像32を示す。
【0004】
再び図6を参照すると、前記第2フライアイレンズ29から射出された光線は集光レンズ33を介して空間光変調素子35へ照射される。前記空間光変調素子35は、例えば液晶の複屈折を利用して入射光へ映像信号に応じた光変調を与える素子である。この場合、集光レンズ33からの光線が前記空間光変調素子35により変調・反射され、この反射光が図示しないスクリーン上に画像を生成する。
【0005】
ところで図6に示すように、従来のコリメータレンズ25は、その入射面・射出面が単純な球面形状を有していた。しかしこのようなコリメータレンズ25及びこれを使用した照明装置には次のような種々の問題点があった。
【0006】
第1に、図8に示すように、前記従来のコリメータレンズ25では、光軸O付近の領域Aにおける射出光は比較的正確な平行光束へ変換されるが、光軸から離れた領域B及びCにおける光束はコリメータレンズ25から離れるに従って徐々に広がる傾向を有していた。
【0007】
このような光束の広がりを補正するために、前記第1フライアイレンズ27の各レンズセグメント27eの光軸をシフトする試みがなされた。しかしながら、前記レンズセグメント27eの光軸をシフトすると、隣り合うレンズセグメント27eの端部に段差が生じることとなり、第1フライアイレンズ27成形時にこの端部にダレが生ずるという問題があった。また前記レンズセグメント27eの真球度が低下すると言う問題及び、前記レンズセグメント27e間で曲率半径がばらつくなどの問題点も発生した。そしてこのような問題点は前記照明装置に使用された場合にその照明効率が低下すると言う問題をもたらした。
【0008】
また前記コリメータレンズ25及びこれを使用した照明装置には以下の問題点もあった。
【0009】
即ち、図9に示すように、前記第1フライアイレンズ27へ入射する光線が、光軸Oに対して小さな角度を有する平行光束141である場合、前記第1フライアイレンズ27の各レンズセグメント27eを通過した光束は前記第2フライアイレンズ29のレンズセグメント29e表面の所定位置へ集束する。そして前記第2フライアイレンズ29の各レンズセグメント29eから射出された光束143は、集光レンズ33を介して空間光変調素子35上へ正しく集束する。即ち、前記第1フライアイレンズ27の各レンズセグメント27eの像が、前記空間光変調素子35上に、当該空間光変調素子35の形状とほぼ相似形に結像される。ところで、前記光源21からの光線を有効に利用するためには、前記インテグレータ31の口径を前記光源21の反射鏡23の口径に合わせて大きくするのが望ましい。ところが、前記インテグレータ31の口径サイズを大きくすると、図9に示すように、前記インテグレータ31の外周部レンズセグメント27e,29eを通過した光線145は前記空間光変調素子35へ大きな入射角度θをもって入射することとなる。しかし、前記空間光変調素子35が液晶の複屈折を利用して入射光へ映像信号に応じた光変調を与える素子である場合、前記入射光145の入射角度θが大きくなると、投写表示装置のコントラストが劣化するという問題があった。
【0010】
従って、前記空間光変調素子35の寸法に比べて所定比率以上に大きな寸法或いは口径を有するインテグレータ31は、たとえその入射光が平行光束であっても、前記空間光変調素子35への照明光束が光軸Oに対して大きな角度を有する成分を含むこととなり、投写表示装置のコントラストを劣化させるという問題があった。
【0011】
また、前記空間光変調素子35の寸法に応じて前記インテグレータ31の寸法を小さく設定する場合は以下のような問題が有った。即ち、前記光源21から射出された光線を有効に利用しようとして、前記コリメータレンズ25から前記インテグレータ31へ収斂光束あるいは平行光束を入射させると、図9に示すように、前記第1フライアイレンズ27へ入射する光線の中に光軸Oに対して大きな角度を有する光線147及び149が含まれ、前記第1フライアイレンズ27の各レンズセグメント27eから前記第2フライアイレンズ29の各レンズセグメント29eへの集光性が低下し、光利用率が低下する問題があった。すなわち、前述の如く、前記第1フライアイレンズ27の1つのレンズセグメント27eによる光源21のスポット像は、前記第2フライアイレンズ29の1つのレンズセグメント29eの上に結像されなければならないが、図9に示すように、前記光軸Oに対して大きな角度を有する光線147及び149では、前記第1フライアイレンズ27の1つのレンズセグメント27eによる光源のスポット像が前記第2フライアイレンズ29の1つのレンズセグメント29eの寸法よりも大きくなり複数のレンズセグメント29eの上に結像されることとなる(図7は、前記第2フライアイレンズ29上で前記レンズセグメント29eの寸法より大きく結像された光源のスポット像32’を示す)。このため、前記第2フライアイレンズ29のレンズセグメント29eから射出された光線が、前記空間変調素子35から上下又は左右方向にずれた領域に収斂し光利用率が低下することとなる。
【0012】
再び図6を参照するに、前記従来の照明装置においてはさらに次の問題があった。すなわち、前記光源21は一対の電極37とこれに挟まれる発光部39とを備える。この発光部39から射出された光線が前記反射鏡23により図6に於いて左方向へ反射・射出される。前記光源21からの射出光束は、前記反射鏡23の焦点Fに対する発光部39の位置関係により収斂光束あるいは平行光束あるいは発散光束となる。例えば前記発光部39を、前記反射鏡23の焦点Fの射出側前方位置(図6に於ける番号39´の位置)に置いた場合、前記射出光束は図6において破線で表わした収斂光束となる。この発光部39の位置を焦点Fの位置に近づけると、射出光成分は次第に主光線に平行な成分が増大し平行光束となる。しかし、この構成においては、前記電極37及び、反射鏡23の後部に設けた前記電極37を通すための開口部(図示せず)により、前記射出光の強度分布はその光軸に対応する中心部に暗部を有する。図10は前記射出平行光束40の中心に発生する暗部41を示す。従ってこの暗部41の発生により光利用率が低下する問題が有った。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、前記問題点を解決することであり、射出光を光軸からの距離に関わらず正確に平行光束に変換することができるコリメータレンズを提供することである。
【0014】
この発明の他の目的は、光軸から離れた位置における射出光も正確な平行光にすることができるコリメータレンズを提供することである。
【0015】
この発明のさらに他の目的は、射出光を、光軸に対する大きな角度成分を生成することなく幅の狭い光束にすることができるコリメータレンズを提供することである。
【0016】
この発明の更に他の目的は、画像のコントラストを低下させることなく光源からの光束を有効に利用することができるコリメータレンズを提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するためのこの発明のコリメータレンズは、以下の通りである。
【0018】
収斂光束を平行光束へ変換するコリメータレンズにおいて、前記コリメータレンズは、所定の曲率半径を有する入射面と、この入射面よりも小さい曲率半径を有する射出面を備えた凹レンズからなり、前記射出面の外周部に、所定の角度で傾斜したリング状の縁取り部を有すると共に、前記入射面の光軸上に円錐状の窪みを備え、かつ、前記リング状縁取り部側面及び前記円錐状窪み側面にそれぞれ反射手段を備えたことを特徴とするコリメータレンズ。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図1乃至図5を参照してこの発明の実施形態を説明する。
【0020】
図1は、本発明のコリメータレンズ及びこれを用いた照明装置の第1の実施形態の模式図である。
【0021】
図1に示すように、この実施形態のコリメータレンズ43では、光軸Oを中心とする複数の同心リング領域43a、43b、43c毎に、入射面45が焦点距離の異なる分割入射面45a,45b,45cに分割されている。ここに中心領域43aの入射面45aは、負の度を有する(即ち曲率の中心が図1に於いてレンズ43の右側に有る)。これに対して中間領域43bの入射面45bは平面であり零の曲率を有する。また外側領域43cにおける入射面45cは、射出面47と同じ曲率半径を有する。尚、このコリメータレンズ43の射出面47は全レンズ平面において同一の曲率半径を有し、且つ、負の度合いを有する(すなわち曲率の中心が図1においてレンズ43の左側にある)曲面に設計されている。この射出面47は平面であってもよい。
【0022】
このように構成することにより、コリメータレンズ43は、光軸から離れるほど負の度合いが弱くなる。従って、光軸Oから離れるに従って射出光の光束が広がる傾向を防止することができ、全ての領域において光軸と平行な射出光束を得ることができる。
【0023】
なお前記において、前記入射面45a及び45c及び射出面47の曲率半径の値は、前記第2フライアイレンズ29上での光源のスポット像32(図7)が各レンズセグメント29eの中心を通るように決定される。
【0024】
尚、この実施形態では入射面45を、光軸Oを中心とする同心円で3個の領域45a、45b、45cに分割したが、同心円により入射面45を2個あるいは4個以上の領域に分割することもできる。さらに入射面45ではなく射出面47を複数の同心円領域に分割することもできる。また、同心円領域は、近似的に面全体が非球面形状であっても良い。
【0025】
図2及び図3は、本発明のコリメータレンズ及びこれを用いた照明装置の第2の実施形態を示す。なお、図3は、図2の矢印IIIに沿って見たコリメータレンズの正面図である。
【0026】
図2及び図3に示すように、このコリメータレンズ49は、前記第1のフライアイレンズ27の各レンズセグメント27eに対応する負の(すなわち曲率の中心が図2においてコリメータレンズ49の左側にある)分割レンズアレイ49eを備える。より詳細には、前記コリメータレンズ49は、その射出面53が、前記第1のフライアイレンズ27に対応する複数のアレイ状分割射出面53eに分割されることにより、前記負の分割レンズアレイ49eを有する。
【0027】
ここに、前記各分割射出面53eの偏心量(即ち各分割射出面53eに於ける光軸のシフト量)は射出光が光軸Oに対して平行になるように決定する。即ち、前記コリメータレンズ49からの射出光の光束が、光軸Oからの距離に関わらず光軸Oに対して平行となる様に決定する。また、各分割射出面53eの曲率は、前記光源のスポット像32(図7)が前記第2フライアイレンズ29上で各レンズエレメント29eの中心に位置し且つ最小寸法になるように決定する。
【0028】
この第2の実施形態のコリメータレンズ49の入射面51は平面で有っても、曲率が有ってもどちらでも良い。
【0029】
また、前記において、コリメータレンズ49の分割射出面53eの数は、前記第1、第2フライアイレンズ27,29の分割数と異なっても良い。また、このコリメータレンズ49の形状は、前記第1フライアイレンズ27の形状と異なっても良い。
【0030】
図4は、この発明のコリメータレンズ及びこれを用いた照明装置の第3の実施形態の模式図である。
【0031】
図4に示すように、このコリメータレンズ55の入射面57は、前記第1の実施形態のコリメータレンズ43と同様に、3つの同心円で分割入射面57a,57b,57cに分割されている。ここに分割入射面57aは負の度を有する(すなわち曲率の中心が図4においてコリメータレンズ55の右側にある)曲面であり、分割入射面57bは平面であり、分割入射面57cは正の度を有する曲面である。
【0032】
一方、このコリメータレンズ55の射出面59は、前記第2の実施形態のコリメータレンズ49と同様に、前記第1フライアイレンズ27のレンズセグメント27eに対応する複数のアレイ状分割射出面59eに分割されている。但しこのコリメータレンズ55では各射出面59eの光軸は偏心量は零であり各射出面59eの中心に設けられている。これは、このコリメータレンズ55では、入射面57を複数の入射面57a,57b,57cへ分割することにより射出光の光束を光軸Oからの距離に関わらず光軸に対して平行にすることが出来るからである。
【0033】
また、前記各射出面59eの曲率は、前記第2実施形態の場合と同様に、光源21のスポット像32(図7)が前記第2フライアイレンズ29上で各レンズエレメント29eの中心に位置し且つ最小寸法になるように決定する。
【0034】
従って、この第3の実施形態のコリメータレンズ55においても、前記第1フライアイレンズ27からの射出光の、前記第2フライアイレンズ29のレンズエレメント29e上への集光特性を改善することができる。
【0035】
尚、前記第1乃至第3の実施形態において、コリメータレンズ43、55の分割入射面45a,45b,45c、57a、57b、57cの曲面或いはコリメータレンズ49、55の分割射出面53e、59eの曲面は球面あるいは非球面の何れでも良い。
【0036】
以上説明したように、第1乃至第3の実施形態のコリメータレンズにおいては、コリメータレンズの入射面或いは射出面を複数の領域に分割することにより、コリメータレンズを複数の領域へ分割する。そしてこれにより、従来インテグレータ(或いはフライアイレンズ)に持たせていた補正機能をコリメータレンズに持たせることが可能となり、照明効率の改善及び量産性の向上が達成される。
【0037】
図5は、この発明のコリメータレンズの第4の実施形態を示す。
【0038】
図5に示すように、この実施形態のコリメータレンズ61は、曲率半径の大きい球面状の入射面62と、これよりも曲率半径の小さい球面状の射出面63を備えた凹レンズからなる。
【0039】
このコリメターレンズ61には更に、前記射出面63の外周部に、光軸Oに対して所定角度だけ傾斜したリング状縁取り部65が形成されている。また、前記入射面62の光軸Oの近傍に円錐状の窪み67が形成されている。そして、前記リング状縁取り部65のリング状側面には反射面をレンズ媒質側に向けたリング状反射鏡69が設けてあり、前記円錐状窪み部分67の円錐状側面には反射面をレンズ媒質側に向けた円錐状反射鏡71が設けてある。なお、前記円錐状反射鏡71の形状は、その円錐形の底面積が図10に示した暗部41の断面積に対応するように設定されている。
【0040】
前記第4実施形態の作用は以下の通りである。
【0041】
図5に示すように、コリメータレンズ61の周辺部に入射した光線は、レンズ内部に進入した後、前記リング状縁取り部65に設けた前記リング状反射鏡69へ入射し、このリング状反射鏡69により反射された後、レンズ61中心方向に向かう。そして前記レンズ中心付近で前記入射面62により全反射された後、前記円錐状窪み部分67の円錐状側面に設けた前記円錐状反射鏡71へ向かい、この反射鏡71で反射された後、前記射出面63から光軸Oに沿って射出される。ここに、前記したように、前記円錐状反射鏡71の底面積は、前記平行光束中心部の暗部41に相当する大きさに形成されている。従って、前記円錐状反射鏡71の円錐側面で反射された光線は前記暗部41を補償する。これにより前記コリメータレンズ61からの射出光は光束全体にわたって均一な照度分布を有する事となる。
【0042】
また、前記コリメータレンズ61からの射出光の直径w1は、前記コリメータレンズ61の周辺部へ入射された光線が射出光から除去されるから、入射光束の直径w2よりも小さくなる。従って、このコリメータレンズ61によれば、前記第1フライアイレンズ27の寸法を小さくしても、この第1フライアイレンズインテグレータ27へ入射される光線は光軸Oに対して小さな角度を有する光線のみからなる。従ってまた、前記第1フライアイレンズ27の各レンズセグメント27eからの光線を前記第2フライアイレンズ29の各レンズセグメント29eへ正確に集光することができ、光利用率を最大にすることができる。
【0043】
このように、この第4の実施態様のコリメータレンズによれば、光軸に対して大きく傾斜した光線を射出光束中に生成することなく光束半径を縮小することができ、且つ、均一な照度分布の平行光束を得ることができる。
【0044】
尚、前記反射鏡の形状は楕円面あるいは放物面あるいは球面あるいはその他複雑な非球面形状であっても、収斂光束を発生するような光源の配置、反射鏡の形状であればどのようなものでも良い。
【0045】
またコリメータレンズの同心リング状の球面形状を反射鏡に持たせることもできる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明の第1の側面によるコリメータレンズによれば、インテグレータ或いはフライアイレンズの成形性が改善され量産性を向上させ且つコストダウンを図ることができる。
【0047】
またこの発明の第2の側面によれば、射出光束中に、その主光線に対して大きく傾いた光線の生成することなく光束を縮小できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態のコリメータレンズ及びこのコリメータレンズを用いた照明装置の説明図である。
【図2】この発明の第2の実施形態のコリメータレンズ及びこのコリメータレンズを用いた照明装置の説明図である。
【図3】図2の矢印IIIに沿って見たコリメータレンズの正面図である。
【図4】この発明の第3の実施形態のコリメータレンズ及びこのコリメータレンズを用いた照明装置の説明図である。
【図5】この発明の第4の実施形態のコリメータレンズの断面図である。
【図6】投写表示装置に使用される従来の照明装置の構成を示す模式図である。
【図7】図6の照明装置に設けた第1、第2のフライアイレンズの作用を表す説明図である。
【図8】従来のコリメータレンズ及びこのコリメータレンズを用いた照明装置の作用を表わす説明図である。
【図9】前記コリメータレンズを用いた照明装置の作用を表わす他の説明図である。
【図10】従来の照明装置における反射鏡からの光束の光強度分布を表わす説明図である。
【符号の説明】
21:光源
23:反射鏡
25、43、49、55、61:コリメータレンズ
27:第1フライアイレンズ
29:第2フライアイレンズ
33:集光レンズ
35:空間光変調素子
69:リング状反射鏡
71:円錐状反射鏡

Claims (1)

  1. 収斂光束を平行光束へ変換するコリメータレンズにおいて、前記コリメータレンズは、所定の曲率半径を有する入射面と、この入射面よりも小さい曲率半径を有する射出面を備えた凹レンズからなり、前記射出面の外周部に、所定の角度で傾斜したリング状の縁取り部を有すると共に、前記入射面の光軸上に円錐状の窪みを備え、かつ、前記リング状縁取り部側面及び前記円錐状窪み側面にそれぞれ反射手段を備えたことを特徴とするコリメータレンズ。
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