JP3906098B2

JP3906098B2 - Tatami sewing device

Info

Publication number: JP3906098B2
Application number: JP2002046147A
Authority: JP
Inventors: 昇脇本
Original assignee: 株式会社キビ
Priority date: 2002-02-22
Filing date: 2002-02-22
Publication date: 2007-04-18
Anticipated expiration: 2022-02-22
Also published as: JP2003245484A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、畳の上前と下前を個々別々に任意な状態で、かつ、効率良く縫着することができる畳縫着装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
畳の製造において、框側(短辺側)で畳床と畳表が縫合わされると、次工程で上前と下前(長辺側)へ畳表に重ねて縁布が裏返しの状態で平刺しされ、それと前後して畳の幅寸法に裁断し、その後、上前又は下前から延出している縁布を折返し、框から延出している部分を框に沿って折曲げて隅止めした後に、更に、上前又は下前に折返した縁布を縫付けるといった返縫いが行われている。
【０００３】
このような製造工程を自動化する試みが種々なされており、本発明者も特開2001-198881、特開2000-185185において畳床切断装置を提案し、特開平10-102738号で畳表張りタッカ框止め装置、特開平09-216191号で畳床両框裁断装置、特開平09-025704号で畳縫着装置、特開平08-280958、特開平08-215455、特開平06-098983号等で畳縁隅止め装置、及び特開平05-309188号で畳縁折曲方法及び装置を提案している。
【０００４】
平刺し用ミシンと返縫い用ミシンとを前後に連結した構造にすると、平刺し工程と返縫い工程を連続して行うことができる。このことは実公昭46-5900号でも提案されているが、特に、上記特開2000-185185では畳床を裏返すことなく、１本の糸で返縫いができる返縫い用ミシンと平刺し用ミシンとを備えた畳表縫着装置を改良して提案している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
上前又は下前へ縁布を縫着する工程は、いずれか一方の側へ縁布を縫着し終えると、畳を180度水平面内で回転してもう一方の側へ縁布を縫着する工程となる。そこで、一方の上前又は下前側へ縁布を縫着する間にもう一方の側が待機の状態となる。このことが畳縫着能率を高める妨げとなっている。また、上前側も下前側も平刺し用ミシンと返縫い用ミシンとを必要とする難点がある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記課題を検討した結果、畳縫着台の上前と下前の両側に設けた複数のミシンと、該ミシンを個々別々に駆動させる駆動手段と、少なくとも一方のミシン側に設けた癖取り装置とからなる畳縫着装置とした。ここにいう複数のミシンは同一又は個々に異なる種類のミシンを組合せて配置することができる。すなわち、平刺し用ミシンと返縫い用ミシンとを上前と下前に同一又は異なる機種で複数個設けることをいう。
【０００７】
その態様を例えば上前と下前のミシンの組合せを列挙すれば、平刺し用ミシン−返縫い用ミシン、平刺し用ミシン−平刺し用ミシン、返縫い用ミシン−返縫い用ミシン、更に、上前と下前の双方に平刺し用ミシンと返縫い用ミシンを並設することも可能である。この場合には畳を回転しないでよいので畳回転台が不必要となる。また、これら複数のミシンは個々別々に駆動させる駆動手段を備えているので、上前と下前とで異なる長さに縫着可能な構造である。これにより、柱等に沿わせるために畳の隅を角形に切欠くといった変形畳の製造も可能である。
【０００８】
この畳縫着装置には癖取り装置、又はミシン走行用レールを畳幅方向に移動させる手段を設けることによって、畳幅の変更が可能になると共に、ミシンによる寸法差(癖)のない精度の良い畳が得られる。
【０００９】
更に、上前側と下前側のミシンを平刺し用ミシンと返縫い用ミシンの同種又は異種の組合わせとし、各ミシンの駆動手段を個々別々に駆動させる制御装置を設けた畳縫着装置としたのである。特に、上前側又は下前側いずれか一方に平刺し用ミシン、もう一方の側に返縫い用ミシンをそれぞれ設け、畳の上前又は下前を平刺しした後、水平面内で回転させて畳の残る下前又は上前を平刺ししながらそのままの状態で平刺しした他側を返縫いする制御装置を設けた畳縫着装置とした。このような装置とすることにより、残る一方の返縫いを同一装置又は返縫い装置を使用して行えば縫着能率が従来に比べて向上する。
【００１０】
【発明の実施の形態】
図１から図４に本発明の実施態様を平面略図で示す。いずれも畳縫着台１の上前２と下前３の両側にそれぞれ平刺し用ミシンＡ又は返縫い用ミシンＢを設けている。各ミシンは個々別々に駆動するようにそれぞれ駆動手段を有しており、一方のミシンが縫着している時に他方のミシンを停止又は駆動させることが自由にできる。また、走行レール５,６上を任意な距離だけ走行させることもできる。
これらの指示は制御盤７によって任意に設定できる。後に詳細に示すが、一方のミシン側に癖取り装置８を設けている。このことにより、畳幅の任意な設定及びミシンによる寸法差(癖)のない精度の良い畳が得られる。なお、図示するいずれの例も、公知な縁布供給装置、切断装置等は省略している。
【００１１】
図１に示す装置の上前２と下前３共に設けているのは平刺し用ミシンＡである。この畳縫着装置によると畳縫着台１の上に供給された畳床と畳表が重ねられたものの縁部へ縁布を平刺しできるので、畳は回転させる必要もなく能率良く次工程の隅止め又は返縫い装置へと送られる。各ミシンは個々が別々に駆動するようにそれぞれ駆動手段を持つので、上前２と下前３で縫着距離の異なる変形畳等の製造も可能である。
【００１２】
図２に示す例は、装置の上前２と下前３共に設けているのは返縫い用ミシンＢである。この畳縫着装置によると畳縫着台１の上に供給された平刺し後の畳は回転させる必要もなく両縁の返縫いができる。もちろん、各ミシンは個々が別々に駆動するようにそれぞれ駆動手段を持つので、上前２と下前３で縫着距離の異なる変形畳等の製造ができる。
【００１３】
図３に示す例は、装置の上前２と下前３共に平刺し用ミシンＡと返縫い用ミシンＢの併設である。この畳縫着装置によると畳縫着台１の上に供給された畳床と畳表が重ねられたものの縁部へ縁布が平刺しされた後、畳は回転させる必要もなく両縁の返縫いができる。この例でも併設されたミシンはセットで別々に駆動するようにそれぞれ駆動手段を持つので、上前２と下前３で縫着距離の異なる変形畳等の製造ができるし、能率が向上する。
【００１４】
図４に示すのが本発明で最も特徴とする例である。この例は、装置の上前２側へ平刺し用ミシンＡを設け、下前３側へ返縫い用ミシンＢを設けている。この逆に平刺し用ミシンＡと返縫い用ミシンＢ設けてもよい。畳縫着装置の詳細を以下図５〜図８に従って説明する。図５は詳細平面図であり、図６は正面図、図７は左側面図である。また、図８は一方の平刺し用ミシンＡを畳幅方向に調整(癖取り)した場合の平面図である。
【００１５】
この例において、畳縫着台１の上前２へ平刺し用ミシンＡと下前３へ返縫い用ミシンＢを設けている。各ミシンは個々別々に駆動するようにそれぞれ駆動手段を有しており、一方のミシンが縫着している時に他方のミシンを停止又は駆動させることが自由にできる。また、走行レール５,６上を任意な距離だけ走行させることもできる。これらの指示は畳縫着台１の上部フレーム９に設けた制御盤７によって任意に設定できる。畳縫着台１には畳回転台10も設けており、台上で畳を水平面内で回転させることができる。
【００１６】
また、平刺し用ミシンＡ側に癖取り装置８を設けている。このことにより、畳幅の任意な設定及びミシンによる寸法差(癖)のない精度の良い畳が得られる。癖取り装置８は畳縫着台１の幅方向に設けた雄ネジロッド11に平刺し用ミシンＡに固定した雌ネジブラケット12を螺合させ、平刺し用ミシンＡを畳縫着台１の幅方向に設けた癖取りレール13上に移動可能に設けた構造である。畳縫着台１に設けたモータ14に連繋している雄ネジロッド11の回転によって畳幅のミシンによる寸法差のない精度の良い縫着による畳を得ることができる。
【００１７】
このような装置による縁布の縫着工程例を図９〜図11によって更に説明する。図９のように畳縫着台１上の所定位置に(上前定規に合わせて)載せた畳15の上前22側へ縁布16を供給した後に畳押え４で押さえた後、平刺し用ミシンＡを(図面左から右へ)走行させて上前を平刺しする。その後、次に図10に示すように畳回転台10を回転させて水平面内で畳15を回転させる。その畳15の残る下前23を図11に示すように、平刺し用ミシンＡで平刺ししながら畳を回転させることなく、そのままの状態で先に平刺しした他側(上前22)を返縫い用ミシンＢによって返縫いする。
【００１８】
このような一連の操作は制御盤７(及び各ミシン)に設けた制御装置により可能としている。残る一方(下前23)の返縫いはこの装置によって行うこともできるし、必要ならば返縫い装置、更には框止め装置を使用して行えば総ての縁布の縫着を終えることができる。従来の装置のように、平刺し用ミシンと返縫い用ミシンの両方が片側へ設けられた場合とか、対角線上に設けられた場合には、下前23を平刺ししながら畳を回転させることなく、そのままの状態で先に平刺しした他側(上前22)を返縫いするといったことができなかったが、本発明の装置では対峙するミシン２台をそれぞれ各個に制御するので、このことを可能にしている。そこで、畳を回転する操作が一回省かれて、縫い終わったら元へ戻して直ぐに排出するので、従来に比べて能率が遙かに向上することとなった。
【００１９】
【発明の効果】
本発明の装置は以上の用に構造としたので、縁布の縫着工程の能率が遙かに向上する。また、畳幅のミシンによる寸法差のない精度の良い縁布の縫着を可能にした。更に、畳の隅を柱等に沿わせるために角形に切欠くとか、幅の異なる変形畳等の多様性に応じた畳の自動縫製ができることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の畳縫着装置の実施態様を示す平面略図である。
【図２】本発明の畳縫着装置の実施態様を示す平面略図である。
【図３】本発明の畳縫着装置の実施態様を示す平面略図である。
【図４】本発明の畳縫着装置の実施態様を示す平面略図である。
【図５】本発明の畳縫着装置の詳細平面図である。
【図６】本発明の畳縫着装置の詳細正面図である。
【図７】本発明の畳縫着装置の詳細左側面図である。
【図８】一方の平刺し用ミシンを畳幅方向に調整した場合の平面図である。
【図９】縁布の縫着工程例を示す平面略図である。
【図１０】縁布の縫着工程例を示す平面略図である。
【図１１】縁布の縫着工程例を示す平面略図である。
【符号の説明】
Ａ平刺し用ミシン
Ｂ返縫い用ミシン
１畳縫着台
２畳縫着台の上前
３畳縫着台の下前
４畳押え
５走行レール
６走行レール
７制御盤
８癖取り装置
９上部フレーム
10 畳回転台
11 雄ネジロッド
12 雌ネジブラケット
13 癖取りレール
14 モータ
15 畳
16 縁布
22 畳の上前
23 畳の下前[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a tatami stitching device that can sew a tatami mat on the front and bottom of the tatami separately in an arbitrary state and efficiently.
[0002]
[Prior art]
In the production of tatami mats, when the tatami floor and the tatami surface are sewn on the heel side (short side), the next step is to stab with the lining cloth upside down on the upper and lower front sides (long side). After cutting back and forth to the width of the tatami mat, after folding the edge fabric extending from the top front or bottom front, folding the portion extending from the heel along the heel and cornering Further, back-stitching is performed, such as sewing an edge cloth folded back in front or bottom.
[0003]
Various attempts have been made to automate such a manufacturing process. The present inventor also proposed a tatami floor cutting apparatus in Japanese Patent Laid-Open Nos. 2001-198881 and 2000-185185, and Japanese Patent Laid-Open No. 10-102738 discloses a tatami surface-attached tacker bowl. Stopping device, tatami floor both sides cutting device in JP 09-216191, tatami sewing device in JP 09-025704, tatami mat in JP 08-280958, JP 08-215455, JP 06-098983, etc. An edge corner stop device and a tatami edge bending method and device are proposed in Japanese Patent Laid-Open No. 05-309188.
[0004]
If a structure in which a flat stitch sewing machine and a reverse stitching sewing machine are connected in the front-rear direction, the flat stitching process and the reverse stitching process can be performed continuously. This is also proposed in Japanese Utility Model Publication No. 46-5900. In particular, in Japanese Patent Laid-Open No. 2000-185185, a sewing machine for reverse stitching and a sewing machine for flat stab that can be sewed with a single thread without turning the tatami floor upside down. The tatami surface sewing device equipped with is improved and proposed.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The process of sewing the edge fabric to the upper front or lower front is to sew the edge fabric to the other side by rotating the tatami mat 180 degrees in a horizontal plane after finishing the sewing of the edge fabric to either side. It becomes a process to do. Therefore, the other side is in a standby state while the edge fabric is sewn to one upper front or lower front side. This is a hindrance to increasing the tatami stitching efficiency. Further, there is a drawback that both a front front side and a lower front side require a flat stitch sewing machine and a reverse stitching sewing machine.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
As a result of examining the above problems, a plurality of sewing machines provided on the upper and lower front sides of the tatami sewing table, drive means for individually driving the sewing machines, and a scraping device provided on at least one sewing machine side A tatami stitching device consisting of The plurality of sewing machines referred to here can be arranged by combining different types of sewing machines, either the same or individually. That is, it means that a plurality of flat stab sewing machines and reverse stitching sewing machines are provided in the same or different models at the top front and the bottom front.
[0007]
For example, the combinations of the upper front and lower front sewing machines are listed as follows: flat stitch sewing machine-back stitching sewing machine, flat stitch sewing machine-flat stitch sewing machine, reverse stitch sewing machine-back stitch sewing machine, It is also possible to arrange a flat stitch sewing machine and a reverse stitching sewing machine side by side on both the upper front and lower front. In this case, it is not necessary to rotate the tatami, so a tatami turntable is unnecessary. In addition, since the plurality of sewing machines are provided with drive means for individually driving, the sewing machine has a structure that can be sewn to different lengths in the upper front and the lower front. Thereby, it is also possible to manufacture a modified tatami in which the corners of the tatami are notched into squares so as to follow the pillars.
[0008]
The tatami stitching device is provided with a heel removal device or means for moving the sewing machine traveling rail in the tatami mat width direction, so that the tatami mat width can be changed and the accuracy without dimensional difference (による) due to the sewing machine can be achieved. A good tatami mat is obtained.
[0009]
Furthermore, the upper front side and the lower front side sewing machines are the same or different combinations of a flat stitch sewing machine and a reverse stitching sewing machine, and a tatami stitching device is provided with a control device that individually drives the driving means of each sewing machine. It is. In particular, a flat-stitch sewing machine is provided on either the upper front side or the lower front side, and a reverse stitching sewing machine is provided on the other side. A tatami stitching device provided with a control device for reverse-stitching the other side that was stabbed in the same state while stabing the remaining lower front or upper front. By using such a device, if the remaining one reverse stitching is performed using the same device or the reverse stitching device, the sewing efficiency is improved as compared with the conventional case.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
1 to 4 show a schematic plan view of an embodiment of the present invention. In either case, a flat stitch sewing machine A or a reverse stitching sewing machine B is provided on both sides of the upper front 2 and lower front 3 of the tatami sewing table 1, respectively. Each sewing machine has a driving means so as to be driven individually, and when one sewing machine is sewn, the other sewing machine can be freely stopped or driven. It is also possible to travel on the traveling rails 5 and 6 for an arbitrary distance.
These instructions can be arbitrarily set by the control panel 7. As will be described in detail later, a scissoring device 8 is provided on one sewing machine side. As a result, it is possible to obtain an accurate tatami mat without any tatami width setting and dimensional difference (癖) due to the sewing machine. In any of the illustrated examples, a known edge cloth supply device, a cutting device, and the like are omitted.
[0011]
A flat-stitch sewing machine A is provided in both the upper front 2 and lower front 3 of the apparatus shown in FIG. According to this tatami sewing device, the tatami floor can be stabbed to the edge of the tatami floor and the tatami surface that are supplied on the tatami sewing table 1, so that the tatami can be efficiently used in the next process without the need to rotate. Sent to a corner stop or reverse stitching device. Since each sewing machine has a driving means so as to be individually driven, it is possible to manufacture a deformed tatami or the like having different sewing distances between the upper front 2 and the lower front 3.
[0012]
In the example shown in FIG. 2, a sewing machine B for reverse stitching is provided in both the upper front 2 and the lower front 3. According to this tatami stitching apparatus, the tatami mat after being stabbed fed on the tatami stitching table 1 can be back-stitched at both edges without having to be rotated. Of course, each sewing machine has its own driving means so that it can be driven individually, so that it is possible to manufacture deformed tatami mats having different sewing distances between the upper front 2 and the lower front 3.
[0013]
In the example shown in FIG. 3, both the upper front 2 and the lower front 3 of the apparatus are provided with a flat stitch sewing machine A and a reverse stitching sewing machine B. According to this tatami sewing apparatus, after the tatami floor is stabbed to the edge of the tatami floor and the tatami mat that are supplied on the tatami sewing table 1, the tatami does not need to be rotated and both edges are returned. You can sew. In this example as well, the sewing machine provided in the set has driving means so as to be driven separately in a set, so that it is possible to manufacture deformed tatami mats with different sewing distances in the upper front 2 and lower front 3, and the efficiency is improved.
[0014]
FIG. 4 shows an example most characteristic of the present invention. In this example, a flat-stitch sewing machine A is provided on the upper front 2 side of the apparatus, and a reverse stitching sewing machine B is provided on the lower front 3 side. Conversely, a flat stitch sewing machine A and a reverse stitching sewing machine B may be provided. The details of the tatami stitching apparatus will be described below with reference to FIGS. 5 is a detailed plan view, FIG. 6 is a front view, and FIG. 7 is a left side view. FIG. 8 is a plan view when one of the flat stab sewing machines A is adjusted in the tatami mat width direction (trapping).
[0015]
In this example, a flat stitch sewing machine A is provided on the upper front 2 of the tatami sewing table 1 and a reverse sewing machine B is provided on the lower front 3. Each sewing machine has a driving means so as to be driven individually, and when one sewing machine is sewn, the other sewing machine can be freely stopped or driven. It is also possible to travel on the traveling rails 5 and 6 for an arbitrary distance. These instructions can be arbitrarily set by the control panel 7 provided on the upper frame 9 of the tatami sewing table 1. The tatami sewing table 1 is also provided with a tatami turntable 10 on which the tatami can be rotated in a horizontal plane.
[0016]
Further, a scissoring device 8 is provided on the flat stab sewing machine A side. As a result, it is possible to obtain an accurate tatami mat without any tatami width setting and dimensional difference (癖) due to the sewing machine. The scissoring device 8 screwes a female thread bracket 12 fixed to a flat stitch sewing machine A into a male thread rod 11 provided in the width direction of the tatami sewing table 1 so that the flat stitch sewing machine A is connected to the width of the tatami sewing table 1. It is a structure that is provided so as to be movable on the scraping rail 13 provided in the direction. By rotating the male screw rod 11 connected to the motor 14 provided on the tatami sewing table 1, tatami mats with high accuracy can be obtained without any dimensional difference due to the sewing machine having the tatami width.
[0017]
Examples of the sewing process of the edge cloth by such an apparatus will be further described with reference to FIGS. As shown in FIG. 9, after the edge cloth 16 is supplied to the upper front 22 side of the tatami 15 placed at a predetermined position on the tatami sewing table 1 (according to the upper front ruler), it is pressed by the tatami presser 4 and then stabbed. The sewing machine A is run (from the left to the right in the drawing) and the top and front are stabbed. Thereafter, as shown in FIG. 10, the tatami turntable 10 is rotated to rotate the tatami 15 within a horizontal plane. As shown in Fig. 11, the lower front 23 of the tatami 15 is flat-stitched with the sewing machine A for flat stab, and the other side (upper front 22) that has been previously stabbed without rotating the tatami without being rotated. Reverse stitching is performed with the sewing machine B for reverse stitching.
[0018]
Such a series of operations can be performed by a control device provided in the control panel 7 (and each sewing machine). The remaining one (bottom 23) can be reverse stitched with this device, and if necessary, all edge fabrics can be sewn by using a reverse stitching device and, if necessary, a tacking device. it can. When both the flat stitch machine and the reverse stitching machine are provided on one side or on the diagonal line as in the conventional device, the tatami mat is rotated while the lower front 23 is flat-stabbed. However, the other side (upper front 22) that was previously stabbed in the same state could not be reverse-stitched, but this is because the two sewing machines facing each other are controlled individually by the apparatus of the present invention. Is possible. Therefore, the operation of rotating the tatami was omitted once, and when the sewing was finished, the tatami mat was returned to the original position and discharged immediately, so that the efficiency was greatly improved compared to the conventional case.
[0019]
【The invention's effect】
Since the apparatus of the present invention is structured as described above, the efficiency of the sewing process for the edge fabric is greatly improved. In addition, it has become possible to sew rim fabric with high accuracy without any dimensional difference due to the tatami width sewing machine. Furthermore, tatami mats can be automatically sewn according to the variety of tatami mats, such as by cutting them into squares so that the corners of the tatami mats follow pillars, or deformed tatami mats with different widths.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic plan view showing an embodiment of a tatami-stitching device according to the present invention.
FIG. 2 is a schematic plan view showing an embodiment of the tatami-stitching device of the present invention.
FIG. 3 is a schematic plan view showing an embodiment of the tatami-stitching device of the present invention.
FIG. 4 is a schematic plan view showing an embodiment of the tatami-stitching device of the present invention.
FIG. 5 is a detailed plan view of the tatami-stitching device of the present invention.
FIG. 6 is a detailed front view of the tatami-stitching device of the present invention.
FIG. 7 is a detailed left side view of the tatami-stitching device of the present invention.
FIG. 8 is a plan view when one flat stab sewing machine is adjusted in the tatami mat width direction.
FIG. 9 is a schematic plan view showing an example of a sewing process for an edge fabric.
FIG. 10 is a schematic plan view showing an example of an edge cloth sewing process.
FIG. 11 is a schematic plan view showing an example of an edge cloth sewing process.
[Explanation of symbols]
A sewing machine for flat stitching B sewing machine for reverse stitching 1 tatami sewing table 2 upper and front of tatami sewing table 3 lower and front of tatami sewing table 4 tatami presser 5 traveling rail 6 traveling rail 7 control panel 8 scooping device 9 upper frame
10 tatami turntable
11 Male thread rod
12 Female thread bracket
13 Scissor rail
14 Motor
15 tatami mats
16 Linen
22 In front of tatami
23 Under the tatami mat

Claims

畳縫着台の上前と下前の両側に設けられた複数のミシンと、該ミシンを個々別々に駆動させる駆動手段とを備えた畳縫着装置において、上前側又は下前側いずれか一方に平刺し用ミシン、もう一方の側に返縫い用ミシンをそれぞれ設け、畳の上前又は下前を平刺しした後、水平面内で回転させて畳の残る下前又は上前を平刺ししながらそのままの状態で平刺しした他側を返縫いする制御装置を設けたことを特徴とする畳縫着装置。In a tatami sewing apparatus comprising a plurality of sewing machines provided on both upper and lower front sides of a tatami sewing table and driving means for individually driving the sewing machines, either on the upper front side or the lower front side Install a sewing machine for flat stab and a sewing machine for reverse stitching on the other side. After piercing the front or lower front of the tatami mat, rotate it in a horizontal plane and stab the lower front or upper front of the tatami mat. A tatami stitching device , characterized in that a control device is provided for reverse- stitching the other side that has been flat-stabbed as it is .