JP3907627B2 - 燃料噴射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料噴射装置に関し、詳しくは自動車用エンジンなどの内燃機関に燃料を噴射するための燃料噴射装置に関するものである。
後記の特許文献1から、噴射ノズル、特に自動車のディーゼル噴射システム用の噴射ノズルであって、噴射ノズルを貫通する少なくとも一つの噴射通路を有している形式のものにおいて、噴射ノズル(10)が、形状接続で内外に係合し、套面(20,24)において接触する二つのノズル部分(12,14)から形成されており、前記套面(20,24)の少なくとも一方に噴射通路(26)が縁の開いた凹部(28)として構成されている噴射ノズルは後記の特許文献1から従来公知である。
なお上記のノズル部分14は、同特許文献1の図1に示されているように、截頭円錐形を呈し、その截頭円錐面がノズル部分12の貫通開口18と同レベルとなるようにノズル部分12内に設置されている。
ところで、特許文献1の技術のようにノズル部分14の截頭円錐面がノズル部分12の貫通開口18と同レベルとなるように設置されていると、ノズル部分14の側斜面(特許文献1の套面24に相当)に設けられた複数の噴射通路26の形状や寸法などにバラツキがあると、貫通開口18での噴射流量の調整が困難となる問題がある。
特開平8−254168号公報(請求項1、段落番号9、図1)
本発明において解決しようとする課題は、上記従来技術における問題に鑑みて、スプレーチップに形成された複数の燃料通路となる溝の形状や寸法などに多少のバラツキがあっても、燃料噴射の均一性が改善された燃料噴射装置を開発することにある。
本発明の燃料噴射装置は、ニードル弁の離着座により開閉されると共に燃料の進行方向に沿って内径が漸次増大する截頭円錐状の円錐状内面部を有するバルブシート、上記円錐状内面部と接触する側斜面と上記側斜面に設けられて燃料通路となる複数の溝を有する截頭円錐形のスプレーチップを備えた燃料噴射装置であって、上記スプレーチップは、その截頭面が上記円錐状内面部の截頭位置より燃料流の上流側に突出していることを特徴とするものである。
上記スプレーチップをその截頭面が上記円錐状内面部の截頭位置より燃料流の上流側に突出するように設置することにより、上記円錐状内面部に装着される上記スプレーチップの上記溝の形状や寸法などに多少のバラツキがあっても、燃料噴射の均一性が改善されて自動車部品の量産製品として不良品の発生率を大幅に低減できる効果がある。
以下において、説明の順位の早い図に示されたものと同じものが後続の図に示された場合には、後続の図においては同じものには同じ符号を付して説明を省略することがある。
実施の形態1.
図1〜図11は、本発明の燃料噴射装置における実施の形態1を説明するものであって、図1は燃料噴射装置の全体断面図、図2は図1のスプレーチップ近傍部の拡大断面図、図3は図2の底面図、図4はスプレーチップの側面図、図5は図4の平面図、図6はスプレーチップにおける燃料流路を説明するための平面図、図7は図6のVII−VII線に沿った断面図、図8は噴射された燃料スプレーの縦断面、図9は図8のIX−IX線に沿った断面図、図10はスプレーチップにおける燃料流路を説明するための他の平面図、図11は図10のXI−XI線に沿った断面図ある。
図1〜図11において燃料噴射装置1は、その先端がエンジンシリンダヘッド2の穴にシール部材3を介して挿入されており、取り付けパーツ26により図1での上部から荷重がかけられた状態でワッシャ4上に軸方向に固定されていて、燃料をエンジンシリンダ2内に円錐形状に噴射する。燃料噴射装置1の両側には、複数のエンジンシリンダ2にわたって燃料噴射装置1に燃料を供給する燃料供給管23が配置され、燃料供給管23と燃料噴射装置1との間には、燃料シールのためのラバーリング24が設けられている。
燃料噴射装置1は、ソレノイド装置5と弁装置16により構成されている。さらにソレノイド装置5は、ヨーク6、バルブホルダー7、コア8、コイル9、コイルボビン10、ターミナル11、コネクタモールド12、リング13を含んでいる。14はばね、15はばね14を固定するロッドである。弁装置16は、バルブボディ19、バルブボディ19の内壁に沿って摺動するニードル17、ニードル17と一体化されたアマチュア18、バルブボディ19に固定されたガイド20、バルブボディ19に固定されたバルブシート21、およびバルブシート21に固定されたスプレーチップ22を含んでいる。
つぎに燃料噴射装置1の動作を説明する。エンジンのマイコンより燃料噴射装置1の駆動回路に動作信号が送られると、燃料噴射装置1のターミナル11を介してコイル9に電流が通電され、ヨーク6、バルブホルダー7、アマチュア18、およびコア8にて構成される磁気ループに磁束が発生し、アマチュア18はコア8側に吸引される。アマチュア18と一体化されているニードル17は、この吸引によってバルブシート21のシート面21aとの接触部から離れ、ニードル17とシート面21aとの間に隙間が生じ、即ち開弁状態となり、燃料圧力2MPa以上の高圧の燃料がエンジンシリンダ2内に円錐形状で噴射され、燃料噴射が開始される。エンジンのマイコンによりエンジンの運転状況に応じた所定の長さの駆動信号が駆動回路に送られた後、駆動信号はオフ状態となりコイル9への通電も停止され、アマチュア18とコア8との間の電磁吸引力が消滅する。そしてニードル17は、ばね14の力により閉弁動作を開始し、数デシミリ秒後にはニードル17の先端部とシート面21aとが再び接触して閉弁状態となり燃料噴射は終了する。
燃料管供給管23から供給された燃料は、ニードル17の開弁開始とともにフィルター25から燃料噴射装置1内に流れ、当該装置1内の燃料通路を通ってバルブシート21の上流に至る。バルブシート21の上流からニードル17とシート面21aの隙間部分を通過した燃料は、円筒状内面部21bに至ってその流れの乱れがそこで収束し、ついで軸方向の流れとなってスプレーチップ22の側斜面22aに設けられた溝22bとバルブシート21の円錐状内面部21cとの間を通ってエンジンシリンダ2内に噴射される。なお図6〜図11、および後記の図14においては、燃料流や燃料部分は梨地で示し、当該梨地内の矢印は燃料流を示す。
バルブシート21は、ニードル17の先端部が離着座するシート面21a、円筒状内面部21b、および燃料の進行方向に沿って内径が漸次増大する円錐状内面部21cを含んでおり、円錐状内面部21c内にスプレーチップ22が固定されている。スプレーチップ22は、その側斜面22a上に4つの溝22bが形成されている。溝22bは、その長手方向に直交する方向の断面(以下、横断面)の形状は、溝底面が円弧状を呈する構造のものであり、燃料流の上流から下流に向けてその横断面積(各箇所における溝深さDの平均値と溝幅Wの積)と溝幅Wは逓増し、溝深さDおよびその平均値は逓減する構造となっており、溝22bと円錐状内面部21cの壁面とでスプレーチップ燃料通路が形成されている。
スプレーチップ22の截頭面22dは、バルブシート21における円筒状内面部21bと円錐状内面部21cとの境界A、即ち円錐状内面部21cの截頭位置より燃料流の上流側に高さHだけ突出している。よって境界Aから溝22bの底面に向かって垂線を下ろした箇所との間の溝部(点線で示す)が上記スプレーチップ燃料通路の実質的な入り口となるオリフィス部22cとなっている。D1、D2、D3は、それぞれ溝22bの截頭面22d、オリフィス部22c、および出口22eにおける溝22bの各溝深さであって、D1>D2>D3となっている。オリフィス部22cと上記出口の間では、オリフィス部22の横断面積が最小となっている。
したがって円筒状内面部21bから溝22bに流入した燃料は、溝22b内、即ちスプレーチップ燃料通路を通過する間に溝幅方向に広げられ且つ図7に示すように円錐状内面部21cから剥離するので、溝22bの出口部では液膜厚さtは薄くなってエンジンシリンダ2内に噴射される。その結果、燃料の微粒子化が促進され4サイクルエンジンの圧縮行程内で短時間で気化することが可能となる。また図8、図9にそれぞれ噴射された燃料スプレーの縦断面及び横断面を示す。
つぎに上記高さHを設ける効果とその寸法について説明する。燃料噴射装置1の噴射流量は、例えば燃料圧力10MPaにおいて1000cm3/1分程度であるが、最小流路断面積部たるオリフィス部22cでの4溝部を合計した総流路断面積は、0.1mm2程度となっている。このオリフィス部22cでの総横断面積は、オリフィス部22cの溝22bでの存在位置で決定される。スプレーチップ22は、通常、メタルインジェクションモールディングにより製作されており、その場合は製品ごとに溝深さDの平均値のバラツキが0.005mm程度発生するが、このバラツキ幅は、上記溝深さ平均値0.05mmの10%と大きく、上記高さHを設けない従来技術ではエンジンが要求する噴射流量の許容バラツキ6%を越える問題がある。
上記問題に対して、オリフィス部22cの位置を調整することにより、換言すると上記高さHを調節することにより噴射流量の許容バラツキ6%未満とすることが可能となる。また高さHの大きさは、それが過大であるとその下流の溝長さが短くなり過ぎて溝22bの出口での燃料膜厚さのバラツキ量が大きくなりスプレーが不均一となり、逆にそれが過小であると噴射流量の許容バラツキ6%未満とすることが困難となるので、スプレーチップ22の軸方向の長さLの1%〜40%程度、特に5%〜30%程度とすることが好ましい。
具体的にはスプレーチップ22の製品ごとに、噴射流量が目標値となるようなバルブシート内径E(図7参照)のバルブシート21を選択して対応させる。製作されたスプレーチップ22は、溝22bの溝深さDの平均値を所定の位置にて計測し、計測値に応じて組み合わせる寸法Eを決定し、そのE寸法をもったバルブシート22選択して両者が組付けされる。上記平均値が基準より小さい場合には、バルブシート内径Eの大きいものを対応させ、上記平均値が大きい場合にはEの小さいものを対応させ、かくして上記高さHが上記の範囲内となるように調節される。図10と図11は、右半面が上記平均値の大きい場合、左半面は上記平均値の小さい場合を模式的に示す。
スプレーチップ22は、バルブシート21の円錐状内面部21cに挿入された状態で下面よりレーザー溶接にてバルブシート21と結合される。上記では、上記平均値を計測して組み合わされるバルブシート21の内径Eを決定したが、スプレーチップ22の単品でその溝22bに流れ得る燃料の流量を計測して、その計測値から経験的に予測されるバルブシート21の内径Eを決定するという製造方法も実現可能である。
前記メタルインジェクションモールディング以外の任意の方法、例えば焼結、冷間鍛造、切削加工、放電加工などでも製造され、その際、それらの方法で製造されたスプレーチップ22における溝22bの寸法バラツキに対しても前記と同様に対処することができる。なお実施の形態1では、バルブシート21とバルブボディ19は別体としているが、両者を一体とすることも可能であって、同様のことが後続の各実施の形態でもあてはまる。
実施の形態2.
図1、図12〜図15は、本発明の燃料噴射装置における実施の形態2を説明するものであって、図12は図1のスプレーチップ近傍部の拡大断面図、図13は図12のスプレーチップにおける燃料流路を説明するための平面図、図14は図13のXIV−XIV線に沿った断面図、図15は図13のXV−XV線に沿った断面図である。
図12〜図15において、スプレーチップ22の側斜面22aのテーパー角は、図13の向かって右半分の図に示すように、バルブシート21の円錐状内面部21cのテーパー角より僅かに大きくされている。バルブシート21の底面21e(請求項4における燃料が噴射される側の壁面)のスプレーチップ22近傍にはスプレーチップ22を取り囲むようにリング状の掘り込み21dが形成されて円錐状内面部21cの下流側の一部がリング状薄肉部21fとされている。スプレーチップ22は、円錐状内面部21cに軽く挿入された状態では図13の右半分の図に示すように、上記したテーパー角の相違によりその下端Bのみがバルブシート21の円錐状内面部21cと接した状態となるが、この状態においては噴射流量が目標値より多くなる。
次に、噴射流量を測定しながらスプレーチップ22の下面からの押し込み荷重を増加させると、バルブシート21の掘り込み21dの存在に基づいてリング状薄肉部21fが変形してスプレーチップ22が燃料流の上流方向へ移動する。スプレーチップ22のこの移動に伴い、溝22bの横断面形状は扁平化して溝深さは減少し溝幅は増大するが(図13ではオリフィス部22cでの横断面の変化を示す)、横断面積は漸次小さくなり、噴射流量は減少していく。そしてオリフィス部22cの横断面積が所定の値となり目標噴射流量値となった位置でスプレーチップ22への荷重増加を止めて、その位置でスプレーチップ22はバルブシート21にレーザー溶接などの手段で固定される。図13の左半分の図はかく固定された状態を示す。
図13のオリフィス部22cにおける溝22bの横断面形状を図14、図15に示す。オリフィス部22cにおける溝深さD2は、14図、図15の右半面に比べて左半面のそれは小さくなっており、溝幅Wは逆に左半面の方が右半面に比べて若干大きくなっているが、溝深さD2の減少比率が大きいためD2とWの積で決定される横断面積は、上記したように左半面の方が小さくなっている。なおリング状の掘り込み21dは、図15に示すように、コーナーC、コーナーDなどが面取りされた状態であってもよい。またスプレーチップ22の軸方向位置に対する溝深さと溝幅の変化の勾配については、それぞれ調整可能な要素であり、実施の形態2では、スプレーチップ22を燃料流の上流方向へ移動変位させて、上記とは逆に、横断面積を増加させることも可能である。上記において噴射流量の測定は燃料の代替の流体、例えばエアなどで行い、燃料の噴射流量の目標値に対応したエアの噴射流量目標値を考慮して製造することも可能である。
実施の形態3.
図16は、本発明の燃料噴射装置における実施の形態3を説明するものであって図1のスプレーチップ近傍部の他の拡大断面図である。実施の形態3は、前記実施の形態2とは、円筒状内面部21bを省略した点において異なり、その他の構成は同じである。円筒状内面部21bがない図16のような形態でも噴射燃料を調整することが可能である。即ち、バルブシート21のシート面21aの下流端に円錐状内面部21cを形成して両者の境界部を境界Aとし、そこをオリフィス部22cとすることにより実施の形態2の場合と同様に噴射流量の調整が可能である。
実施の形態4.
図17は、本発明の燃料噴射装置における実施の形態4を説明するものであって、図1のスプレーチップ近傍部のさらに他の拡大断面図である。実施の形態4は、前記実施の形態3とは、バルブシート21およびスプレーチップ22を薄くし、ニードル17の先端部の形状を凹形部17aとした点において異なり、その他の構成は同じである。ニードル17の先端部の形状を凹形状とすることにより、スプレーチップ22の先端の干渉を回避しスプレーチップ22をシート面21aに近づけて、スプレーチップ22の溝22bの全体もシート面21aに近づけている。直噴エンジンで実施の形態4の燃料噴射装置を使用する場合には、シリンダ内からの熱によりスプレーチップ22の溝22bが高温化してカーボン付着により噴射流量低下の問題が発生するが、溝22bをシート面21aに近づけた形状とすることによりシート面21aより上流の燃料への放熱効果により溝22bの高温化が抑制され、カーボン付着による噴射流量低下も抑制される。
本発明によれば、スプレーチップ22の生産歩留まりが向上し、しかもエンジンが要求する噴射流量の許容バラツキ6%以内とすることが可能となるので、自動車生産のコストダウン面で実用化が期待される。
実施の形態1〜実施の形態4の燃料噴射装置の全体断面図である。 実施の形態1での図1のスプレーチップ近傍部の拡大断面図である。 図2の底面図である。 実施の形態1でのスプレーチップの側面図である。 図4の平面図である。 実施の形態1でのスプレーチップにおける燃料流路を説明するための平面図である。 図6のVII−VII線に沿った断面図である。 実施の形態1での噴射された燃料スプレーの縦断面である。 図8のIX−IX線に沿った断面図である。 実施の形態1でのスプレーチップにおける燃料流路を説明するための他の平面図である。 図10のXI−XI線に沿った断面図である。 実施の形態2での図1のスプレーチップ近傍部の拡大断面図である。 図12のスプレーチップにおける燃料流路を説明するための平面図である。 図13のXIV−XIV線に沿った断面図である。 図13のXV−XV線に沿った断面図である。 実施の形態3での図1のスプレーチップ近傍部の拡大断面図である。 実施の形態4での図1のスプレーチップ近傍部の拡大断面図である。
符号の説明
1 燃料噴射装置、2 エンジンシリンダヘッド、3 シール部材、4 ワッシャ、
5 ソレノイド装置、6 ヨーク、7 バルブホルダー、8 コア、9 コイル、
10 コイルボビン、11 ターミナル、12 コネクタモールド、13 リング、
14 ばね、15 ロッド、16 弁装置、17 ニードル、17a 凹形部、
18 アマチュア、19 バルブボディ、20 ガイド、21 バルブシート、
21a シート面、21b 円筒状内面部、21c 円錐状内面部、
21d リング状掘り込み、21e 底面、21f リング状薄肉部、
22 スプレーチップ、22a 側斜面溝、22c オリフィス部、22d 截頭面、
23 燃料供給管23、24 ラバーリング、25 フィルター、
26 取り付けパーツ。

Claims (5)

  1. ニードル弁の離着座により開閉されると共に燃料の進行方向に沿って内径が漸次増大する截頭円錐状の円錐状内面部を有するバルブシート、上記円錐状内面部と接触する側斜面と上記側斜面に設けられて燃料通路となる複数の溝を有する截頭円錐形のスプレーチップを備えた燃料噴射装置であって、上記スプレーチップは、その截頭面が上記円錐状内面部の截頭位置より燃料流の上流側に突出していることを特徴とする燃料噴射装置。
  2. 上記スプレーチップの上記突出の量は、上記スプレーチップの軸方向の長さの1%〜40%程度であることを特徴とする請求項1記載の燃料噴射装置。
  3. 上記バルブシートは、上記円錐状内面部の燃料流の上流側に円筒状内面部を有することを特徴とする請求項1または請求項2記載の燃料噴射装置。
  4. 上記バルブシートは、燃料が噴射される側の壁面に、上記スプレーチップの上記截頭面と反対側の面を取り囲むリング状の掘り込みを設けることにより形成されて、上記円錐状内面部への上記スプレーチップの挿入の程度を調節可能にするリング状薄肉部を有することを特徴とする請求項1および請求項2記載の燃料噴射装置。
  5. 上記ニードル弁の上記バルブシートに離着座する先端に、上記スプレーチップの截頭面が上記バルブシートのシート面に近づくように、窪みが設けられていることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項4のいずれか一項記載の燃料噴射装置。
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