JP3908716B2 - 電源入力部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、電源から電力ケーブルを通して電気機器に電力を入力する構造に関する。特には、落雷等による過剰なサージ電圧から電気機器を保護する避雷器を備えた電源入力部構造に関する。
図6は、電気機器の電源入力部の構造の一例を示す図である。
電源から延びた電源ケーブルCの先端には、メス型コンタクト101を有するプラグPが取り付けられている。一方、電気機器Dの筐体には、オス型コンタクト(ピン)103を有するレセプタクルRが取り付けられている。プラグPとレセプタクルRを接続するには、まず、プラグPのメス型コンタクト101にレセプタクルRのオス型コンタクト103を嵌合する。そして、プラグPに取り付けられているカップリングナット105の螺子をレセプタクルRに形成されている螺子に螺合させ、プラグPとレセプタクルRを接続する。
このような構造の場合、電力ケーブルCに落雷等により過剰なサージ電圧がかかると、この電圧がそのままプラグPとレセプタクルRを介して電気機器Dに入力されてしまう。
そこで、電気機器への過剰なサージ電圧の入力を防ぐために、電気機器の電源入力部にアレスタ(避雷器)を備えた電源入力部の構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図7は、特許文献1に開示されている電源入力部構造を説明する図である。
この電源入力部構造200においては、コネクタ(レセプタクル)201の螺着部203が電気機器の筐体221の外側から内側に挿入されている。筐体221内に挿入された螺着部203はナット205で筐体221に固定され、筐体221と導通している。そして、螺着部203の端面には、筐体221の内外に連通する入力導電体209が絶縁物207を介して支持されている。この入力導電体209と螺着部203との間に、2個のアレスタ211が並列に介装されている。
アレスタ211の一方のリード線213aは、螺着部203にナットで締め付けられて、筐体221に導通している。他方のリード線213bは、入力導電体209に装着されたはんだ付けチューブ215に挿入されてクランプされている。そして、電気機器の内部機器から延びる入力電線217が、入力導電体209にはんだ付けされチューブ215が被せてある。
このような構造により、電力ケーブルからコネクタ201にかかるサージ電圧は、入力導電体209からアレスタ211を介して筐体221に逃がされるため、電気機器はサージ電圧から保護される。
この例の入力部構造では、アレスタ211が電気機器の筐体221内に配置されて、コネクタの入力導電体209にはんだ付けにより固定されている。このため、アレスタ211の交換や増設を行うには、電気機器に固定されているコネクタ全体を取り替える必要があり、メーカーによる専門的な作業を要する。最悪の場合は、電気機器を工場に持ち込んでの作業となり、時間がかかるとともに、作業コストが高くなる。また、その作業中は電気機器が使えないことになり、電気機器の使用者にとっては大きな問題となる。
特開平09−17524号公報
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであって、構造や組立て方が簡易であり、既存のプラグとレセプタクル間にも装着可能でメンテナンス性にも優れた避雷中継器を備えた電力入力部構造を提供することを目的とする。
本発明の電力入力部構造は、 電気機器に取り付けられるレセプタクルと、 該レセプタクルに嵌合接続される避雷中継器と、 該中継器に嵌合接続される、電力ケーブルに接続されているプラグと、を備える電源入力部構造であって、 前記避雷中継器が、 前記レセプタクル及びプラグの通電部と嵌合接続される、両端にオス型接続部又はメス型接続部の形成された複数のコンタクトと、 該コンタクトを保持するインシュレータと、 該インシュレータを収容するシェルと、 前記インシュレータ内の複数のコンタクト間に挿入されたアレスタと、 該アレスタと前記コンタクト間に介装された導電性のバネと、を備えるとともに、 前記コンタクトの両端の接続部の間に前記バネの端面と接するバネ座が形成されていることを特徴とする。
なお、上記レセプタクルはケーブルを介して上記電極に取付けられる場合もある。
本発明の電力入力部構造は以下の利点を有する。
(1)避雷中継器がプラグやレセプタクルと別体であるため、入力部全体の使い勝手がよく、メンテナンスもしやすい。
(2)避雷中継器のコンタクトを、プラグやレセプタクルのコンタクトの型に応じてオス型又はメス型とすることができる。
(3)アレスタが通電して壊れた場合、避雷中継器を交換することで、引き続き電気機器を使用できる。また、壊れたアレスタの交換が容易にでき、壊れたアレスタのみを交換すれば、避雷中継器を繰り返して使用することができる。
(4)避雷中継器の構成が簡易であり、はんだ付けや螺子止めすることなく簡単に組立てることができる。
したがって、構造や組立方が簡易であり、メンテナンス性に優れ、信頼性の高い避雷中継器を備えた電力入力部構造を提供できる。また、コンタクトをプラグやレセプタクルのコンタクトの型に応じてオス型又はメス型とすることにより、既存のプラグとレセプタクルの間にも介装でき、広い汎用性を備える。
発明を実施するための形態
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、避雷中継器の構造を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る電源入力部構造に含まれる避雷中継器の構造を示す図であり、図1(A)は断面図、図1(B)はA−A断面図である。
避雷中継器10は、アレスタ組立体11と、アレスタ組立体11が収容されるシェル41を有する。アレスタ組立体11は、レセプタクル及びプラグの通電部(コンタクト)と嵌合接続される複数(この例では2本)のコンタクト13と、コンタクト13をシェル41から絶縁させて保持するインシュレータ17と、コンタクト13間に挿入されたアレスタ25と、アレスタ25とコンタクト13間に介装された導電性のバネ29と、を備える。
まず、アレスタ組立体の構造を説明する。
図2は、アレスタ組立体の構造を説明する図であり、図2(A)は全体の斜視図、図2(B)は分解斜視図である。
図2(A)に示すように、アレスタ組立体11は、円柱形のインシュレータ17の両端面から2本のコンタクト(オス型)13が突き出たものである。インシュレータ17は、電気絶縁性の材料(例えば、エポキシ樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂など)で作製され、アレスタ組立体11の長さ方向に対して半分に分かれる2つのインシュレータ片17A、17Bから構成される。インシュレータ片17A、17Bの内側には、各部品が収容されるくぼみが形成されている。また、インシュレータ片17A、17Bの端面には、コンタクト13が挿通される2つの貫通孔19が形成されている。
インシュレータ17の外面の中央には、外周に沿って環状の係止突起21が形成されている。この係止突起21は、後述するように、シェル41の係止突起に係止される。係止突起21には、シェル41との円周方向の位置決めのためのキー溝23が形成されている。
図2(B)に示すように、各コンタクト13は、両端に形成されたオス型接続部14A、14Bと、各オス型接続部14の間に形成されたバネ座15を備える。2本のコンタクト13は、各バネ座15が向かい合うように配置される。そして、このバネ座15間に、アレスタ25がバネ29を介して挿入されている。アレスタ25は、平べったい円柱形で、両端の円盤状電極26と、電極26間に挟まれた絶縁碍子27とからなる三層構造である。各電極26の外面は凹状であり、平らな底面26aと、底面26aの周囲に形成された外周壁26bを有する。各バネ29は、導電性の材料(例えば、銅合金線など)で作製される。各バネ29の両端面29a、29bは平らに加工されている。このようにバネ29の端面29a、29bを平らに加工することにより、バネ29とアレスタ25及びコンタクト13との接触面積が広くなる。
次に、アレスタ組立体11を組立てる方法の一例を説明する。
まず、アレスタ25の各電極26の底面26aにバネ29の一方の端面29aを当て、各バネ29の他方の端面29bに各コンタクト13のバネ座15を当てて、2本のコンタクト13間に2つのバネ29を介してアレスタ25を挟む。コンタクト13のバネ座15の径(一例で11mm)はバネ29の端面29bの径(一例で10mm)とほぼ等しく、バネ29はバネ座15から外れにくくなっている。また、アレスタ25の電極26の底面26aの径(一例で14mm)はバネ29の端面29bの径より大きく、バネ29が底面26a上で横方向に動くことができるようになっている。なお、アレスタ25の電極26には外周壁26bが設けられているため、バネ29の端面29aが電極26の底面26a上で横方向に動いても、バネ29が電極26から外れにくい。
そして、各バネ座15を両側から押えてバネ29を収縮させ、各コンタクト13の一方の接続部14Aを、一方のインシュレータ片17Aの2つの貫通孔19に差し込む。その後、各コンタクト13のもう一方の接続部14Bを他のインシュレータ片17Bの2つの貫通孔に差し込む。そして、各インシュレータ片17A、17Bを結合する。
なお、各コンタクト13は、各バネ29の力に抗して互いの方向に押し付けられた状態で各インシュレータ片17A、17Bの貫通孔19に差し込まれており、各コンタクト13は、各インシュレータ片17A、17Bに、各バネ29により各コンタクト13が離れようとする力による摩擦によって保持されている。
アレスタ25の各電極26とコンタクト13のバネ座15とは、導電性のバネ29により導通している。上述のように、各バネ29と電極26及びバネ座15は十分な接触面積で接触している。さらに、バネ29は電極26とバネ座15間で圧縮されて、アレスタ25とコンタクト13とに確実に接触しているため、アレスタ25とコンタクト13との導通を確保できる。この際、はんだ付けや螺子止め等の作業を要しないため、アレスタ25の取替えが容易である。また、アレスタの寸法のバラツキやコネクタに加わる振動をバネ29の収縮によって吸収してくれるので、アレスタ25の接触不良を起こさない。
次に、避雷中継器全体の構造を説明する。
上記で説明したアレスタ組立体11は、シェル41内に固定される。図1に示すように、シェル41は円筒形で、両端部の外面には、プラグ又はレセプタクルのカップリングナットと螺合する螺子43、44が形成されている。シェル41の内面には、両端からシェルの長さ方向ほぼ中央まで延びる複数の溝47、48が形成されている。これらの溝47、48には、プラグ及びレセプタクルに形成された突部が嵌合して、プラグ及びレセプタクルと避雷中継器10のシェル41との円周方向の位置が合わせられる。
図1(A)、図1(B)の上側に示すように、シェル内面の長さ方向ほぼ中央部には、上述したアレスタ組立体11の係止突起21が係止される環状の係止突起51が形成されている。そして、この係止突起51から、アレスタ組立体11のインシュレータ17の係止突起21の長さだけ離れた位置に、環状の溝53が形成されている。さらに、係止突起51と溝53との間をシェル41の長さ方向に延びるキー55が形成されている。
アレスタ組立体11をシェル41に固定するには、まず、アレスタ組立体11のインシュレータ17の係止突起21に形成されたキー溝23を、シェル41のキー55に合わせて、アレスタ組立体11をキー55の側(図の右側)からシェル41に挿入する。すると、係止突起21のキー溝23がシェル41のキー55に噛み合い、係止突起21の進行側(図の左側)の端面がシェル41の係止突起51に係止される。このキー55とキー溝23により、アレスタ組立体11はシェル41に対して回動しないように位置決めされる。
次に、セットスプリング(ストップリング、C字型バネ止め輪)57を環状溝53に挿入する。セットスプリング57が環状溝53に挿入されると、同スプリング57の内周部は環状溝53からシェル41の内側に突き出る。そして、アレスタ組立体11の係止突起21は、シェル41の係止突起51とセットスプリング57との間に挟まれる。これにより、アレスタ組立体11がシェル41に固定される。各コンタクト13はシェル41からインシュレータ17によって絶縁されている。
環状溝53は、シェル41に形成された位置決め溝の一つ48−1(図の右上に示す)を介してシェル41の端面に連通している。セットスプリング57の装着や取り外しは、この位置決め溝48−1から工具等を差し込んで行う。なお、係止突起51の端部に形成されている環状溝59は、シェル41の作製時に、係止突起51と環状溝53との間の加工寸法出しのための溝(ざぐり溝)である。
以上説明したように、この避雷中継器10は、アレスタ組立体11の分解や組立が容易であるとともに、アレスタ組立体11のシェル41への取り付けや取り外しも容易に行うことができる。
次に、電源入力部の全体の構造について説明する。
図3は、本発明の実施の形態に係る電源入力部の全体構造の一例を示す図である。
本発明の電源入力部は、電源から延びた電源ケーブルCの先端に取り付けられたプラグPと、電気機器Dの筐体に取り付けられたレセプタクルRと、プラグPとレセプタクルR間に介装される避雷中継器110(図1、2に示した避雷中継器とは別のもの)とから構成される。
この電源入力部は、図6の電源入力部において、プラグPとレセプタクルRの間に避雷中継器110を介装させたものである。つまり、避雷中継器110を、既存の図6のようなメス型コンタクト101を備えたプラグPと、オス型コンタクト103を備えたレセプタクルRを接続するような電源入力部に取り付けることができる。
この避雷中継器110のコンタクト113は、一端(図の左側)にオス型接続部114A、他端(図の右側)にメス型接続部114Bを備える。また、同中継器110のメス型接続部側にはカップリングナット171が嵌合されている。オス型接続部114AにはプラグPのメス型コンタクト101が嵌合されて、プラグPに取り付けられているカップリングナット105が避雷中継器110と螺合する。メス型接続部114BはレセプタクルRのオス型コンタクト103に嵌合されて、カップリングナット171がレセプタクルRと螺合する。
図4は、図3の電源入力部の避雷中継器の全体構造を示す断面図である。
図5は、図4の避雷中継器のアレスタ組立体の構造を示す断面図である。
この避雷中継器110は、図1の避雷中継器とほぼ同様の構成を有するが、コンタクトの一方(プラグ側)がオス型、他方(レセプタクル側)がメス型である。このため、図1の避雷中継器と比べて、シェル、及び、アレスタ組立体のコンタクトとインシュレータ片の構造が異なる。他の部品は、図の避雷中継と同じ構造・作用を有するため図と同一の符号を付し、説明を省略する。
まず、図5を参照してアレスタ組立体111の構造を説明する。
この例のアレスタ組立体111のコンタクト113は、一端(図の左側)に形成されたオス型接続部114Aと、他端(図の右側)に形成されたメス型接続部114Bと、両接続部の間に形成されたバネ座115を備える。メス型接続部114Bには、端部からコンタクトの長さ方向に延びる複数のすり割溝116が形成されている。
このメス型接続部114B側のインシュレータ片117Bは、オス型接続部側のインシュレータ片117Aより長さが長く、メス型接続部114Bがインシュレータ片117B内に埋め込まれている。
次に、図4を参照して避雷中継器110の全体の構造について説明する。
避雷中継器110のメス型接続部側端部(図の右側)には、レセプタクルRとの接続用のカップリングナット171が嵌合されている。また、同端部の外面には、端面からシェル141の長さ方向に延びる複数の突部161が形成されている。これらの突部161は、同端部がレセプタクルRに嵌合されたときに、レセプタクルRに形成された複数の位置決め溝を通り、シェル141とレセプタクルRとの円周方向における位置が合わせられる。
各突部161の先には、外周に沿って環状の突起163が形成されている。同突起163のレセプタクル側の面にはパッキン165が配置されている。避雷中継器110のメス型コンタクト側端部がレセプタクルRに挿入されたときに、レセプタクルRの端部はパッキン165を介して突起163に当接する。
また、シェル141の外面には、環状突起163からシェル141の長さ方向に延びる溝167が形成されている。カップリングナット171の内面に取り付けられたリテーリングリング173はこの溝167内に位置している。このリテーリングリング173により、カップリングナット171はシェル141から抜けないように保持される。また、カップリングナット171は、シェル141に対して回転可能であり、シェル141の長さ方向に移動可能である。
カップリングナット171の、レセプタクル側の端部の内周には、レセプタクルRと螺合するための螺子175が形成されている。
避雷中継器110のオス型接続部側端部(図の左側)の内面には、端面からシェル141の長さ方向に延びる複数の溝47が形成されている。これらの溝47には、同端部にプラグPが嵌合されたときにプラグPに形成された複数の突部が通り、シェル141とプラグPとの円周方向における位置が合わせられる。
また、同端部の外面には、プラグPに取り付けられたカップリングナット105の螺子と螺合する螺子43が形成されている。
図3を参照して、この避雷中継器110を取り付ける方法の一例を説明する。
まず、避雷中継器110のオス型接続部114Aを、電源ケーブルの先端に取り付けられたプラグPのメス型コンタクト101に嵌合する。そして、プラグPに予め取り付けられているカップリングナット105の螺子を、シェル141に形成された螺子43に螺合し、プラグPを避雷中継器110に接続する。
そして、電気機器Dの筐体に取り付けられたレセプタクルRのオス型コンタクト103を、避雷中継器110のメス型接続部114Bに嵌合する。そして、カップリングナット171の螺子175を、レセプタクルRに形成された螺子に螺合し、避雷中継器110をレセプタクルRに接続する。これにより、プラグPが避雷中継器110を介してレセプタクルRに接続される。
このように避雷中継器110を設けたことにより、電源ケーブルCにかかったサージ電圧は、避雷中継器110内において、一方のコンタクト113からバネ29を介してアレスタ25に伝えられ、アレスタ25からバネ29を介して他方のコンタクト113へ伝えられる。これにより、電気機器Dへサージ電圧がかかることを防止できる。
なお、オス型コンタクトを備えたプラグと、オス型コンタクトを備えたレセプタクル間に避雷中継器を介装させるには、両端にメス型接続部が形成されたコンタクトを備えた避雷中継器を使用する。
また、レセプタクルRが電気機器Dの筐体に設けられた場合について説明したが、本発明の電源入力部構造は、レセプタクルRが、筐体から延びたケーブルの先端に取り付けられている場合にも適用できる。
本発明の実施の形態に係る電源入力部構造に含まれる避雷中継器の構造を示す図であり、図1(A)は断面図、図1(B)はA−A断面図である。 アレスタ組立体の構造を説明する図であり、図2(A)は全体の斜視図、図2(B)は分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る電源入力部の全体構造の一例を示す図である。 図3の電源入力部の避雷中継器の全体構造を示す断面図である。 図4の避雷中継器のアレスタ組立体の構造を示す断面図である。 電気機器の電源入力部の構造の一例を示す図である。 特許文献1に開示されている電源入力部構造を説明する図である。
符号の説明
10 避雷中継器 11 アレスタ組立体
13 コンタクト 14 接続部
15 バネ座 17 インシュレータ
19 貫通孔 21 係止突起
23 キー溝 25 アレスタ
26 電極 27 絶縁碍子
29 バネ 41 シェル
43、44 螺子 47、48 溝
51 係止突起 53 溝
55 キー 57 セットスプリング
59 溝
101 メス型コンタクト 103 オス型コンタクト
105 カップリングナット
110 避雷中継器 113 コンタクト
114 接続部 115 バネ座
116 すり割溝 117 インシュレータ
141 シェル
161 突部 163 突起
165 パッキン 167 溝
171 カップリングナット 173 リテーリングリング
175 螺子
C ケーブル D 電気機器
P プラグ R レセプタクル

Claims (1)

  1. 電気機器に取り付けられるレセプタクルと、
    該レセプタクルに嵌合接続される避雷中継器と、
    該中継器に嵌合接続される、電力ケーブルに接続されているプラグと、
    を備える電気機器への電源入力部構造であって、
    前記避雷中継器が、
    前記レセプタクル及びプラグの通電部と嵌合接続される、両端にオス型接続部又はメス型接続部の形成された複数のコンタクトと、
    該コンタクトを保持するインシュレータと、
    該インシュレータを収容するシェルと、
    前記インシュレータ内の複数のコンタクト間に挿入されたアレスタと、
    該アレスタと前記コンタクト間に介装された導電性のバネと、を備えるとともに、
    前記コンタクトの両端の接続部の間に前記バネの端面と接するバネ座が形成されていることを特徴とする電源入力部構造。
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