JP3907696B2 - 改良された適合及び収容を行うz型に折られた障壁カフを有する吸収性物品 - Google Patents
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Description
本発明は、おしめ、失禁用ブリーフ、トレイニングパンツ、おしめホルダ及びライナ、生理用衛生下着等、さらに詳細には、着用者の腰の周りに動的な適合を行う吸収性物品に関する。
発明の背景
幼児または他の失禁者は、尿や谷***物を吸収し、収容するためにおしめのような吸収性物品を着用する。吸収性物品は、排出物を吸収し、着用者の身体及び着用者の下着及びベッドシーツからこれらの排出物を隔離するように作用する。この技術分野で、多くの異なる基礎的な構成を有する使い捨て吸収性物品が知られている。例えば、1976年1月31日にダンカン及びベーカーに発行された「使い捨ておしめ」と題された米国特許第26,152号は、商業的に成功して普及した使い捨ておしめを示している。1975年1月14日にブエルに発行された「使い捨ておしめ用の収縮可能なサイド部分」と題された米国特許第3,860,003号は、商業的に成功して普及した弾性的なレグカフを備えた使い捨ておしめを示している。
しかしながら、吸収性物品は、使用中に着用者の身体からすべり、スリップして下に下がり、体との間が空く傾向がある。このおしめが下がること、間隙が空くこと及びすべりまたはスリッピングは、着用者が吸収し、移動し及び位置を変えるときの着用者の相対運動によって、また吸収性物品に身体の***物が***されたときに生じる下方への力によって、またこのような着用者の動きが与える吸収性物品それ自身の材料の変形によって起こる。吸収性物品のこの下がることと、体との間隔が空くこと及びすべり及びスリップは、早い時期の漏れを起し、着用者の周りで吸収性物品がよく適合しなくなる。
従来の使い捨て吸収性物品は、おしめが、使用中に(動的な動き)及び(従って動的な力)を受ける着用者の領域で適合するように着用者のおなかのかなり上の部分と、ももの下とに適合するように構成されている。特におなかが膨張、収縮することによる動的な動き及び力は、おしめを構成する材料を変形させ、おしめを身体から離すように押す傾向がある。従って、おしめは、身体から下がり体との間が空いてしまう。またおしめの閉鎖装置は、典型的には腰の規定寸法及び脚部の開口部及び着用者の周りで(線に沿った引っ張り力を付与する)引っ張り線を形成して着用者におしめを固定する。しかしながら、この閉鎖装置によって生成される規定の腰の寸法は、着用者の動きによって生じる身体の変化に対応することができず、着用者のおなかの寸法が閉鎖装置によって規定寸法より小さくなるとき、着用者の上でスライドスリップする傾向がある。さらにおなかの寸法が閉鎖装置によって形成される規定寸法より大きくなるとき、身体は、おしめを着用者の異なる位置(典型的には最初に適合した点より低い位置の小さい寸法領域に)押す傾向があり、おしめは、皮膚に跡をつけるか、またはおなかの上にきつくしまり、着用するのに快適ではなくなる傾向がある。さらに、おしめの吸収コア及び他の堅い非弾性部材は、動的な力を受けるおなかまたは脚部の領域に適合し、動的な力によって下方または内側に押され、着用者とおしめとの間で空き、スライドを生じる。
着用者に吸収性物品をさらにきちんと適合するために、ある市販されている吸収性物品は、腰、尻または脚部の周りに弾性的な特徴を備えている。広範に普及し商業的に普及した弾性的な腰の特徴を備えた使いすておしめの例は、1985年5月7日にキービット及びオスターハーゲに発行された米国特許第4,515,595号に示されている。弾性的な脚部のカフを備えた使い捨ておしめの一例は、前述した米国特許第3,860,003号に示されている。弾性サイドパネルを有する使い捨ておしめの一例は、1989年8月15日にウッド等に発行された米国特許第4,857,067号に示されている。弾性的な特徴は、着用者の動きによって膨張収縮し使用中の着用者の周りの吸収性物品の適合を維持するように(すなわち、動的な適合を維持するために)設計されている。
しかしながら、弾性的な特徴を有する吸収性物品は、下がること/間隙が空くこと及びすべり/スリップする傾向を有することが分かった。
従って、さらによい適合、漏れの減少、着用時のさらによい着心地を提供する吸収性物品を適用することが有利である。さらに、使用中の着用者の吸収性物品及び/または吸収コアの下がり、体と間隙が空くこと及び全体のスライド、スリップが小さくなった吸収性物品を提供することが有利である。
従って、本発明の目的は、使用中の吸収性物品の下がり、体との間隙が空くこと及び全体のスライド、スリップを低減することによって使用中に着用者の周りに動的な適合を維持する吸収性物品を提供することである。
本発明の他の目的は、着用者に動きの自由度を与え、着用者の動きによって生じる力の製品の安定性に対する影響を最小限にすることによって着用者によい着心地を与える吸収性物品を提供することである。
また本発明の目的は、着用者の小さい動きの領域内で適合するかまたは小さい動きの領域内では適合しない部分で吸収性物品の拡張を行うような形状の吸収性物品を提供することである。
本発明の他の目的は、動的な適合を維持するために着用者の動きの小さい領域の周囲に吸収性物品を固定することである。
本発明の他の目的は、使用中に吸収性物品が動的に維持されるように着用者の動きの小さい領域に適合するような形状の吸収コアを有する吸収性物品を提供することである。
また、動的な適合性の維持を向上するために着用者の下方の動きの領域に吸収コアを固定する閉鎖装置と収容組立体(シャシ)を提供することである。
本発明の他の目的は、使用中の吸収性物品の全体の下がり、体との間隙の形成、すべり、スリップを小さくするように協働する収容組立体(シャシ)の構造、閉鎖装置及び吸収コアを提供することである。
本発明のこれら及び他の目的は、次の説明を参照して考慮するとき、及び添付図面と関連して説明するとき、さらに容易に明らかになる。
発明の要約
本発明は、使用中に着用者のまわりに動的な適合を行い、身体の***物の収容性及び着用者の快適性/可動性を改良するために、おしめ、失禁パンツ、トレーニングパンツ、おしめホルダ及びライナ、生理用下着等のような吸収性物品を提供する。このような吸収性物品は、液体透過性トップシートと、液体不透過性トップシートと、液体不透過性バックシートと、外側のカバー層に関連する吸収コアとを有する収容組立体(シャシ)を有する。吸収コアは、好ましくは、吸収コアに着用者の動きによって付与された動的力が最小限になるように着用者の動きの小さい領域(解剖学的に動きの小さい適合吸収コア)内に適合するように構成されることが好ましい。また吸収コアは、着用中に着用者の周りに吸収性物品に動的な適合を維持するように着用者に吸収性物品を固定する閉鎖装置を備えている。閉鎖装置は、おしめのずり下がり、滑りを起こさないように着用者に吸収性物品を固定するように形成されるように、身体に所定の角度で適合する第1の引っ張りラインが形成されるような構成である。好ましくは、吸収部材は、吸収性物品の適合を維持するように身体の周りの力を維持する着用者の自由な動きを可能にする弾性的なウエストの特徴部、弾性的な脚部のカフ、及び弾性的なサイドパネルを有する着用者の周囲に適合する弾性的な特徴部を有する。
本発明の好ましい実施例において、吸収コアは着用者の動きの小さい領域内(すなわち、解剖学的に小さい動きの領域に適合する吸収コア)に適合するように構成されている。吸収コアを着用者の小さい動きの領域に適合するために吸収コアの形状を設計することによって、吸収コアは、ずり下がり、体との間隙の形成またはスリップ/スライドが生じない。なぜならば、吸収コアは、間隙の形成またはスリップを生じる傾向がある動的な動きまたは力を有しない着用者の領域に配置されるからである。この吸収コアは、着用者のおなかの下またはひだに適合するような弧状の凹形状を有する前方のウエスト縁部を備えている。前方のウエスト縁部の曲率は、着用者の着心地を最大限にするために吸収コアが小さい運動領域に自然に適合するように着用者のおなかのひだの曲線に近いことが好ましい。吸収コアは、着用者の足のひだに適合するように、また着用者の脚部の間に適合する狭いクロッチを形成するように構成された弧状の凹形状の側縁を備えている。これらの脚部の切出部は吸収コアの前方部分が、おなかのひだの下に適合し、吸収コアが尻より高い位置にまた背中の腰椎に適合することができるように長さがさらに短くなるように側方の中心線よりさらに前方に配置されている。吸収コアは着用者のおしりの上で背中の腰椎の曲線に適合し、背中を固定し、BM収容をさらに改良するために背中の吸収コアの間隙を小さくするように背中で十分に長いことが好ましい。
また吸収性物品は着用者に吸収性物品を固定するために閉鎖装置を備えていることが好ましい。好ましくは、閉鎖装置は使用中にスリップスライドを生じないように動的な適合を向上し、吸収コアを所定の位置に固定するように小さい動きの領域内で着用者の周りに優位に適合する第1の引張ラインを提供する。閉鎖装置によって確立された第1の引っ張りラインは、着用者に所定の角度で配置されている。本発明の好ましい実施例において、閉鎖装置は着用者が着用者の周りに傾斜した引っ張りの第1のラインを容易に形成することができるように傾斜テープを備えており、さらに、特定の構成のテープを有することが好ましい。この閉鎖装置は、閉鎖装置を使用する度に第1の引っ張りラインを等しく確立することができる機会を使用者に与えるように構成されたランディング部材を備えている。
本発明の好ましい実施例において、吸収性物品は、着用者の動きによって生じる動的な変化を受けるこれらの領域で着用者の周りで吸収性物品の動的な適合を向上するために吸収コアの外側に配置される。1つの実施例において、吸収コアの外側の領域は、このタイプの適合を行うために弾性化されている。特に好ましい実施例において、吸収性物品は、最初に着用者におしめを着心地よく適合し、使用中にこの適合を維持することによって着用者に動きに大きな自由度を与え、さらに快適な体への適合感を与える弾性ウエスト部と、弾性脚部のカフとを備えている。
【図面の簡単な説明】
この明細書は、本発明を形成する主題を指摘しそれを明確に権利請求する請求の範囲で終結しているが、本発明は、同じ参照符号が同じ部品を指定するように使用される添付図面に関連して行われる次の説明からさらによく理解されるであろう。
第1図は、下側の構造を明らかにするために破断した部分を有し、おしめの外面が見るものに向いている本発明の使い捨ておしめの実施例の平面図である。
第2図は、内面が見る者に向かうように破断した部分を有する第1図に示す使い捨ておしめの実施例の平面図である。
第3図は、前方のウエスト領域の第1図の線3−3を通って切られた第1図の使い捨ておしめの部分断面図である。
第3A図は、前方のウエスト領域の第1図の線3−3を通って切られた他の弾性ウエスト部の部分断面図である。
第4図は、シャシ形状(収容組立体)形状に関連して吸収コアを示す第1図に示す使い捨ておしめの簡単な平面図である。
第5図は、第1図に示す吸収コアの平面図である。
第6A図は、動きの小さい部分のある解剖学的な特徴を示す着用者の身体の前方の図面である。
第6B図は、動きの小さい部分のある解剖学的な特徴を示す着用者の身体の後方の図面である。
第6C図は、本発明によって生じる第1の引っ張りラインの角度を示す着用者の身体の側面図である。
第7A図は、本発明の吸収コアの他の実施例の平面図である。
第7B図は、本発明の吸収コアの他の実施例の平面図である。
第7C図は、本発明の吸収コアの他の実施例の平面図である。
第7D図は、本発明の吸収コアの他の実施例の平面図である。
第8図は、本発明に使用する好ましいテープタブの平面図である。
第9図は、本発明の吸収性物品の他の実施例の前面図である。
第10図は、各端縁に隣接したZ型に折られた障壁カフの構成を示すために見る者に面する内面を備えた本発明の簡単なおしめの実施例の平面図である。
第11図は、後ろのウエスト領域の障壁カフのZ型に折られた部分を示す第10図の線10−10に沿って切った断面図である。
第12図は、収容組立体の他の形状を示す本発明の他の使い捨ておしめの平面図である。
第13図は、収容組立体の他の形状を示す本発明の他の使い捨ておしめの平面図である。
第14図は、本発明の他の弾性サイドパネルの平面図である。
発明の詳細な説明
こので使用する用語の「吸収性物品」は、身体の***物を吸収しそれを収容する装置を言い、さらに詳細には着用者の身体に、またはその近傍に配置され身体から配設された種々の***物を吸収し、それを収容する装置を言う。用語の「使い捨て」は、洗濯し、吸収性物品として復元し再使用しない吸収性物品を説明するために使用する(すなわち、それは、一回使用した後に廃棄されるか、好ましくは、リサイクルされ、組み立てられるか、環境的に矛盾のない方法で廃棄されることが意図されている。)「一体の」吸収性物品は、それらが分かれたホルダ及びライナのような分離した部品を扱う必要のないように同等の一体性を形成するように別の部品が一緒に結合されている吸収性物品を言う。本発明の吸収性物品の好ましい実施例は、第1図に示すような一体の使い捨て吸収性物品のおしめ20である。ここに使用するような用語の「使い捨ておしめ」は、着用者の下方の胴の周りに幼児または失禁者によって着用される吸収性物品を言う。しかしながら、また本発明は、失禁パンツ、トレーニングパンツ、おしめホルダ及びライナ、婦人用生理用下着等のような他の吸収性物品にも適用可能である。
第1図は、平坦な収縮しない状態(すなわち、弾性体がリラックスした状態で残るサイドパネルを除いて引き出される弾性誘導収縮)での本発明のおしめ20の平面図であり、構造体の部分は、おしめの構造をさらにはっきりと示すために外面、すなわち着用者から離れる面がする見る者に面するおしめの一部分を示す。第1図に示すように、おしめ20は、液体透過性トップシート24と、液体透過性トップシート24に結合された液体不透過性バックシート26とを有する外側カバー層と、外側カバー層に関連し、トップシート24とバックシート26との間に配置された吸収コア28と、弾性のサイドパネル30と、弾性脚部カフと、弾性ウエスト部と、好ましくは、二重の引っ張り固定装置を有する閉鎖装置とを有する。二重の引っ張り固定装置は、第1の固定装置と、ウエスト固定装置とを有する。第1の固定装置は、好ましくは、一対の固定部材、好ましくは、テープタブ36と、ランディング部材38とを有する。ウエスト閉鎖装置は好ましくは、第1の取付部材40と第2の取付部材42とを有する。またおしめ20は、第1の取付部材40に隣接して配置された位置決めパッチ44を有する。
収容組立体22は、(第1図で見る者に面する)外面46と、外面46に対向する内面48と、前方のウエスト領域50と、前方のウエスト領域50に対向する後方のウエスト領域と、長手方向の縁部が参照符号54で、端縁が前端縁が56で、後端縁が58で示されている収容組立体の外縁によって規定されている周縁とを有するように示されている。(当業者は、一対のウエスト領域とウエスト領域の間のクロッチ領域を有するものに関して説明するものと理解するであろうが、この適用において、用語を簡単にするために、典型的にはクロッチ部分として指定されるおしめの一部を含むウエスト領域のみを有するように説明されている)。内面48は、使用中に着用者の身体に隣接するように配置されている収容組立体の部分を有する(すなわち、内面48は、トップシート24の少なくとも一部及びトップシート24に接続された他の部品によって形成される)。外面46は、使用中に着用者の身体に隣接するように配置されている収容組立体22の部分を有する(すなわち、内面46は、バックシート26の少なくとも一部及びバックシート26に接続された他の部品によって形成される)。前方のウエスト領域50及び後方のウエスト領域52は、前端縁56及び後端縁58から側方の中心線66に伸びている。各ウエスト領域は、中央領域60とウエスト領域の外側部分を有する一対のサイドパネルとを有する。前方のウエスト領域50に配置されたサイドパネルは、前方のサイドパネル62として指定され、後方のウエスト領域52のサイドパネルは、後方サイドパネル64として指定される。(サイドパネルの対または各サイドパネルは同一であり、それらは互いに鏡像関係にある。)本発明の好ましい実施例において、後方のサイドパネル64は、第1図の実線によって示すような側方に対して所定の角度で弾性的に伸長可能にされ、弾性サイドパネル30を形成する。(側方(X方向または幅)は側方の中央線66に平行な方向として規定され、長手方向(Y方向または長さ)は、長手方向の中央線67に平行な方向として定義され、軸線方向(Z方向または厚さ)は、おしめ20の厚さを通って伸びる方向として定義される。)
第1図は、トップシート24及びバックシート26が吸収コア28の長さと幅の寸法よりも大きな長さと幅を有するおしめ20の好ましい実施例である。トップシート24及びバックシート26は、吸収コア28の縁部を越えて伸び、それによって収容組立体22の周縁を形成する。この周縁は外周、言い換えれば収容組立体の縁部を形成する。この周縁は、長手方向の縁部54と、前端縁56と、後端縁58とを有する。
第2図は、内面48が見る者に面し、おしめ20の構造をさらにはっきりと示すようにトップシート24と弾性レグカフ32が破断されているおしめ20の平面図である。第2図に示すように、各弾性ウエスト部34は、1つの弾性材料から形成された一体のウエストキャップまたはウエストバンド70とを有する。弾性脚部カフ32は、ガスケットカフ74と障壁カフ76とを有する。障壁カフ76は、近位縁部78と、遠位縁部79と、間隔を置いた弾性部材80とを有する障壁フラップ77を有する。遠位縁79は、前方ウエスト領域50の近位縁78の側方内側及び障壁カフ76が屈曲してはじき出された障壁カフを形成するようにバックウエスト領域52の近位縁の側方の外側のトップシート24に固定されている。弾性サイドパネル30の各々は、バックサイドパネル64と、バックサイドパネル64に作動的に関連する弾性サイドパネル部材82とを有する。
第3図は、前方ウエスト領域50の断面線3−3に沿って切ったおしめの断面図である。吸収コア28は、トップシート24とバックシート26との間に配置され、トップシート及びバックシート26は吸収コア28の前方のウエスト縁部84を越えて伸びている。弾性ウエスト部34は、トップシート24に作動的に関連する弾性材料の1つの部品によって形成されている一体のウエストキャップ、ウエストバンド70を有する。一体的なウエストキャップウエストバンド70は、弾性ウエスト部分71及びウエストキャップ部分72を有する。弾性ウエスト部分71は弾性ウエストバンドを形成するように当業者に知られた接着剤のような(図示しない)ウエストバンド固定装置によって前端縁56に隣接する弾性的に収縮可能な状態で作動的に関連している。ウエストキャップ部分72は、ウエストバンド部分71に連続しており、近位縁88と遠位縁90とを有する。ウエストキャップ部分72の近位縁88は、前端縁56の内側、好ましくは、近位縁88に沿って密封縁を形成するように接着性ビードのような取付装置(図示せず)によってウエストキャップ部分72の部分をトップシート24に結合することによって、吸収コア28の前方ウエスト縁部84と前方の端縁56の間に形成される。遠位縁90は、ウエスト部分72が溝を形成するようにトップシート24から間隔をおくように近位縁の長手方向内側に配置され、おしめの下側の部材、特にトップシート24には結合されない。溝は解放し、おしめ内に身体の***物を閉じ込め、収容し、保持することができる。ランディング部材38を形成するようにバックシート26に補強ストリップ92が固定されている。補強ストリップ92は、補強ストリップ92またはバックシート26を破ることなくまたちぢらせることなくテープタブの第1の固定部分を第2の固定部分39、補強ストリップの外面に着脱可能に接着することができる。(別の案として、補強ストリップは、ランディング部材の内側を補強するためにバックシートと吸収コアとの間に配置することができる。)
収容組立体22は、おしめ20の主本体(シャシ)を有するものとして図示されている。収容組立体22は、少なくとも1つの吸収コア28と、好ましくは、トップシート24とバックシート26とを有する外側のカバー層を有する。吸収コアが分離したホルダとライナとを有するとき、収容組立体は、ホルダとライナとを有する(すなわち、収容組立体は、ホルダを規定するために1つまたはそれ以上の層を有し、ライナはトップシートとバックシート及び吸収コアのような吸収複合体を有する。)一体的な吸収品として、収容組立体は複合おしめ構造を形成するように付加された他の特徴を有する第1のおしめ構造を有する。従って、おしめ20の収容組立体22はトップシート24と、バックシート26と、吸収コア28とを有する。
トップシート24は、柔軟で柔らかい感じで着用者の皮膚に刺激のないものである。さらに、トップシートは、その厚さに液体(例えば尿)が容易に浸透することができる液体透過性である。適当なトップシートは、多孔性フォーム、レチキュレートフォーム、開口プラスチックフィルム、または織物または不織ウエブ繊維(例えば木または木綿繊維)、合成繊維(例えば、ポリエステルまたはポリプロピレン繊維)、または天然合成繊維の組み合わせのような広範な材料から製造される。好ましくは、トップシートは、その厚さを液体が容易に浸透することができるように表面活性剤を有する少なくとも1つの側が処理された吸収コアに収容された液体から着用者の皮膚を隔離する疎水性材料から製造される。
本発明の好ましい実施例において、トップシートの少なくとも一部分は、弾性サイドパネルを形成する「ゼロストレイン」ストレッチ層を形成するために機械的な引っ張りを受ける。従って、このトップシートは、トップシートが機械的に引っ張られたときに、元の形状には完全には戻らないようにある程度引っ張られたままになるように細長くなることができ、最も好ましくは、引き伸ばされることができるが、弾性的である必要はない。好ましい実施例において、トップシートは、トップシートが破れるか破断することなく、機械的に引っ張られる。従ってトップシートは、低い機械横断方向(側方)の張力を有することが好ましい。
トップシートを製造するために使用される多数の方法がある。例えば、トップシートは不織布の繊維である。トップシートが不織布から成るとき、ウエブは、スパンボンド加工、カード加工、ウエットレイド、メルトブロー、ヒドロエンタングル、またはこれらの組み合わせである。好ましいトップシートは繊維産業において当業者によく知られた方法によってカード加工され、熱結合される。好ましいトップシートは、約2.2デニールを有するステープル長のポリプロピレン繊維である。ここに使用するような用語の「ステープル長繊維」は、少なくとも約15.9mm(0.625インチ)の長さを有する繊維を言う。好ましくは、トップシートは約18乃至約25g/m2の基礎重量を有する。適当なトップシートはマサチューセッツ州のワルポールの国際製紙会社の一部門のベラテック社で製造され、P−8として指定されている。
トップシート24は、吸収コア28の隣接面に配置されており、当業者によってよく知られた取付装置(図示せず)によって本体表面にまたバックシートに接続されている。適当な取付装置はバックシート26を吸収コア28に結合することに関して以下のように説明される。ここに使用するような、用語の「結合された」は、1つの部材を他の部材に直接固定することによって1つの部材を他の部材に直接固定する構成、また部材を他の部材に固定されている中間部材に固定することによって他の部材に間接的に固定される構成を含む。本発明の好ましい実施例において、トップシート及びバックシートはおしめの周囲に互いに直接結合され、(図示しない)取付装置によってそれらを吸収コアに直接結合することによって間接的に接続される。他の実施例において、吸収コアは、吸収コアがトップシートとバックシートとの間で「浮く」ことができるようにトップシートまたはバックシートのいずれかに結合される必要はない。
バックシート26は液体(例えば尿)不透過性であり、薄いプラスティックから製造されることが好ましいが、他の可撓性液体不透過性材料も使用することができる。
ここに使用するような用語の「可撓性」は、柔軟で人間の身体の全体形状及び輪郭に容易に適応することができる材料を言う。バックシートは、ベッドのシーツ及び下着のようなおしめに接触するものが吸収コアに吸収されそれに収容された体液が濡らすことを防止する。バックシートは、織物または不織材料、ポリエチレンまたはポリプロピレンのようなポリマーフィルムまたはフィルムコート不織材料のような複合材料を有する。好ましくは、バックシートは約0.012mm(0.5ミル)乃至約0.051mm(2.0ミル)の厚さを有する熱可塑性フィルムである。
本発明の好ましい実施例において、バックシートの少なくとも一部は、弾性サイドパネルを形成する「ゼロストレイン」ストレッチ層の双方を提供するように機械的な引っ張りを受けるように、所望ならば、弾性ウエスト部材または他の弾性部と一致するバックシートの部分を予め引っ張る。従ってバックシートは、トップシートが機械的に引っ張られたときに、元の形状には完全には戻らないようにある程度引っ張られたままになるように細長くなることができ、最も好ましくは、引き伸ばされることができるが、弾性的である必要はない。好ましい実施例において、バックシートは、バックシートが破れるか破断することなく、機械的に引っ張られる。従ってバックシートは、ASTMD−638と一致する方法を使用して測定する場合に機械横断方向に少なくとも約400%乃至約700%の破れに対する最大限の長さを有する。バックシートとして使用される好ましいポリマーフィルムは高い比率のリニヤ低密度のポリエチレンを有する。バックシートの特に好ましい材料は、約45乃至90%のリニヤ低密度のポリエチレン及び約10乃至55%のポリプロピレンを有する。本発明のバックシートとして使用する例示的なフィルムはインディアナ州テレホーテのテレデゲール社によってあるブローフィルムのX−8323、RR8220及びブレンド、及びあるカーストフィルム用のRR5475として製造される。
バックシート26は、(典型的には約0.127mm(5.5ミル)の毛管に)エンボス加工されるか、またはさらに布状の外観を提供するようにマット仕上げされる。さらにバックシートは、***物がバックシートを通過することを防止する間、吸収コアから蒸気が逃げることができる(すなわちブリーザブル)。
バックシート26は、吸収コア28の下着面96に隣接して配置され、当業者によく知られたように(図示しない)取付装置によって結合されることが好ましい。例えば、バックシート26は、一様に連続した接着剤層と、接着材のパターン層すなわち、接着剤の分離線、螺旋または点の配列によって吸収コア28に固定されている。十分な接着剤は、オハイオ州コロンバスのセンチュリー接着剤によって販売されているセンチュリー5227、及びミネソタ州セントポールのH.Bフユーラー社によってHL1258として販売されている。取付装置は、低い機械横断方向(側方)の張力を有することが好ましい。取付装置は1984年3月4日にミネトラ及びタッカーに発行された「使い捨てウエスト包囲下着」と題された米国特許第4,573,986号に示されているような接着剤の開放パターン網を有する。フィラメントの開放パターン網の例示的な取付装置は、1975年10月7日にスプラーゲjrに発行された米国特許第3,911,173号及び1978年11月22日にゼッカー等に発行された米国特許第4,785,996号及び1989年6月27日にウエレニックに発行された米国特許第4,842,666号に示されるような装置及び方法によって示されるような螺旋パターンに巻かれた接着剤フィラメントのいくつかのラインを有する。他の案として、取付装置は熱結合、圧力結合、超音波結合、動的な機械的な結合または他の適当な取付装置または当業者が知っているこれらの取付装置の組み合わせを有する。吸収コア28は、尿及び他の身体からの***物のような液体を吸収し保持することができる吸収装置である。図面に示すように、吸収コア28は身体表面94と下着面96と側縁98と前方ウエスト縁部84と、バックウエスト縁部86とを有する。
吸収コア28は使い捨ておしめに通常使用される広範な液体吸収性物品料及びエアフェルトと称される細かい木のパルプにような他の吸収性物品から製造することができる。他の適当な吸収性物品の例はクリープセルロースワディング、メルトブローポリマー繊維またはその混合体、化学的に変形されたクロスリンク加工されたセルロース繊維、ティッシュラップ及びティッシュラミネート、吸収フォーム、吸収スポンジ、超吸収ポリマー、吸収ゲル材料、これらの等価材料または材料の組み合わせを有する。また吸収コアの構成及び形状は、変化する(例えば吸収コアは変化する毛管領域、親水性勾配、下方の平均濃度、下方の平均基礎重量獲得領域または1つまたはそれ以上の層または構造を有する)。しかしながら、吸収コアの全体の吸収能力は、設計の内容及びおしめへの使用によって変化することができる。さらに、吸収コアの大きさ及び吸収性能は、幼児から大人への着用者に適合するために変化することができる。
広範に承諾され商業的な成功を収めた本発明の吸収コア28と使用される例示的な吸収構造は、1986年9月9日にワイズマン及びゴールドマンに発行された「高密度吸収構造」と題された米国特許第号4,610,678号、1987年6月16日にワイズマン、ホートン、ゲラートに発行された「2重のコアを有する吸収性物品」と題された米国特許第4,673,402号、1989年12月19日にアングスタットに発行された「ダスティング層を有する吸収コア」と題された米国特許第4,888,231号、1989年5月30日にアレメニーベルグに発行された「低密度と低い基礎重量獲得領域を有する高密度吸収部材」と題された米国特許第4,834,735号、1992年9月15日にヤング、レーボン、テイラーに発行された「失禁の管理用の高能率の吸収性物品」と題された米国特許第5,147,345号に示され、本発明で有効な吸収性物品を説明している。特に好ましい吸収コアが化学的に硬化されたクロスリンクセルロース繊維の獲得コアと、アレマニー及びクレアによって1992年2月28日に出願された「弾性ウエスト部及び向上した吸収性を有する吸収性物品」と題された米国特許出願第07/843,706号に示されているようなパルプ繊維及び超吸収性粒子の混合物を有効な貯蔵コアとを有する2重の層構造である。これらの実施例において、獲得層は、好ましい形状を有し(それは収容コアの上面領域以外の上面領域においてさらに小さい)収容コアは、ここで説明するような好ましい形状を有する。
第6A図及び第6B図は、着用者の動きの小さい領域がある場所を示す着用者の前方及び後方のコロナ状の外観を示す。動きの小さい領域は、図面において印が付けられている。着用者の解剖学的な形状によって定義されるように、「動きの小さい領域」は、動的な動きが変形されないまま残るか、ほとんど動きを受けない身体の領域を意味する。第6A図に示すように、小さい動きの領域は、各前方の腸骨を接続する下腹部の領域の弧状ライン「S」によって境界が形成され、直筋腹筋によって形成された折り目、ひだを通る以降腹部のひだTと称す。腹部のひだは、典型的には着用者が立ったとき、腹部によって生成される皮膚または筋肉の折り目またはひだである。小さい動きの領域は、前方の腸骨、会陰部を通って臀筋の最も下の股の付け根のひだに沿って(臀部の折り目に沿って)以降脚部のひだLと称す前方の腸の骨の周りに接続する弧状のラインによって各側方の側で境界が形成される。第6B図に示すように、小さい動きの領域は、臀部の最下端に、また背中の曲面R(背中の小さい部分)に沿って前方、後方の腸骨を接続するラインによって着用者の後方に境界付けられる。本発明の目的のために、動きの小さい領域は、臀筋がある動的な動きを受けるという事実にもかかわらず、臀筋の最小領域を含む(が第6B図の形状ではない)。なぜならば、着用者の動きによって生じるこの領域で発生する力は、おしりの吸収コアを背中の曲面に押してこのような適合を低下することなく吸収コアとおしめの適合を向上する傾向がある。
第5図は本発明の吸収コア28の好ましい形状の平面図である。吸収コアの形状は吸収コアが着用者の身体の部分の小さいゆがみ領域(小さい運動領域)に小さい動きで適合するように設計されている。この解剖学的な小さい動きの領域適合吸収コアは、よく適合し、着用中の吸収コアのゆがみ、コア材料がコブまたはロープを形成することがなく、また着用者の着心地及び運動性がよくなる。この吸収コアによって優れた適合性が達成される。なぜならば、この形状は、吸収コアの間隙、こぶの形成及び下がりが小さくなる。なぜならば、この形状は、吸収コアの間隙、こぶの形成及び下がりが小さくなるように着用者の身体にマッチするからである。動的な適合は維持される。なぜならば、吸収コアは、おしめが汚れた後、おしめを取った後、着用者のおしめを最初の適合からの適合を制御することができるように着用中の形状の変化または少なくとも1つの動きを受ける着用者の身体の部分をカバーするように構成される。さらに、吸収コアがおなかのひだまたはその下に適合するように構成されているので、着用者の胃は吸収コアを下に押し下げ、おしめを下げる傾向が小さい。従って、吸収コアは、着用者の小さい動きの領域内に留まる。吸収コアは、着用者の動きによって生じる小さい動きの力を受けるので、吸収コアは小さい動きの領域内にあるから、吸収コアは下がったりよじれたりする傾向が小さくなる。着用者の着用感及び可動性は吸収コアの容積が小さいこと、吸収コアの堅い材料が着用者に当たる領域に配置されていないことによって改良される。
吸収コア28は前方部分100と、前方部分100と連続したバック部分102と、前方ウエスト縁部84と、後方ウエスト縁部86と、側縁98とを有する。吸収コア28は、側方の中央ライン104と長手方向の中央ライン106とを有する。前方部分100及び後方部分102は、前方ウエスト縁部84及び後方ウエスト縁部84から側方の中心線104に向かって側縁98の弧状の脚部の切出部の中心点に対応する点、すなわちクロッチ点108まで伸びている。
第5図に示すように、着用者のおなかの下にしっかりと適合するように、前方のウエスト縁部は、ほぼ弧状の凹形状を有する。ここに使用するような、用語「弧状」は直線以外のラインを言うが、ラインのある部分は、直線である。用語の「凹形状」は、曲面に対する直線が集中する弧状のラインを示すように使用される。前方のウエスト縁部84の弧状の凹形状は、着用者の3つの点に対応する前方ウエスト縁部の3つの点によって解剖学的な意味で形成されている。側縁98に隣接する側方の中央線104から最も離れた前方ウエスト縁部84の2つの点は着用者の前方の腸骨に隣接した点に対応する。従って、これらの2つの点は、「ヒップ点」110として指定される。第3の点は典型的には着用者のおなかのひだの下方の点を規定する着用者のへそと一直線の吸収コア28の長手方向の中心線に沿った点である。この点は、「おなかの点」112として指定される。ヒップ点110及びおなかの点112はある規定された寸法と、矛盾のない重量領域で着用者において著しく変化しないある規定された寸法及び関係を有することが分かった。このヒップ点110は、着用者の前方の腸骨の間の側方の距離未満かそれにほぼ等しい側方の距離「H」によって互いに側方に間隔を置いている。おなかの点112は長手方向の距離D、ヒップ点110から内側長手方向に間隔を置いている。ヒップ点110の間の側方の距離、Hとヒップ点110とおなかの点112との間の長手方向の距離Dとの比、(H:D)は、前方のウエスト縁部84が着用者のおなかのひだに従うようにある特定の範囲内になければならない。比H:Dは、好ましくは、約6:1と約9:1との間、さらに好ましくは、約7:1と約8:1との間が好ましい。ヒップ点110の間の距離は、目的とする着用者に基づいて容易に選択され、約9kg乃至約21kgの着用者の範囲で約14cmと約24cmとの間が好ましい。考慮されている着用者の寸法においてヒップ点の距離の範囲は、生まれた時−5kg:6−12cm:6−9kg:11.4cm−17.6cm;10−13kg:14.5cm−18.8cm;14−21kg:16.8cm−24cmである。ヒップ点110とおなかの点112を接続する曲線は、直線を含む所望の形状であるが、曲線の形状はおなかのひだの曲線に従うことが好ましい。おなかのひだに従う曲線は、ヒップ点110及びおなかの点112に適合するために十分な半径を有する弧である。曲線適合技術を使用することによって、ほぼおなかのひだの弧である(吸収コアのx−y平面に29°回転する)平坦な曲線は等式y=1/(a+bx2)を有する多項式曲線であり、ここで係数a,bはa=0.45763285及びb=−0.021195617が好ましい。
吸収コア28の側縁98の形状は、小さい動きのあしのひだにまたはその中に適合するように切り出された脚部及び臀部上を背中の曲線に適合する部分を提供するように設計されている。側縁98は脚部114と尻の部分116とを有する。
脚部部分114は、足のひだに適合するようにほぼ弧状の凹形状を有する。脚部部分114を形成する弧状の湾曲面に沿っているのは脚部部分114の吸収コアの最も狭い部分に対応する「クロッチ点」108として構成されている点である。クロッチ点108を含む脚部部分114を形成する曲線は、直線を含む所望の形状であるが、曲線の形状は、脚部のひだの曲線に従うことが望ましい。曲線は、脚部のひだを介してクロッチ点108に適合するように十分な半径を有する弧であることが分かった。曲線固定技術を使用することによってほぼ足のひだの弧であることが分かっている(吸収コアのx−y平面に31°回転した)平坦な曲線は、次の公式を有する多項式曲線であり、y=a+bx+cx2+dx3+ex4+fx5+gx6:ここで係数a,b,c,d,e,f及びgは、好ましくは、a=−0.02015642、b=0.02621513、c=0.055790377、d=−0.03472119、e=0.034448752、f=0.000858783、及びg=−0.0022505である。
動きが小さい領域で吸収コア28の最適な適合を行うために、クロッチ部分108は前方部分100が後方部分102より長手方向の長さにおいて短くなるように吸収コア28の前方に向かって配置されていることが好ましい。前方部分100はおなかの下またはおなかに適合するように着用者の下側に適合するが、後方部分102は、臀部上を背中の曲面に伸びていることが好ましい。従って、クロッチ点は、吸収コア28の側方の中心線の前方に配置されることが好ましい。後方部分102の長手方向の長さと前方部分100の長手方向の長さの比は、約1:1以上が好ましい。
クロッチ点108の間の吸収コア28の側方の幅、クロッチ幅は、着用者に改良された適合を行う際に重要である。クロッチ幅は後半に変化するが、クロッチ幅は着用者の快適な適合並びに最適な吸収性を提供するために十分に狭いことが好ましい。クロッチ幅は、着用者の脚部が閉鎖されているとき、吸収コアがよじれないように小さいことが好ましい。しかしながら、クロッチ幅を小さくすることは、典型的な液体が堆積する領域で利用可能な吸収性物品料の量を低減する。もし吸収コアのこの点に十分な量を提供する高度な吸収性物品料が使用されるならば、着用者の足が閉じられたときに足のひだの間に吸収コアが心地よく適合するようにクロッチ幅が十分に小さくなるようにクロッチ幅を大きく減少することができる。それにもかかわらず、おしめまたは他の吸収性物品によく使用される大部分の吸収性物品に関しては、クロッチ幅は、吸収コアは十分な吸収性能を有するように足を有する着用者の身体の幅より広い幅である必要はない。しかしながら、脚部部分の形状は、最小限のよじれとゆがみで、側縁が動きの小さい領域の脚部のひだに適合することができるようにする。(特に、堅い吸収性物品料を有する)他の実施例において、吸収コアは、材料の予め配置されたスコアライン、ノッチ、または切出部のようなコア材料のひだを形成する装置が提供される。図面に示した吸収コアにおいて、クロッチの幅は、約3インチ(7.5cm)、さらに好ましくは、約1 1/2インチ(3.78cm)乃至2 1/2インチ(6.35cm)、最も好ましいのは約2インチ(5cm)以下でなければならない。
側縁98の臀部部分116は、脚部部分114と連続しており、脚部部分114からバックウエスト縁86まで伸びている側縁98の部分を有する。この臀部部分116は、所望の形状である。しかしながら、臀部部分116は、臀部部分116が着用者の臀部の上を後ろの腰椎曲線に適合するように構成されている。第5図に示す好ましい実施例において、臀部部材116は、基本的には直線であり、長手方向に平行である。臀部部分116は、後方ウエスト領域で弾性サイドパネルを広くすることができるように直線であることが望ましい。
吸収コア28の後方ウエスト縁部86は多数の異なる形状を有することができる。例えば、後方のウエスト縁部86は、弧状または直線または双方の組み合わせである。さらに、凹部は、よじれを制御するように後方のウエスト縁部86から切り出されている。第5図に示すような好ましい実施例において、後方ウエスト縁部86は直線で側方に平行である。
従って、吸収コア28は、着用者の小さい動きの領域内にしっかりと適合される全体が変形されたT形状を有する。
第7A図は、本発明の吸収コアの他の実施例である。吸収コア72Bは全体が鯨形状をしている。前方のウエスト縁部84と脚部部分114は、第5図に示した吸収コアと同じである。側縁98の臀部部分116は、臀部の周りに最も接近して適合するようなほぼ弧状の凸形状を有する。ここに使用されるような、「凸型」は、曲線への垂線が拡散する弧状のラインである。後方のウエスト縁部86は、吸収コア728が着用者の後方の腰椎の曲線に心地よく適合するように、また吸収コアの形状が着用者の本体に所定の角度で向かう第1の張力の形成を向上するようなほぼ弧状の凸形状を有する。
第7B図は、本発明の吸収コアの他の実施例である。吸収コア728′は、「変形されたくじら」形状を有する。前方のウエスト縁部84及び側縁98は、第7A図に示した吸収コアと同一である。バックウエスト86は、凹部710をゆがみほぼ弧状の凹形状を有する後方のウエスト縁部86の部分によって形成される。この凹部は、おしめ内に配置された便の収容を向上する。
第7C図は本発明の吸収コアの他の実施例を示す。吸収コア728″は全体がスペード形状を有する。前方のウエスト縁部784は、側方の方向にほぼ平行な直線形状を有する。脚部部分114は、第5図に示す吸収コアと同一である。各臀部部分116は、後方のウエスト縁部86は、吸収コア728が着用者の後方の腰椎の曲線に心地よく適合するように、また吸収コアの形状が着用者の本体に所定の角度で向かう第1の張力の形成を向上するようなほぼ弧状の凸形状を有する。前方のウエスト縁部784のヒップ点110の間の長手方向の距離は、第7A図に示す吸収コアのヒップ点の間の長手方向の距離より著しく小さい。吸収コア728″のこの形状は、特に吸収コア728″の前方及びクロッチでコアのよじれを小さくするように適合を改良する。せまいクロッチ幅と前方のウエスト縁部は、着用者のももの動きからコアがよじれることを防止する際に助けとなる。スペード形の吸収コア728″は、ここで示した収容組立体シャシ形状のいずれかで有益でありが、スペード形吸収コア728″は、第9図に示すような全体が全体がストレッチシャシ吸収性物品に使用するとき有効であることが分かっている。
第7D図は、本発明の吸収コアの他の実施例を示す。吸収コア728″′は、後方ウエスト縁部86が側方部分にほぼ平行な形状を有することを除いて第7A図に示すくじら吸収コアとほぼ同様である。本発明の吸収コアは、種々の寸法及び形状を有する収容組立体に配置されるが、収容組立体は、着用者の動きが小さい領域に吸収コアをさらによく適合し、収容組立体の間隙を小さくするある形状を有することが好ましい。従って、第1図に示すように、収容組立体22は、ほぼ弧状の凹形状を有する前端縁56と、ほぼ孤状の凸形状を有する後端縁58とを有する。前端縁56の弧状の凹形状は、前端縁が着用者の胃の周りの周縁に配置することができ、胃が前端縁に対してこすれず、摩擦せず、または前端縁に対して外側に押されるように胃の下の周囲に配置することができる。特に好ましい実施例において、胃はおしめに対する輪の応力を制御し保持するように第1の張力ラインに突き出る。後端縁58は、好ましくは、おしめを着用するとき、後端縁58が着用者の前方に向かって尻を横断して下方に対角線状に向かうように弧状の凸形状を有することが好ましい。従って、後方のウエスト領域52は、動く間に着用者の身体に収容組立体22が干渉することを防止し、尻の上の腰椎の曲線から胃の下まで着用者の周りで傾斜した第1の張力ラインを固定するように留められ支持される。後方の端縁58の孤状の凸形状は、後方のウエスト領域52の間隙を小さくする傾向がある。第12図は、後方の端縁58′がほぼ弧状凸形状を有し、後方の端縁の曲率が1つの長手方向の縁部から他方の長手方向の縁部54まで連続している連続しているほぼ弧状の凸形状を有する。従って、収容組立体22′の中央領域がこのような弧状の凹形状を有するだけでなく、後方のサイドパネル64もまた同じ形状を有する。後端縁のこの形状は、着用者の身体に対して所定の形状で連続した第1の張力ラインの形成を向上させる。なぜならば、この力は後端縁の連続した曲線に沿って開放されるからである。さらに、この収容組立体22′の形状は、おしめの適用と最初の着用を改良する。なぜならば、後端縁56′は、着用者の身体の形状の曲線に従う傾向があり、テープタブはランディング部材の角度に自然に従うからである。
第13図は、後端縁58″が中央領域60に弧状の凸形状を有し、各後方のサイドパネル64において分離した弧状の凸形状を有する収容組立体の本発明の他の実施例を示す。この全体形状に関しては2つの屈曲点Iが中央領域60と後方サイドパネル64との境界に対応する後方の端縁58″に規定されている。後方の端縁58″の全体形状は、「サスペンションブリッジ」を形成している。さらに、前端縁56″は、2つの屈曲点「J」を形成して、中央領域の弧状の凹形状と各前方のサイドパネル62に分離した弧状の凹形状とを有するサスペンションブリッジを形成する。この収容組立体22″の好ましい実施例において、後端縁58″の中央領域60の曲率は前端縁56″の中央領域60の曲率に合致する。さらに好ましくは、後方のサイドパネル64の曲率は、前方のサイドパネル62の曲率に合致する。この構成によっておしめを高速の製造ラインで連続的に製造することが容易になった。なぜならば、サイドパネルは、内側に折られ、1回の切断で1つのおしめの後方の端縁58″の双方だけでなく、次の連続的なおしめの前方の端縁56″をも形成するように弧状の端縁を形成するように一回の切断のみが必要であるように半分に折り畳まれる。さらに、端部製品のコストを低くするように端縁での1回の切断によって放棄される必要があるむだなスクラップ材料がない。当業者によって知られるように、このような製造を容易にする後端縁及び前端縁の他の形状がある。
着用者の周りに製品の好ましい固定を行い、動きの小さい領域に吸収コアを適合するために吸収コア28の場所と収容組立体22の後端縁58との間に好ましい関係があることが分かった。第4図に示すように、この関係は収容組立体22の2つの長手方向の距離によって形成される。第1の距離は吸収コア28のおなかの点112から吸収コア28の側縁98のクロッチ点108を接続する側方線までの長手方向の距離である。この前方の長さの距離は「A」で指定される。この第2の距離は、クロッチ点108を接続する側方線と長手方向の中心線67の後端縁58の点との間の長手方向の距離である。この後方の長さの距離はBで指定される。前方の長さ対後方の長さ(B:A)は、好ましくは、1.5:1より大きく、さらに好ましくは、約2.0:1と約3.0:1との間であり、大部分のおしめでは約2.5:1である。後方の長さBと前方の長さAとの間の比は後端縁58を背中の腰椎の周りに配置し、吸収コア28の前方のウエスト縁部84を着用者のおなかのひだにまたはその下に配置されることを可能にする。従って、引っ張りライン(引っ張りの第1のライン)は、臀部上の背中の腰椎の周りから着用者の周りにおなかのひだの下に展開して着用者に製品を固定する。第6C図に示すように、この比は背中とへそ腰椎の曲線とを接続する線とおしめに関する側方の線との間の角度α、典型的には5°乃至約60°、好ましくは、約5°乃至約30°、さらに好ましくは、約10°乃至20°、最も好ましくは、約15°以上のおなかのひだの下の点までの角度を形成する。以下に説明するように、閉鎖装置は、臀部上の背中の腰椎の曲線をおなかのひだの下に接続して固定作用を行う輪の力を生じる引っ張り線または領域をつくるように構成されている。
おしめ20は、おしめを通して着用者の周りにおしめを固定する閉鎖装置(閉鎖手段)を備えており、おしめは下がったり、体との間が空いたり、すべりまたはスリップの可能性が小さくなる。閉鎖装置は、固定装置を付与して着用中におしめの位置を維持する小さい動きの周りに張力ラインまたは領域(以降第1の引っ張りライン)を提供する。第6図に示すように、第1の張力ラインは、それがおなかのひだの線の下に臀部の腸骨上を背中の腰椎の曲線(小さい背中)の周りから伸びるように着用者の身体の水平方向に対して角度α(おしめの横断方向に対する角度)で配置される。従って、第1の張力ラインは最小限変化する身体の領域、着用が維持される位置に配置され(すなわち、移動中に寸法が増減するおなかまたは臀筋上には配置されず)、第1の張力ラインは着用者のおしめの位置を維持する固定力を安定位置させ維持し、その結果、おしめはおしめを着けたとき、使用する時間全体において着用者の動きまたはおしめの重量が増大する力によって、下方にすべり、またはスリップする可能性は小さくなった。閉鎖装置によって生じる傾斜した第1の張力ラインは、おしめにおしめを体に引き上げる上方の固定力を与え、おしめに加わる力に対向する。なぜならば、第1の張力ラインは、長手方向にベクトル成分を有する。第1の張力ライン(傾斜した第1の張力ラインの他のベクトル成分)によって生じる正規の固定力は、おしめ特に吸収コアを固定する。なぜならば、正規の固定力が吸収コアを身体に対して圧縮するように作用するからである。これらの正規の固定力は、おしめの適合を維持する上で、また漏れを小さくする上で補助となる。なぜならば、吸収コアは身体に密接な関係で維持されるからである。また傾斜した第1の張力ラインは、赤い跡を小さくする傾向がある。なぜならば、赤い跡を生じる第1の張力ラインに沿って身体の寸法が増減しないように固定力が小さい動きの領域に配置されるからである。本発明の閉鎖装置の特に好ましい実施例において、第1の張力ラインは着用者の背中及び臀部の周りで連続しており固定力の大きさを向上する。収容組立体22の全体の構成、後方ウエスト領域52の弾性的なウエスト部34(後方ウエスト部)、及び弾性サイドパネル30(特に所定の角度での弾性サイドパネルの作動)によって第1の張力ラインをおしめに設けることができる。
第1の張力ラインは、固定作用を行うために側方の方向に初手の角度で配置されるので、閉鎖装置はこのような第1の張力ラインがおしめに付与されることを保証するように傾斜した閉鎖機構を構成するように構成される。閉鎖装置は傾斜した第1の張力ラインを提供するように弧となる多数の固定装置を有する。例えば、閉鎖装置は、第1の固定装置を有する。閉鎖装置は追加的に前方ウエスト領域に弾性ウエスト部の一部、所望ならば、弾性脚部カフの一部を固定する。したがって閉鎖装置は、全体長の固定装置を有する。全体長の固定装置の例は1987年10月20日にウイストン等に発行された米国特許第4,701,176号に示されている。さらに好ましくは、第1図に示すように、閉鎖装置は、ここで説明したような傾斜した第1の引っ張りラインを形成するように、また引っ張りを動的に形成して維持し、前方のウエスト領域50(前方弾性ウエスト部)の弾性ウエスト領域を介して他の傾斜引っ張りラインを形成し、前方ウエスト部50は、動的な適合が維持される。
第1図に示すように第1の固定装置は、後方のウエスト領域52の長手方向の縁部54に隣接して配置された固定部材、好ましくは、テープタブ36と、前方ウエスト領域50に配置された少なくとも1つのランディング部材38とを有する。各固定部材は、第1の固定部材37を有するテープタブ36を有する。ランディング部材38は第1の固定部材37に係合可能な補完的な第2の固定部材39を有する。第1と第2の固定部材の各々がフック及びループ固定材料を有する機械的な閉鎖部材を有する例示的な第1の固定装置は、1990年10月16日にロバトソン及びスクリップスに発行された「使い捨て吸収性物品の使い捨て装置を有する機械的な固定装置」に示されている。接着剤機械的な閉鎖装置を有する第1の固定装置は、1990年8月7日にバテレルに発行された「圧力感応接着材ファスナー及びその製造方法」と題された米国特許第4,946,527号に示されている。第1図に示すような本発明の好ましい実施例において、第1の固定装置は、接着材取付層を有する第1の固定部材37と、バックシート26に結合された補強ストリップ92を有する第2の固定部材39とを有するテープタブを有する接着テープタブ固定装置を有する。このような接着テープ固定装置の例は、1974年10月19日にブエルに発行された「使い捨ておしめのテープ固定装置」と題された米国特許第3,848,594号に示され、接着テープタブ、補強ストリップ、支持装置は、1987年5月5日にヒロツ及びロバートソンに発行された「吸収性物品」と題された米国特許第B14,662,875号に示されている。
第1の固定装置の各固定部材は、固定、好ましくは、変化可能な位置決めを行うようにランディング部材に係合する固定装置と、着用者の動きの小さい領域に吸収コアを固定するおしめの側方閉鎖体とを形成するようにランディング部材に係合する固定装置を提供する。従って、従って、固定部材は、固定部分を有する。各固定部材は、側方の閉鎖を行うようにランディング部材に隣接した固定部材を配置する装置を有する。固定部材は、公知の構成を有し、(1)おしめ内側の一部、内側固定部材を形成するように配置された固定部分のパッチまたはストリップ(例えば、1986年9月9日にコップに発行された米国特許第4,610,682号参照)、または(2)上に固定部分が配置されているテープタブのようなおしめの側方閉鎖体を達成する装置を有する。
第1図に示すように、各固定部材は、テープタブ36を有する。テープタブ36は、側方に対して所定の角度でおしめを通る第1の張力ラインを提供するようにランディング部材38に固定されなければならない。従って、テープタブ36は、好ましくは、動きの小さい領域の周りにおしめを通って側方の方向に向かって所定の方向で第1の張力ラインを形成するようにランディング部材38の第2の固定部材39に第1の固定部材37が係合できるようにするように向いている。
第1図乃至第8図は、本発明の好ましいテープタブ36の好ましい実施例を示す。テープタブ36は、固定部分122(すなわち、製造中におしめ20に結合されたテープタブの端部)をつくるためにバックシート26に結合されている。テープタブは、タブ部分124である他の部分を有する(すなわち、テープタブの縁部は、長手方向の縁部54を越えて半径方向外側に伸びることができるように配置された固定部分122に接触し、おしめ20を着用者に固定する際におしめによって把持される)。タブ部分124は固定部分122と、遠位縁128と、サイドロング縁130とに接触する近位縁126を有する。近位縁126は、上部点132と底部点134とを有する。遠位縁128は上方点136と下方点138とを有する。本発明のテープタブの好ましい実施例において、タブ部分124は、側方に所定の角度で第1の張力ラインを形成することを保証するために、側方に所定の角度に向くように形成される。従って、遠位縁128の上点136は、近位縁126の上点132から側方に所定の角度で配置されており、好ましくは、遠位縁128の底部点134は近位縁126の底部点134から側方に所定の角度(同じ角度である必要はない)で配置される。第8図に示す実施例において、サイドロング縁部130は、傾斜テーピングがおしめの形状着用者の形状に従い、小さい動きの領域の周りに張力ラインを形成して着用者のおしめを固定し、おしめの構成を受け入れるようにランディング部材38にタブ部分124を適用することができるように湾曲している。さらに、タブ部分124のサイドロング縁部130の湾曲形状は、後方ウエスト領域52の高いテープ位置を可能にし、着用者の胃、臀部及び足の跡を最小限にして着用者のおしめの着け心地を改良するためにランディング部材38の低いテープ位置を可能にする。またタブ部分は、もしテープタブが製品のあまりに低い位置に配置されるならば、着用者の足に適合し、着け心地及び適合性にマイナスの影響を与える着用者の足に跡がつかない。
タブ部分124の近位端126とタブ部分124の遠位端128との間に形成された角度は、着用者のおしめの適合角度を最適化するために約30°未満、好ましくは、約5°と約30°との間、さらに好ましくは、約10°と約25°との間、最も好ましくは、約20°である。約30°以上の角度を有するタブ部分124は、テープタブに設定された解放されない力によって、テープの回転または製品の回転を生じるテープタブを介して非常に狭い第1の張力ラインを生じる傾向がある。また、テープタブは、傾斜した約15°の第1の張力ラインを設定するようには製品の角度に追随しない。
第8図に示すテープタブ36の好ましい実施例において、固定部分122は、側方に約28mmと約30mmとの間にあり、タブ部分124は、側方に約35mm(1.375インチ)であり、長手方向のテープタブの全体の幅は約29mm(1.125インチ)である。タブ部分124の近位縁の上点132と底部点134と遠位縁上点136と下点138の間の角度は、近位縁126の上点132と下点134と遠位縁128の上点136または下点138との間の距離が約13mm(0.5インチ)になるように約20°である。(タブ部分124の遠位縁128は、粗いコーナー縁部が着用者の皮膚に接触する可能性を無くし、胃と足に跡ができることを防止するために丸いコーナーを備えている。)
第2図に示すように、好ましいテープタブ36は、トップシート24に接続された開放部分140を有する。開放部分140は、使用前に第1の固定部材37(接着剤取付層)を汚れ及びはがれから保護するために製造中にタブ部分124を内側に折り曲げることができる。タブ部分124は第2図に示す好ましい実施例において、開放部分140より、好ましくは、約3mm(1/8インチ)、側方の位置に短く、その結果着用者は始めにタブ部分124を容易に把持することができる。(別の実施例では、タブ部分124は、タブ部分124の遠位縁128のグリップタブが開放部分140を越えて伸びるように側方に長くてもよい。)開放部分140は、長手方向の縁部54から長手方向内側に伸びており、ある実施例では、テープタブ36によって支持される力が弾性サイドパネル部材82に転送され、閉鎖装置によって生じる固定力がさらに有効に配分されるように弾性的なサイドパネル部材82の一部上に並置されるまで延びることが好ましい。
本発明の好ましい実施例において、タブ部分124または全体のタブは、側方に対して所定の角度で収容組立体22に適用され、所望の傾斜第1の引っ張りラインを提供する。例えば、他の形状を有するテープタブまたは当業者によって知られている矩形のテープタブは、傾斜した引っ張りラインを形成するために、テープタブは、約5°乃至約30°の間、好ましくは、約15°乃至約20°の間の側方の方向に所定の角度に配置されるように、収容装置に着けられるとき側方に関して回転される。このようなテープタブは本発明の多くの実施例で適切に作用するが、第8図に示すようなテープタブ36程好ましいものはない。
テープタブの種々の部分を製造する材料の可撓性は、着用者の足及びウエストの皮膚の跡を避ける際に重要である。堅いテープタブは、皮膚に跡をつける傾向を有する。なぜならば、それらは着用者が移動したとき、またはテープタブに対して力を発生したとき、曲がるかたわむような十分な可撓性を有しないからである。テープタブの可撓性は、弾性サイドパネル30によるサイドパネルに沿っておしめに形成された大きい張力及びおしめ20による適合によって本発明のテープタブの重要な設計パラメータである。従って、本発明の特に好ましい実施例において、少なくともテープタブ部分124と、好ましくは、固定部分122と開放部分140とは非常に可撓性のある材料から製造される。テープタブ材料の可撓性は種々の方法で測定することができるが、テープタブ材料の可撓性を測定する好ましい方法があることが分かった。以下に説明するような可撓性ベンディングテストを使用して、テープタブの種々の部分の各々、特にタブ部分124は、50グラムsf未満、好ましくは、30グラムsf未満、さらに好ましくは、約20グラムsf未満のベンディング可撓性引っ張り力を有しなければならない。
テープタブの好ましい材料は、ポリマー材料好ましくは、ポリエチレンフィルムを有する。テープタブとして使用することに適しているのはミネソタ州セントポールのミネソタマイニング製造株式会社で市販されているXPF−3062、XPF−3−014、Y−9376またはY−9030である。第1の固定部材の圧力感応接着材を有する好ましいテープタブは、コードナンバーXPF−3062でミネソタマイニング製造株式会社で市販されている。好ましい開放部分は、コードナンバーKS−0076でミネソタマイニング製造株式会社で市販されている。
第12図は本発明の固定部材の他の実施例である。固定部材は、後方のサイドパネル64の内面に配置された内側の固定部材1200を有する。内側の固定部材1200は固定部分102と開放部分1204とを有する。固定部分1202はおしめのサイド閉鎖体を形成するためにその上に配置された接着剤の層を有する第1の固定部分1237を有する。開放部分1204は、おしめの使用前に第1の固定部分1237を汚れから保護するように作用する。固定部分1202は、使用前に使用者が開放部分1204から固定部分1202を開放するように製造中に開放部分に折り畳まれる。固定部分1202は固定部分のみが折り返される必要があるように、後方のサイドパネルに結合する必要はないか、または固定部分と共に後方のサイドパネルが開放部分1204に折り畳まれる必要があるように後方のサイドパネルに固定される。第12図に示すように、固定部材1202は開放部分1204から側方の外側に配置される。しかしながら、各々の位置は所望ならば反転する。また第12図は、内側の固定部材1200がほぼ矩形の形状を有し、傾斜した第1のラインの形成を向上するように側方に所定の角度で配置されることを示している。別の案として、内側の固定部材は、第1図乃至第8図に示すテープタブタブ部分及び開放部分の形状を含む他の形状であってもよい。内側の固定部材1200は所定の角度で配置されないが第1の固定部材1237は、このような角度を形成する。
ここに説明したテープタブの他の実施例において、固定部分と開放部分はタブ部分が長手方向の縁部から側方外側に延びていることを除いて第12図に示すものと同じ部材を有する。従って、固定部分は、タブ部分が第1の固定部材を保護するために製造者によって側方の内側に折り曲げられるように収容組立体の内面に固定され、露呈する面が開放コーティングでコートされる。本発明のテープタブのこのような構造の利点は、後方のサイドパネルのこの部分の可撓性のみが向上されて着用者の皮膚に跡をつける可能性を小さくするようにテープタブの部を収容する後方のサイドパネルの部分の収容組立体に結合されることである。
固定部材の第1の固定部分37は、固定部材とランディング部材38の補完的な第2の固定部材39との間に閉鎖体を形成する。従って、第1の固定部材37は、第1のウエスト領域56と第2のウエスト領域58を重複した構成に維持しておしめ20の側方の閉鎖を行うようにランディング部材38の補完的な第2の固定部材39に係合する装置を提供する。さらに、おしめが異なる寸法の広範な着用者に適合し、固定装置が簡単で使用上容易であることが好ましい。従って、固定装置はおしめが広範な着用者に適合し最小限のみ努力で簡単に固定することができるように閉鎖体の領域の種々の場所に固定することができなければならない。このように固定部材は、以下に説明するような適当な位置決め閉鎖体を達成する公知の取付装置を有する。このような調整可能な位置決め取付装置の例は、公知の圧力感応接着材のような接着剤取付層と、フック固定材料及びループ固定材料のような機械的な閉鎖部材と、当業者に公知の接着剤と、ウエスト閉鎖装置に関して以下に説明するような接着性機械的な閉鎖部材の組み合わせとを含む。
第1の固定部材37は、固定部材に結合されるか関連する分離部材と、固定部材を有する一体部材であるように固定部材に配置される。例えば、トップシート24またはバックシート26は、ランディング部材38に機械的に係合する材料から製造される(トップシート24またはバックシート26は一体の固定部材である)。別の案として、材料の別のパッチまたはストリップは、固定部材(別の固定部材)に結合される。好ましくは、第1の固定部材37は、テープタブ36に配置され接続された接着性取付層または機械的閉鎖部材のような分離材料である。また第1の固定部材37は、テープタブ36の固定面を形成するためにタブ部分にコートされた接着性取付層を有する。
さらに、第1の固定部材37は固定部材のどこにでも配置することができる。例えば第1の固定部材37は、長手方向の縁部54に隣接して後方のサイドパネル64に配置される。(この構造の例は、1986年9月9日のコップに発行された米国特許第4,610,682号、1964年7月21日にファリスに発行された米国特許第3,141,161号及び第12図に配置されている。固定部材がテープタブを有するとき、第1の固定部材37は、タブ部分124のすべてかまたは少なくとも一部のいずれかに配置されることが好ましい。第1の固定部材37は、接着材取付層を有する接着剤/機械的閉鎖体とタブ部分124の他の領域に配置された機械的な閉鎖部材との組み合わせを有する。この構成の例示的な実施例は、1990年10月16日にロバートソンに発行された米国特許第4,963,140号に示されている。
第1の固定装置のランディング部材38は、側方の閉鎖体を提供して前方のウエスト領域50と後方のウエスト領域52を重複した構成に維持するためにそれ自身を固定する装置を提供する。ランディング部材38は、側方閉鎖体、好ましくは、可変位置決め側方閉鎖体を提供するように固定部材に係合することができる限り、おしめ20上のいずれにでも配置することができる。例えば、ランディング部材38は、固定部材42に係合するように配置されている、後方ウエスト領域52に、前方ウエスト領域50に、またはおしめ20の領域またはその部材に配置することができる。ランディング部材38は、固定部材42を最適な適合のための場所を決定するから、ランディング部材38は、おしめが広範な寸法に適合するように側方の閉鎖体を種々の位置に配置することができるように構成されることが好ましく、その結果、前方ウエスト領域50及び後方ウエスト領域52の間の重複が達成され、着用者のおしめを固定するためにおしめを介して第1の張力ラインが形成され、好ましくは、側方閉鎖体の形成がウエスト閉鎖体を形成するように側方閉鎖体がウエスト閉鎖装置の取付部材が互いに係合する。
ランディング部材38は種々の形状及び寸法をとることができる。第1図に示すようなおしめ20の好ましい実施例において、ランディング部材38は、本発明の引っ張りの傾斜第1のラインをつくるために変形山形を有する補強ストリップ92を有する。
ランディング部材38は、固定部材(第1の固定部材37)の固定部材に係合可能な(第2の固定部材39)を有する。従って、ランディング部材38(第2の固定部材39)の固定部材は、固定部材(第1の固定部材37)の固定部材にしっかりと係合することができる広範な材料及び形状から製造される。第2の固定部材39は、おしめに結合された別の部材か、またはおしめ20の部材を有する一体的な材料である。第2の固定部材39は、例えばバックシート26の一部である。第1図に示すように、第2の固定部材39は前方のウエスト領域50のバックシート26の外面に結合されている補強ストリップ92を有する。第2の固定部材39は、ここに説明したような接着性取付装置(図示せず)によってバックシート26に固定されている。本発明の他の実施例においては、第2の固定部品は、バックシートの内面(すなわち、内側の補強装置)に固定された補強ストリップを有するバックシートの一部を有する。
第1の固定部材37が機械的な閉鎖部材を有するとき、第2の固定部材39は機械的な閉鎖部材を有する。従って、第1の固定部材37がフック固定材料を有するとき、第2の固定部材39はループ固定材料を有する。第1の固定部材37が接着性取付層を有するとき、ランディング部材38の第2の固定部材39は補強ストリップ92またはバックシート26有する。第1図に示すような本発明の好ましい実施例において、第2の固定部材39はテープタブ36の接着性取付層に着脱可能に係合可能な補強ストリップ92を有する。補強ストリップ92は多数の材料を有する。補強ストリップ92は好ましくは双方向を向いたポリプロピレンのシートを有する。
また補強ストリップ92はおしめを着用者に適合して最適なウエスト適合及び足開放適合を得るためおしめを補助する目盛り装置144を備えていることが好ましい。目盛り装置144は、ライン、模様、装飾設計、シンボル、スクリプトカラーコードまたは他のマーキングであり、これらは、おしめを着用者に個々に適合して特定のテープタブ固定具において所望の固定点を迅速に配置する能力、固有にまたは追加的な場所を有する。このような目盛り装置144は1987年5月5日にヒロツ及びロバートソンに発行された「吸収性物品」と題された米国特許第4,662,875号に示されており、参照によりここに組み込まれている。本発明の目盛り装置は、傾斜タブに傾斜した固体が最適な適合及び引っ張りの傾斜した第1のラインを形成することが可能になるように側方に所定の角度で好ましくはテープタブ36と同じ角度で配置された列に配置される。目盛り装置144は異なる解剖学的な形状、カラー、キャラクタ、例えば、テディベアの列及コラムの組み合わせからなる。
第1図に示すような本発明の好ましい実施例において、閉鎖装置は、おしめ20の前端縁60において隣接したウエスト閉鎖体を提供するためにウエスト閉鎖装置を追加的に有する。ウエスト閉鎖体は前端縁56の幅の部分を固定する。さらに、おしめ20前方の弾性ウエスト部分を有するとき、ウエスト閉鎖部材は、前方弾性ウエスト部を通って(すなわち、一体のウエストキャップウエストバンドの弾性ウエスト部分を通って)動的に張力をつくり維持する。ウエスト閉鎖装置の一例が、1993年2月19日にエイル等によって出願され、特許になった「動的弾性ウエストバンドを提供する固定装置を有する吸収性物品」と題された米国特許出願第08/020,093号に示されている。
ウエスト閉鎖体は、前端縁56の幅の一部、好ましくは、前方弾性ウエスト部の可撓性幅の一部、好ましくは、一体のウエストキヤップウエストバンド70の弾性ウエスト部分を固定する。(すなわち、ウエスト閉鎖体装置の第1と第2の取付部材は、弾性ウエストバンドと弾性サイドパネル30の位置関係を固定する。)弾性ウエストバンド部分と弾性サイドパネル30との間の位置関係(すなわち、第1の取付部材40の固定領域の間の解剖学的な関係)は、前端縁56に隣接する周縁の寸法を規定ひ、前端縁56は、第1の固定装置によって形成された側方閉鎖体によって確立された円周方向の寸法から長手方向に間隔をおいている。この間隔をおいて形成されたウエスト円周方向の寸法はおしめ20の(前端縁56に隣接した)上端で必要な適合寸法をつくり、それを維持する。従って、本発明のウエスト閉鎖体装置は、おしめ20の前端縁56(上縁)で非伸長性の適合を維持するように、弾性ウエスト部(例えば、ウエストシールドまたは非伸長性のウエスト部)を使用しないでおしめに使用する利点を有する。また固定は、前方の弾性ウエスト部で生じた最初のプレテンションを向上するように前方の弾性ウエスト部と弾性サイドパネルとの間でせん断力を転送する手段を提供する。
またウエスト閉鎖体は、前方の弾性ウエスト部(すなわち、一体のウエストキャップウエストバンド70のウエストバンド部分71)を通って張力ラインをつくりそれを維持する。ウエスト閉鎖体は、最初に着けるときに弾性ウエストバンド部分が着用者のウエストにきちんと適合することができる弾性ウエスト部分内で(側方にベクトル成分を有する)最初のプレテンションのある部分に寄与する。使用中に弾性ウエストバンド部分はウエスト閉鎖体によってその中につくられたプレテンションのある部分を維持する。弾性ウエストバンド部分はウエスト閉鎖体によってその中につくられたプレテンションのある部分を維持するので弾性ウエストバンド部分は、使用中に着用者のウエストに対しておしめの適合をきちんと支持するように着用者の動きによって繰り返して弾性的に延び、それに接触することができる。特に、着用状態の間に、弾性ウエストバンド部分は、着用者の動きに追随するために、張力がかからない状態(すなわちプレテンションがゼロになる)まで収縮することができなければならない。しかしながら、取付部材は係合したままであるから、プレテンションは着用者がさらに動き動作によって弾性ウエストバンド部分内に再び確立される。(これは、着用者のさらに動的に収縮することができるようにプレテンションされない従来の弾性ウエスト部と対照的である。)この最初のプレテンション及び張力の維持は、空隙を小さくし、前方の弾性ウエスト部のさらによい適合を維持する。さらに、ウエスト閉鎖部によって形成され維持される側方の張力は、弾性ウエスト部内にロールオーバーの発生を低減しそれに対する回復力を生成する。従って、ウエスト閉鎖体装置は、おしめの最初の動的な適合及び収容特性を改良するために着用者のウエストの周りに閉鎖体を提供する。
第1図に示すように、ウエスト閉鎖体装置は、少なくとも1つの好ましくは、一対の第1の取付部材40と、少なくとも1つの第2の取付部材42とを有する。第1図に示すように、第1の取付部材40は、ウエスト閉鎖装置によって生じ維持される動的張力が使用中に前方の弾性ウエスト部分を通って延びるように前方の弾性ウエスト部、好ましくは、一体のウエストキャップウエストバンド70に長手方向に整合している。さらにウエスト閉鎖部材の取付部材は、おしめと張力の2つの明確な領域のために間隔を置いて形成されたウエストの周縁方向を形成するためにテープタブ及び第1の固定装置のランディング部材から長手方向に間隔を置いている。第1の固定装置(第1の引っ張りライン)によって形成される張力領域ラインは、おしめを固定するが、ウエスト閉鎖装置によって動的に形成され維持された引っ張り領域のラインまたは領域は、着用中に上方のウエスト閉鎖体を動的に維持する。
ウエスト閉鎖体が形成されたときに取付部材によって少なくとも2つの固定領域が形成される。これら2つの固定領域は固定領域の間に配置された前方の弾性ウエスト部の全部または少なくとも一部だけ互いに側方に間隔を置いている。これらの固定領域の側方の間隔は、多数の方法によって達成することができる。例えば、固定領域の間の側方の間隔は、側方に互いに離れた一対の第1の取付部材と、第1の取付部材に調整可能に位置決めを行うように第2の取付部材(例えば、第2の取付部材は比較的に広い)を有するウエスト閉鎖装置を提供することによって固定することができる。この実施例において、第1の取付部材の側方の空隙が固定されるので、第1の固定部材の側方の空隙は、固定領域の側方の空隙を決定しそれを設定する。他の実施例において、ウエスト閉鎖装置は、側方に互いに離れた一対の第2の取付部材と、第1の取付部材に調整可能に位置決めを行うように第1の取付部材(例えば、第1の取付部材は比較的に広い)を有する。この実施例において、固定領域の側方空隙はおしめの全体の寸法、形状着用者のウエストの寸法によって決定される。なぜならば、その場所に第2の固定部材42が係合し、第1の取付部材40が、前方サイドパネルを有するバックサイドパネルの重複に依存するからである。
固定領域の好ましい側方の空隙は、側方の包囲体が形成されるとき、ウエスト閉鎖体の受動的な作動になるように、また腰の適合を改良し、おしめの収容を改良する前方の弾性ウエスト部に有効な伸長量を提供しながら、回復できないロールオーバーに対する前方の弾性ウエスト部の傾向を小さくするように構成される。弾性ウエスト部の回復を行い、張力が加えられた前方の弾性ウエスト部がすべり出る(すなわち、回復不可能なロールオーバー)ことを最小限にするために、固定領域の側方の空隙は最小限に維持されることが望ましい。しかしながら、前方の弾性ウエスト部を最大限に伸長するために、固定領域の側方の空隙は、最大限になるように選択される。従って固定領域の側方の空隙は、正規の力を維持する必要性と前方の弾性ウエスト部の有効な引っ張り量を提供する必要性とのバランスをとるために選択される。
第1図に示すおしめの実施例において、(第1の取付部40の間)の固定領域の間の側方の空隙は少なくとも約25mmである。さらに詳細には、側方の空隙は約少なくとも50mmである。第1の取付部材の側方の空隙は、約100mmと約200mmとの間がさらに好ましい。前方のウエスト部が収縮した状態で固定領域の側方の空隙は1つの固定領域の固定部(すなわち、長手方向の中央線67に最も近い線)の最内端ラインから他の固定領域の最内端固定ラインまでの距離を測定することによって決定される。従って、第1図に示す実施例において、側方の間隔が第1の取付部材の1つの最内端縁部から他の第1の取付部材の最内端までの距離を測定することによって決定される。
各取付部材は、ウエスト閉鎖体、好ましくは、可変位置決め受動作動ウエスト閉鎖体を提供するためにウエスト部材に係合する固定装置を有する。ここに使用するような、「可変位置決め」は使用者が多数の異なる場所で閉鎖体を形成することができるように部材の少なくとも1つの場所が広範に変化することができる固定装置を言う。従って例えば、1つの部材は、おしめの固定場所を有する(例えば、第1の取付部材の間の側方の空隙は前方弾性ウエスト部に予め張力を加え、ウエスト閉鎖体の受動作動を行うように固定されている)が、他の部材は、固定部材への取付場所を変えることができる。この部材は、閉鎖体を形成する度に特定の場所に(例えば、スナップ及びバックル)で結合しなければならないように所定の位置で固定すべき係合部材の双方を必要とする固定位置決め閉鎖体とは対称的である。またウエスト閉鎖体は、受動的に作動するウエスト閉鎖体を提供する。「受動的作動」とは第1の固定装置を使用して適当な最初の身体足の適合(サイド閉鎖体)が達成された後、おしめの着用者によってほとんどまたは全く追加的な労力を必要とすることなく機能的なウエスト閉鎖が行われることを言う。ウエスト閉鎖装置の受動作動は、追加的な労力を必要とすることなく、固定を行うように、互いに係合するためだけではなく、前方の弾性ウエスト部内に張力を形成しそれを維持する構成でおしめに配置される取付部材を必要とする。
第1図に示すように、取付部材は好ましくは、機械的な閉鎖部材を有する。ここの使用するような用語の「機械的閉鎖部材」は可変位置決め閉鎖装置を提供するために互いに機械的に係合する固定装置を言う。従って、機械的な閉鎖装置は、VELCROのようなまたは他のフック及びループ固定材料のような機械的な係合装置によって可変位置決め閉鎖体を達成する公知の装置を有する。
第1の取付部材40が機械的な閉鎖部材を有するとき、第2の取付部材42は、同一の機械的な補完的な閉鎖部材または「別の」補完的な機械的な閉鎖部材を有する。ここに使用するような、用語の「同一」の補完的な機械的閉鎖部材とは、第1の部材と第2の部材の係合部材が相互に結合される同じ構成及び構造を有する機械的な固定装置を定義するために使用される。このような装置の例は、1982年4月16日にブロウン等に発行された「固定具を形成するために使用される2つのストリップ材料」と題された米国特許第4,322,875号に示されている。用語の「別の」補完的な機械的な閉鎖部材は、第1の部材は第2の部材とは異なるが、フック固定材料及びループ固定材料のような係合可能な機械的な固定装置を形成するために使用される。例えば、第2の固定部材は、ループ固定材料を有し、第1の固定材料はフック固定材料を有するか、またはその逆である機械的な固定装置を定義するために使用される。
ここで使用する用語の「フック固定材料」は係合部材を有する材料を指定するために使用される。従って、フック固定材料は、おす型固定具と称される。用語の「フック」はそれらがループ固定材料または他のフック固定材料のような補完的な機械的な閉鎖部材に係合するようになっている限り、係合装置は公知の形状でよいと言う意味で非制限的な意味であることを理解しなければならない。
フック固定材料は、固定閉鎖体を提供するようにループ固定材料の繊維部材に機械的に係合するよいうになっていることが好ましい。従って、本発明によるフック固定材料は、広範な材料から形成される。適当な材料は、ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレンまたはこれらの材料の組み合わせまたはこの技術分野で知られている他の材料を含む。適当なフック固定材料は、ミネソタマイニング及び製造会社から市販されている商品名「SCOTCHMATE」ブランドNo.FJ3402のようなバッキングから突出している多数の形状の係合装置を有する。別の案としては、この係合装置は、フック、T、マッシュルーム型またはこの技術分野でよく知られた他の形状を有する。フック固定材料の一例は、1989年7月11日にスクリップに発行された「改良された固定装置を有する使い捨ておしめ」と題された米国特許第4,846,815号に示されている。
第1図に示すような特に好ましいフック固定材料は、熱可塑性材料から形成されたプロングの配列を有する。高温溶融接着剤、特にポリエステル及びポリアミド高温溶融接着剤は、フック固定材料のプロングの形成に適している。プロングは変形グラビヤまたはスクリーン印刷方法を使用して、別のユニットで基板に溶融状態野根塚蘇生材料を印刷し、切断する前に熱可塑性材料の一部を引き伸ばすことができるように材料を切断し、引き伸ばされた溶融材料を凍らせてプロングを形成する工程で製造することが好ましい。このようなフック固定材料を製造する方法及び装置を固定する好ましいフックは、1991年10月22日にトーマス及びブランディに発行された「機械的固定プロング」と題された米国特許第5,058,247号にさらに詳細に説明される。
ループ固定材料はフック固定材料の係合装置に係合する複数の繊維部材を提供する。ループ材料は繊維部材、好ましくは、ループを提供するために広範な材料から製造される。このような適当な材料は、ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン、これらの材料の組み合わせ、またはこの技術分野で知られている他の材料を有する。適当なループ固定材料は、ミネソタ州セントポールのミネソタマイニング及び製造会社から市販されている「SCOTCHMATE」ブランドのナイロン織物ループのようなバッキングから突出している多数の繊維ループを有する。他の市販されているループ固定材料は、ノースカロライナ州のグリーンズボロのジルフォードミルから市販されている「ジルフォードNo16110」のようなナイロンのバッキングから突出している複数のナイロンフィラメントループを有するトリコットニット繊維を有する。廉価なループ固定材料及びこのようなループ固定材料の例は、1991年に7月16日にノエル及びスクリップに発行された「固定装置用のループ固定材料及び固定材料を製造する方法と題された米国特許第5,032,122号に示されている。また適当なループ固定材料は、織物または不織布か、またはこの技術分野でよく知られている他のタイプの繊維材料またはループ材料である。ここにループ固定材料として使用されるに適当な不織材料の例は、おしめ20のトップシート24として使用される材料に関して説明する。好ましい実施例において、第2の取付部材42はトップシート24の不織材料によって形成されるループ固定材料を有する。
取付部材は、接着剤取付層(接着材料の層)を有する。本発明に有効な接着剤は大気温度でわずかな圧力を適用することによって表面に接着するようになっている圧力感応接着剤が好ましい。接着剤取付層としてここに使用するような特に好ましい接着剤は、この技術分野で知られている高温溶融圧力感応接着剤である。高温圧力感応接着剤の例はウイスコンシン州のElmグローブ社のフィンドリ接着剤によって師範されているようなタシフィア及び他の添加物を備えている商品名990またはH−2085のクレートンベースの接着剤である。
さらに取付部材は接着剤と機械的な閉鎖部材の組み合わせを有する。例えば、固定部材は、基部の一部またはフック固定材料のフックの一部上をコートする接着剤の層を有するフック固定部材またはフック固定材料に並置された接着剤固定層とを有する。機械的/接着剤装置の組み合わせを有する例示的な固定具は、1990年8月7日にバトレルに発行された米国特許第4,946,527号に示されたような織物の固定表面を有する圧力感応接着剤固定具である。
取付部材は、受動的に作動することができる種々の位置決め固定具を提供するために当業者に知られている他の接着剤を有する。例えば、接着性ストリップまたは材料は、発泡材、クリープまたはラテックスゴム他の接着剤または高スタティックビニル材料のようなゴムである。高スタティックビニル材料の分離した固定具は、1990年12月25日にマクローリン&クレインスミスに発行された米国特許第4,979,613号に完全に説明されている。取付部材は種々の位置決め及び受動作用を提供することが好ましいが、別の実施例においては、取付部材は、固定位置または使用者の茶道部を有する。このような固定具の例は、スナップ、フック及びアイ固定具、スタッド、ボタン等を含む。
取付部材は、おしめに結合された別の部材を有し、おしめの1つの他の部材と一体の部材である。例えば、トップシート24は材料(例えば不織布)から製造され、それはすなわち、他の取付部材(例えばフック固定材料)に機械的に係合することができる。さらにバックシート26はバトレルに付与された米国特許第4,946,527号に示されているような機械的接着剤の組み合わせ(取付部材)を形成するためにバックシート表面の一部をコートする接着剤の層によって織物のパターンを有するウエブから形成することができる。これらのケースにおいて、取付部材はおしめの他の部材と一体的である。別の案としておしめに接続された別のストリップまたはパッチを有する。第1図に示す好ましい実施例において、各第1の取付部材40は、外面の部分を形成するようにバックシート26に結合されたフック固定材料の別に分かれたパッチを有し、第2の取付部材42は第2のウエスト領域のトップシート24の一部から成る一体の部材である。
各第1の取付部材40は、フック固定材料の約19mmのパッチによって(すなわち、長手方向の中央ラインにほぼ垂直な)約12mmの広さを有する。第1の取付部材40は、約171mmの側方の空隙を有するように配置されることが好ましい。また各第1の取付部材40は、前端縁56から長手方向に間隔を置いている。もし、(おしめの前端縁56から第1の取付部材40の最も接近した縁部まで測定した)第1の取付部材の長手方向の空隙があまり小さすぎるならば、第1の取付部材は、おしめの上で高くなりすぎ、長手方向の空隙があまり大きすぎるならば、第1の取付部材は、前方の弾性ウエスト部材のロールオーバーが生じるように低くなる。第1の取付部材は、前端縁56から約3mm(1/8インチ)から約15mm(5/8インチ)、好ましくは、約8mmから約10mm間隔を置いていることが好ましい。第1の固定部材40に使用するフック固定材料はバッキングに形成された熱可塑性プロングの配列を有する。各フック固定材料のプロングは、第1の張力ラインに平行になるように第1の張力ラインにまたは前方の弾性ウエスト部材に最大限の張力が生じるように前方の弾性ウエスト部材の曲率または異なる伸長性に対応する側方に対して所定の角度で係合装置に向いていることが好ましい。ウエスト閉鎖装置は、トップシート24の不織材料の一部によって形成されたループ固定材料を有する1つの第2の取付部材42を有する。
おしめ20は、第1の取付部材40に隣接して配置されている位置決めパッチ44を有する。位置決めパッチ44は、第1の取付部材40が第2の取付部材42にさらによく接触することができるように、またウエスト閉鎖装置が(少ない労力で)さらに容易に閉鎖することができるように第1の取付部材40をZ(厚さ)方向に上昇させる。従って、ウエスト閉鎖装置は、さらに有効に受動的に作動する。また位置決めパッチ44は、可撓性の前方のサイドパネル62が第1の取付部材40に折り曲げられる傾向を小さくする可撓性の剛性を大きくする領域を提供し、おしめの適用中にフックが固定されることを防止する。従って、位置決めパッチ44は、第1の取付部材40まで形成されたZ方向を提供する部材を有することができる。第1図に示すような位置決めパッチ44は第1の取付部材40に隣接して配置された矩形の材料部分を有する。位置決めパッチ44は、第1の取付部材40に直接隣接するように配置されるが、位置決めパッチ44はトップシート24とバックシート26との間に配置されていることが好ましい。着用者のウエストの周りに可撓性を有する剛性の周縁を提供するために、位置決めパッチの側縁が前方の弾性ウエスト部分を形成する材料の側縁に当接するか、わずかに重複することができる。位置決めパッチ44は、弾性フォームの38mmの幅と32mmの長さのパッチを有することが好ましい。さらに詳細には、おしめの製造中に、位置決めパッチ44は1つのおしめの弾性サイドパネル部材82を有する弾性サイドパネル部材82と同じ材料から形成されており、隣接するおしめの位置決めパッチ44は、おしめが完成した後に切断される同じ材料から形成される。従って、位置決めパッチ44は、側方の中心線66の内側に長手方向に向かっている前端縁56から延びている。
本発明の好ましい実施例において、さらにおしめ20は、着用者の改良された身体の心地よさ、適合を提供するために弾性の特徴部を有する。1つの実施例において、吸収コアによって占められる領域の外側に位置決めされたおしめの全体の収容組立体は、着用中に動く着用者の領域に着用者の身体の膨張を可能にするように弾性的に伸長可能である。全体が弾性的な製品の好ましい材料は、1991年7月16日にフィランド及びアレンに発行された「改良された脚部カフを有する使い捨て吸収性物品」と題された米国特許第5,032,120号に示されている材料である。材料は、好ましくは、不織布のような2つの外層の間に配置されたウイスコンシン州ワウワウトサのフィンドレイ接着剤社で商品名198−338によって市販されている弾性高温溶融接着材の中央層を有する3層から成る。別の案として、その材料は、以下に説明するようなゼロストレッチ層である。全体の弾性収容組立体に経済性によって、おしめ20は、着用者の外縁を収容するための特別な弾性的な特徴部を備えている。特に、おしめ20は、弾性サイドパネル30と、弾性レグカフ32と、弾性ウエスト部34とを備えていることが好ましい。
第2図に示すように、おしめ20は、液体及び他の身体の***物の収容を改良するためにまた脚部に隣接して着用者の動きに適合するように弾性レグカフ32を有する。各弾性レグカフ32は、いくつかの異なる実施例を有する。(またレグカフは、レグバンド、サイドフラップ、障壁カフまたは弾性カフを有する。)
1975年1月14日にブエルに発行された「使い捨ておしめの収縮可能なサイド部分」と題された米国特許第3,860,003号は、弾性レグカフ(ガスケットカフ)を提供するためにサイドフラップ及び1つまたはそれ以上の弾性部材を有する収縮可能なレグ開口部を提供する使い捨ておしめを示している。1990年3月20日にアジズ及びブランディに発行された「弾性フラップを有する使い捨て吸収性物品」と題される米国特許第4,909,803号は、脚部領域の収容を改良するために「直立」弾性フラップ(障壁カフ)を有する使い捨ておしめを示している。1987年9月22日にローソンに発行された「二重カフを有する吸収性物品」と題された米国特許第4,695,278号は、ガスケットカフ及び障壁カフを含む二重のカフを有する使い捨ておしめを示している。1987年11月3日にブエル等に発行された「使い捨てウエスト収容下着」と題された米国特許第4,704,115号は、下着内の自由液体を含むために構成されたサイド縁部漏れガードを有する使い捨ておしめまたは失禁下着を示している。1991年2月16日にフリーランド及びアレンに発行された「改良されたレグカフを有する使い捨て吸収性物品」と題された米国特許第5,032,120号は、改良された弾性レグカフを有する使い捨ておしめを示している。これらの特許の各々は参照によりここに組み込まれている。各弾性レグカフ32は、上述したレグバンド、ガスケットカフ、サイドフラップ、障壁カフ、弾性カフと同様であるように構成されるが、各弾性レグカフ32は、上述した米国特許第4,909,803号に示したような障壁フラップ77とスペーサ弾性部材80とを有する少なくとも1つの障壁カフ76を有することが好ましい。好ましい実施例において、弾性レグカフ32は、米国特許第4,695,278号に示したような障壁カフ76の外側に配置された1つまたはそれ以上の弾性ストランドを有するガスケットカフ74を追加的に有する。特に好ましい実施例において、障壁カフは、後方ウエスト領域52の障壁カフ76の遠位縁79が着用者の臀部の周りの適合及び収容を行うために近位縁78の外側に配置されるように屈曲している。このような構成は1992年2月11日にシムに発行された「屈曲障壁カフを有する吸収性物品」と題された米国特許第5,087,255号にさらに詳細に説明されており、この特許は参照によりここに組み込まれている。
第10図は、本発明に使用されている弾性レグカフの他の実施例を示す。(第10図は、図面を簡単にするためにおしめの従来の形状を示す。)本発明は、着用者の足のひだの小さい動きの領域内に適合するために比較的に狭いクロッチ領域と吸収コアを必要とするので、障壁カフは、身体の***物を適切に収容する十分な高さを提供しながら、端縁に近いクロッチ領域で互いに側方に間隔を置いていなければならない。従って、現在の障壁カフの構成は、障壁カフと障壁カフの高さの間の側方の間隔の間で妥協するように設計者には必要になる。本発明は、前方のウエスト領域と後方のウエスト領域との間の弾性ウエスト部に隣接した領域のカフをZ形状に折り曲げ、取り付けることによってこの矛盾を解決する。Z形に折られた障壁カフの構成は、前方において生殖器後方においてBM収容のための障壁カフの十分な側方の空隙並びに足のひだへの良好な適合及び身体の***物の収容のためにクロッチ領域の十分なカフの高さが可能になる。第10図に示すように、おしめ1020は、トップシート24と、バックシート(図示せず)と、吸収コア(図示せず)と、各々がガスケットカフ1074と障壁カフ1076とを有する弾性レグカフとを備えている。障壁カフ1076は、障壁フラップ77と、スペース弾性部材80とを有し、長手方向に対向した端部100と、近位縁78と、遠位縁79とを有する。第10図に示すように、遠位縁79は、特におしめが収縮状態にあるとき、(端部1000に隣接した)ウエスト領域よりおしめのクロッチ領域に側方の間隔が接近している。この構成は、端縁に隣接した領域の障壁フラップをZ形に折り曲げることによって達成される。
第11図は、線11−11に沿って切った第10図のおしめ1020の断面図である。第11図に示すように、おしめ1020は、トップシート24と、バックシート26と、トップシート24とバックシート26との間に配置された吸収コア28と、近位縁78、内面1001、外面1002及び障壁フラップ77及びスペース弾性部材80を有する障壁カフ1076と、一体的なウエストキャップウエストバンド70とを有する。近位縁78は、動的機械的結合のような近位取付部材(図示しない)によってトップシート24に直接取り付けられている。
障壁フラップ77は、第1部分1004と、第2部分1006と、第3部分1010を有する。第2部分1006は、第1部分1004の外面に第2部分1006の外面が直接面するように第1部分1004の上に横方向外方に折り曲げられる。第1部分1004は、接着材のような第1の取付部材1008によって第2部分1006に結合される。また、第3部分1010は、第3部分1010の内面が第2部分1006の内面に面するように第2部分1006の上に横方向内方に折り曲げられる。第3部分1010は接着材のような第2の取付部材1012によって第2部分1006に結合される。第3部分1010は接着材のような閉鎖部材1014によって一体のウエストキャップウエストバンド70に結合されることが好ましい。障壁フラップ77の遠位縁79は接着材のような第2の閉鎖部材1016によってトップシート24に結合される。
一体のウエストキャップウエストバンド70の側縁は、接着材のようなサイド閉鎖部材1018によってトップシート24に結合される。従って、障壁フラップ77、すなわち、障壁カフ1076はZ形に折り曲げられ、おしめのウエスト領域において端部1000に隣接した障壁カフの間の空隙をさらに大きくする場所に結合される本発明の種々の特徴に使用する構成及び材料の詳細は、1987年9月22日にローソンに発行された米国特許第4,695,278号、1990年7月3日にフォアマンに発行された米国特許第438,755号及び1991年7月4日にヒウケに発行された米国特許第5,021,051号に示されている。その各々は参照によりここに組み込まれている。
さらにおしめ20は、適合と収容を改良する弾性ウエスト部を有する。各弾性ウエスト部は吸収コアのウエスト縁部から長手方向の外側に延びており、各端縁の少なくとも一部を形成する。従って、弾性ウエスト部は少なくとも吸収コアのウエスト縁部から収容組立体の端縁まで延びているおしめの部分を有する。使い捨ておしめは、2つの弾性ウエスト部を有するように構成されており、一方が前方ウエスト領域(前方弾性ウエスト部)に配置され、一方が後方ウエスト領域52(後方弾性ウエスト部)に配置されている。本発明の吸収コアは、トレーニングパンツのような着用者を包囲する1つの弾性ウエスト部で構成されるが、弾性ウエスト部に関する議論は一対の弾性ウエストを有する吸収コアに焦点が当てられる。さらに、各弾性ウエスト部またはその構成部材は、収容組立体に固定された分離部材を有するが、好ましい実施例において双方の弾性ウエスト部は、バックシート26またはトップシート24のような収容組立体22の他の部材の延長部として構成され、好ましくはバックシート26またはトップシート24の双方の延長部として構成される。
第2図及び第3図に示すような本発明の実施例において、各弾性ウエスト部材34は、1991年7月25日にロバートソンに発行された「一体のウエストキャップを有する吸収コア」と題された米国特許第5,026,364号に示されたような一体のウエストキャップウアエストバンド70に示されており、ここに参照により組み込まれている。一体のウエストキャップウエストバンド70は、腰の周りでの間隙の形成並びに漏れの制御を避けるために身体に密着して吸収コアを保持する補助となる。材料の1つ(一体)の部分は、弾性ウエストバンドとして及びウエストキャップとして(障壁ウエストカフ)として双方の機能を果たす。材料の一体の部分は、一体のウエストキャップ、ウエストバンドとして称される。一体のウエストキャップ、ウエストバンド70は2つの機能がある。それは着用者の腰の周りにおしめの適合を向上するための弾性ウエストバンドを提供し、おしめ(ウエストキャップ)内に身体の***物を閉塞し、収容し、それを保持する溝を形成するようにおしめの液体受容面から間隔を置いている障壁ウエストカフを提供する。一体のウエストキャップ、ウエストバンド70は当業者のような適当な弾性材料を有する弾性材料から形成される。好ましくは、ウエストキャップ、ウエストバンド70は弾性フィルム及びカバーストック層を有する弾性フィルム層であり、さらに好ましくは、第1のカバーストック層、第2のカバーストック層、第1のカバー層と第2のカバーストック層との間に配置された弾性フィルムを有する。3つの材料は当業者によって公知の方法で一緒に層にされる。一体のウエストキャップ、ウエストバンド70は、収容組立体22、好ましくは、トップシート24に直接取り付けられて、収容組立体22の内面48の一部を形成する。一体のウエストキャップ、ウエストバンド70は、それを弾性的に収縮可能な状態に固定することによって収容組立体22に作動的に関連する。
前方弾性ウエスト部と後方弾性ウエスト部は、弾性ウエスト部を通って伝達された力が以下に説明するように着用者の身体に所定の角度のラインに沿っている。従って、前方弾性ウエスト部は着用者のおなかの自然の曲率に合致する張力ラインを確立し、それを着用者の周りに心地よく適合させるためにほぼ弧状の凹形状を有する。後方のウエスト部は、背中の腰椎の曲率におしめを適合させるようにまた、張力を張力の連続した第1のラインを形成するように着用者のおなかのひだに向かって下方に向けることができるようにほぼ弧状の凸形状を有する。弾性ウエスト部のこれらの形状によって、各弾性ウエスト部は、側方に引っ張られたときに長手方向の軸線に沿って異なる伸長性を有する。異なる伸長性は、長手方向の軸線に沿って他の部分より大きな程度側方にその部分を拡張することができる。この異なる伸長性は、着用者が移動するとき、座るとき、立ったとき、着用者の胃と共に拡張し移動することができるように、並びに前方の弾性ウエスト部を異なる形状に張力を向けるように柔軟な前方の弾性ウエスト部を提供する。
他の実施例において、弾性ウエスト部の双方または一方は、トップシートの一部、バックシートの一部、及びトップシートとバックシートとの間に配置された弾性部材を有する弾性ウエストバンドを有する。弾性部材は、それが配置される特定の端縁の形状に合致する弧状に配置された弾性材料のストリップを有する。従って湾曲した弾性ウエスト部材によって発生した力は着用者にウエストバンドがさらによく接触するようにまたロールオーバーが少ないように維持されるように作用する長手方向のベクトル成分を有する。
本発明に使用可能な他の弾性ウエスト部の例は、第3A図に示す弾性ウエスト部334であり、1992年9月29日にブエル、クレア&ファルコンに発行された「予備配置された弾性可撓性ヒンジを有する動的弾性ウエスト部を有する吸収性物品」と題された米国特許第5,151,092号に示されている。弾性ウエスト部334は弾性ウエストバンドと、弾性ウエストバンドと収容組立体とを接続する可撓性領域とを有する必要があるが、弾性ウエスト部334は、相互接続パネル領域300と、吸収コア28のウエスト縁部384に隣接する収容組立体22と相互接続パネル領域300とを相互に接続する第1の可撓性ヒンジ領域302と、弾性ウエストバンド304と相互接続パネル領域300を結合する第2の可撓性ヒンジ領域306とを有する。相互接続パネル領域300は、弾性ウエストバンド304と吸収コア28との間の連結を提供する。弾性ウエストバンド304は、形成領域を収斂し、着用者に接触する部材を提供し、着用者に動的に適合して適合を改良するように側方のベクトル成分を有する方向に弾性的に伸長可能である。弾性ウエストバンド304は、成形パネル領域308と、ウエストラインパネル領域310と、成形パネル領域308とウエストラインパネル領域312を接続する予め配置された弾性ウエストバンド可撓性ヒンジ領域312とを有する。
第3A図に示すように、米国特許第5,151,092号に説明された弾性ウエスト部材の1つの実施例において、弾性ウエスト部334は、トップシート24とバックシート26の双方の一部を有する相互接続パネル領域300、すなわち相互接続パネル領域300からの吸収コア28がないことまたは弾性ウエストバンド304の弾性部材及び可撓性部材のないことによって構造的な不連続性から形成された第1の可撓性ヒンジ領域302と第2の可撓性ヒンジ領域306とを有する。弾性ウエストバンド304は、多数の異なった形状に構成されるが、好ましくは、トップシート24とバックシート26との一部及び弾性部材314及び弾性部材316を有し、バックシートのこの部分は所望ならば、機械的に予備張力をかけることができる。特に好ましい実施例において、弾性部材314は、トップシート24とバックシート26との間に配置されることが好ましく、弾性部材316は、バックシート26と弾性部材314との間に配置される事が好ましい。ウエストバンド可撓性ヒンジ領域310は、弾性ウエストバンド304が、結合部が少ないパターンの領域に沿ってさらに容易に可撓的に曲がる傾向があるように成形パネル領域308とウエストラインパネル領域312とに間の結合部パターンの構造的な非連続性によって形成される。
他の実施例において、弾性ウエスト部は収容組立体に可撓性を有するように結合された比較的に高い縁部圧縮剛性相互接続パネル領域と、相互接続パネル領域に可撓性を有するように結合された「伸長性おなかパネル」相互接続パネル領域と収容組立体とを可撓性を有するように接続する第1の可撓性領域と、弾性ウエストバンドと相互接続領域を可撓性を有するように接続する第2の可撓性ヒンジ領域とを有する。弾性ウエストバンドは、好ましくは、「伸長性おなかパネル」を形成するために深い「6角形」の形状が好ましい。弾性ウエストバンドは、動きの小さい領域のおなかの下に第1の側方の閉鎖体が形成されるように長い(長手方向の寸法)。ウエストバンドのこの形状は、端縁に隣接する弾性ウエストバンドが端縁からさらに離れた隣接部分よりさらに伸長性を有するよう着用者の胃と共に移動し拡張し並びに異なる双方の伸長性を有するウエストバンドを形成する。弾性ウエストバンドは、バックシートの一部と、トップシートの一部と、トップシートとバックシートとの間に配置された弾性部材と、バックシートとエラストマー部材との間に配置された弾性部材によって形成されることが好ましい。弾性部材はエラストマーフォームまたはエラストマーフィルム(または伸長層)を有するが、弾性部材は不織布層を有することが好ましい。弾性ウエストバンドは、弾性ウエストバンドがおしめの元の平坦な状態を越えて延びることができるように伸長層を有することが好ましい。このストレッチ層、好ましくは、機械的に伸長された予め張力を加えられたウエストバンドは、第1の閉鎖装置によって形成されたおしめの周縁の寸法を越え、端縁の最初の寸法を越えて(おしめ自身の平坦な状態を越え)弾性ウエストバンドが伸長することができるようにする。すなわち、弾性ウエストバンドは、着用者の胃の動きに従うように(最初におしめを形成する材料の寸法を越えて)側方の閉鎖体の固定寸法の周縁の寸法を越えて壁を拡張することができる。また伸長層は、異なる伸長を行うように、長手方向に対して所定の角度で伸長層を機械的に伸長することによって作動することができる。またこの伸長は弾性ウエストを「ウインドウ加工」することによって行われ、向上することができる。弾性ウエストバンドは、伸長力が約400グラムsf以下、好ましくは、350グラムsf以下、さらに好ましくは、約25mm(1インチ)及び約50mm(2インチ)さらに好ましくは、約25mm(1インチ)と約76mm(3インチ)の間の伸長において約300グラムsf未満であるように力伸長特性を有するように構成される。
さらに、おしめ20は、後方ウエスト領域52に配置された弾性サイドパネルを有する。(ここに使用する用語の「配置」は、おしめの他の部材を有する一体の構造としてまたは他の部材に結合された別の部材としておしめの部材が特定の場所に形成され(結合されるか場所決めされる)ことを意味する。弾性サイドパネルは、おしめに***物が負荷されたとき、最初のおしめを着用者に心地よく適合し、着用時間にわたってこの適合を維持することによって、さらに快適なしっかりと適合を行う弾性的に伸長可能な適合を行う。なぜならば、弾性サイドパネルは、おしめの側方を伸縮することができるからである。さらに弾性サイドパネルは、着用力を形成し、それを維持し、閉鎖装置によって形成され維持された張力を向上して着用者におしめを維持し、適合を向上させる。弾性サイドパネルは、第2の固定装置によって形成された傾斜した第1の張力ラインを維持る際に補助となり、動的な動きがある着用者の臀部におしめを心地よく適合することができ、前方弾性ウエスト部を最初に予め長禄を加える際に補助となり、弾性パネルが収縮するとき、張力が弾性サイドパネルからウエスト閉鎖装置を通って前方の弾性ウエスト部に伝達されるように着用者が弾性サイドパネルを引っ張るからである。さらに、弾性サイドパネルは、適用中(非対照的に)に他とは異なる弾性サイドパネルを引っ張る場合でも、おしめは着用中に自己調整するのでさらに有効なおしめを提供することができる。本発明のおしめ20は、後方のウエスト領域52に配置された弾性サイドパネル30を有することが好ましいが、別の案としては、おしめ20は、前方のウエスト領域50または前方領域50及び後方ウエスト領域52の双方に弾性サイドパネルを備えていてもよい。
弾性サイドパネル30は、多数の形状で構成される。例えば、弾性サイドパネル30は、収容組立体22に結合された別々に弾性的に伸長可能な材料を有し、収容組立体と弾性サイドパネルを作動的に関連させることによって形成された一体に伸長層である。本発明によって使用される弾性サイドパネルを有するおしめの例は、1989年8月15日にウッド等に発行された「耳部を有する使い捨ておしめ」と題された米国特許第4,857,067号、1983年5月3日にシャハラ等に発行された米国特許第4,381,781号、1990年7月3日にバンゴンペル等に発行された米国特許第4,938,753号及び1992年9月29日にブエルに発行された前述した米国特許第5,151,092号に示されており、参照によりここに組み込まれている。
第1図に示す好ましい実施例において、弾性サイドパネル30は、(好ましくは、トップシート24とバックシート26との間で)バックサイドパネル64の収容組立体22に結合された弾性サイドパネル部材62を有する。弾性サイドパネル部材82は、ほぼ張力がかからない状態で結合され、その結果の層は、非弾性部材(トップシート24とバックシート26)を永久に細長くするために十分な機械的な引っ張りを受け、ほぼ非伸長状態に戻ることができる。好ましい弾性サイドパネル30は、米国特許第5,151,092号にさらに完全に説明するように「ゼロストレイン」ストレッチ層を有する。ここの使用する「ゼロストレイン」ストレッチ層は、少なくとも2層の材料からなる層を言い、この材料は、ほぼ張力のない(ゼロストレイン)状態でこれらの共通に延びる表面の少なくとも一部に沿って互いに固定され、層の一方は、伸長可能で弾性的であり(すなわち、引っ張り力が開放された後、張力がかけられない状態にほぼ戻る)材料と、引っ張られたときに少なくともある程度永久的に細長くなり、張力が開放されたとき、最初の変形されない形状に完全には戻らないように伸長可能であるが(弾性的である必要はない)第2の層とを有する。(別の案として、弾性サイドパネルは、引っ張られた状態で弾性部材を非弾性部材に作動的に関連させることによって形成される予め張力が加えられたストレッチ層を有し、それによって生じる層に機械的な引っ張りを与える。)ゼロストレインストレッチ層及び予め張力が加えられたストレッチ層の好ましい例は、上述した米国特許第5,151,092号に示されている。
トップシート、バックシート及びそれらの間に配置された弾性部材からゼロストレイン層を製造する好ましい方法及び装置は、部材を機械的に引っ張るためにメッシングコルゲートロールを使用する。おしめの部分を機械的に引っ張る適当な装置及び方法の議論は、1992年12月1日にウエーバ等に発行された「弾性を付与するためにゼロストレインストレッチ層ウエブを次第に伸長する方法」と題された米国特許第5,167,897号、1992年10月20日にブエル等に発行された「可変程度の弾性を付与するために非一様に次第にゼロストレインストレッチ薄層ウエブを引っ張る方法」と題された米国特許第5,156,793号に示されており、これらが参照によってここに組み込まれている。
本発明の好ましい実施例において、弾性サイドパネル30は、ストレッチ層が側方に対して所定の角度で伸長可能なように機械的に引き伸ばされる(すなわち、弾性的な側方パネルは、長手方向にベクトル成分を有する方向に弾性的に伸長可能である。)好ましくは、弾性サイドパネル30は、おしめの側方(機械方向)に対して約5°乃至約60°、好ましくは、約5°乃至約30°、さらに好ましくは、約10°乃至約25°最も好ましくは、約20°の角度で引っ張られる。この傾斜作動は、弾性サイドパネル30が本体に対して所定の角度の力を形成して張力の傾斜第1のラインの形成を向上することができる。この角度付きの作動は、身体に対する所定の角度のラインで弾性的な伸長性を生じるように機械方向に適当な角度でメッシングコルゲートロールの波形を向けることによって行われる。ストレッチ層の傾斜角度のさらに完全な説明は米国特許第5,156,793号参照。)
弾性サイドパネル部材82は、多数の異なる寸法形状、材料をとる。例えば、弾性サイドパネル部材は、変化する幅及び長さを有し、弾性サイドパネル部材は、弾性材料または大きな面積の弾性パッチの比較的に狭いストランドを有する。弾性サイドパネル部材(特にゼロストレインストレッチ層)として使用するのに適した1つの弾性材料は、少なくとも約400%の破壊までの延長と、それ自身のストレイン長の50%の伸長でサンプル幅の約200グラム/インチの伸長力を有する弾性フォームである。弾性サイドパネル部材として使用される他の適当な弾性材料は、「生の」合成天然ゴム、他の合成または天然ゴムフォーム、(熱収縮性の弾性フィルムを含む)エラストマーフィルム、エラストマースクライム、エラストマー織物不織布、エラストマー層等のようなエラストマー複合体を含む。
弾性サイドパネル部材82は第1図に示すように、後方サイドパネル56の全体長を通って長手方向に伸びており、弾性サイドパネル部材82は、延長パネル146を形成するように後方サイドパネル56の長手方向の長さの一部のみを通って伸びることが好ましい弾性材料のパッチを有する。第1図に示すように、延長パネル146は、少なくともある程度伸長可能なように機械的に引っ張ることができる(すなわち、延長パネルを製造する材料は張力が加えられるか永久的に細長くされる)。延長パネルは、弾性サイドオアネルが延ばされるとき、皮膚の刺激または足に赤い跡をつけることがある着用者の足の領域近傍に過剰な引っ張り力を発生することなく、後方のサイドパネル56のこの部分を有効に引き伸ばすことができる。(引っ張りパネルがない場合、張力が後方側方パネルを通ってラインに沿って集中され、弾性パネルが伸長するとき、着用者の皮膚の跡を付け、こする。)引っ張りパネルを引っ張る多数の方法があるが、延長パネルは、弾性サイドパネルに予備形成された機械的な効力と同じ方法で同じ時間引っ張られる。(別の案として、引っ張りパネルは、足の沿って応力を開放するように弾性サイドパネルから異なる角度で、弾性サイドパネルの機械的な引っ張り方向に直角に引っ張ることができる。)多数の異なる材料で引っ張りパネルを形成することができるが、好ましい実施例において、延長パネルは後方のサイドパネルのトップシート及びバックシートの部分から延長パネルを形成する。
第14図に示す本発明の他の実施例において、弾性サイドパネル部材1482は、後方サイドパネル56の全体の長さを通って伸びている。弾性サイドパネル部材1482はウエスト(第14図の上部への矢印)に向かって、及び足(第14図の底部の矢印)に向かう延長部を形成するために2つの異なる方向に機械的に引っ張られることが好ましい。従って、弾性サイドパネル部材1482の第1の部分は、弾性サイドパネル30を形成し、第2の部分1402は弾性レグカフ1432の部分を形成する。異なる伸長性の領域の間の境界が第14図に示すように弾性サイドパネルに沿っていずれかに配置されるが、テープタブの場所は、引っ張りラインがテープタブによって作動されるように異なる伸長性の領域の間の境界を決定することが好ましい。弾性サイドパネル部材の第1の部分は、傾斜した第1の張力が形成されるように弾性サイドパネルに関してここに説明された角度で作動することが好ましい。弾性サイドパネル部材の第2の部分は、所定の角度で、好ましくは、第1の部分の作動ラインに直角な第1の部分の作動ラインに対して作動し、その結果、弾性サイドパネル部材は、収容組立体の長手方向の縁部に沿ってだ弾性的に伸びることができる弾性太ももパネルを形成する。弾性太ももパネルは足の周りの領域の適合及び収容を向上する。弾性太ももパネルを有するおしめの詳細な説明は、1992年9月25日にクレア等によって出願された「弾性太ももパネルを有効動的弾性足部を有する吸収性物品」と題された米国特許第07/951,608号に含まれている。
本発明の好ましい実施例において、弾性サイドパネル部材82は、トップシート24と接着剤を使用するバックシート26の双方にほぼ連続的に結合される。接着剤アプリケータは、ほぼ一様で連続した接着剤の層をバックシート26及びトップシート24及び張力がかかっていない弾性サイドパネル部材82が配置されている所定の領域に適用するために使用される。特に好ましい実施例において、選択される接着剤は伸長可能であり、接着剤アプリケータはジョージア州のゲンスビルのJ&M研究所から市販されているモデルNo.GM−50−2−1−GHのようなメルトブローアプリケーティング装置を有する。別の案として、弾性サイドパネル部材82及びおしめ20のゼロストレイン部分を有する他の部品は、非加熱接着剤、加熱結合、圧力結合、超音波結合、動的機械的結合、またはこの技術分野で公知の他の方法によって間断的にまたは連続的に結合される。
おしめ20は、着用者の背中の下に後方ウエスト領域52を配置し、前方ウエスト領域50が着用者の前方にわたって配置されるように着用者の足の間でおしめののこりの部分を引くことによって着用者に適用することが好ましい。テープタブ36の1つのタブ部分124は、解放部分140から解放される。テープタブ36の第1の固定部材37は、第1の張力ラインが側方に対して所定の角度で着用者の周りに形成されるように側方の閉鎖体に影響されるようにランディング部材38の第2の固定部材39に固定される。他のテープタブが同様の方法で固定される。弾性サイドパネル30及び後方の弾性ウエスト部材は、着用者の寸法及び形状に適応するようにこの作動中に張力で伸長される。本発明の好ましい実施例において、側方の閉鎖体が形成されるとき、ウエスト閉鎖体は自動的に形成される(すなわち、ウエスト閉鎖体は、受動的に作動する。)ウエスト閉鎖体は、第2の取付部材42と第1の取付部材40の係合によって形成される。ウエスト閉鎖体の形成によって、前方弾性ウエスト部は、適合及びここに説明した収容利点を提供するために予め張力をかけられる。従って吸収コアは、着用者の小さい動きの領域に配置され、おしめは弾性のサイドパネル、第1の固定装置を通して弾性ウエスト部を通して形成された傾斜第1の張力ラインによって極限の支持可能な着用位置に固定される。第1の張力ラインは、おなかのひだの下に吸収コアを固定する。小さい動きの外側のおしめの部分は、ロールオーバー、さがり、間隙の形成を防止するために前方弾性ウエスト部分が着用者の寸法の変化に適合するために第1に弾性的で伸長可能で柔軟である。従って、おしめは最初の適合位置に残り、使用中に着用者からさがらず、間隙を形成せず、スリップ、スライドしない。
第9図は、本発明の使い捨て吸収性物品の他の実施例を示す。第9図の使い捨て吸収性物品は、着用者が、閉鎖装置に固定されることなく身体上でパンツを引くことができるように閉鎖サイドシーム900を有するパンツタイプの下着(トレーニングパンツ920)を有することが好ましい。(別の案として、吸収コアはサイドシームではなく、ここに説明したような閉鎖装置を有することができる。)トレーニングパンツ920はトレーニングパンツまたはおしめのように使用することができる。トレーニングパンツ920は第1の外側カバー層924と、第2の外側カバー層926と、サイドシーム900と、弾性レグカフ932と、弾性ウエスト部934と、吸収コア928とを有する収容組立体922を有する。
吸収組立体は、パンティまたはトレーニングパンツとして通常着用するタイプの通常の下着の形状を有する。収容組立体922はトレーニングパンツ920の全体の弾性を提供するために弾性的に伸長可能な織物または不織布を有することが好ましい。収容組立体922の本体は、弾性不織布及び弾性材料層及び機械的に引き伸ばされまたは伸長可能な不織布を含む当業者に知られている多数の異なる材料を有する。弾性体は足及びウエストの開口部の周りに固定され、トレーニングパンツを所定の場所にしっかりと固定する弾性レグカフ932及び弾性ウエスト部934を形成する。
吸収コア928は、第5図または第7A図、第7B図、第7C図、第7D図に示すような本発明の吸収コアである。吸収コア938は、動きの小さい領域内で適合し、トレーニングパンツ920の全体の弾性によって動きの小さい領域に固定される。吸収コア928は、第1の外側カバー層924と第2の外側カバー層926との間に配置されるか、または吸収コア28は、トップシート、吸収コア及びバックシートを有する別の吸収組立体として形成され、吸収組立体は、第1の外側カバー層924にトレーニングパンツに固定されている。トレーニングパンツの1つの例は、参照によりここに組み込まれている1991年11月21日にハッセ等によって出願された「使い捨て弾性トレーニングパンツとその製造方法」と題された米国特許第07/795,560号にさらに完全に示されている。
可撓性曲げテスト
可撓性曲げテストは、1992年9月29日にブエル、クレア&ファルコンに発行された米国特許第5,151,092号に説明された可撓性曲げテストと同様である。可撓性曲げテスト及びここに使用される装置を説明する米国特許第5,151,092号の仕様の部分は、参照によりここに組み込まれている。
サンプルはおしめに配置されるテープタブからとられる(例えば、タブ部分124をテストしようとするとき、材料は、第1の固定部材を有する)。サンプルは、最小限16mmの長さ(長手方向)、好ましくは、25mmまたは利用可能であれば長さ、及び50mmの幅(横方向)を有する。サンプルを支持ロッドの中央に置く。
各サイクル毎に4mm及び5mmの偏向力が伸長力曲線(上方の曲線)で決定される。伸長偏向力は1つのサイクルの伸長偏向力を計算するために平均される。各サンプル毎の双方のサイクル伸長力の平均は、サンプル伸長力偏向力を決定する。材料の曲げ可撓性伸長力は、10個のサンプル毎にサンプル伸長偏向力の値の平均である。
本発明の特定の実施例を図示して説明したが、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、変形及び偏向を行うことができることが当業者には明らかである。従って、本発明の範囲内にあるこのような変更及び変形は請求の範囲でカバーする。
Claims (4)
- 液体透過性トップシートと、
液体透過性トップシートに結合された液体不透過性バックシートと、
液体透過性トップシートと液体不透過性バックシートとの間に配置された吸収コアと、
障壁フラップと障壁フラップに作動的に結合されたスペース弾性部材とを有し、近位縁が前記トップシートに結合された障壁カフとを有し、
前記障壁フラップは、長手方向に対向する端部と、前記端部の中間のクロッチ部と、近位縁と、遠位縁と、内面と、外面と、第1部分と、第2部分と、第3部分とを有し、第1部分は近位縁に隣接して位置され、第3部分は遠位縁に隣接して位置され、第2部分は第1部分と第3部分の間に位置され、
前記障壁フラップは、前記長手方向に対向する端部に隣接した区域において、第2部分が第1部分の上に第2部分の外面が第1部分の外面に面するように横方向外方に折り返えされ、前記第1部分の外面は、前記長手方向に対向する端部に隣接した区域において、前記第2部分の外面に結合され、
前記障壁フラップは、前記長手方向に対向する端部に隣接した区域において、前記第3部分が前記第2部分の上に第3部分の内面が第2部分の内面に面するように横方向内方に折り返えされ、前記障壁カフの遠位縁は、前記長手方向に対向する端部に隣接した区域において、近位縁から横方向内方に前記トップシートに結合され、
前記障壁カフは、前記長手方向に対向する端部に隣接してZ形に折り曲げられ、前記障壁カフの遠位縁は、吸収性物品が収縮状態にあるとき、障壁カフのクロッチ部において立ち上がることを特徴とする吸収性物品。 - 前記第3部分の内面は、前記長手方向に対向する端部に隣接した区域において、第2部分の内面に結合されることを特徴とする請求項1に記載の吸収性物品。
- 吸収性物品の各端部に隣接して前記トップシートに結合される一体のウエストキャップを有し、前記一体のウエストキャップは、前記障壁カフの前記端部の一方の上に配置されることを特徴とする請求項1に記載の吸収性物品。
- 前記第3部分は、前記一体のウエストキャップに結合されることを特徴とする請求項3に記載の吸収性物品。
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